JPH0257397A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JPH0257397A
JPH0257397A JP63208964A JP20896488A JPH0257397A JP H0257397 A JPH0257397 A JP H0257397A JP 63208964 A JP63208964 A JP 63208964A JP 20896488 A JP20896488 A JP 20896488A JP H0257397 A JPH0257397 A JP H0257397A
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JP
Japan
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card
module
adhesive
board
opening
Prior art date
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JP63208964A
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Shojiro Kotai
小鯛 正二郎
Katsunori Ochi
越智 克則
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分舒〕 この発明は、多層シート構成からなるカード基板に、I
Cモジュールを嵌合させ一体成形したICカードの構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、カード基板の開孔部にICモジュールを嵌合し、
その界面を接着剤で接合する方式のICカードにおいて
、接着剤の適用は下記に説明するように開孔部のみに限
られていた。
第5図は従来のこの種のICカードを示した図で、(a
)図はICカードの平面図、(b)図はその側面断面図
、(C)図はこのICカード1のカード基板2とICモ
ジュール3の嵌合状態を示す拡大断面図である。図にお
いて、カード基板2は表裏面にオーバレイ21.26を
、その中間にコアシート22.23、24.25をそれ
ぞれ重ね合せた多層シート構造となっている。そして上
記多層構造のシートには、ICモジュール3が嵌合する
ように一部に透孔が設けられ全体として開孔部8が形成
されている。
また上記開孔部8の底部にあたるコアシート25の相当
部分には接着剤層5が形成されている。
ここで、上記ICカードの製造工程を説明すると、まず
全シート21〜26を重ね合せ、ICモジュール3が嵌
合する開孔部8が形成されろようにする。その後上記開
孔部8にICモジュール3を嵌合し、全体を鏡面板で挟
持した状態で加熱・加圧して一体成形する。一つまり現
在、クレジットカードのカード基板は、JISX630
1にも見られるように硬質塩化ビニルシートを多層にし
て構成しており、その多層構成のシートを加熱・加圧し
て自己融着させ一体成形させているのである。
第6図は従来の別のICカードを示した図であり、IC
モジュール3aば断面が段付の異形となっている。そし
て第6図(c)の拡大断面図に示す様に、ICモジュー
ル3&が嵌合する開孔部8aも2段形状となり、接着剤
層も2層(5m、5b)に別れている。その他の構成及
び積層一体止の工程は上記の第5図で説明したものと同
様である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のICカードにおいては、ICモジュール3は
カード基板2を構成する各シートにまたがってあらかじ
め設けられた開孔部8に嵌合するようになっているから
、ICモジュール3の外形と開孔部8との両者の寸法精
度はきびしく要求されろことになる。特に第6図に示し
たような異形断面を持つICモジュール3&を多層のシ
ー 1・に設けられた開孔部8&に精密に嵌合させるこ
とは非常に困難となる間悪点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、カード基板の開孔部ど、その開孔部に嵌合す
るICモジュールの外形との寸法精度が少しバラついて
いても、加熱・加圧の一体成形時にはその際開を完全に
充填することができるICカードを得ろことを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るICカードは、多層シー トを重ね合せ
てなるカード基板と、このカード基板内に装着もしくは
埋設されろICモジュールと、上記ICモジュールとカ
ード基板とを接着する接着剤とを有し、上記カード基板
とICモジュールとを加熱・加圧により一体成形するも
のにおいて、接着剤を、上記カード基板を構成する多層
シー)・の内層間であって、2情唄ヒにわたって少なく
ともその一部が重なり合う位置関係に、かつ−」二足I
Cモジ、−ルの周辺部分に配設もしくは延設したことを
特徴とするものである。
〔作用〕
この発明における多層シート構成の内層間に配設された
接着剤は、加熱・加圧による一体成形時に溶融し、その
ためこの接着剤に挟まれたシート材層がその接着剤を潤
滑層として容易に変形し、その結果ICモジュールの装
着される開孔部周囲の間隙が充填されることとなる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は本発明に係るICカードを示したもので、(a)図
はICカードの平面図、(h)図はその側面断面図、(
C)図はカード基板2とICモジュール3の嵌合状態を
示す拡大断面図である。第2図(a)は上記ICカード
1のカード基板2とICモジュール3とを一体成形する
前の状態を示す拡大図であり、第2図(b)は一体成形
後の状態を示す拡大図である。
図において、カード基板2は表裏面にオーバレイ21.
28を、その中間にコアシート22.23.24.25
を重ね合せた多層シート構造となっており、また上記多
層構造のシートはICモジュール3が嵌合するように開
孔部8が形成されているのは従来と同様である。
本実施例においては、接着剤を、コアシー・ト22と2
3の間およびコアシート24と25の間の2層において
開孔部8の周囲のみ配置している。すなわち、第2図(
、)に示すように接着剤52はコアシート22と23の
間に配置され、また接着剤51はコアシート24と25
の間であってICモジュール3の底面と接する部分を含
めて配置されている。また、この接着剤51.52はI
Cモジュール3を嵌合するカード基板の開孔部8の周囲
にわたり重なるように配置されている。この状態でIC
モジュール3を開孔部8に外部接続端子4側がカード表
面に露出するように装着する。
このとき、カード基板2の開孔部8とICモジュール3
の間には間隙7が生じる。特にカード基板に設けた開孔
部8ば、それぞれコアシートの透孔を重ね合せて設けて
いるため一般に短形となり、さらに外部接続端子4と反
対側底部の角部がR形状になっているICモジュール3
を装着する場合には、第2図(a)に示す様に間隙7は
大きくなる。
そして、カード基板2を構成するシート材21〜26と
接着剤51.52及びICモジュール3を組み合せた後
、両面を鏡面板(図示せず)により挟持し加熱・加圧し
て積層成形する。
このとき、従来例(第5図、第6図)では、たとえ接着
剤5が積層成形時に軟化あるいは溶融しても、他に滑り
面がないなめに充填されにくい。特に第2図(a)に示
したような部分的に大きな間隙7は充填されず、カード
完成時にその部分がカード表面にシワ状となってあられ
れ、外観を損なうこととなる。
しかるに、本実施例では接着剤51.52を29にわた
って重なるように配置することにより、加熱・加圧して
積層成形する際に接着剤51及び52で挟まれたカード
基板のコアシート23.24の開孔部周囲の部分6ば、
両側を滑り面で挟まれることとなり非常に横方向へ移動
しやすくなり、第2図(b)で示すように容易に間隙7
がコアシート23.24の滑り移動によって充填される
その上、接着剤51,52はコアシートの間に単に挾み
込まれているため、一体成形前はその部分で他のカード
基板部より接着剤の体積分だけふくらむが、加熱・加圧
による一体成形後はコアシートが間隙を充填するために
表面がフラットな仕上がりとなる。もちろん、接着剤の
ないカード部分は従来同様積層成形時の横方向の滑りは
ない。
また積層成形(加熱・加圧)の際、カード基板のシート
材(例えば塩化ビニル樹脂)はその融点近くで自己融着
により一体化される。よって接着剤51.52はシート
材(塩化ビニル樹脂)より低い融点を持つ例えば感熱タ
イプの接着剤を用いる。その他感圧形接着剤または硬化
過程で一旦溶融するBステージ熱硬化性タイプの接着剤
でもよい。
要するに、本発明はICカードの積層成形時にilJ滑
層の役目を果たす接着剤層を2層に重ね合せて、その間
のコアシートを容易に移動、変形させ一体化させること
により、ICモジュール周囲の間隙をなくすことにある
第3図、第4図は本発明の他の実施例に係るICカード
を示したもので、第3図(a)はICカードの平面図、
(b)はその側面断面図、(e)図はこのICカード1
aのカード基板2aとICモジュール3aの嵌合状態を
示す拡大断面図である。また、第4図(a)は上記rc
カード1aのカード基板2aとICモジュール3aとを
一体成形する前の状態の拡大図であり、第4図(b)は
一体成形後の状態の拡大図である。
この実施例においては、ICモジュール3aの断面形状
は矩形でなく、外部接続端子4aのある側が大となる2
段形状となっている。
この場合、カード基板2aの開孔部8aは、大きさの異
なる透孔を有するシートを重ね合せて構成するので、重
ね合せ誤差が生じる。そしてこのシート材の重ね合せ誤
差とICモジュールの形状のばらつきとを吸収するため
にコアシート23a、24mに設ける透孔をあらかじめ
大きく設け、その分間隙7aが大きくなる。
しかし、加熱・加圧による積層成形時に、コアシート2
2aと23aの間に設けた接着剤52aと、コアシート
24aと25aの間に設けた接着剤51aの潤滑作用に
より、接着剤51龜、52aにより挾まれた中間層61
部分が内側に滑って、上記間隙7aが効果的に充填され
る。
上記実施例においては、2層のコアシー1.23.24
(又は23m、 24i)の間の内層面に接着剤51.
52(又は51a、52a)を形成したものを示したが
、接着剤5層の間のコアシートが1枚の場合であっても
、3枚以上重ね合さった場合でも同じ効果を達成する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればカード基板に装着する
ICモジュールの周囲であってカード基板の内層に2層
以上にわたって重なるように接着剤を配設したので、加
熱・加圧による一体成形の際、接着剤で挟まれたシート
層が容易に変形して、カード基板とICモジュールとが
完全に密着する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるICカードを示す平
面図、側面断面図、および拡大断面図、第2図は上記I
Cカードの一体成形前後を示す拡大図、第3図はこの発
明の他の実施例を示すICカードの平面図、側面断面図
、および拡大断面図、第4図は第3図のICカードの一
体成形前後を示す拡大図、第5図、第6図は従来のIC
カードを示す図である。 図中、1.1aはICカード、2.2&はカード基板、
3.3aはICモジュール、4.4aは外部接続端子、
7.7aは隙間、8.8&は開孔部、21〜26.21
a 〜26aはシート材、51.52.51m、52a
は接着剤層である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  多層シートを重ね合せてなるカード基板と、このカー
    ド基板内に装着もしくは埋設されるICモジュールと、
    上記ICモジュールとカード基板とを接着する接着剤と
    を有し、上記カード基板とICモジュールとを加熱加圧
    により一体成形するICカードにおいて、接着剤を、上
    記カード基板を構成する多層シートの内層間であって、
    2層以上にわたって少なくともその一部が重なり合う位
    置関係に、かつ上記ICモジュールの周辺部分に、配設
    もしくは延長したことを特徴とするICカード。
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