JPH03139116A - 複合架空地線の吊架部 - Google Patents

複合架空地線の吊架部

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JPH03139116A
JPH03139116A JP1276627A JP27662789A JPH03139116A JP H03139116 A JPH03139116 A JP H03139116A JP 1276627 A JP1276627 A JP 1276627A JP 27662789 A JP27662789 A JP 27662789A JP H03139116 A JPH03139116 A JP H03139116A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire
jumper
ground wire
overhead ground
composite overhead
Prior art date
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Pending
Application number
JP1276627A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kobayashi
木林 幸男
Yukio Fukuda
福田 行雄
Tsugio Shinoda
篠田 継男
Yasuhiro Ishii
石井 徳博
Shigeru Toyama
遠山 繁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurobegawa Denryoku KK
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
Kurobegawa Denryoku KK
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co, Kurobegawa Denryoku KK filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP1276627A priority Critical patent/JPH03139116A/ja
Publication of JPH03139116A publication Critical patent/JPH03139116A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/48Overhead installation
    • G02B6/483Installation of aerial type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光フアイバケーブルを内蔵した複合架空地線
を鉄塔上に固定する複合架空地線の吊架部に関する。
(従来の技術) 光フアイバケーブルを内蔵した複合架空地線(OPGW
)は、送電線と共に並設され、雪害防止と変電所間の情
報伝送等に使用されている。この架空地線を鉄塔上に固
定する際、切断することなく、鉄塔を迂回するように連
続的に吊架する方法がある。
第6図に、従来のこの種の複合架空地線の吊架部正面図
を示す。
図において、鉄塔1上には、固定板2及びリンク3を介
して一対の引留クランプ4が固定されている。この引留
クランプ4は、鉄塔1の両側に架設された複合架空地線
10の中間部をそれぞれ把持している。この複合架空地
線10は、この鉄塔1上では切断されず、引通しジャン
パ部10aを介して鉄塔1を迂回するように湾曲して吊
架される。
ここで、複合架空地線10の接地と、引通しジャンパ部
10aの揺れを防止するために、引通しジャンパ部10
aの中央近傍が、ジャンパクランプ7により鉄塔1上で
把持固定されている。
ジャンパクランプ7は、導電性の金属から構成され、複
合架空地線10の引通しジャンパ部10aを鉄塔1に電
気的に接続する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような複合架空地線の吊架部において、
送電線路に直角な方向から強風が吹いた場合、第7図に
示すように、複合架空地線10は矢印■の方向に大きく
横揺れする。この場合、第6図に示した引留クランプ4
も複合架空地線10と共に横揺れする。
第8図は、鉄塔lのジャンパクランプ7を上方から見た
図で、第7図に示したような複合架空地線10の横揺れ
が生じると、引留クランプ4が矢印■の方向に揺動し、
ジャンパクランプ7が固定点となり、ジャンパクランプ
7の近傍の複合架空地線10に繰返し曲げ応力が集中す
る。複合架空地線10は、その中心にアルミニウムパイ
プを内蔵し、その中に光フアイバケーブルを収容してい
る。従って、大きな曲げ応力が繰返し加わると、先ず、
アルミニウムバイブが疲労し、破断が発生する恐れがあ
る。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、複合架空
地線の引通しジャンパ部に対する曲げ応力の集中を防止
した複合架空地線の吊架部を提供することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の複合架空地線の吊架部は、鉄塔上で複合架空地
線を吊架する一対の引留クランプと、これらの引留クラ
ンプ間にあって、前記鉄塔を迂回するように湾曲した前
記複合架空地線の引通しジャンパ部に平行に配設される
導電性の添線と、この添線の両端近傍と上記引通しジャ
ンパ部とを一体に固定する導電性の共締め金具と、前記
鉄塔に対し前記添線の中央近傍を固定しかつ両者を電気
的に接続するジャンパクランプとを備えたことを特徴と
するものである。
(作用) 以上の吊架部は、複合架空地線を、共締め金具と導電性
の添線とジャンパクランプとを介して鉄塔に固定し、か
つ、複合架空地線と鉄塔との間の電気接続を行なう。導
電性の添線は、複合架空地線の横揺れが生じた場合に、
その引通しジャンパ部に加わる応力を分散させ、固定点
を作らないよう作用する。
(実施例) 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の複合架空地線の吊架部実施例を示す
正面図である。
図において、鉄塔1の上部には固定板2が固定され、こ
の固定板2に対しリンク3を介して引留クランプ4が接
続されている。この引留クランプ4は、鉄塔1の両側に
架設された複合架空地線10を把持している。
ここまでの構造は、既に第6図で説明した従来の吊架部
と変わるところはない。
一方、複合架空地線1oの上記一対の引留クランプ4の
間にある引通しジャンパ部10aは、鉄塔1を迂回する
ように湾曲している。そして、この引通しジャンパ部1
0aと平行に、アルミニウム撚り線等からなる導電性の
添線11が配設され、この添線11の中央近傍は、鉄塔
1上にジャンパクランプ7を用いて把持固定されている
。また、添線11の両端近傍は、引通しジャンパ部10
aと導電性の共締め金具12により一体に固定されてい
る。
第2図(a)に、第1図の吊架部に使用した引留クラン
プ4の正面図を示す。この引留クランプ4自体は、従来
使用されているものと構造的に変わるところはない。
第2図において、引留クランプ4の本体41には、鉄塔
側に、第1図に示したリンク3を連結するための連結穴
42が設けられている。また、本体41の上面には、3
個の把持金具43が取付けられている。この把持金具4
3は、同図(b)に示すように、本体41に対し、軸4
4を介して矢印■方向に開閉されるよう構成されている
。この把持金具43と本体41の対向面には、溝45が
形成され、ここに複合架空地線10が把持される構成と
なっている。
尚、複合架空地線10を把持固定するために、把持金具
43の先端は、本体41に対しロックナツト46及びポ
ルト47によって締付は固定されるよう構成されている
第3図に、ジャンパクランプの正面図を示す。
ジャンパクランプ7は、上下一対に分かれた押え板71
から成り、この押え板71の間に添線11を挟み込み、
ロックナツト72により締付は固定するよう構成されて
いる。このジャンパクランプの構成自体は、従来の架空
地線の引通しジャンパ部を固定したものと変わるところ
はない。
第4図に、共締め金具の実施例を示す。同図(a)はそ
の正面図、同図(b)はその左側面図である。
図のように、共締め金具12は、台形状の板を2枚重ね
た構成とされており、その重ね合わせ面に横溝122a
及び122bが形成されている。そして、ボルト121
を締付けることにより、横溝122aに複合架空地線の
引通しジャンパ部10aを挟み込み、横溝122bに添
線11を挟み込んで、両者を一体に固定する構成とされ
ている。
ここで、第1図に示した吊架部の構成の更に詳細な説明
を行なう。
第1図において、引留クランプ4の引通しジャンパ部1
0aを把持する端の部分な把持点■とし、この点■とジ
ャンパクランプ7の中心点■との間の長さをLとおく。
また、共締め金具12の中心点■と点■の間をL+、点
■と点■の間をL2とおく。更に、引通しジャンパ部1
0aの最も膨らんだ部分を最大湾曲点■とし、この最大
湾曲点■とジャンパクランプ7の中心点■との間の長さ
を℃とおく。
このとき、β/上を0.30以下の値に選定し、かつ、
引通しジャンパ部10aの湾曲を許容曲げ半径以上に選
定する。
このように選定するのは、引通しジャンパ部10aの曲
げ方向が変わる変曲点■が固定点とならないようにする
ためである。即ち、引通しジャンパ部10aの曲げ半径
があまり大きくなると、変曲点■が固定点となり、そこ
に複合架空地線10の横揺れによる曲げ応力が集中して
しまうからである。
また、添線11には、硬アルミ撚り線を用い、その断面
積は複合架空地線10の断面積以下とし、更に複合架空
地線10の断面積の約1/3以上に選定することが好ま
しい。添線11の断面積を複合架空地線1oの断面積以
下に選定するのは、複合架空地線の引通しジャンパ部1
0aの曲げ剛性に対し、添線11の曲げ剛性が大きくな
り過ぎると、共締め金具12の部分が固定点となり、そ
の近傍の引通しジャンパ部10aに曲げ応力が集中して
しまうからである。また、添線11の断面積を複合架空
地線の断面積の173以上としたのは、添線11による
引通しジャンパ部10aの支持強度が不十分となって、
引通しジャンパ部10aが着雪や強風時の横風等により
変形してしまうからである。
尚、上記のように断面積比を選定したのは、硬アルミ撚
り線を使用した添線11と引通しジャンパ部10aの複
合架空地線との機械的強度を考慮したもので、添線11
に他の金属線を使用するような場合、異なる断面積比が
選定されることはいうまでもない。
また、共締め金具12の横溝は、第4図(a)に示した
ようにハ字状とし、両者の成す角αは20〜40度程度
の範囲に設定することが好ましい。このように設定する
のは、添線11の取付を容易にするためと、添線11に
極端な曲げが加わるのを防止するためである。即ち、添
線11に極端な曲げが加わると、添線11全体の曲げ剛
性が大きくなり、共締め金具12が固定点となって、先
に説明したと同様、その近傍の引通しジャンパ部10a
に曲げ応力が集中するからである。
また、共締め金具12の取付位置は、それぞれLl/L
2が0.5以下となり、鉄塔1の中心即ち点■から約2
00mm程度以上離れた所に選定する。即ち、共締め金
具12があまりにジャンパクランプ7に近い位置にある
と、共締め金具12の部分が固定点となる。逆に共締め
金具12がジャンパクランプ7よりあまり離れた位置に
あると、共締め金具自体の横揺れ幅が大きくなり、引通
しジャンパ部10aの支持強度が不十分となるからであ
る。
以上のように条件を設定すると、強風下、複合架空地線
10に横揺れが発生した場合でも、引通しジャンパ部1
0aに固定点が存在せず、曲げ応力が全体に分散吸収さ
れる。
第5図に、従来の複合架空地線の吊架部と本発明に関わ
る複合架空地線の吊架部について、その振動疲労試験の
比較結果を示す。
図のグラフは、縦軸に鉄塔中心から1mの場所での振幅
を表わし、横軸には振動繰返し回数を対数メモリで表わ
している。また、グラフ中、白丸及び黒丸で示した点は
、対応する振幅で対応する繰返し回数の振動を与えた場
合に、複合架空地線中のアルミニウムパイプがクラック
を生じた点を表わしている。
図のグラフから明らかなように、黒丸でプロットした本
発明に関わる吊架部は白丸でプロットした従来の吊架部
に比べて、同一の振幅において約80倍の振動に耐えら
れることが実証された。
(発明の効果) 以上説明した本発明の複合架空地線の吊架部は、鉄塔を
迂回する複合架空地線の引通しジャンパ部を、導電性の
添線と共締め金具とジャンパクランプを用いて鉄塔上に
固定したので、複合架空地線に横揺れが生じた場合に、
引通しジャンパ部に及ぶ振動に固定点がなく、曲げ応力
が全体に分散吸収される。この結果、複合架空地線の吊
架部の耐久性を増大し、信頼性の高い吊架を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合架空地線の吊架部を示す正面図、
第2図(a)は引留クランプの正面図。 同図(b)はその右側面図、第3図はジャンパクランプ
の正面図、第4図(a)は共締め金具の正面図、同図(
b)はその左側面図、第5図は本発明の吊架部の振動疲
労試験の結果を示すグラフ、第6図は従来の複合架空地
線の吊架部を示す正面図、第7図は鉄塔間の複合架空地
線の振動状態説明用斜視図、第8図はその鉄塔近傍の上
面図である。 1−−一一−−−−−−−鉄塔、 2−−−−−−−−−−一固定板、 3−−−−−−−−−−−リンク、 4−−−一−−−−−−−引留クランプ、7−−−−−
−−−−−−ジヤンバクランプ、10−−−−−−−−
−一複合架空地線、10a −−−−−−−−一引通し
ジャンパ部、11−一−−−−−−−−添線、 12−−−−−−−−−一共締め金具。 第 図 第 図 (a) <b> (他1名) 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉄塔上で複合架空地線を吊架する一対の引留クランプと
    、これらの引留クランプ間にあって、前記鉄塔を迂回す
    るように湾曲した前記複合架空地線の引通しジャンパ部
    に平行に配設される導電性の添線と、この添線の両端近
    傍と上記引通しジャンパ部とを一体に固定する導電性の
    共締め金具と、前記鉄塔に対し前記添線の中央近傍を固
    定しかつ両者を電気的に接続するジャンパクランプとを
    備えたことを特徴とする複合架空地線の吊架部。
JP1276627A 1989-10-24 1989-10-24 複合架空地線の吊架部 Pending JPH03139116A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1276627A JPH03139116A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 複合架空地線の吊架部

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JP1276627A JPH03139116A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 複合架空地線の吊架部

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