JPH0257358A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0257358A
JPH0257358A JP20802388A JP20802388A JPH0257358A JP H0257358 A JPH0257358 A JP H0257358A JP 20802388 A JP20802388 A JP 20802388A JP 20802388 A JP20802388 A JP 20802388A JP H0257358 A JPH0257358 A JP H0257358A
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JP
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ink
recording
roller
transfer roller
image
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JP20802388A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanioka
宏 谷岡
Jo Toyama
上 遠山
Motokazu Kobayashi
本和 小林
Toshiya Yuasa
俊哉 湯浅
Kozo Arahara
荒原 幸三
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
    • B41J2/33Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet from ink roller

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電気化?反応に基づき粘度変化を生ずるインク
を用いる記録装置に関する。
〈従来の技術〉 今日、情報処理の記録方式の・)ち、普通紙に記録し得
るものとして、インパクトプリンターや電子写真、レー
ザー・ビームプリンター、或いは感熱転写式プリンター
等、種々の形式のものが開発されている。
このなかで、低騒音にして小型化が可能であることから
、感熱転写式の記録装置が広く使用されている。この記
録方式は熱溶融性インクをベースシート上に塗布形成し
てなるインクリボンを使用し、該インクリボンを記録ヘ
ッドで画像パターン状に加熱し、溶融したインクを記録
紙に転写するものであり、比較的小型の装置が用いられ
、且つ装置コストも低く出来る等の利点がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記従来の感熱転写方式にあっては、イ
ンクリボンを製造するに当たって、耐熱ベースシート上
に複雑な工程で熱溶融性インクを塗布しなければならず
、またこのインクリボンは一度の記録に使用するのみで
使い捨てにしなければならないこともあり、ランニング
コストが高くなる等の問題点があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 そこで本件出願人は、上記問題点を解消するための一手
段として、流動性インクをインク移送手段で膜状にして
移送し、このインクに所定のエネルギーを選択印加して
画像パターン状に粘着性が付与されたインク像を形成し
、このインク像を被記録媒体上に転写する記録装置を提
案した(特願昭63−30279号等)。
この記録装置によれば、従来の感熱転写方式の如くイン
クリボンを使用する必要がなく、インク像を形成するイ
ンクのみを被記録媒体に転写して、インク像を形成しな
いインクを繰り返し使用することが出来るものである。
本発明は前記記録装置を更に発展させたものであって、
環境によるインクの記録感度変化をインク自体で補正制
御し、特に低湿度環境でも安定した画像記録が可能な記
録装置を促供せんとするものである。
そのための、以下述べる実施例Qご係る手段は、電気エ
ネルギーの選択的印加に応じ、インクを被記録媒体に転
写可能とした記録装置であって、ljI記インクを移送
するためのインク移送手段と、前記インク移送手段上へ
前記インクを供給するためのコーティング手段と、前記
コーディング手段よりも前記インク移送手段によるイン
クの移送方向下流側に配置され、前記インク移送1段で
移送される前記インクへ電気エネルギーを選択印加する
ためのエネルギー印加手段と、前記電気エネルギーの選
択印加に応して転写特性が変化したOII記インクを被
記録媒体に転写するための転5丁段と、前記インクの記
録悪文を検出するための検出手段と、前記検出手段から
の出力に応じ、前記インクを構成する少なくともl成分
を前記インクに補給するための補給手段とを設けたこと
を特徴とじてなる。
〈作用〉 」−記手段によれば、インク移送手段でインクを移送し
、該インクに画像信号に応したエネルギーを印加するこ
とで、転写特性が変化したインク像が形成され、該イン
ク像を被記録媒体に転写することで所定記録がなされる
また記録に際してインクの特性を検出手段によって検出
し、該検出結果に応じてインクに所定成分を補給するこ
とでインクの特性を一定に維持し、装置環境に関わらず
記録濃度を一定に維持するものである。
〈実施例〉 次に図面を参照しつつ、L記手段を適用した記録装置の
一実施例を説明する。
〔第一実施例〕
第1図は第一実施例に係る記録装置の断面説明図、第2
図はその斜視説明図である。
先ず全体の概略構成を説明すると、インク移送手段とな
るインク移送ローラ1が、インク溜3内に収容された流
動性インク2を移送しつつ矢印入方向く反時計回転方向
)に回転IjJ能に設けられている。
前記インク2は流動成膜性を有し2、且つ通常時は実質
的には粘着性を有しないが、所定のj−ネルギー、例え
ば電気エネルギー等が印加されると粘着性を有する性質
をもつ。従って、前記インク移送ローラ1が回転すると
、コーティング手段4によってインク移送ローラ1の表
曲乙こ一定の層厚でインク2がコーティングされ、且つ
インク移送ローラ1の回転に伴って移送される。
前記インク移送ローラlの表面に一定の層状に形成され
たインク2は、制御系により制御されるエネルギー印加
手段5によって画像パターン状に電気エネルギー等が付
与され、このエネルギー付与により粘着性を付与された
インク像2aが形成される。このインク像2aは第1図
の矢印B方向(時計回転方向)に回転する中間転写媒体
たる中間転写ローラ6と接触して該ローラ6の表面に転
写される。
前記中間転写ローラ6に転写されたインク像2aは、中
間転写ローラ6に圧接して第1図の矢印C方向(反時計
回転方向)に回転可能に設けられた転写手段を構成する
転写ローラ7と、中間転回ローラ6間に搬送される被記
録媒体(例えば、梓通紙やプラスチンクシート等、以下
r記録紙」という)8に転写され、所定画像が記録され
た記録紙8は搬送ローラ対9a、9bによって矢印り方
向(第1図の右側)に排出される。
一方、前記中間転写ローラ6に転写されなかったインク
2は、インク移送ローラlの回転に伴ってインク溜3内
に再収容され再び使用されるものである。
更に前記記録に際し、インク移送ローラ1で移送された
インク2の特性を検出手段15で検出し、その検出結果
に応じて補給手段1Gから前記インク2の1成分である
水を適宜補給し、インク2の特性を一定に維持して記録
濃度を一定に保つ如く構成している。
次に前記記録装置の各部の構成について順次詳説する。
先ずインク移送ローラ1は、後述する流動性インク2を
その表面に層状に形成して移送し得る材質よりなり、本
実施例にあっては、例えばステンレスやアルミニウム、
或いは鉄等の金属からなる導電性部材を外径約40mm
の円筒状に形成し、一定速度で矢印入方向に駆動回転可
能に構成している。
前記材質よりなるインク移送ローラlの表面は、平滑面
であっても良いが、流動性インク2の搬送。
担持性をより高めるために、適度にネ■面化されている
ことが好ましい。
次に前記インク移送ローラlで移送される流動性インク
2について説明すると、このインク2は一定の外力の[
D加のもとに流動しインクの膜を形成する流動成膜性を
有し、置体的にはインク移送ローラ1の回転に伴って、
該ローラ1の表面にインク層が形成され、且つ移送され
る性質を有する。
また、このインク2は外力により切断された後、経時的
に粘着復元可能な性質を有するものが好ましく用いられ
る。即ち、インクの塊同士が接触すると界面が消失して
一体となるような性質が好ましい。
前記性質を有するインク2としては、溶媒を架橋構造物
質により保持する広義のゲル状態を有するインク、例え
ば本件出願人が先に出側した特願昭61−175191
号、或いは同62−131586号等に記載したインク
が好ましい。
このようなインク2は流動成膜性を有するが、実質的に
粘着性を有さず、電気エネルギー等が印加されると、粘
着性が付与されるような性質を有する。尚、ここで言う
r粘着性1とは選択的な粘着性をいい、インク2を中間
転写ローラ6等の物体に接触させたとき、インク2の一
部がインク全体から分離して物体に付着することを言い
、インク全体がヘタベタしているか否かは関係ない。
従って、インク移送ローラ1の表面に形成された・イン
ク層は、エネルギーが付与されない状態にあっては、イ
ンク2は他の媒体、例えば中間転写ローラ6と接触して
も、該中間転写ローラ6には実質的に転写されない、こ
れはゲル状インクにあっては、溶媒が架橋構造に保持さ
れているために(若干量の溶媒を除き)、該インクが中
間転写ローラ6に転写されないと考えられる。
一方、前記ゲル状インクに電気エネルギー等を印加した
場合は、架橋構造が変化することにより、前記エネルギ
ー印加に応じた粘着性が(1”iされるものと考えられ
る。
更に前記インク2は、インク移送ローラ1にコーティン
グされた場合は塑性体としての性質を有し、逆にエネル
ギー印加手段5でコー不ルギーを付与されてから、中間
転写ローラ6に至る間には弾性体としての性質を有する
ことが好ましい。
このため、本実施例のインク2はある程度の粘弾性(弾
性項と粘性項を有する複素弾性)を有するものが好まし
く用いられる。
前記粘弾性の範囲としては、例えば、第3図(A)(B
)に示すように、インク2を直径25m1、厚さ2龍の
サンプルとし、これに図示の矢印方向(すり方向)に角
速度1 rad/secの正弦歪Tを与え、その応力σ
及び位相のずれδを検出して複素弾性率6本を求めた場
合、 6本 −σ/γ=c’  +ic’ G′ :貯蔵弾性率   C”:l員失弾性率貯蔵弾性
率G′と#員失弾性率G″との比G″7G’の値が約0
.1〜IOとなるものが好まり、 <用いられる。
前記複素弾性率に於いて、前記G″/G’の値が011
未満であると、塑性体としてのふるまいが不足して、イ
ンク移送ローラ1に対するインクコーティングが不充分
になり、また前記G″/G’の値が10を超えると、弾
性体としてのふるまいが不足して、エネルギー印加手段
5から中間転写ローラ6に至る間での弾性回復が不充分
となるからである。
前記サンプルの大きさ及び歪みの与え方は、記録装置に
於いて適当と思われる値である。
尚、本実施例に於いては以下の成分により流動性インク
2を構成した。
前記A成分を80〜90゛Cに加熱しつつ、均一に溶解
し、その後、前記B成分を加えて撹拌し、ゲル状のイン
ク2を得た。
次にコーティング手段4は、インク移送ローラlの回転
方向に於いて、エネルギー印加1段5よりもト流側に配
置され、インク移送ローラ1の表面に前記インク2を一
定層厚でコーティングするだめのものである。このコー
ティング手段4は本実施例では第1図に示すように、り
I径杓301臘のステンレス製コーティングローラ4を
回転可能に設け、第1図の矢印E方向(時計回転方向)
に回転させることによってインク移送ローラlの表面に
インク2をコーティングするように構成している。
前記コーティングローラ4によってインク移送ローラ1
の表面に形成されるインク2の層jvは、該インク2の
成分、インク移送ローラlとコーティングローラ4の間
隙及び両者の回転周速度等によって異なるが、インク移
送ローラlが中間転写ローラ6に対向するインク転写位
置に於いて、約0.1〜5鰭、更に好ましくは約0.5
〜3鳳動程度であることが好ましい。
尚、本実施例ではインク移送ローラlの周速度を20龍
八ee、コーティングローラ4の周速度を24ma/s
ec、両者間の間隙を1.0msに設定することによっ
てインク移送ローラ1表面に層厚りが約1.2龍のイン
ク層を形成するようにした。
次にエネルギー印加手段5について説明すると、多数の
電極よりなる記録へンド5を用いて電気エネルギーを印
加するように構成している。
この記録ヘッド5の構成は、第4図に示すようにガラス
エポキシ、アルミナ、ガラス等の絶縁材質よりなる基体
5aJ−に、銅等の金属からなる複数の記録電極5bを
一列に配列してなり、該電極5 b 、、1:の先端部
以外の部分、即ちインク2と接触する部分以外の部分に
、ポリイミド等からなる絶縁性成)lり5Cを設けて先
端部に電極素子(絶縁性皮膜から露出している′ζζ売
先端部分5dを構成している。前記記録ヘッド5による
エネルギー印加は第1図に示すよ・うに、制御系からフ
し・キンプルの信号ケーブル5eを介して伝達される画
信号に応し−C個々の電極5bに通電することによって
、電極素子5dと接触したインク20層を介し7、アー
ス線10で接地したインク移送ローラ1へ通電すること
で、インク2の層に電気エネルギーを印加するようにし
ている。尚、前記電極素子−5d部分には、金や白金、
ロジウム等のメンキを施すことが好ましく、中でも耐久
性の点から、白金メツキを施すことがより好ましい。
更に前記記録へンド5は、電挽素7−5dがインク移送
ローラ1上のインク層に確実に当接するように、付勢手
段11によってインク移送ローラ1方向へ右J勢されて
いる。即ち、前記記録ヘッド5は第1図に示すように、
記録ヘッド5の元部部分が軸11aを中心に揺動可能に
取り付けられ、ヘッド先端部分が押圧バネ11bによっ
て矢印F方向、即ちインク移送ローラ1方向に一定の付
勢力で付勢されている。従って、前記電極素子5dは第
5図に示すように、インク層2に対してIζj勢力fで
接触し、且つ粘弾性を有するインク層に対して深さdだ
け侵入するようになっている。前記付勢力rは使用する
インク2の粘弾性特性やインク層の厚さ、或いは記録速
度や通電条件等により適宜設定すれば良いが、前記侵入
量が0〜l am程度、更には約0〜Q、5m++にな
るように設定するのが通電効果をより高めるうえで好ま
しい。
尚、本実施例では長手方向21cnの記録ヘッド5を押
圧バネtibによって30g/cm (30x21=6
30g)で付勢し、インク層への侵入i1 (Iが0.
05〜0.1mmになるように設定している。
また前記の如く記録ヘッド5をインク移送ローラ1方向
に付勢する場合、インク移送ローラlにインク2をコー
ティングしていない状態等にあっては、電極素子5dが
直接インク移送ローラ1に接触してしまい、電極素子5
dが欠けたり、更には記録時に通電したとき電極素子5
dから直接インク移送ローラ1へ過大電流が流れて電極
素子5dが溶着したり、電極駆動回路が破壊されてしま
うことが考えられる。そこで、前記不都合をなくすため
に、記録ヘッド5がインク移送ローラ1に直接接触する
のを防止するための規制手段を設けるのが好ましい。
本実施例では規制手段としてストッパービン12を設け
、インク移送ローラ1上にインク層が形成されていない
ときには、バネllbによって付勢された記録ヘッド5
がストッパーピン12に当接して電極素子5dが直接イ
ンク移送ローラ1に接触しないようにしている。具体的
には、前記記録ヘッド5がストッパーピン12に当接し
たときに、インク移送ローラ1表面と記録ヘッド5先端
部間の間隙Sが0.5曹重程度になるようにストッパー
ビン12を配置している。
ここで前記付勢手段11及び規制手段12によってイン
ク移送ローラ1上にコーティングされた・インク層に的
確に接触した記録ヘンド5で記録を行う場合の通電量に
ついて説明すると、例えばインク2の架橋構造物質とし
てポリビニルアルコールをホウ酸イオンで架橋してなる
ものを用いる場合、このインク2の電気化学的変化を生
しさせ−るのに要求される通電量で良い、前記通電量は
、例えば熱転写等に於いてザーマルヘッドで熱エネルギ
ーを印加する場合の通電量に比べて、およそ1/10程
度の低エネルギーの印加によりインク2が粘着性を有す
るようになる。
尚、前記記録ヘンド5による記録電圧は第4図(B)に
示す如く、後述する検出手段15によるインク2の抵抗
(Jjの検出結果に応じ、制jn部20が補給手段16
を駆動すると共に、所定濃度を得るために記録電圧をD
/Aコンバータ28a及び電圧設定回路28bにより設
定制御する。また画信号に応じた選択的な電圧印加はシ
フトレジスタ28c及び各記録電極の駆動スイッチアレ
ーからなる所謂へンドドライバー28によって選択的に
行われる。
次に中間転写ローラ6は、前記エネルギーを印加されて
粘着性が付与されたインク像2aが転写されるものであ
って、本実施例にあっては外径30amのステンレス製
円筒状部材が前記インク移送ローラ1の表面と約1.0
〜1.2鶴の間隔を保ってインク移送ローラ1の」二方
に配置され、前記インク移送ローラi 、hにコーティ
ングされたインク層と接触し、駆動手段により矢印B方
向へ回転可能に構成している。
前記中間転写ローラ6の表面を構成する材質としては、
前記インク移送ローラ1の表面を形成する材質と同様の
ものを用いることが可能であるが、この中間転写ローラ
6の表面はクロムメツキ等のメツキ処理、或いはシリコ
ン樹脂やフッ素樹脂、ポリエチレン系樹脂等でコーティ
ングすることにより、平滑性や耐汚染性、或いはクリー
ニング容易性を向上させておくことが好ましい、またイ
ンク転写位置に於けるインク2の転写性向上のためにも
、この中間転写ローラ6の表面を、インク移送ローラ1
の表面よりも平滑性を高くしておくことが好ましい。
次に転写ローラ7は、前記中間転写ローラ6に転写形成
されたインク像2aを記録紙8に転写するための転写手
段を構成するものであり、本実施例にあっては金属製の
軸上にニトリルゴム、成いはシリコンゴム等を円筒状に
形成してなる転写ローラ7を、図示しないバネ等により
、中間転写ローラ6に約0.1〜5 kgf/am程度
の押圧力で圧接し、該中間転写ローラ6の回転に伴って
矢印C方向に従動回転し、記録紙8を前記中間転写ロー
ラ6との協働作用によって矢印り方向に搬送すると共に
、前記中間転写ローラ6に形成されたインク像2aを記
録紙8に転写するように構成している。
尚、第1図中9a、9b、9c、9dは搬送ローラであ
って、記録動作に対応して記録紙8を搬送するものであ
る。また13は発光素子13aと受光素子13bとから
なるレジストセンサーであり、搬送される記録紙8を検
出するものである。また14は転写ローラ7の圧接位置
よりも中間転写ローラ6の回転方向下流側に於いて、中
間転写ローラ6の表面にフェルト等を接するように設け
たクリーニング手段であり、前記インク像2aの記録紙
8への転写に際し、転写残りが発生した場合に、この転
写残りのインクを中間転写ローラ6から除去するもので
ある。
前記構成により記録紙8に転写された画像濃度はインク
2への通電量に依存する。そしてこの通電量は記録電圧
が一定である場合、インク2の等価抵抗値によって変化
し、インク1塁度によって前記等価抵抗値が変化する。
そのため、本実施例では前記インク2の等価抵抗値を検
出するための検出手段I5を設けている。
この検出手段15の構成は、第4図(A) 、 (B)
に示す如く、記録ヘッド5と一体的に構成され、画像記
録用の記録電極5bに隣接し、非記録部に位置する位置
に電極15aが形成されている。この電極15aは前記
記録電極5bと同様にインク2の層に接触し、インク2
に定電流を通電するためのものであり、その電極幅は数
m−10m11程度が好ましく、本実施例ではloN幅
に設定している。
また前記電115aによるインク2への通電量は、第4
図(B)に示す如き定電流回路15bによりインク2の
記録特性を変化させない(A電によりインク2が粘着性
を有しない)程度の微小定電流壇である。例えば第4図
(B)に於いて、ツェナーダイオード15b、及び抵抗
15b2を適宜設定し、電源■から電Ji15aを介し
てインク2にl晴^の定電流を通電した場合、インク2
の等価抵抗値が1000Ωであるとすると、トランジス
タ15b3のコレクタ電位は1vとなる。このコレクタ
電位をA/Dコンバタ15cにより4ビツトのデジタル
信号に変換し、制御部20に入力する如く構成している
従って、前記インク2の等価抵抗値が変化すると、制御
部20がコレクタ電位の変化として検出するものである
前記制御部20にはインク溜3内のインク2に水分を補
給するための補給手段工6が接続され、前記検出手段1
5の検出結果に応じて制御部20が補給手段16により
インク2に適宜水分を補給する如く構成している。
ここで前記インク2と湿度との関係について置体的に説
明する。
第6図(A)は本実施例に係る装置を低湿度(約20%
)環境下にて連続運転し、約1時間毎に所定パターンを
記録ヘッド5にて電圧印加し、記i1mBに転写された
画像の反射濃度を測定した結果である。一般に同一イン
ク2に対しては記録電圧Vが高い程記録濃度りが高くな
り、記録濃度は通電量に依存する。
しかし、前記低湿度環境にあってはインク2の移送並び
にコーティングローラ4によるインク溜3での撹拌によ
り、インク2自体が含水している水或いはプロピレング
リコールであるインク中の溶媒が気化すると、記録感度
(通電量が記録濃度に寄与する率)が低下する。即ち、
前記環境に於いては、約1時間程度の連続記録に対して
記録4度値1.0以上を保証するには、印加記録電圧■
を20〜30Vの範囲で制御すれば良いが、それ以上の
連続運転に対してはより高い記録電圧が必要とな第6図
(B)は前記連続運転時の記!1電流値を示゛したグラ
フであり(記録パターン幅は1ofil)、インク2が
低72度環境下では電気伝導が低下する傾向を示す。尚
、第6図(B)では電気伝導度をインク2の等価抵抗値
に換算して示しており、初期値900Ωに対して1時間
後では1000Ω、4時間後には1200Ωに変化する
第6図(C)は前記抵抗値が変化したインク2の記録電
圧に対する記録濃度値りを測定したものであり、抵抗値
が増加するとその傾きΔD/ΔVが低下することを示し
ている。
従って、第6図(C)の例ではインク2の抵抗値を10
00Ω以下に保てば湿度20%以上の全ての環境下に於
い゛ζ記録電圧を30V以下で記録濃度1.0以上の記
録画像を得ることが出来ることになる。
そのため、インク2の抵抗値を検出し、その値が一定値
以上になったときにインク2から気化した水を補給して
インク2の抵抗値を一定値以下に維持し°ζおけば良い
前記水を補給するだめの補給手段16の構成は、第7図
に示す如く補給タンク16a内に水が満たされ、咳タン
ク16aはポンプ16bを介してガラス管16cと接続
している。このガラス管16cには記録幅方向に30−
諺ビッチをもって数本のノズル16dが形成され、該ノ
ズル16dがインク溜3内のインク2に水を補給する如
く構成している。
尚、本実施例ではポンプ16bが駆動すると、前記ノズ
ル16dから水の表面張力により0.3cc、7滴程度
の水滴が吐出する如くノズル孔径を設定している。ここ
で前記ポンプ16bの構成について具体的に説明すると
、パルスモータ−16b、により回転ず・る第8図(A
)〜(C)に示す如き回転ロータ16b2に三個の加圧
ローラ16bs、 16b4.16bsが設けられ、該
ローラがゴムチューブ16b、を加圧して矢印G方向に
回転する如く構成されている。
従って、隣接する二個のローうで加圧されたゴムチュー
ブ16b、内の水がロータ16b8の回転角に比例して
矢印G方向に給送され、ノズル16dから吐出する。即
ち、前記ロータ16b□の回転量を制御することにより
インク2への補水量をHaすることが出来る。
本実施例にあっては、前記補水量は2〜3時間の連続記
録時にインク総重1100gの約10%である10cc
程度であり、約30分に一回の補水によりインク等価抵
抗値を1000Ω以丁に制御することが出来た。尚、前
記補給タンク16a内の水は図示しない公知の液面検出
手段により残量を検出し、所定量以下になった場合には
コンソール部に表示して警告するように構成している。
次に前記記録装置の各部材を駆動させるための全体制御
系について説明する。
この制御系は第9図に示すように、例えばマイクロプロ
セッサ等のCP U20a 、 KICP U20aの
制御プログラムや各種データを格納しているROM20
b、及びCPU20aのワークエリアとして使用される
と共に、各種データの一時保存等を行うRAM20c等
を備えた制御部20、インターフェース21、操作パネ
ル22、各モーター(インク移送ローラ駆動用のインク
移送モーター23、コーティングローラ駆動用のコーテ
ィングモーター24、中間転写ローラ駆動用の中間転写
モーター25、搬送ローラ駆動用の搬送モーター26、
ポンプ16bを駆動するためのポンプモーター16bl
)を駆動するためのドライバー27、記録ヘッド駆動用
ドライバー28及び検出手段15からなる。
上記制御部20はインターフェース21を介して操作パ
ネル22からの各種情報(例えば記!14度、記録枚数
、記録サイズ等)を入力し、レジストセンサー13から
の信号及び外部装置29からの画信号を入力する。また
前記制御部20はインターフェース21を介して各モー
ターを駆動させるためのモーターON、OFF信号、及
び画信号を出力し、該信号によって各部材を駆動させる
次に前記構成よりなる記録装置を用いて記録を行う場合
の動作について、第10図のフローチャートを参照して
説明する。尚、以下述べる実施例は1ページの記録毎に
インクの記録感度を検出し、適正値に補水制御する例で
ある。
記録開始スイッチ等により記録開始信号を入力すると(
si)、コーティングローラ4を回転させながらインク
移送ローラ1を一回転させると、インク溜3内のインク
2はインク移送ローラlの表面に層状になって移送され
る。このとき電115aからインク2へ定電流を通電し
、トランジスタ15bsのコレクタ電圧を検出する(S
2〜S4)。
ここで前記検出を数値を示して具体的に説明すると、例
えば前述した如く定電流値l−八に対してコレクタ電圧
がl■であれば、インク1の等価抵抗値は1000Ωで
あり、0.8■であれば800Ωであり、逆に1.2■
であれば1200Ωである。従って、ステップS4に於
ける判別を例えば検出電圧が1,0■をしきい値として
、それ以上(インク20等価抵抗値1000Ω以上)の
ときはステ・ンプS5に移行し、補水ポンプ16bを駆
動して約lee程度の水をインク2に補給する。このと
きインク移送ローラl及びコーティングローラ4は共に
回転状態にあり、補給手段16のノズル16dから補給
された水滴はインク溜3内で撹拌され、インク全体が加
湿されてインク2の抵抗値が低下する。尚、前記撹拌は
所謂タイマー制御によって一定時間行われる(S6)。
一方、ステップS4の検出に於いて、検出電圧がi、o
v以下のときはインク2の抵抗値が1000Ω以下であ
り、そのままの状態で記録を行っても充分な記録濃度が
得られる。従って、このときは補水を行うことなくステ
ップS7へ移行する。
前述の如くしてインク2を充分な記録濃度が得られる状
態にし、搬送モーター26を駆動して記録紙8の先端が
レジストセンザー13の位置に来るまで搬送して停止り
、(37〜S9)、以後記録ヘッド5の電極素子5dか
らインク移送ローラ1十のインク層に両信号に応じた電
圧印加(本実施例では+15V)を行う。この電圧印加
により通電された部分のインク2は電気化学反応により
架橋構造が変化し、該インク2に粘着性が付与されイン
ク像2aが形成される。従って、前記記録と同期して中
間転写ローラ6及び搬送ローラ9a〜9dを回転させる
と、前記粘着性を有するインク像2aが中間転写ローラ
6に転写し、該ローラ6から記録紙8に順次転写記録さ
れる(810〜312)。
前記の如くして記録紙8に1ページの記録が終了すると
、記録通電を停止すると共に、各モーターを停止し、次
ページがあるときはステップS2へ戻って前記工程を繰
り返し、次ページ記録がないときは記録を終了する(8
13〜316)。
尚、前記インク像2aの定着性が充分でない場合には、
記録紙8のインク像転写位置よりも下流側に、例えば加
熱や加圧等による公知の定着手段を設けても良い。
前記記録に於いて、インク移送ローラ1で移送されたイ
ンク2のうち、エネルギーが印加されない部分のインク
、及び前記インクの表面に於いてエネルギーが印加され
たインクの一部2a′は中間転写ローラ6に転写しない
ままインク溜3内に再び収容され、該インク溜3内で撹
拌されると架橋構造が回復して再び粘着性を有しない流
動性インクに戻る。従ってインク溜3内に再収容された
インク2を繰り返し使用してもゴースト等を生じない。
本実施例の記録装置にあっては、前述の如く、通電によ
る電気化学的な作用により、流動性インク2に粘着性を
付与して所定記録を行うことから、小さな電気エネルギ
ーで、且つインクの無駄なく普通紙等に記録することが
可能となる。更にこの記録に当たって検出手段15及び
補給手段16によってインク2の抵抗値を一定以下に維
持することによって、常に所定の画像濃度を得ることが
出来るものである。
また、前記架橋構造体を用いたインクは化学発色を必要
としないため、−Cに知られている電気化学的な記録法
、即ち通電による酸化還元反応に基づく発色による電解
記録法に比べ、画像の安定性、耐久性も優れた記録が出
来る。
更にインク2の導電性はイオン伝導により付与されるが
、このための電解質としては広範囲のイオン性物質(多
くの溶液は透明)を使用し得るので、染顔料等により任
意の色調のインクを得ることが容易になし得るものであ
る。
〔他の実施例〕
次に前述した実施例に於LJる、各部の他の実施例につ
いて説明する。
(1)インク移送手段 前述した実施例に於いてはインク移送手段として円筒状
のインク移送ローラ1を使用した例を示したが、インク
移送手段としては他にもベルト或いはシート状の移送部
材を用いても良い。このヘルド或いはシート状のインク
移送ローラ一方から繰り出すと共に、他方で巻き取るよ
うにしても良いが、無端運動をさ仕ることにより、繰り
返し使用する方が々fましい。
また前述の実施例ではインク移送ローラ1を導電性部材
で構成したが、後述するように該ローラ1を通電回路の
一部としない場合には、導電性部材で構成する必要はな
く、樹脂等の絶縁体で構成しても良い。
(2)流動性インク 前述の実施例ではエネルギーを印加することにより粘着
性を付与し、該粘着性が付与されたインクによりインク
像を形成するようにしたが、エネルギーを印加し、なか
ったインク部分に粘着性をもたせるようにし、エネルギ
ー非印加部分のインクによりインク像を形成するように
しても良い。
(3)コーティング手段 i11述の実施例ではコーティングローラ4を第1図の
矢印I3方向に回転させたが、この回転方向は前記と逆
方向に設定しても良い。このようにすると、インク移送
ローラ1表面に形成されるインク層厚を矢印E方向に回
転させる場合に比べて薄くすることが出来る。
またコーティング手段は前述のローラ状のものに限定す
る必要はなく、例えばブレード等を用いても良い。
(4)補給手段 前述した実施例では記録幅方向に所定ピノ千で設けた複
数本のノズル16dから水を補給するようにしたが、1
thにも例えばインクシエンドプリンタ等に用いられる
微小ノズルを数本用意し、このノズルをインク溜3の記
録幅方向に移動させながら微小量の水を補給するように
しても良い。このようにすると、インク溜3内のインク
2に対して記録幅方向への単位補水量がより正確に、且
つ均等に行われるために、前述した実施例の場合に比べ
てインク2の等価抵抗値をより正確に制御出来ると共に
、記録幅方向へ水を分散させるための撹拌時間が不要と
なって撹拌時間を短くすることが出来る。
また他の実施例としてインク溜3内のインクに対してミ
クロポーラスな多孔質の所謂スポンジ側コーラに含水さ
せたものを接触させ、これによってインク2に補水する
ようにしても良い。
更に前述した実施例では何れもインク2に水を補給する
ようにしたが、これは水でなくてもインク2との関係で
、該インク2を構成するI成分であれば良い。
例えば高誘電率有機溶媒、電解質を補給してインク2の
等価抵抗値を所望の値にすることが出来る。また補給す
るものは気化又は通電記録により消費されるもの、通電
記録により変化したp n (+tを元に戻すもの等、
インク2の等価抵抗値或いは粘弾性時11等を所望のも
のにするものであれば、例えばプロピレングリコールや
エチI/ングリコール等であっても良い。
(5)補給制御 前述した第一実施例では記録開始時に水分補給をするた
めに、記録開始から転写記録が行われるまでに数10秒
の補水ウェイト時間を必要とする。
そこで第11図のフローチャートに示す如く、記録開始
指令が所定時間(例えばT=lO分)入力されないとき
は、ザブルーチン化した補水制御を行い、記録開始前に
インク2の等価抵抗値を所望値に設定しておけば(Sl
−S3)、スタンバイ状態が長時間績いたとしても、記
録開始時に於いてはインクの等価抵抗値が所定値以下に
維持されζいるため番こ、記録開始から待つことなく記
録が実行出来る。尚、第11図に於いてステップS4以
降は前述した第一実施例と同様であるため説明を省略す
るが、ステップS4の処理が実行されることにより、ス
テンブS2のタイマーはフ゛リセントされることは言う
までもない。
(6)エネルギー印加手段 前述した実施例では・インク2に通電するに際し、記録
ヘンド5からインク2を介してインク移送ローラlに通
電するようにしたが、−列に多数配列した電極素子5d
の相互間に電ttを流すようにしても良い。
(7)中間転写媒体 前述した実施例では中間転写媒体として中間転写ローラ
6を使用したが、これもインク移送手段と同様、ローラ
状のものでなくても金属或いはプラスチックのフィルム
を一方向に移送させるようにしても良く、またエンドレ
スベルト化して用いても良い。
また中間転写媒体はインク移送ローラlと一定の間隔で
配置するのみでなく、例えばインク移送ローラihのイ
ンク2に対して圧力を付与するように構成しても良い。
また第12図に示すように中間転写媒体を設けることな
く、インク移送ローラlから直接記録紙8に転写するよ
うにしても良い。
(8)クリーニング手段 前述の実施例に於いては記録紙8への転写残りインクを
中間転写ローラ6から除去するために、クリーニング手
段14を設けた例を示したが、記録紙8ヘインク像2a
が完全に転写される場合には、必ずしも前記クリーニン
グ手段14を設ける必要はない。
(9)被記録媒体 PIX!記録媒体としては、例えば所謂普通紙、コート
紙等、或いはポリエステル等のプラスチック、或いはア
ルミニウム等の金属からなるフィルム等が用いられる。
〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、流動性・インクに所定エネルギ
ーを印加してインク像を形成するようにしたことにより
、従来の如く固体のインク層を有するインクシートが不
要となり、ランニングコストが掻めて低い記録が可能と
なる。またエネルギー印加を通電により行うようにすれ
ば、従来のサマルヘッドを使用する熱転写記録の場合に
比べてl/10程度の通電量で記録が可能となり、エネ
ルギー消費の点からもランニングコストを低下させるこ
とが出来る。
更に使用環境、特に低湿度環境下に於いても所定濃度で
安定した画像を記録することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る記録装置の断面説明図
、第2図はその斜視説明図、第3図(A)(B)は粘弾
性の測定方法を示す説明図、第4図(A)。 (B)はエネルギー印加手段及び検出手段の構成説明図
、第5図は付勢された記録ヘッドとインク層との当接状
態の説明図、第6図(A) 、 (B)は連続運転時間
と記録濃度、インク抵抗値の変化を示すグラフ、第6図
(C)は異なるインク抵抗値に於ける記録電圧と記録濃
度の関係を示すグラフ、第7図は補給手段の構成説明図
、第8図(A)〜(B)は補給ポンプの説明図、第9図
は駆動制御系のブロック図、第10図は動作のフローチ
ャート、第11図は補給制御の他の実施例を示すフロー
チャート、第12図は中間転写ローラを設けない実施例
の説明図である。 1はインク移送ローラ、2はインク、2aはインク像、
3はインク溜、4はコーティングローラ、5は記録ヘン
ド、5aは基体、5bは電極、5Cは絶縁皮膜、5dは
電極素子、5eは信号ケーブル、6は中間転写ローラ、
7は転写ローラ、Bは記録紙、9a、9b、9e、9d
は図送ローラ、IOはアース線、11は付勢手段、12
はス]・ンバービン、13はレジストセンサー、13a
は発光素子、13bは受光素子、14はクリーニング手
段、15は検出手段、15aは電極、15bは定電流回
路、15h+はツェナーダイオード、15b2は抵抗、
15b、はトランジスタ、15cはA/D:1ンバータ
、16は補給手段、16aは補給タンク、16bはポン
プ、16b+はモータ、16b、は回転ローラ、16b
x、 16b4.16bsは加圧ローラ、16b、はゴ
ムチューブ、16cはガラス管、16dはノズル、20
は制御部、20aはCPU、20bはROM、20cは
RAM、21はインターフェース、22は操作パネル、
23〜26はモーター、27.28はドライバー、28
aはD/Aコンバ タ、28bは電圧 設定回路、28cはシフトレジスタ、29は外部装置で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電気エネルギーの選択的印加に応じ、インクを被記録媒
    体に転写可能とした記録装置であって、前記インクを移
    送するためのインク移送手段と、前記インク移送手段上
    へ前記インクを供給するためのコーティング手段と、 前記コーティング手段よりも前記インク移送手段による
    インクの移送方向下流側に配置され、前記インク移送手
    段で移送される前記インクへ電気エネルギーを選択印加
    するためのエネルギー印加手段と、 前記電気エネルギーの選択印加に応じて転写特性が変化
    した前記インクを被記録媒体に転写するための転写手段
    と、 前記インクの記録感度を検出するための検出手段と、 前記検出手段からの出力に応じ、前記インクを構成する
    少なくとも1成分を前記インクに補給するための補給手
    段と、 を有することを特徴とした記録装置。
JP20802388A 1988-08-24 1988-08-24 記録装置 Pending JPH0257358A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20802388A JPH0257358A (ja) 1988-08-24 1988-08-24 記録装置

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