JPH025567B2 - - Google Patents

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JPH025567B2
JPH025567B2 JP60046230A JP4623085A JPH025567B2 JP H025567 B2 JPH025567 B2 JP H025567B2 JP 60046230 A JP60046230 A JP 60046230A JP 4623085 A JP4623085 A JP 4623085A JP H025567 B2 JPH025567 B2 JP H025567B2
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JP
Japan
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joined
uneven surface
adhesive
treatment agent
polypropylene
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60046230A
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English (en)
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JPS61205118A (ja
Inventor
Toshinori Kobari
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Publication of JPH025567B2 publication Critical patent/JPH025567B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C37/00Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
    • B29C37/0078Measures or configurations for obtaining anchoring effects in the contact areas between layers
    • B29C37/0082Mechanical anchoring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、接着性を向上させた硬質プラスチツ
クの接合方法に関するものである。
〔従来の技術〕
般にプラスチツクは成型性に優れているため
種々の形状に加工され、容器や部品として数多く
利用されている。
特にポリプロピレンは、強度が大きく、安価で
且つ軽量でもあるため、各種の容器に多く利用さ
れているが、これら硬質のプラスチツクは、その
表面のエネルギー状態により接着性が極めて悪
い。
例えばセメダイン(商標名)やアロンアルフア
(商標名)など市販の強力接着剤を硬質プラスチ
ツクの表面に塗布し、この上にプラスチツクや
布、金属などの被接合部材を接合しても、少し強
い力で引つ張ると、接着剤層が薄い膜状に剥離
し、容易に剥がれてしまう。
このため、硬質プラスチツクの表面に別の部材
を被覆して複合化したり、プラスチツク同志を接
合することができず、その強力な接合方法の開発
が望まれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はかかる点に鑑み種々研究を行つた結
果、平滑な硬質プラスチツクの表面に、被接合部
材を強固に接合することができる硬質プラスチツ
クの接合方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ポリプロピレンなどの硬質プラスチ
ツクの被接合面を研磨して表面に凹凸面を形成し
た後、この凹凸面に塩化ポリオレフイン系および
塩化ビニール系を主成分とする下地処理剤を薄く
塗布した後、乾燥し、次いでこの上にポリウレタ
ン系接着剤を塗布して、完全に乾燥する前に、被
接合部材を接着することを特徴とするものであ
る。
以下本発明方法を図面を参照し、工程に従つて
詳細に説明する。先ず第1図に示すように、ポリ
プロピレンなどの軟質プラスチツク部材1の被接
合面をグラインダー、シヨツトブラスト等により
研磨して、凹凸面2を形成する。
次いで、第2図に示すように、前記凹凸面2に
下地処理剤3を、凹凸面2が残る程度に薄く塗布
して乾燥させる。上記下地処理剤3は塩化ポリオ
レフイン系および塩化ビニール系樹脂を混合した
ものを主成分とする処理剤で、通常プラスチツク
製品の表面に着色、または印刷する場合の下地処
理剤として用いられているものと同様のものであ
る。
このように凹凸面2に下地処理剤3を塗布する
ことにより、硬質プラスチツク部材1の表面が活
性化され、他の部材との接合を妨げていた界面状
態が緩和される。
次に上記下地処理剤3を塗布、乾燥した上に、
第3図に示すようにポリウレタン系接着剤4を凹
凸面2が埋る程度に塗布する。
この後、上記接着剤4が完全に乾燥する前、望
ましくは、80%程度の半乾燥状態で、被接合部材
5を接着する。
この後、このまま放置して、接着剤4を自然乾
燥させても良く、また熱プレスによつて乾燥させ
ても良い。
〔実施例〕
次に、本発明の具体的な実施例について説明す
る。
ポリプロピレン製の収納ケースの表面を研磨し
て、凹凸面を形成した後、塩化ポリオレフイン系
樹脂を3.5重量%、塩化ビニール系樹脂3.5重量%
を主成分とするポリプロピレン用下地処理剤(商
品名PPプライマー、イサム塗装株式会社製)を、
凹凸面が残る程度に薄く塗布して乾燥させた。
この後、ポリウレタン系接着剤(商品名ヨドゾ
ール767、株式会社鐘紡製)を凹凸面が埋る程度
に塗布した。
次に、上記接着剤が80%程度乾燥した状態で、
板状スライスしたコルク薄を表面に接着し、自然
乾燥させた。
このようにポリプロピレン製の収納ケースの表
面にコルク薄を一体に接合した後、この接合面を
強く引つ張つても、従来の接着剤の場合に比べ
て、剥離せず、強固に接合していることが確認さ
れた。
同様に、被接合部材として、夫々板状をなす塩
化ビニール片およびアルミニウム片についても
夫々同様の接合試験を行つたところ、手で剥離で
きず、強固に接合していることが確認された。
なお硬質プラスチツク同志を接合する場合に
は、その被接合面を両者とも研磨して、夫々下地
処理剤を塗布すればよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明による硬質プラスチ
ツクの接合方法によれば、従来の接着剤では十分
な強度で接合できなかつた硬質プラスチツクの表
面に、異種または同種の材料を強固に接合するこ
とが可能となつた。特にポリプロピレンは、強度
が大きく、安価でもあるため、ポリバケツや収納
ケースなどに多く利用されているが、他部材との
強固な複合接着ができないため、着色した生地の
まま使用されていた。しかしながら、本発明方法
により、異種部材、特にコルクなどの天然素材
や、アルミニウム薄、ステンレス板などを複合被
覆することにより、意匠的な効果とともに、表面
の特性向上を図ることができる。更に、硬質プラ
スチツク同志の接合も可能であるので、大型の金
型を使わず、小型の金型で成型した部品同志を接
合して、所望の製品形状にできるので、金型形状
が複雑で、大型の製品を少量成型するような場合
に、金型加工費を大幅に削減できるなど、顕著な
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明方法を工程に従つて
順次示すもので、第1図は被接合面に凹凸面を形
成したプラスチツク部材の断面図、第2図は被接
合面に下地処理剤を塗布したプラスチツク部材の
断面図、第3図は被接合面に接着剤を塗布した状
態を示すプラスチツク部材の断面図、第4図は接
合部を示す断面図である。 1…プラスチツク部材、2…凹凸面、3…下地
処理剤、4…接着剤、5…被接合部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリプロピレンなどの硬質プラスチツクの被
    接合面を研磨して表面に凹凸面を形成した後、こ
    の凹凸面に塩化ポリオレフイン系および塩化ビニ
    ール系を主成分とする下地処理剤を薄く塗布した
    後、乾燥し、次いでこの上にポリウレタン系接着
    剤を塗布して、完全に乾燥する前に、被接合部材
    を接着することを特徴とする硬質プラスチツクの
    接合方法。
JP60046230A 1985-03-08 1985-03-08 硬質プラスチツクの接合方法 Granted JPS61205118A (ja)

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JP60046230A JPS61205118A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 硬質プラスチツクの接合方法

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JPS61205118A JPS61205118A (ja) 1986-09-11
JPH025567B2 true JPH025567B2 (ja) 1990-02-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4902557A (en) * 1988-01-25 1990-02-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thermoplastic polyolefin composite structure

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JPS61205118A (ja) 1986-09-11

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