JPH09238290A - テレビ受像用電波受発信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家屋に於いてテレビ電波を受信する時、従
来はアンテナで受けテレビの設置場所までフイーダ線で
配線し、受像機に接続して利用していた。複数箇所で見
るためには、各々の所に配線の必要があった。 【解決手段】アンテナ線で受信した電波をフイーダ線で
増幅発信機能を持つ制御ユニットに入れ、受信した電
波を増幅し、屋内各部屋に向けて電波信号を発信する。
テレビ受像機は受信ユニットを持ち、その電波信号を受
けて映像を映す。この方式により、室内のアンテナ線の
配線を無くする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本考案は、映像電波の受信に
おいて、その電波を受信、増幅、発信、受信等の制御を
行い無線を利用するものである。

【０００２】

【従来の技術】テレビ電波の受信においては、電波をア
ンテナで受けテレビの設置場所までフイーダ線で配線
し、受像機に接続して利用していた。複数箇所で見るた
めには、各々の所に配線をしておかなければならなかっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】屋内各部屋のアンテナ
配線を無くし、一か所に電波の増幅発信器を取り付け、
どの部屋でも、電源があれば受像できる様にする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】アンテナで受信した電波
をフイーダ線で増幅、発信機能を持つ制御ユニットに入
れ、受信した電波を増幅し、屋内各部屋に向けて電波信
号を発信する。テレビ受像機は受信ユニットを持ち、そ
の電波信号を受けて映像を映す。この方式により、室内
のアンテナ線の配線を無くする。

【０００５】

【発明の実施の形態】図１で、アンテナ１で受信した電
波をフイーダ線２を通して増幅発信機能を持つ制御ユニ
ット３に入る。制御ユニット内で増幅した電波信号を屋
内に発信する。テレビ受像機４には、受信ユニット５が
設置されており、制御ユニットからの信号をキャッチし
て映像を映す。制御ユニットは屋内全体に電波信号が届
く位置、例えば天井裏等に設置する。

【０００６】

【発明の効果】以上の説明の通り、本考案を実施するこ
とによりテレビ受像が、屋内のどの部屋でも、どの場所
でも電源さえあれば可能となる。また、アンテナ線の屋
内配線をする必要が無くなり、工事代も無くなると共に
室内の美化も出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の概要を示した図である。

【符号の説明】

１ 受信用アンテナ ２ フイーダ線 ３ 受発信制御ユニット ４ テレビ受像機 ５ 受信用ユニット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】テレビの映像電波受信において、アンテナ
   から受信した電波を増幅し、その増幅した電波信号を家
   内に発信し、テレビ側に受信ユニットを設け、その電波
   を受信する事により、各室にアンテナ用の配線を不要に
   したシステム。