JPH0257410B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0257410B2 JPH0257410B2 JP12531285A JP12531285A JPH0257410B2 JP H0257410 B2 JPH0257410 B2 JP H0257410B2 JP 12531285 A JP12531285 A JP 12531285A JP 12531285 A JP12531285 A JP 12531285A JP H0257410 B2 JPH0257410 B2 JP H0257410B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- pot
- heater
- rice
- cooked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 20
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 7
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 1
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 19
- 235000021329 brown rice Nutrition 0.000 description 8
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 6
- 101100298222 Caenorhabditis elegans pot-1 gene Proteins 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 101100298225 Caenorhabditis elegans pot-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 229920002472 Starch Polymers 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007794 irritation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 235000019698 starch Nutrition 0.000 description 1
- 239000008107 starch Substances 0.000 description 1
- 238000010025 steaming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は炊飯器に係り、特に、玄米等のように
表面が、いわゆる殻で覆われた被調理物を少ない
電力で良好に炊飯できるようにした炊飯器に関す
るものである。
表面が、いわゆる殻で覆われた被調理物を少ない
電力で良好に炊飯できるようにした炊飯器に関す
るものである。
従来の技術
従来のこの種の炊飯器は、例えば実開昭59−
193331号公報に示されているように、第3図のよ
うな構造になつており、かつその炊飯特性曲線は
第4図のようになつていた。すなわち、鍋1の温
度が80〜100℃の範囲のとき、バイメタルスイツ
チ2がオフ状態となり、この状態からヒータ3の
電力を半減して加熱時間の延長を行うようになつ
ていた。
193331号公報に示されているように、第3図のよ
うな構造になつており、かつその炊飯特性曲線は
第4図のようになつていた。すなわち、鍋1の温
度が80〜100℃の範囲のとき、バイメタルスイツ
チ2がオフ状態となり、この状態からヒータ3の
電力を半減して加熱時間の延長を行うようになつ
ていた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、このような従来の構成では、第
4図に示すように、単にヒータ3の電力を半減さ
せているだけであるため、内部の水がなくなり、
鍋1の温度が急上昇すると、すぐに電力を切つて
しまうことになり、その結果、熱量不足となり、
特に最大量炊飯の時などは鍋1の底面に近い部分
の玄米の表面に付着する水分量が多すぎ、まずい
ご飯になるという問題があつた。これは、下記の
理由による。
4図に示すように、単にヒータ3の電力を半減さ
せているだけであるため、内部の水がなくなり、
鍋1の温度が急上昇すると、すぐに電力を切つて
しまうことになり、その結果、熱量不足となり、
特に最大量炊飯の時などは鍋1の底面に近い部分
の玄米の表面に付着する水分量が多すぎ、まずい
ご飯になるという問題があつた。これは、下記の
理由による。
つまり、玄米のように表面が殻で覆われた被調
理物は、殻の存在によつて熱が内部に侵入し難い
ため、澱粉を充分に糊化させるためには、より多
くの水分と熱量を必要とするからである。また、
鍋1の温度を検知していないため、鍋1とヒータ
3の接触状態により、ヒータ3の温度が変化する
ので、第4図B点の温度がバラツキ、その結果、
被調理物の温度が適切に検知できず、そのバラツ
キによりでき上がりが変化するという欠点も有し
ていた。
理物は、殻の存在によつて熱が内部に侵入し難い
ため、澱粉を充分に糊化させるためには、より多
くの水分と熱量を必要とするからである。また、
鍋1の温度を検知していないため、鍋1とヒータ
3の接触状態により、ヒータ3の温度が変化する
ので、第4図B点の温度がバラツキ、その結果、
被調理物の温度が適切に検知できず、そのバラツ
キによりでき上がりが変化するという欠点も有し
ていた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、
表面が殻で覆われた被調理物の玄米でも、充分な
熱量を与えることにより、底面に近い部分の水分
をも飛ばし、おいしく炊き上げることができるよ
うにすることを目的とするものである。
表面が殻で覆われた被調理物の玄米でも、充分な
熱量を与えることにより、底面に近い部分の水分
をも飛ばし、おいしく炊き上げることができるよ
うにすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明は、鍋と、
この鍋を加熱するヒーターと、前記鍋温度を検知
する検知装置と、この検知装置による鍋温度が沸
騰点を越え、一定温度に、かつ被調理物の量等に
応じた所定時間維持したのち、ヒーターの加熱を
停止させる温度調節機構とを具備したものであ
る。
この鍋を加熱するヒーターと、前記鍋温度を検知
する検知装置と、この検知装置による鍋温度が沸
騰点を越え、一定温度に、かつ被調理物の量等に
応じた所定時間維持したのち、ヒーターの加熱を
停止させる温度調節機構とを具備したものであ
る。
作 用
この構成によれば、温度調節機構が沸騰点も越
えた時点で鍋内を一定温度に、かつ被調理物の量
等に応じた所定時間保持するため、表面が殻で覆
われた被調理物の玄米であつても、良好に炊き上
げることができる。
えた時点で鍋内を一定温度に、かつ被調理物の量
等に応じた所定時間保持するため、表面が殻で覆
われた被調理物の玄米であつても、良好に炊き上
げることができる。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図にも
とづいて説明する。
とづいて説明する。
第1図において、11は有底筒状に形成され、
かつ開口部を上方に向けて配置された外ケース
で、この外ケース11内の下部には、ヒーター1
2が環状に形成されており、かつこのヒーター1
2の上面には、米などの被加熱調理物を入れる鍋
13が外ケース11に対して挿脱自在に載置さ
れ、さらに鍋13の底壁はヒーター12に密着し
得る外面に形成されている。14は鍋13の上部
開口を覆う内蓋、15は外ケース11の上部に備
えられた外蓋であり、前記内蓋14は内蓋14が
着脱自在に嵌合される鍋パッキン16を介して軸
17によりこの蓋15に取り付けられる。18は
蒸気を排出させる蒸気筒である。前記ヒーター1
2の中央部に設けられた孔内には、鍋13を介し
て被加熱調理物の温度を検知する検知装置19が
鍋13の底面に密着するように設けられている。
20は前記検知装置19からの信号により、ヒー
ター12の通電を制御するリレー21を含む温度
調節機構である。22は炊飯開始スイツチであ
る。
かつ開口部を上方に向けて配置された外ケース
で、この外ケース11内の下部には、ヒーター1
2が環状に形成されており、かつこのヒーター1
2の上面には、米などの被加熱調理物を入れる鍋
13が外ケース11に対して挿脱自在に載置さ
れ、さらに鍋13の底壁はヒーター12に密着し
得る外面に形成されている。14は鍋13の上部
開口を覆う内蓋、15は外ケース11の上部に備
えられた外蓋であり、前記内蓋14は内蓋14が
着脱自在に嵌合される鍋パッキン16を介して軸
17によりこの蓋15に取り付けられる。18は
蒸気を排出させる蒸気筒である。前記ヒーター1
2の中央部に設けられた孔内には、鍋13を介し
て被加熱調理物の温度を検知する検知装置19が
鍋13の底面に密着するように設けられている。
20は前記検知装置19からの信号により、ヒー
ター12の通電を制御するリレー21を含む温度
調節機構である。22は炊飯開始スイツチであ
る。
上記構成において、次に玄米を炊飯する時の動
作について説明する。すなわち、鍋13内に所望
量の米と水との混合物Aを収容した態で、前記鍋
13を第1図に示すように、ヒーター12上に載
置し、そして内蓋14と外蓋15を装着する。次
に炊飯開始スイツチ22を押すと、ヒーター18
に通電され、これにより、第2図に示すように鍋
13の温度も徐々に昇温し、そして前炊き工程を
経て炊飯工程に入り、予め設定された温度T1、
たとえばT1=95℃まで上昇すると、検知装置1
9が温度調節機構20に信号を送り、ヒーター1
2の電力を減少させる。このヒーター12の発熱
量の減少によつて玄米へ供給される熱量は抑えら
れ、これにより、長時間沸騰が維持される。
作について説明する。すなわち、鍋13内に所望
量の米と水との混合物Aを収容した態で、前記鍋
13を第1図に示すように、ヒーター12上に載
置し、そして内蓋14と外蓋15を装着する。次
に炊飯開始スイツチ22を押すと、ヒーター18
に通電され、これにより、第2図に示すように鍋
13の温度も徐々に昇温し、そして前炊き工程を
経て炊飯工程に入り、予め設定された温度T1、
たとえばT1=95℃まで上昇すると、検知装置1
9が温度調節機構20に信号を送り、ヒーター1
2の電力を減少させる。このヒーター12の発熱
量の減少によつて玄米へ供給される熱量は抑えら
れ、これにより、長時間沸騰が維持される。
このような加熱条件で所定時間加熱すると、水
分がなくなるため、鍋13の温度は急速に上昇す
る。そしてこの温度が所定の温度T2、たとえば
T2=120℃に達すると、検知装置19が温度調節
機構20に信号を送り、ヒーター12への通電を
制御し、所定の温度T2=120℃で、余分な水分を
飛ばすために、所定時間、たとえば10分間程度維
持したのち、ヒーター12の通電が停止され、そ
の後、蒸らし工程が行われた後、炊飯動作が完了
する。
分がなくなるため、鍋13の温度は急速に上昇す
る。そしてこの温度が所定の温度T2、たとえば
T2=120℃に達すると、検知装置19が温度調節
機構20に信号を送り、ヒーター12への通電を
制御し、所定の温度T2=120℃で、余分な水分を
飛ばすために、所定時間、たとえば10分間程度維
持したのち、ヒーター12の通電が停止され、そ
の後、蒸らし工程が行われた後、炊飯動作が完了
する。
なお、上記実施例においては、所定温度T2=
120℃としたが、この120℃に限定されるものでは
なく、この場合、140℃位まで温度を上げると焦
りげが進行するので、100〜140℃位であればいず
れの場合でも好ましいものである。また、所定の
時間についても、上記実施例では10分間とした
が、それに限定されるものではなく、これは炊飯
量や維持温度によつても変化するものである。
120℃としたが、この120℃に限定されるものでは
なく、この場合、140℃位まで温度を上げると焦
りげが進行するので、100〜140℃位であればいず
れの場合でも好ましいものである。また、所定の
時間についても、上記実施例では10分間とした
が、それに限定されるものではなく、これは炊飯
量や維持温度によつても変化するものである。
発明の効果
以上のように本発明によれば、鍋内が所定温度
まで上昇すると、所定時間高温を維持するように
しているため、充分な熱量が得られることにな
り、その結果、余分な水分をも飛ばすことができ
るため、表面が殻で覆われた被調理物の玄米でも
良好に炊き上げることができるものである。
まで上昇すると、所定時間高温を維持するように
しているため、充分な熱量が得られることにな
り、その結果、余分な水分をも飛ばすことができ
るため、表面が殻で覆われた被調理物の玄米でも
良好に炊き上げることができるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す炊飯器の縦断
面図、第2図は同炊飯器の時間の経過に伴なうセ
ンサー温度の変化と電力量の変化を示す特性図、
第3図は従来例を示す炊飯器の縦断面図、第4図
は同炊飯器の時間の経過に伴なうセンサー温度の
変化と電力量の変化を示す特性図である。 12……ヒーター、13……鍋、19……検知
装置、20……温度調節機構。
面図、第2図は同炊飯器の時間の経過に伴なうセ
ンサー温度の変化と電力量の変化を示す特性図、
第3図は従来例を示す炊飯器の縦断面図、第4図
は同炊飯器の時間の経過に伴なうセンサー温度の
変化と電力量の変化を示す特性図である。 12……ヒーター、13……鍋、19……検知
装置、20……温度調節機構。
Claims (1)
- 1 鍋と、この鍋を加熱するヒーターと、前記鍋
温度を検知する検知装置と、この検知装置による
鍋温度が沸騰点を越え、一定温度に、かつ被調理
物の量等に応じた所定時間維持したのち、ヒータ
ーの加熱を停止させる温度調節機構とを具備して
なる炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12531285A JPS61284211A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12531285A JPS61284211A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61284211A JPS61284211A (ja) | 1986-12-15 |
JPH0257410B2 true JPH0257410B2 (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=14906989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12531285A Granted JPS61284211A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61284211A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074315B2 (ja) * | 1989-12-22 | 1995-01-25 | 三洋電機株式会社 | 電子レンジ |
JP2500567B2 (ja) * | 1992-06-02 | 1996-05-29 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気おかゆ調理器 |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP12531285A patent/JPS61284211A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61284211A (ja) | 1986-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001074250A (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0257410B2 (ja) | ||
JP2006314356A (ja) | 蒸し調理機能付き炊飯器 | |
JPH0324211B2 (ja) | ||
JPH0543712Y2 (ja) | ||
JPH059432U (ja) | 自動製パン機 | |
JP2844014B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPH04108417A (ja) | 炊飯器 | |
JPS5886114A (ja) | 電気調理器 | |
JPH0563162B2 (ja) | ||
JPS6136166Y2 (ja) | ||
JP2844013B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPS6139813B2 (ja) | ||
JPS6135125Y2 (ja) | ||
JPH0430816A (ja) | 煮豆調理機能を備えた電気炊飯器 | |
JP2006314355A (ja) | 蒸し調理機能付き炊飯器 | |
JPH0332362B2 (ja) | ||
JPH0436741Y2 (ja) | ||
JPH0662950A (ja) | 炊飯器 | |
JPS5920175Y2 (ja) | 炊飯器 | |
JPS591623Y2 (ja) | 炊飯器 | |
JPS5917222Y2 (ja) | 炊飯器 | |
JPS5813928A (ja) | 加熱調理器 | |
JPS6311008B2 (ja) | ||
JPS5856587Y2 (ja) | 炊飯器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |