JPH0257500B2 - - Google Patents
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- JPH0257500B2 JPH0257500B2 JP57036622A JP3662282A JPH0257500B2 JP H0257500 B2 JPH0257500 B2 JP H0257500B2 JP 57036622 A JP57036622 A JP 57036622A JP 3662282 A JP3662282 A JP 3662282A JP H0257500 B2 JPH0257500 B2 JP H0257500B2
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- Japan
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- decorative paper
- pattern
- top coat
- wood grain
- decorative
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建材用化粧板およびその製造方法に関
するものである。
するものである。
(従来技術)
従来この種化粧板の製造方法としては次のよう
な方法が用いられている。
な方法が用いられている。
基板の表面に木目模様を印刷あるいは木目模
様を印刷された化粧紙を貼着する方法: この方法は化粧模様が平面的で意匠性に乏しい
難点がある。たとえば特開昭48−54184号のよう
に実際には凹凸面が形成されていないにかかわら
ず、化粧シートに外観上凹凸模様のように見える
印刷模様を施こすことも試みられている。しか
し、このような平面的な方法ではいわゆる“浮造
仕上げ”と称する実際に凹凸面のある基板に化粧
紙を貼着した場合に比べ、高級感においてはるか
に劣るものである。
様を印刷された化粧紙を貼着する方法: この方法は化粧模様が平面的で意匠性に乏しい
難点がある。たとえば特開昭48−54184号のよう
に実際には凹凸面が形成されていないにかかわら
ず、化粧シートに外観上凹凸模様のように見える
印刷模様を施こすことも試みられている。しか
し、このような平面的な方法ではいわゆる“浮造
仕上げ”と称する実際に凹凸面のある基板に化粧
紙を貼着した場合に比べ、高級感においてはるか
に劣るものである。
印刷あるいは化粧紙を貼着して木目模様を形
成された基板の表面をエンボスロール、エンボ
スプレートによつて押圧圧締し、表面に木目柄
凹凸模様を形成する方法。: この方法は、印刷による模様形成あるいは化粧
紙貼りにおいて、表面模様形成位置が異なつたり
ずれたりするために柄模様と同調した凹凸模様を
付与することはむずかしく、柄模様と同調しない
凹凸模様が形成されることにより、意匠性が低い
難点がある。また押圧圧締による凹凸模様を柄模
様と同調させるためには一枚一枚ごとに位置決め
をしながら行なわれなくてはならず生産性が著し
く低い。さらに印刷による模様形成あるいは化粧
紙貼りをした後、押圧圧締し形成するために塗膜
に亀裂が発生したり、化粧紙が破けたりするため
に深く形成することができず、意匠性が低いだけ
でなく、歩留まりもまた低下する難点を持つてい
る。
成された基板の表面をエンボスロール、エンボ
スプレートによつて押圧圧締し、表面に木目柄
凹凸模様を形成する方法。: この方法は、印刷による模様形成あるいは化粧
紙貼りにおいて、表面模様形成位置が異なつたり
ずれたりするために柄模様と同調した凹凸模様を
付与することはむずかしく、柄模様と同調しない
凹凸模様が形成されることにより、意匠性が低い
難点がある。また押圧圧締による凹凸模様を柄模
様と同調させるためには一枚一枚ごとに位置決め
をしながら行なわれなくてはならず生産性が著し
く低い。さらに印刷による模様形成あるいは化粧
紙貼りをした後、押圧圧締し形成するために塗膜
に亀裂が発生したり、化粧紙が破けたりするため
に深く形成することができず、意匠性が低いだけ
でなく、歩留まりもまた低下する難点を持つてい
る。
本発明は以上のような従来のこの種化粧板およ
びその製造方法の問題点を解決することを目的と
する。すなわち本発明は、以下述べるように、 木目柄凹凸模様2a,2bを形成した基板1の
表面に木目柄導管模様3aを印刷した化粧紙3を
貼着した後、凸部2aのみに着色塗装7を施こし
て浮造り仕上を施された天然木に酷似した化粧板
を得ようとするものである。
びその製造方法の問題点を解決することを目的と
する。すなわち本発明は、以下述べるように、 木目柄凹凸模様2a,2bを形成した基板1の
表面に木目柄導管模様3aを印刷した化粧紙3を
貼着した後、凸部2aのみに着色塗装7を施こし
て浮造り仕上を施された天然木に酷似した化粧板
を得ようとするものである。
以下本発明の具体例について説明する。
表面に木目柄凹凸模様2a,2bを施された
基板1の表面に必要に応じて目止塗装、シーラ
ー塗装、下塗塗装など任意下地処理を施す。
基板1の表面に必要に応じて目止塗装、シーラ
ー塗装、下塗塗装など任意下地処理を施す。
下地処理は基板表面模様の隠蔽、表面の平滑
化または接着剤の基板への吸込みを防止するこ
とを目的として行なわれる。
化または接着剤の基板への吸込みを防止するこ
とを目的として行なわれる。
基板は合板、繊維板、石膏板、合成樹脂板、
金属板等の有機質、無機質板などを用い、特に
限定されるものではなく、その表面に凹凸模様
2a,2bを施されたものであればいずれでも
良い。
金属板等の有機質、無機質板などを用い、特に
限定されるものではなく、その表面に凹凸模様
2a,2bを施されたものであればいずれでも
良い。
基板1の表面に、接着剤cを塗布した後、ラ
ミネーター装置を用いて木目導管溝模様3aの
みを表全面に印刷形成された化粧紙3を表面の
木目柄凹凸模様2a,2bになじむように貼着
する。このとき接着剤cは化粧紙3の裏面ある
いは基板1の表面と化粧紙3の裏面の両方に塗
布した後、基板1と化粧紙3の貼着を行なつて
もよい。
ミネーター装置を用いて木目導管溝模様3aの
みを表全面に印刷形成された化粧紙3を表面の
木目柄凹凸模様2a,2bになじむように貼着
する。このとき接着剤cは化粧紙3の裏面ある
いは基板1の表面と化粧紙3の裏面の両方に塗
布した後、基板1と化粧紙3の貼着を行なつて
もよい。
次に化粧紙3を貼着された木目柄凹凸模様2
a,2bの凸部2a上のみに塗装装置あるいは
印刷装置を用いて着色塗料を塗布し着色塗膜4
を形成する。
a,2bの凸部2a上のみに塗装装置あるいは
印刷装置を用いて着色塗料を塗布し着色塗膜4
を形成する。
着色塗料4としては通常に用いられる塗料ま
たはパールエツセンスあるいはアルミ粉、銅
粉、真ちゆう粉などの金属粉末顔料を混合され
た塗料を用いる。
たはパールエツセンスあるいはアルミ粉、銅
粉、真ちゆう粉などの金属粉末顔料を混合され
た塗料を用いる。
更にその表全面に透明あるいは半透明の上塗
塗料5を塗布する。
塗料5を塗布する。
上塗塗料5は化粧紙3を貼着された木目柄凹
凸模様2a,2bのうち着色塗装された凸部に
おいては着色塗装が施されるために凸部2a上
に上塗塗膜4が形成される。凸部2a上以外に
おいては上塗塗料4が化粧紙3に浸透5aされ
る。そのため凸部2aは上塗塗膜5の光沢が現
われ、艶有り状を呈し、凸部2a以外は上塗塗
料5の浸透5aにより艶消し状を呈する。
凸模様2a,2bのうち着色塗装された凸部に
おいては着色塗装が施されるために凸部2a上
に上塗塗膜4が形成される。凸部2a上以外に
おいては上塗塗料4が化粧紙3に浸透5aされ
る。そのため凸部2aは上塗塗膜5の光沢が現
われ、艶有り状を呈し、凸部2a以外は上塗塗
料5の浸透5aにより艶消し状を呈する。
また金属粉末顔料を混入された着色塗料を用
いた場合、その光沢は一層顕著なものとなる。
いた場合、その光沢は一層顕著なものとなる。
以上のようにして木目柄凹凸模様2a,2b
と化粧紙3の木目導管模様3aとが全く同調し
た立体的化粧模様が作業性が良く得られる。ま
た凸部2a部分に艶有り模様が、凹部2b部分
に艶消し模様がコントラストをなして形成さ
れ、浮造り模様の意匠性の高い化粧模様が形成
される。
と化粧紙3の木目導管模様3aとが全く同調し
た立体的化粧模様が作業性が良く得られる。ま
た凸部2a部分に艶有り模様が、凹部2b部分
に艶消し模様がコントラストをなして形成さ
れ、浮造り模様の意匠性の高い化粧模様が形成
される。
(本発明の作用効果)
本発明は以上のような構成を有するもので、そ
の作用効果を要約すれば次の通りである。
の作用効果を要約すれば次の通りである。
表面の木目柄凹凸模様2a,2bと着色塗装
4による木目柄模様とが完全に同調される。し
かも凹部2b内の化粧紙3による木目柄導管溝
模様3a、着色塗装4による木目模様とが天然
木のように一致し、意匠性が高い。
4による木目柄模様とが完全に同調される。し
かも凹部2b内の化粧紙3による木目柄導管溝
模様3a、着色塗装4による木目模様とが天然
木のように一致し、意匠性が高い。
また凸部の艶有り状と凹部の艶消し状との光
沢差を生じ、あたかも浮造り仕上を施された天
然木に酷似した表面となり意匠性が向上され
る。
沢差を生じ、あたかも浮造り仕上を施された天
然木に酷似した表面となり意匠性が向上され
る。
従来のように押圧圧締による凹凸模様を化粧
紙の柄模様とを同調させるためには、化粧紙を
1枚、1枚ごとに位置決めしなければならなか
つた。本発明では化粧紙3に全面に木目導管模
様3aを印刷して貼着し、この木目導管模様3
aの着色塗膜7に隠されてしまうので、化粧紙
3の位置合せを行なう必要なく作業性が高い。
紙の柄模様とを同調させるためには、化粧紙を
1枚、1枚ごとに位置決めしなければならなか
つた。本発明では化粧紙3に全面に木目導管模
様3aを印刷して貼着し、この木目導管模様3
aの着色塗膜7に隠されてしまうので、化粧紙
3の位置合せを行なう必要なく作業性が高い。
第1図…本発明化粧板の断面図、第2図…化粧
紙3の斜視図。 1……基板、2a……凸部、2b……凹部、3
……化粧紙、3a……木目導管模様、4……着色
塗膜、着色塗料、5……上塗塗料、上塗塗膜、5
a……凹部2bの浸透部分、c……接着剤。
紙3の斜視図。 1……基板、2a……凸部、2b……凹部、3
……化粧紙、3a……木目導管模様、4……着色
塗膜、着色塗料、5……上塗塗料、上塗塗膜、5
a……凹部2bの浸透部分、c……接着剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 木目柄凹凸模様2a,2bを有する基板1の
表面に木目導管溝模様3aのみを全面に印刷形成
された化粧紙3が貼着され、化粧紙3を貼着され
た凹凸模様2a,2bの凸部2a上のみに着色塗
装4が施され、更に表全面に上塗塗料5が塗布さ
れており、着色塗装4を施された凸部2a上に上
塗塗膜5が形成され、凸部2a以外においては上
塗塗料5が化粧紙3に浸透5aされ、艶消し状を
呈している、 ことを特徴とする化粧板。 2 木目柄凹凸模様2a,2bを施こされた基板
1の表面に木目導管溝模様3aのみを全面に印刷
した化粧紙3を貼着し、つぎに、化粧紙3上から
凹凸模様2a,2bの凸部2a上にのみ着色塗装
4を施こし、つぎに、その表面全面に上塗塗膜5
を塗布し、凸部2aにおいては上塗塗膜5が形成
される一方、凸部2a以外の凹部2bにおいては
上塗塗料5が化粧紙5に浸透5aし、艶消し状に
なる、 ことを特徴とする化粧板の製造方法。 3 着色塗料4としてパールエツセンスあるいは
金属粉末顔料を混入した塗料を用いる特許請求の
範囲第2項記載の化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3662282A JPS58153637A (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 化粧板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3662282A JPS58153637A (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 化粧板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58153637A JPS58153637A (ja) | 1983-09-12 |
JPH0257500B2 true JPH0257500B2 (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=12474903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3662282A Granted JPS58153637A (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 化粧板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58153637A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS627551A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-14 | 浜田木材工業株式会社 | エンポス化粧合板の製造方法 |
JPH0194978A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Shinsuidou:Kk | 印刷物のつや出し加工方法 |
JP2504176Y2 (ja) * | 1990-12-27 | 1996-07-10 | 帝国通信工業株式会社 | シ―ソ―スイッチ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4854184A (ja) * | 1971-11-09 | 1973-07-30 |
-
1982
- 1982-03-10 JP JP3662282A patent/JPS58153637A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4854184A (ja) * | 1971-11-09 | 1973-07-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58153637A (ja) | 1983-09-12 |
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