JPH02578Y2 - - Google Patents

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JPH02578Y2
JPH02578Y2 JP1984198232U JP19823284U JPH02578Y2 JP H02578 Y2 JPH02578 Y2 JP H02578Y2 JP 1984198232 U JP1984198232 U JP 1984198232U JP 19823284 U JP19823284 U JP 19823284U JP H02578 Y2 JPH02578 Y2 JP H02578Y2
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JP
Japan
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water
signal
water heater
controller
faucet
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JP1984198232U
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JPS61114215U (ja
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電気配線を不要とする給湯器のリモ
ートコントロール装置に関する。
〔従来の技術〕
給湯用の燃焼装置と、これを制御信号によつて
制御するコントローラが離れて配置される給湯器
のコントロール装置では、そのコントローラと給
湯器の燃焼用コントローラとの電気的接続を実現
するための電気配線が不可欠のものである。特
に、多機能化されてきている給湯器システムにお
いては、その電気配線に多芯化ケーブルを用いる
必要がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記電気配線のための工事には
費用と時間がかかるほか、ケーブル単価の上昇に
よつて給湯システム全体のコストが上昇するとい
う問題が生じている。また、既設家屋への給湯シ
ステムの設置には、工事費用、工賃がかかり過
ぎ、これが普及への大きなネツクとなつている。
さらに、近年給湯システムの多機能化が要求さ
れ、マイクロコンピユータによる信号処理が行わ
れるものに至つては、信号ノイズの対策が望まれ
るに及んでいる。
この考案はかかる従来の問題点を解消するため
になされたもので、水道管に流れる水を媒体とし
て給湯器側と水栓側との間に音波の授受を行わし
め、電気配線なしで給湯や燃焼に関するコントロ
ーラを遠隔的にしかも高感度で実施できる給湯器
のリモートコントロール装置を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかる給湯器のコントロール装置は
水道管の給湯器付近と水栓付近に、それぞれ第1
の音波送受信器および第2の音波送受信器を取り
付け、これらの各音波送受信器にそれぞれ第1の
コントローラおよび第2のコントローラを接続し
て、これら各コントローラからの給湯および燃焼
に関する信号を水道管内の水を媒体として上記各
音波送信器間に授受させるようにしたものであ
る。
〔作用〕
この考案における第1の音波送受信器および第
2の音波送受信器は水道管中の水を媒体として、
第1のコントローラおよび第2のコントローラか
らの信号データを音波に乗せて授受するように作
用する。水道管中の水は音波の良導体であり、電
気配線なしで各種の信号データの交換が行え、給
湯および給湯器の燃焼に関する遠隔制御や表示を
確実に行う場合に便利である。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図において、1は水道管であり、この水
道管1の途中には給湯器2が設けられ、水道水が
この給湯器2において燃焼加熱される。3は水道
管1の端部に取り付けられた水栓である。この水
道管1には給湯器2の近傍に第1の音波送受信器
4が取り付けられ、水栓3の近傍に第2の音波送
受信器5が取り付けられ、これら両音波送受信器
4,5の一方から発信した音波を、水道管1内の
水を通じて他方にて受信しうるようになつてい
る。6は給湯器2側に設置される燃焼コントロー
ラとしての第1のコントローラで、第2の音波送
受信器5からのコントロール信号にもとづいて給
湯器2の燃焼制御を行うほか、給湯器2から着火
確認信号や故障モード信号を第1の音波送受信器
4に入力する。7は水栓3の近傍に設けられるリ
モートコントローラとしての第2のコントローラ
で、給湯温度の設定や給湯開始などの給湯および
燃焼に関する信号を第2の音波送受信器5に入力
するほか、第1のコントローラ6からの上記着火
確認信号や故障モード信号を表示する機能をも備
えている。なお、8は給湯器2と水栓3を隔設す
る壁である。
第2図は第1の音波送受信器4および第2の音
波送受信器5による信号の処理回路を示す。同図
において、4a,5aは入出力部で、入出力部4
aは給湯器2に対する燃焼制御信号を出力するほ
か、着火確認信号や故障モード信号を制御部4b
に入力する。入出力部5aは第2のコントローラ
7で設定した給湯温度信号を制御部5bに入力す
るとともに、上記着火確認信号にもとづいた表示
をする機能をも有する。制御部4b,5bは入出
力部4a,5aからの信号を音波信号に変換し送
受信部4c,5cに入力するほか、送受信部4
c,5cにて受信した音波信号を電気信号に変換
して入出力部4a,5aに入力する。また、送受
信部4c,5cは一部が水道管1内に臨んで、水
を媒体として音波信号の授受を行う。
次に、動作について説明する。
いま、第2のコントローラ7において、押釦な
どにより例えば給湯開始の指定(命令)を行う
と、その指定した給湯開始信号(制御信号)が入
出力部5aから制御部5bに入力され、この制御
部5bにてその制御信号が音波信号に変換され、
送受信部5cに入力される。この入力された音波
信号は水道管1中の水の中を伝播して送受信部4
cに受信され、この受信された音波信号は制御部
4bにて電気信号に変換され、この電気信号が入
出力部4aを介して第1のコントローラ6に入力
される。このため、第1のコントローラ6は上記
給湯開始指令にもとづき、給湯器2を燃焼開始せ
しめる。こうして、給湯器2のリモートコントロ
ールができる。
一方、給湯器2の燃焼開始により給湯が始まる
と、第1のコントローラ6では給湯器2の燃焼開
始(着火)を確認し、その確認信号を入出力部4
aを通じて制御回路4bに入力する。制御回路4
bではこの確認信号を音波信号に変換し、送受信
部4cはこの音波信号を水に伝播させる。この伝
播された音波信号は送受信部5cに受信され、こ
れを制御部5bにおいて電気信号に変換し、さら
に入出部5aを通じて第2のコントローラ7に入
力する。こうして入力された電気信号により燃焼
確認用表示器などを点灯させ、これを水栓3があ
る側で確認することができる。
なお、上記第1のコントローラ6および第2の
コントローラ7から発生する信号は上記の着火確
認信号、故障モード信号、指定温度信号、給湯開
始信号のほかタイマー信号その他種々の信号を任
意に選んでまたは同時に出力することができるも
のであり、この場合には、各信号ごとにパルス幅
を変えたり、各信号に変調をかけて、自己同調型
伝送コード、例えばマンチエスタコードを利用し
て伝送ならびに再生するようにすることができ
る。このようにすれば、複数の信号の選別が可能
になるほか、ノイズ対策上都合が良い。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、水道管の給
湯器側および水栓側にそれぞれ水を媒体として音
波信号の授受を行う音波送受信器と、この各音波
送受信器を通じて給湯および燃焼に関する各種の
制御信号を発信および受信するコントローラとを
設けたので、電気配線なしで簡単かつ確実に給湯
および燃焼に関するリモートコントロールができ
る。また、音波信号を使うことによつて、この音
波信号中に含されるノイズが電気回路で構成され
るコントローラに浸入することがなくなり、給湯
器の制御動作が安定化する等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による給湯器のリ
モートコントロール装置を示す説明図、第2図は
音波信号の処理回路を示す図である。 1は水道管、2は給湯器、3は水栓、4は第1
の音波送受信器、5は第2の音波送受信器、6は
第1のコントローラ、7は第2のコントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給湯器と水栓とを結ぶ水道管と、水道管内に臨
    んで水を媒体として音波信号の授受を行う送受信
    部と該送受信部からの音波信号を電気信号に変換
    する制御部と該制御部との間で信号の入出力を行
    う入出力部とからなり、前記給湯器および水栓の
    それぞれに近接して設けた第1、第2の音波送受
    信器と、前記給湯器および水栓との間で水を媒体
    として給湯および燃焼に関する信号を発信制御お
    よび受信制御するように前記第1、第2の音波送
    受信器のそれぞれに接続した第1、第2のコント
    ローラとを備えた給湯器のリモートコントロール
    装置。
JP1984198232U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH02578Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984198232U JPH02578Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JP1984198232U JPH02578Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61114215U JPS61114215U (ja) 1986-07-19
JPH02578Y2 true JPH02578Y2 (ja) 1990-01-09

Family

ID=30757048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984198232U Expired JPH02578Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JP (1) JPH02578Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911311U (ja) * 1982-07-07 1984-01-24 株式会社堀場製作所 非接触式制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911311U (ja) * 1982-07-07 1984-01-24 株式会社堀場製作所 非接触式制御装置

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Publication number Publication date
JPS61114215U (ja) 1986-07-19

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