JPH0257225B2 - - Google Patents

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JPH0257225B2
JPH0257225B2 JP56205201A JP20520181A JPH0257225B2 JP H0257225 B2 JPH0257225 B2 JP H0257225B2 JP 56205201 A JP56205201 A JP 56205201A JP 20520181 A JP20520181 A JP 20520181A JP H0257225 B2 JPH0257225 B2 JP H0257225B2
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Japan
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valve
negative pressure
pressure chamber
piston
air
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JP56205201A
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English (en)
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JPS58106158A (ja
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Norihiko Nakamura
Takaaki Ito
Takashi Kato
Yozo Oota
Toshiharu Morino
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Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP56205201A priority Critical patent/JPS58106158A/ja
Priority to GB08225044A priority patent/GB2112076B/en
Priority to US06/417,907 priority patent/US4450117A/en
Priority to DE3234112A priority patent/DE3234112C2/de
Publication of JPS58106158A publication Critical patent/JPS58106158A/ja
Publication of JPH0257225B2 publication Critical patent/JPH0257225B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M7/00Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
    • F02M7/23Fuel aerating devices
    • F02M7/24Controlling flow of aerating air
    • F02M7/28Controlling flow of aerating air dependent on temperature or pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M1/00Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
    • F02M1/08Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically
    • F02M1/10Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically dependent on engine temperature, e.g. having thermostat
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02M7/00Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
    • F02M7/12Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves
    • F02M7/14Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves with means for controlling cross-sectional area of fuel spray nozzle
    • F02M7/16Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves with means for controlling cross-sectional area of fuel spray nozzle operated automatically, e.g. dependent on exhaust-gas analysis
    • F02M7/17Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves with means for controlling cross-sectional area of fuel spray nozzle operated automatically, e.g. dependent on exhaust-gas analysis by a pneumatically adjustable piston-like element, e.g. constant depression carburettors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M7/23Fuel aerating devices
    • F02M7/24Controlling flow of aerating air
    • F02M7/26Controlling flow of aerating air dependent on position of optionally operable throttle means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可変ベンチユリ型気化器の供給燃料制
御装置に関する。
機関温度が低いときの機関始動時において機関
がスタータモータによつて回転せしめられている
ときには空燃比が1〜2程度の濃い混合気が必要
であり、機関が自力運転を開始すると空燃比を8
〜10程度まで大きくしなければならない。このた
めに従来では例えば実開昭56−103650号公報に記
載されているようにエアブリード通路内にスロツ
トル弁後流の吸気通路内の負圧に応動するエアブ
リード制御弁を設けてクランキング時にはエアブ
リード制御弁を閉弁することにより濃い混合気を
形成し、機関が自力運転を開始するとエアブリー
ド制御弁を開弁させて空燃比を大きくするように
している。また、例えば実開昭56−99042号公報
に記載されているようにサクシヨンピストンの負
圧室を大気に連通制御する大気連通制御弁を設け
てこの大気連通制御弁をスロツトル弁後流の吸気
通路内の負圧により制御し、クランキング時には
サクシヨンピストンの負圧室を大気に連通させて
濃い混合気を形成すると共に機関が自力運転を開
始すると大気への連通を遮断して空燃比を大きく
するようにしている。
ところがクランキング時の要求空燃比と機関が
自力運転を開始したときの要求空燃比にはかなり
の差があり、エアブリード制御或いはサクシヨン
ピストン負圧室の大気連通制御のいずれか一方を
行つてもこの要求空燃比差を生じさせるのは困難
であり、この要求空燃比差を生じさせるにはこれ
らエアブリード制御とサクシヨンピストン負圧室
の大気連通作用を同時に行う必要がある。この場
合、エアブリード制御弁と大気連通制御弁とを
夫々独立して設けて夫々独立して制御しようとす
ると気化器の寸法が大型化するばかりでなく、部
品個数が増大するという問題がある。
本発明はエアブリード制御とサクシヨンピスト
ン負圧室の大気連通制御を同時に行うことのでき
る構造の簡単な可変ベンチユリ型気化器の供給燃
料制御装置を提供することにある。
以下、添附図面を参照して本発明を詳細に説明
する。
第1図を参照すると、1は気化器本体、2は垂
直方向に延びる吸気通路、3は吸気通路2内を横
方向に移動するサクシヨンピストン、4はサクシ
ヨンピストン3の先端面に取付けられたニード
ル、5はサクシヨンピストン3の先端面に対向し
て吸気通路2の内壁面上に固定されたスペーサ、
6はサクシヨンピストン3下流の吸気通路2内に
設けられたスロツトル弁、7は気化器フロート室
を夫夫示し、サクシヨンピストン3の先端面とス
ペーサ5の間にはベンチユリ部8が形成される。
気化器本体1には中空円筒状のケーシング9で固
定され、このケーシング9にはケーシング9の内
部でケーシング9の軸線方向に延びる案内スリー
ブ10が取付けられる。案内スリーブ10内には
多数のボール11を具えた軸受12が挿入され、
また案内スリーブ10の外端面は盲蓋13によつ
て閉鎖される。一方、サクシヨンピストン3には
案内ロツド14が固定され、この案内ロツド14
は軸受12内に案内ロツド14の軸線方向に移動
可能に挿入される。このようにサクシヨンピスト
ン3は軸受12を介してケーシング9により支持
されるのでサクシヨンピストン3はその軸線方向
に滑らかに移動することができる。ケーシング9
の内部はサクシヨンピストン3によつて負圧室1
5と大気圧室16とに分割され、負圧室15内に
はサクシヨンピストン3を常時ベンチユリ部8に
向けて押圧する圧縮ばね17が挿入される。負圧
室15はサクシヨンピストン3に形成されたサク
シヨン孔18を介してベンチユリ部8に連結さ
れ、大気圧室16は気化器本体1に形成された空
気孔19を介してサクシヨンピストン3上流の吸
気通路2内に連結される。
一方、気化器本体1内にはニードル4が侵入可
能なようにニードル4の軸線方向に延びる燃料通
路20が形成され、この燃料通路20内には計量
ジエツト21が設けられる。計量ジエツト21上
流の燃料通路20は下方に延びる燃料パイプ22
を介してフロート室7に連結され、フロート室7
内の燃料はこの燃料パイプ22を介して燃料通路
20内に送り込まれる。更に、スペーサ5には燃
料通路20と共軸的に配置された中空円筒状のノ
ズル23が固定される。このノズル23はスペー
サ5の内壁面からベンチユリ部8内に突出し、し
かもノズル23の先端部の上半分は下半分から更
にサクシヨンピストン3に向けて突出している。
ニードル4はノズル23並びに計量ジエツト21
内を貫通して延び、燃料はニードル4と計量ジエ
ツト21間に形成される環状間隙により計量され
た後にノズル23から吸気通路2内に供給され
る。
第1図に示されるように計量ジエツト12の周
囲には環状空気通路24が形成され、この環状空
気通路24と計量ジエツト21の内部とを連通す
る複数個のエアブリード孔25が計量ジエツト2
1の内周壁面上に形成される。環状空気通路24
は気化器本体1内に形成されたエアブリード通路
26に連結される。また計量ジエツト21下流の
燃料通路20の上壁面には補助エアブリード孔2
7が形成され、この補助エアブリード孔27はエ
アブリード通路26に接続される。一方、ニード
ル4はそのほぼ中央部に小径部28を有し、この
小径部28は第1図に示すようにサクシヨンピス
トン3が吸気通路2を最も閉鎖しているときに計
量ジエツト21内に位置する。
第1図に示すようにスペーサ5の上端部には吸
気通路2内に向けて水平方向に突出する隆起壁2
9が形成され、この隆起壁29とサクシヨンピス
トン3の先端部間において流量制御が行なわれ
る。機関運転が開始されると空気は吸気通路2内
を下方に向けて流れる。このとき空気流はサクシ
ヨンピストン3と隆起壁29間において絞られる
ためにベンチユリ部8には負圧が発生し、この負
圧がサクシヨン孔18を介して負圧室15内に導
びかれる。サクシヨンピストン3は負圧室15と
大気圧室16との圧力差が圧縮ばね17のばね力
により定まるほぼ一定圧となるように、即ちベン
チユリ部8内の負圧がほぼ一定となるように移動
する。
第1図に示されるようにエアブリード通路26
はスロツトル弁開度制御弁30並びに負圧制御弁
31に接続される。スロツトル弁開度制御弁30
はハウジング32の長手方向に延びる円孔33と
ワツクス弁34を具備し、この円孔33内にワツ
クス弁34によつて駆動されるプツシユロツド3
5が摺動可能に挿入される。このプツシユロツド
35は互に間隔を隔てた一対の膨大部36,37
を有し、膨大部37の内端部38は円錐状に形成
される。膨大部37の外端部はハウジング32か
ら外方に突出し、膨大部37の先端部にデイスク
状頭部39が一体形成される。また、膨大部37
の突出外端部はハウジング32に固定されたシー
ル部材40によつて包囲される。一方、ハウジン
グ32には大径孔41が形成され、この大径孔4
1内にはワツクス弁ホルダ42が嵌着される。こ
のワツクス弁ホルダ42と大径孔41の内周面間
にはOリング43が挿入される。更に、大径孔4
1内にはプラグ44がガスケツト45を介して螺
着され、ワツクス弁34はワツクス弁ホルダ42
を介してプラグ44によりハウジング32内に固
定保持される。ワツクス弁ホルダ42とプラグ4
4間には機関冷却水導入室46が形成され、この
冷却水導入室46内に冷却水供給室47が接続さ
れる。冷却水供給管47を介して冷却水導入室4
6内に供給された冷却水はワツクス弁34を加熱
した後に冷却水排出孔48から排出される。
第2図に示すようにスロツトル弁開度制御弁3
0のハウジング32は三本のボルト49によつて
気化器本体1に固定される。第2図から第5図を
参照すると、ハウジング32にはピボツトの作用
をなすボルト50が螺着され、このボルト50に
カム51並びにレバー52が回動可能に取付けら
れる。レバー52はその中間部52aから間隔を
隔てたL字形部52bを具備し、これら中間部5
2a並びにL字形部52bはU字形部52cによ
つて互に連結されている。中間部52a並びにL
字形部52bにはそれらを貫通して延びるピン5
3が固着され、このピン53上にローラ54が回
転可能に取付けられる。レバー52の先端部52
dとハウジング32に固定されたピン55間には
引張りばね56が張設され、この引張りばね56
のばね力によつてローラ54は常時プツシユロツ
ド35のデイスク状頭部39に圧接せしめられ
る。一方、レバー52のL字形部52bの先端部
には腕部52eが一体形成され、更にカム51の
端部にも腕部52eと対面する腕部51aが一体
形成される。カム51の腕部51aに形成された
孔(図示せず)内には調節ねじ57が挿入され、
この調節ねじ57の先端部はレバー52の腕部5
2eに螺着される。従つてこの調節ねじ57を回
わすことによつてレバー52とカム51の相対位
置を調節することができる。なお、これら腕部5
1aと腕部52e間には調節ねじ57のゆるみ止
め用圧縮ばね58が挿入される。レバー52の回
転力は調節ねじ57を介してカム51に伝達さ
れ、レバー52が第2図において時計回りに回動
せしめられるとそれに伴つてカム51も時計回り
に回動せしめられる。一方、第2図に示されるよ
うにスロツトル弁6の弁軸60にはレバー61が
固着され、このレバー61の先端部にはカム51
のカム面62と係合可能なピン63が固着され
る。第2図からわかるようにボルト50から測つ
たカム面62の半径rは反時計回りに次第に小さ
くなる。
第2図は機関温度が低いときを示しており、こ
のときスロツトル弁6はカム51の作用によつて
開弁した状態に保持されている。機関が始動され
て機関冷却水温が上昇するとワツクス弁34の作
用によつてプツシユロツド35が第2図において
左方に移動する。その結果、レバー52が反時計
回りに回動せしめられるためにカム51も反時計
回りに回動せしめられ、斯くしてスロツトル弁6
は徐徐に閉弁せしめられることになる。上述した
ようにプツシユロツド35のデイスク状頭部39
とレバー52間にはローラ54が設けられている
のでプツシユロツド35が第2図において左方に
移動するとレバー52は滑らかに回動する。
再び第1図に戻ると、スロツトル弁開度制御弁
30の円孔33内には一対の膨大部35,36間
に大気圧室70が形成され、この大気圧室70は
大気連通孔71を介して常時大気に連通せしめら
れる。更に、ハウジング32内には常時大気圧室
70内に開口する第1ポート72と、膨大部36
によつて大気圧室70内への連通が制御される第
2ポート73と、膨大部35によつて大気圧室7
0内への連通が制御される第3ポート74が形成
され、この第3ポート74内に絞り75が挿入さ
れる。一方、負圧制御弁31はその内部に第1の
開閉弁を構成するピストン80と、第2の開閉弁
を構成するピストン81とが摺動可能に挿入さ
れ、これらピストン80,81間には絞り孔82
を有する隔壁83が嵌着される。ピストン80と
隔壁83間には第1負圧室84が形成され、更に
ピストン80と隔壁83間には圧縮ばね85が挿
入される。この第1負圧室84はスロツトル弁6
後流の吸気通路2内に開口する負圧ポート86に
負圧導管87を介して連結される。ピストン80
は互に間隔を隔てた一対のピストン部材80a,
80bから構成され、これらピストン部材80
a,80b間に形成される内部室88内に一対の
ポート89,90が開口する。ポート89は負圧
室15内に開口するポート91に導管92を介し
て連結され、ポート90はスロツトル弁開度制御
弁30の第2ポート73に連結される。一方、ピ
ストン81と隔壁83間には第2負圧室93が形
成されると共にピストン81と隔壁83間には圧
縮ばね94が挿入され、ピストン81の頂面には
シール部材95が固着される。また、負圧制御弁
31のハウジングにはハウジング内壁面とピスト
ン81の頂面間の内部室96内に常時開口するポ
ート97が形成され、このポート97はスロツト
ル弁開度制御弁30の第1ポート72に連結され
る。更に、負圧制御弁31のハウジング内にはピ
ストン81のシール部材95によつて開閉制御さ
れるポート98が形成され、このポート98内に
は絞り99が挿入される。このポート98並びに
スロツトル弁開度制御弁30の第3ポート74は
エアブリード通路26に連結される。
第1図は機関温度が低くかつ機関が停止してい
るときを示しており、このときサクシヨンピスト
ン3は最も吸気通路2を閉鎖する位置に位置して
いる。次いで機関を始動するためにスターターモ
ータが回転せしめられるとこのときスロツトル弁
6後流の吸気通路2内の負圧は小さなために負圧
制御弁31のピストン80,81は第1図に示す
位置にある。従つてこのとき負圧室15は負圧制
御弁31並びにスロツトル弁開度制御弁30を介
して大気に連通しているために負圧室15内は大
気圧となつており、従つてサクシヨンピストン3
は第1図に示す位置に保持される。斯くしてニー
ドル4の小径部28が計量ジエツト21内に位置
するのでニードル4と計量ジエツト21間に形成
される環状間隙の面積は大きく、多量の燃料がノ
ズル23から吸気通路2内に供給される。一方、
このとき負圧制御弁31のポート98はピストン
81のシール部材95によつて閉鎖されており、
スロツトル弁開度制御弁30の第3ポート74は
わずかばかり開口せしめられているので極めて少
量の空気がエアブリード孔25,27から供給さ
れる。従つて機関がスタータモータによつて回転
せしめられているときには極めて過濃な混合気が
機関シリンダ内に供給される。
機関が自力運転を開始するとスロツトル弁6後
流の吸気通路2内の負圧が大きくなるために負圧
制御弁31のピストン80は即座に圧縮ばね85
に抗して右方に移動し、その結果ポート89,9
0がピストン80のピストン部分80aによつて
閉鎖される。斯くして負圧室15内にはサクシヨ
ン孔18を介してベンチユリ部8内の負圧が作用
するためにサクシヨンピストン3が左方に移動す
る。その結果、ニードル4の小径部28が計量ジ
エツト21内から出るためにニードル4と計量ジ
エツト21間に形成される環状間隙の面積は減少
せしめられ、従つてノズル29から供給される燃
料が減少せしめられる。一方、スロツトル弁6後
流の負圧が大きくなつても負圧制御弁31の第2
負圧室92内の負圧は絞り孔82が設けられてい
るために即座に大きくならず、従つてポート98
は暫らくの間ピストン81のシール部材95によ
つて閉鎖され続ける。機関が自力運転を開始して
暫らくすると第2負圧室93内の負圧が大きくな
るためにピストン81は圧縮ばね94のばね力に
抗して徐々に左方に移動し、それによつてポート
98は徐々に開口せしめられる。従つてエアブリ
ード孔25,27から供給される空気量が徐徐に
増大するために機関シリンダ内に供給される混合
気は徐々に薄くなる。このように機関が自力運転
を開始するとノズル23から供給される燃料の量
が徐々に減少せしめられるので機関の自力運転開
始直後に混合気が過薄になることもなく、また自
力運転開始後暫らくしたときの混合気が過濃にな
ることもない。従つて機関の安定した始動を確保
することができる。
次いで機関冷却水温が上昇するとワツクス弁3
4の作用によつてプツシユロツド35が左方に移
動せしめられるために第3ポート74の開口面積
が徐々に増大し、その結果エアブリード孔25,
27から供給される空気量が徐々に増大するため
に機関シリンダ内に供給される混合気は次第に薄
くなる。暖機運転が完了すると第3ポート74は
全開せしめられるので機関シリンダ内には予め定
められた空燃比の混合気が供給される。一方、暖
機運転が完了すると第2ポート73はプツシユロ
ツド35の膨大部36によつて遮断される。従つ
て機関温度が高い状態で機関が始動された場合に
は負圧室15内に負圧が作用するのでニードル4
の小径部28が計量ジエツト21から即座に離
れ、従つて機関冷間始動時に比べてノズル23か
ら供給される燃料は少量となる。一方、機関が自
力運転を開始した直後には負圧制御弁31のポー
ト98がピストン81のシール部材95によつて
閉鎖されているために供給燃料量が一時的に多く
なり、斯くして機関始動直後に機関が停止するの
を阻止できると共に機関始動後暫らくした後にお
ける、失火の発生を阻止することができる。
第6図に負圧制御弁31の別の実施例を示す。
この実施例では第2負圧室93が負圧導管87を
介して負圧ポート86(第1図)に接続され、第
1負圧室84は絞り孔82を介して第1負圧室9
3に連通せしめられる。従つてこの実施例では機
関が自力運転を開始するとピストン81のシール
部材95がポート98を即座に開口するためにノ
ズル23から供給される燃料の量が減少せしめら
れる。一方、機関が自力運転を開始した直後は負
圧室15が負圧制御弁31を介して大気に連通せ
しめられているのでサクシヨンピストン3は第1
図に示す位置に保持され、機関が自力運転を開始
して暫らくするとピストン80が右方に移動して
ポート89,90を閉鎖するためにサクシヨンピ
ストン3の負圧室15内には負圧が導びかれる。
斯くしてサクシヨンピストン3が左方に移動する
ためにノズル23から供給される燃料の量が減少
せしめられる。従つてこの実施例でも機関始動直
後に機関が停止するのを阻止できると共に機関始
動後暫らくした後における失火の発生を阻止する
ことができる。
以上述べたように本発明によれば第1開閉弁と
第2開閉弁が共通の負圧制御弁ハウジング内に配
置されており、しかも負圧制御弁ハウジング内に
形成された隔壁に第1開閉弁押圧用圧縮ばねを支
承する役割と、第2開閉弁押圧用圧縮ばねを支承
する役割と、絞り孔を形成するための役割の3つ
の役割を持たせることによつてサクシヨンピスト
ンとエアブリードとを同時に制御するための負圧
制御弁の構造が極めて簡素化され、更に部品個数
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による気化器の全体図、第2図
はスロツトル弁開度制御機構の全体図、第3図は
第2図の矢印に沿つてみた平面図、第4図は第
3図の矢印に沿つてみた側面図、第5図は第3
図の−線に沿つてみた断面図、第6図は第1
図の負圧制御弁の別の実施例の側面断面図であ
る。 3……サクシヨンピストン、6……スロツトル
弁、30……スロツトル開度制御弁、31……負
圧制御弁、34……ワツクス弁、35……プツシ
ユロツド、80,81……ピストン、82……絞
り孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吸入空気量に応動してベンチユリ面積を変化
    させるサクシヨンピストンと、該サクシヨンピス
    トンに連結されたニードルと、該ニードルが侵入
    可能なように該ニードルの軸線方向に延びる燃料
    通路と、該燃料通路内に設けられて該ニードルと
    協働する計量ジエツトとを具備し、更に該燃料通
    路内に空気を供給するためのエアブリード通路を
    具備した可変ベンチユリ型気化器において、サク
    シヨンピストンの負圧室を第1の開閉弁を介して
    大気に連結すると共にエアブリード通路を第2の
    開閉弁を介して大気に連結し、これら第1開閉弁
    および第2開閉弁をピストンから形成すると共に
    互いに間隔を隔てて共通の負圧制御弁ハウジング
    内に共軸的に配置し、該第1開閉弁と第2開閉弁
    間に隔壁を設けて第1開閉弁と隔壁間に第1の負
    圧室を形成すると共に第2開閉弁と隔壁間に第2
    の負圧室を形成し、更に第1開閉弁と隔壁間に第
    1開閉弁押圧用圧縮ばねを挿入すると共に第2開
    閉弁と隔壁間に第2開閉弁押圧用圧縮ばねを挿入
    し、該隔壁に第1負圧室と第2負圧室とを連通す
    る絞り孔を形成し、第1負圧室と第2負圧室のい
    ずれか一方をスロツトル弁後流の吸気通路内に連
    結してスロツトル弁後流の吸気通路内の負圧によ
    り該第1開閉弁と第2開閉弁を制御し、該負圧が
    予め定められた負圧よりも小さいときに該第1開
    閉弁を開弁してサクシヨンピストンの負圧室を大
    気に連通せしめると共に該第2開閉弁を閉弁して
    エアブリード通路を遮断し、該負圧が予め定めら
    れた負圧よりも大きなときに該第1開閉弁を閉弁
    してサクシヨンピストンの負圧室と大気との連通
    を遮断すると共に該第2開閉弁を開弁してエアブ
    リード通路を大気に連通せしめ、更に該負圧が予
    め定められた負圧よりも大きくなつたときから暫
    くの間は上記隔壁に形成された絞り孔の絞り作用
    によつてサクシヨンピストンの負圧室と大気との
    連通遮断作用が遅延せしめられ、或いはエアブリ
    ード通路の大気連通作用が遅延せしめられる可変
    ベンチユリ型気化器の供給燃料制御装置。
JP56205201A 1981-12-21 1981-12-21 可変ベンチユリ型気化器の供給燃料制御装置 Granted JPS58106158A (ja)

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DE3234112A1 (de) 1983-07-07
US4450117A (en) 1984-05-22
JPS58106158A (ja) 1983-06-24
DE3234112C2 (de) 1986-07-31
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