JPH0315289Y2 - - Google Patents

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JPH0315289Y2
JPH0315289Y2 JP6545784U JP6545784U JPH0315289Y2 JP H0315289 Y2 JPH0315289 Y2 JP H0315289Y2 JP 6545784 U JP6545784 U JP 6545784U JP 6545784 U JP6545784 U JP 6545784U JP H0315289 Y2 JPH0315289 Y2 JP H0315289Y2
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JP6545784U
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、射出成形機やトランスフアー成形機
等における動作ユニツトの進退位置検出装置に関
するものである。
[従来技術] 従来、例えばプレアドバンス成形を行なう射出
成形機においては、第4図に示すように、ベツド
1の上面の金型2に対して射出ユニツト4を動作
位置と待機位置とに所定ストロークLを進退動さ
せ、金型2のスプール3に射出ユニツト4のノズ
ル5を接触させて動作位置における前進限として
いた。同様に待機位置における後退限が設定され
ていた。それらの位置検出は、射出ユニツト4の
一側にリミツトスイツチの検出子6,6を固定す
るとともに、同一側と並行のベツト1上に固定し
たバー7に複数のドツク8,8を設けて前進限と
後退限とを設定していた。
これに対して、最近の成形機のデジタル化に伴
なつて第5図に示すように、ポテンシヨメータ9
等を用いた検出装置が増加する傾向にある。ポテ
ンシヨメータ9は内部に電圧素子等を有するケー
ス本体10がベツト1に固定され、ケース本体1
0から進退動するロツド11の先端が射出ユニツ
ト4の取付部12を介して取付係合されていた。
従つて、射出ユニツト4の所定ストロークLの移
動に伴なつて、ロツド11が進退動してこれに伴
なつて各位置が検出されていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記第4図のリミツトスイツチによれば、前進
限と後退限の設定を夫々行なわなければならず、
作業操作性が欠ける欠点があつた。しかも、ドツ
グ8,8のある2点しか検出されず途中行程が判
明しない欠点があつた。そのために、必要に応じ
て検出子を多数設ける場合があつた。
また、第5図では、射出ユニツト4の移動スト
ロークLの全域に亘る長さのポテンシヨメータ9
を用意しなければならない欠点があつた。しか
も、ポテンシヨメータ9の大きな取付スペースを
ベツト1上に必要とするうえ、取付部12の固定
とロツド11との係合等の取付加工が面倒であつ
た。
そこで、射出ユニツト4の進退動について実験
したところ、ノズル5の前進限における少なくと
も僅かな領域を正確に検出できれば、制御可能で
あることが判明した。ノズル5の後退に際して
は、金型2から離れた状態が検出されれば、全領
域を検出する必要はないことが判明した。前進限
或は後退限から僅かな領域の検出の必要性は、金
型の型開閉動作ユニツト等の他の動作ユニツトに
も同様な課題であつた。
しかして、本考案は上記実情に鑑みて考案され
たものであつて、必要な領域のみを正確に検出で
き、位置検出装置の小型化と取付加工などを不要
としたことを、その目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る各動作位置検出装置を有する成形
機の特徴は、ベツド上の動作ユニツトの動作位置
側にケース本体が固定されるとともにケース本体
から検出ロツドが短い進退ストロークで動作ユニ
ツトの進退動方向に向けて付勢・突出され、検出
ロツドが少なくとも動作位置で後退されて動作ユ
ニツトに当接されている構成にある。
[作用] 動作ユニツトの待機位置において検出ロツドは
短い進退ストロークであるので、その先端が動作
ユニツトから離れた状態となつている。
動作ユニツトが前進しても、前進側に向けて突
出されている検出ロツドが短くて当接しないため
に位置検出が行なわれない。動作ユニツトがさら
に前進して検出ロツドに当接した時点で初めて位
置検出され、その後は動作ユニツトの前進に伴な
つて連続的に位置検出が行なわれる。
次に、動作ユニツトが後退した場合には、検出
ロツドは連続的に位置検出を行なうが、短い進退
ストロークを越えた時点から位置検出されない。
[実施例] 図面は本考案に係る各動作位置検出装置を有す
る射出成形機の一実施例を示し、第1図は動作ユ
ニツトとして射出ユニツトへの適用を示す概略正
面図、第2図は位置検出装置としてリニヤスケー
ルを示す斜視図である。図中従来例と同一符号は
同一部分を示すので、重複説明を省略する。
しかして、リニヤスケール20は、ベツト1の
上面の射出ユニツト4の前進方向に位置してケー
ス本体21を固定され、ケース本体21から射出
ユニツト4の前進方向へ検出ロツド22が突出さ
れている。検出ロツド22は、スプリング23を
巻設されて突出方向に付勢されるとともに、その
突出長L1が短く設定されている。即ち、突出長
L1<移動ストロークLの関係にある。上記スプ
リング23は、検出ロツド22に挿通された後
に、ロツド先端に設けられたねじ部24にばね座
金25を介してナツト26を螺合することによつ
て付勢状態で取付けられる。
上記検出ロツド22は、射出ユニツト4の動作
位置であるノズル前進限において、後退状態でユ
ニツトに当接されている。
上記構成によれば、射出ユニツト4の待機位置
において検出ロツド22は、その突出長Lだけス
プリング23の付勢によつて突出されており、そ
の先端がユニツトから離間した自由状態となつて
いる。この状態では、位置検出は行なわれない。
射出ユニツト4が前進するが、移動ストローク
LのうちL−L1の領域では、射出ユニツト4に
検出ロツド22が当接しないので、位置検出が行
なわれない。射出ユニツト4は、更に前進して検
出ロツド22に当接した時点で初めて位置検出さ
れる。その後は、射出ユニツト4の前進に伴なつ
て検出ロツド22がスプリング23の付勢力に抗
して後退するので、連続的に位置検出が行なわれ
る。
次に、射出ユニツト4が後退した場合には、検
出ロツド22はスプリング23の付勢力によつて
突出するので、上記後退動に追随して連続的に位
置検出を行なうが、突出長L1を経過した時点か
らは位置検出を行なわない。
以上の通り上記一実施例によれば、ベツト1の
上面にポテンシヨメータ20を固定し、ポテンシ
ヨメータ20の検出ロツド22をスプリング23
によつて短い進退ストロークL1だけ突出させて
射出ユニツト4に当接させるだけの簡単な構造と
することができ、ノズル前進限に必要な領域のみ
をリニヤに検出することができた。しかも、仮に
パージの必要性があれば、その場合に限つて手動
で行なえば足りるものであり、必要に応じて後退
限にのみリミツトスイツチを組合せて配置するこ
とも可能である。又、検出ロツド22にスプリン
グ23を挿通してばね座金25を介してナツト2
6を螺合するだけで、所望領域検出装置を製造で
き、極めて簡単且つ安価に製造可能である。
図面第3図は、型締ユニツトに適用した他の一
実施例を示す型開閉行程図である。
上記型開閉機構は、同図において、通常は予め
設定させた速度でA→B→…R→S→Aの順に動
作する。概略説明すると、まず型開限の位置から
金型保護領域(A→F)までは、高速大流量にて
設定された型閉速度で移動する。次に、型閉限
(F→H)までは、型を移動するために必要な最
低圧力で金型保護型閉速度で移動する。型閉限に
到達すると、低圧型締(H→J)及び高圧型締
(J→K)の順に成形条件に応じて動作する。型
開行程においては、まず型締力降下(K→L)を
行なつてから、低速型開領域(H→M)まで高圧
小流量で低速型開領域速度で移動し、次に、型開
限(M→A)まで高圧大流量で型開速度で移動し
て、1サイクルの動作を終了する。
上記型開閉機構における動作位置検出において
は、金型保護領域及び型締限領域(D→K)(K
→P)と、型開限領域(A→C)(R→A)のふ
たつの領域にのみ前記リニヤスケール20,20
を配置すればよい。即ち、各領域の突出長を有す
る検出ロツドを夫々進退方向に対向状態で配置し
て可動側に当接させることによつて、各領域のみ
をリニヤに検出可能となる。検出されない領域で
は、高速型開閉を行なうことができる。勿論、他
の型開閉機構にも適用可能であることは言うまで
もなく理解されるものである。
上記実施例において射出成形機を例示したが、
他の成形機のあらゆる動作ユニツトにも適用して
動作位置を検出可能である。上記実施例における
リニヤスケール20は、所定長のロツドを付勢状
態とする位置検出装置であれば、同様な効果で実
施可能である。
[考案の効果] 本考案によれば、以下の効果を奏する。
動作ユニツトの移動ストロークのうち必要な
ストローク領域のみをリニヤに検出できた。
上記によつて、各動作位置検出装置を小型
化て動作ユニツトまわりを簡素化でき、これに
伴なつてコストダウンを図れる。
ロツドを当接状態としたので、従来の如き面
倒な取付け作業や取付け加工を省略できた。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案に係る各動作位置検出装置
を有する射出成形機の一実施例を動作ユニツトと
して射出ユニツトへの適用を示す概略正面図、第
2図は同位置検出装置としてリニヤスケールを示
す斜視図、第3図は、型締ユニツトに適用した他
の一実施例を示す型開閉行程図、第4図及び第5
図は従来例を示す概略正面図である。 1……ベツド、2……金型、3……スプール、
4……射出ユニツト、5……ノズル、20……リ
ニヤスケール、21……ケース本体、22……検
出ロツド、23……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 動作位置と待機位置との間を所定ストローク進
    退動する動作ユニツトをベツド上に備えてなる成
    形機において、 前記ベツド上の動作ユニツトの動作位置側にケ
    ース本体が固定されるとともにケース本体から検
    出ロツドが短い進退ストロークで動作ユニツトの
    進退動方向に向けて付勢・突出され、検出ロツド
    が少なくとも前記動作位置で後退されて動作ユニ
    ツトに当接されていることを特徴とする各動作位
    置検出装置を有する成形機。
JP6545784U 1984-05-07 1984-05-07 各動作位置検出装置を有する成形機 Granted JPS60178111U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6545784U JPS60178111U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 各動作位置検出装置を有する成形機

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JP6545784U JPS60178111U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 各動作位置検出装置を有する成形機

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Publication Number Publication Date
JPS60178111U JPS60178111U (ja) 1985-11-26
JPH0315289Y2 true JPH0315289Y2 (ja) 1991-04-03

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JP6545784U Granted JPS60178111U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 各動作位置検出装置を有する成形機

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JP2019018358A (ja) * 2017-07-11 2019-02-07 東洋機械金属株式会社 射出成形機

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JPS60178111U (ja) 1985-11-26

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