JPH0259462A - サーミスタ用組成物 - Google Patents
サーミスタ用組成物Info
- Publication number
- JPH0259462A JPH0259462A JP63211061A JP21106188A JPH0259462A JP H0259462 A JPH0259462 A JP H0259462A JP 63211061 A JP63211061 A JP 63211061A JP 21106188 A JP21106188 A JP 21106188A JP H0259462 A JPH0259462 A JP H0259462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermistor
- constant
- specific resistance
- composition
- obtd
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title abstract description 17
- 238000005245 sintering Methods 0.000 abstract description 4
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 abstract description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 abstract 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 238000001354 calcination Methods 0.000 abstract 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 229910018648 Mn—N Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910018605 Ni—Zn Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 229910052596 spinel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011029 spinel Substances 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はサーミスタ用組成物に関する。
(従来技術)
従来、サーミスタ用組成物としては、たとえばMn−N
i−Co系の材料が使用されていた。
i−Co系の材料が使用されていた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来のサーミスタ用組成物を
用いたサーミスタでは、そのB定数が5000前後と小
さい。また、このようなサーミスタ用組成物を用いてつ
くったサーミスタを500℃前後の雰囲気中で用いると
、その比抵抗が100−tQ−1Ωcmと小さくなって
しまい、実用的でない。さらに、このようなサーミスタ
は、500℃前後の高温域で、比抵抗やB定数の変動が
大きく、長期間使用することができない。
用いたサーミスタでは、そのB定数が5000前後と小
さい。また、このようなサーミスタ用組成物を用いてつ
くったサーミスタを500℃前後の雰囲気中で用いると
、その比抵抗が100−tQ−1Ωcmと小さくなって
しまい、実用的でない。さらに、このようなサーミスタ
は、500℃前後の高温域で、比抵抗やB定数の変動が
大きく、長期間使用することができない。
また、このような従来のサーミスタ用組成物の材料コス
トが高く、さらに1300°C前後の高温でないと焼結
することができなかった。
トが高く、さらに1300°C前後の高温でないと焼結
することができなかった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、B定数が大きく
、500℃前後の高温雰囲気中で大きな比抵抗を有し、
500℃前後の高温雰囲気中で長期間使用可能であり、
材料コストが小さく、かつ低温で焼結することができる
、サーミスタ用組成物を提供することである。
、500℃前後の高温雰囲気中で大きな比抵抗を有し、
500℃前後の高温雰囲気中で長期間使用可能であり、
材料コストが小さく、かつ低温で焼結することができる
、サーミスタ用組成物を提供することである。
(課題を解決するための手段)
この発明は、一般式が(NtO)、、(ZnO)(Fe
g ()+ )y (Cub)−で表され、W。
g ()+ )y (Cub)−で表され、W。
x、yおよび2が、それぞれ、Q<w<61.0≦x<
50,35≦y≦55.4≦z≦12、W十)(+y+
z=100 (モル%)の範囲にある、サーミスタ用組
成物である。
50,35≦y≦55.4≦z≦12、W十)(+y+
z=100 (モル%)の範囲にある、サーミスタ用組
成物である。
(発明の効果)
この発明によれば、B定数の大きいサーミスタを得るこ
とができる。さらに、500℃前後の高温雰囲気中で、
102〜103Ωcmという大きい比抵抗を有するサー
ミスタを得ることができる。
とができる。さらに、500℃前後の高温雰囲気中で、
102〜103Ωcmという大きい比抵抗を有するサー
ミスタを得ることができる。
また、500℃前後の高温雰囲気中で、比抵抗やB定数
の変動が小さく、そのため長期間使用することができる
サーミスタを得ることができる。また、このサーミスタ
用組成物は材料コストが小さく、1100℃前後の低温
で焼結することができる。
の変動が小さく、そのため長期間使用することができる
サーミスタを得ることができる。また、このサーミスタ
用組成物は材料コストが小さく、1100℃前後の低温
で焼結することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう
。
は、以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう
。
(実施例)
まず、その一般式が(Nip)、(ZnO)、(Fez
03)y (Cub)zで表され、w、 xyお
よび2が、それぞれ、Q<、w<61、O≦xく50.
35≦y≦55.4≦z≦12、W十)(+y+z=1
00 (モル%)の範囲になるように、原料をボール
ミルで4時間混合した。次に、この混合物を900℃で
2時間仮焼し、ボールミルで20時間粉砕した。この粉
砕物にバインダとして5重量%のポリビニルアルコール
を添加し、ボールミルで2時間混合した。この混合物を
1゜5ton/cJの圧力で直径12龍の円板状に成形
した。この成形物を200℃/hで表1に示す焼結温度
才で昇温し、この焼結温度で2時間維持した後200℃
/hで冷却した。そして、Agペーストを塗布して10
00℃で焼き付け、電極を形成してサンプルを得た。
03)y (Cub)zで表され、w、 xyお
よび2が、それぞれ、Q<、w<61、O≦xく50.
35≦y≦55.4≦z≦12、W十)(+y+z=1
00 (モル%)の範囲になるように、原料をボール
ミルで4時間混合した。次に、この混合物を900℃で
2時間仮焼し、ボールミルで20時間粉砕した。この粉
砕物にバインダとして5重量%のポリビニルアルコール
を添加し、ボールミルで2時間混合した。この混合物を
1゜5ton/cJの圧力で直径12龍の円板状に成形
した。この成形物を200℃/hで表1に示す焼結温度
才で昇温し、この焼結温度で2時間維持した後200℃
/hで冷却した。そして、Agペーストを塗布して10
00℃で焼き付け、電極を形成してサンプルを得た。
得られたサンプルに白金線を圧着し、電気炉で昇温しで
比抵抗を測定した。そして、各温度範囲におけるB定数
を表1に示し、各温度における比抵抗を表2に示した。
比抵抗を測定した。そして、各温度範囲におけるB定数
を表1に示し、各温度における比抵抗を表2に示した。
この発明のサーミスタ用組成物を用いてつくったサーミ
スタは、そのB定数が10000以上と大きい。さらに
、このようなサーミスタは、500℃前後の高温域で1
02〜103ΩcffIという大きい比抵抗を有する。
スタは、そのB定数が10000以上と大きい。さらに
、このようなサーミスタは、500℃前後の高温域で1
02〜103ΩcffIという大きい比抵抗を有する。
さらに、このようなサーミスタは、500℃前後の高温
域においてもその比抵抗やB定数の変動が小さく、長期
間使用可能である。たとえば、この発明のサーミスタ用
組成物を用いてつくったサーミスタを500℃の雰囲気
中に500時間放置しても、その抵抗値の変化は5%以
内であり、実用に供し得る数値であった。
域においてもその比抵抗やB定数の変動が小さく、長期
間使用可能である。たとえば、この発明のサーミスタ用
組成物を用いてつくったサーミスタを500℃の雰囲気
中に500時間放置しても、その抵抗値の変化は5%以
内であり、実用に供し得る数値であった。
また、このようなサーミスタ用組成物は、安価なF e
z O3を多量に含んでいるため、その材料コストが
少なくてすむ。また、このようなサーミスタ用組成物は
、1100〜1200℃という低温で焼結することがで
きる。
z O3を多量に含んでいるため、その材料コストが
少なくてすむ。また、このようなサーミスタ用組成物は
、1100〜1200℃という低温で焼結することがで
きる。
次に、このサーミスタ用組成物の数値の限定理由につい
て説明する。
て説明する。
試料番号1のように、Fe、03が35モル%未満であ
ると、焼結したとき単一のスピネル構造とならず、混晶
系となって、その特性が不安定である。また、試料番号
4のように、Fe、O,が55モル%を超えると、50
0℃における比抵抗が小さい。
ると、焼結したとき単一のスピネル構造とならず、混晶
系となって、その特性が不安定である。また、試料番号
4のように、Fe、O,が55モル%を超えると、50
0℃における比抵抗が小さい。
試料番号13のように、CuOが4モル%未満であると
、1100〜1200 ’c前後の低温で焼結するとい
う効果が小さくなる。また、試料番号10のように、C
110が12モル%を超えると、サンプルどうしが融着
して不都合である。
、1100〜1200 ’c前後の低温で焼結するとい
う効果が小さくなる。また、試料番号10のように、C
110が12モル%を超えると、サンプルどうしが融着
して不都合である。
試料番号5のように、ZnOが50モル%を超えると、
サンプルどうしが融着して不都合である。
サンプルどうしが融着して不都合である。
また、NtOは、大気中で安定に合成できるNi−Zn
フェライトにするため、添加する必要がある。
フェライトにするため、添加する必要がある。
特許出願人 株式会社 村田製作所
代理人 弁理士 岡 1) 全 啓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式が(NiO)_w(ZnO)_x(Fe_2O_
3)_y(CuO)_zで表され、w,x,yおよびz
が、それぞれ、 0<w<61 0≦x<50 35≦y≦55 4≦z≦12 w+x+y+z=100(モル%) の範囲にある、サーミスタ用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63211061A JPH0259462A (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | サーミスタ用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63211061A JPH0259462A (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | サーミスタ用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0259462A true JPH0259462A (ja) | 1990-02-28 |
Family
ID=16599749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63211061A Pending JPH0259462A (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | サーミスタ用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0259462A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003128463A (ja) * | 2001-10-18 | 2003-05-08 | Kiyoshi Yatsui | 電気伝導性酸化物並びに電気伝導性酸化物を用いて構成したセンサー |
CN106252000A (zh) * | 2016-08-03 | 2016-12-21 | 代长华 | 一种热敏电阻浆料及其制备方法 |
-
1988
- 1988-08-24 JP JP63211061A patent/JPH0259462A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003128463A (ja) * | 2001-10-18 | 2003-05-08 | Kiyoshi Yatsui | 電気伝導性酸化物並びに電気伝導性酸化物を用いて構成したセンサー |
CN106252000A (zh) * | 2016-08-03 | 2016-12-21 | 代长华 | 一种热敏电阻浆料及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6063311A (en) | Composition for thermister | |
JP2841395B2 (ja) | Ntcサーミスタの製造方法 | |
JPH0259462A (ja) | サーミスタ用組成物 | |
US2891914A (en) | Fired electrical resistor comprising molybdenum disilicide and borosilicate glass frit | |
JPH0562805A (ja) | 高温用サーミスタ材料 | |
JPS6236361B2 (ja) | ||
JPS63315550A (ja) | サ−ミスタ磁器組成物 | |
JPS6143841B2 (ja) | ||
JPS63315554A (ja) | サーミスタ磁器組成物 | |
JPH01230206A (ja) | 電圧非直線抵抗体 | |
JPH1197217A (ja) | 低電圧用電圧非直線性抵抗器の製造方法 | |
JPH03270101A (ja) | サーミスタ用組成物 | |
JP3650560B2 (ja) | チップサーミスタ用組成物 | |
JPH03271154A (ja) | サーミスタ用組成物 | |
JPH04701A (ja) | Ntcサーミスタの製造方法 | |
JPH06204003A (ja) | 負特性サーミスタ材料 | |
JPH0546682B2 (ja) | ||
JPS59172202A (ja) | 電圧非直線性抵抗体の製造方法 | |
JPH0142609B2 (ja) | ||
JPH0383855A (ja) | チタン酸バリウム系半導体磁器の製造方法 | |
JPH0121110B2 (ja) | ||
JPS63315548A (ja) | サ−ミスタ磁器組成物 | |
JPS6243108A (ja) | バリスタ用磁器組成物 | |
JPH0521210A (ja) | サーミスタ用組成物 | |
JPS63315556A (ja) | サーミスタ磁器組成物 |