JPS62126001A

JPS62126001A - コイル保管倉庫設備

Info

Publication number: JPS62126001A
Application number: JP26152985A
Authority: JP
Inventors: Tadayuki Iwata; 岩田　忠行; Junji Futami; 二見　順治
Original assignee: Dia Kikai Kk
Current assignee: Dia Kikai Kk
Priority date: 1985-11-22
Filing date: 1985-11-22
Publication date: 1987-06-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、コイル伏に巻取られた金属たとえば鉄の帯状
板の素材又は製品（以下単にコイルと称する）や梱包を
損傷せずに、立体的に能率良〈移送、保管できる技術分
野で利用される。

従来技術製鉄所で製作される鉄板コイルは、数トンから数十トン
と、製品重量が大で、また外径寸法も非常に大きい。

このコイルを平地に１ケづつ保管すると、大きな面積が
必要となる。この面積を狭くするため、コイルヲ槓み重
ねて保管することもあるが、積み暇ね時に製品同士の衝
突で、コイルに傷が出来たり、コイルの梱包紙をいため
たりする。これらは主にフォークリイトにより作業した
のが従来例であり、安全で、効率的な移送、保管する設
′ｌａ′／′ｉあまり類例がなかった。

発明が解決しようとする問題点本発明は、危険で非能率的な従来のコイル移送、保管す
る倉庫業務を合理的に安全に能率化することにある。

間哨ヲ解決するための手段本発明は、上述の問題全解決するために、次のような手
段を採っている。すなわち、コイル移送コンベヤの端部
に配設されこのコイル移送コンベヤからコイルを受取る
コイル移載機と、このコイル移載機の真下に移動でき前
記コイルを積載するコイル移送台車と、このコイル移送
台車が移動する径路に配設されこのコイル移送台車に積
載されたコイルの中心孔にコイル幅より長い芯パイプを
挿入する芯パイプ着脱装置と、前記芯パイプを挿入され
たコイルを積載したコイル移送台車から前記芯パイプを
引掛けて受取りラック倉庫の棚間を走行する昇降自在の
モルレールスタッカクレーンとを包含せしめる。

作用以上述べた手段によれば、したがって、コイルの中心孔
に挿入した芯パイプ５を利用して、安全に、能率よく、
コイルを立体的な倉庫に容易に移送、保管できる。

実施例次に、本発明の実ｔＩｆＡ例について添付図面を参照し
て詳述する。

第１図は本発明設備の全体配置平面図、第２図はその側
面図である。

第１図により、コイル１の流れを説明する。

コイル１は、例えばコンベヤ２によって、Ａ点まで運ば
れて来る。Ａ点を、またいで設喧されたコイル移載機３
のトング等によってコイル台車４へ積み替えられる。コ
イル移載機３は、例示のものに限らず、いずれの構造の
ものでも差支えない。

コイル台車４は、レール上をＢ点からラック倉庫９の０
点まで走行可能である。

積載機３とラック倉庫９の中間には、芯パイプ５をコイ
ル１の中心孔に挿入するための芯パイプ着脱装置６と、
芯パイプ供給装置７、芯パイプ保管製電８が設けられて
いる。

Ｂ点で、コイル１を乗せたコイル台車４は、遠隔操作、
あるいは自動操作等により走行し、芯パイプ着脱装置６
の中心線位置り点で停止する。ここで、コイル台車４上
の、コイル１の中心孔に芯パイプ５が挿入される。但し
、台車４には、後述の特殊な装置が設けられ、容易に芯
パイプ５が挿入出来るようになっている。

芯パイプ５を差し込まれたコイル１全乗せたコイル台車
４は、Ｄ点よシラツク倉庫９の０点まで走行し０．停止
する。ラック倉庫９の中には、スタッカクレーンｌＯと
高層ラック１１．１１’とがある。

０点にコイル１が到看すると、スタツカクレーン１０が
走行レール１２上を走行して、０点まで来る。このスタ
ッカクレーン１０は台車４上のコイル１に差込まれてい
る芯パイプ５の両端ラスタツカクレーン１０のホークで
取り、ラック１１．１１’の空いている棚に格納し、作
業を終了する。

次に格納されているコイル１を払い出す場合は、ラック
１１上の指定されたコイル１の位置に、まずスタッカク
レーン１０を移動し、フォーク作業によってラック１１
よりスタッカクレーン１０に取り出す。スタッカクレー
ン１０は、０点に戻り台車４に芯パイプ５を介してコイ
ル１を移す。

コイル１を乗せた台車４は、Ｄ点まで戻り停止する。こ
こで芯パイプ着脱装置６は、コイル１の中の芯パイプ５
を自動的に掴み、コイル１から引き抜き、芯パイプ供給
装置７上で、芯パイプ５ｔ−はなす。芯パイプ供給装置
７は、不用となった芯パイプ５を芯パイプ保管装置８に
送り出し、保管する。

芯バイブ５を抜き取られたコイル１を乗せた台車４は、
Ｄ点からＢ点に戻り、Ｂ点で停止する。

移載機３により、Ｂ点にある台車４上より、コイル１を
取り、払出しコンベヤ１３上のＥ点に下し、払出しを完
了する。

次に各装置の詳細について説明する。

第３図、第４図はコイル台車４の詳細を示す。

コイル台車４は、フレーム４１と車輪ヲ、＠勤する駆動
装置４６があり、フレーム４１の両側にｌは、ブラケッ
ト４２．４２１があり、その上部にそれぞれ受座４３．
４３１があり、反対側受座４３１には、芯バイブ５の先
ｉｔ受けるためのストッパ４７が設けられている。

また、フレーム４１の中央部にはコイル１を受け取るコ
イル受板４４があり、受板４４の下部に、油田またはジ
ヤツキ等の昇降装置４５が設けられ、受板４４は昇降可
能となっている。これは直径の異なるコイル１が乗って
も、受板４４を上昇させて、コイルの中心位置を一定に
するための昇降装置でコイル径の大小に関係なく芯パイ
プの挿入を可能としている。

第１図において、コイル１を積んだ台車４が、Ｄ点で停
止すると、コイルの中心線と芯パイプ着脱装置６の平面
上の中心線は一致する。しかし、コイル１の中心高さは
必らずしも合致しないので、台車４上のコイル受板４４
（第３図）を上昇させ、コイルの中心高さを合致させる
。

本実捲例では、台車４はレール上を走行可能としている
が、工場のレイアウトの関係で、レール全使用するより
も、車輪全タイヤ式とした方が好適な場合は、曲線走行
可能な車輌とすることも出来る。

第５図、第６図は芯パイプ供給装＃７、芯バイブ保管装
置８および芯パイプ着脱装置６の側面図と正面図である
。第７図は芯パイプ着脱装置６のパイプホルダ６１の詳
細断面図を示す。

第５図および第６図において、芯パイプ５は、傾斜ラッ
ク８３上に貯蔵されており、傾斜ラック８３の最終端の
下部に間欠供給装置７３が設けられ、間欠供給、駆動装
置７４により、傾斜ラック８３より一本を芯パイプ受台
７１に供給する。

芯パイプ５が供給されると、芯パイプ看脱装置６の・ラ
ド６２が・ラド送り出しチ＝Ｗ６４　＠前進させると、
ガイド６３に沿って前進する。

第７０において、ロッド先端に取り付けられたパイプホ
ルダー６１が芯パイプ５１　　の中に挿入されると適宜
位置で前進は停止する。

次に、ホルダ支持部２４０ケース中のソレノイド２５に
通電し、中心にある押棒２０を引き込む。

押棒２０ｉ引き込めばリンク２１．２２によって保持片
２３を拡張し、芯パイプ５′　の内側を確実に保持する
。

芯パイプ５１　　の保持が終れば、ロッド６２を更に前
進させ、芯パイプ５１　　ｆコイル１の芯孔に挿入し、
芯パイプ先端が、台車４の受座４３１上に達すれば、ロ
ッド６２の前進は停止する。

矢に、パイプホルダ６１のソレノイド２５の通電を切れ
ば、スプリング２７の力により保持片２３は縮少して、
保持は開放される。

ロッド６２ｔ−後退させると、芯パイプ５′　　は、台
車４の受座４３．４３’上に残る。台車４のコイル受板
４４を下降させれば、コイル１１　　は芯ノ（イプ５”
ｋ介して、台車のブラケット４２．４２１上に支持され
る。

台車４は、コイルを支持したまま、ラック倉庫９の０点
まで走行し、停止する。

倉庫９のスタッカクレーン１０が、０点まで走行して来
て停止し、コイル１１　　ｉ台車４上より取る。

スタッカクレーン１０の詳細を第８ａ図（正面図）、第
８ｂ図（Ｉ１１面図）に示す。

スタッカクレーン１０には、昇降フレーム３１上′に、
伸縮ホーク３２．３２°があり、ホーク３２’には、芯
パイプの両端が支持出来るブラケット３３．３３′が両
面に設けられており、昇降フレーム３１は、昇降フレー
ム巻上装置３０により、ガイドマスト３４．３４１間を
昇降可能となっている。

また、走行フレーム３５には、走行装置及び走行車輪３
６があり、走行レール１２上を自由に走行出来る。台車
４よりスタッカクレーｙｔｏの伸縮ボーク３２’上のプ
ラケツ）３３．３３’上に、芯バイブ５’　　？介して
、コイル１１金持ち上げ、ホーり３２．３２１を短縮さ
せ、クレーン１０の本体内に持ち込み、窒いているラッ
ク１１に積込み作業全終了する。

ラック倉庫９からコイル１を取り出す場合は、格納と逆
の順序で作業が行なわれ、台車４にスタッカクレーン１
０により積込まれろ。台車４は０点よりＤ点に走行し、
停止する。

Ｄ点へ台車４が停止すれば、コイル受板４４を押し上げ
、コイルｌを芯パイプ５より浮き上らせて、芯パイプ５
が容易に抜けるようにする。コイル１の上昇が終れば、
芯パイプ看脱装＃６のロッド６２を前進させ、パイプホ
ルダ６１が完全に芯パイプ５の中に挿入されると、ロッ
ド６２は停止し、パイプホルダ６１のソレノイド２５に
通電し、保持片２３を拡張し、芯パイプ５を完全に保持
する。

次に、ロッド６２を後退させ、芯パイプ受台７１上に芯
バイブ５が釆れば、ロッド６２の後退’＆　一時停止し
、ソレノイド２５の通電を切り、パイプホルダ６１を縮
少し、芯パイプ５１　　を、芯パイプ受台７１上に残し
たまま、ロッド６２を最後部まで後退させて停止する。

芯パイプ５を乗せた芯パイプ受台７１は、横送り装Ｒ７
２により、第５図のＦ点まで送り出される。

Ｆ点では芯パイプ昇降装置８１のキャリヤ８２のキャリ
ャホーク８４により、芯パイプ５１　　はすくい上げら
れて上昇し、キャリヤ８２は最上部が前方に彎曲したガ
イドレール８５に添って上昇し、最上部でキャリャホー
ク８４が前傾するので、芯パイプ５′　　は自動的に転
勤して傾斜ラック８３に保管される。

芯パイプ５が無くなったコイル台車４はＤ点からＢ点に
走行し、Ｂ点で停止する。

移載機３は台車４上のコイル５を、払い出しコンベヤ１
３のＥ点に積み替え払い出し作業を完了する。

発明の効果本発明設備を採用すると、設備面積を縮少した上に、安
全に迅速確実にコイルの移送、格納が行なわれ、倉庫管
理を合理的にすることが出来、コストを低減することが
ＯＴ能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明設備の全体配置を示す平面図、第２図は
その側面図、第３図はコイル台車の詳細を示す側面図、
第４図はその正面図、第５図は芯パイプ屑脱装置の側面
図、第６図は芯パイプ供給装置の正面図、第７図は芯パ
イプ層悦装置のパイプホルダの詳細断面図、第８ａ図は
スタッカークレーンの詳細金示す正面図、第８ｂ図はそ
の側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】１　コイル移送コンベヤ（２）の端部に配設されこのコ
イル移送コンベヤがコイル（１）を受取るコイル移載機
（３）と、このコイル移載機の真下に移動でき前記コイ
ルを積載するコイル移送台車（４）と、このコイル移送
台車が移動する径路に配設されこのコイル移送台車に積
載されたコイルの中心孔にコイル幅より長い芯パイプ（
５）を挿入する芯パイプ着脱装置（６）と、前記芯パイ
プを挿入されたコイルを積載したコイル移送台車から前
記芯パイプを引掛けて受取りラック倉庫（９）の棚間を
走行する昇降自在のモノレールスタツカクレーン（１０
）とを包含して成るコイル保管倉庫設備。２　コイルの中心孔に、コイル幅より長い芯パイプを挿
入し、この芯パイプを利用して、コイルを立体的な倉庫
に保管するコイル保管倉庫設備であつて、昇降可能なコ
イル受板（４４）と、芯パイプ（５）の両端を支持する
芯パイプ受座（４３）を台車フレーム上に備えかつ、駆
動装置（４６）を備えてレール（１２）上を走行するコ
イル移送台車（４）と、芯パイプ（５）をコイル台車（
４）上のコイル（５）に挿入するため、芯パイプ（５）
の長さだけ、水平方向に移動可能なロツド（６２）の先
端にソレノイドあるいは油圧ジヤツキ（２５）などによ
り、拡張可能なパイプホルダ（６１）を備えた芯パイプ
着脱装置（６）と、予備の芯パイプ（５）を供給または
保管することが出来る芯パイプ供給装置（７）と、ラツ
ク倉庫の棚間を走行し、芯パイプ（５）の両端を支持し
、前後に伸縮可能なホーク（３２）を持つフレーム（３
５）が昇降自在のモノレールスタツカクレーン（１０）
と、コイル（１）に挿入された芯パイプ（５）の両端を
支持出来る複数段のラツク（１１）を配置し、このラツ
ク（１１）間を前記スタツカクレーン（１０）が走行で
きるように配置された立体的なラツク倉庫（９）とによ
り構成されたコイル保管倉庫設備。３　特許請求の範囲第２項記載のコイル保管倉庫設備に
おいて、前記芯パイプ着脱装置（６）が、リンク（２１
、２２）により保持片（２３）を拡張し、これにより芯
パイプ（５′）を内側より保持するパイプホルダ（６１
）を備えた、コイル保管倉庫設備。４　レール上を走行する車輪（３６）をそなえた台車フ
レーム（４１）の中央部に配設され昇降自在でコイル下
面に当接するコイル受板（４４）と、前記台車フレーム
の両端に前記コイルを間に受け入れるようにして配設さ
れた芯パイプ受座（４３）と、前記車輪に動力を与えて
前記レール上を走行せしめる駆動装置（４６）とを包含
して成るコイル移送台車。