JPH01120327A - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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JPH01120327A
JPH01120327A JP27889987A JP27889987A JPH01120327A JP H01120327 A JPH01120327 A JP H01120327A JP 27889987 A JP27889987 A JP 27889987A JP 27889987 A JP27889987 A JP 27889987A JP H01120327 A JPH01120327 A JP H01120327A
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Japan
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plastic film
decorative board
adhesive
film
sheet
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JP27889987A
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Atsunori Murata
篤則 村田
Minoru Masuda
稔 増田
Akira Niwayama
庭山 明
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、接着剤を用いて行う化粧板の製造方法に間す
るものであり、この方法で得られた化粧板は木質基材表
面の照りが活かされたリアル感のある化粧板で、尚且つ
化粧層を薄(して、化粧板表面に局部的に加熱加圧され
ても浮いてフクレが生じることがないようにした化を仮
であるので、耐久性、意匠性に優れており、キャビネッ
ト、室内建具造作材、性器等に用いられる。
〈従来の技術〉 従来の技術としては、塩化ビニル、アクリルフィルム、
ポリエステルフィルム等の裏面に印刷して木質基材に接
着剤を介してラミネートする方法、あるいはトップコー
ト層を再塗装可能な樹脂にしておき、転写後アフター塗
装して表面物性を確保する転写方法がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のラミネート方法では、フィルム層が薄いと接着剤
を用いてラミネートした際、フィルムの腰が弱くてチリ
メン状のシワが生じるので、フィルム層は50μ以上と
厚いものになってしまう。よって得られた化粧板の表面
に局部的な加熱加圧を受けた際にフクレが生じる。また
転写による方法ではトップコート層を再塗装可能な樹脂
にしておき、転写後アフター塗装して表面物性を確保し
なければならないので、トップコート層の樹脂の種類に
制約を受ける。
本発明はこれらの問題点を解決する為になされたもので
、フィルム層が薄い為にラミネートした際に発生するチ
リメン状のシワを防止し、且つ得られた化粧板表面に局
部的な加熱加圧を受けた際にもフクレが生じない化粧板
を得ることを目的としたもので、また転写方法で行うア
フターコート工程の省略、及び■カットの安定性向上を
も目的としたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明に用いる化粧シート(6)は、第1図に示すよう
に、表面の平滑な祇(1)、オレフィン系樹脂(2)、
プラスチックフィルム(3)で構成される複合シート(
10)のプラスチックフィルム面に、透明インキで印刷
された木目柄(4)及び透明な接着ニス層(5)が施さ
れている。必要によってはプラスチックフィルムの印刷
面側にコロナ処理(9)を施してもよい。
表面の平滑な祇(1)としては、重量が20〜70g/
イのものを用い、オレフィン樹脂としては、例えばポリ
エチレン樹脂等の離型性を有するものを単体であるいは
数種類混合したものを用い、プラスチックフィルム(3
)としては、例えばポリエステルフィルム、ウレタンフ
ィルム、及びアクリルフィルム等のトップコート層の役
目が果たせて、エクストルーダーによる貼り合せが可能
なフィルムを用いる。表面のツヤを調整する必要のある
場合はこれらのフィルムにあらかじめ、マント剤を混合
しておくことができる。又Vカット加工を行なうタイプ
の化粧板を作る場合は、オレフィン系樹脂の加熱条件を
操作することにより、工11離強度を30g〜500 
g / 25+m*にすることができる。木目柄(4)
はフィルム樹脂と密着性の良好な樹脂をバインダーとす
るインキを用いて形成する。又木目柄によってはプラス
チックフィルム(3)が、そのまま接着剤(7)と接す
るような場合も考えられるので、ウレタンエラストマー
、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂等を接着ニス層(
5)としてコートしておくと接着不良の心配がなくなる
以上のような構成の化粧シートを第2図に示すように接
着剤(7)を介して木質基材(8)にその木目柄形成面
(又は接着ニス層面)を向けて積層し、接着剤(7)が
、硬化した後に、オレフィン系樹脂(2)とプラスチッ
クフィルム(3)の界面から表面の平滑な祇(1)とオ
レフィン系樹脂(2)(以下(1) (2)の積層物を
裏打シート層と称す)を剥して化粧板を得る。裏打シー
ト層は、表面の保護シートの役割をするので、できる限
り最後に剥がす方が良い。接着剤(7)は、ポリウレタ
ン樹脂、エポキシ樹脂、エチレンビニルアセテート樹脂
、酢酸ビニル樹脂、アクリル・酢酸ビニル共重合樹脂及
びこれらに硬化剤又は架橋剤を添加して耐水性あるいは
耐熱性を向上させた物が使用できる。
〈作用〉 裏打シート層と木目柄を施したプラスチックフィルム(
以下印刷シート層と称す)を密着させておくと、印刷シ
ートの腰が強くなる為、30μ以下の薄い印刷シート層
でも、シワなく木質基材にラミネートすることができる
ので、従来は、厚いフィルムをラミネートした化粧板の
場合、局部的な加熱加圧を受けるとフクレが発生したが
、本発明の方法によれば、薄いフィルムの化粧板を得る
ことが可能となり、塗装材と同様に加圧部分がへこむこ
とはあってもフィルムが剥離してフクレが出るようなこ
とがなくなった。又、裏打シート層と印刷シート層の密
着力をコントロールすることにより■カント加工も可能
な化粧板となった。又プラスチックフィルムにより必要
な表面物性が確保されるので、アフター塗装をする必要
もなくなった。
〈実施例1〉 坪量30 g / rrTの表面の平滑な祇とマット剤
を混合して表面の光沢を7分ツヤ消に調整した厚さ12
μのポリエステルフィルムを厚さ15μのポリエチレン
樹脂のエクストルーダーラミネートによって貼り合わせ
、複合シートを作製した。次にポリエステルフィルム面
にコロナ処理を施した後ポリエステル樹脂をバインダー
とするインキで木目柄を印刷し、さらにその上からウレ
タンエラストマー樹脂を接着ニスとしてLog/rrf
(ウェット)塗布して化粧シートを作製した。次にウレ
タン樹脂のプレポリマーを含む変性ビニルタイプのエマ
ルジョン系接着剤にエポキシ系樹脂架橋剤を7部添加し
た物を用いて、化粧シートの接着ニス面とラワン合板表
面を接着した。
接着剤が硬化した後、裏打シート層を剥して化粧板を得
た。
〈実施例2〉 実施例1のエクストルーダー加工を施す時にオレフィン
系樹脂への加熱条件を操作することにより、剥離強度3
0 g / 25mm 〜500 g / 25mmに
調整し、化粧シートを木1を基材にラミネートした後で
、化粧シートを積層していない方の面から■カット加工
を施し、■カット部分に接着剤を施して合板を折り曲げ
、接着剤が硬化した後に裏打シート層を除去してVカッ
ト加工製品を得た。
〈発明の効果〉 (1)′FIJいフィルムをトップ樹脂層とすることが
できた為、局部的加熱加圧をしても、フィルムが剥離し
て、フクレが発生するようなことがなくなった。
(2)アフターコートを必要としなくなった為、従来の
転写タイプの化粧板と比べて工程の省略が可能となった
(3)裏打シート層と印刷シート層の密着により、木質
基材へのラミネートの際にチリメン状のシワを発生させ
ることなくラミネートできるようになった。
(4)裏打シート層に薄紙とオレフィン系樹脂を使用し
た為、粘着加工したフィルムを用いた場合よりコストが
安価になった。
(5)裏打シート層が保護フィルムの役目を果たす。
(6)木質材の照りを活したリアル感のある化粧板にな
った。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の詳細な説明するものであり、第1図は、
化粧シートの構成を示す断面図、第2図は木質基材表面
に化粧シートをラミネートし、裏打シートiを剥した場
合の断面図である。 ■・・・祇      2・・・オレフィン系樹脂3・
・・プラスチックフィルム 4・・・木目柄    5・・・接着ニス層6・・・化
粧シート  7・・・接着剤8・・・木質基材   9
・・・コロナ処理面10・・・複合シート 特  許  出  願  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)20〜70g/m^2の表面の平滑な紙の表面に5
    〜30μのプラスチックフィルムを10〜30μのオレ
    フィン系樹脂でエクストルーダーラミネートした複合シ
    ートのプラスチックフィルム面に透明インキで木目柄を
    印刷し、更にその上に接着ニス層を施して成る化粧シー
    トを、木質基材表面に透明性を有する接着剤を介してそ
    の印刷面を木質基材に向けて接着し、その後にオレフィ
    ン系樹脂とプラスチックフィルムの界面から剥すことを
    特徴とする化粧板の製造方法。 2)上記複合シートに於て、プラスチックフィルムとし
    てポリエステルフィルムを用いたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の化粧板の製造方法。 3)上記複合シートに於て、プラスチックフィルムとし
    てウレタンフィルムを用いたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の化粧板の製造方法。 4)上記複合シートに於て、プラスチックフィルムとし
    てアクリルフィルムを用いたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の化粧板の製造方法。 5)オレフィン系樹脂とプラスチックフィルムの界面で
    の剥離強度が30g/25mm〜500g/25mmに
    なるようにエクストルーダーラミネートしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の化粧板の製造方法。
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