JPH025498Y2 - - Google Patents

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JPH025498Y2
JPH025498Y2 JP3503384U JP3503384U JPH025498Y2 JP H025498 Y2 JPH025498 Y2 JP H025498Y2 JP 3503384 U JP3503384 U JP 3503384U JP 3503384 U JP3503384 U JP 3503384U JP H025498 Y2 JPH025498 Y2 JP H025498Y2
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connector
slide bar
female connector
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は、コネクタのロツクおよびロツク解除
機構を備えたコネクタのロツク機構に関するもの
である。
(b) 従来技術の問題点 従来より通信装置等の電子機器には複数枚のプ
リント板ユニツトをシエルフに収容した装置が用
いられている。この場合プリント板ユニツト間又
は外部からの信号線を接続するためにコネクタが
用いられている。第1図は従来のコネクタのロツ
ク機構を説明するための斜視図で、1は雄コネク
タ、2は箱形ハウジング、3はコンタクトピン、
4は門形のロツク受け、5は雌コネクタ、6はロ
ツク係止用ダボ、7は引抜き用タブ、8はピンで
ある。
このコネクタは雌コネクタ5と、それに嵌合す
る箱形ハウジング2を有する雄コネクタ1に、そ
れぞれ嵌合時にロツクされるロツク機構を設けて
おり、雌コネクタ5にはロツク係止用ダボ6を設
け、雄コネクタ1には箱形の1つの壁に門形のロ
ツク受け4を設けている。また引抜き用タブ7は
ピン8によりその一端を雌コネクタに軸着され矢
印の如く回動できるようになつている。
第2図は従来のコネクタのロツク機構のロツク
解除を説明するための断面斜視図で、前図と同等
野部分については同一符号を付しており、6aは
ロツク係止用ダボ6の引掛り部、4aはロツク受
け4の引掛り部4aである。
従来このようにロツクされたコネクタを離脱す
るためロツクを解除する場合、簡単な用具として
ドライバー等で第2図に示すように矢印の方向か
らロツク受け4をこじあけることでロツクのかみ
合いを解除して雌コネクタ5を引抜くことでコネ
クタの離脱を行なつていた。
このような従来の解除方法ではてまがかかり、
またごじ開けを誤るとロツク受け4を根本から破
損することもあり、且つコネクタが隣接して実装
されている場合には用具の操作用スペースを隣接
コネクタの間に設ける必要があり、実装密度を低
下させるとともに隣接コネクタが障害となつて見
にくくなりロツク解除の作業性を著しく低下させ
るという欠点があつた。
(c) 考案の目的 本考案は、上記従来の欠点に鑑み、ロツク解除
用用具の機構をコネクタに内臓させ、コネクタの
ロツク解除作業の能率向上を図つたコネクタのロ
ツク機構を提供することを目的とするものであ
る。
(d) 考案の構成 前述の目的を達成するために本考案は、複数の
コンタクトピンとこれを保持する箱形ハウジング
からなる雄コネクタと、前記コンタクトピンに対
応する雌接触子とこれを保持するハウジングを覆
うカバーと一端が回転自在な引抜きタブよりなる
雌コネクタにおいて、前記雄コネクタのハウジン
グの一つの壁に門形のロツク受けを有し前記雌コ
ネクタにはロツク受けと対応する位置にロツク係
止用ダボを有し、回転自在な引抜きタブは軸を中
心に直角に二方に舌片を延長し一方の舌片は他の
一方の舌片より長く、雌コネクタの軸から外形ま
での長さを有しており雌コネクタに引抜き用タブ
を装着した時、他の一方の舌片を跨ぐようにコの
字形のスライドバーを位置させ、スライドバーの
一方の先端は他の一方より長く且つ幅広部を設
け、該幅広部にスリツトを形成するとともにコの
字の反対側に突起を設けたことによつて達成され
る。
(e) 考案の実施例 以下図面を参照しながら本考案に係るコネクタ
のロツク機構の実施例について詳細に説明する。
第3図は、本考案に係るコネクタのロツク機構
の一実施例を説明するためのaは雌コネクタの斜
視図、bは引抜き用タブの斜視図、cはスライド
バーの斜視図、dは雄コネクタの斜視図、第4図
は、本考案の動作時の状態を説明するためのaは
ロツク状態の正面図、bはロツク部の断面図、c
はロツク解除時の正面図、dはロツク解除部の断
面図で、前図と同等の部分については同一符号を
付しており、9は雌コネクタ、10は引抜き用タ
ブ、11はスライドバー、12は穴、12′は軸、
13および15は舌片、16は長い方のスライド
バー、17は短い方のスライドバー、18は幅広
部、19はスリツト、20はテーパー、21はコ
の字の底部、22は指先、23はストツパであ
る。
第3図に示す雄コネクタ2およびロツク受け4
は、第1図で説明したと同様であり、また本考案
の雌コネクタ9に設けたロツク係止用のダボ6も
従来と同じ構造であり、第1図と異なるところは
雌コネクタ9に引抜き用タブ10およびスライド
バー11を装着してロツク解除機構を付設したこ
とにある。
引抜き用タブ10は雌コネクタ9に回転自在に
取付けられるように、雌コネクタ9に設けた軸1
2′と係合する穴12を有し、前記引抜き用タブ
10は前記軸12′を中心として二方に舌片13
及び15を延長している。スライドバー11はコ
の字状になつており、長い方のスライドバー16
の先端は短い方のスライドバー17の先端より長
く、かつ幅広部18を有しその先端にテーパー2
0を形成するとともに、その中央にスリツト19
が設けられており、そして前記スライドバー11
のコの字の反対方向に突起14が形成されてい
る。これらの引抜き用タブ10およびスライドバ
ー11は第3図aに示すように雌コネクタ9に装
着できるように、該雌コネクタ9の側面に溝が設
けられている。また引抜き用タブ10が収容出来
るように前記雌コネクタ9の後方にも溝が設けて
ある。
第4図a,bはコネクタが嵌合した時の状態に
おけるそれぞれの部品の位置関係を示したもの
で、雌コネクタ2のロツク受け4と雌コネクタ9
のロツク係止用ダボ6はかみ合つており、その時
引抜き用タブ10は雌コネクタ9の軸12′に係
合している。この時スライドバー11はコの字の
底部21が引抜き用タブ10の舌片15に当接し
ており、その先端の幅広部18の先端部に形成し
たテーパー20はロツク受け4の先端とほぼ同じ
位置で接している。
また、コの字の反対側に設けた突起14は雌コ
ネクタ9の外形より突出しており、該突出量は前
記雌コネクタ9に設けたストツパ23とコの字の
底部21との相関距離より大きい。そして幅広部
18のスリツト19の幅はロツク係止用ダボ6の
幅より広くしてある。
第4図c,dはコネクタロツク解除時の各部品
の位置関係を示すものであり、第4図a,bのロ
ツク状態にあるスライドバー11の突起14を指
先22で矢印方向へ押すことにり、前記スライド
バー11は幅広部18の先端のテーパー20がロ
ツク受け4の下へ潜り込んで、該ロツク受け4を
押し上げてロツク係止用ダボ6よ高くなりロツク
が解除される。この時スライドバー11の厚みは
前記ロツク係止用ダボ6と同じ厚さであり、また
スリツト19の幅は前記ロツク係止用ダボ6の幅
より広く、且つスリツト19の深さはロツク受け
4が完全に押し上げられた時にでもロツク係止用
ダボ6に当たらない程度の深さが必要である。こ
の操作を行なうことで引抜き用タブ10の舌片1
5はスライドバー11のコの字の底部21に押さ
れ、回転軸12,12′を中心に回転し引抜き用
タブ10の他方の舌片13が徐々に引き起こされ
る。このような状態になつた引抜き用タブ10を
引つ張ることにつて雌コネクタ9を容易に離脱す
ることができる。
(f) 考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案に係る
コネクタのロツク機構によれば、用具を用じずコ
ネクタのロツクを容易に解除でき作業能率が向上
するとともに、コネクタの実装効率の向上が図れ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコネクタのロツク機構を説明す
るための斜視図、第2図は従来のコネクタロツク
機構のロツク解除を説明するための断面斜視図、
第3図は、本考案に係るコネクタのロツク機構の
一実施例を説明するためのaは雌コネクタの斜視
図、bは引抜き用タブの斜視図、cはスライドバ
ーの斜視図、dは雄コネクタの斜視図、第4図
は、本考案の動作時の状態を説明するためのaは
ロツク状態の正面図、bはロツク部の断面図、c
はロツク解除時の正面図、dはロツク解除部の断
面図である。 図において、1は雄コネクタ、2は箱形ハウジ
ング、3はコンタクトピン、4は門形のロツク受
け、5および9は雌コネクタ、6はロツク係止用
ダボ、7は引抜き用タブ、8はピン、10は引抜
き用タブ、11はスライドバー、12は穴、1
2′は軸、13および15は舌片、16は長い方
のスライドバー、17は短い方のスライドバー、
18は幅広部、19はスリツト、20はテーパ
ー、21はコの字の底部、22は指先、23はス
トツパをそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のコンタクトピンとこれを保持する箱形ハ
    ウジングからなる雄コネクタと、前記コンタクト
    ピンに対応する雌接触子とこれを保持するハウジ
    ングを覆うカバーと一端が回転自在な引抜きタブ
    よりなる雌コネクタにおいて、前記雄コネクタの
    ハウジングの一つの壁に門形のロツク受けを有し
    前記雌コネクタにはロツク受けと対応する位置に
    ロツク係止用ダボを有し、回転自在な引抜きタブ
    は軸を中心に直角に二方に舌片を延長し一方の舌
    片は他の一方の舌片より長く、雌コネクタの軸か
    ら外形までの長さを有しており雌コネクタに引抜
    き用タブを装着した時、他の一方の舌片を跨ぐよ
    うにコの字形のスライドバーを位置させ、スライ
    ドバーの一方の先端は他の一方より長く且つ幅広
    部を設け、該幅広部にスリツトを形成するととも
    にコの字の反対側に突起を設けたことを特徴とす
    るコネクタのロツク機構。
JP3503384U 1984-03-12 1984-03-12 コネクタのロツク機構 Granted JPS60147182U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3503384U JPS60147182U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 コネクタのロツク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3503384U JPS60147182U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 コネクタのロツク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60147182U JPS60147182U (ja) 1985-09-30
JPH025498Y2 true JPH025498Y2 (ja) 1990-02-09

Family

ID=30538952

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3503384U Granted JPS60147182U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 コネクタのロツク機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5523781B2 (ja) * 2009-09-17 2014-06-18 モレックス インコーポレイテド 電気コネクタおよび係合解除治具

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Publication number Publication date
JPS60147182U (ja) 1985-09-30

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