JPS6329364B2 - - Google Patents

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JPS6329364B2
JPS6329364B2 JP59169302A JP16930284A JPS6329364B2 JP S6329364 B2 JPS6329364 B2 JP S6329364B2 JP 59169302 A JP59169302 A JP 59169302A JP 16930284 A JP16930284 A JP 16930284A JP S6329364 B2 JPS6329364 B2 JP S6329364B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bushing
terminal plate
plate portion
head
external cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59169302A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6063825A (ja
Inventor
Takayuki Yamazaki
Koichi Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP16930284A priority Critical patent/JPS6063825A/ja
Publication of JPS6063825A publication Critical patent/JPS6063825A/ja
Publication of JPS6329364B2 publication Critical patent/JPS6329364B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は変圧器等のブツシングにおける頭部の
導体接続部を囲む絶縁装置の改良に関するもので
ある。
従来のこの種絶縁装置の簡単なものとしては第
5図および第6図に示すようにブツシングの頭部
金具2とケーブル3との接続部を絶縁筒8で囲ん
だだけのものがあるが、これでは絶縁筒8の上端
開口より塵あいや雨水が入り易く、しかも絶縁筒
8の下端がブツシングのがい管1の表面に当接し
ているため、絶縁筒8内に入つた塵あいが排出さ
れずにたまり、これが雨水を吸収した多湿となつ
て、導体接続部の絶縁を低下させる。
またねずみ等の小動物のいたずらにより絶縁筒
8が簡単に導体接続部から外されるおそれがあ
る。
なお、他に関連するものとして実開昭53−
24438号等に挙げられるが、これには端子部分の
良好な排水、確実な固定と絶縁距離の確保、ブツ
シングの冷却、および外部リード線接続時の作業
性改善に関しては何ら配慮されていない。
本発明はこのような欠点のない構造簡単で取付
容易な絶縁装置を提供るものである。
以下本発明の一実施例を図面について説明す
る。
図において1はブツシングのがい管、2はがい
管1の上端に設けられた頭部金具で、これはがい
管1の上端面にあてがわれた基板部2aと、この
基板部とT字状に一体に設けられた端子板部2b
とよりなつており、外部ケーブル3の端部を、例
えばこの端部にパイプターミナル等の端子金具を
取付けて、この端子金具と頭部金具の端子板部2
bとの穴を通したボルトをナツト締めして接続す
るようになつている。
4はがい管上端の外部ケーブル接続部を覆う合
成樹脂等の可撓性のある材料よりなる絶縁カバー
で、これは横方向に細長い帽状に形成されて、そ
の頂壁部に外部ケーブル3の外径よりも幾分大径
の外部ケーブル挿通穴5を有し、対向間隔の短い
方の両側壁部の間隔L1が頭部金具の端子板部2
bの巾L2よりも幾分小さくて、この両側壁の中
間部間に自身の弾性力に抗して頭部金具の端子板
部2bを巾方向に挾圧し、かつ対向間隔の長い方
の両側壁部の下端と頭部金具の基板部2aの周縁
との間に第1の間隙としての間隙g1が形成された
上半部4aと、この上半部の下端部より略つば状
に周囲に円形に延びたのち下方に折曲つて、頭部
金具の基板部2aにかぶさり、その下端とがい管
1の表面との間に第2の間隙としてのg2を有する
下半部4bとよりなつている。
なお上半部4aの頂壁部のケーブル挿通穴5は
第4図に詳細に示すごとく長円形に形成された頂
壁部の中心より離間して設けられ、具体的には長
円形の長径上で中心より離間した位置に設けら
れ、さらに長円形の周縁部に向う方向に延びる長
円穴を形成し得るよう頂壁部の裏面に切込み6を
入れて、必要に応じ長円穴に打抜形成できるよう
になつている。
7は上半部4aの頭部金具の端子板部2bを挾
圧する両側壁部の外面両側に設けた補強用のリブ
を示す。
本実施例は上記のごとく構成してあり、絶縁カ
バー4の取付けにあたつては、ケーブル挿通穴5
にあらかじめ外部ケーブル3を挿通しておいて、
このケーブルを頭部金具2に接続したのち、絶縁
カバー4を頭部金具2にかぶせるだけでよいので
取付けが簡単である。絶縁カバー4は下半部4b
の略つば状に形成された部分が基板部2aの上面
に当接した状態で取付けられるので取付作業時あ
るいは取付後に上方からの外力が加わつても脱落
しにくく、上方から加えられた力を面で受けるこ
とができ、絶縁カバー4の破損を防止できるとと
もに、端子板部2bの頂部とケーブル挿通穴5と
の距離を一定に保つことができ、充電部である端
子板部2bとの絶縁距離を一定に保つことができ
て優れた安全性を得ることができる。
また、第1図に示されるようなブツシングに接
続される外部ケーブルは数十mmの径を有し、1例
として500KVAの変圧器では外部ケーブルは20mm
の外径のものが用いられる。このような変圧器の
ブツシングに外部ケーブルを接続する際に、据付
けられた変圧器のブツシング位置と上方から引き
おろされた外部ケーブルの位置との間にずれを生
じることが往往にしてある。本実施例ではケーブ
ル挿通穴5が頂壁部の中心から離間して設けら
れ、しかも、頂壁部の周縁に向う方向に延びる長
円穴に打抜形成できるように設けられているの
で、位置ずれがあつても絶縁カバー4をブツシン
グに取付け可能で外部ケーブルとブツシングとの
位置ずれに容易に対応でき、現地での取合いが楽
になつて据付時の作業性を向上させることができ
る。取付後においては上半部4aの対向間隔の短
い方の両側壁の中間部間に絶縁カバー4の弾性力
に抗して頭部金具の端子板部2bの巾方向に挾圧
しているので、取付けが外力によつて簡単に外さ
れるようなことがない。
また絶縁カバー4は上部がケーブル挿通穴5以
外は開放されていないので、塵あいや雨水が入り
難く、ケーブル挿通穴5のケーブル3との隙間か
ら塵あいや雨水が侵入しても、ケーブル挿通穴5
の位置が頂壁部の中心、すなわち端子板部2bの
位置から離間しているのでこれらが端子板部2b
に付着する量を少くすることができ、端子板部2
bの腐蝕を防止することができる。さらに、多量
の塵あいや雨水がケーブル挿通穴5から侵入して
も絶縁カバー4と頭部金具2およびがい管1との
間に形成された間隙g1,g2から速かに排出され絶
縁カバー4内に溜まることがないので、絶縁低下
による地絡事故等を生ずることがない。
また絶縁カバー4の上半部4aは下半部4bの
径と等しい長径および端子板部2bの幅とほぼ等
しい短径とを有する長円形断面の細長い帽状に形
成されているので、絶縁カバー4を端子板2bを
挾圧してブツシングに固定できるだけでなく、端
子板部2bと上半部4aとの間に空間が形成さ
れ、これにより間隙g2から間隙g1を介してケーブ
ル挿通穴5へ至る空気流路を形成でき、頭部金具
2の冷却を効果的に行うことができる。冷却効果
を上げるにはケーブル挿通穴5を長円穴に打抜形
成して空気流量を増大させればよい。このように
空気流路を形成することにより、通電による発熱
時にはケーブル挿通穴5には上昇気流が生じるの
でケーブル挿通穴5から微細な塵あいが絶縁ケー
ス4内に入るのを防止することができる。
本発明によれば、絶縁カバーを確実に固定でき
るとともに端子板部とケーブル挿通穴との距離を
一定に保つことができて安全性に優れ、しかも絶
縁カバー内への塵あいや雨水の侵入による端子板
部の腐蝕を有効に防止できるとともにブツシング
の冷却効果が良好で信頼性に優れ、さらに電線と
ブツシングとの位置ずれに容易に対応でき据付時
の作業性に優れたブツシングの頭部絶縁装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の絶縁装置を示す一部切断側面
図、第2図は上面図、第3図は絶縁カバーを取外
して示す外観斜視図、第4図は絶縁カバー頂部の
ケーブル挿通穴部分の拡大図で、イは切断側面
図、ロは上面図、第5図および第6図は第1図お
よび第2図に対応する従来のものを示す図面であ
る。 1:がい管、2:頭部金具、2a:基板部、2
b:端子板部、3:外部ケーブル、4:絶縁カバ
ー、4a:上半部、4b:下半部、5:ケーブル
挿通穴、6:切込み、7:補強リブ、g1:第1の
間隙、g2:第2の間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 がい管の上端面にあてがわれる基板部および
    該基板部とT字状に一体に形成されて外部ケーブ
    ルが接続される端子板部とよりなる頭部金具を備
    えたブツシングの前記端子板部に係合するよう帽
    状に形成された可撓性のある絶縁カバーより成る
    ブツシングの頭部絶縁装置において、前記絶縁カ
    バーは前記端子板部を包囲し、かつ挾圧するよう
    構成された上半部と、該上半部の下方に連らなり
    略つば状に形成された下半部とを備え、前記上半
    部は前記下半部の径とほぼ等しい長径と前記端子
    板部の巾とほぼ等しい短径とを有する長円形断面
    の細長い帽状に形成され、その頂壁部の前記長円
    の中心から離間した位置に前記外部ケーブル径よ
    りも幾分大径の外部ケーブル挿通穴を有し、対向
    間隔の短い方の両側壁の中間部の間に前記端子板
    部を巾方向に挾圧し、対向間隔の長い方の両側壁
    のそれぞれの下端部と前記基板部の周縁との間に
    形成された第1の間隙とを備えて構成され、前記
    下半部は前記上半部の下端部より周囲に延びたの
    ち下方に折曲つて前記基板部にかぶさり、その下
    端部と前記がい管との間に第2の間隙を形成した
    ことを特徴とするブツシングの頭部絶縁装置。 2 前記外部ケーブル挿通穴は長円穴に打抜き形
    成できるよう切込部を有し、該切込部は前記頂壁
    部の周縁部に向う方向に延びるよう設けられたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のブツ
    シング頭部絶縁装置。
JP16930284A 1984-08-15 1984-08-15 ブツシングの頭部絶縁装置 Granted JPS6063825A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16930284A JPS6063825A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 ブツシングの頭部絶縁装置

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JP16930284A JPS6063825A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 ブツシングの頭部絶縁装置

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Publication Number Publication Date
JPS6063825A JPS6063825A (ja) 1985-04-12
JPS6329364B2 true JPS6329364B2 (ja) 1988-06-13

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ID=15884006

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JP16930284A Granted JPS6063825A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 ブツシングの頭部絶縁装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526833B2 (ja) * 1988-06-17 1996-08-21 株式会社ニコン 遮光羽根用板材
JPH10312000A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Copal Co Ltd 遮光羽根
CN103915251B (zh) * 2014-03-12 2017-02-01 铜陵市天元新能源科技有限公司 用废电工聚丙烯薄膜生产的电容器绝缘罩

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5324438B2 (ja) * 1972-09-27 1978-07-20

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JPS5324438U (ja) * 1976-08-09 1978-03-01

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JPS5324438B2 (ja) * 1972-09-27 1978-07-20

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