JP2912907B1 - 配電線の空中分岐方法および配電線の空中分岐構造 - Google Patents

配電線の空中分岐方法および配電線の空中分岐構造

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Abstract

【要約】 【課題】 部品点数が少なく作業性が良好で、しかも、
軽量かつシンプルな構成において分岐でき、信頼性の向
上およびコストの低減を図ることができる、配電線の空
中分岐方法および配電線の空中分岐構造を提供するこ
と。 【解決手段】 本線23よりも下方に、その長さ方向の
途中に高分子製のスペーサ26が介装されているメッセ
ンジャーワイヤー25を張設して、このスペーサ26が
介装されている部分に、本線23から分岐された分岐線
24を、巻付けグリップ36を用いて支持する。これに
よって、耐張碍子や縁回り用ピン碍子などを用いなくと
も、そのままメッセンジャーワイヤー25に分岐線24
を絶縁した状態で支持することができる。そのため、部
品点数および組み付け工程数が少なく、コストの低減を
図ることができるとともに、構成の簡易化による美装化
を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線の空中分岐
方法および配電線の空中分岐構造に関し、詳しくは、水
平に配線された配電線における空中T型分岐方法、およ
びその構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、道路の交差点付近などにおい
ては、道路占用許可の条件などにより電柱を設けること
ができず、そのため、水平に配線された配電線において
は、空中でT型分岐を行なって、本線から分岐線を分岐
するようにしている。このような配電線の空中T型分岐
方法を図6ないし図9を用いて説明する。図6に示すT
型分岐は、電柱1および2の間に、水平に配線された3
本の本線3から、それぞれに対応する3本の分岐線4を
分岐して、この分岐線4を電柱6に向けて配線するもの
である。この空中T型分岐方法では、電柱1および2の
間において、本線3よりも下方にメッセンジャーワイヤ
ー5を張設して、このメッセンジャーワイヤー5に、絶
縁した状態で本線3から分岐した分岐線4を支持する。
分岐線4をメッセンジャーワイヤー5で支持するには、
図7ないし図9に示すように、メッセンジャーワイヤー
5に、板状の保持具7を取り付けて、この保持具7の一
端に、セラミック製の耐張碍子8を支持するとともに、
他端に、同じくセラミック製の縁回り用ピン碍子9を取
り付ける。そして、耐張碍子8には、クランプカバー1
2によって覆われるクランプを取り付けて、このクラン
プに分岐線4を把持するとともに、本線3側に延びる分
岐線4を縁回り用ピン碍子9で支持するようにする。ま
た、図7および図8に示すように、各保持具7は、互い
に所定の間隔を保ちながら分岐線4を支持できるよう
に、アーム取付金具などを用いたガイド部材10で連結
しておき、各分岐線4が互いに接触しないようにしてお
く。さらに、このT型分岐は交差点の上空で行なわれる
ため、これらの組み付けに使用するナットには、図9に
示すように、ゆるみ止め11を取り付けて、落下を防止
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような空
中T型分岐方法では、メッセンジャーワイヤー5に、保
持具7、耐張碍子8、縁回り用ピン碍子9、ガイド部材
10およびクランプなどを取り付ける必要があり、さら
には、ナットのゆるみ止め11を取り付けなければなら
ず、部品点数および組み付け工程数が多く、コスト高と
なる。しかも、これらすべての部品を組み付けると非常
に重くなり、メッセンジャーワイヤー5が垂れ下がらな
いように、相当の張力をもって張設する必要があるな
ど、その作業が非常に煩雑である。
【0004】本発明は、上記した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、部品点
数が少なく作業性が良好で、しかも、軽量かつシンプル
な構成において分岐でき、信頼性の向上およびコストの
低減を図ることができる、配電線の空中分岐方法および
配電線の空中分岐構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、配電線の本線から空中で
分岐線を分岐する配電線の空中分岐方法であって、前記
本線から前記分岐線を分岐するとともに、前記本線より
も下方に、その長さ方向の途中に高分子製のスペーサが
介装されているメッセンジャーワイヤーを張設して、こ
のスペーサが介装されている部分に、前記本線から分岐
された前記分岐線を、取付部材を用いて支持することを
特徴としている。
【0006】このような分岐方法によると、本線から分
岐された分岐線を、メッセンジャーワイヤーにおける高
分子製のスペーサが介装されている部分に、取付部材を
用いて支持するので、耐張碍子や縁回り用ピン碍子など
を用いなくとも、そのままメッセンジャーワイヤーに分
岐線を絶縁した状態で支持することができる。また、高
分子製のスペーサを使用するため、非常に軽量であり、
また、落雷などにより損傷しにくい。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記スペーサを複数個用意し
て、複数の前記スペーサを連結具を用いて直列に連結
し、この連結された複数の前記スペーサの両端部にメッ
センジャーワイヤーを取り付けて、これを前記本線より
も下方に張設するとともに、前記連結具に、前記取付部
材を取り付けることを特徴としている。
【0008】このような構成によると、複数のスペーサ
を連結具を用いて直列に連結し、この連結具に取付部材
を取り付けるので、取付部材に取り付けられる分岐線
は、互いに各スペーサの間隔を隔てた状態において、メ
ッセンジャーワイヤーに支持することができる。また、
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明におい
て、前記取付部材として、可撓性の引留めグリップを用
い、この引留めグリップを前記分岐線に巻付けるととも
に、前記連結具に取り付けることを特徴としている。
【0009】分岐線側はさほど引っ張り張力を要しない
ので、このような引留めグリップを使用して分岐線を取
り付けることができる。これによって、クランプなどに
よる取り付けに比べて、著しく重量を軽減でき、しかも
巻き付けるだけで取り付けることができるので、作業性
の向上を図ることができる。また、請求項4に記載の発
明は、配電線の本線から、分岐線が空中で分岐される配
電線の空中分岐構造であって前記本線よりも下方に、そ
の長さ方向の途中に高分子製のスペーサが介装されてい
るメッセンジャーワイヤーが張設され、このスペーサが
介装されている部分に、本線から分岐された分岐線が取
付部材を介して支持されていることを特徴としている。
【0010】このような空中分岐構造によると、本線か
ら分岐された分岐線は、メッセンジャーワイヤーにおけ
る高分子製のスペーサが介装されている部分に、取付部
材を介して支持されるので、耐張碍子や縁回り用ピン碍
子などを用いなくとも、そのままメッセンジャーワイヤ
ーに分岐線を絶縁した状態で支持させることができる。
また、高分子製のスペーサを使用するため、非常に軽量
であり、また、落雷などにより損傷しにくい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の配電線の空中分
岐方法により、本線から分岐線が空中でT型分岐された
空中分岐構造の一実施形態を示す全体構成図、図2およ
び図3は、図1における空中分岐構造の要部を示す斜視
図および上面図、図4は、図1の空中分岐構造に用いら
れている高分子製スペーサを示す側面図である。以下、
図1ないし図4を用いて、本実施形態の配電線の空中分
岐方法および空中分岐構造を説明する。
【0012】図1に示すように、この配電線の空中分岐
方法および空中分岐構造は、主として 道路の交差点付
近など、道路占用許可の条件などにより電柱を設けるこ
とができない場所において、水平に配線された配電線を
空中でT型分岐するために適用される。図1において、
このT型分岐は、2つの電柱21および22の間に、水
平に配線される3本の本線23から、それぞれの本線2
3に対応する3本の分岐線24を分岐して、この分岐線
24を電柱20に向けて配線するものである。この分岐
方法では、先ず、3本の本線23から公知の方法によっ
て分岐線24をそれぞれ分岐するとともに、本線23よ
りも下方には、電柱21および22の間において、その
長さ方向の途中に高分子製のスペーサ26が介装されて
いるメッセンジャーワイヤー25を張設する。
【0013】高分子製のスペーサ26が介装されるメッ
センジャーワイヤー25は、図2および図3に示すよう
に、予め用意した4本のスペーサ26を、3個の連結具
27を用いて直列に連結し、連結された4本のスペーサ
26のうち、長さ方向両端に位置する2本のスペーサ2
6の遊端部のそれぞれに、メッセンジャーワイヤー25
を取り付けるようにする。
【0014】このスペーサ26は、図4に示すようなポ
リマー碍子を使用することができる。このポリマー碍子
は、芯材31と、その芯材31を被覆する複数のリブを
有するゴム製の笠部32と、芯材31の両端に連結さ
れ、断面略コ字状の固定部29を有する支持金具30と
を備えており、支持金具30の固定部29には、一端が
ピン止めされる固定ボルト28が挿通される。なお、芯
材31は、たとえば、繊維強化樹脂(FRP)などから
なり、また、笠部32は、シリコーンゴムやEPDMな
どの高分子材料などからなる。
【0015】一方、連結具27は、図2および図3に示
すように、互いに直交する方向に配置される4つの取付
孔33(図4参照)が形成される平板金具からなる。ス
ペーサ26と連結具27とを連結するには、スペーサ2
6の固定部29でこの平板金具を挟み込むとともに、固
定ボルト28を取付孔33に挿通して、水平方向に揺動
可能な状態として連結する。また、各スペーサ26を、
連結具27における対向に配置された取付孔33にそれ
ぞれ取り付けていくことで、4本のスペーサ26を3個
の連結具27を用いて、直列に連結することができる。
【0016】また、連結具27を介して連結されたスペ
ーサ26のうち、長さ方向両端に位置するスペーサ26
にメッセンジャーワイヤー25を取り付けるには、一端
にリング状の取付部34を形成した可撓性のある細長い
帯紐状の引留めグリップ35を使用して、この取付部
(リング)34を、スペーサ26の遊端側の固定部29
に挿通している固定ボルト28に通すとともに、帯紐状
の引留めグリップ35をメッセンジャーワイヤー25に
巻付ければよい。なお、この引留めグリップ35は、鋼
線から構成されている。
【0017】そして、このような、高分子製のスペーサ
26が介装されているメッセンジャーワイヤー25を、
本線3よりも下方の、電柱21および22の間に張設す
るとともに、メッセンジャーワイヤー25におけるスペ
ーサ26が介装されている部分に、本線23から分岐し
た分岐線24を支持する。なお、電柱21および22の
間にメッセンジャーワイヤー25を張設するには、適宜
公知の手法を用いればよい。
【0018】メッセンジャーワイヤー25におけるスペ
ーサ26が介装されている部分に、本線23から分岐し
た分岐線24を支持するには、図2および図3に示すよ
うに、各スペーサ26の間を連結する連結具27に、取
付部材を用いて分岐線24を取り付ければよい。すなわ
ち、取付部材として、一端に連結具27に取り付けるた
めのリング状の取付部37が形成された可撓性のある細
長い帯紐状の引留めグリップ36を使用して、この取付
部(リング)37を、連結具27の取付孔33(スペー
サ26が取り付けられる取付孔33に略直交する方向に
形成される取付孔33)に挿通したリング金具39を介
して、連結具27に、垂直方向および水平方向に揺動可
能な状態で取り付けるとともに、帯紐状の引留めグリッ
プ36を分岐線24に巻付ける。なお、この引留めグリ
ップ36は、芯材として鋼線が使用され、この芯材はポ
リエチレンやネオプレンゴムなどによって被覆され、ト
ラッキングが防止されている。
【0019】このような方法によって、本線23から分
岐線24を空中でT型分岐した構造であれば、高分子製
のスペーサ26を用いるのみで、耐張碍子や縁回り用ピ
ン碍子などを用いなくとも、そのままメッセンジャーワ
イヤー25に分岐線24を絶縁した状態で支持すること
ができる。そのため、部品点数および組み付け工程数が
少なく、コストの低減を図ることができるとともに、構
成の簡易化による美装化を図ることができる。また、高
分子製のスペーサ26を使用するため、非常に軽量であ
り、メッセンジャーワイヤー25の張設作業が容易とな
るなど作業性に優れ、しかも、セラミック製の碍子に比
べて落雷などにより損傷しにくく、信頼性を高めること
ができる。
【0020】また、本実施形態のT型分岐方法では、ナ
ットを使用しないため、落下防止のためのゆるみ止めな
どを使用しなくてもよく、部品点数および組み付け工程
数をさらに少なくでき、かつ信頼性を高めることができ
る。また、4本のスペーサ26を3個の連結具27を用
いて直列に連結して、この連結具27に引留めグリップ
36を用いて分岐線24を取り付けるので、取り付けら
れる分岐線24は、互いに各スペーサ26の間隔を隔て
た状態において、メッセンジャーワイヤー25に支持す
ることができる。そのため、ガイド部材などを用いてな
くても、分岐線24を、互いに所定の間隔を保った状態
で接触しないようにして支持することができる。したが
って、さらなる構成の簡易化による、コストの低減およ
び美装化を図ることができる。
【0021】さらに、このような引留めグリップ36を
使用すれば、クランプなどによる取り付けに比べて、著
しく重量を軽減でき、しかも巻き付けるだけで取り付け
ることができるので、作業性の向上を図ることができ
る。したがって、さらなる軽量化および作業性の向上に
より、信頼性を向上でき、また、構成の簡易化による、
コストの低減および美装化を図ることができる。
【0022】なお、本発明の実施形態ではないが、高分
子製のスペーサを使用して空中T型分岐を行なう他の実
施方法を、参考として図5に示す。図5において、この
空中T型分岐方法は、図6ないし図9に示す従来の空中
T型分岐方法において、耐張碍子8に替えて高分子製の
スペーサ40を使用したもの(なお、図5中、図8で示
す部材と同じ部材は、図8と同じ符号を用いて表わして
いる。)であるが、単に耐張碍子8に替えて高分子製の
スペーサ40を使用するのみでは、依然として保持具
7、縁回り用ピン碍子9、ガイド部材10およびクラン
プなどを取り付ける必要があり、若干の軽量化は図れる
ものの、部品点数および組み付け工程数を少なくするこ
とはできず、コストの低減などを図ることができない。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、耐張碍子や縁回り用ピン碍子などを用いな
くても、そのまま分岐線をメッセンジャーワイヤーに絶
縁した状態で支持することができるので、部品点数およ
び組み付け工程数が少なく、コストの低減を図ることが
できるとともに、構成の簡易化による美装化を図ること
ができる。また、高分子製のスペーサを使用するために
軽量であり、メッセンジャーワイヤーの張設作業が容易
となるなど作業性に優れ、しかも、落雷などにより損傷
しにくく、信頼性を高めることができる。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、取付部材
に取り付けられる分岐線は、互いに各スペーサの間隔を
隔てた状態において、メッセンジャーワイヤーに支持す
ることができる。そのため、ガイド部材などを用いてな
くても、分岐線を、互いに所定の間隔を保った状態で接
触しないようにして支持することができる。したがっ
て、さらなる構成の簡易化による、コストの低減および
美装化を図ることができる。
【0025】請求項3に記載の発明によれば、クランプ
などによる取り付けに比べて、著しく重量を軽減でき、
しかも、巻き付けるだけで取り付けることができるの
で、作業性の向上を図ることができる。したがって、さ
らなる軽量化および作業性の向上により、信頼性を向上
でき、また、構成の簡易化による、コストの低減および
美装化を図ることができる。
【0026】請求項4に記載の発明によれば、耐張碍子
や縁回り用ピン碍子などを用いなくとも、そのまま分岐
線をメッセンジャーワイヤーに絶縁した状態で支持させ
ることができるので、部品点数および組み付け工程数が
少なく、低コストで分岐できるとともに、構成の簡易化
による美装化を図ることができる。また、高分子製のス
ペーサを使用するために軽量であり、メッセンジャーワ
イヤーの張設作業が容易となるなど作業性に優れ、しか
も、落雷などにより損傷しにくく、信頼性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配電線の空中分岐方法により、本線か
ら分岐線が空中でT型分岐された空中分岐構造の一実施
形態を示す全体構成図である。
【図2】図1における空中分岐構造の要部を示す斜視図
である。
【図3】図1における空中分岐構造の要部を示す上面図
である。
【図4】図1の空中分岐構造に用いられている高分子製
スペーサを示す側面図である。
【図5】本発明の実施形態ではないが、高分子製のスペ
ーサを使用して空中T型分岐を行なう他の実施方法を示
す、図3に対応する図である。
【図6】従来の空中分岐構造を示す、図1に対応する図
である。
【図7】従来の空中分岐構造を示す、図2に対応する図
である。
【図8】従来の空中分岐構造を示す、図3に対応する図
である。
【図9】従来の空中分岐構造を示す、要部側面図であ
る。
【符号の説明】
23 本線 24 分岐線 25 メッセンジャーワイヤー 26 スペーサ 27 連結具 36 引留めグリップ 37 取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 7/00 - 7/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電線の本線から空中で分岐線を分岐す
    る配電線の空中分岐方法であって、 前記本線から前記分岐線を分岐するとともに、前記本線
    よりも下方に、その長さ方向の途中に高分子製のスペー
    サが介装されているメッセンジャーワイヤーを張設し
    て、このスペーサが介装されている部分に、前記本線か
    ら分岐された前記分岐線を、取付部材を用いて支持する
    ことを特徴とする、配電線の空中分岐方法。
  2. 【請求項2】 前記スペーサを複数個用意して、複数の
    前記スペーサを連結具を用いて直列に連結し、この連結
    された複数の前記スペーサの両端部にメッセンジャーワ
    イヤーを取り付けて、これを前記本線よりも下方に張設
    するとともに、 前記連結具に、前記取付部材を取り付けることを特徴と
    する、請求項1に記載の配電線の空中分岐方法。
  3. 【請求項3】 前記取付部材として、可撓性の引留めグ
    リップを用い、この引留めグリップを前記分岐線に巻付
    けるとともに、前記連結具に取り付けることを特徴とす
    る、請求項2に記載の配電線の空中分岐方法。
  4. 【請求項4】 配電線の本線から、分岐線が空中で分岐
    される配電線の空中分岐構造であって前記本線よりも下
    方に、その長さ方向の途中に高分子製のスペーサが介装
    されているメッセンジャーワイヤーが張設され、このス
    ペーサが介装されている部分に、本線から分岐された分
    岐線が取付部材を介して支持されていることを特徴とす
    る、配電線の空中分岐構造。
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