JPH0230005Y2 - - Google Patents

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JPH0230005Y2
JPH0230005Y2 JP1982005986U JP598682U JPH0230005Y2 JP H0230005 Y2 JPH0230005 Y2 JP H0230005Y2 JP 1982005986 U JP1982005986 U JP 1982005986U JP 598682 U JP598682 U JP 598682U JP H0230005 Y2 JPH0230005 Y2 JP H0230005Y2
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core plate
diaphragms
diaphragm
engaging
convex portion
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【考案の詳細な説明】 本考案は圧搾機構を有するフイルタープレスの
圧搾濾板に関するものである。
芯板とこれに添装されるダイヤフラムとの間に
高圧流体を圧入してケーキを圧搾脱水するいわゆ
る圧搾機構を有するフイルタープレスの圧搾濾板
としては、第8図に示すように芯板1′の両面を
覆う一対のダイヤフラム2′,2′の各周縁に形成
される枠状の外周部の端縁を該芯板1′の外周に
おいて突き合わせ、さらに、このダイヤフラム
2′,2′の濾過面部4′から外周部5′,5′にわ
たる部分には額縁状の押え枠3′,3′を添装して
両押え枠3′,3′をボルト8′により締付けるこ
とにより該ダイヤフラム2′,2′を芯板1′の周
縁方部と押え枠3′,3′間に押圧固定させたもの
を普通とするため、組立時点の締付不足や運転時
点のボルト8′のゆるみ等によつてボルト8′の頭
が飛び出し、このボルト8′の頭がダイヤフラム
2′,2′に被装される図示しない濾布に接触して
濾布を破損させるおそれがあるばかりでなく、ダ
イヤフラム2′,2′を芯板1′に固定する押え枠
3′,3′の構造が複雑となつて製作コストが高く
なり、また、芯板1′の両面に添装固定されたダ
イヤフラム2′,2′の取替えに人手と時間を要す
るというう欠点を有するものであつた。また、実
公昭55−25890号に記載されるように袋状のダイ
ヤフラムを使用したフイルタープレスの圧搾濾板
も知られているが、この種のものもダイヤフラム
の交換に人手と時間を要する欠点は解消されない
うえに芯板の構造が複雑となつて製作コストが高
くなり、製作が容易で製作コストが安価で、しか
もダイヤフラムの交換が容易なフイルタープレス
の圧搾濾板の開発が強く要望されている。
本考案は前記のような要望に応えたフイルター
プレスの圧搾濾板を目的として完成されたもの
で、以下、本考案を第1図〜第6図に示す実施例
について詳細に説明する。
1は角形の芯金1aの周縁に硬質ゴムよりなる
枠部1bを嵌着した剛体製の芯板で、該芯板1の
両面は一対のダイヤフラム2,2をもつて覆わ
れ、このダイヤフラム2,2は芯板1とその外周
に囲装される固定用の外枠3とをもつて外周部
5,5が芯板1の外周面に押圧固定されている。
ダイヤフラム2,2はいずれも角形の濾過面部4
の周縁に枠状の外周部5が一体成形されたものと
し、一方のダイヤフラム2の外周部5と他方のダ
イヤフラム2の外周部5とが接合される接合面部
である第1および第2の実施例における外周部
5,5の先方内面或いは第3の実施例における外
周部5,5の先端面には細長の係合用凹部6およ
びこれと対をなす係合用凸部7が設けられ、該係
合用凹部6に係合用凸部7を係合させることによ
りダイヤフラム2,2は芯板1の外周の中央にお
いて係合連結されている。すなわち、各ダイヤフ
ラム2はいずれも外周部5の左側半分と右側半分
に一連の係合用凹部6と一連の係合用凸部7を該
ダイヤフラム2の縦の中心線A(第7図参照)に
関し回転対称に設けたものとし、このような同一
のダイヤフラム2,2の一方を中心線Aのまわり
に180度回転させたうえ芯板1を挟んで突き合せ
状に対向させて一方の外周部5に設けた係合用凹
部6および係合用凸部7に他方の外周部5に設け
た係合用凸部7および係合用凹部6を係合させ、
一対のダイヤフラム2,2は外周部5,5におい
てその上下面が共に平面状となるように連結され
て芯板1を覆つている。そして係合用凹部6に係
合用凸部7を係合させて連結されている前記ダイ
ヤフラム2,2の外周部5,5は芯板1の外周面
と該芯板1に囲装されてボルト8をもつて芯板1
に固定される断面角形の固定用の外枠3の平らな
内周面との間に上下方向への変位ができぬように
押圧固定されている。なお、図中9はダイヤフラ
ム2の濾過面部4と外周部5間に前記芯板1の枠
部1bに対応して形成されるシール部、10はシ
ール部9の内面に設けられて前記枠部1bにシー
ル部9を気密に密着させるためのシール用凸条、
11は濾過面部4の下方外表面に設けられて相互
間に濾液排出溝12を形成する凸条、13は芯板
1とダイヤフラム2との間に圧搾流体を送入もし
くは排出するため、圧搾濾板の下端部に設けられ
る圧搾流体給排口、14は芯板1とダイヤフラム
2との間に空気を送入もしくは排出するため、圧
搾濾板の上端部に設けられる空気給排口、15は
ダイヤフラム2に設けられた濾液排出溝12を通
じ排出された濾液を集水して機外に排出するた
め、ダイヤフラム2の下端中央部に設ける濾液集
水口、16は外枠3の下端中央部に前記濾液集水
口15に連通して設けられる濾液排出口であり、
第5図に示す第2の実施例において、17はダイ
ヤフラム2,2を芯板1に一層強固に固定するた
め、係合用凹部6に係合用凸部7を係合させて連
結された外周部5,5に所要の間隔をおいて嵌着
されて芯板1に該外周部5,5を押圧固定する弾
性を有するコ字状クリツプである。また、前記係
合用凹部6と係合用凸部7は外周部5,5に設け
られて係合状態においては左右方向へ離脱し難い
形状であれば、第1および第2の実施例に示すよ
うな鉤形とする外に蟻溝状としたり、第3の実施
例に示すような球面状としてもよい。
このように構成されたものは、在来のフイルタ
ープレスの圧搾濾板と同様に使用した場合、芯板
1の両面を覆う一対のダイヤフラム2,2はその
各周縁に形成された枠状の外周部5,5を芯板1
の外周面に添わせて一方の外周部5に設けた係合
用凹部6に他方の外周部5に設けた係合用凸部7
を係合させているうえ、さらに両外周部5,5を
前記芯板1とその外周に囲装される固定用の外枠
3とをもつて上下方向への変位ができぬように押
圧固定しているから、芯板1とダイヤフラム2,
2間に高圧流体を圧入してケーキを圧搾脱水する
通常操作においてダイヤフラム2,2が内圧を受
けても、ダイヤフラム2,2が離脱したり変形す
ることがなく、長時間連続使用できることとな
る。しかも、各ダイヤフラム2はいずれも外周部
5に係合用凹部6と係合用凸部7を該ダイヤフラ
ム2の中心線Aに関し回転対称に設けたものであ
つて、同一の成形型をもつて成形された多数個の
ダイヤフラム中の任意の2個を使用すればよいか
ら、型代が安く済むうえに芯板1が外枠3の形状
を従来のものに比較して極めて単純なものとして
も、前記したように芯板1に対しダイヤフラム
2,2が強固に固定されるから、従来のダイヤフ
ラムの圧搾濾板と比較して製作コストを極めて安
価にすることができるうえにダイヤフラム2,2
の取替の工数が少なくなる等種々の利点がある。
本考案は前記実施例による説明から明らかなよ
うに、芯板の両面を覆う一対のダイヤフラムを該
ダイヤフラムの中心線Aに関し回転対称に係合用
凹部と係合用凸部を配設した外周部付の同一形状
のものとし、一方の外周部に設けた係合用凹部お
よび係合用凸部を他方の枠状部に設けた係合用凸
部および係合用凹部に係合させて両ダイヤフラム
を一次的に連結させ、さらに、両外周部を芯板の
外周に囲装される外枠をもつて芯板の外周面に押
圧固定するようにしたから、芯板に対するダイヤ
フラムの固定が適確となるばかりでなく、芯板や
外枠の構造を単純化するとともに両ダイヤフラム
を同一の成形型で成形できるようにして製作コス
トを低減でき、さらにダイヤフラムの取替作業も
容易化できる等種々の利点をもつフイルタープレ
スの圧搾濾板として実用的価値極めて大なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は同じく一部切欠斜視図、第3図
Aは第1図のA−A断面図、第3図Bは第1図の
B−B断面図、第4図は第1図のA−A矢視図、
第5図は本考案の第2の実施例を示す一部切欠側
面図、第6図は本考案の第3の実施例を示す一部
切欠側面図、第7図は縦の中心線Aに関し回転対
称の関係にある2枚のダイヤフラムの組合わせ状
態を示す斜視図、第8図は従来のフイルタープレ
スの圧搾濾板の代表例を示す一部切欠側面図であ
る。 1:芯板、2:ダイヤフラム、3:外枠、5:
外周部、6:係合用凹部、7:係合用凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周部の全周にわたり係合用凹部およびこれと
    対をなす係合用凸部を中心線に関し回転対称に設
    けた一対のダイヤフラムを芯板の両面に添装して
    一方のダイヤフラムに配設された係合用凹部およ
    び係合用凸部を他方のダイヤフラムに配設された
    係合用凸部および係合用凹部に係合させ、さらに
    前記両外周部を前記芯板に囲装される内周面が平
    らな外枠をもつて上下方向への変位ができぬよう
    に芯板に押圧固定したことを特徴とするフイルタ
    ープレスの圧搾濾板。
JP598682U 1982-01-20 1982-01-20 フイルタ−プレスの圧搾濾板 Granted JPS58112411U (ja)

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JP598682U JPS58112411U (ja) 1982-01-20 1982-01-20 フイルタ−プレスの圧搾濾板

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JP598682U JPS58112411U (ja) 1982-01-20 1982-01-20 フイルタ−プレスの圧搾濾板

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JPS58112411U JPS58112411U (ja) 1983-08-01
JPH0230005Y2 true JPH0230005Y2 (ja) 1990-08-13

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JP598682U Granted JPS58112411U (ja) 1982-01-20 1982-01-20 フイルタ−プレスの圧搾濾板

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JPS4870271U (ja) * 1971-11-15 1973-09-05

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