JPH039699B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039699B2 JPH039699B2 JP58030763A JP3076383A JPH039699B2 JP H039699 B2 JPH039699 B2 JP H039699B2 JP 58030763 A JP58030763 A JP 58030763A JP 3076383 A JP3076383 A JP 3076383A JP H039699 B2 JPH039699 B2 JP H039699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- suspension
- damper
- overhead
- electric wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 33
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 101100033674 Mus musculus Ren2 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は架空電線懸垂部の改良に関するもので
ある。
ある。
従来の架空電線の懸垂部は、第１図に示すよう
に鉄塔アーム２０に碍子連２１を介して吊架した
懸垂クランプ２２で架空電線Ｃを支持し、該架空
電線Ｃにダンパ線Ｗを添設して風圧等による架空
電線Ｃの振動を防止していたが、全てのダンパ線
Ｗは架空電線Ｃに対して下方に吊下げ状で取付け
られているために、ダンパ線Ｗの全重量と振動荷
重が架空電線Ｃの支持端に作用し、架空電線Ｃが
疲労するばかりでなく、第１図に示すような多導
体方式の懸垂部においては懸垂クランプ２２，２
２相互の間隔が狭いためにダンパ線Ｗが、風圧、
振動により懸垂クランプ２２に接触しダンパ線Ｗ
及び懸垂クランプ２２が損傷する等の欠点があつ
た。
に鉄塔アーム２０に碍子連２１を介して吊架した
懸垂クランプ２２で架空電線Ｃを支持し、該架空
電線Ｃにダンパ線Ｗを添設して風圧等による架空
電線Ｃの振動を防止していたが、全てのダンパ線
Ｗは架空電線Ｃに対して下方に吊下げ状で取付け
られているために、ダンパ線Ｗの全重量と振動荷
重が架空電線Ｃの支持端に作用し、架空電線Ｃが
疲労するばかりでなく、第１図に示すような多導
体方式の懸垂部においては懸垂クランプ２２，２
２相互の間隔が狭いためにダンパ線Ｗが、風圧、
振動により懸垂クランプ２２に接触しダンパ線Ｗ
及び懸垂クランプ２２が損傷する等の欠点があつ
た。
本発明は上記欠点を解消する目的でなされたも
ので、以下これを図示した一実施例について説明
するに、第２図乃至第４図において１は鉄塔アー
ム、２は碍子連、３は吊金具１０により碍子連２
を介して鉄塔アーム１に吊架された懸垂クランプ
本体、４は中央突出部５にボルト挿通孔６を穿設
し、両袖部７，７を懸垂クランプ本体３に螺子止
めしてなる架空電線把持金具を示す。懸垂クラン
プ本体３の底壁及び架空電線把持金具４の底面に
は電線把持溝８，８が形成されている。９は架空
電線把持金具４に取付けられたダンパ線接続金具
で、懸垂部における架空電線Ｃを懸垂クランプ本
体３と架空電線把持金具４の電線把持溝８，８で
支持し、一端を架空電線Ｃに取付けた最内端部の
ダンパ線Ｗを懸垂クランプの上方に沿わせつつ上
方に湾曲しその他端を第３図に示すように架空電
線把持金具４に取付けたダンパ線接続金具９に加
締固定する。また上記実施例では最内端部のダン
パ線Ｗを２つに分割した例を示したが、このダン
パ線は分割せずその一部、例えば中間を第４図に
示すように架空電線把持金具４とダンパ線接続金
具９とで把持固定して架空電線の懸垂部を構成し
てもよい。これらの場合には、当該ダンパ線Ｗり
取付けた電線用クランプは電線Ｃを上方から把持
する。尚、上記実施例では複数本のダンパ線をク
ロス状にして電線に取付けた例を示したが、ダン
パ線は一本とし所謂ベートダンパとしてもよい。
この場合にはダンパ線の中間懸垂部部分を懸垂ク
ランプ上方に沿わせるようにすればよい。
ので、以下これを図示した一実施例について説明
するに、第２図乃至第４図において１は鉄塔アー
ム、２は碍子連、３は吊金具１０により碍子連２
を介して鉄塔アーム１に吊架された懸垂クランプ
本体、４は中央突出部５にボルト挿通孔６を穿設
し、両袖部７，７を懸垂クランプ本体３に螺子止
めしてなる架空電線把持金具を示す。懸垂クラン
プ本体３の底壁及び架空電線把持金具４の底面に
は電線把持溝８，８が形成されている。９は架空
電線把持金具４に取付けられたダンパ線接続金具
で、懸垂部における架空電線Ｃを懸垂クランプ本
体３と架空電線把持金具４の電線把持溝８，８で
支持し、一端を架空電線Ｃに取付けた最内端部の
ダンパ線Ｗを懸垂クランプの上方に沿わせつつ上
方に湾曲しその他端を第３図に示すように架空電
線把持金具４に取付けたダンパ線接続金具９に加
締固定する。また上記実施例では最内端部のダン
パ線Ｗを２つに分割した例を示したが、このダン
パ線は分割せずその一部、例えば中間を第４図に
示すように架空電線把持金具４とダンパ線接続金
具９とで把持固定して架空電線の懸垂部を構成し
てもよい。これらの場合には、当該ダンパ線Ｗり
取付けた電線用クランプは電線Ｃを上方から把持
する。尚、上記実施例では複数本のダンパ線をク
ロス状にして電線に取付けた例を示したが、ダン
パ線は一本とし所謂ベートダンパとしてもよい。
この場合にはダンパ線の中間懸垂部部分を懸垂ク
ランプ上方に沿わせるようにすればよい。
本発明は上述のようになり、鉄塔アーム１に碍
子連２を介して吊架して懸垂クランプ本体３と架
空電線把持金具４で架空電線Ｃを支持し、一端を
架空電線Ｃに取付けたダンパ線Ｗを懸垂クランプ
に沿わせて上方に湾曲させその一部を、懸垂クラ
ンプ本体３に固定した架空電線把持金具４上に接
続金具９を介して固定し架空電線の懸垂部を構成
したことにより、架空電線Ｃの懸垂支持部に作用
するダンパ線Ｗの振動荷重を軽減することができ
るばかりでなく、上下懸垂クランプ相互の間隔を
大きくとれない（40cm〜70cm）多導体方式の懸垂
部いおいてもダンパ線Ｗが懸垂クランプに接触す
る恐はなくダンパ線及び懸垂クランプの損傷を有
効に防止し得るなどの優れた利点がある。
子連２を介して吊架して懸垂クランプ本体３と架
空電線把持金具４で架空電線Ｃを支持し、一端を
架空電線Ｃに取付けたダンパ線Ｗを懸垂クランプ
に沿わせて上方に湾曲させその一部を、懸垂クラ
ンプ本体３に固定した架空電線把持金具４上に接
続金具９を介して固定し架空電線の懸垂部を構成
したことにより、架空電線Ｃの懸垂支持部に作用
するダンパ線Ｗの振動荷重を軽減することができ
るばかりでなく、上下懸垂クランプ相互の間隔を
大きくとれない（40cm〜70cm）多導体方式の懸垂
部いおいてもダンパ線Ｗが懸垂クランプに接触す
る恐はなくダンパ線及び懸垂クランプの損傷を有
効に防止し得るなどの優れた利点がある。
第１図は従来の架空電線の懸垂部を示す説明
図、第２図は本発明の一実施例を示す説明図、第
３図及び第４図は懸垂クランプの拡大説明図であ
る。 １：鉄塔アーム、２：碍子連、３：懸垂クラン
プ本体、４：架空電線把持金具、９：ダンパ線接
続金具、Ｃ：架空電線、Ｗ：ダンパ線。
図、第２図は本発明の一実施例を示す説明図、第
３図及び第４図は懸垂クランプの拡大説明図であ
る。 １：鉄塔アーム、２：碍子連、３：懸垂クラン
プ本体、４：架空電線把持金具、９：ダンパ線接
続金具、Ｃ：架空電線、Ｗ：ダンパ線。
Claims (1)
- １ 碍子連を介し鉄塔アームに吊架した懸垂クラ
ンプに、ダンパ線を添設した架空電線を懸垂支持
してなる架空電線の懸垂部において、架空電線に
取付けたダンパ線を上方に湾曲させその一部を、
接続金具を介し懸垂クランプ本体の上方部に固定
してなることを特徴とする架空電線の懸垂部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58030763A JPS59159613A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 架空電線の懸垂部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58030763A JPS59159613A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 架空電線の懸垂部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59159613A JPS59159613A (ja) | 1984-09-10 |
| JPH039699B2 true JPH039699B2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=12312716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58030763A Granted JPS59159613A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 架空電線の懸垂部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59159613A (ja) |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP58030763A patent/JPS59159613A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59159613A (ja) | 1984-09-10 |
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