JPH025929Y2 - - Google Patents

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JPH025929Y2
JPH025929Y2 JP6244884U JP6244884U JPH025929Y2 JP H025929 Y2 JPH025929 Y2 JP H025929Y2 JP 6244884 U JP6244884 U JP 6244884U JP 6244884 U JP6244884 U JP 6244884U JP H025929 Y2 JPH025929 Y2 JP H025929Y2
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JP
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movable platen
detector
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rod
protruding
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JP6244884U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は射出成形機などに用いられる成形品
の突出装置に関するものである。
(従来の技術) 可動盤の後退型開移動を利用して成形品の突出
しを行なう装置では、可動盤の後退位置検出器
と、突出棒のストロークを調節することができる
後端の受け部材とを別々の位置に設け、それぞれ
単独にて位置調整を行なつていた。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来技術の場合には、調整後におい
て一方の位置を不用意に移動する虞れがあり、ま
た移動する不都合なことが生じた。たとえば、検
出器側を移動すると、型開きのために後退移動す
る可動盤の停止位置が狂い、突出棒の突出ストロ
ークに変化が生ずる。この突出しストロークが小
さくなつた場合は、成形品が金型から離脱せず、
次の型締行程で金型を破損する危険性を持ち、ま
た突出しストロークが大きくなつた場合は、突出
棒の先端と接する金型内のストリツパプレート
が、可動盤が停止位置に達する前に、突出位置に
達し、可動盤の後退力に等しい力を持つて金型を
押すため、金型や金型取付ボルトを破損する危険
性がある。このようなことから、調整には極度の
慎重さが必要とされ、その結果、調整に多くの作
業時間が費され、また位置の確認に注意が払われ
て来た。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記従来の問題点を、受け部材と
検出器との位置を1つにすることによつて解決し
ようとするものであつて、その特徴は、可動盤に
貫挿した突出棒の後端と接し、かつ可動盤の後退
移動により、突出棒の先端部を可動盤より突出す
る受け部材を、可動盤後方の固定盤に位置調整自
在に設け、その受け部材に可動盤の後退位置検出
器を、突出方向に移動可能に部材を介して連結す
るとともに、可動盤から後退位置検出器上に検知
棒を突設してなることにある。
(作用) 上記構成では、受け部材に後退位置検出器が連
結されいるので、受け部材を移動すると、後退位
置検出器の位置もその移動量に等しく変る。また
後退位置検出器の移動は突出しストロークの調整
範囲に止どまり、受け部材を移動しない限り後退
位置検出器の大幅な移動は行ない得ないから、両
者の位置に大きなずれは生じない。
(実施例) 更に、この考案の構成を図示の実施例により詳
細に説明する。
図中1,2は機台3の上に設けた一対の固定盤
である。この固定盤1,2に架設したタイバー4
には可動盤5が進退移動自在に取付けてある。こ
の可動盤5の後面中央には、中空のねじ軸6が突
設してある。
このねじ軸6は固定盤2に回動自在に装着した
回転筒7にねじ込まれ、かつ回転筒7には歯車8
が取着してあつて、その回転筒7が回転したと
き、ねじリードによつてねじ軸6が可動盤5と一
緒に移動するようになつている。また、ねじ軸6
の内部には、先端部が可動盤5を貫通して突出す
る突出棒9が貫挿してあり、かつ突出棒9は圧縮
コイルばね9aによつて常に後方向へ押されてい
る。
一方、固定盤2に取着された歯車8のカバーを
兼ねたハウジング10には、上記ねじ軸6の後端
部を囲繞する案内筒11が突設してあり、かつ案
内筒11の上部は軸方向に長い開口12となつて
いる。
この案内筒11の内部には、上記突出棒9の後
端と接する受け部材13が移動自在に装着され、
この受け部材13からは一部のねじを形成された
棒14が、上記開口12を通して外部に突出して
おり、棒14にねじ込まれたナツト15を締め付
けると、受け部材13が固定されるようになつて
いる。
また、固定盤2の上部には、案内筒11の上方
に突出した板状のレール16が固定してあり、そ
のレール16に移動自在に装着したスライド部材
17に上記棒14が連結してある。またスライド
部材17には可動盤5の後退位置検出器18(以
下検出器18と略称する)が、必要に応じて突出
方向に移動して位置を調整できるように、長孔内
にナツトをもつて取付けてある。
上記可動盤5の上部から受け部材13側には、
先端に検知子19aを有する検知棒19が、検出
器18の上に向けて水平に突設してあり、可動盤
5と一緒に後退した検知棒19の先端の検知子1
9aが、上記検出器18の上に到達したとき、後
退停止の信号が発信されて、可動盤がその位置に
て停止するようになつている。
なお、この実施例では、前記検出器18として
近接スイツチを用いているが、他にリミツトスイ
ツチ、光電スイツチなどを検出器として用いても
よい。また、図示はないが、上記レール16上に
は可動盤5の動きを制御するためのスローダウン
切換用、高圧切換用などの位置検出器も直列的に
配置することができる。
上記実施例では、レール16を介して検出器1
8が受け部材13に取付けてあるから、案内筒1
1に沿つて受け部材13を移動すると、検出器1
8も一緒に移動することになり、その移動量だけ
可動盤5の後退停止位置も変る。しかし検知棒1
9の長さは一定であるから、後退停止位置が変つ
ても、突出棒9の突出しストロークは変らない。
また突出しストロークの調整は、検出器18を
長孔内を突出方向に移動することにより行なうこ
とができる。検出器18を可動盤5側に移動して
近づけると、その分だけ可動盤5の後退移動量が
減じて、突出しストロークも短くなる。反対に可
動盤5から遠ざけると後退移動量が増して突出し
ストロークも長くなる。
したがつて、検出器18を受け部材13と共に
移動して、可動盤5の後退停止位置を決定した上
で、突出しストロークの調整わ行なうことができ
る。
(考案の効果) この考案は上述のように、可動盤5に貫挿した
突出棒9の後端と接し、かつ可動盤5の後退移動
により、突出棒9の先端部を可動盤5より突出す
る受け部材13を、可動盤後方の固定盤2に位置
調整自在に設け、その受け部材13に可動盤5の
後退位置検出器18を、突出方向に移動可能に部
材を介して連結し、受け部材13と共に検出器1
8も移動できるようにしたことから、型開寸法に
応じて可動盤の後退停止位置を新たに設定する場
合でも、その両方を個々に移動して位置の設定を
行なう必要がない。
また後退停止位置を変更しても、可動盤5から
後退位置検出器上に突設した検知棒19の長さは
一定であるから、突出棒9の突出しストロークが
変るようなこともない。したがつて後退停止位置
の設定に手間を要せず、従来よりも操作性が向上
する。
更にまた、後退停止位置を決定したのちに、後
退位置検出器を移動して停止位置の修正ができ、
これにより突出加減を調整できるので、突出不足
や過剰などが起らず、成形品の離型不足や金型の
損傷などが防止されるなどの特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る成形品突出装置を備
えた型締装置の縦断面図、第2図は、その左側面
図である。 5……可動盤、9……突出棒、11……案内
筒、13……受け部材、14……連結用の棒、1
6……レール、17……スライド部材、18……
可動盤の後退位置検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動盤に貫挿した突出棒の後端と接し、かつ可
    動盤の後退移動により、突出棒の先端部を可動盤
    より突出する受け部材を、可動盤後方の固定盤に
    位置調整自在に設け、その受け部材に部材を介し
    て可動盤の後退位置検出器を突出方向に移動可能
    に連結するとともに、可動盤から後退位置検出器
    上に検知棒を突設してなる成形品突出装置。
JP6244884U 1984-04-27 1984-04-27 成形品突出装置 Granted JPS60173303U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6244884U JPS60173303U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 成形品突出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6244884U JPS60173303U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 成形品突出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60173303U JPS60173303U (ja) 1985-11-16
JPH025929Y2 true JPH025929Y2 (ja) 1990-02-14

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ID=30591669

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JP6244884U Granted JPS60173303U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 成形品突出装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03278929A (ja) * 1990-03-29 1991-12-10 Fanuc Ltd 射出成形機のイジェクタ機構

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Publication number Publication date
JPS60173303U (ja) 1985-11-16

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