JPS597098A - 仏壇、仏具木工品の装飾箔付け法 - Google Patents

仏壇、仏具木工品の装飾箔付け法

Info

Publication number
JPS597098A
JPS597098A JP11709882A JP11709882A JPS597098A JP S597098 A JPS597098 A JP S597098A JP 11709882 A JP11709882 A JP 11709882A JP 11709882 A JP11709882 A JP 11709882A JP S597098 A JPS597098 A JP S597098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foil
woodwork
buddhist altar
transfer
buddhist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11709882A
Other languages
English (en)
Inventor
中塚 善造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKATSUKA KK
Original Assignee
NAKATSUKA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKATSUKA KK filed Critical NAKATSUKA KK
Priority to JP11709882A priority Critical patent/JPS597098A/ja
Publication of JPS597098A publication Critical patent/JPS597098A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は仏壇、仏具木工品の装飾箔付は法に関する。
従来、仏壇、仏具木工品に装飾箔付けするには、叩き打
ち製法になる金箔を貼着する古来からの伝統的な技法に
依存している。
木工品に金箔を貼着するには、極めて薄く破断強度が著
しく小さい金箔特有の物性上、使用する接着剤としては
、貼着工程で粘着性かあってしかも金箔の結着位置を容
易に修正し宿るような粘性を示し、貼着後乾燥する性質
のものでなければならず、現実にはうるし或いはそれに
似た物性の商品名ポリサイト(斎藤株式会社製品)或い
は商品名カシュウ(カシュウ株式会社製品)なる合成樹
脂接着剤しか存在しない。このようなうるし′P接着剤
は経済性、塗イU作業性などの関係から、それ単独で金
箔の箔付けに必要とする平滑化が得られるよう木工品素
地面にコーティングすることは実際上問題である。斯く
て、金箔による仏壇、仏具木工品の装飾箔付けには、木
工品のサンドペーパーなどによる研磨工程は別としても
、前処理工程としての、それぞれが何回かの塗っては乾
燥の繰返しになる、目地止め塗料による下塗り、平滑化
のための塗料による中塗り、上塗りという工程を経たう
えで、接着剤としてのうるし或いは合成樹脂接着剤を簿
く塗布する必要が生じ、工程が煩珀となることを免れな
い。しかも金箔を破損することなく木工品上に添わせて
置くには、金箔をそれに重ねた台紙と共に竹などのはし
で挟んで取扱う必要があり、細心の注意と熟練を不可欠
とするし、また貼着けに見合うよう比較的太き目に生地
取りした金箔が必要で、それだけロスが大きい。このた
め、金箔による仏壇、仏具木工品の箔付けはコスト高と
なることは避けられない。加えて金箔はそれ自体が高価
である。
近年、金箔の模擬品として、真空蒸着法により基材フィ
ルム上の剥離剤層のうえに形成した全光沢の風合いの金
属膜を台紙の介在下、吸引法により基材フィルムから剥
離して得られた、金箔に類似する外観風合いの高砂箔と
通称される模擬箔が開発された。しかしこの模擬箔は貼
着のための取扱いの困難さの点では金箔のそれと変りが
なく、しかも金箔と異なりピンホールがないため、仏壇
、仏具木工品の装飾箔付けには不向きである。仮置、箔
付けしようとしても、うるし或いは接着剤により貼着す
る際、気泡を抱込んだり、しわを生じたりして、金箔の
ような良好な貼着結果は得られない。因みに、この種模
擬箔は仏壇、仏具木工品の装飾箔付けには実用に供せら
れていないのが実情である。
即ち、現今に至るもなお、古来からの伝統的な金箔の貼
着になる技法を超える優れた仏壇、仏具木工品の装飾箔
付は法は開発されていないのである。
そこで、本発明は金箔によるような困離さや熟練を必要
とすることなく、簡潔に仏壇、仏具木工品に装飾箔付け
することができ、しかも良好な貼着結果が得られ、また
所要の装飾箔付けに用いる箔のロスが比較的少なくてす
む箔付は技法を提供しようというものである。
本発明の仏壇、仏具木工品の装飾箔付は法は、熱融着型
樹脂接着剤を仏壇、仏具木工品にコーティングし、乾燥
後そのうえに、所定の外観風合いを転写法によって附与
する転写ホイル、例えば全光沢の風合いを附与するため
の転写膜を持った転写ホイル、銀光沢の風合いを附与す
るための転写膜を有する転写ホイル、紫檀の外観風合い
を附与するための転写膜を持った転写ホイル、黒檀の外
観風合い附与用の転写膜を有する転写ホイルの転写膜側
を重ね、加熱下加圧して、該転写膜を上記木工品に転写
することを特徴としている。
本発明に於て所定の外観風合いを転写法によって附与す
る転写ホイルとしては、基材フィルムに離型剤層を形成
し、その上に臭突蒸着により全光沢の風合いの金R転写
膜や銀光沢の風合いの金属転写膜を積−したもの、基材
フィルムにM型剤層を施し、その上にプリントにより紫
檀の外m風合いの転写膜や黒檀の外観風合いの転写膜を
形成したものを使用することができる。
本発明に放て使用する熱融着型樹脂接着剤としては、溶
剤タイプ或いはエマルジョンタイプの塩化ビニル樹脂接
着剤、酢酸ビニル樹脂接着剤、ナイロン樹脂接着剤、熱
融型アクリル樹脂接着剤、熱融型エチレン酢酸ビニル樹
脂接着剤、熱融型ポリウレタン樹脂接着剤、ポリエチレ
ン樹脂接着剤、このような接着剤は濃度或いは粘性を然
るべく調整して、仏壇、仏具木工品にロールコーティン
グ、スプレーによる吹付け、刷毛による塗布、折胴どぼ
潰けなどの適当な方法により1〜2回コーティングする
ことにより、仏壇、仏具木工品の平滑化のための中塗り
′及び上塗りコーティングを兼ねるものとして、木工品
に施すことかできる。従って本発明によれば、前処理は
木工品の研磨、目地止めのための下塗りで充分であり、
もはや中塗り、上塗りは不要で前処理工程が単純化され
る。
そして転写ホイルはm型剤層を介して転写膜を積層した
基材フィルムにより、破断などの支障なしに指先操作で
直接取扱い可能な強度及び腰を有するため、貼着時の上
記木工品に対する向き及び位置合せを容易に行うことが
できる。従って本発明では木工品に対する転写ホイルの
向き及び位置合せに次ぐ下記熱圧処理により金箔による
箔付けのような困難さや熟練を必要とせずに、仏壇、仏
具木工品に簡潔にかつしわのない良好な箔付けを施すこ
とができると共に、木工品に貼着する箔の生地取りを充
分小さくすることを保証し、箔のロスが少なくてすむ。
このことは転写ホイルとして、基材フィルムの離型剤層
上に金や銀を真空蒸着した金蒸着型或いは銀蒸着型転写
箔を充分、コスト的に支障なく適用できることを意味す
る。
本発明に於て仮置きした転写ホイルは加熱下加圧される
。この加熱により木工品上の熱融着性樹脂接着剤が熱融
解して、転写ホイルの転写膜が木工品に貼着される。斯
くして、熱融着性樹脂接着剤の再固化後、転写ホイルの
基材フィルムを剥離することにより、該転写膜か木工品
に転着、即ち転写されることとなり、該転写膜に従う外
観風合い、例えば全光沢の風合い、銀光沢の風合い、紫
檀の外観風合い、黒檀の外観風合いを木工品に附与でき
る。この際、接着剤が熱融着型であることは、転写ホイ
ルの転写膜の再熱圧による再貼着を可能にし、気泡を抱
込んだ場合、その再熱圧時に気泡をしごき出すようにす
ることを保証する。転写ホイルの転写膜が通常のホット
スタンピングホイルに於ける転写膜のような極めて破断
強度の弱いものでなり、基材フィルム剥脱時の引裂負荷
に対し、非貼着部が木工品上の貼着された転写膜の部分
と成る程度、つながり性を示すものであれば、何回も熱
圧を繰返して、気泡のより良好な追出しをはかることが
でき、転写膜がホットスタンピングホイルのそれと同程
度の弱い破断強度の場合には、格子状基地の透孔型木工
品にも、その輪郭形状が効果的な押型の役割をし、当該
形状通りの箔付けをべた転写的に施すことができる。
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
図で(1)は転写ホイルで、該転写ホイルは基材フィル
ム(2)に離型剤層(3)を形成し、それに全光沢の風
合いの金属蒸着膜による転写膜を積層したもの、銀光沢
の風合いの金属KM膜による転写膜を積層したもの、或
いは基材フィルム(21上の離型剤Ff4+31のうえ
にプリントによる紫檀の外観風合いや黒檀の外観、風合
いめ転写膜を形成したものからなる。
その転写膜は符号(4)により代表総括的に指示されて
いる。転写膜を形成するに46つでは、木工品への貼着
転写後に保護層となるコーティングを予め離型剤層(3
)にアンダーコートしておいてもよい。
転写ホイル(1)は転写膜(4)側の面、即ち被貼着側
の面にホットメルト型の接着剤が施されていても構才)
ない。
(5)は装飾箔付けされる仏壇、仏具木工品で図示の場
合、被箔付は面tel (61+61が直角に屈曲した
ステップ状になっているが、いうまでもなくこれは−例
を示すに過ぎず、他の任意形状の仏壇、仏具木工品でも
よい。
塩化ビニル樹脂接着剤、酢酸ビニル樹脂接着剤、ナイロ
ン樹脂接着剤、熱融型アクリル樹脂接着剤、熱融型エチ
レン酢酸ビニル樹脂接着剤、熱融的ポリウレタン樹脂接
着剤、ポリエチレン樹脂接着剤、ニトリルゴム接着剤の
エマルジョンタイプ或いは溶剤タイプから選ばれた一種
或いは二種以上の混合物を仏壇、仏具木工品(5)の被
箔付は面+e+ +6i <diに転写ホイル(])を
必要な幅、是さに切断して、転写膜(4)の側を木工品
(5)の被箔付は面(6)に位置、向きを定めて置き、
要すればところどころを適宜手段で熱圧して部分的に固
定し、次いで熱ロールや熱盤等による方法により面(6
)の全面的に転写ホイル(1)を熱圧し、転与膜(4)
を接面(6)の熱融着型接着剤により貼着する。更にこ
れと同様な要領の下に被箔付面+65 +4’+につい
て順次、熱圧貼着を行う。接着剤の再固化後、上記木工
品(5)の被箔付は面+61 [65(d)に貼着され
た転写膜(4)から転写ホイル(1)の基材フィルム(
2)を離型剤(3)の個所で剥離し、除去する。
斯くして、仏壇、仏具木工品(5)に転写ホイル(1)
の転写膜(4)による所定の外観風合いの装飾箔付けが
施される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する転写ホイルの一例を示す斜面
図、第2図は本発明法の一実施例を示す斜面図である。 (1)・・・転写ホイル、(2)・・・基材フイ′ルム
、(3)・・・離型剤層、    (4)・・・転写膜
、(5)・・・仏壇、仏具木工品、+e+ te((d
’+・・・被箔付は面。 (以上) 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■ 熱融着へC!樹脂接着剤を仏壇、仏具木工品にコー
    ティングし、乾燥後そのうえに、所定の外観風合いを転
    写法によって附与する転写ホイルの所定外観風合い附与
    用転写膜側を重ね、加熱上加圧して、該転写膜を上記木
    工品に転写することを特徴とする仏壇、仏具木工品の装
    飾箔付は法。
JP11709882A 1982-07-05 1982-07-05 仏壇、仏具木工品の装飾箔付け法 Pending JPS597098A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11709882A JPS597098A (ja) 1982-07-05 1982-07-05 仏壇、仏具木工品の装飾箔付け法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11709882A JPS597098A (ja) 1982-07-05 1982-07-05 仏壇、仏具木工品の装飾箔付け法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS597098A true JPS597098A (ja) 1984-01-14

Family

ID=14703345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11709882A Pending JPS597098A (ja) 1982-07-05 1982-07-05 仏壇、仏具木工品の装飾箔付け法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS597098A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179982U (ja) * 1984-12-24 1986-11-10
US6087056A (en) * 1995-03-08 2000-07-11 Sharp Kabushiki Kaisha Developing method by flying toner
US10421411B2 (en) 2002-08-14 2019-09-24 Voxx International Corporation Headrest-mounted monitor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869832A (ja) * 1971-12-24 1973-09-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869832A (ja) * 1971-12-24 1973-09-21

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179982U (ja) * 1984-12-24 1986-11-10
JPH044624Y2 (ja) * 1984-12-24 1992-02-10
US6087056A (en) * 1995-03-08 2000-07-11 Sharp Kabushiki Kaisha Developing method by flying toner
US10421411B2 (en) 2002-08-14 2019-09-24 Voxx International Corporation Headrest-mounted monitor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2415680C (en) Flocked transfer and article of manufacture including the flocked transfer
JP4388744B2 (ja) 熱可塑性ポリマーフィルムによって転写体を貼付したフロック加工済転写体及び製品
JPS597098A (ja) 仏壇、仏具木工品の装飾箔付け法
JP3191657B2 (ja) 成形品の加飾方法
JP3374290B2 (ja) ホログラム箔付金属製品の印刷方法
JPS597097A (ja) 仏壇、仏具木工品の装飾箔付け法
JP2709914B2 (ja) 化粧貼り合板とその製造法
JPH07216765A (ja) 箔柄布帛の製法
JP2558382Y2 (ja) 化粧単板シート
JP3977899B2 (ja) 金属色調薄葉体の製造方法
JPH03104700A (ja) 転写印刷品
JPS60155456A (ja) 塗装法
JPH03175028A (ja) 塗装化粧板の製造方法
JP2601661Y2 (ja) 転写シート
JPS58124644A (ja) 突板化粧シ−トの製造法
JPH0790630B2 (ja) 化粧板の製造方法
JPH01314169A (ja) 多層成形品の模様形成法
JPS59190849A (ja) 板材の化粧方法
JPS60241965A (ja) 植毛方法
JP4244465B2 (ja) 木質建材及びその製造方法
JPS60212344A (ja) 化粧板並びにその製造方法
JPS5918204B2 (ja) アクリルフイルム融着化粧板の製造方法
JP2002337272A (ja) 木質化粧材およびその製造方法
JPS58179644A (ja) 化粧板の製造方法
JPH10146943A (ja) 表面凹凸基材に対する高意匠な加飾方式