JPH0255469A - ファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の制御方法

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JPH0255469A
JPH0255469A JP63205710A JP20571088A JPH0255469A JP H0255469 A JPH0255469 A JP H0255469A JP 63205710 A JP63205710 A JP 63205710A JP 20571088 A JP20571088 A JP 20571088A JP H0255469 A JPH0255469 A JP H0255469A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、代行受信機能を備えたファクシミリ装置の制
御方式に関する。
[従来の技術] ファクシミリ装置では、記録紙に画像を記録出力してお
り、その画像を記録出力するための画像記録装置では、
記録紙が紙切れを起こしたり、紙詰まりを生じた場合に
は、それ以上受信画像を記録出力することができない。
そこで、このように、画像記録装置に異常を生じた場合
でも、受信動作を行えるように、いわゆる代行受信機能
を備えたファクシミリ装置が実用されている。
この代行受信機能を実現可能なファクシミリ装置には、
多数ページ分の受信画情報を記録可能な記憶装置、例え
ば、半導体メモリや磁気ディスク記憶装置などを備え、
代行受信時の受信画情報をこれらの記憶装置に記憶して
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような従来装置では、記憶装置として半
導体メモリや磁気ディスク装置などの高価な装置を用い
ているために、代行受信機能を備えたファクシミリ装置
のコストが高くなるという不都合を生じていた。
また、半導体メモリや磁気ディスク装置を制御するため
には、複雑な制御装置、および、システム制御機能が必
要であり、ファクシミリ装置の構成、および、制御処理
が複雑になるという不都合も生じていた。
そこで、本発明は、このような従来装置の課題を解決し
、代行受信機能を安価に実現できるファクシミリ装置の
制御方式を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、電話回線網を介して受信した信号を記録/再
生可能なテープレコーダ装置を記憶装置として備え、代
行受信時、ファクシミリ伝送手順のフェーズBおよびフ
ェーズCの受信情報をテープレコーダ装置に記憶する。
そして、画像記録装置の異常が解除されると、このテー
プレコーダ装置に記憶した受信情報を再生し、その再生
信号からフェーズBの手順信号を判別して伝送機能を識
別し、その伝送機能に基づいて再生信号からフェーズC
の画情報を識別し、その画情報に対応した画像を記録出
力している。また、送受信動作を行っていないとき、適
宜に記憶媒体の劣化を検査し、必要があれば記憶媒体の
交換を指示表示して、常一 に劣化の少ない記憶媒体を用いることができるようにし
ている。また、テープレコーダ装置にテープカウンタ値
を出力できるものを用いることで、受信画情報をページ
単位にアクセスできるようにしている。
[作用] したがって、記憶装置としてテープレコーダ装置を用い
ているので、代行受信機能を実現するための付加要素の
コストを低減できるため、低コストのファクシミリ装置
で代行受信機能を実現できる。また、テープレコーダ装
置にセットしている記憶媒体の劣化が進行した時点で、
その交換を行わせているので、常に良好な記憶媒体を使
用でき、代行受信機能を適切に発揮することができる。
また、テープカウンタ値を出力できるテープレコーダ装
置を用いると、ページ単位に画情報をアクセスできるの
で、より効率的に受信画情報の管理を行うことができる
[実施例コ 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
を示している。
同図において、システム制御部1は、このファクシミリ
装置全体の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手
順処理を行なうためのものであり、システムメモリ2に
は、システム制御部1が実行する制御プログラムなどが
記憶されるとともに、システム制御部1のワークエリア
が形成される。不揮発性メモリ3は、例えば、バッテリ
バックアップされた半導体メモリなどからなり、このフ
ァクシミリ装置に特有の各種情報、および、代行受信時
の管理情報などを記憶される。
スキャナ4は、原稿画像を所定の解像度で読み取るため
のものであり、プロッタ5は、画像を所定の解像度で記
録出力するためのものである。
操作表示部6は、このファクシミリ装置を操作するため
のものであり、符号化後シ)化部7は、送信画信号を符
号化圧縮するとともに、受信画情報を元の画信号に復号
化するものである。
モデム8は、アナログ回線網である公衆電話回線網等を
伝送回線として用いることができるようにテジタルデー
タを変復調するものであり、網制御装置9は、ファクシ
ミリ装置を公衆電話回線網に接続するためのものである
。なお、この網制御装置9は、自動発着信機能を備えて
いる。
モデム8と網制御装置9との間に配設されているテープ
レコーダ装置10は、例えば、アナログ(デジタル)・
オーディオ・カセッ1〜・テープレコーダのように、公
衆電話回線を介して受信した信号(アナログ音響信号)
を記録/再生可能な装置である。
また、このテープレコーダ装置IOは、その記録/再生
動作を外部装置より制御できる機能、および、テープカ
ウンタ値を外部よりアクセスできる機能を備えている。
網制御装置9の受信信号出力端の信号は、テープレコー
ダ装置10の一方の入力端■旧に入力され、対応する出
力端01JTIより出力されてモデム8の受信信号入力
端に加えられている。また、モデム8の送信信号出力端
の信号は、テープレコーダ装置10の他方の入力端IN
2に入力され、対応する出力端0UT2より出力されて
網制御装置9の送信信号入力端に加えられている。
また、システム制御部1、システムメモリ2、不揮発性
メモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表示部6、符
号化復号化部7、モデム8、網制御装置9、および、テ
ープレコーダ装置10は、システムバス11に接続され
ており、これらの要素間における必要な情報のやりとり
は、このシステムバス11を介して行われている。
このファクシミリ装置の受信時の処理例を第2図に示す
まず、着信検出すると(判断101の結果がYES)、
ファクシミリ伝送手順のフェーズB、Cの処理102を
実行して1ペ一ジ分の画情報を受信し、プロッタ5より
記録出力するとともに、テープレコーダ装置10に記録
する。
1ページの画情報を受信すると、受信内容が良好である
かどうかを調べ(判断103)、判断103の結果がY
ESになるときには、プロッタ5に紙切れあるいは紙詰
まりが生じているかどうかを調べる(判断104)。
判断104の結果がNOになるときには、メツセージ確
認信号MCFを送出しく処理105)、次のページがあ
る場合には(判断106の結果がYES)、処理102
に戻って次のページの画情報を受信する。
次のページがなく、判断106の結果がNOになるとき
には、送信装置より回線切断信号DCNが送出されてく
るのを待ち、回線切断信号DCNを受信すると回線を復
旧する(処理107)。
そして、そのときにプロッタ5に紙切れあるいは紙詰ま
りを生しているかどうかを調べ(判断108)判断10
8の結果がNOになるときには、そのときの処理102
で受信した最初のページの画情報に対応したテープカウ
ンタ値にまでテープレコーダ装置10を巻き戻しく処理
109)、この受信処理を終了する。それとともに、受
信管理情報(後述)を削除する。
また、判断108の結果がYESになるときには、処理
109を実行せずに、この受信処理を終了する。
判断104の結果がYESになるときには、そのときに
テープレコーダ装置】0にテープ切れが発生しているか
どうかを調べ(判断110)、判断110の結果がNO
になるときには、処理105に進む。
また、判断110の結果がYESになるとき、それ以上
画情報を受信できないので、手順中断否定信号PINを
送出する(処理111)。このときには、送信装置より
回線切断信号DCNが送出されてくるのを待ち、回線切
断信号DCNを受信すると回線を復旧する(処理112
)。
判断103の結果がNOになるときには、す1へレーン
否定信号RTNを送出しく処理113)、判断106に
進む。
フェーズB、Cの処理102の一例を第3図に示す。
まず、受信する画情報が1ページ1三1であるかどうか
を調べ(判断201)、判断201の結果がYESにな
るときには、伝送前手順を行うために、被呼局識別信号
CEDを送出しく処理202)、入力端INI、IN2
から入力する信号を記録するテープレコーダ装置10の
録音動作を開始させる(処理203)、。
これにより、それ以降、送信装置からの受信信号、およ
び、モデム8からの送信信号が、テープレコーダ装置1
0に録音される。
また、そのときのテープレコーダ装置10のテープカウ
ンタ値を読み出し、第4図に示すような受信管理情報R
Mを形成して、不揮発性メモリ3に記憶する(処理20
4)。
ここで、受信管理情報R旧よ、画情報受信を開始した時
刻をあらわす時刻情報、送信装置の識別情報をあらわす
相手先情報、ページカウンタ値をあらわすページ数情報
、おのおののページの画情報を記憶するときのテープカ
ウンタ値をあらわすテープカウンタ情報、および、その
ページの画情報が有効あるいは無効のいずれかになって
いるのかをあらわすフラグからなる。なお、「画情報が
有効」とは、その画情報がまだ読み出されていない状態
をあられし、「画情報が無効」とは、その画情報の読み
出しが終了している状態をあらわす。
例えば、第4図の受信管理情報RMでは、時刻1081
5分に識別情報がABCの相手先装置から4ページの画
情報を受信し、おのおののページの画情報はテープカウ
ンタ値1000,1010,1031.1050より始
まり、フラグが0にリセットされている1、2ページ目
の画情報の読み出しは既に終了しており、また、フラグ
が1にセットされている3、4ページ目の画情報は、ま
だ読み出されていないことがわかる。
このようにして、受信管理情報RMを形成すると、非標
準装置信号NSFおよびデジタル識別信号DISを送出
しく処理205)、送信装置から送出されてくる非標準
装置設定信号NSSあるいはデジタル命令信号DC3を
受信する(処理206)。
そして、そのときに指定されたモデム速度にモデム8を
セットして、トレーニングチエツク信号TCPを受信し
く処理207)、それの応答信号として受信準備確認信
号CFRを送出する(処理208)。
次に、送信装置より送信されてきた画情報を受信し、そ
の受信画情報を符号化復号化部7で元の画信号に復号化
し、その画信号をプロッタ5に出力して、受信画像を記
録出力させ(処理209)、この処理209を、信号R
TCを受信するまで繰返し行う(判断210のNOルー
プ)。
判断210の結果がYESになると、送信装置より送信
されるメソセージ後信号(メツセージ終了信号EOM、
手順終了信号EOP、マルチページ信号MPSのいずれ
か)を受信しく処理211)、テープレコーダ装置10
の録音を停止する(処理212)。
また、判断201の結果がNOになるとき、その前のペ
ージの終了時にメツセージ終了信号EOMを受信してモ
ード変更が設定されているかどうかを調べ(判断213
)、判断213の結果がNOになるときには、処理20
3,204と同様の処理214,215を行い、テープ
レコーダ装置10の録音を開始するとともに、受信管理
情報RMに新たな情報を追加し、処理209に進む。
判断213の結果がYESになるときには、メツセージ
確認信号MCFを応答してから6秒間時機しく処理21
6)、処理203に進む。
このようにして、フェーズB、Cの処理102では、画
情報を記録するときに必要となる伝送機能の設定信号、
および、各ページの画情報をテープレコーダ装置lOに
記憶するとともに、それぞれの受信画情報を管理するた
めの受信管理情報RMを形成して不揮発性メモリ3に記
憶している。
また、受信時にプロッタ5に紙切れや紙詰まりなどの異
常が発生していない状態では、第2図の処理109で、
そのときに受信した受信画情報の先頭までテープレコー
ダ装置10を巻き戻しているので、その画情報受信時に
記録したテープレコーダ装N10の記録内容が消去され
る。
したがって、テープレコーダ装置10には、代行受信さ
れた画情報のみが有効に記憶される。
このようにして、テープレコーダ装置】0に記憶されて
いる画情報は、第5図の処理により記録出力される。
この処理では、プロッタ5の異常が解除され(判断30
1の結果がYES)、かつ、送受信動作中でない(判断
302の結果がNo)場合、テープレコーダ装置10を
巻き戻しく処理303) 、そのときのテープレコーダ
装置10に記録されている全ての画情報について、画情
報記録出力処理304を行う(判断305のN。
ループ)。
画情報の記録出力を終了すると、テープレコーダ装置1
0を巻き戻しく処理306)、テープレコーダ装w10
にセラ1へされているテープの品質を検査する(処理3
07)。この処理307で、テープの劣化が大きく、交
換するように判定されたときには(判断308の結果が
YES)、テープレコーダ装置10にセラ1〜されてい
るテープをイジェクトしく処理309)、オペレータが
テープ交換するまで待つ(判断310のNOループ)。
テープ交換が終了して判断310の結果がYESになる
と、処理306に戻り、新たにセットされたテープの品
質検査を行う。
判断308の結果がYESになるときには、待機状態に
移行する。
画情報記録出力処理303の一例を第6図(a)、(b
)に示す。
この処理では、まず、受信管理情報RMでフラグが1に
セットされているページを1つ選び、そのページの画情
報の先頭をあらわすテープカウンタ値にテープレコーダ
装置10をセットシた状態で、テープレコーダ装置10
の再生を開始する(処理401)。
これにより、これ以降、テープレコーダ装置10の再生
信号がモデム8に入力され、復調されてシステム制御部
1へと通知される。
このとき、まず、モデム8を低速モデム機能に設定した
状態で、送信装置から送出された非標準装置設定信号N
SSあるいはデジタル命令信号DC3を検出すると、そ
の内容を解析し、使用する伝送機能を識別する(処理4
02)。
次に、そのときに識別した伝送速度に、モデム8の高速
モデム機能を設定した状態で、トレーニングチエツク信
号TCPを検出しく処理403)、プロッタ5を記録待
機させ(処理404)、受信準備確認信号CFRを検出
する(処理405)。なお、処理403,405では、
対象となる信号を検出するだけである。
そして、画情報の直前のりトレーニングでモデム8を調
整しく処理406)、それ以降は、プロッタ5に紙切れ
あるいは紙詰まりを発生するか、あるいは、信号RTC
を検出するまで、画情報を解析し、その画情報を符号化
復号化部7で元の画信号に復号化し、その画信号をプロ
ッタ5に転送して対応する画像を記録出力させる(処理
407,408,409、判断410,411のNOル
ープ)。
判断411の結果がYESになるときには、記録紙を切
断しく処理412)、そのときに記録出力した画情報に
対応する受信管理情報RMのフラグを0にクリアする(
処理413)。
そして、メツセージ後信号が、手順終了信号EOP、マ
ルチページ信号MPS、あるいは、メツセージ終了信号
EOMのいずれであるのかを判定する(判断414,4
15)。
このとき、マルチページ信号MPSを検出して判断41
5の結果がYESになるときには、処理406に戻って
、次のページの画情報の記録処理を行う。
また、メツセージ終了信号EOMを検出して判断415
の結果がNOになるときには、処理402に戻り、伝送
機能を再設定したのちに、次のページの画情報の記録処
理を行う。
また、手順終了信号EOPを検出して判断414の結果
がYESになるときには、その時点でテープレコーダ装
置10の再生を停止する(処理416)。
また、判断410の結果がYESになるときにも、処理
416に進む。このときには、紙切れあるいは紙詰まり
を生じたときに記録していた画情報のフラグが0にリセ
ットされていないので、次にこの処理を実行したときに
、その記録が中断した画情報を再度記録出力することが
できる。
また、判断414の結果がYESになるときには、その
ときに記録出力を終了した一連の画情報に関する受信管
理情報R阿を、不揮発性メモリ3より消去する。
このようにして、テープレコーダ装置10に記録されて
いる画情報の信号が再生され、元の画信号に復号化され
てプロッタ5より記録出力される。
テープ品質検査の処理307の処理例を第7図に示す。
この処理では、まず、モデム8の伝送速度を最高速度(
9600bps)に設定した状態で、テープレコーダ装
置10の録音を開始させ(処理501)、一定時間TT
を経過するまで1〜レ一ニングチエツク信号TCFをモ
デム8より出力してテープレコーダ装置10に記録させ
る(処理502、判断503の処理ループ)。
判断503の結果がYESになると、テープレコーダ装
置]0の録音を停止しく処理504)、テープを巻き戻
しく処理505)、テープレコーダ装置10の再生を開
始する(処理506)。
これにより、1ヘレ一ニングチエツク信号TCPが再生
されてくるので、それが終了するまでトレーニングチエ
ツク信号TCPのエラー検出(解析)を行う(処理50
7、判断508のNOループ)。
判断508の結果がYESになると、テープレコーダ装
置10の再生を停止しく処理509)、処理507で検
出したエラービット数が規定値よりも大きいかどうかを
調べる(処理510)。
これにより、エラー発生が判定されると(判断511の
結果がYES)、テープレコーダ装置10にセットされ
ているテープを交換するようにオペレータを促す表示を
出力する(処理512)。
またそれとともに、そのときのモデム8の伝送速度が最
低速の2400bpsであったかどうかを調べ(判断5
13)、判断513の結果がNOになるときには、モデ
ム8の伝送速度を1段階低下した状態で、テープを巻き
戻しく処理514)、そのときの伝送速度を画情報受信
時の伝送速度に設定した状態で(処理515)、処理5
01に戻る。
なお、このとき、テープ交換表示を見たオペレータがテ
ープレコーダ装置10からテープをイジェクトして交換
したときには、即、第5図の判断310に移行して、そ
れ以降の処理を実行する。
また、判断513の結果がY[ESになるときには、第
5図の処理309でテープをイジェクトさせる指示をあ
らわすイジェクトフラグをセットシ(処理516)、テ
ープを巻き戻して(処理517)、このテープ品質検査
処理を終了する。
また、判断513の結果がNOになるときには、処理5
17に進んで、このテープ品質検査処理を終了する。
このようにして、このテープ品質検査処理では、まず、
モデム8の伝送速度を最高速度に設定した=20 状態で、トレーニングチエツク信号TCPを記録し、そ
の再生信号に含まれているエラーピット数に基づいて、
そのときのモデム8の伝送速度で、テープが使用可能か
どうかを調べる。
使用可能でない場合、テープ交換表示を出力した状態で
、モデム8の伝送速度をシフトダウンし、その伝送状態
で、再度モデムトレーニングを行う。
このモデムトレーニングは、モデム8の伝送速度が最低
速になるまで行われ、最低速でもデータエラーが検出さ
れたときには、そのテープの劣化が進行している状態な
ので、イジェクトフラグをセラ1〜してテープを自動的
にイジェクトし、オペレータに交換させる。
また、モデム8の伝送速度が最高速度で使用可能でない
場合、そのときに使用可能と判定された伝送速度を、受
信時の伝送前手順で送信装置に応答し、テープレコーダ
装置10で受信画情報を適切に記録できるようにする。
以上の構成で、このファクシミリ装置が発呼されて画情
報受信を行う場合、被呼局識別信号CEDを応答すると
、テープレコーダ装置10の録音が開始される。
これにより、伝送前手順の手順信号がテープレコーダ装
置10に録音されるとともに、受信画情報がプロッタ5
より記録出力されると同時に、テープレコーダ装置lO
に録音される。
このときの画情報受信中に、プ[lツタ5に紙切れや紙
詰まりなどの異常が発生しなかったときには、テープレ
コーダ装置10は、その画情報受信を開始した時点のテ
ープカウント値にまで巻き戻され、また、そのときに形
成された受信管理情報RMが消去される。
画情報受信中に、プロッタ5に異常が発生したときには
、テープレコーダ装置10は巻き戻されずまた、受信管
理情報RMも不揮発性メモリ3に残される。これにより
、テープレコーダ装置10に受信画情報が記憶される代
行受信が行われる。
そして、プロッタ5の異常が解除され、かつ、ファクシ
ミリ装置の送受信動作がt」われていないときに、不揮
発性メモリ3に記憶されている受信管理情報RMを参照
して、1つの画情報伝送の受信画情報が選択され、その
1ページ目の画情報のテープカウンタ値にテープレコー
ダ装置10がセラ1−され、そのテープカウンタ値より
記録されている受信画情報の再生が開始される。
これにより、まず、伝送前手順にやりとりされた手順信
号に基づいて、モデム8の伝送速度や符号化復号化部7
の符号化方式などが設定され、その状態で、1ページ目
の画情報の読み出し、復号化処理、および、記録出力が
行われる。
この記録出力が正常に終了すると、次のページの画情報
の読み出し、復号化処理、および、記録出力が、順次行
われる。
また、記録出力が正常に終了した画情報については、受
信管理情報RMのフラグがOにクリアされ、記録出力の
途中でプロッタ5に異常が発生した場合には、フラグは
クリアされない。
そして、1回の画情報受信時に受信した全てのページを
正常に記録出力できた場合には、その画情報受信に関す
る受信管理情報RMを削除する。
このようにして、選択された画情報伝送の受信画情報の
記録出力が終了すると、次に、別の画情報伝送の受信画
情報を選択し、この後者の受信画情報についても、上述
と同様な記録処理を行う。
そして、1つのテープに記録されている全ての受信画情
報の記録出力を終了すると、テープ品質検査処理を行う
この処理により、テープが不良であると判定された場合
には、テープ交換表示が出力され、また、使用不能と判
定されたテープは、自動的にテープレコーダ装置10よ
りイジェクトされる。
したがって、テープ交換表示が出力されたときにセラ1
−されているテープ、あるいは、テープレコーダ装置1
0より自動的にイジェクトされたテープを交換すると、
その新たにセットシたテープについてもテープ品質検査
処理が行われる。
また、テープ交換表示が出力されたときにセラ1〜され
ているテープを交換しなかった場合には、それ以降、画
情報受信時には、そのときのテープの品質に応じた伝送
速度以下の伝送速度が設定され、それにより、品質の低
下したテープを用いても、適切に代行受信を行えるよう
にしている。
このようにして、本実施例では、テープレコーダ装置1
0を用いて、画情報の代行受信を適切に行うことができ
る。したがって、代行受信機能を備えたファクシミリ装
置を、安価に提供することができる。
また、本実施例では、使用中のテープの品質が悪くなっ
たときには、その旨を表示し、使用不能にまで劣化した
ときには、自動的にイジェクトして交換を促しているの
で、テープの品質を、常に一定の水準以上に保つことが
できる。
また、テープレコーダ装W10に記録した画情報を管理
するための受信管理情報を不揮発性メモリ3に記憶して
いるので、停電などの電源異常を生じた場合でも、画情
報の再生を適切に行うことができる。
ところで、上述した実施例では、テープレコーダ装置と
してアナログ(デジタル)・オーディオ・カセット・テ
ープレコーダ装置を用いているが、電話回線網を介して
伝送されるアナログ音響信号を記録/再生可能な装置で
あれば、それ以外のテープレコーダ装置、例えば、ビテ
オ・テープレコーダ装置などを用いることもできる。
また、上述した実施例では、ファクシミリ装置の内部に
テープレコーダ装置を組み込んでいるがテープレコーダ
装置として外付けのものを用いるようにすることもでき
る。その場合、テープレコーダ装置と接続するための端
子、および、入出力回路などが必要となるが、テープレ
コーダ装置本体を必要としないので、さらにコストを低
下することができる。
なお、上述した実施例では、受信管理情報を用いてテー
プレコーダ装置に記憶している画情報を管理しているが
、これ以外の管理方法を用いてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、電話回線網を介
して受信した信号を記録/再生可能なテープレコーダ装
置を記憶装置として備え、代行受信時、ファクシミリ伝
送手順のフェーズBおよびフェーズCの受信情報をテー
プレコーダ装置に記憶し、画像記録装置の異常が解除さ
れると、このテープレコーダ装置に記憶した受信情報を
再生し、その再生信号からフェーズBの手順信号を判別
して伝送機能を識別し、その伝送機能に基づいて再生信
号からフェーズCの画情報を識別し、その画情報に対応
した画像を記録出力しているので、代行受信機能を実現
するための付加要素のコストを低減できるため、低コス
トのファクシミリ装置で代行受信機能を実現できるとい
う効果を得る。
また、テープレコーダ装置にセットしている記憶媒体の
劣化が進行した時点で、その交換を行わせているので、
常に良好な記憶媒体を使用でき、代行受信機能を適切に
発揮できるという効果も得る。さらに、テープカウンタ
値を出力できるテープレコーダ装置を用いると、ページ
単位に画情報をアクセスできるので、より効率的に受信
画情報の管理を行うことができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例にががるファクシミリ装置を
示すブロック図、第2図は画情報受信時の処理例を示す
フローチャー1−1第3図は受信時のフェーズB、Cの
処理例を示すフローチャート、第4図は受信管理情報の
一例を示す概略図、第5図は代行受(iした画情報の画
像を記録出方するときの処理例を示すフローチャー1・
、第6図(a)、(b)は画情報記録出力処理の一例を
示すフローチャー1〜、第7図はテープ品質検査処理の
一例を示すフローチャートである。 1・・・システム制御部、3・・・不揮発性メモリ、1
0・・・テープレコーダ装置。 第2図 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像記録装置に異常を生じているときに受信画情
    報を記憶する代行受信機能を備えたファクシミリ装置の
    制御方式において、電話回線網を介して受信した信号を
    記録/再生可能なテープレコーダ装置を備え、代行受信
    時、ファクシミリ伝送手順のフェーズBおよびフェーズ
    Cの受信情報を上記テープレコーダ装置に記憶する一方
    、画像記録装置の異常が解除されると、このテープレコ
    ーダ装置に記憶した受信情報を再生し、その再生信号か
    らフェーズBの手順信号を判別して伝送機能を識別し、
    その伝送機能に基づいて再生信号からフェーズCの画情
    報を識別し、その画情報に対応した画像を記録出力する
    ことを特徴とするファクシミリ装置の制御方式。
  2. (2)送受信動作を行っていない状態で、前記テープレ
    コーダ装置に所定の記憶媒体用検査信号を記録して、そ
    の記録内容を再生し、その再生信号に基づいて記憶媒体
    の品質検査を行うとともに、その検査結果に基づいて画
    情報伝送速度を設定することを特徴とする請求項1記載
    のファクシミリ装置の制御方式。
  3. (3)前記テープレコーダ装置は、記憶媒体の使用位置
    をあらわすテープカウンタ値を出力可能であり、記憶し
    た画情報のページ先頭に対応したテープカウンタ値を記
    憶し、そのテープカウンタ値を参照してテープレコーダ
    装置に記憶している画情報をアクセスすることを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置の制御方式。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53141518A (en) * 1977-05-16 1978-12-09 Ricoh Co Ltd Storing system
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