JPH0226183Y2 - - Google Patents

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JPH0226183Y2
JPH0226183Y2 JP8350084U JP8350084U JPH0226183Y2 JP H0226183 Y2 JPH0226183 Y2 JP H0226183Y2 JP 8350084 U JP8350084 U JP 8350084U JP 8350084 U JP8350084 U JP 8350084U JP H0226183 Y2 JPH0226183 Y2 JP H0226183Y2
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JP
Japan
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cable
optical fiber
tension member
power
hole
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JP8350084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の背景と目的〕 本考案は、電力・光複合型ケーブルの引込端末
部の構造に関するものである。
従来の電力ケーブルと光フアイバケーブルとを
一諸にした電力・光複合型ケーブル(以下、複合
ケーブルと称す)の引込端末部は第1図に示すよ
うに、プーリングアイ本体6を連結した分岐部7
には、電力ケーブル1の金属導体3が固定されて
おり、又、光フアイバケーブル2は分岐部1に設
けた金属スリーブ9を通つてプーリングアイ本体
6の内側空隙5まで達しており、光フアイバケー
ブル2は金属スリーブ9中に接着剤8bにより防
水処理された光フアイバケーブル2の端末から光
フアイバ素線が引き出されている(実開昭59−
34437号公報)。
しかし、このような引込端末部では、複合ケー
ブル10の布設時に光フアイバケーブル2にも張
力がかかるため、光フアイバ素線4の断線を引き
起こしたり、あるいは布設後も光フアイバ素線に
歪が残つており、伝送損失の増加や、寿命にも影
響を及ぼすという問題があつた。
本考案の目的は、上記従来技術の問題に鑑み、
複合ケーブル布設時に光フアイバケーブルに張力
を及ぼすことのない複合ケーブルの引込端末部を
提供することにある。
〔考案の概要〕 本考案の電力・光複合型ケーブルの引込端末部
は、プーリングアイの分岐板に電力ケーブルが固
定され、かつ、光フアイバケーブルのテンシヨン
メンバーが分岐板を貫通しており、そのテンシヨ
ンメンバーの先端にストツパーが取り付けられて
いることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図は本考案の一実施例を示す説明図であ
る。プーリングアイ16は、内側にネジを切つて
あるプーリングアイ本体6と、外周にネジを切つ
てありプーリングアイ本体6とネジ係合される分
岐板17より成る。
この分岐板17に電力ケーブル1の金属導体3
を圧着保持した金属端子20がボルト21によつ
て固定されている。
更に、分岐板17には、第4図に示すようなス
ペーサ15を有するスペーサ型の光フアイバケー
ブル2から引き出されたテンシヨンメンバ14が
貫通する穴19が設けられており、プーリングア
イ本体6の内側に空隙5まで達したテンシヨンメ
ンバー14の先端には穴19の径よりも大きいス
トツパー22が取り付けられている。このストツ
パー22は、ケーブル布設時に光フアイバケーブ
ル2が垂れ下がり切断等を起こさないようにする
ために取り付けられるものである。
第2図においては、電力ケーブル1が1本およ
び光フアイバケーブル1本しか示されていない
が、これは説明上簡略化したものであり、実際に
は第3図に示すような複合ケーブル10である。
そして、それぞれのケーブルを取り付けた分岐板
17は第2図における左側面図である第5図のよ
うになつている。
テンシヨンメンバー14を引き出した光フアイ
バケーブル2の端末部および電力ケーブル1の端
末部は接着剤18bおよび18aでそれぞれ防水
処理されている。
このように、3本の電力ケーブル1は分岐板1
7に固定されているが、光フアイバケーブル2は
テンシヨンメンバーが貫通しているだけで固定は
されておらず、ケーブル布設時には電力ケーブル
1のみに張力がかかり、光フアイバケーブル2に
は張力が全くかからないものである。加えて、テ
ンシヨンメンバー14にストツパー22が取り付
けられており、光フアイバケーブルの垂れ下がり
等がなく、よつて、光フアイバ素線9の断線等の
事故が起こる心配が全くないものである。
〔考案の効果〕
以上に詳しく説明した通り、本考案によれば次
のような顕著な効果を奏するものである。
(1) 分岐板に光フアイバケーブルが固定されてい
ないため、ケーブル布設時に光フアイバケーブ
ルに張力がかからない。
(2) ケーブル布設時に光フアイバケーブルに張力
がかからないため、光フアイバ素線の断線ある
いは伝送損失の増加がなく、ケーブルの寿命が
延びる。
(3) テンシヨンメンバーの先端のストツパーによ
り、テンシヨンメンバーが分岐板の穴から抜け
おちて光フアイバケーブルが垂れ下がることが
なく、よつてケーブル布設時に光フアイバケー
ブルが垂れ下がることによつて物体と接触して
断線することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す説明図、第2図は本考案
の一実施例を示す説明図、第3図は複合ケーブル
を示す説明図、第4図はスペーサ型の光フアイバ
ケーブルの断面を示す説明図、第5図は第2図に
おける分岐板の左側面図を示す説明図である。 1:電力ケーブル、2:光フアイバケーブル、
3:金属導体、4:光フアイバ素線、5:空隙、
6:プーリングアイ本体、7:分岐部、8,1
8:接着剤、9:金属スリーブ、10:複合ケー
ブル、14:テンシヨンメンバー、15:スペー
サ、16:プーリングアイ、17:分岐板、1
9:穴、20:金属端子、21:ボルト、22:
ストツパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケーブルを引き込むためのプーリングアイは
    プーリングアイ本体と該プーリングアイ本体の
    内側にネジ係合された分岐板より成り、該分岐
    板には電力ケーブルの金属導体を圧着保持した
    金属端子がボルトにより固定されており、か
    つ、前記分岐板には光フアイバケーブルのテン
    シヨンメンバーを貫通させる穴が設けられてお
    り、この穴を通つて前記プーリングアイ本体の
    内側空隙まで達した前記テンシヨンメンバーの
    先端には前記穴の径よりも大きいストツパが取
    り付けられていることを特徴とする電力・光複
    合型ケーブルの引込端末部。 (2) 前記光フアイバケーブルが光フアイバを螺旋
    状に保持するスペーサの中心に前記テンシヨン
    メンバーを設けているスペーサ型の光フアイバ
    ケーブルであることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の電力・光複合型ケーブ
    ルの引込端末部。
JP8350084U 1984-06-05 1984-06-05 電力・光複合型ケ−ブルの引込端末部 Granted JPS61424U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8350084U JPS61424U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 電力・光複合型ケ−ブルの引込端末部

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8350084U JPS61424U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 電力・光複合型ケ−ブルの引込端末部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61424U JPS61424U (ja) 1986-01-06
JPH0226183Y2 true JPH0226183Y2 (ja) 1990-07-17

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ID=30632185

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JP8350084U Granted JPS61424U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 電力・光複合型ケ−ブルの引込端末部

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JPS61424U (ja) 1986-01-06

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