JPS6243108A - バリスタ用磁器組成物 - Google Patents
バリスタ用磁器組成物Info
- Publication number
- JPS6243108A JPS6243108A JP60184389A JP18438985A JPS6243108A JP S6243108 A JPS6243108 A JP S6243108A JP 60184389 A JP60184389 A JP 60184389A JP 18438985 A JP18438985 A JP 18438985A JP S6243108 A JPS6243108 A JP S6243108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- mole
- varistor
- component
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、静電容量を有するバリスタ用のSrTiO
3系磁器組成物に関する。
3系磁器組成物に関する。
従来、静電容量を有するバリスタ用磁器組成物は、5r
TtOzを主成分とし、少量のLa2O3、Na F、
S i02等を含む磁器原料を。
TtOzを主成分とし、少量のLa2O3、Na F、
S i02等を含む磁器原料を。
少量の水素ガスを含む窒素ガス中等の非酸化雰囲気にお
いて、 1300〜1450℃の温度で焼成し。
いて、 1300〜1450℃の温度で焼成し。
さらに空気中において1000℃前後の温度で焼成して
作られたものである。
作られたものである。
この磁器組成物を使用して作られたバリスタの特性は1
例えば直径8.4m、厚さ1.OHの円板形に成形され
た磁器の両主面に、銀電極を設けたものでは、バリスタ
電圧V1が12〜150V。
例えば直径8.4m、厚さ1.OHの円板形に成形され
た磁器の両主面に、銀電極を設けたものでは、バリスタ
電圧V1が12〜150V。
非直線指数αが10〜13.静電容量が5〜60nFで
あった。
あった。
上記従来の磁器組成物は、原料を非酸化雰囲気中で焼成
した後に、空気中で焼成するという二度の焼成工程を経
て得られる。
した後に、空気中で焼成するという二度の焼成工程を経
て得られる。
この種の磁器組成物はこうした焼成に伴う生産性の低さ
が問題となり改善が要望されていた。
が問題となり改善が要望されていた。
この発明は、従来の静電容量を有するバリスタ用S r
T i O3系磁器組成物の上記問題点を解決すべく
なされたもので、その目的は、焼成の工程における生産
性の高い静電容量を有するバリスタ用磁器組成物を提供
することにある。
T i O3系磁器組成物の上記問題点を解決すべく
なされたもので、その目的は、焼成の工程における生産
性の高い静電容量を有するバリスタ用磁器組成物を提供
することにある。
この発明による磁器組成物は、 3 r T i O
y(第一成分)がiooモル部と、Nb2O5,WO2
のグループから選ばれた1種以上(第二成分)が0.0
5〜7.75モル部と、SrCO3(第三成分)が0.
04モル部以上で、かつ上記第二成分より0.01以上
少ないモル部と、5i02,5b20s、Bi2O3の
グループから選ばれた1f!!以上(第四成分)が0.
01〜3.25モル部と、Ag(第五成分)が0.01
〜0.5モル部と、Cub。
y(第一成分)がiooモル部と、Nb2O5,WO2
のグループから選ばれた1種以上(第二成分)が0.0
5〜7.75モル部と、SrCO3(第三成分)が0.
04モル部以上で、かつ上記第二成分より0.01以上
少ないモル部と、5i02,5b20s、Bi2O3の
グループから選ばれた1f!!以上(第四成分)が0.
01〜3.25モル部と、Ag(第五成分)が0.01
〜0.5モル部と、Cub。
Nip、Coo、ZnO、Al2O3、CaCO3.C
aCO3から選ばれた1種以上の成分(第六成分)が0
.O1〜1.25モル部とからなる混合物を焼成してな
るものである。
aCO3から選ばれた1種以上の成分(第六成分)が0
.O1〜1.25モル部とからなる混合物を焼成してな
るものである。
(実施例〕
次に、この発明の実施例について説明する。
まず、純度99.5%のSr CO3粉末を147.6
2g、純度99.5%のTlO2粉末を79.90 g
ずつ秤9し、これをボールミルに10時間かけて攪拌。
2g、純度99.5%のTlO2粉末を79.90 g
ずつ秤9し、これをボールミルに10時間かけて攪拌。
混合した。続いてこの混合粉末に1180°Cの温度を
2時間加えて仮焼した後、再びボールミルに8時間かけ
て粉砕し、SrTiO3粉末を作った。
2時間加えて仮焼した後、再びボールミルに8時間かけ
て粉砕し、SrTiO3粉末を作った。
次に上記5rTiO,+粉末を183.52 g 、純
度99.9%のNb2O5粉末を3.99g (S r
T i 01100モル部に対して1.5モル部相当
)、純度99.9%の3rCO3粉末を1.48g (
S r T i 03100モル部に対して1.0モル
部相当)、純度99.0%の5i02粉末を0.114
g (S r T i 03100モル部に対して0.
20モル部相当)、純度99.0%の5b205粉末を
0.485g (S r T i03 100モル部に
対して0.15モル部相当)、純度99.0%のBi2
O3粉末を0.699g (S rTi03100モル
部に対して0.15モル部相当)。
度99.9%のNb2O5粉末を3.99g (S r
T i 01100モル部に対して1.5モル部相当
)、純度99.9%の3rCO3粉末を1.48g (
S r T i 03100モル部に対して1.0モル
部相当)、純度99.0%の5i02粉末を0.114
g (S r T i 03100モル部に対して0.
20モル部相当)、純度99.0%の5b205粉末を
0.485g (S r T i03 100モル部に
対して0.15モル部相当)、純度99.0%のBi2
O3粉末を0.699g (S rTi03100モル
部に対して0.15モル部相当)。
純度99.0%のAg粉末を0.270g (S r
T i○3100モル部に対して0.25モル部相当)
、純度99.0%のCoo粉末を0.00375g (
S r T i 03100モル部に対してo、oos
モル部相当)及び純度99.0%のAl2O3粉末を1
.02g (S r T tO:l 100モル部に
対して1.0モル部相当)ずつ秤量した。これらを儒漬
器に20時間かけて攪拌し、γ見合した。
T i○3100モル部に対して0.25モル部相当)
、純度99.0%のCoo粉末を0.00375g (
S r T i 03100モル部に対してo、oos
モル部相当)及び純度99.0%のAl2O3粉末を1
.02g (S r T tO:l 100モル部に
対して1.0モル部相当)ずつ秤量した。これらを儒漬
器に20時間かけて攪拌し、γ見合した。
上記混合物にバインダを加えて造粒した後。
これを直径10鶴、厚さ1.2鶴の円板形に加圧成形し
た。次いでこの成形物を空気中で、常温から1300℃
〜1450℃の温度に加熱し、この温度を4時間維持し
た後、冷却するという全所要時間約12時間のプロファ
イルで焼成した。こうして作られた円板形の磁器組成物
は、直径約3.4m。
た。次いでこの成形物を空気中で、常温から1300℃
〜1450℃の温度に加熱し、この温度を4時間維持し
た後、冷却するという全所要時間約12時間のプロファ
イルで焼成した。こうして作られた円板形の磁器組成物
は、直径約3.4m。
厚さ約1.0mmであった。
次に、上記磁器円板の両主面に直径8.0mの円形に銀
ペーストを塗布し、これを750℃の温度で焼き付け、
電極を設けた。これを試料19とした。
ペーストを塗布し、これを750℃の温度で焼き付け、
電極を設けた。これを試料19とした。
さらに下表の試料1〜18及び同20についても。
それぞれの欄に示す組成となるよう各成分を秤量して混
合し、上記試料19と同様にして製作した。
合し、上記試料19と同様にして製作した。
これら各試料について、電流1z = 0.1mAのと
きの電極間の電圧、即ちバリスタ電圧v1を測定し、さ
らに電流12 = 1.0mAのときの電極間の電圧v
2を測定し、これらの値から下の式を用いて電圧非直線
指数αを求めた。また、静電容量Cを周波数1k)Iz
で測定した。
きの電極間の電圧、即ちバリスタ電圧v1を測定し、さ
らに電流12 = 1.0mAのときの電極間の電圧v
2を測定し、これらの値から下の式を用いて電圧非直線
指数αを求めた。また、静電容量Cを周波数1k)Iz
で測定した。
log (V2 / V + )
この測定結果のうち、バリスタ電圧■1と電圧非直線指
数αを下表に示した。
数αを下表に示した。
下表から明らかな通り、試料1〜20のバリスタ電圧■
1は、12〜158V、電圧非直線指数αは、 10.
0〜13.8であった。静電容量については。
1は、12〜158V、電圧非直線指数αは、 10.
0〜13.8であった。静電容量については。
下表に示されていないが、5〜60nFであった。
ンb第−成分の5rTiO3は全て1(1)モノt4B
この発明において、磁器組成物を構成する各成分の組成
比は、上記実施例を含めた幾つかの実験等に基づき決定
されたものであるが、これを上記のように限定したのは
1次のような理由による。
この発明において、磁器組成物を構成する各成分の組成
比は、上記実施例を含めた幾つかの実験等に基づき決定
されたものであるが、これを上記のように限定したのは
1次のような理由による。
(11Nb2O5、WO3のグループから選ばれた1種
以上の成分(第二成分)の含有量が。
以上の成分(第二成分)の含有量が。
SrTiO3(第一成分)100モル部に対して0.0
5モル部未満であると、磁器組成物が半導体化されず、
バリスタ用磁器組成物として必要な電圧非直線抵抗特性
(バリスタ特性)が得られない。また、逆にこの含有量
が7.75モル部を越えると、この磁器組成物から作ら
れるバリスタの非直線抵抗指数αが小さく、バリスタ用
磁器組成物として好ましくない。
5モル部未満であると、磁器組成物が半導体化されず、
バリスタ用磁器組成物として必要な電圧非直線抵抗特性
(バリスタ特性)が得られない。また、逆にこの含有量
が7.75モル部を越えると、この磁器組成物から作ら
れるバリスタの非直線抵抗指数αが小さく、バリスタ用
磁器組成物として好ましくない。
(21SrCO3<第三成分)が0.04モル部未満。
または上記(1)の成分よりSrTiO3100モル部
に対して0.01モル部を越えて多く含まれる場合は、
この磁器組成物から作られるバリスタの非直線抵抗指数
αが小さく、バリスタ用磁器組成物として好ましくない
。
に対して0.01モル部を越えて多く含まれる場合は、
この磁器組成物から作られるバリスタの非直線抵抗指数
αが小さく、バリスタ用磁器組成物として好ましくない
。
(31S i02 、 Sb205 、 B i2
03のグループから選ばれた1種以上の成分(第四成分
)の含有量が、5rTiOt 100モル部に対して
0.01モル部未満であるか、または3.25モル部を
越えるときは、磁器組成物が半導体化されず。
03のグループから選ばれた1種以上の成分(第四成分
)の含有量が、5rTiOt 100モル部に対して
0.01モル部未満であるか、または3.25モル部を
越えるときは、磁器組成物が半導体化されず。
電圧非直線抵抗特性が得られない。
(41Ag(第五成分)の含有量が5rTi03100
モル部に対して0.01モル部未満であるか。
モル部に対して0.01モル部未満であるか。
または0.5モル部を越えるときは、磁器組成物が半導
体化されず、電圧非直線抵抗特性が得られない。
体化されず、電圧非直線抵抗特性が得られない。
(5) Cub、Nip、Coo、ZnO,Al2O
3、CaCO3から選ばれた1種以上の成分(第六成分
)の含有量が+ S r T iO3100モル部に
対して0.01モル部未満であると、この磁器組成物か
ら作られるバリスタの非直線抵抗指数αが小さく、バリ
スタ用磁器組成物として好ましくない。また、逆にこの
含有量が1.25モル部を越えると、磁器組成物が半導
体化されず。
3、CaCO3から選ばれた1種以上の成分(第六成分
)の含有量が+ S r T iO3100モル部に
対して0.01モル部未満であると、この磁器組成物か
ら作られるバリスタの非直線抵抗指数αが小さく、バリ
スタ用磁器組成物として好ましくない。また、逆にこの
含有量が1.25モル部を越えると、磁器組成物が半導
体化されず。
電圧非直線抵抗特性が得られない。
[発明の効果]
以上説明した通り、この発明によれば、従来のように原
料を非酸化雰囲気と空気中の2度にわたって焼成するこ
となく、空気中で1度焼成するだけで、静電容量を有す
るバリスタ用磁器組成物を提供できる効果がある。
料を非酸化雰囲気と空気中の2度にわたって焼成するこ
となく、空気中で1度焼成するだけで、静電容量を有す
るバリスタ用磁器組成物を提供できる効果がある。
発明者戒能 大助
同 上渡辺 淳−
同 上荒井 支度
Claims (1)
- SrTiO_3が100モル部と、Nb_2O_5、W
O_3のグループから選ばれた1種以上が0.05〜7
.75モル部と、SrCO_3が0.04モル部以上で
、かつNb_2O_5、WO_3のグループから選ばれ
た上記成分より0.01以上少ないモル部と、SiO_
2、Sb_2O_5、Bi_2O_3のグループから選
ばれた1種以上が0.01〜3.25モル部と、Agが
0.01〜0.5モル部と、CuO、NiO、CoO、
ZnO、Al_2O_3、CaCO_3から選ばれた1
種以上が0.01〜1.25モル部とからなる混合物を
焼成してなるバリスタ用磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60184389A JPS6243108A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | バリスタ用磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60184389A JPS6243108A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | バリスタ用磁器組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6243108A true JPS6243108A (ja) | 1987-02-25 |
JPH0546683B2 JPH0546683B2 (ja) | 1993-07-14 |
Family
ID=16152325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60184389A Granted JPS6243108A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | バリスタ用磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6243108A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60136205A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-19 | 松下電器産業株式会社 | 電圧依存性非直線抵抗体磁器組成物 |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP60184389A patent/JPS6243108A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60136205A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-19 | 松下電器産業株式会社 | 電圧依存性非直線抵抗体磁器組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0546683B2 (ja) | 1993-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0226866A (ja) | 半導体磁器組成物 | |
EP0137044B1 (en) | Composition of porcelain for voltage-dependent, non-linear resistor | |
JPS6243108A (ja) | バリスタ用磁器組成物 | |
JPS6243106A (ja) | バリスタ用磁器組成物 | |
JPH0249524B2 (ja) | ||
JPS6243107A (ja) | バリスタ用磁器組成物 | |
JPH0249523B2 (ja) | ||
JPS6243111A (ja) | バリスタ用磁器組成物 | |
JP2572312B2 (ja) | サーミスタ用組成物 | |
JPS6243110A (ja) | バリスタ用磁器組成物 | |
JPH0249526B2 (ja) | ||
JP2572313B2 (ja) | サーミスタ用組成物 | |
JPH04328801A (ja) | サーミスタ用組成物 | |
JPS6243109A (ja) | バリスタ用磁器組成物 | |
JPS60170903A (ja) | 電圧依存非直線抵抗特性を有する磁器組成物 | |
JPH038765A (ja) | 電圧依存性非直線抵抗体磁器組成物およびバリスタの製造方法 | |
JPS60225401A (ja) | バリスタ用磁器組成物 | |
JPH0383846A (ja) | バルスタの製造方法 | |
JPH0450165A (ja) | 電圧非直線抵抗体用磁器組成物 | |
JPH0450164A (ja) | 電圧非直線抵抗体用磁器組成物 | |
JPH0259462A (ja) | サーミスタ用組成物 | |
JPH04299807A (ja) | 電圧非直線抵抗体 | |
JPS59218702A (ja) | 電圧非直線磁器組成物 | |
JPH02248003A (ja) | 低電圧用電圧非直線性抵抗器の製造法 | |
JPH05326211A (ja) | 電圧非直線抵抗体用磁器組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |