JPH03688Y2 - - Google Patents

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JPH03688Y2
JPH03688Y2 JP1985043977U JP4397785U JPH03688Y2 JP H03688 Y2 JPH03688 Y2 JP H03688Y2 JP 1985043977 U JP1985043977 U JP 1985043977U JP 4397785 U JP4397785 U JP 4397785U JP H03688 Y2 JPH03688 Y2 JP H03688Y2
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hinge
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JP1985043977U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気コネクタ用ハウジングの外形構
造の改良に関する。
〔従来の技術〕 従来の電気コネクタ用ハウジングにあつては、
電気接続子の抜けを防止する手段として、接続子
にランスを突設し、このランスを接続子収容室内
の突起に係合するか、或いは該収容室内に可撓性
の係止アーム(ランス)を設けて、これを電気接
続子に係合するかのいずれかの手段を採用してい
る。
しかし、電気接続子のランスまたは収容室の係
止アームは寸法上大きさが限定され、接続電線を
引つ張ること等によりランスやアームが変形また
は損傷して抜け出すおそれがあり、とくに超小型
の電気接続子の場合にはランスやアームを設ける
のが困難となる。
そこで、実開昭54−72690号公報には、超小型
の電気接続子の抜け防止手段として、第6図およ
び第7図に示す如く、絶縁ハウジング本体aの後
半を上下に2分割して上半部bを切り離し、この
上半部bを下半部b′に対してヒンジcにより開閉
自在に連結し、上半部bの裏面にはその閉成時に
超小型の電気接続子eにおける電気接触部fの後
端と係合する突出部dを設け、上記ランスやアー
ムを省けるようにしたものが提案されている。
しかし、この場合にはヒンジcが短かくかつ薄
く形成せざるを得ないため、上半部bの開閉やロ
ツク解除g,g′の際にヒンジcが切断されるおそ
れがあり、安定性に欠ける。同様の構造は実公昭
59−36861号公報の第2図、第5図および第6図
にも示されている。
また、特公昭57−52715号には、第8図および
第9図に示すように、絶縁ハウジング本体a′に開
設した空洞hに臨んで突起d′を設けたフラツプ
(リヤホルダ)iをやや長めのヒンジc′により開
閉自在に結合し、その肩部jにより電気接続子
e′の後抜けをランスkと共に二重に防止するよう
にしたものが開示されている。
ヒンジc′は長めに形成することによりその厚さ
を大にすることができ、フラツプiの開閉により
容易に切断するおそれはないが、フラツプiを閉
じると、第9図から明らかなように、そのヒンジ
c′がハウジング本体a′の外面から突出した構造に
なる。
そのために、多数の電線から成るワイヤハーネ
スを組立てる際に、ヒンジc′に電線が絡んで作業
の邪魔になつたり、車載の際にインストルメント
パネル等の穴にコネクタを通す作業が厄介とな
り、極端な場合には突出したヒンジc′のために穴
め通せない事態が起る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、上記のようにリヤホルダをヒ
ンジを介して絶縁ハウジング本体に取付けた場合
でも、ヒンジが容易に切断するようなことがな
く、かつハウジング外面からヒンジ部分等が突出
せず、すつきりした構造の電気コネクタ用ハウジ
ングを提供するにある。
考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 第1図は本考案を着想するに至つた原理を示す
もので、雌コネクタFのキヤビテイ(接続子収容
室部分)側は、雄コネクタMの嵌合側よりも部分
Sだけ小さくなり、その間に段差Lが生ずる。本
考案はこの段差を利用して、絶縁ハウジングとリ
ヤホルダを結合するヒンジ部分を段差内に収める
ようにしたものである。
即ち、本考案の電気コネクタ用ハウジングは、
第2図および第3図に示すように、内部に電気接
続子Tを収容係止する接続子収容室3を有する絶
縁ハウジング本体1の前方に、相手側ハウジング
を受入れる套体部2を段差Lを有して膨出形成す
ると共に、絶縁ハウジング本体1に接続子収容室
3に連通するスリツト5を開設してなるコネクタ
ハウジングHと、ホルダ基板9の下面に前記スリ
ツト5から挿入される接続子押え板12を突設し
たリヤホルダ8とからなり、 前記リヤホルダ8のホルダ基板9の両側に接続
子押え板12側にのびる剛性の腕10を設けて、
該腕10の先端部を長尺のヒンジ腕11により套
体部2の背面2aに連結すると共に、ホルダ基板
9または剛性の腕10と絶縁ハウジング本体1と
の間にロツク手段13,6,10a,7を設け、
更に前記ヒンジ腕11の厚みtおよび巾wを前記
段差Lより巾狭に形成し、前記ヒンジ腕11をリ
ヤホルダ8の装着ロツク時において前記段差Lの
巾内に位置させるようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、絶縁ハウジング本体1とリヤ
ホルダ8を結合する長尺のヒンジ腕11が、上記
段差Lよりも巾狭で、リヤホルダ8の装着時にお
いてもヒンジ腕11がその段差L内に収めまるか
ら、ハウジング外面から突出する部分が無い。従
つて、ワイヤハーネス組立時における電線との絡
み合いやパネル穴貫通作業時の障害も解消すると
共に見映えのよい製品を提供することができる。
また、ヒンジ腕11は長尺であり、短尺のヒン
ジの場合のように特定の部分だけを無理に折り曲
げて開閉するようなことがなく、切断のおそれが
ない。
〔実施例〕
第2図および第3図において、Hは雌コネクタ
用のハウジングであつて、絶縁ハウジング本体1
の前方に、図示しない雄コネクタを受入れる套体
部2が段差Lを有して膨出形成されており、本体
1の内部には上下二段に複数の接続子収容室3が
設けられている。各接続子収容室3には、第4図
のように、先端に凹部4aを有する可撓性の係止
アーム4がその上壁3aから突設され、また、そ
の上下外周壁(上壁3a)には前記係止アーム4
の両側に臨んで、2条のスリツト5が開設される
と共に、接続子挿入側には内縁にテーパ6aを付
した切欠溝6が開設されている。更に、絶縁ハウ
ジング本体1の左右外周壁には、上下2段に横溝
7が凹設され、溝壁の上側は本体1と直角7a
に、下側は傾斜7bしている。
8はリヤホルダであつて、絶縁ハウジング本体
1を横断するようにのびるホルダ基板9の両端部
は、剛性を有する腕10によつて支持され、腕1
0の下端部はヒンジ腕11により套体部2の背面
2aに結合され、腕10の下部内面には係止爪1
0aが突設されている。ホルダ基板9は、下面に
前記2条のスリツト5に対応する複数の接続子押
え板12を有し、後方にロツクアーム13を具
え、該アーム13の先端部には前記切欠溝6と係
合するフツク状の係止爪13aが形成されてい
る。14はホルダ基板9に連成した操作板であ
る。
リヤホルダ8を構成する上記ホルダ基板9、腕
10およびヒンジ腕11は、その厚みtまたは巾
wをすべて前記絶縁ハウジング本体1と套体部2
との段差Lよりも小さく形成し、套体部2の外周
面が形成する二点鎖線で示される仮想空間V内に
収まるようにする。
また、接続子押え板12は、第4図に示すよう
に、先端に接続子に対する係止部12a、下面に
押圧部12b、後端にスリツト5に係合するスト
ツパ部12cを有している。
次に、リヤホルダ8の装着および接続子の係止
方法について説明する。
第4図に示すように、接続子収容室3にタブ1
5を有する雄型電気接続子Tを挿入すると、その
肩部16に係止アーム4の凹部4aが係合し、係
止される。
次いで、リヤホルダ8の接続子押え板12を矢
線P方向からスリツト5に挿入し、第5図のよう
にロツクアーム13を矢線Q方向に押込み、その
係止爪13aを切欠溝6に係合させロツクする。
これと同時に、ホルダ基板9のヒンジ腕11が下
方に撓みつつ腕10は絶縁ハウジング本体1の左
右外周壁に沿つて下降し、その係止爪10aが横
溝7の上側溝壁7aに係合しロツクされる。
その結果、リヤホルダ8は腕10およびロツク
アーム13によつて、それぞれ前方および後方へ
の浮上りが防止され、かつ前記仮想空間V内にす
べてが収められた状態となる。
ロツクアーム13の押込みに際し(第5図)、
押え板12はその上部先端を中心Oにして回動
し、係止部12aは梃の作用で接続子Tの肩部1
6を前方に力強く押出す。従つて、接続子Tは不
完全な挿入状態にあるとしても、正規の位置まで
前進する。その結果、接続子Tは常に係止アーム
4と係合し、確実に係止される。同時に、押え板
12はそのストツパ部12cがスリツト5の奥壁
5aによつて後方への抜出しがなく、その係止部
12aが接続子Tの肩部16に係合するから、接
続子Tは二重に係止される。更に、接続子Tを係
止する係止アーム4は、その両側を接続子押え板
12により挾まれて左右方向への動きが規制され
るから、電線Wを強く引いてたりしても損傷する
おそれがない。
リヤホルダ8のロツクを解除するには、左右の
腕10を外側に開いて、係止爪10aを横溝7か
ら離脱させ、ロツクアーム13を後方に引くよう
にして持上げ、係止爪13aを切欠溝7から解放
すればよい。
以上は絶縁ハウジング本体1に段差を有して套
体部2を設けた雌コネクタ用のハウジングの場合
について説明したが、套体部を有しない雄コネク
タ用ハウジングにリヤホルダ8を設ける場合も、
上記仮想空間Vに位置するように設計すればよ
く、パネル穴を貫通させるなどの面で何ら障害の
ないことが理解されよう。
考案の効果 以上のように、本考案の電気コネクタ用ハウジ
ングは、リヤホルダがその長尺のヒンジ部分など
が絶縁ハウジング本体と套体部の段差に位置する
ようにしたので、製品としての見映えもよく、電
線との絡み合いやパネル穴貫通作業時の障害を起
すおそれがない。
また、ヒンジ部分が長尺であるため、リヤホル
ダの着脱を繰り返しても容易に切断するおそれが
なく、さらにリヤホルダを絶縁ハウジング本体に
対して斜め後方から装着することができるので、
電気接続子の不完全挿入をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理の説明図、第2図は本考
案ハウジングのリヤホルダ装着前の斜視図、第3
図は同じくリヤホルダ装着後の斜視図、第4図は
第3図の一部を断面した側面図、第5図はリヤホ
ルダの装着状態を示す要部断面図、第6図は従来
例の斜視図、第7図は同上の閉成状態の断面図、
第8図は他の従来例の斜視図、第9図は同上の閉
成状態の断面図である。 H……コネクタハウジング、L……段差、T…
…電気接続子、1……絶縁ハウジング本体、、2
……套体部、3……接続子収容室、5……スリツ
ト、6……切欠溝、7……横溝、8……リヤホル
ダ、9……ホルダ基板、10……腕、10a……
係止爪、11……ヒンジ腕、12……接続子押え
板、13……ロツクアーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に電気接続子Tを収容係止する接続子収容
    室3を有する絶縁ハウジング本体1の前方に、相
    手側ハウジングを受入れる套体部2を段差Lを有
    して膨出形成すると共に、絶縁ハウジング本体1
    に接続子収容室3に連通するスリツト5を開設し
    てなるコネクタハウジングHと、ホルダ基板9の
    下面に前記スリツト5から挿入される接続子押え
    板12を突設したリヤホルダ8とからなり、 前記リヤホルダ8のホルダ基板9の両側に接続
    子押え板12側にのびる剛性の腕10を設けて、
    該腕10の先端部を長尺のヒンジ腕11により套
    体部2の背面2aに連結すると共に、ホルダ基板
    9または剛性の腕10と絶縁ハウジング本体1と
    の間にロツク手段13,6,10a,7を設け、
    更に前記ヒンジ腕11の厚みtおよび巾wを前記
    段差Lよりも巾狭に形成し、前記ヒンジ腕11を
    リヤホルダ8の装着ロツク時において前記段差L
    の巾内に位置させるようにしたことを特徴とする
    電気コネクタ用ハウジング。
JP1985043977U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH03688Y2 (ja)

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JP1985043977U JPH03688Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JP1985043977U JPH03688Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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Publication Number Publication Date
JPS61161976U JPS61161976U (ja) 1986-10-07
JPH03688Y2 true JPH03688Y2 (ja) 1991-01-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102575824A (zh) * 2009-12-04 2012-07-11 积水住宅株式会社 防水型照明装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936861U (ja) * 1982-08-31 1984-03-08 ナシヨナル住宅産業株式会社 コイルの塗付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472690U (ja) * 1977-11-02 1979-05-23

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JPS61161976U (ja) 1986-10-07

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