JPH0258099A - ハイハットスタンド - Google Patents

ハイハットスタンド

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JPH0258099A
JPH0258099A JP63209726A JP20972688A JPH0258099A JP H0258099 A JPH0258099 A JP H0258099A JP 63209726 A JP63209726 A JP 63209726A JP 20972688 A JP20972688 A JP 20972688A JP H0258099 A JPH0258099 A JP H0258099A
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pedal
rod
operating rod
hat stand
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D13/00Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
    • G10D13/01General design of percussion musical instruments
    • G10D13/06Castanets, cymbals, triangles, tambourines without drumheads or other single-toned percussion musical instruments
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    • G10D13/065Hi-hats

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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はハイハツトスタンドに関し、特には演奏時に
おけるペダル操作を大幅に改善した新規なハイハツトス
タンドの構造に関する。
(従来の技術) ハイハ+7ト(High−hat)スタンドは、スタン
ド上部に下側固定シンバルと上側可動シンバルが配され
てなるもので、スタンドの下部のペダルの上下動によっ
て作動ロッドを介し前記上側可動シンバルを上下動せし
め前記下側固定シンバルと合着したりあるいは開いたり
しながら演奏するものである。上側可動シンバルの作動
ロッドはばねによって常時上方に付勢されているので演
奏者はペダルを踏み込んだりゆるめたりすることによっ
て可動シンバルをコントロールスル。
しかるに、この種のハイハツトスタンドにあっては、演
奏者の意志を的確に表現するために、可動シンバルのす
ばやく正確な作動、−口に言えば応答性のよい作動が求
められる。
そして、この応答性は、機構的には、シンバル作動ロッ
ドを動かすペダルが軽く踏めて早くもどる、という点に
求められるのであるが、前に説明したように作動ロッド
はばねによって常時上方に付勢されているものであるか
ら、ペダルを軽く踏むためにはばねを弱くしなければな
らない、しかし早くもどるためにはばねを強くしなけれ
ばならない、というまったく相矛盾することが要請され
るのである。
さらに加えて、演奏に際しては、シンバルの微妙な開閉
、すなわち、シンバルが閉じた状態ではしっかりと閉ま
っているが、微妙なペダル操作によってシンバルが僅か
に開いたり閉じたりすることも可能となる機構が要求さ
れる。
しかるに、従来のこの種ハイハツトスタンドにあっては
、例えば第12図にその一例を示したように、シンバル
作動ロッド100がペダル110と直接接続された構造
となっているために、ペダル110の作動量は即ちシン
バル作動ロッド100の作動量であり、また、ペダル1
10の踏み込みにはばね装置105のばね圧力の大きさ
と同じ大きさの力が要求されるのである。なお、同図で
符号106ばばね装置のばねと作動ロッドとを結合する
連結部材、107は該連結部材106とペダル110を
接続するチエインである。
従って、この種直接接続構造を有するものにあっては、
いろんな改良が加えられたとしても、結局上に述べた要
請に対しては何らの改善もなされないまま、ただ単にば
ねの強弱や抵抗の大小の差によって演奏上のフィーリン
グを変化させた小手先的な改良を重ねていたにすぎない
(発明が解決しようとする課題) そこで、この発明の発明者は、上のような状況に鑑みて
様々な実験改良を重ねた結果、ペダルとシンバル作動ロ
ッドとを直接接続している限り上の要請を実現すること
はできない、新たな力学的な構造を考えなければならな
いということに気付き、その一つの答としてここに、ペ
ダルとシンバル作動ロッドとをてこの原理を応用した回
動部材を介して接続することを見い出したのである。
すなわち、この発明は、てこの原理を応用することによ
って、ペダルをより軽い力で踏むことができ、ペダルの
戻りが速く、シかもシンバルをしっかり押しつけること
ができ、あわせて微妙なペダル操作が可能である。極め
て応答性がよく演奏操作に優れたハイハツトスタンドを
提供することを目的とするものである。
また、この発明は、上の目的に加え、シンバル作動ロッ
ドの直進性を確保し、該ロッドのスムーズな動き、ひい
てはシンバルのスムーズな作動を保証した新規なハイハ
ツトスタンドを提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、この発明に係るハイハツトスタンドは、まず
、第一に、フットペダルの動きによってシンバル作動ロ
ッドが上下動するノ\イ/\ットスタンドにおいて、前
記シンバル作動ロッドは前記フットペダルと単一の回動
部材を介して接続されており、かつ、前記回動軸からシ
ンバル作動ロッド接続部までの距離(Y)は前記回動軸
からフットペダル接続部までの距# (X)よりも小で
あるように接続されていることを特徴とするハイハット
スタンドの構造を提案するものである。
また、第二に、この発明は、フットペダルの動きによっ
てシンバル作動ロッドが上下動するハイハットスタンド
において、前記シンバル作動ロッドは前記フットペダル
と単一の回動部材を介して接続されており、かつ、前記
回動軸からシンバル作動ロッド接続部までの距tllI
 (Y)は前記回動軸からフットペダル接続部までの距
離(X)よりも小であるように接続されているとともに
、前記回動軸が揺動腕によって保持されていることを特
徴とするハイハットスタンドの構造を提案するものであ
る。
(実施例) 以下添付の図面に従ってこの発明の実施例とともに説明
する。
第1図はこの発明の一実施例を示すハイハットスタンド
の要部の一部斜視図、第2図は第1図に図示したハイハ
ットスタンドの一部を省略した縦断面図、第3図はこの
発明の他の実施を示すハイハットスタンドの要部の断面
図、第4図番図は回動部材の作動原理図、第5図はこの
発明のハイハットスタンドの作動を表わす概念図、第6
図番図は同じくこの発明の各種の作用を表わす概念図、
第7図番図はこの発明の実施例を従来品と対比して示し
たグラフ、第8図はこの発明の別の実施例を示すハイハ
ットスタンドの要部の一部斜視図第9図は第8図に図示
したハイハットスタンドの一部を省略した縦断面図、第
10図番図は回動部材の作動原理図、第11図番図はこ
の発明のハイハットスタンドの作動を他の例と対比して
表わした概念図である。
(実施例1) まず、第1図および第2図に従って、この発明の第一の
実施例のハイハットスタンドの全体構成を説明する。
ハイハットスタンド10の上部には、第2図のように下
側固定シンバル11とL側可動シンバル12が配されて
いる。下側固定シンバル11はスタンドの本体バイブ1
3に固定されており、これに対して上側可動シンバル1
2は本体バイブ13内に挿通されたシンバル作動ロッド
15に取付けられていて該作動ロッド15の上下動に従
って上下動し、前記下側固定シンバル11と合着したり
開いたりする。
上側可動シンバル12の作動ロッド15はばねによって
常時上方に付勢されるものであるが、この実施例では図
のようなばね装置30が付属されている。このばね装置
30は、第2図に図示したように、本体筒部31とその
上部に螺着された調節キャップ32を有し、前記本体筒
部31下部に設けられた下部ばね受部材36と前記調節
キャップ32に設けられた上部ばね受部材37との間に
コイルばね35を伸縮調節自在に保持せしめたものであ
る。ばね装置30本体はブラケット39によってスタン
ドのパイプ本体13に取付られているとともに、前記下
部ばね受部材36のロッド部36aは連結部材38を介
して前記作動ロッド15と連結されていて、該作動ロッ
ド15に常時上向きの付勢力を付与している。
なお、作動ロッド15に付勢力を与えるばねはパイプ本
体13内の作動ロッド15に直接巻着されることもある
次に、前記シンバル作動ロッド15を作動させるフット
ペダル20は、図のように、回動部材としてレバー40
を介して該作動ロッド15と(ここでは連結部材38を
経て)連結される。
レバー40はその先端を回動支点軸Oとするてこ部材で
あって、レバー40先端はペダルスタンドの前フレーム
22に設けられた1字状部材23の垂下部にビン41に
よって軸着されている。
方該レバー40の後端にはフットペダル20がチェーン
45等の連結部材を介して取付けられる。
符号46および47は連結ピンである。
そして、このレバー40上の任意の場所にシンバル作動
ロッド15を作動するための接続部Jが形成される。実
施例では、先述のように、作動ロッド15がばね装置3
0と連結部材38によって連結されているので、レバー
40は該連結部材38と接続される。符号42は接続部
材の一例としてのチェーンであり、43および44は連
結ピンを表わす。
レバー40における作動ロッド15との接続部Jの位置
の選定は、実際上極めて重要となる。すなわち、この接
続部Jはてこの作用点に相当し、この位置によって作用
する力の大きさが変動するからである。この点について
は後に詳述するが、この種の物品装置においてはレバー
長さを1としたとき支点Oから該接続点Jまでの長さ比
が概ね0.5〜0.7位の範囲内のものが実用的に使い
やすいと考えられる。
第3図は、回動部材として、上で述べたてこ部材40に
代えて、スプロケー、トまたは部分スプロケットよりな
るホイル部材60を用いた例である。
この例において、ホイル60はペダルスタンドに設けら
れた軸体61を回動中心軸Oとし、その外周山部60G
にはフットペダル20のチェーン62が巻着されて、フ
ットペダル20の上下動に従って回動する。符号63お
よび64は連結ピンである。そして、このホイル60の
内側所望位置にシンバル作動ロッド15のための接続部
Jが形成される。符号65は接続部材の一例としてのチ
ェーンであり、66および67は連結ピンを表わす。
このホイル部材の例にあっては、回動軸Oからフットペ
ダル接続部までの距離はすなわちホイル60の半径であ
り、回動軸Oからシンバル作動ロッド15との接続部J
までの距離は、それがホイル60の内側位置であること
より、常に該半径より短い、そして、この作動ロー2ド
15との接続部Jの位置の選定は、上のレバー部材40
の場合と全く同様にてこの原理より極めて重要であるが
、ホイル部材の場合にも、回動軸からフットペダル接続
部までの距離を1としたとき1回動軸からシンバル作動
ロッド15との接続部Jまでの距離が概ね0.5〜0.
7位の範囲内のものが実用的に使いやすい。
(第1実施例の作用) 第4図は回動部材の作動原理図であり、第4A図がレバ
ー部材40、第4B図がホイル部材60の場合である0
図のように、このレバー部材40とホイル部材60はと
もに回動支点0と作用点Jと力点Qを有し、てこの原理
に基く運動することが明らかである。
そこで、これを次に、第5図以下の図面に従って作用と
ともにより詳しく説明する。なお、レバー部材40とホ
イル部材60とは、この発明において作動原理および作
用に関して全く均質であると考えるので、以下の説明で
はレバー部材を中心として説明する。
第5図はこの発明のハイハットスタンドの作動原理を示
す概念図であって、同図から明らかなように、回動部材
であるレバー40(またはホイル部材60)はてこの原
理から、回動支点Oを中心として物体を回転させる力、
すなわち力のモーメントは、シンバル12を引き下げる
力[W]×うでの長さ[Y]=ペダル20の踏力[P]
 Xうでの長さ[X] という式が成り立つ。
従って、シンバルを引き下げる[W]に要する力、つま
りペダルの踏力[P]は、[X]に対する[Y]の比が
小さくなればなるほど、換言すれば作用点Jが支点Oに
近づけば近づくほど、小さく(軽く)することができる
また、これに対して、シンバル12を一定距離[h]引
き下げるに要するペダル20の作動距離[H]は、レバ
ー40(ホイル部材60)の[X]に対する[Y]の比
に半比例する。つまり、作用点Jが支点0に近づけば近
づくほど、ペダルのストロークを大きくしなければなら
ない。
次に、実際のハイハットスタンドの実施例についてより
詳しく述べると、第6図番図は回動部材の[X]  :
  [Y]の比を1:0.5、つまり作動ロッド接続点
Jをレバー40の中央点またはホイル60の半径の半分
の位置にした場合の各種作用を表わす概念図である。
なお、この実施例と従来品との対比がこの項の最後に表
1として示される。
すなわち、第6A図においては、シンバル(作動ロッド
)に加わっているばね圧力をFとすると、ペダルを踏む
のに必要な力は172F(半分)で済むことを表わして
いる。このことは、ばね圧力を従来と同じとすれば(表
1の発明品Aの場合)。
本発明構造のペダルはより軽い力で踏むことができるこ
とを意味する。
あるいは、従来より強いばね圧のばねを使用することが
できることを意味する0表1の発明品Bでは従来より1
.5倍のばね圧のばねを使用した場合でも、従来より軽
い力(3/4)でペダルを踏むことができることを示し
ている。
第6B図は、上と同じ原理から、可動シンバルを固定シ
ンバルに合着してクローズ状態としたときにおいて、ペ
ダルをPの力で踏み付けたとき可動シンバルには2Pの
力が加わることを示している。実際上シンバルはばねの
圧力Fを差引いた2P−Fの力で押さえつけられるので
あるが、従来のP−Fの力に比して、しっかりと合着さ
れ、演奏用語で言えばタイトに閉まり好ましい演奏が可
能となる。
第6C図は、ペダルをSum移動した場合、シンバルは
1/2S+*m移動することを示している。(てこの原
理より力が1/2となれば距離は2倍となる。)このこ
とは、ペダル操作を軽妙に行なうことができることを意
味し、特に、−旦シンバルをクローズしておいてこれを
微妙に開は閉めする演奏テクニックに大きく役立つ。
さらに、第6D図は、ペダルの戻り速さを示す図で、シ
ンバル(作動ロッド)が速度Vで戻るとき、ペダルは2
vの速度で戻ることを示している。
これは、ペダルのプレートが演奏者の足裏にすいつくよ
うにして戻ることを意味し、演奏者に好ましいフィーリ
ングを与え、その演奏テクニックをいやが上にも高める
ものである。
第7図は回動部材における作動ロッド接続点(J)を変
化させた場合における、ペダルストロークと踏み力との
関係(第7A図)およびペダルストロークとシンバル移
動距離との関係(第7B図)をそれぞれ実際のハイハッ
トスタンドについて測定したグラフである。
図の上部に示したように、破線はx:Yが6=4である
場合(xtelとするとYの比は0.67)、−点鎖線
はx:Yが7:4である場合(Xを1とするとYの比は
0.57)、二点鎖線はX:Yが8:4である場合(X
を1とするとYの比は0.5:先の実施例のもの)をそ
れぞれ示す、そして、実線は作動ロッドとペダルとが直
接接続された従来品を表わす。
(第1実施例の効果) 以上図示し説明したように、この第一の実施例に係るハ
イハットスタンドにあっては、ペダルとシンバル作動ロ
ッドとを接続するにてこを介したものであるから、てこ
の原理より次のようなこの種ハイハットスタンドとして
優れた効果を現出することができた。
まず、ペダルをより軽い力で踏むことができるので従来
のペダルの踏み込み感を大きく一変させその操作性を大
きく改善することができた。そして、必要に応じて従来
より強いばねを使用することも可能となり、使用ばね規
格の選択幅を広くすることができるようになった。
また、シンバルを強い力で押えることができるので、殊
にシンバル合着時におけるタイトな閉めが実現でき、歯
切れのよいシャープな演奏が可能となる。
さらに、ペダルの作動量はシンバル(作動ロッド)の作
動量に比して大きくなるので微妙な動きも容易に可能と
なり、小きざみなシンバルのオープン、クローズの繰返
し操作も簡単に行なえるようになった。
更に加えて、ペダルの戻りが速くなり、ペダルは演奏者
の足裏にすいつくような感覚を与え、演奏者に好ましい
フィーリングを与えるとともに。
その演奏テクニックを向上させる。
このように、この発明は、従来品とは比較することもで
きないほど大きな利点長所を備え、極めて応答性がよく
演奏操作に優れたハイハットスタンドを提供することが
できたものである。
表      1 (実施例2) 第8図ないし第11図はこの発明の第二の実施例のハイ
ハットスタンドに係る。
第二実施例は、前述の第一実施例のハイハットスタンド
において、さらにシンバル作動ロッドのスムーズな直進
性を確保することを目的としたものである。
すでに説明したように、第一実施例のハイハットスタン
ドは、シンバル作動ロッドを単一の回動部材を介してフ
ットペダルと接続するとともに、回動軸からシンバル作
動ロッド接続部までの距離(Y)を回動軸からフットペ
ダル接続部までの距離(X)よりも小さくして接続した
ものである。
そして、この構造のものは、すでに述べたようなてこの
原理に広く作用を持ち効果を生ずる。
しかるに、前記の実施例のものにあっては、シンバル作
動ロー、ド接続部Jは回動部材の回動軸0を中心として
円孤運動するものであるから、シンバルロフトが上下動
するときに「ぶれ」が生じ、その「ぶれ」の分だけロッ
ドが傾動してパイプ摺動部との間に摩擦抵抗力が生じ重
く感じられることがあるのである。
第二実施例のハイハットスタンドは、この問題を解決す
るために回動部材の回動軸を揺動腕によって保持するこ
とによって、いわゆる「ぶれ」を吸収し、もってシンバ
ル作動ロッドのスムーズな直進性を確保するようにした
ものである。
第8図および第9図に図示したハイハットスタンドIO
Aは、第1図および第2図に図示のハイハットスタンド
10に揺動腕70を設けた例である。従って、揺動機構
を除く他の構成部分は先の例と全く同一なので、同一符
号を付すことによってその説明に代えることとする。
ハイハットスタンドIOAの揺動部において、ペダルス
タンド22の上部突部27に揺動腕70が軸着されてい
て、該揺動@70の先端が回動部材であるレバー4OA
の回動軸0と結合されてレバー40Aが保持されている
。符号71は揺動腕70の揺動中心(R)となるスタン
ド22側の取付ビン、41Aは揺動腕70とレバー4O
Aとの取付ピンである。
なお、第3図に示したホイル部材60を用いた例におい
ても揺動機構を設けることができる。同図の図中、破線
符号80が揺動腕である。図の破線のように揺動腕80
を設けた場合には、ホイル60Aの回動軸0(61)は
ペダルスタンド22のフレームに保持されるのではなく
、当該揺動腕80によって揺動自在に保持されることは
いうまでもない。
(第2実施例の作用) 第10図は回動部材の作動原理図であり、第10A図が
レバー部材4OA、第10B図がホイル部材60Aの場
合である0図のように、このレバー部材40Aとホイル
部材60Aはともに回動支点Oと作用点Jと力点Qを有
し、てこの原理に基〈運動をするとともに、揺動腕70
.80の支点(R)を中心として回動部材自体が揺動す
る。
バイバットシンバルにおける作用を第11図の図面に従
って説明する。なお、レバー部材40Aとホイル部材6
0Aとは、作用に関して全く均質であるので1次の説明
ではレバー部材についてのみ説明することとする。
第11A図のハイハットスタンドの作動概念図において
、フットペダル20の上下動は第−義的には回動部材で
あるレバー40A(またはホイル部材60A)をその回
動軸0を中心として回動させる0回動部材40の回動に
よりシンバル作動ロッド接続部Jは円弧運動をする。し
かるに、このとき、シンバル作動ロッド15においては
、パイプ13の摺動部14との間で摺動に伴なう摩擦抵
抗力が生ずる。この摩擦抵抗力は揺動腕70による回動
部材全体の揺動を生ぜしめる。その結果。
該摩擦抵抗力は吸収されるとともに、シンバル作動ロッ
ド15のスムーズな直進性が確保されるのである。
第11B図は対比のために揺動腕を有しない例を図示し
たものであるが、すでに何度も述べたように、シンバル
作動ロッド接続部Jは回動部材の回動軸Oを中心として
円弧運動し、シンバルロッド15が上下動するときに該
ロー2ドが傾動してバイブ摺動部14との間に摩擦抵抗
力が生じ操作が重くなる。
(第2実施例の効果) 以上図示し説明したように、第二実施例に係るハイハッ
トスタンドにあっては、第一実施例の構造に加え、その
回動部材の回動軸を揺動腕によって揺動保持することに
よって、いわゆる「ぶれ」を吸収したものであるから、
シンバル作動ロッドのスムーズな直進性を確保すること
ができるようになった。
従って、この第二実施例のハイハットスタンドは、すで
に述べた第一実施例のすべての長所、利点をそのまま享
有しつつ、さらに操作性に優れたハイハットスタンドを
提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すハイ/\−/ )ス
タンドの要部の一部斜視図、第2図は第1図に図示した
ハイハットスタンドの一部を省略した縦断面図、第3図
はこの発明の他の実施を示す/Xイハットスタンドの要
部の断面図、第4図番図は回動部材の作動原理図、第5
図はこの発明の/’tイ/Xットスタンドの作動を表わ
す概念図、第6図番図は同じくこの発明の各種の作用を
表わす概念図、第7図番図はこの発明の実施例を従来品
と対比して示したグラフ、第8図はこの発明の別の実施
例を示すハイハットスタンドの要部の一部斜視図、第9
図は第8図に図示したハイハットスタンドの一部を省略
した縦断面図、第10図番図は回動部材の作動原理図、
第ti図各図はこの発明の/\イハットスタンドの作動
を他の例と対比して表わした概念図、第12図は従来装
置の要部断面図である。 0、IOA・・・ハイハットスタンド、1・・・下側固
定シンバル。 2・・・上側可動シンバル、 5・・・シンバル作動ロッド、 O・・・フットペダル、 O・・・ばね装置、 5・・・コイルばね、 38・・・連結部材、 40.4OA・・・レバー 42.45・・・チェーン、 60.6OA・・・ホイル部材、 70.80・・・揺動腕。 0・・・回動軸(支点)、 J・・・シンバル作動ロッド接続部(作用点)、Q・・
・フットペダル接続部(力点) R・・・揺動軸(支点)。 X・・・回動軸(0)からフットペダル接続部(Q)ま
での距離。 Y・・・回動軸(0)からシンバル作動ロッド接続部(
J)までの距離。 第 図 第 図 (4A) (4B) 第 図 第 図 第 図 (7A) tf ペク゛ルfi1度A楚ATL! (7B) −ぐ9゛ル角崖つ4〔スi1.! 第 図 第10 図 (ioA) (IOB) 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フットペダルの動きによってシンバル作動ロッドが
    上下動するハイハットスタンドにおいて、前記シンバル
    作動ロッドは前記フットペダルと単一の回動部材を介し
    て接続されており、かつ、前記回動軸からシンバル作動
    ロッド接続部までの距離(Y)は前記回動軸からフット
    ペダル接続部までの距離(X)よりも小であるように接
    続されていることを特徴とするハイハットスタンド。 2、単一の回動部材がレバー部材である請求項第1項の
    ハイハットスタンド。 3、単一の回動部材がホイル部材である請求項第1項の
    ハイハットスタンド。 4、回動軸からフットペダル接続部までの距離(X)を
    1としたときの前記回動軸からシンバル作動ロッド接続
    部までの距離(Y)が0.5〜0.7の範囲内である請
    求項第1項ないし第3項のハイハットスタンド。 5、フットペダルの動きによってシンバル作動ロッドが
    上下動するハイハットスタンドにおいて、前記シンバル
    作動ロッドは前記フットペダルと単一の回動部材を介し
    て接続されており、かつ、前記回動軸からシンバル作動
    ロッド接続部までの距離(Y)は前記回動軸からフット
    ペダル接続部までの距離(X)よりも小であるように接
    続されているとともに、前記回動軸が揺動腕によって保
    持されていることを特徴とするハイハットスタンド。 6、単一の回動部材がレバー部材である請求項第5項の
    ハイハットスタンド。 7、単一の回動部材がホイル部材である請求項第5項の
    ハイハットスタンド。 8、回動軸からフットペダル接続部までの距離(X)を
    1としたときの前記回動軸からシンバル作動ロッド接続
    部までの距離(Y)が0.5〜0.7の範囲内である請
    求項第5項ないし第7項のハイハットスタンド。
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