JPH0256322A

JPH0256322A - 包装機械への包装材料の運搬装置

Info

Publication number: JPH0256322A
Application number: JP1143936A
Authority: JP
Inventors: Heinz Focke; ハインツ・フォッケ; Oskar Balmer; オスカー・バルマー
Original assignee: Focke and Co GmbH and Co KG
Current assignee: Focke and Co GmbH and Co KG
Priority date: 1988-06-18
Filing date: 1989-06-06
Publication date: 1990-02-26
Anticipated expiration: 2011-02-28
Also published as: CA1307757C; EP0347586B1; US5007522A; BR8902948A; AU3588989A; JPH0818671B2; AU616271B2; CN1019470B; CN1038621A; EP0347586A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野〕本発明は、包装材料、特にウェブ状の包装材料、のリー
ルを保管場所から少なくとも１つの受取ステーションへ
、特に包装機械のある区域に運搬する装置で、この場合
、コンベヤー・トラック即ちレールの線路に沿い移動可
能の材料コンベヤーが上記包装機械の上に移動する、ものに関する。

［従来の技術及びその課題］高能率の煙草包装機械、即ち、直列に配列され、それぞ
れ異なった機能を持つ多数の包装機械から成る、いわゆ
るライン、への装入に関し、従来既に、包装材料の１つ
の運搬システムが提案されているが、このシステムに於
いては、リールの形に巻かれたウェブ状の包装材料が、
包装機械の各消費点に、それぞれリールを１個づつ受取
る複数の回転支持部材を持つ循環式コンベヤーによって
、装入されている。このリールが載置ステーションの区
域の循環トラックに、供給コンベヤーによって、運び上
げられ、又、リールキャリヤーによって自動的に引き取
られる。このリールが受取りコンベヤーにより包装機械
の区域に逆に引き取られる。運搬中にリールを受取るた
めに、コンベヤーの回転部材が支持ジャーナルを持ち、
これがり一ルの中央オリフィスに入る。この支持ジャー
ナルが垂直軸の回りで回転可能の支持腕上１こ装着され
ている（ＤＥ−Ａ第３．６３２．２３７号）。

本発明は、この公知の運搬システムに代わる解決手段を
含んでいる。

本発明の目的は、包装材料用の運搬システムを設計し、
これが、広く一般的に利用可能であり、包装材料の自動
運搬の間の安全を最大限に保障し、又１つのコンベヤ一
部材から次の部材へ包装材料を自動的に移し代えするこ
とが出来る如く１こすることである。

〔課題を解決するための手段及びその作用〕この目的を
解決するため、本発明による装置（こ於いては、材料コ
ンベヤーが材料ホルダーを持ち、これが、直径及び又は
幅の寸法の異なったＩＪ　−／しを受取るための剛性の
支持部材を持つ、ことを特徴としている。

本発明の目的の１つは、コンベヤートラ・ツク２こ沿っ
て走る材料キャリヤーが、レールの線上を案内される台
車を除いて、可動部材を持たな（Ｘ運搬システムを設計
することである。従って、台車等の上に設けられる材料
ホルダーは、剛性の不動の支持部材のみから成り、これ
が、寸法の異なるリールを相対的に正確な位置に受取り
、運搬の間これがずれる危険の無いように設計されてい
る。

包装材料を機械的に運搬する場合の別の問題の１つは次
の点である、即ち、煙草のパック、特に片開き式蓋を持
つもの、の製造に於いては、各種の寸法のリールを必要
とする包装材料が処理されねばならないことである。上
述した形のパックのカラ力・ラーを作るためには、直径
の大きな、但し幅の比較的小さいリールを処理しなけれ
ばならない。

煙草の内部ラッピング用のナインホイルのリールの場合
は、上述したリールに比し、幅は大きいが直径は小さい
。最後に使用するプラスチック・フィルムの場合は、そ
のリールの幅は広いが、直径は比較的小さく、煙草パッ
クの外側のラッピングの働きをする。このように寸法の
異なる各種のリールを、材料運搬用の１つの標章機又は
リールホルダーにより掴み、且つ正確に固定して運ばな
ければならない。

この目的のために、本発明に於いては、材料ホルダーが
剛性の支持桁で設計され、この上（こ運搬すべき特定の
リールの円周面が置かれる。この支持桁が階段部を持ち
、これが凹部ｉごよって形成され、又リールの幅によっ
て、リールの側面力（当接する側面案内として設けられ
ている。材料ホルダーによって引き取られる間、リール
は、その寸法即ち幅に応じ、対応する側部案内により自
動的１こ整列される。

本発明の更に別の特徴は、包装材料の運搬部材が共通設
計になっており、コンテナー又はカセ・ソトの中のブラ
ンクの山を運ぶことが出来、即ち、この山をコンベヤー
支持部材上に、特に台車の材料ホルダー上に受取ること
が出来ることである。

本発明のその他の重要な主属は、材料、即ちリール又は
カセット、を１つ又はそれ以上の供給コンベヤーからコ
ンベヤートラ・ツクの飼料キャ１ツヤ−へ、又その逆に
、キャリヤーから受取りコンベヤーへ移し代えすること
である。この供給コンペヤー及び受取りコンベヤーが、
配列及び形状の点で材料ホルダ一対応した物品、即ちリ
ール、カセット、のための支持部材を備えており、これ
によりリールの自動運搬を行なうことが出来る。このた
めに、供給ステーション及び受取りステーションの区域
に於いて、供給コンベヤーの又は受取りコンベヤーの材
料ホルダーと支持部材との間で相対運動、特に好ましく
は垂直方向の動作が行われる。これにより、リールが１
つのコンベヤ一部材から別の部材へ移される。

受取りステーションの区域に於いて、即ちパッキング機
に於いて、リールが、上下方向に移動する受取りコンベ
ヤーからパッキング機のリールマガジンへ、特にリール
を１つのコンベヤーから別のコンベヤーへ運ぶのと同じ
ようにして、移し代えられる。この工程に於いて、受取
りコンベヤーの支持部材がリールマガジンの支持部材の
下の位置に移動し、これにより、この部材への移し替え
が行われる。

本発明のその他の特徴は、材料コンベヤー　コンベヤー
トラック（レールライン）、及び装入及び受取りコンベ
ヤー、の設計に関するものである。

［実施例］図面は、本発明の１つの実施例による、煙草、特にヒン
ジ−蓋型のもの、の包装機械の装入に関するものである
。工場内に設置される煙草の生産及び包装設備は複数の
いわゆるライン２０から成立っている。これらのライン
２０が、それぞれ、煙草製造機械２１、煙草のパック、
即ちヒンジ−置型パック、を作るパッキング機械２２、
プラスチックフィルムでパックの外面ラッピングを行な
うラッピング機械、バンドルパッカー２４、及びカート
ンバッカー２５から成立っている。カートンバッカー２
５は小さなバンドル（煙草スティック）及びカートンパ
ックの製造に使われる。

これらの多数のライン２０に包装材料が自動的に供給さ
れる。図に示す実施例は、特に、リールの形で供給され
るウェブ状の包装材料の供給に関するものである。一方
ではカラーリール２６が供給されるが、このカラーリー
ル２Ｇは幅は狭いが（軸方向で言って）、大きな直径を
持っており、カラの製造に用いられる。このカラーはヒ
ンジ−置型パックの一部として、その中に挿入されるも
のである。

更に、ナインホイルのリール２７が包装機械、特にラッ
ピング機械２３、に供給される。このティンホイルリー
ル２７は直径は小さいが、軸方向の平均長さが大きい。

最も直径が小さく、−刃軸方向の寸法が最も大きいリー
ルはポリ・リール２８て、これはウェブ状のプラスチッ
クのフィルムのリールで、ラッピング機械２３でパック
のラッピングに使用されるものである。

このような各種の包装材料の大量のストックが線路ステ
ーション２９の区域に置かれる。これらのリールはそれ
ぞれパレット３０の上に並べられている。

包装材料、特にリール２６、２７．２８、がコンベヤー
トラック３１、特に１つの線路、に沿って、包装機械の
区域内の各消費点に供給される。このコンベヤートラッ
ク３Ｉは包装機械の上に設けられ、特に工場建屋の天井
又は支持構造物から吊下げられている。図に示す実施例
に於いては、このコンベヤートラック３１、特にその走
行レール３２、が、調節可能の懸架キャリヤー３３によ
り、支持レール３４に装着されている。

図に示す実施例に於いては、このようにして形成された
コンベヤートラック３１が閉ざされて連続した循環トラ
ックとして設計され、切替え点を介して主レール３５か
ら分岐する直交レール３６を持っている。このように設
計されたレールシステムにより、各包装機械の各消費点
に行（ことが出来る。

線路ステーション２９の区域に於いては、主レール３５
がループ３７の形をして案内され、各種のリールの供給
ステーションとしての十分な空間が与えられている。

包装材料の消費量により、又は各リールの能力に従い、
この例の場合、カラーリール２６には４つの供給ステー
ション３８が、ナインホイルのリール２７には３つの供
給ステーションが、又、ポリリ−ル２８のためには３つ
の供給ステーション４０が、与えられている。この供給
ステーション３８，３９．４０の区域に於いて、消費点
で必要とするリールが運搬路の中に置かれ、パッキング
機械２２（カラーリール、ナインホイル）又はラッピン
グ機械２３（ポリリール）に自動的に供給される。更に
、別の包装材料のための供給ステーションを設け、例え
ば、バンドルパッカー２４の区域でバンドルを作ること
も出来る。

各リール２６、２７．２８が、それぞれ材料コンベヤー
４１により運搬され、このコンベヤーがコンベヤートラ
ックに沿って移動し、各消費点に必要とする材料を運搬
する。コンベヤーシステム全体としては複数の材料コン
ベヤー４１を持ち、それぞれ別個に移動することが出来
る。

この材料コンベヤー４１が、公知の一般的設計による台
車４２から成り、これが、複数の走行ローラーにより走
行レール３２上に移動可能に装備されている。各台車４
２はそれ自身の走行モーターを持っている。

１度に１個のリールを受取るレシーバ−１特に、特殊設
計の材料ホルダー４４が台車４２の下側に懸架して設け
られている。この材料ホルダー４４は固定的に即ち動作
不能に台車４２に取り付けられており、動作不能の固定
部分のみから成立っている。

第９図に示す如く、この材料ホルダー４４は２つの下向
きに広がった支持柱４５．４６から成り、この２つが直
交柱４７により固定されている。この支持柱４５．４６
が台車４２に偏心して、即ち台車の長手方向に沿う垂直
面に対して横にずれて、取付けられている（第５図参照
）。

運搬方向に対して直角方向を指す水平支持桁４８．４９
が、支持柱４５．４８の下端部に、リールの支持又は当
接部材と〔、で置かれている。この支持桁４８．４９が
、片側に突出した部分として、支持柱４５．４８に固定
されており、特に、この支持桁４８．４９により受取ら
れるリールが、台車４２の真下に、実質的にその中央に
保持されるようになっている。

リールは、この支持桁４８．４９の上に、それ自身の円
周面によって載っている。この支持桁４８．４９の上に
垂直に載っているリールが上下左右に移動しないように
するために、この材料ホルダー４４が固定された側面ホ
ルダーとして設計されており、これがリールの側面５１
．５２に当接してこれを支持する如くになっている。図
に示す実施例に於いては、リールに対してそれぞれ対を
なして当てかわれるこれらの側面ホルダーが、支持桁４
８．４９の固定された側部案内５３．５４．５５によっ
て形成されている。このために、これらが長手方向に階
段状に作られており、これにより、支持桁４８．４９の
方向への長さの異なった凹部が得られる。このように形
成された垂直又は僅かに傾いた階段面により側面案内５
３．５４．５５が形成される。

対をなして作用する側面案内の５３から５５までの距離
がリールの寸法によって調節されている。軸方向の寸法
の一番小さいリール（カラーリール）が支持桁４８．４
９の略中央の凹部５６の中に収まる。

このリールが最少間隔で設けられた側面案内５５によっ
てその側面を保持される。これより少し高い位置に形成
された凹部５７が中央凹部５６の両側に支持面を持ち、
側面案内５４の間にティンホイル２７を受ける働き・を
する。最後に、深さが最も浅いが幅が最も大きい凹部５
８が設けられ、外側の側面案内５３の間にポリリール２
６を受取る。材料コンベヤー４１に載っている間に、そ
の寸法と、これに対応する凹部５６，５７．５８と、に
より、リールは自動的に中央に収められる。

材料コンベヤー４１への装入のために、各供給ステーシ
ョン３ｇ、３９．４０に、上向きの運搬動作をする供給
コンベヤー５９がある（第５，６図）。・この場合、こ
れが例えば歯付きベルト６１の如きエンドレスのコンベ
ヤーを持つ垂直支持柱６０から成立っている。これによ
り、保持枠６２に装着された材料レシーバ−６３が上下
動する。下げられた位置（第５゜６図に実線で示す）に
於いて、例えば手により材料レシーバ−６３にリールが
乗せられる。上の位置（図にそれぞれ１点鎖線で示す）
に於いて、材料コンベヤー４１へのリールの移し替えが
自動的に行われる。このために、歯付きベルト６１がモ
ーター６４によって両方向に動かされる。

この材料レシーバ−６３は特別に設計されたものである
。リールがそれ自身の円周面で、互いに距離を持って設
けられた２つの支持ロッド６５．Ｈ上に裁る。止め具６
７、ｆ３１１がこの上に適切な間隔を持って設けられて
いる。支持ロッド８５，６Ｂが、支持具６９を介して、
それ自体保持枠６２に突出支持部材として取付けられた
２つの保持ロッド７０に偏心して接続されている。従っ
てこの材料レシーバ−６３のリールの下の区域及び１方
の側面は拘束されていない。

材料レシーバ−６３の上部受は渡し位置に於いては、レ
シーバ−と材料コンベヤー４１との間の相対的位置関係
により、支持ロッド６５，０Ｂが、材料コンベヤー４１
の支持桁４８．４９の動作面の上の面の中にある。これ
が供給ステーションの中に移動し、支持柱４５．４Ｇが
、材料レシーバ−６３の支持具６９の反対側で、リール
及び支持ロッド６５．Ｇ［ｉの側部を通過し、一方、支
持桁４８．４９がリールの下面と保持ロッド７０との間
を通過する。リールを取り上げるだめに、材料コンベヤ
ー４１が供給ステーション３８．３９．４０に停止し、
支持桁４８．４９がリールと１線上に配置される。材料
レシーバ−６３の下向きの動作により、リールが支持桁
４８．４９の上に残される。

この例の場合、この桁の間隔は支持ロッド６５，６Ｂの
間隔より大きく、従って、これらのロッドは支持桁４８
．４９を、特にその間を通過して降下し、低い受取り位
置に戻ることが出来る。

パッキング機械２２又はラッピング機械２３の受取りス
テーション７１の区域に於ける、材料コンベヤー４１か
らの放出も同じようにして行われる。垂直コンベヤーと
同様に、受取りコンベヤー７２が各受取りステーション
の区域に置かれる。受取りコンベヤー７２がパッキング
機械２２又はラッピング機械２３又はこれに続く機械に
設けられる。図に示す実施例に於いては、受取りコンベ
ヤー７２が、１つ又は２つの回転可能の垂直なスピンド
ル・ロッド７３を持つスピンドル・コンベヤーとして設
計され、この上をスピンドル・スリーブ７４が、スピン
ドルロッド７３の回転により、上下動する。

材料レシーバ−６３の場合に似た設計の材料キャリヤー
７５がスピンドルスリーブ７４に装着される。

これが横方向に突出するアームとして設計され、互いに
距離を持って設けられた２つの支持ロッド７０．７７を
持ち、これがリールを受取るため１方の側に突出してい
る。

材料コンベヤー４１により、受取りコンベヤー７２に、
即ちその材料キャリヤー７５に、運ばれたリールの移し
換えは載置作業と同じようにして行われる。受取りステ
ーション７１に於いて、材料コンベヤー４１の材料ホル
ダー４４が材料キャリヤー７５と１線上に配置され、一
方、このキャリヤーは未だ低い位置にある（第９図）。

材料キャリヤー７５の上向きの動作により、その支持ロ
ッド７６．７７が材料ホルダー４４の支持桁４８．４９
の間を通過する。これにより、支持ロッド７６．７？が
リールを取り上げ、同時に、支持桁４８．４９から持上
げられる。上端部の位置に於いて（第９図の１点鎖線又
は第１０図に示す位置）、リールを持った材料キャリヤ
ー７５は支持桁４８．４９の上に離れており、その結果
、材料コンベヤー４１が走行レール３２上を更に移動す
ることが出来る。次に、リールを持った材料キャリヤー
７５が下降し、リールをパッキング機械又はリールマガ
ジン７８に運搬する。

リールに対するコンベヤーと支持部材との上述した相対
運動を、リールを１つのコンベヤ一部材から別の部材に
移す動作と同時に行なうことが可能で、これは、一方の
材料ホルダー４４と、又一方の受取りコンベヤー７２の
材料キャリヤー７５と、が、突出部材を除いて、リール
に対し、又はそのコンベヤートラックに対し、反対側に
装着されており、従って、支持部材の間を互いに間隔を
持って、間違いなく擦違うことが出来るようになってい
るからである（第１０図）。

第９，１０図に示す実施例のリールマガジン７８は特殊
な方法で設計されており、特に、２つのマガジン・ロッ
ド７９．８０を持ち、これが、置かれているリールの軸
に対し略平行に伸びている。リールはこれらのマガジン
ロッド７９．８０の上にそれ自身の円周面によって載っ
ている。このマガジンロラド７９．８０が回転、特に反
時計回りの方向に回転駆動する（第９図）。これにより
、マガジンウッド７９．８０の上に載ったリールも回転
する。更に、このマガジンロッド７９．８０はリールの
運搬方向に対して若干末広がりに設けられている。その
結果、マガジンロッド７９．８０の回転により、マガジ
ンロッド７９．８０の末広がりの方向に向って、緩やか
な一定の運搬動作が行われる。この例の場合、これによ
り、パッキング機械の後ろから処理ステーションの区域
の前又は中に向って（例えば第８図の左かに右へ）　リ
ールが連続的に運ばれる。次のリールの処理は適宜な公
知の方法で行われる。

特に第９図に示す如く、このマガジンロッド７９．８０
は、垂直方向で言って、互いに若干ずれて設けられてい
る。即ち図の右側で、図の如く回転するマガジンロッド
８０が左のものより若干高くなっている。このマガジン
ロッド７９．８０の間隔は、材料キャリヤー７５の支持
部分が、リールと共に、マガジンロッド７９．８０の間
を通り、下の運搬位置に下降し、リールがマガジンロッ
ド７９．８０によって取り上げられ、支持ロッド７Ｂ、
７７がその下で自由になる、ような間隔になっている。

本実施例のコンベヤー・トラック３１は、材料コンベヤ
ー４１が一定方向にのみ移動するように設計されている
。従って、材料コンベヤー４１がリールを放出した後、
これが図に矢印で示した方向に更に移動し、最後に線路
ステーション２９に到着する。

−時的に休止した材料コンベヤー４１の溜り区域８１が
この区域に設けられる。常に同一方向に走る材料コンベ
ヤー４１の軌道が、切替え点を介して主レールに接続さ
れる直交レールによって短縮され、機能的に言って最も
好ましい通路を常に選択することが出来るようになって
いる。

この運搬設備は、好ましくは、完全自動で運転される。

リールマガジン７８の区域に於ける材料即ちリールのス
トックが所定の最低量に達したとき、所要量の材料が要
求される。この場合、溜り区域８１で待機している第１
の材料コンベヤー４１が自動的に作動を開始し、１つの
供給ステーション３８．３９．４０に進み、特定の包装
材料を要求する。要求したリールが積まれるまで、この
材料コンベヤ４Ｉはここに停止している。次に、この材
料コンベヤー４１によって運搬が続けられ、要求してい
る消費点即ち受取りステーションに到着する。循環が常
に一定方向なので、材料コンベヤー４１は時によっては
迂回距離を走らねばならない。降ろし終えたならば、コ
ンベヤーは線路ステーション２９又は溜り区域８１に戻
る。

材料コンベヤー４１は色々な方法によって制御すること
が出来る。各材料コンベヤー４１が、走行レールを介し
て、保持位置の区域で制御パルスを受取る、と言う解決
方法は良い結果を得ている。この場合は、材料コンベヤ
ー４１の走行動作の間、制御パルスは伝えられない。従
って、制御ラインを設ける必要のある所は所定の固定さ
れた保持ステーションだけである。この区域の材料コン
ベヤー４１の走行路にセンサーが設けられ、これが特定
の位置により、特にトランスミツターとレシーバ−を持
つ赤外線バリヤーによって、制御パルスを発射する。こ
れにより、材料コンベヤー４１の仕向ケ先制御及び仕向
は先への路線選定が行われる。材料コンベヤー４１即ち
駆動モーター４３の駆動は導体のレールとブラシ接触子
とによって行われる。

図に示した実施例の更に別の特徴は次の点である、即ち
、包装材料を運搬するための各部材が共通的に使用され
、ブランク８２の運搬すら行なうことが出来る点である
。ブランク８２は、例えば、薄いボール紙で出来ており
、ヒンジ−置型煙草バ・・・りの製造に用いられるもの
である。このようなブランクは、−殻内には、煙草包装
設備以外の所、特に紙工場、で作られる。本実施例に於
いては、第１２．１３図に示す如く、多数のブランクの
山８３がコンテナー、特に特殊設計のカセット８４に入
れられる。このカセットが底壁８５を持ち、その上にブ
ランクの山８３が置かれる。隔壁部品、特に垂直ウェブ
８６、がこの底９８５に固定される。この部品が長平方
向に対して直角に配列され、ブランクの山８３を入れる
隣接した多数の室８７がこの底壁８５の上に作られる。

この室８７は上と、カセット８４の長平方向の側面と、
が開いており、ここからブランクの山８３の出し入れが
行われる。更に、このカセット８４は、空のとき、入れ
予成に多数重ね積みすることが出来、これにより置場の
節約と紙工場への送り戻しの便とが得られる。

一方ではカセット８４の、又一方ではコンベヤー部材の
設計により、リールと、ブランクの山８３の入ったカセ
ット８４とを交互に運ぶことが出来るようになっている
。この為には、材料コンベヤー４１上に設けられる材料
ホルダー４４の設計が特に重要である。特殊なカセット
８４が材料ホルダー４０の支持桁４８．４９に受は止め
られ、上記底壁８５がこれらの支持部材の上に載る。

このカセット８４を材料ホルダー４４上に確実に保持す
るために、支持桁４８．４９の突出部が底壁８５の下側
の凹部８８の中に入る。この突出部は、支持桁４８．４
９の各端部に設けられた鼻部８９である。この鼻部８９
は、既に説明した如く、各種寸法のリールを受取るため
の階段状の案内を持つ支持桁の設計によって得られる部
分である。カセット８４の寸法は次の如くになっている
、即ち、これが、軸方向で言って最大のリールのための
支持面即ち階段部に、即ち凹部５８に丁度載る寸法であ
る。

コンベヤー設備の内の垂直コンベヤー、特に供給コンベ
ヤー５９及び受取りコンベヤー７２、も又、設計上の変
更を行なうこと無く、リールの代わりに、特殊なカセッ
ト８４を上げ下げ出来るように設計されている。材料コ
ンベヤーへの、又は材料ホルダー４４へのカセット８４
の運搬も又リールの場合と同様にして行われる。

以上説明した如くにして、前もって加工されたブランク
８２をパッキング機械２２に装入すると言うことは全く
新規なものである。勿論、これらのコンベヤー設備又は
各運搬部材を、ブランクの山８３の入ったコンテナー即
ちカセットの運搬にのみ使えるように設計することも可
能である。

パッキング機械２２の区域に於いては、カセット８４が
この機械部分のカセットコンベヤーの上に蓄えられ、次
に、山毎に取り出されて行く。

【図面の簡単な説明】

第１図は、包装材料が供給される複数の包装機械を持つ
、本発明による設備の１つの実施例を簡略化して示す平
面図、第２図は、第１図を拡大して、その細部を部分的に示す
平面図、第３図は、上記実施例に於ける材料コンベヤーの一部を
なす材料ホルダーの細部を示す側面図、第４には、第３
図の端面を示す正面図、第５図は、上記実施例に於ける
、供給ステーションの区域に於けるコンベヤー・トラッ
クの断面図、第６図は、第５図を直角の方向から見た側面図、第７図
は、受取りステーションの区域に於けるコンベヤートラ
ックを第６図と同様にして示す側面図、第８図は、第７図に示す受取りステーションを拡大して
示す断面図、第９図は、第８図の拡大断面図、第１０図は、第９図を直角方向から見た図で、各部材の
相対位置が変化した状況を示す断面図、第１１図は、第
１０図と同様で、但し、リールを降ろした状況を示す断
面図、第１２図は、上記実施例に於いて、ブランクの山を受入
れるカセットの平面図、第１３図は、上記カセットを携えた材料ホルダーの側面
図、第１４図は、第１３図を直角方向から見た断面図、であ
る。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims

【特許請求の範囲】

（１）包装材料、特にウェブ状の包装材料、のリールを
保管場所から少なくとも１つの受取ステーションへ、特
に包装機械のある区域に運搬する装置で、この場合、コ
ンベヤー・トラック、即ちレールの線路、に沿い移動可
能の材料コンベヤーが上記包装機械の上に移動する、も
のに於いて、上記材料コンベヤー（４１）が材料ホルダ
ー（４４）を持ち、これが、直径及び又は幅の寸法の異
なったリール（２６、２７、２８）を受取るための剛性
の支持部材を持つ、ことを特徴とする、包装機械への包
装材料の運搬装置。
（２）上記材料ホルダー（４４）の少なくとも２つの支
持部材即ち支持桁４８、４９で、これが、互いに間隔を
持って設けられ、これに上記リールが、その円周面（５
０）によって載せられ、又、これがボギー台車（４２）
に装着されており、この台車がその運搬トラック（３１
）上を即ちその走行レール（３２）上を移動可能であり
且つ上記材料コンベヤー（４１）に所属している、こと
を特徴とする、請求項１記載の装置。
（３）上記支持桁（４８、４９）が剛性の側部案内（５
３、５４、５５）を持ち、これが軸方向の寸法の異なる
リールの側面（５１、５２）に当接する如くに設けられ
ている、ことを特徴とする、請求項２記載の装置。
（４）上記支持桁（４８、４９）が階段状に作られ、こ
れにより、幅及び深さの異なる凹部（５６、５７、５８
）を形成し、上記凹部（５６、５７、５８）が、それぞ
れ対をなす階段状の上記側部案内（５３、５４、５５）
によって形成され、この凹部（５６、５７、５８）が、
それぞれ、リールの軸方向の寸法に該当している、こと
を特徴とする、請求項３記載の装置。
（５）上記の材料即ちリールのホルダーが上記材料コン
ベヤー（４１）上に、その長手方向の中心面を外れて装
着されていることと、上記支持桁（４８、４９）が、片
側に突出して、上記材料ホルダー（４４）の下向きに広
がって固定された支持柱（４５、４６）に装着され、上
記支持桁（４８、４９）によって受取られたリールが上
記台車（４２）の略中央に置かれる如くにすることと、
ことを特徴とする、請求項１から４のいずれか１つに記
載の装置。
（６）上記リールが、供給ステーション（３８、３９、
４０）の区域に於いて、上下動可能の材料レシーバー（
６３）を持つ供給コンベヤー（５９）によって、上記材
料コンベヤー（４１）に装入され、上記供給コンベヤー
（５９）の上記材料レシーバー（６３）から上記材料コ
ンベヤー（４１）の材料ホルダー（４４）への、上記リ
ール（２６、２７、２８）の移し代えが、上述した各部
材の相対運動により、特に、上記支持桁（４８、４９）
の上の位置から、その下の位置への上記材料レシーバー
（６３）の下向きの移動によって、行われ、これにより
、上記リールがこれらに移される、ことを特徴とする、
請求項１から５のいずれか１つに記載の装置。
（７）上記供給コンベヤーが、リールをその円周面（５
０）によって受けるための支持ロッド（６５、６６）を
持つ材料レシーバー（６３）を持ち、上記材料ホルダー
（４４）の上記支持桁（４８、４９）が、１つの材料レ
シーバーの支持部材即ち支持ロッド（６５、６６）の下
の受取位置に移動し、１つのリールを取上げることが出
来る、ことを特徴とする、請求項１から６のいずれか１
つに記載の装置。
（８）受取りステーション（７１）の区域に、昇降コン
ベヤーとして設計された受取りコンベヤー（７２）が設
けられ、これが、上下動可能の材料キャリヤー（７５）
を持ち、これにより、リールを材料コンベヤー（４１）
から取上げる如くにする、ことを特徴とする、請求項１
から７のいずれか１つに記載の装置。
（９）上記受取りコンベヤー（７２）の上記材料キャリ
ヤー（７５）が、上記支持桁（４８、４９）を通過移動
するリールの支持部材即ち支持ロッド（７６、７７）を
持ち、又上記受取りステーション（７１）に於いて、上
記リールを、上記材料キャリヤー（７５）の上向き動作
により上記材料ホルダー（４４）から持上げることが出
来、又この動作を更に続けた後これを下げることが出来
る、ことを特徴とする、請求項８記載の装置。
（１０）上記リールを、上記受取りコンベヤー（７２）
により、互いに間隔を持って設けられたリールマガジン
（７８）の細長い支持部材即ちマガジン・ロッド（７９
、８０）の上に蓄えることが出来、上記支持部材が互い
に間隔を持って設けられ、この間隔により、上記材料キ
ャリヤー（７５）を上記マガジンロッド（７９、８０）
の下の位置に下げることが出来、これにより、上記リー
ルがこれに移し変えられる如くにする、ことを特徴とす
る、請求項１から９のいずれか１つに記載の装置。
（１１）予め組立てられ、印刷された新しいパック用の
ブランク（８２）が、ブランクの山（８３）として、少
なくとも上部の開かれた容器即ちカセット（８４）の中
に、上記材料コンベヤー（４１）により、ストック又は
供給ステーションから、少なくとも１か所の受取ステー
ション、特にパッキング機械（２２）、へ、運ばれ、上
記材料コンベヤー（４１）が、それぞれ１つのカセット
（８４）を受取るための材料ホルダーを持つ、如くにす
る、ことを特徴とする、請求項１から１０のいずれか１
つに記載の装置。
（１２）上記材料ホルダー（４４）が支持部材即ち支持
桁（４８、４９）を持ち、その上に、それぞれ、１つの
カセット（８４）が、その底壁（８５）を下にして置か
れる、ことを特徴とする、請求項１１記載の装置。
（１３）上記カセット（８４）の上記底壁（８５）に凹
部（８８）が形成され、この中に、上記材料ホルダー（
４４）の上記支持桁（４８、４９）の自由端部に設けら
れた突起即ち止め部が、特に上向きの鼻部（８９）が、
貫入する如くになっている、ことを特徴とする、請求項
１１及び１２のいずれか１つに記載の装置。