JPH0257876A - 製氷容器及び製氷用冷凍室 - Google Patents

製氷容器及び製氷用冷凍室

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JPH0257876A
JPH0257876A JP63147355A JP14735588A JPH0257876A JP H0257876 A JPH0257876 A JP H0257876A JP 63147355 A JP63147355 A JP 63147355A JP 14735588 A JP14735588 A JP 14735588A JP H0257876 A JPH0257876 A JP H0257876A
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望月 幸憲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は家庭用冷蔵庫の冷凍室等において簡単に透明
でおいしい氷を作ることのできる製氷容器及び製氷用冷
凍室に関するものである。
〔従来の技術〕
第16図は例えば実開昭57−120917号公報に記
載の従来の冷蔵庫の扉を外した状態を示す正面図、第1
1図は同一部断面図であシ2図において(1)は冷凍室
、(2)は冷凍室(1)の下部に設けた冷蔵室、(3)
はこの冷蔵室(2)の上部の冷凍室(1)内に冷気を吹
き出すためのファン、(4)はこのファン(3)の駆動
用のモータ、(5)はこのモータ(4)の下方に設けた
冷却器、+6)はこの冷却器【5)で冷却された冷気を
ファン(3)Kよシ冷凍室(1)内に吹出しこの冷気で
製氷する製氷皿でこの製氷容器としての製氷皿(6)は
、単忙周囲を囲む側壁と底面とからだけなるものである
。(7)はこの製氷皿(6)を設けた冷凍室(3)のフ
ァングリル、(8)はこのファングリル(7)の上部に
設けた冷凍室用吹出口、(9)はこの冷凍室吹出口(8
)から吹出された冷気で冷凍室(1)内の製氷皿(6)
を冷却しこの冷気を冷却器(5)へ吸い込む冷凍室用吸
込口、 +1(Iはこの冷凍室吸込口+91 K連通し
た風路、 (111はこの風路口1を有し製氷皿(6)
を内蔵する製氷コーナーである。
次に動作について説明する。
冷却器(7)によシ冷却された冷気はモータ(4)で駆
動されるファン(3)により冷凍室用吹出口(8)から
冷凍室(7)内に吹き出され冷凍室(1)下面に構成さ
れた製氷コーナ(111に冷気の一部がとり込まれ製氷
皿(6)の周囲を通って冷凍室吸込口asを経て冷却器
(5)K戻される。
そして、この循環中の冷気によって全周囲より冷却され
た製氷皿(6)で製氷が表される。上記従来例の製氷皿
(6)は多数の氷塊形成室を備えた単一の製氷皿(6)
が使用されているが、このような冷凍冷蔵庫に使用され
る製氷容器の構成としては2例えば実開昭55−354
38号公報に示される第18図、第19図のように上面
開口の製氷上皿α3を外形寸法の若干大きな製氷下皿f
i4に嵌合して使用する二重構造の製氷容器α2が知ら
れているう図中。
Iは製氷上皿に形成した隔壁αcJll′2:より多数
形成された氷塊形成室、舖は各氷塊形成室a!Jの水平
な底面部60にそれぞれ形成された連通穴、鰭は上記製
氷上皿Iを製氷下皿a41に嵌合することで形成された
空間部である。aSは上記製氷上皿aSの氷塊形成室a
9の隔壁a!9の裏面側に形成された隙間空間部である
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の冷凍冷蔵庫に使用される製氷皿あるいは製氷容器
は以上のように構成されているので、−般家庭の水道水
のように、カルキ臭の元である残留塩素るるいは硬度分
等の不純物を含んだ水を製氷皿で氷結させると、その不
純物質は氷結に伴い。
未氷結中へ移行して最終氷結部へ濃縮され白濁部となり
水質によっては白濁部の多いまずい氷が製氷されるとい
う問題点がある。このような問題点を解決するために上
述のような製氷上皿Iおよび製氷下皿Iからなる二重構
造の製氷容Mfi3が開発されてはいるが、製氷上皿、
a喝の氷塊形成室員の底面部(イ)が平坦状に形成され
ているため、不純物が混合された水が氷塊形成室0の連
通穴舖より下方の空間部αηに集中せず、氷塊形成室a
9の底面部(イ)K沈積され白濁水となってしまい上述
の問題点が以前として改善され々い現状にある。
その上製氷上皿上の各氷塊の周囲のすき間に回り込んだ
水が氷結したすきま氷は、製氷下皿の氷塊と連結し製氷
上皿と製氷下皿を分離するのにかなりの力を必要とする
上にすきま氷は製氷上皿の変形を阻害するため離氷が大
変難しく、かつ、不純物の十分に分離されていないすき
ま氷が離氷時に製氷上皿の氷塊に混ってしまうという問
題もあった。
また第19図のように製氷容器を二重構造にしても第1
6図に示すような従来の冷凍冷蔵庫を用いて製氷を行な
わせると製氷容器は循環冷気によって全周から冷却され
ることKなるので、製氷上皿(1i内が完全に氷結する
前に製氷下皿fi場内も氷結を開始してしまう。そのた
め、不純物を有する最終氷結部が製氷上皿−の底部あた
りに位置したしまうきいう問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、水質の悪い水を氷結しても不純物質の濃縮
された白濁部のない透明な氷を作ることができる製氷容
器を提供するとともに二重構造の製氷容器による竪氷時
の不純物質分離能力が十二分く発揮することのできる製
氷用冷凍室を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の製氷容器は周囲を囲む第1内側壁と底面を有
する製氷ブロックと、その製氷ブロックの周囲を囲む第
2内側壁と底面とを有する不純物ブロックとを備え、上
詰製氷ブロックと上記不純物ブロックを着脱自在とし、
上記製氷ブロックの底面と上記不純物ブロックの底面と
の間に空間を設け、上記製氷ブロックの底面の一部に上
記製氷ブロックの底面の上の空間と、上記製氷ブロック
の底面の下の空間を連通ずる連通部を設け、かつ。
上記製氷ブロックまたは上記不純物ブロックに上記製氷
容器の少なくとも3方を覆う外側壁を設は九ものである
。またこの発明の製氷用冷凍室は。
上記製氷容器の外側壁の代りに冷凍室の底面K。
製氷容器の少なくとも3方を覆う壁を有する凹所を設け
たり、加熱源を設けるようにしたものである。
〔作用〕
この発明の製氷容器においては、製氷ブロックの底面部
に不純物ブロック側と連通ずる連通部が形成されている
ので、不純物質を含んだ水を製氷ブロックの氷塊形成室
に注入した場合、水中に含まれる不純物質は純水に比較
して比重が重いため。
下方に集まり底面部の傾斜によって連通穴を通して不純
物質の濃縮された白濁部を製氷下皿側に導くことができ
、氷塊形成室においては透明な氷を形成することができ
る。さらKこの発明の製氷容器は、連通2重層からなる
製氷容器の少なくとも3方を覆う外側壁をま友この発明
の製氷用冷凍室はその底壁に、製氷容器の少な(とも3
方側を覆う壁を有する凹所または加熱源を設けるように
したので、製氷容器内での氷結は確実に上面から氷結し
、底面側を最後に氷結させることができ、不純物を除い
友純水の透明氷を確実忙造る。
〔実施例〕
以下この発明を図を用いて説明する。
第1図〜第3図はこの発明の製氷用冷凍室の一実施例を
備えた冷凍冷蔵庫を示す図で、第1図・第2図は扉を除
いた冷凍冷蔵庫の正面図、第3図は断面図である。
なお冷凍冷蔵庫を示す符号の(1)〜(111は第10
図と同じであるので省略する。
図においてc211は冷蔵室、@はこの冷蔵室Qnの下
方に設けた野菜などを入れる野菜室、(ハ)は冷蔵室2
11と冷凍室(1)の間の空間を分割するように設けた
製氷室、?4は製氷室(至)と左右に並んで設けた氷温
室、(至)はこの並設された製氷室、(至)は氷温室(
財)の上部と冷凍室(1)の間に設けた上部中仕切、@
は製氷室(至)氷温室(財)の下部と冷蔵室anの間に
設けた下部中仕切、@はとの下部中仕切翰の上部に設は
喪製氷室(至)と氷温室124の間に設けた縦中仕切で
ある。
(至)は製氷室(至)の上部に位置する従来の製氷容器
である急速製氷皿でその下部に仕切を翰を介して設けら
れている(至)は製氷容器である。
また第2図に示す如く仕切壁−の代りに貯氷容器onを
設けても良い。(至)は急速製氷皿(至)の背面の製氷
室用吹出口、(至)は製氷容器(至)背面に位置した製
氷室用吸込口である。
また(至)は仕切壁@あるいは貯水容器onの下面と製
氷容M(至)の上面との間に設けられた冷気風路である
。(至)は製氷室用吹出口(至)K冷気を導(ダクト(
2)を構成するエアーガイドである。
[有]は冷凍室(1)の底面に設けられ、内設される製
氷容器(至)の少なくとも3方を覆う壁を有する凹所で
あり、内設された製氷容器(至)の側面及び底面は凹所
の篭により冷気の流れが妨げられるので、製氷容器(至
)は冷気風路(至)を流れる冷気により上面より冷却さ
れる。
次にこの冷凍冷蔵庫の製氷1穆を説明する。まず、冷却
M(5)により冷却された冷気の一部は冷凍室(7)の
背面のファングリル(7)に作られた冷凍室用吹出口(
8)から吹出され冷凍室(1)を冷却する。また冷気の
一部はファングリル(7)とエアーガイド(至)の間の
ダクト(ロ)を介して製氷室用吹出口(至)により。
製氷室(至)に吹出され製氷室(至)の上部に°位置す
る急速製氷皿(至)を冷却し仕切壁器あるいは貯水容器
eIIの下面と製氷容器(至)の上面の間の冷気風路(
至)を通り製氷室用吸込口(至)より冷却器(5)K戻
り冷気が循環している。この様に冷気を循環することに
よシ急速製氷皿(至)は吹出口(至)からの冷気が急速
製氷皿の側面、底面を含む周囲を流れるので全体が冷却
され時間も短縮される。一方製氷容器(至)は冷凍庫(
1)の左右後の3方を壁で覆われた凹所(ロ)内に内設
されているので製氷容器(至)の周囲を冷気が流れずさ
らに下面は製氷下皿(ADと軟質材料器で作られた空気
層顛により断熱されているため製氷容器ωは冷気風路(
至)内を流れる冷気によって上面より徐々に冷却され氷
結していく。
ここで使用する製氷容器は第1B図・第19図に示す従
来の製氷容器Q′3を用いても不純物を含まない氷を作
製できるし、以下に示すこの発明による製氷容器を用い
ればより一層確実に不純物を含まない氷を作ることがで
きる。
なお上記実施例では5温度式冷凍冷蔵庸の製氷室に急速
製氷皿と製氷容器を上下に並設した例を説明したがこの
発明の製氷用冷凍室は氷結可能な空間又は風路であれば
どのような空間風路構造でも透明氷と白濁氷を分離する
ことは可能である。
また、上面より凍結していくために、水の凍結に伴う体
積膨張を吸収するために製氷容器α2はポリエチレン等
の可撓性材料で成形すれば良い。
この発明の製氷容器の一実施例の構成について第4図〜
第T図を用いて説明する。
(至)は周囲を囲む第1内側壁禰と底面(至)を有する
独立した複数個のブロックの開口縁を連続させた製氷ブ
ロックで、その各製氷ブロック(至)の底面(29a)
に複数個の穴からなる連通部器を有している。Iは製氷
ブロック(至)の上部開口部以外の外周を覆い製氷ブロ
ック(至)より着脱自在な不純物ブロックで、製氷ブロ
ック(至)の第1内側壁(49と面接触する第2内側壁
【ηを有しており2面接触する第1内側壁(ハ)と第2
内側壁07>とで2重壁構造となっている。そしてその
製氷ブロック(至)の底面(至)と不純物ブロック(4
Dの底面働との間には濃縮された不純物からなる氷を作
るための下部空間04が形成され。
製氷ブロック(至)の底面(至)よシ上方には上部空間
IA1に不純物が除かれた氷を作るための上部空間i4
3が形成されている。
さらに第2内側壁の周囲には外周壁(51)が設けられ
ており、この外周壁(51)は上部が不純物ブロックC
Dとつながる外側壁(52)  と、外側壁(52)と
連がシ、不純物ブロックCDの底面働を覆う外底壁(5
5)によシ構成されている。
そして不純物ブロックCDにおいて第1内側壁(ハ)の
高さを製氷ブロック(至)の水位面(至)より高くして
下側の下部空間Iにて形成された不純物質の混った白濁
氷が独立した複数個の氷の離氷が容易となるようにして
いる。製氷容器(至)内の水が側面や底面から冷却され
側面や特に底面側から氷結することが防止される。つま
り製氷ブロック(至)内の氷結完了後、不純物ブロック
(至)内の氷結が完了するように不純物ブロックIAa
の第2内側壁IAn及び底面(1)の外側に第2内側篭
IAη・底面(社)・外側壁(52)・外底壁(55)
で囲まれた伝熱率の低い密閉空間層nlを設けである。
このような密閉空間層Oηのような伝熱率の低い層で不
純物ブロック(4Dの周囲を覆うとと如より。
濃縮不純物を最つとも多く含む氷・の部分が製氷容器(
至)の上の方に位置し、その濃縮不純物を畢っとも多く
含む氷の部分が、製氷ブロック(2)の底面(至)より
上方に来て、濃縮不純物を含む氷を、不純物を含まない
氷と分けることができなくなってしまうという心配は解
消する。
この密閉空間層(4!Iは単なる空気層としても良く。
また伝熱率の低い液体や気体を充てんしてもよい。
そして、この不純物ブロック(40は製氷ブロック@に
対して不純物ブロック(ADの分離がより容易になるよ
うに軟質材料にてつくるとよい。
まず、この発明の製氷容器(至)の上面開口つまり製氷
ブロック(至)の上面より水を注ぐと水は上部空間【3
と下部空間−に溜まる。
ここで、製氷ブロック(至)の第1内側壁(社)と不純
物ブロック(41の第2内側篭(4カは面接触していて
水密状態となっているので下部空間(441の水は第1
内側壁(至)の外周囲に囲り込むことが防止され、氷結
後は下部空間(44内の氷塊は上部空間US内の氷塊と
連通部+4[1のみとしか連がっていないので、製氷ブ
ロック(至)と不純物ブロック(至)はわずかな力で分
離することができるし、各第1内側壁(ハ)間に変形を
妨げる氷塊が存在し々いので製氷ブロック(至)のひね
り等の変形が簡単に行なえるため、製氷ブロック(至)
の上部空間器内の氷塊の離氷も簡単に行なえ、その離氷
時不純物を含む氷塊がまざる心配もない。
そして、#!氷ジブロック至)の第1内mrl 璧(t
9と不純物ブロック(至)の第2内側壁(4?1の面接
触によりその部分が2重壁構造となっており製氷上皿(
至)の独立した製氷ブロックの底面(至)に設けられた
複数個の穴からなる連通部14tlを介して上下に2の
空間143゜C4を形成しており開放上面から徐々に冷
却されることになるので製氷ブロック(至)の空間6j
かも氷結が始まり最後に不純物ブロック(40の空間G
4番が氷結する。一般家庭の水道水を使用すると残留塩
素あるいは硬度分等不純物質は製氷中に未氷結部へ移行
し最終氷結部に濃縮され白濁を生じる。したがって初め
に氷結した部分は不純物質を含ま々い純水に近く透明な
おいしい氷となる。したがって製氷ブロック(至)の空
間IAjに透明な氷が生成され不純物ブロックOυの空
間!44には白濁な氷が生成される。
そして、不純物ブロックGIOの@壁高さ(至)は製氷
ブロック(至)の水位面に)より高(シ、不純物ブロッ
ク(AOの氷を独立した1ケ1ケの製氷ブロックとした
ため従来の1重構造の製氷皿と同じよう忙製氷皿の両端
に力を加え製氷上皿(至)と袈氷下血00を同時にひね
るだけで製氷皿が変形し氷が離氷できる。
又、上部空間(43と下部空間04は連通部(41のみ
で結合されているため氷結後の上部空間的内の氷と上部
空間G141内の氷は同時に分離される。
第8図は第4図に示されている密閉空間層の下にさら忙
伝熱率の低い層(57)を設けるようにし光実施例であ
り、冷凍庫の底壁からの冷気がつたわるのをさらに確実
に防ぐことができる。
かならずしも別体としな(ても外底壁(53)を厚くし
ても良い。
@9図は第4図に示されている密閉空間層を構成する不
純物ブロック(至)側の第2内側壁(47)底面(4つ
と、外周壁(51)側の外側壁(52)・外底壁を別体
に構成したものである。
第4図に示す密閉空間層(4!を有する不純物ブロック
(至)は製造止金々くとも2工程を必要とするが第9図
に示すものは1工穐で製造することができるという利点
を有している。
ところで連通部器は上記実施例のような円形の穴である
必要はなく、1つ1つの穴が小さければどのような形状
の穴であっても良く、また例えば巾のせまいスリットに
しても良い。
この連通部明は穴又はスリットが製氷ブロック(至)の
底面(2)の全面に複数ある方が、上方空間(至)より
下方空間■への氷結時の不純物の移行が行なわれやすい
ところで第4図〜第9図に示したこの発明の製氷容器の
一実施例は製氷容器自ら不純物ブロックを覆う空間層を
有しているが第4図〜第1図の製氷容器の密閉空気層を
有す不純物ブロックを製造するためには、第2内@壁側
と外周壁側をそれぞれ別々に作り、その後両方を接着す
るという2工程を必要とする。また第8図の製氷容器は
さら忙別の層(57)を貼るという工程を必要とし、第
9図の製氷容器は工程数は増えないが部品点数が3個必
要とするものである。
次に調造工程も出なく部品点数も少ないこの発明の製氷
容器の一実施例を第10図〜第12図を用いて説明する
図において、第4図〜第6図と同一または相当部分には
同一符号を付しであるので説明は省略する。
第10図〜第12図に示した製氷容器の第4図〜第6図
に示した製氷容器の違いは外底壁がなく。
冷凍室内に内設した時冷凍室の前面扉aK位置する外側
壁(55) K手掛用開口(56)が設けられているこ
とである。
この実施例の製氷容器(54)は外側壁(55)で左右
両側と後方の3方が覆われているので、外側壁(55)
よシ内側で不純物ブロックKOの第2内側壁顛の周囲に
位置する空間(57)内を冷気が通り抜けづらくなって
おり、やはりこの製氷容器においても製氷ブロック(2
)の上方より冷却され、不純物ブロックが一番最後に氷
結するので、不純物を含まない氷塊が確実に作ることが
できる。
前述の密閉空間層を有する製氷容器の方が、やはり製氷
ブロック(至)側の冷却の仕方と不純物ブロック−Dの
冷却の仕方の差は大きいが、この製氷容器の方は手掛用
開口(56)を有するので、冷凍室内への出し入れが極
めて容易であり、製氷ブロック(至)と不純物ブロック
【+1の2部品しか必要とせず貼り付け、接着等の第2
工程も必要としない。
しかも製氷ブロック(至)がひねり等の変化が可能であ
るため、製氷ブロック(至)内の空間(43の氷塊の離
氷が簡単に行なえると同様に不純物ブロック(4aもひ
ねり等の変形が可能であるので不純物ブロックal内の
空間(ロ)の氷塊の離氷も簡単に行なうことができかつ
、不純物ブロックIの氷塊を食しない冷却用としての利
用に適用することが極めて容易に行なえるという新たな
作用効果を有している。
この製氷容器の外@璧(55)は第11図第12図に示
したように少なくとも不純物ブロック(40の底面(4
3の近傍まであれば良い。
またこの製氷容器の外側壁(55)は第11図第12図
に示したように少なくとも3方に設けられておれば良い
さらにまたこの製氷容器の外側壁(55)は不純物ブロ
ックIと一体形成されているが製氷ブロック@側と一体
形成されても全ったく同じ作用効果を有している。
上述の発明はいずれも上方上り下方の冷却の3方を遅ら
せたものであるが2次に下方に積極的に熱を供給するこ
とにより、下方の氷結を上方の氷結より遅らせた発明の
一実施例を第13図〜第15図を用いて説明する。
図において第1図〜第3図と同一または相当部分には同
一符号を付しであるので説明は省略する。
図において(58)(59)(tsO)は凹所[有]の
両側面及び底面を覆り断熱壁である。(61)は製氷容
器a3の底面に近接した底壁である断熱壁(ロ)K設け
られた加熱源としての加熱ヒーターである。製氷容器(
至)としては第18図第19図に示す従来の製氷容器。
上述の第4図〜第12図の製氷容器を用いても良い。
次に動作について説明する。
冷却器(5)により冷却された冷気の一部は冷凍室1υ
の背面のファングリル17)に作られた冷凍室用吹出口
(8)から吹き出され、冷凍室(1)を冷却する。また
冷気の一部はファングリル(7)とエアーガイド(至)
の間のダクト(ロ)を介して、製氷室用吹出口(至)よ
り契氷室勿に吹き出され、製氷室(至)の上部に位置す
る急速製氷皿(至)を冷却し、その戻り冷気は仕切板的
あるいは貯水容器Qlの下面と製氷容器(至)の上面の
間の冷気通路を通り、製氷室用吸込口(至)より。
冷却器(5)k戻り冷気が循環している。
このようKl!!氷室(2)の風路を構成することKよ
り、急速製氷皿@には直接、温度の低い冷気が風速も早
く冷却するため製氷時間は短縮される。−方、製氷容器
(至)は比較的温度の上がった戻り冷気が上面を通過し
、底面及び左右面は断熱壁(58)(59)(do) 
 により両側面と底面が覆われている凹所(ロ)内忙設
けられている念め、製氷容器(至)上面より徐々に緩慢
に凍結していく。さらに底面を加熱ヒーター(61)に
よ如断続的に一定時間加熱してやることにより、上面よ
り徐々に凍結させていくことが確実となる。
冷気の当った製氷容器(至)は上方の製氷ブロックの上
面より確実に凍結させていき、加熱ヒータ(61)の停
止後不純物ブロックが凍結する。つまり、製氷ブロック
の凍結時に一般家庭の水道水中のカルキ臭の元である残
留塩素あるいは硬度分等の不純物質が未氷結水のたまっ
ている不純ブロック内の空間へ移行して濃縮され加熱ヒ
ーター(61)で加熱された不純物ブロックの空間が最
後に凍結する・ このようKJI後に凍結する不純物ブロックの空間の部
分に不純物質が析ff1L、氷中に閉じこめられ白濁部
を生じ、初めに氷結した部分は、これらの不純物質をほ
とんど含まない純水の氷に近く透明なおいしい氷となる
製氷容器が若干変形し氷が圧力で盛りあがらないようk
している。
なお上記実施例では、5ドアの冷凍冷蔵庫の製氷室に急
速製氷皿と製氷容器を上下に並設したが製氷容器の底面
近傍に加熱源さえあれば、どのような風路構造でも透明
氷と白濁水を分離することは可能であシ、上記実施例の
ようKg氷容器の側面に冷気があたりずらくするための
断熱Qi(5B)(59)はかならずしもな(ても良い
〔発明の効果〕
この発明の製氷容器においては、製氷ブロックの底面部
に不純物ブロック側と連通ずる連通部が形成されている
ので、不純物質を含んだ水を製氷ブロックの氷塊形成室
に注入し念場合、水中に含まれる不純物質は純水に比較
して比重が重いため。
下方に集まり底面部の傾斜によって連通穴を通して不純
物質の濃縮された白濁部を製氷下皿側に導くことができ
、氷塊形成室においては透明な氷を形成することができ
る。
さらKこの発明の製氷容器は、連通2重層からなる製氷
容器の少なくとも3方を覆う外側壁を。
またこの発明の製氷用冷凍室はその底壁に連通2重層か
らなる製氷容器の少なくとも3方側を覆う壁を有する凹
所または加熱源を設けるようKしたので、製氷容器内で
の氷結は確実に上面から氷結し、底面側を予後に氷結さ
せることができ、不純物を除いた純水の透明氷を確実に
造ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の製氷用冷凍室の一実施例を備えた冷
凍冷蔵庫の扉を外した状態での正面図。 第2図はこの発明の製氷用冷凍室の他の実施例を備えた
冷凍冷fI1.庫の扉を外した状態での正面図。 第3図は第1図の縦断面図、第4図はこの発明の製氷容
器の一実施例の縦断面図、第5図は第4図の一部拡大図
、第6図は第4図の横断面図、第7図は第4図の平面図
、第8図、第9図、第11図はこの発明の他の実施例を
示す縦断面図、第10図は第11図の斜視図、第12図
は第10図の横断面図、第13図は他の発明の製氷用冷
凍室の一実施例を備え九冷凍冷蔵庫の扉を外した状態で
の正面図、・第14図はこの発明の製氷用冷凍室の他の
実施例を備えた冷凍冷蔵庫の扉を外した状態での正面図
、第15図は第13図の縦断面図、第16図は従来の製
氷容器を内蔵した冷凍冷蔵庫の扉を開けた状態での正面
図、第17図は第16図の縦断面図、第13図は従来の
製氷容器を内蔵した冷凍冷蔵庫の扉を開けた状態での正
面図、第14図は@13図の縦断面図である。第18図
岐従来の2種構造の製氷容器を示す平面図、第t9°図
は第18図の縦断面図である。 図において、(1)は冷凍室、(3)はファン、(5)
は冷却器、(7)はファングリル、−は製氷容器、a3
は製氷上皿、(I4は製氷下皿、  (14a)は凹部
室、a!9は隔聴、 aSけ連通穴、 anは空間部、
a・は隙間空間部。 α優は氷塊形成室、(至)は底面、 amは冷蔵室、@
は野菜室、(至)は製氷室、勾は氷温室、(ハ)は上部
中仕切−は下部中仕切、@は縦中仕切、@は急速製氷皿
。 (至)は仕切壁、(至)(54)は製氷容器、31Jは
貯水箱。 (至)は製氷室用吹田口、(至)は製氷室用吸込口、(
至)は冷気通路、@は製氷ブロック、 141!は連通
・穴、 TAaは不純物ブロック、@3は上部空間、(
44は下部空間。 USは側面リブ、 (4[Iは水位面、onは外周壁、
器は密閉空間層、  (51)は外周壁、  (52)
(55)は外側壁。 (55)は外底壇、(!M)は手掛用開口、  (57
) は伝熱率の低い層、  (5B)(59)(do)
は断熱壁、  (61)は加熱源である。 なお1図中同一群号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)周囲を囲む第1内側壁と底面を有する製氷ブロッ
    クと、その製氷ブロックの周囲を囲む第2内側壁と底面
    とを有する不純物ブロックとを備え、上記製氷ブロック
    と上記不純物ブロックを着脱自在とし、上記製氷ブロッ
    クの底面と上記不純物ブロックの底面との間に空間を設
    け、上記製氷ブロックの底面の一部に上記製氷ブロック
    の底面の上の空間と、上記製氷ブロックの底面の下の空
    間を連通する連通部を設けた製氷容器において、上記不
    純物ブロックの周囲の少なくとも3方を覆う外側壁を設
    けたことを特徴とする製氷容器。(2)周囲を囲む第1
    内側壁と底面を有する製氷ブロックと、その製氷ブロッ
    クの周囲を囲む第2内側壁と底面とを有する不純物ブロ
    ックとを備え、上記製氷ブロックと上記不純物ブロック
    を着脱自在とし、上記製氷ブロックの底面と上記不純物
    ブロックの底面との間に空間を設け、上記製氷ブロック
    の底面の一部に上記製氷ブロックの底面の上の空間と、
    上記製氷ブロックの底面の下の空間を連通する連通部を
    設けた製氷容器を内設する製氷用冷凍室において、冷凍
    室の底面に上記製氷容器の少なくとも3方側を覆う壁を
    有する凹所を設けたことを特徴とする製氷用冷凍室。 (3)周囲を囲む第1内側壁と底面を有する製氷ブロッ
    クと、その製氷ブロックの周囲を囲む第2内側壁と底面
    とを有する不純物ブロックとを備え、上記製氷ブロック
    と上記不純物ブロックを着脱自在とし、上記製氷ブロッ
    クの底面と上記不純物ブロックの底面との間に空間を設
    け、上記製氷ブロックの底面の一部に上記製氷ブロック
    の底面の上の空間と、上記製氷ブロックの底面の下の空
    間を連通する連通部を設けた製氷容器を内設する製氷用
    冷凍室において、前記製氷容器の底面近傍の冷凍室の底
    壁に製氷時に所底時間加熱する加熱源を設けたことを特
    徴とする製氷用冷凍室。
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