JPH0256122B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0256122B2 JPH0256122B2 JP60297409A JP29740985A JPH0256122B2 JP H0256122 B2 JPH0256122 B2 JP H0256122B2 JP 60297409 A JP60297409 A JP 60297409A JP 29740985 A JP29740985 A JP 29740985A JP H0256122 B2 JPH0256122 B2 JP H0256122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stock solution
- filter plate
- filter
- solution inlet
- compressed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 claims description 33
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 239000000706 filtrate Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 239000012086 standard solution Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D25/00—Filters formed by clamping together several filtering elements or parts of such elements
- B01D25/12—Filter presses, i.e. of the plate or plate and frame type
- B01D25/21—Plate and frame presses
- B01D25/215—Construction of the filter plates, frames
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D25/00—Filters formed by clamping together several filtering elements or parts of such elements
- B01D25/28—Leaching or washing filter cakes in the filter handling the filter cake for purposes other than regenerating
- B01D25/282—Leaching or washing filter cakes in the filter handling the filter cake for purposes other than regenerating for drying
- B01D25/285—Leaching or washing filter cakes in the filter handling the filter cake for purposes other than regenerating for drying by compression using inflatable membranes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、圧搾式フイルタープレスに関す
る。
る。
従来の技術
一般に、圧搾濾板と、普通濾板とが交互に配置
され圧搾式フイルタープレスは既によく知られて
いるが、従来のいわゆるセンターフイード型フイ
ルタープレスでは、両濾板のそれぞれ中央部に原
液導入口が設けられており、とくに圧搾濾板にお
いて原液導入口周縁のゴム板部分が前後一対の口
金部材およびボルト・ナツトにより基板に固定さ
れているので、ケーキ圧搾作用の繰返しによつて
ゴム板の口金部材周縁部に亀裂や伸びが生じて該
部分から破損するという問題があつた。またこの
ように、濾板の中央部に原液導入口が存在する
と、原液導入口の周縁において濾布を固定する必
要があり、これでは開板工程のさい濾布全体を傾
斜させることができず、とくに原液導入口より下
側の濾布部分は垂直状態のままであるので、該濾
布部分には振動装置による振動が充分に伝わら
ず、ケーキが充分除去されないという問題があつ
た。
され圧搾式フイルタープレスは既によく知られて
いるが、従来のいわゆるセンターフイード型フイ
ルタープレスでは、両濾板のそれぞれ中央部に原
液導入口が設けられており、とくに圧搾濾板にお
いて原液導入口周縁のゴム板部分が前後一対の口
金部材およびボルト・ナツトにより基板に固定さ
れているので、ケーキ圧搾作用の繰返しによつて
ゴム板の口金部材周縁部に亀裂や伸びが生じて該
部分から破損するという問題があつた。またこの
ように、濾板の中央部に原液導入口が存在する
と、原液導入口の周縁において濾布を固定する必
要があり、これでは開板工程のさい濾布全体を傾
斜させることができず、とくに原液導入口より下
側の濾布部分は垂直状態のままであるので、該濾
布部分には振動装置による振動が充分に伝わら
ず、ケーキが充分除去されないという問題があつ
た。
そこで、本出願人らは、上記の問題を解決する
めに、圧搾濾板と普通濾板のそれぞれ下縁に下方
張出部を設け、これらの下方張出部に原液導入口
を設けて、原液導入口を濾板の濾過面より外側に
配置したフイルタープレスを提案し(実公昭54―
29585号公報参照)。この先提案にかかる圧搾式フ
イルタープレスによれば、上記の問題は解決され
るものの、圧搾濾板と普通濾板のすべてに口金部
材が取り付けられているため、口金部材の使用数
が非常に多く、フイルタープレスの製造に手間が
かかるとともに、コスト高になるという問題があ
つた。
めに、圧搾濾板と普通濾板のそれぞれ下縁に下方
張出部を設け、これらの下方張出部に原液導入口
を設けて、原液導入口を濾板の濾過面より外側に
配置したフイルタープレスを提案し(実公昭54―
29585号公報参照)。この先提案にかかる圧搾式フ
イルタープレスによれば、上記の問題は解決され
るものの、圧搾濾板と普通濾板のすべてに口金部
材が取り付けられているため、口金部材の使用数
が非常に多く、フイルタープレスの製造に手間が
かかるとともに、コスト高になるという問題があ
つた。
発明の目的
この発明の目的は、上記の問題を解決し、構造
が非常に簡単で、部品数が少なてすみ、その製造
を容易かつ安価になし得るとともに、原液導入口
周縁部を確実にシールすることができるフイルタ
ープレスの濾板を提供しようとするにある。
が非常に簡単で、部品数が少なてすみ、その製造
を容易かつ安価になし得るとともに、原液導入口
周縁部を確実にシールすることができるフイルタ
ープレスの濾板を提供しようとするにある。
発明の構成
この発明は、上記の目的を達成するために、圧
搾濾板と、普通濾板とが交互に配置された圧搾式
フイルタープレスにおいて、圧搾濾板の基板の額
縁凸部の下縁所要箇所に下方張出部が設けられ、
この張出部に前後に開口し原液導入口があけら
れ、普通濾板の濾板本体の額縁状凸部の下縁に、
上記下方張出部に対向する下方張出部が設けら
れ、この張出部に前後に開口した嵌込み孔があけ
られ、前後に開口した原液導入口とこれの上縁部
に内部において連なりかつ濾過面側に開口した原
液導入用分岐流路とを有する前後一対の原液導入
口周縁部構成環状部材が上記嵌込み孔に前後両側
より嵌め込まれて相互に結合せられ、各環状部材
の外面に隣接圧搾濾板の下方張出部の原液導入口
の周縁部外面に密接するシール用弾性環状凸部が
設けられている圧搾式フイルタープレスを要旨と
している。
搾濾板と、普通濾板とが交互に配置された圧搾式
フイルタープレスにおいて、圧搾濾板の基板の額
縁凸部の下縁所要箇所に下方張出部が設けられ、
この張出部に前後に開口し原液導入口があけら
れ、普通濾板の濾板本体の額縁状凸部の下縁に、
上記下方張出部に対向する下方張出部が設けら
れ、この張出部に前後に開口した嵌込み孔があけ
られ、前後に開口した原液導入口とこれの上縁部
に内部において連なりかつ濾過面側に開口した原
液導入用分岐流路とを有する前後一対の原液導入
口周縁部構成環状部材が上記嵌込み孔に前後両側
より嵌め込まれて相互に結合せられ、各環状部材
の外面に隣接圧搾濾板の下方張出部の原液導入口
の周縁部外面に密接するシール用弾性環状凸部が
設けられている圧搾式フイルタープレスを要旨と
している。
実施例
つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
この明細書において、前後、左右は第1図を基
準とし、前とは第1図図面紙葉の表側、後とは同
裏側をいい、左とは同図左側、右とは同右側をい
うものとする。
準とし、前とは第1図図面紙葉の表側、後とは同
裏側をいい、左とは同図左側、右とは同右側をい
うものとする。
この発明の第1実施例を示す第1図〜第5図に
おいて、1はフイルタープレスの圧搾濾板、2は
普通濾板で、これらの濾板1,2は交互に配置さ
れている。
おいて、1はフイルタープレスの圧搾濾板、2は
普通濾板で、これらの濾板1,2は交互に配置さ
れている。
圧搾濾板1は、基板22と、基板22の前後両
面に被せられかつ濾過面26に濾液溝を有するゴ
ム板24を備えている。そして基板22の縁状凸
部23の下縁左側部分に下方張出部25が設けら
れ、この下方張出部25に前後に開口した原液導
入口21があけられている。
面に被せられかつ濾過面26に濾液溝を有するゴ
ム板24を備えている。そして基板22の縁状凸
部23の下縁左側部分に下方張出部25が設けら
れ、この下方張出部25に前後に開口した原液導
入口21があけられている。
一方、普通濾板2は、これの濾板本体3の額縁
状凸部4の下縁左側部分に上記下方張出部25に
対向する下方張出部5が設けられ、この張出部5
に前後に開口した嵌込み孔6があけられている。
嵌込み孔6周縁部の前後両側に傾斜面8が設けら
れるとともに、嵌込み孔6の下縁と左右両側縁に
傾斜面8の内縁に連なる正面よりみて略U形の薄
肉の取付壁7が内方突出状に設けれている。そし
て嵌込み孔6の前後両側に、前後に開口した原液
導入口11と、これの縁部に内部において連なり
かつ濾過面9側に開口した原液導入分岐流路12
とを有する前後一対の原液導入周縁部構成環状部
材10,10が嵌め込まれて、取付壁7を貫通す
る3組のボルト16およびナツト17により相互
に結合せられている。各環状部材10は、鉄また
は合成樹脂等の硬質芯材14にゴム製被覆材15
が被せられてなるものである。各環状部材10の
外面に横断面略三角形のシール用弾性環状凸部1
3がゴム製被覆材15と一体に設けられている。
状凸部4の下縁左側部分に上記下方張出部25に
対向する下方張出部5が設けられ、この張出部5
に前後に開口した嵌込み孔6があけられている。
嵌込み孔6周縁部の前後両側に傾斜面8が設けら
れるとともに、嵌込み孔6の下縁と左右両側縁に
傾斜面8の内縁に連なる正面よりみて略U形の薄
肉の取付壁7が内方突出状に設けれている。そし
て嵌込み孔6の前後両側に、前後に開口した原液
導入口11と、これの縁部に内部において連なり
かつ濾過面9側に開口した原液導入分岐流路12
とを有する前後一対の原液導入周縁部構成環状部
材10,10が嵌め込まれて、取付壁7を貫通す
る3組のボルト16およびナツト17により相互
に結合せられている。各環状部材10は、鉄また
は合成樹脂等の硬質芯材14にゴム製被覆材15
が被せられてなるものである。各環状部材10の
外面に横断面略三角形のシール用弾性環状凸部1
3がゴム製被覆材15と一体に設けられている。
上記圧搾濾板1に対して普通濾板2を締め付け
ると、普通濾板2の原液導入口周縁部構成環状部
材10,10のシール用弾性環状凸部13の先端
部が隣接圧搾板導入口21の周縁部外面に密接せ
しめられる。
ると、普通濾板2の原液導入口周縁部構成環状部
材10,10のシール用弾性環状凸部13の先端
部が隣接圧搾板導入口21の周縁部外面に密接せ
しめられる。
また、この実施例においては、前後一対の環状
部材10,10にそれぞれ設けられた原液導入分
岐流路12が、原液導入口11と内部において連
なる垂直丈凹溝12aと、この凹溝12aの上端
に連なりかつ濾過面9側に開口した傾斜状貫通孔
12bとで構成されており、相互に結合された両
環状部材10,10によつて垂直断面略Y形の分
岐流路12,12が形成されているものである。
そして普通濾板2の前後両面に被せられた濾布2
7,27は、嵌込み孔6の部分において表裏の濾
布27,27の端部27a,27aが該孔6内に
挿入されており、これらの濾布部分27a,27
aが環状部材10,10の上縁にゴム製被覆材1
4,14と一体に設けられた押え凸部28,28
によつて嵌込み孔6の前後両側の傾斜面8,8に
押え止められている。また両環状部材10,10
の上部外面には、第2図〜第4図に示すように、
2条の水平シール用凸部29,29がゴム製被覆
材14,14と一体に設けられるとともに、水平
シール用凸部29,29の左右両端部に連なるよ
うに略三角柱状の端部シール用垂直凸部30,3
0が被覆材14,14の表面側に突出しかつ左方
または右方に若干張り出すように設けられおり、
濾板1,2の締付けのさいこれらのシール用凸部
29,29,30,30が隣接圧搾濾板1のゴム
板4の締付け面にが押え付けられるようになされ
ている。
部材10,10にそれぞれ設けられた原液導入分
岐流路12が、原液導入口11と内部において連
なる垂直丈凹溝12aと、この凹溝12aの上端
に連なりかつ濾過面9側に開口した傾斜状貫通孔
12bとで構成されており、相互に結合された両
環状部材10,10によつて垂直断面略Y形の分
岐流路12,12が形成されているものである。
そして普通濾板2の前後両面に被せられた濾布2
7,27は、嵌込み孔6の部分において表裏の濾
布27,27の端部27a,27aが該孔6内に
挿入されており、これらの濾布部分27a,27
aが環状部材10,10の上縁にゴム製被覆材1
4,14と一体に設けられた押え凸部28,28
によつて嵌込み孔6の前後両側の傾斜面8,8に
押え止められている。また両環状部材10,10
の上部外面には、第2図〜第4図に示すように、
2条の水平シール用凸部29,29がゴム製被覆
材14,14と一体に設けられるとともに、水平
シール用凸部29,29の左右両端部に連なるよ
うに略三角柱状の端部シール用垂直凸部30,3
0が被覆材14,14の表面側に突出しかつ左方
または右方に若干張り出すように設けられおり、
濾板1,2の締付けのさいこれらのシール用凸部
29,29,30,30が隣接圧搾濾板1のゴム
板4の締付け面にが押え付けられるようになされ
ている。
なお、上記濾板1,2には、これらの濾過面2
6,9より外側に原液導入口21,11が設けら
れているため、濾過面内に濾布27の固定部分が
なく、しがつて濾板1,2の間板工程のさい、濾
布27を濾過面26,9全体にわたつて上から下
まで傾斜させることができるから、濾布振動機に
よる振動が濾布27全体に確実に伝わり、濾布2
7に付着したケーキの落下効果がすぐれていると
いう利点がある。
6,9より外側に原液導入口21,11が設けら
れているため、濾過面内に濾布27の固定部分が
なく、しがつて濾板1,2の間板工程のさい、濾
布27を濾過面26,9全体にわたつて上から下
まで傾斜させることができるから、濾布振動機に
よる振動が濾布27全体に確実に伝わり、濾布2
7に付着したケーキの落下効果がすぐれていると
いう利点がある。
第3図は、この発明の第2実施例を示すもので
ある。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点
は、前後一対の原液導入口周縁部構成環状部材1
0,10に、原液導入口11に内部において連な
る垂直状貫通孔12cと、これの上端に連なりか
つ濾過面9側に開口した傾斜状貫通孔とで構成さ
れた流体導入用分岐流路12がそれぞれ独立して
設けられている点にある。
ある。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点
は、前後一対の原液導入口周縁部構成環状部材1
0,10に、原液導入口11に内部において連な
る垂直状貫通孔12cと、これの上端に連なりか
つ濾過面9側に開口した傾斜状貫通孔とで構成さ
れた流体導入用分岐流路12がそれぞれ独立して
設けられている点にある。
この第2実施例のその他の点は、上記第1実施
例の場合と同様であるので、図面において同一の
ものには同一の符号を付す。
例の場合と同様であるので、図面において同一の
ものには同一の符号を付す。
なお、上記各実施例においては、原液導入口周
縁部構成環状部材10,10がゴム製被覆材14
とこれとは異種素材よりなる硬質芯材15とによ
つてつくられているが、このような硬質芯材15
を用いることなく、環状部材10,10を、その
シール用弾性環状凸部13を除いて硬質ゴムによ
り一体に成形しても勿論よい。
縁部構成環状部材10,10がゴム製被覆材14
とこれとは異種素材よりなる硬質芯材15とによ
つてつくられているが、このような硬質芯材15
を用いることなく、環状部材10,10を、その
シール用弾性環状凸部13を除いて硬質ゴムによ
り一体に成形しても勿論よい。
また濾板1,2の下方張出部25,5は、濾板
本体3の下縁のいずれの箇所に設けられていても
よいが、上記実施例のように、これらを濾板本体
3の下縁の中央より左側もしくは右側寄りに設け
られるのが望ましく、これによつて濾布27の取
付けおよび取外し作業を作業者が両濾板1,2の
間に入り込むことなく、濾板1,2の外側から行
なうことができ、濾布27の取付けおよび取外し
に要する時間を大幅に短縮することができるとい
う利点がある。
本体3の下縁のいずれの箇所に設けられていても
よいが、上記実施例のように、これらを濾板本体
3の下縁の中央より左側もしくは右側寄りに設け
られるのが望ましく、これによつて濾布27の取
付けおよび取外し作業を作業者が両濾板1,2の
間に入り込むことなく、濾板1,2の外側から行
なうことができ、濾布27の取付けおよび取外し
に要する時間を大幅に短縮することができるとい
う利点がある。
発明の効果
この発明によるフイルタープレスの濾板は、上
述のように、圧搾濾板1と、普通濾板2とが交互
に配置された圧搾式フイルタープレスにおいて、
圧搾濾板1の基板22の額縁状凸部23の下縁所
要箇所に下方張出部25が設けられ、この張出部
25に前後に開口した原液導入口21があけら
れ、普通濾板1の濾板本体3の額縁状凸部4の下
縁に、上記下方張出部25に対向する下方張出部
5が設けられ、この張出部5に前後に開口した嵌
込み孔6があけられ、前後に開口した原液導入口
11と、これの縁部に内部において連なりかつ濾
過面9側に開口した原液導入用分岐流路12とを
有する前後一対の原液導入口周縁部構成環状部材
10,10が上記嵌込み孔6に前後両側より嵌め
込まれて相互に結合せられ、各環状部材10の外
面に隣接圧搾濾板2の下方張出部25の原液導入
口21の周縁部外面に密接するシール用弾性環状
凸部13が設けられているもので、この発明によ
れば、原液導入口周縁部構成環状部材10,10
が普通濾板2側に取り付けられているだけで、圧
搾濾板1側には取り付ける必要なく、従つて従来
のように圧搾濾板1と普通濾板2の両方に環状部
材(口金部材)を取り付けていた場合に比べ、環
状部材10の使用数が半分ですみ、従つてフイル
タープレスの構造が非常に簡単で、部品数が少な
く、その製造が容易かつ安価になし得るととも
に、シール用弾性環状凸部13によつて原液導入
口11の周縁部を確実にシールすることができる
という効果を奏する。
述のように、圧搾濾板1と、普通濾板2とが交互
に配置された圧搾式フイルタープレスにおいて、
圧搾濾板1の基板22の額縁状凸部23の下縁所
要箇所に下方張出部25が設けられ、この張出部
25に前後に開口した原液導入口21があけら
れ、普通濾板1の濾板本体3の額縁状凸部4の下
縁に、上記下方張出部25に対向する下方張出部
5が設けられ、この張出部5に前後に開口した嵌
込み孔6があけられ、前後に開口した原液導入口
11と、これの縁部に内部において連なりかつ濾
過面9側に開口した原液導入用分岐流路12とを
有する前後一対の原液導入口周縁部構成環状部材
10,10が上記嵌込み孔6に前後両側より嵌め
込まれて相互に結合せられ、各環状部材10の外
面に隣接圧搾濾板2の下方張出部25の原液導入
口21の周縁部外面に密接するシール用弾性環状
凸部13が設けられているもので、この発明によ
れば、原液導入口周縁部構成環状部材10,10
が普通濾板2側に取り付けられているだけで、圧
搾濾板1側には取り付ける必要なく、従つて従来
のように圧搾濾板1と普通濾板2の両方に環状部
材(口金部材)を取り付けていた場合に比べ、環
状部材10の使用数が半分ですみ、従つてフイル
タープレスの構造が非常に簡単で、部品数が少な
く、その製造が容易かつ安価になし得るととも
に、シール用弾性環状凸部13によつて原液導入
口11の周縁部を確実にシールすることができる
という効果を奏する。
第1図はこの発明の実施例を示す圧搾濾板と普
通濾板の概略部分正面図、第2図は第1図―
線に沿う拡大断面図、第3図環状部材のみの拡大
正面図、第4図は第3図―線に沿う拡大断面
図、第5図は環状部材の要部拡大斜視図、第6図
はこの発明のいま1つの実施例を示すもので第3
図に対応する拡大断面図である。 1……圧搾濾板、2……普通濾板、3……濾板
本体、4,23……額縁状凸部、5,25……下
方張出部、6……嵌込み孔、9……濾過面、10
……原液導入口周縁部構成環状部材、11,21
……原液導入口、12……原液導入用分岐流路、
13……シール用弾性環状凸部、22……基板。
通濾板の概略部分正面図、第2図は第1図―
線に沿う拡大断面図、第3図環状部材のみの拡大
正面図、第4図は第3図―線に沿う拡大断面
図、第5図は環状部材の要部拡大斜視図、第6図
はこの発明のいま1つの実施例を示すもので第3
図に対応する拡大断面図である。 1……圧搾濾板、2……普通濾板、3……濾板
本体、4,23……額縁状凸部、5,25……下
方張出部、6……嵌込み孔、9……濾過面、10
……原液導入口周縁部構成環状部材、11,21
……原液導入口、12……原液導入用分岐流路、
13……シール用弾性環状凸部、22……基板。
Claims (1)
- 1 圧搾濾板1と、普通濾板2とが交互に配置さ
れた圧搾式フイルタープレスにおいて、圧搾濾板
1の基板22の額縁状凸部23の下縁所要箇所に
下方張出部25が設けられ、この張出部25に前
後に開口した原液導入口21があけられ、普通濾
板1の濾板本体3の額縁状凸部4の下縁に、上記
下方張出部25に対向する下方張出部5が設けら
れ、この張出部5に前後に開口した嵌込み孔6が
あけられ、前後に開口した原液導入口11と、こ
れの上縁部に内部において連なりかつ濾過面9側
に開口した原液導入用分岐流路12とを有する前
後一対の原液導入口周縁部構成環状部材10,1
0が上記嵌込み孔6に前後両側より嵌め込まれて
相互に結合せられ、各環状部材10の外面に隣接
圧搾濾板2の下方張出部25の原液導入口21の
周縁部外面に密接するシール用弾性環状凸部13
が設けられている圧搾式フイルタープレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60297409A JPS62155909A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 圧搾式フイルタ−プレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60297409A JPS62155909A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 圧搾式フイルタ−プレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62155909A JPS62155909A (ja) | 1987-07-10 |
JPH0256122B2 true JPH0256122B2 (ja) | 1990-11-29 |
Family
ID=17846128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60297409A Granted JPS62155909A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 圧搾式フイルタ−プレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62155909A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03101802A (ja) * | 1989-09-14 | 1991-04-26 | Kurita Mach Mfg Co Ltd | 圧搾式フィルタプレス |
DE19956617A1 (de) * | 1999-11-25 | 2001-06-07 | Hoesch & Soehne Eberhard | Filterplatte einer Filterpresse |
DE10303817B4 (de) * | 2003-01-31 | 2009-11-26 | Outokumpu Oyj | Filterplatte |
DE10304002B4 (de) * | 2003-02-01 | 2007-11-08 | Outokumpu Oyj | Verfahren zur Halterung eines Füllschuhs für eine Filterkammer und Filterplatte |
DE102007027032B3 (de) * | 2007-06-08 | 2008-08-07 | Larox Oyj | Verfahren zum Filtern einer Suspension und Filtervorrichtung |
AT509341B1 (de) * | 2010-05-21 | 2011-08-15 | Andritz Tech & Asset Man Gmbh | Kammerfilterelement |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP60297409A patent/JPS62155909A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62155909A (ja) | 1987-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4608164A (en) | Membrane filter plate | |
JPH0428402B2 (ja) | ||
US7326341B2 (en) | Membrane filter press | |
GB2200301A (en) | Filter press plate | |
JPH0256122B2 (ja) | ||
US4207189A (en) | Filter plate assembly for a filter press | |
JPH08281016A (ja) | フィルタープレスの圧搾濾板 | |
JPS63221814A (ja) | フイルタ−プレスの濾板 | |
JPH05103914A (ja) | フイルタプレスの圧搾板およびその圧搾膜 | |
JP2752573B2 (ja) | フィルタプレスにおける圧搾濾板 | |
JP2001025613A (ja) | フィルタプレスの濾板 | |
JPH0230005Y2 (ja) | ||
JP2554823B2 (ja) | シール環及び該シール環を有するフィルタプレスの圧搾膜 | |
JP2742380B2 (ja) | フィルタプレスの圧搾膜及び該圧搾膜を用いる圧搾濾板 | |
JP3121789B2 (ja) | 圧搾式フィルタプレスの圧搾濾板 | |
JP2742384B2 (ja) | フィルタプレスの圧搾ユニット及び該圧搾ユニットを用いる圧搾濾板 | |
JP3053193U (ja) | フィルタプレスの濾板シール構造 | |
JPS6212403Y2 (ja) | ||
JPH0334250Y2 (ja) | ||
JPH063405U (ja) | 濾布の液漏れ防止構造 | |
JPS58153512A (ja) | フイルタ−プレスの圧搾「ろ」板 | |
JPH09313811A (ja) | フィルタプレスの圧搾板及び圧搾膜 | |
JPH0549323B2 (ja) | ||
JPH10180014A (ja) | フィルタプレス及びフィルタプレスの濾板 | |
JP2747806B2 (ja) | エアクリーナ |