JPH08273749A - コネクタのロック機構 - Google Patents

コネクタのロック機構

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JPH08273749A
JPH08273749A JP7783095A JP7783095A JPH08273749A JP H08273749 A JPH08273749 A JP H08273749A JP 7783095 A JP7783095 A JP 7783095A JP 7783095 A JP7783095 A JP 7783095A JP H08273749 A JPH08273749 A JP H08273749A
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JP
Japan
Prior art keywords
lock
side connector
connector
plug
receptacle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7783095A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Haga
悟郎 芳賀
Kazufumi Kamata
一史 鎌田
Kiyonori Nakamura
清憲 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication of JPH08273749A publication Critical patent/JPH08273749A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタにロック解除機構を内蔵して、ロッ
クの簡易な解除及び実装効率の向上を図る。 【構成】 レセプタクル側コネクタハウジング1aのロ
ック係止窓7とプラグ側コネクタカバー2のロック係止
用ダボ3とは、係止し、このとき、スライド部材4の先
端4aのロック解除用斜面8は、ロック係止用ダボ3の
斜面3aに当接している。引抜き用タブ5を手指等で矢
印Pの方向へ引くと、これと連結しているスライド部材
4のロック解除用斜面8は、弾性を有するプラグ側コネ
クタカバー2のロック係止用ダボ3の斜面3aを押下
げ、ロック係止用ダボ3をロック係止窓7から内部に向
かって脱出させ、ロックを解除する。ロックが解除され
た後も、引抜き用タブ5を矢印Pの方向へ引き続ける
と、ついにはプラグ側コネクタがレセプタクル側コネク
タから離脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタのロック機
構、特にかん合離脱の可能なプラグ及びレセプタクルの
ロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から通信装置等の電子機器には、複
数枚のプリント板ユニットをシェルフに収容した装置が
用いられている。この場合、プリント板ユニット間を接
続するために、又は、外部からの信号線を接続するため
にコネクタが用いられている。
【0003】従来のコネクタのロック機構を図5に示
す。このコネクタは、雌コネクタ19とこれにかん合す
る箱形のハウジング16を有する雄コネクタ14とに、
それぞれかん合時にロックするロック機構を設けてお
り、雌コネクタ19には、ロック係止用のダボを有する
弾性体20を設け、雄コネクタ14には、箱形の一つの
壁に門形のロック受け17を設けている。また、引抜き
用タブ22は、その一端をピン23により雌コネクタ1
9に取付けられ、矢印の方向に回動することができるよ
うにされている。
【0004】従来のコネクタのロック機構の解除方法を
図6に示す。図5に示したコネクタのロック機構をかん
合させると、図6に示すように、雌コネクタ19のロッ
ク係止用ダボを有する弾性体20の引掛り部21と雄コ
ネクタ14のロック受け17の引掛り部18とがかみ合
い、コネクタは完全にロックされる。
【0005】このようにロックされたコネクタを離脱す
るため、ロックを解除する場合、ドライバー24等の簡
単な用具を図6の矢印方向に挿入し、ロック受け17を
紙面手前側へこじ開けると、雄コネクタ14のロック受
け17の引掛り部18が雌コネクタ19のロック係止用
ダボを有する弾性体20の引掛り部21からはずれるの
で、ロックのかみ合いが解除され、その状態で雌コネク
タ19を矢印と反対方向に引抜くと、コネクタを離脱す
ることができた。
【0006】なお、従来のコネクタは、雄コネクタ14
に門形のロック受け17を設け、これを箱形のハウジン
グ16の外側へ変形させてロックを解除するため、隣接
するコネクタとの間にすき間を設ける必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコネ
クタのロック機構では、ロックの解除の際、作業に手間
がかかり、また、こじ開けを誤ると、ロック受け17を
根本から破損することも起き、更に、コネクタが隣接し
て実装されている場合には、ドライバー等の用具の操作
用スペース(すき間)を隣接コネクタの間に設けざるを
得ないため、実装密度が低下するという欠点があった。
【0008】そこで、本発明は、前記従来のコネクタの
ロック機構の欠点を改良し、コネクタにロック解除機構
を内蔵して、ロックを簡易に解除することができるよう
にすると共に、実装効率を向上しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0010】(1)ハウジングにロック係止窓を有する
レセプタクル側コネクタと、ハウジング、ロック係止用
ダボを設けられる弾性体製カバー及びロック係止用ダボ
に当接するスライド部材を有するプラグ側コネクタとか
ら構成され、ロック解除時のスライド部材のスライドに
よりロック係止用ダボをロック係止窓からレセプタクル
側コネクタの内部に向かって脱出させるコネクタのロッ
ク機構。
【0011】(2)前記スライド部材に引抜き用タブを
連結する前記(1)記載のコネクタのロック機構。
【0012】(3)前記スライド部材にリブを設け、前
記弾性体製カバーに溝を設け、リブと溝とを係合させる
前記(1)記載のコネクタのロック機構。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0014】本発明の一実施例を図1〜図4に示す。図
1は、レセプタクル側コネクタとプラグ側コネクタとの
かん合前の斜視図であり、図2は、前記両コネクタのロ
ック時の状態であり、図3は、前記両コネクタのロック
解除時の状態であり、図4は、スライド部材の図3にお
けるY方向の移動を阻止する構造の斜視図である。
【0015】図1において、レセプタクル側コネクタ1
の箱形のレセプタクル側コネクタハウジング1aの側壁
には、ロック係止窓7が設けられている。プラグ側コネ
クタには、プラグ側コネクタハウジング2a、プラグ側
コネクタカバー2、スライド部材4及び引抜き用タブ5
が設けられている。プラグ側コネクタカバー2には、レ
セプタクル側コネクタ1のロック係止窓7に対応する位
置にロック係止用ダボ3が設けられている。なお、6
は、プラグ側コネクタに連結されたケーブルである。
【0016】図2(a)は、前記両コネクタのロック時
の側面図、図2(b)は、図2(a)のA−A線におけ
る断面図、図2(c)は、図2(b)におけるロック部
の拡大図である。図2において、レセプタクル側コネク
タハウジング1aのロック係止窓7とプラグ側コネクタ
のロック係止用ダボ3とは、係止しており、このとき、
スライド部材4の先端4aのロック解除用斜面8は、プ
ラグ側コネクタカバー2のロック係止用ダボ3の斜面3
aに当接している。スライド部材4の後端付近に設けら
れた突出部4bは、引抜き用タブ5の先端に設けられた
穴5aにはまり、また、突出部4bは、プラグ側コネク
タカバー2に設けられた陥入部2b内で左右方向に若干
移動することができる。なお、9,10は、それぞれレ
セプタクル側コネクタの基板、ピンコンタクトである。
【0017】図3(a)は、前記両コネクタのロック解
除時の側面図、図3(b)は、図3(a)のB−B線に
おける断面図、図3(c)は、図3(b)におけるロッ
ク部の拡大図である。図3において、引抜き用タブ5を
手指等で矢印Pの方向へ引くと、これと連結しているス
ライド部材4の先端4aのロック解除用斜面8は、弾性
を有するプラグ側コネクタカバー2のロック係止用ダボ
3の斜面3aを押下げ、ロック係止用ダボ3をレセプタ
クル側コネクタハウジング1aのロック係止窓7から内
部に向かって脱出させ、ロックを解除する。この際、ス
ライド部材4が、図3(b)におけるY方向に移動する
ことを阻止するために、図4に示すように、スライド部
材4にリブ11を設け、プラグ側コネクタカバー2に溝
12を設け、両者を係合させる構造を採用する。
【0018】ロックが解除された後も、引抜き用タブ5
を矢印Pの方向へ引き続けると、ついにはプラグ側コネ
クタがレセプタクル側コネクタ1から離脱する。
【0019】コネクタの離脱後、引抜き用タブ5を矢印
Pと反対方向に押すと、スライド部材4は、図2の位置
に移動し、その先端4aのロック解除用斜面8がプラグ
側コネクタカバー2のロック係止用ダボ3の斜面3aの
押下げ作用を中止するため、ロック係止用ダボ3は、プ
ラグ側コネクタカバー2の弾性により復元し、ロック準
備完了状態に戻る。この状態で、レセプタクル側コネク
タ1とプラグ側コネクタとをかん合すると、ロック係止
用ダボ3に斜面3aが設けられているため、ワンタッチ
でかん合し、ロックされる。
【0020】なお、本発明の前記実施例において、スラ
イド部材4の先端4aに設けられたロック解除用斜面8
に設計変更を施して、ピン等の接触案内部材に改造する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコネクタ
のロック機構は、プラグ側コネクタに、プラグ側コネク
タハウジング、弾性を有するプラグ側コネクタカバー、
スライド部材及び引抜き用タブを設け、レセプタクル側
コネクタのロック係止窓に対応するプラグ側コネクタカ
バーの位置にロック係止用ダボを設けた構成を採用した
ことにより、次の効果を奏する。
【0022】(1)ドライバー等の用具を必要とせず、
引抜き用タブを引く操作によって、簡易にコネクタのロ
ックを解除することができる。
【0023】(2)コネクタのロックの解除の際、レセ
プタクル側コネクタの側面からもプラグ側コネクタの側
面からも突出する部材が存在しないため、隣接するコネ
クタの間隔を狭くすることができるので、実装効率が向
上する。
【0024】(3)レセプタクル側コネクタハウジング
を完全な箱形に形成することができるため、構造上の強
度が向上する。
【0025】(4)レセプタクル側コネクタの内部有効
スペースを広くすることができるため、プラグ側コネク
タのサイズも大きくすることができ、また、コンタクト
の芯数を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレセプタクル側コネクタと
プラグ側コネクタとのかん合前の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例のレセプタクル側コネクタと
プラグ側コネクタとのロック時の状態を示し、(a)
は、側面図、(b)は、(a)におけるA−A線断面
図、(c)は、(b)におけるロック部の拡大図であ
る。
【図3】本発明の一実施例のレセプタクル側コネクタと
プラグ側コネクタとのロック解除時の状態を示し、
(a)は、側面図、(b)は、(a)におけるB−B線
断面図、(c)は、(b)におけるロック部の拡大図で
ある。
【図4】本発明の一実施例におけるスライド部材の案内
構造の斜視図である。
【図5】従来のコネクタの雌コネクタと雄コネクタとの
かん合前の斜視図である。
【図6】従来のコネクタのロック機構の要部を破断して
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レセプタクル側コネクタ 1a レセプタクル側コネクタハウジング 2 プラグ側コネクタカバー 2a プラグ側コネクタハウジング 2b 陥入部 3 ロック係止用ダボ 3a 斜面 4 スライド部材 4a 先端 4b 突出部 5 引抜き用タブ 5a 穴 6 ケーブル 7 ロック係止窓 8 ロック解除用斜面 9 基板 10 ピンコンタクト 11 リブ 12 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 一史 青森県弘前市大字清野袋五丁目5番地の1 弘前航空電子株式会社内 (72)発明者 中村 清憲 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングにロック係止窓を有するレセ
    プタクル側コネクタと、ハウジング、ロック係止用ダボ
    を設けられる弾性体製カバー及びロック係止用ダボに当
    接するスライド部材を有するプラグ側コネクタとから構
    成され、ロック解除時のスライド部材のスライドにより
    ロック係止用ダボをロック係止窓からレセプタクル側コ
    ネクタの内部に向かって脱出させることを特徴とするコ
    ネクタのロック機構。
  2. 【請求項2】 前記スライド部材に引抜き用タブを連結
    することを特徴とする請求項1記載のコネクタのロック
    機構。
  3. 【請求項3】 前記スライド部材にリブを設け、前記弾
    性体製カバーに溝を設け、リブと溝とを係合させること
    を特徴とする請求項1記載のコネクタのロック機構。
JP7783095A 1995-04-03 1995-04-03 コネクタのロック機構 Withdrawn JPH08273749A (ja)

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JP7783095A JPH08273749A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 コネクタのロック機構

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JP7783095A JPH08273749A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 コネクタのロック機構

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Publication Number Publication Date
JPH08273749A true JPH08273749A (ja) 1996-10-18

Family

ID=13644966

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JP7783095A Withdrawn JPH08273749A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 コネクタのロック機構

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020604