JPH1093995A - テレビ放送電波到来方向確認装置 - Google Patents
テレビ放送電波到来方向確認装置Info
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- JPH1093995A JPH1093995A JP24215796A JP24215796A JPH1093995A JP H1093995 A JPH1093995 A JP H1093995A JP 24215796 A JP24215796 A JP 24215796A JP 24215796 A JP24215796 A JP 24215796A JP H1093995 A JPH1093995 A JP H1093995A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アンテナの設置場所とテレビの設置場所が離れ
ていても、また、複数の衛星から到来する電波であって
も、電波の到来方向を確認できるようにする。 【解決手段】テレビ受信機１のチューナ２には、同軸ケ
ーブル３を介してテレビ放送受信用アンテナ４が接続さ
れる。チューナ２のＡＶ検波出力端子に無線送信機６を
接続する。この無線送信機６は、チューナ２から出力さ
れるＡＶ検波出力信号をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャ
ンネルに変調し、微弱電波を用いてアンテナ７より外部
に送信する。この送信電波をアンテナ４が設置されてい
る近傍において、液晶ディスプレイ付小型受信機８で受
信する。この小型受信機８は、無線送信機６から送られ
てくる電波をチューナで受信し、テレビ画像を復調して
液晶ディスプレイに表示する。そして、上記小型受信機
８に表示されるテレビ画像を見ながら、その画像が最良
の状態となるようにアンテナ４の方向を調整する。
ていても、また、複数の衛星から到来する電波であって
も、電波の到来方向を確認できるようにする。 【解決手段】テレビ受信機１のチューナ２には、同軸ケ
ーブル３を介してテレビ放送受信用アンテナ４が接続さ
れる。チューナ２のＡＶ検波出力端子に無線送信機６を
接続する。この無線送信機６は、チューナ２から出力さ
れるＡＶ検波出力信号をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャ
ンネルに変調し、微弱電波を用いてアンテナ７より外部
に送信する。この送信電波をアンテナ４が設置されてい
る近傍において、液晶ディスプレイ付小型受信機８で受
信する。この小型受信機８は、無線送信機６から送られ
てくる電波をチューナで受信し、テレビ画像を復調して
液晶ディスプレイに表示する。そして、上記小型受信機
８に表示されるテレビ画像を見ながら、その画像が最良
の状態となるようにアンテナ４の方向を調整する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ放送受信用
アンテナを設置する際に使用するテレビ放送電波到来方
向確認装置に関する。
アンテナを設置する際に使用するテレビ放送電波到来方
向確認装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＶＨＦ、ＵＨＦのテレビ放送受信用アン
テナ、あるいは衛星放送受信用アンテナを設置する場
合、放送電波の到来方向を確認する必要が有るが、従来
では次のような方法が一般に用いられている。
テナ、あるいは衛星放送受信用アンテナを設置する場
合、放送電波の到来方向を確認する必要が有るが、従来
では次のような方法が一般に用いられている。
【０００３】（１）ＶＨＦ、ＵＨＦテレビ放送の電波到
来方向については、電界強度測定器、またはスペクトラ
ムアナライザを用いて確認する。 （２）衛星放送の電波到来方向については、レベル計ま
たはチューナの入力レベルをチューナ本体の表示器によ
る表示、もしくはテレビ画面での表示で確認する。ま
た、アンテナコンバータに組込まれたＬＥＤの点灯状態
により確認する。
来方向については、電界強度測定器、またはスペクトラ
ムアナライザを用いて確認する。 （２）衛星放送の電波到来方向については、レベル計ま
たはチューナの入力レベルをチューナ本体の表示器によ
る表示、もしくはテレビ画面での表示で確認する。ま
た、アンテナコンバータに組込まれたＬＥＤの点灯状態
により確認する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記（１），
（２）に示した従来の方法では、次のような欠点を有し
ている。 （１）の方法では、信号レベルのピーク値で電波到来方
向を確認しているので、ゴースト障害に対しては必ずし
も最適方向とは言えず、ゴースト障害が起きてしまう場
合があった。
（２）に示した従来の方法では、次のような欠点を有し
ている。 （１）の方法では、信号レベルのピーク値で電波到来方
向を確認しているので、ゴースト障害に対しては必ずし
も最適方向とは言えず、ゴースト障害が起きてしまう場
合があった。
【０００５】（２）の方法では、アンテナの設置場所
は、通常ベランダや屋根の上で、テレビの設置場所がリ
ビングルームなどの場合、１人がアンテナを動かし、他
の人がリビングルームで受信レベルを確認して伝達しな
ければならず、うまく調整ができないという問題があっ
た。また、衛星放送のレベル計の価格は、１０万円以上
と非常に高価であり、誰でも購入できると言う状況では
ない。また、ＬＥＤによるものは、いきなり点灯したり
消えたりして動作がデジタル的で調整が難しく、また、
衛星放送が複数ある場合は、どの衛星を受信しているの
か区別がつかないという問題があった。
は、通常ベランダや屋根の上で、テレビの設置場所がリ
ビングルームなどの場合、１人がアンテナを動かし、他
の人がリビングルームで受信レベルを確認して伝達しな
ければならず、うまく調整ができないという問題があっ
た。また、衛星放送のレベル計の価格は、１０万円以上
と非常に高価であり、誰でも購入できると言う状況では
ない。また、ＬＥＤによるものは、いきなり点灯したり
消えたりして動作がデジタル的で調整が難しく、また、
衛星放送が複数ある場合は、どの衛星を受信しているの
か区別がつかないという問題があった。
【０００６】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、受信レベル、映像、音声等を確認でき、ア
ンテナの設置場所とテレビの設置場所が離れていても、
また、複数の衛星から到来する電波であっても、電波の
到来方向を確実に確認でき、アンテナを目的とする電波
の到来方向に１人で正確に設定することができるテレビ
放送電波到来方向確認装置を提供することを目的とす
る。
れたもので、受信レベル、映像、音声等を確認でき、ア
ンテナの設置場所とテレビの設置場所が離れていても、
また、複数の衛星から到来する電波であっても、電波の
到来方向を確実に確認でき、アンテナを目的とする電波
の到来方向に１人で正確に設定することができるテレビ
放送電波到来方向確認装置を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテレビ放送
電波到来方向確認装置は、テレビチューナのＡＶ検波出
力信号をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルの高周波
信号に変換して送信する無線送信機と、上記無線送信機
の送信電波を受信する小型受信機とを具備し、上記小型
受信機はディスプレイを備え、上記テレビチューナのＡ
Ｖ検波出力信号のレベルまたは受信映像を表示してテレ
ビ放送受信用アンテナの受信状態を確認できるようにし
たことを特徴とする。
電波到来方向確認装置は、テレビチューナのＡＶ検波出
力信号をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルの高周波
信号に変換して送信する無線送信機と、上記無線送信機
の送信電波を受信する小型受信機とを具備し、上記小型
受信機はディスプレイを備え、上記テレビチューナのＡ
Ｖ検波出力信号のレベルまたは受信映像を表示してテレ
ビ放送受信用アンテナの受信状態を確認できるようにし
たことを特徴とする。
【０００８】（作用）テレビ放送電波がテレビ放送受信
用アンテナにより受信され、チューナに入力されると、
このチューナは、テレビ放送受信電波の中から指定チャ
ンネルの電波を選択し、ＡＶ検波出力を無線送信機へ出
力する。この無線送信機は、チューナから送られてくる
ＡＶ検波出力をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルに
変換し、微弱電波を用いて外部に送信する。一方、アン
テナ設置の工事者は、上記無線送信機から送信されるテ
レビ電波を、テレビ放送受信用アンテナが設置された近
傍においてディスプレイ付小型受信機により受信する。
この小型受信機は、無線送信機から送られてくるテレビ
電波を受信し、テレビ画像を液晶ディスプレイに表示す
る。アンテナ設置の工事者は、小型受信機に表示される
テレビ画像を見ながら、その画像が最良の状態となるよ
うにテレビ放送受信用アンテナの方向を調整する。従っ
て、アンテナの設置場所とテレビの設置場所が離れてい
ても、また、複数の衛星から到来する電波であっても、
電波の到来方向を確実に確認でき、アンテナを目的とす
る電波の到来方向に１人で正確に設定することができ
る。
用アンテナにより受信され、チューナに入力されると、
このチューナは、テレビ放送受信電波の中から指定チャ
ンネルの電波を選択し、ＡＶ検波出力を無線送信機へ出
力する。この無線送信機は、チューナから送られてくる
ＡＶ検波出力をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルに
変換し、微弱電波を用いて外部に送信する。一方、アン
テナ設置の工事者は、上記無線送信機から送信されるテ
レビ電波を、テレビ放送受信用アンテナが設置された近
傍においてディスプレイ付小型受信機により受信する。
この小型受信機は、無線送信機から送られてくるテレビ
電波を受信し、テレビ画像を液晶ディスプレイに表示す
る。アンテナ設置の工事者は、小型受信機に表示される
テレビ画像を見ながら、その画像が最良の状態となるよ
うにテレビ放送受信用アンテナの方向を調整する。従っ
て、アンテナの設置場所とテレビの設置場所が離れてい
ても、また、複数の衛星から到来する電波であっても、
電波の到来方向を確実に確認でき、アンテナを目的とす
る電波の到来方向に１人で正確に設定することができ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 （第１実施形態）図１は、本発明の第１実施形態の全体
的な構成説明図である。図１において、１は家屋内に設
置されるテレビ受信機、２は該テレビ受信機１のチュー
ナである。このチューナ２には、同軸ケーブル３を介し
て例えば衛星放送受信用アンテナ、ＶＨＦ、ＵＨＦ受信
用アンテナ等のテレビ放送受信用アンテナ４が接続され
る。このテレビ放送受信用アンテナ４は、例えばベラン
ダや屋根の上などに設置される。そして、上記チューナ
２のＡＶ検波出力端子にＡＶケーブル５を介して無線送
信機６を接続する。この無線送信機６は、チューナ２か
ら出力されるＡＶ検波出力信号をＶＨＦまたはＵＨＦの
空きチャンネルに変換し、微弱電波を用いてアンテナ７
より外部に送信する。このアンテナ７としては、例えば
ロッドアンテナ等を使用する。
施形態を説明する。 （第１実施形態）図１は、本発明の第１実施形態の全体
的な構成説明図である。図１において、１は家屋内に設
置されるテレビ受信機、２は該テレビ受信機１のチュー
ナである。このチューナ２には、同軸ケーブル３を介し
て例えば衛星放送受信用アンテナ、ＶＨＦ、ＵＨＦ受信
用アンテナ等のテレビ放送受信用アンテナ４が接続され
る。このテレビ放送受信用アンテナ４は、例えばベラン
ダや屋根の上などに設置される。そして、上記チューナ
２のＡＶ検波出力端子にＡＶケーブル５を介して無線送
信機６を接続する。この無線送信機６は、チューナ２か
ら出力されるＡＶ検波出力信号をＶＨＦまたはＵＨＦの
空きチャンネルに変換し、微弱電波を用いてアンテナ７
より外部に送信する。このアンテナ７としては、例えば
ロッドアンテナ等を使用する。
【００１０】一方、上記無線送信機６から送信される電
波を、テレビ放送受信用アンテナ４が設置されている近
傍において、例えば液晶ディスプレイ付の小型受信機８
で受信する。この小型受信機８は、例えば電池で作動す
る携帯用受信機であり、アンテナ９及びテレビ受信用チ
ューナを備えている。上記小型受信機８は、無線送信機
６から送られてくるＶＨＦまたはＵＨＦの電波をチュー
ナで受信し、映像信号を復調して液晶ディスプレイに画
像表示すると共に、音声をスピーカあるいはイヤホン等
より出力する。上記の構成において、テレビ放送受信用
アンテナ４を設置して、その方向を調整する際、上記チ
ューナ２のＡＶ検波出力端子にＡＶケーブル５を介して
無線送信機６を接続する。この状態で、テレビ放送電波
がテレビ放送受信用アンテナ４により受信され、同軸ケ
ーブル３を介してチューナ２に入力されると、チューナ
２は、テレビ放送受信電波の中から指定チャンネルの電
波を選択し、その画像信号及び音声信号をテレビ受信機
１へ出力すると共に、ＡＶ検波信号をＡＶ検波出力端子
よりＡＶケーブル５を介して無線送信機６へ出力する。
この無線送信機６は、チューナ２から送られてくるＡＶ
検波出力をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルに変換
し、微弱電波を用いてアンテナ７より外部に送信する。
一方、アンテナ設置の工事者は、テレビ放送受信用アン
テナ４を設置した近傍において、小型受信機８の電源を
オンし、上記無線送信機６から送信されるテレビ電波を
受信する。小型受信機８は、無線送信機６から送られて
くるテレビ電波をチューナで受信し、テレビ画像を液晶
ディスプレイに表示すると共に、音声をスピーカあるい
はイヤホン等より出力する。アンテナ設置の工事者は、
小型受信機８に表示されるテレビ画像を見ながら、その
画像が最良の状態となるようにテレビ放送受信用アンテ
ナ４の方向を調整する。この調整後、テレビ放送受信用
アンテナ４の向き等を固定してアンテナの設置工事を終
了する。
波を、テレビ放送受信用アンテナ４が設置されている近
傍において、例えば液晶ディスプレイ付の小型受信機８
で受信する。この小型受信機８は、例えば電池で作動す
る携帯用受信機であり、アンテナ９及びテレビ受信用チ
ューナを備えている。上記小型受信機８は、無線送信機
６から送られてくるＶＨＦまたはＵＨＦの電波をチュー
ナで受信し、映像信号を復調して液晶ディスプレイに画
像表示すると共に、音声をスピーカあるいはイヤホン等
より出力する。上記の構成において、テレビ放送受信用
アンテナ４を設置して、その方向を調整する際、上記チ
ューナ２のＡＶ検波出力端子にＡＶケーブル５を介して
無線送信機６を接続する。この状態で、テレビ放送電波
がテレビ放送受信用アンテナ４により受信され、同軸ケ
ーブル３を介してチューナ２に入力されると、チューナ
２は、テレビ放送受信電波の中から指定チャンネルの電
波を選択し、その画像信号及び音声信号をテレビ受信機
１へ出力すると共に、ＡＶ検波信号をＡＶ検波出力端子
よりＡＶケーブル５を介して無線送信機６へ出力する。
この無線送信機６は、チューナ２から送られてくるＡＶ
検波出力をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルに変換
し、微弱電波を用いてアンテナ７より外部に送信する。
一方、アンテナ設置の工事者は、テレビ放送受信用アン
テナ４を設置した近傍において、小型受信機８の電源を
オンし、上記無線送信機６から送信されるテレビ電波を
受信する。小型受信機８は、無線送信機６から送られて
くるテレビ電波をチューナで受信し、テレビ画像を液晶
ディスプレイに表示すると共に、音声をスピーカあるい
はイヤホン等より出力する。アンテナ設置の工事者は、
小型受信機８に表示されるテレビ画像を見ながら、その
画像が最良の状態となるようにテレビ放送受信用アンテ
ナ４の方向を調整する。この調整後、テレビ放送受信用
アンテナ４の向き等を固定してアンテナの設置工事を終
了する。
【００１１】また、ＢＳチューナ付きのテレビ受信機に
おいては、アンテナ設定モードを備えているので、この
アンテナ設定モードを指定してテレビ放送電波到来方向
を確認することができる。すなわち、アンテナ設定モー
ドを指定すると、テレビ受信機１には、通常のテレビ画
像に代わってチューナ２のＡＶ検波出力信号のレベルが
画面上に数値で表示される。また、上記ＡＶ検波出力信
号のレベルに応じた所定周波数の断続音が音声出力され
る。そして、上記テレビ受信機１に表示されるＡＶ検波
出力信号のレベルに対応した数値データ及び音声信号が
無線送信機６から小型受信機８に送られる。小型受信機
８は、無線送信機６から送られてくるチューナ２のＡＶ
検波出力信号のレベルを液晶ディスプレイ上に数値表示
すると共に、ＡＶ検波出力信号のレベルに応じた強さの
断続音をスピーカあるいはイヤホンから出力する。従っ
て、小型受信機８の表示データ及び音声に基づいてテレ
ビ放送電波到来方向を確認することができ、テレビ放送
受信用アンテナ４をテレビ放送電波到来方向に正しく設
定することができる。
おいては、アンテナ設定モードを備えているので、この
アンテナ設定モードを指定してテレビ放送電波到来方向
を確認することができる。すなわち、アンテナ設定モー
ドを指定すると、テレビ受信機１には、通常のテレビ画
像に代わってチューナ２のＡＶ検波出力信号のレベルが
画面上に数値で表示される。また、上記ＡＶ検波出力信
号のレベルに応じた所定周波数の断続音が音声出力され
る。そして、上記テレビ受信機１に表示されるＡＶ検波
出力信号のレベルに対応した数値データ及び音声信号が
無線送信機６から小型受信機８に送られる。小型受信機
８は、無線送信機６から送られてくるチューナ２のＡＶ
検波出力信号のレベルを液晶ディスプレイ上に数値表示
すると共に、ＡＶ検波出力信号のレベルに応じた強さの
断続音をスピーカあるいはイヤホンから出力する。従っ
て、小型受信機８の表示データ及び音声に基づいてテレ
ビ放送電波到来方向を確認することができ、テレビ放送
受信用アンテナ４をテレビ放送電波到来方向に正しく設
定することができる。
【００１２】上記のようにアンテナ設置の工事者は、設
置したテレビ放送受信用アンテナ４の近傍において、テ
レビ受信状態を確認しながらアンテナの方向を調整する
ことができるので、アンテナの向きを１人で最適位置に
調整することができる。また、複数の衛星から到来する
電波であっても、電波の到来方向を確実に確認でき、目
的とする電波の到来方向にアンテナを正確に設置するこ
とができる。
置したテレビ放送受信用アンテナ４の近傍において、テ
レビ受信状態を確認しながらアンテナの方向を調整する
ことができるので、アンテナの向きを１人で最適位置に
調整することができる。また、複数の衛星から到来する
電波であっても、電波の到来方向を確実に確認でき、目
的とする電波の到来方向にアンテナを正確に設置するこ
とができる。
【００１３】なお、上記実施形態では、チューナ２をテ
レビ受信機１とは別体に設けた場合について示したが、
テレビ受信機１にチューナ２を内蔵している場合であっ
ても同様にして実施し得るものである。また、上記小型
受信機８としては、液晶テレビの他、携帯可能な小型テ
レビ等を使用することができる。
レビ受信機１とは別体に設けた場合について示したが、
テレビ受信機１にチューナ２を内蔵している場合であっ
ても同様にして実施し得るものである。また、上記小型
受信機８としては、液晶テレビの他、携帯可能な小型テ
レビ等を使用することができる。
【００１４】（第２実施形態）次に本発明の第２実施形
態について図２により説明する。図２は、要部のみの構
成を示したものである。この第２実施形態は、前記無線
送信機６に代えて変調器１０を使用したものである。す
なわち、チューナ２のＡＶ検波出力端子にＡＶケーブル
５を介して変調器１０を接続し、この変調器１０の出力
端子を同軸ケーブル１１を介して液晶ディスプレイ付小
型受信機８の外部アンテナ入力端子に接続する。上記変
調器１０は、チューナ２から出力されるＡＶ検波出力信
号をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルに変調し、そ
の変調信号を小型受信機８へ出力する。この小型受信機
８は、変調器１０から送られてくる変調信号を復調し、
復調したテレビ画像を液晶ディスプレイに表示すると共
に、音声をスピーカあるいはイヤホン等より出力する。
この実施形態においては、小型受信機８は、アンテナ及
びチューナは必要としない。
態について図２により説明する。図２は、要部のみの構
成を示したものである。この第２実施形態は、前記無線
送信機６に代えて変調器１０を使用したものである。す
なわち、チューナ２のＡＶ検波出力端子にＡＶケーブル
５を介して変調器１０を接続し、この変調器１０の出力
端子を同軸ケーブル１１を介して液晶ディスプレイ付小
型受信機８の外部アンテナ入力端子に接続する。上記変
調器１０は、チューナ２から出力されるＡＶ検波出力信
号をＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルに変調し、そ
の変調信号を小型受信機８へ出力する。この小型受信機
８は、変調器１０から送られてくる変調信号を復調し、
復調したテレビ画像を液晶ディスプレイに表示すると共
に、音声をスピーカあるいはイヤホン等より出力する。
この実施形態においては、小型受信機８は、アンテナ及
びチューナは必要としない。
【００１５】この第２実施形態においても、上記第１実
施形態と同様にしてテレビ放送受信用アンテナ４の向き
を確実に調整することができる。 （第３実施形態）次に本発明の第３実施形態について図
３により説明する。図３は、要部のみの構成を示したも
のである。この第３実施形態は、図１において、チュー
ナ２とテレビ放送受信用アンテナ４との間を接続してい
る同軸ケーブル３を、図２に示した変調器１０と小型受
信機８との間の信号伝送に利用した場合について示した
ものである。
施形態と同様にしてテレビ放送受信用アンテナ４の向き
を確実に調整することができる。 （第３実施形態）次に本発明の第３実施形態について図
３により説明する。図３は、要部のみの構成を示したも
のである。この第３実施形態は、図１において、チュー
ナ２とテレビ放送受信用アンテナ４との間を接続してい
る同軸ケーブル３を、図２に示した変調器１０と小型受
信機８との間の信号伝送に利用した場合について示した
ものである。
【００１６】すなわち、図３に示すようにチューナ２と
テレビ放送受信用アンテナ４との間を接続している同軸
ケーブル３の両端部近傍に混合・分配器１２，１３を設
け、混合・分配器１２の分配端子の一方をチューナ２の
アンテナ入力端子に接続し、当該分配端子の他方とチュ
ーナ２のＡＶ検波出力信号端子との間にＡＶケーブル５
を介して変調器１０を接続している。また、他方の混合
・分配器１３の分配端子の一方をテレビ放送受信用アン
テナ４に接続し、該分配端子の他方を小型受信機８の外
部アンテナ入力端子に接続している。
テレビ放送受信用アンテナ４との間を接続している同軸
ケーブル３の両端部近傍に混合・分配器１２，１３を設
け、混合・分配器１２の分配端子の一方をチューナ２の
アンテナ入力端子に接続し、当該分配端子の他方とチュ
ーナ２のＡＶ検波出力信号端子との間にＡＶケーブル５
を介して変調器１０を接続している。また、他方の混合
・分配器１３の分配端子の一方をテレビ放送受信用アン
テナ４に接続し、該分配端子の他方を小型受信機８の外
部アンテナ入力端子に接続している。
【００１７】上記の構成において、テレビ放送受信用ア
ンテナ４で受信したテレビ放送電波は、混合・分配器１
３、同軸ケーブル３、混合・分配器１２を介してチュー
ナ２に入力される。そして、チューナ２のＡＶ検波出力
信号端子から出力されるＡＶ検波出力信号は、変調器１
０によりＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルに変調さ
れた後、混合・分配器１２、同軸ケーブル３、混合・分
配器１２を介して小型受信機８に送られる。小型受信機
８は、変調器１０から送られてくる変調信号を復調し、
復調したテレビ画像を液晶ディスプレイに表示すると共
に、音声をスピーカあるいはイヤホン等より出力する。
ンテナ４で受信したテレビ放送電波は、混合・分配器１
３、同軸ケーブル３、混合・分配器１２を介してチュー
ナ２に入力される。そして、チューナ２のＡＶ検波出力
信号端子から出力されるＡＶ検波出力信号は、変調器１
０によりＶＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルに変調さ
れた後、混合・分配器１２、同軸ケーブル３、混合・分
配器１２を介して小型受信機８に送られる。小型受信機
８は、変調器１０から送られてくる変調信号を復調し、
復調したテレビ画像を液晶ディスプレイに表示すると共
に、音声をスピーカあるいはイヤホン等より出力する。
【００１８】上記のようにこの第３実施形態によれば、
同軸ケーブル３をテレビ放送受信用アンテナ４とチュー
ナ２との間の信号伝送、及び変調器１０と小型受信機８
との間の信号伝送に共用することができる。
同軸ケーブル３をテレビ放送受信用アンテナ４とチュー
ナ２との間の信号伝送、及び変調器１０と小型受信機８
との間の信号伝送に共用することができる。
【００１９】（第４実施形態）次に本発明の第４実施形
態について図４により説明する。この第４実施形態は、
チューナ２のＡＶ検波出力端子と小型受信機８のＡＶ入
力端子との間をＡＶケーブル１５により接続したもの
で、前記第１実施形態で用いた無線送信機６、第２実施
形態で使用した変調器１０等を省略している。
態について図４により説明する。この第４実施形態は、
チューナ２のＡＶ検波出力端子と小型受信機８のＡＶ入
力端子との間をＡＶケーブル１５により接続したもの
で、前記第１実施形態で用いた無線送信機６、第２実施
形態で使用した変調器１０等を省略している。
【００２０】この第４実施形態においても、テレビ放送
受信用アンテナ４の電波受信状態を小型受信機８で確認
でき、前記第１実施形態と同様の目的を達成することが
できる。なお、ＡＶケーブル１５は、通常、テレビが設
置されるリビングルームとアンテナが取付けられるベラ
ンダとの距離を考慮して約１５ｍの長さを有するので、
ＡＶ信号レベルが減衰する。このＡＶ信号レベルの減衰
を避けるため、場合によっては増幅器又は昇圧変圧器を
中間に接続する場合もある。
受信用アンテナ４の電波受信状態を小型受信機８で確認
でき、前記第１実施形態と同様の目的を達成することが
できる。なお、ＡＶケーブル１５は、通常、テレビが設
置されるリビングルームとアンテナが取付けられるベラ
ンダとの距離を考慮して約１５ｍの長さを有するので、
ＡＶ信号レベルが減衰する。このＡＶ信号レベルの減衰
を避けるため、場合によっては増幅器又は昇圧変圧器を
中間に接続する場合もある。
【００２１】（第５実施形態）次に本発明の第５実施形
態について図５により説明する。この第５実施形態で
は、テレビ受信機１のイヤホン端子に接続するイヤホン
２０をＡＶ延長コード２１でテレビ放送受信用アンテナ
４の取付け位置までリターンさせ、テレビ放送受信用ア
ンテナ４による電波受信レベルを音声で確認できるよう
にしたものである。
態について図５により説明する。この第５実施形態で
は、テレビ受信機１のイヤホン端子に接続するイヤホン
２０をＡＶ延長コード２１でテレビ放送受信用アンテナ
４の取付け位置までリターンさせ、テレビ放送受信用ア
ンテナ４による電波受信レベルを音声で確認できるよう
にしたものである。
【００２２】この第５実施形態によれば、テレビ放送受
信用アンテナ４による電波受信レベルを音声で確認でき
るので、音声が最良の状態となるようにテレビ放送受信
用アンテナ４の方向を調整することにより、テレビ放送
受信用アンテナ４を確実にテレビ放送電波到来方向に向
けることができる。
信用アンテナ４による電波受信レベルを音声で確認でき
るので、音声が最良の状態となるようにテレビ放送受信
用アンテナ４の方向を調整することにより、テレビ放送
受信用アンテナ４を確実にテレビ放送電波到来方向に向
けることができる。
【００２３】特にＢＳチューナ又はＣＳチューナ付きの
テレビ受信機においては、上記したようにアンテナ設定
モードを備えているので、このアンテナ設定モードを指
定することにより、受信電波の強さを示す発振音によっ
てテレビ放送電波到来方向を正確に知ることができ、テ
レビ放送受信用アンテナ４をテレビ放送電波到来方向に
容易に設定することができる。
テレビ受信機においては、上記したようにアンテナ設定
モードを備えているので、このアンテナ設定モードを指
定することにより、受信電波の強さを示す発振音によっ
てテレビ放送電波到来方向を正確に知ることができ、テ
レビ放送受信用アンテナ４をテレビ放送電波到来方向に
容易に設定することができる。
【００２４】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、テ
レビ放送受信用アンテナの電波受信状態を映像、音声等
により確認でき、アンテナの設置場所とテレビの設置場
所が離れていても、また、複数の衛星から到来する電波
であっても、電波の到来方向を確実に確認でき、アンテ
ナを目的とする電波の到来方向に１人で正確に設定する
ことが可能となる。
レビ放送受信用アンテナの電波受信状態を映像、音声等
により確認でき、アンテナの設置場所とテレビの設置場
所が離れていても、また、複数の衛星から到来する電波
であっても、電波の到来方向を確実に確認でき、アンテ
ナを目的とする電波の到来方向に１人で正確に設定する
ことが可能となる。
【図１】本発明の第１実施形態に係るテレビ放送電波到
来方向確認装置の構成図。
来方向確認装置の構成図。
【図２】本発明の第２実施形態に係るテレビ放送電波到
来方向確認装置の構成図。
来方向確認装置の構成図。
【図３】本発明の第３実施形態に係るテレビ放送電波到
来方向確認装置の構成図。
来方向確認装置の構成図。
【図４】本発明の第４実施形態に係るテレビ放送電波到
来方向確認装置の構成図。
来方向確認装置の構成図。
【図５】本発明の第５実施形態に係るテレビ放送電波到
来方向確認装置の構成図。
来方向確認装置の構成図。
【符号の説明】 １ テレビ受信機 ２ チューナ ３ 同軸ケーブル ４ テレビ放送受信用アンテナ ５ ＡＶケーブル ６ 無線送信機 ７ アンテナ ８ 小型受信機 ９ アンテナ １０ 変調器 １１ 同軸ケーブル １２，１３ 混合・分配器 １５ ＡＶケーブル ２０ イヤホン ２１ ＡＶ延長コード
Claims (5)
- 【請求項１】 テレビチューナのＡＶ検波出力信号をＶ
ＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルの高周波信号に変換
して送信する無線送信機と、上記無線送信機の送信電波
を受信する小型受信機とを具備し、 上記小型受信機はディスプレイを備え、上記テレビチュ
ーナのＡＶ検波出力信号のレベルまたは受信映像を表示
してテレビ放送受信用アンテナの受信状態を確認できる
ようにしたことを特徴とするテレビ放送電波到来方向確
認装置。 - 【請求項２】 テレビチューナのＡＶ検波出力信号をＶ
ＨＦまたはＵＨＦの高周波信号に変換して出力する変調
器と、上記変調器から出力される高周波信号が同軸ケー
ブルを介して外部アンテナ入力端子に入力されるディス
プレイ付小型受信機とを具備し、 上記小型受信機は、テレビ放送用アンテナ取付け位置近
傍において、上記変調器から送られてくるテレビチュー
ナのＡＶ検波出力信号のレベルまたは受信映像を表示し
て上記テレビ放送受信用アンテナの受信状態を確認でき
るようにしたことを特徴とするテレビ放送電波到来方向
確認装置。 - 【請求項３】 テレビチューナのＡＶ検波出力信号をＶ
ＨＦまたはＵＨＦの空きチャンネルの高周波信号に変換
する変調器と、 上記チューナのアンテナ入力端子に接続されたテレビ放
送受信信号を伝送する同軸ケーブルに接続され、上記変
調器の出力信号を混合する第１の混合・分波器と、 上記同軸ケーブルにテレビ放送受信用アンテナ取付け位
置にて接続され、上記変調器の出力信号とテレビ放送受
信信号を上記同軸ケーブルから分波する第２の混合・分
波器と、 上記第２の混合・分波器により分波された上記変調器の
出力信号が外部のアンテナ入力端子に入力されるディス
プレイ付小型受信機とを具備し、 上記小型受信機は、上記変調器から送られてくるテレビ
チューナのＡＶ検波出力信号のレベルまたは受信映像を
表示して上記テレビ放送受信用アンテナの受信状態を確
認できるようにしたことを特徴とするテレビ放送電波到
来方向確認装置。 - 【請求項４】 テレビチューナのＡＶ検波出力信号端子
に接続されたＡＶケーブルをテレビ放送受信用アンテナ
取付位置まで、ＡＶ延長コードでリターンさせてＡＶ入
力端子を有するディスプレイ付小型受信機でテレビ放送
受信用アンテナの信号レベルを確認できるようにしたこ
とを特徴とするテレビ放送電波到来方向確認装置。 - 【請求項５】 テレビ受信機のイヤホン端子に接続され
たイヤホンをテレビ放送受信用アンテナ取付位置まで延
長コードでリターンさせて、アンテナの信号レベルを音
声で確認できるようにしたことを特徴とするテレビ放送
電波到来方向確認装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24215796A JPH1093995A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | テレビ放送電波到来方向確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24215796A JPH1093995A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | テレビ放送電波到来方向確認装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1093995A true JPH1093995A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17085184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24215796A Pending JPH1093995A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | テレビ放送電波到来方向確認装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1093995A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009010981A (ja) * | 2008-08-18 | 2009-01-15 | Sony Corp | 映像信号出力装置、映像表示装置及び受信品質通信システム |
| JP2010239540A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Maspro Denkoh Corp | レベルチェッカ |
| JP2011055313A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | I-O Data Device Inc | アンテナ設置方向の調整支援方法、デジタル放送受信装置、およびデジタル放送受信装置外付けアダプタ。 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP24215796A patent/JPH1093995A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009010981A (ja) * | 2008-08-18 | 2009-01-15 | Sony Corp | 映像信号出力装置、映像表示装置及び受信品質通信システム |
| JP2010239540A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Maspro Denkoh Corp | レベルチェッカ |
| JP2011055313A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | I-O Data Device Inc | アンテナ設置方向の調整支援方法、デジタル放送受信装置、およびデジタル放送受信装置外付けアダプタ。 |
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