JPH0250652A - フアクシミリ蓄積中継装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明はファクシミリ蓄積中継装置に関し、特にＯＣＲ
シートのファクシミリ受信情報を認識して対応するファ
クシミリ蓄積中継処理を行うファクシミリ蓄積中継装置
に関する。

［従来の技術］ 第４図は従来の○ＣＲシートの一例を示す図である。図
中、ＡはＯＣＲシートであることを識別させる識別マー
ク、ＢはＯＣＲシートの傾きを検出するためのレジスト
レーションマーク、ＣはＯＣＲ文字を書き込む欄である
。中継依頼ファクシミリにおいてＯＣＲシートは送信原
稿の先頭に載せられ、それらの読取ファクシミリ情報を
ファクシミリ蓄積中継装置に送信する。ファクシミリ蓄
積中継装置では受信全原稿のファクシミリ情報を一旦補
助記憶装置に蓄積し、受信終了後に先頭ページ情報を画
像メモリに読み出してＯＣＲシート情報か一般原稿情報
かを判別する。

ＯＣＲシート情報ならレジストレーションマークで画像
の傾きを検出し、必要なら画像の傾きを補正する。そし
てＯＣＲ文字を認識してその認識結果により対応する宛
先ファクシミリに原稿情報を中継する。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、もし中継依頼ファクシミリにおけるＯＣＲシー
トの読取濃度が極端に濃いと本来読み取られるべきでな
い下地のガイドラインが読み取られてしまう、また読取
濃度が極端に薄い場合はＯＣＲ文字がかすれる。従って
何れの場合もファクシミリ中継装置におけるＯＣＲ文字
の誤認識につながり、誤中継の危険性があった。

本発明は上述した従来技術の欠点を除去するものであり
、その目的とする所は、信頼性の高いファクシミリ蓄積
中継処理を行うファクシミリ蓄積中継装置を提供するこ
とにある。

［課題を解決する°ための手段］ 本発明のファクシミリ蓄積中継装置は上記の目的を達成
するために、ＯＣＲシートのファクシミリ受信情報中の
所定マーク画像の濃度を判別する判別手段と、前記判別
した濃度が所定範囲外であることによりその旨を当該中
継依頼ファクシミリに知らせる応答手段を備えることを
その概要とする。

［作用］ かかる構成において、判別手段はＯＣＲシートのファク
シミリ受信情報中の所定マーク画像の濃度を判別する。

応答手段は前記判別した濃度が所定範囲外であることに
よりその旨を当該中継依頼ファクシミリに知らせる。

［実施例の説明コ 以下、添付図面に従って本発明による実施例を詳細に説
明する。

第１図は実施例のファクシミリ蓄積中継装置のブロック
構成図である。図中、１はＣＰＵであり、ファクシミリ
蓄積中継装置の主制御を行う。

２はＲＯＭであり、ＣＰＵ１が実行する実施例の第２図
のファクシミリ蓄積中継処理プログラムを格納している
。３はＲＡＭであり、ＣＰＵＩがワークエリアとして使
用する。４は補助記憶装置（例えばディスク装置）であ
り、中継すべきファクシミリ情報を蓄積する。５は画像
メモリであり、ＯＣＲシートのファクシミリ情報を記憶
する。６は通信制御装置（ＣＣＵ）であり、回線網７と
接続する。８はファクシミリ装置であり、例えば中継依
頼側のファクシミリ装置である。

９はファクシミリ装置であり、例えば中継宛先側のファ
クシミリ装置である。

第３図は実施例°で使用するＯＣＲシートの一例を示す
図である０図中、ＡはＯＣＲシートであることを識別さ
せる識別マーク、ＢはＯＣＲシートの傾きを検出するた
めのレジストレーションマーク、ＣはＯＣＲ文字を書き
込む欄、Ｄは読取濃度を判定するための相対的に濃い濃
度マーク、Ｅは同じく読取濃度を判定するための相対的
に薄い濃度マークである。中継依頼ファクシミリ８にお
いて前記ＯＣＲシートは送信原稿の先頭に載せられ、そ
れらの読取ファクシミリ情報をファクシミリ蓄積中継装
置に送信する。

第２図は実施例のファクシミリ蓄積中継処理手順のフロ
ーチャートである。ステップＳ１では中継依頼ファクシ
ミリ８からのファクシミリ情報を受信する。ステップＳ
２では全原稿の受信ファクシミリ情報を補助記憶装置４
に格納する。

ステップＳ３では前記格納したファクシミリ情報の先頭
ページを読み出して画像メモリ５に展開する。ステップ
Ｓ４では画像メモリ５のファクシミリ情報がＯＣＲシー
トのものか否かを判別する。

画像の所定位置にＯＣＲ識別マークＡが有ればＯＣＲシ
ートのファクシミリ情報であり、無ければ他の通常原稿
のファクシミリ情報である。

ＯＣＲシートのファクシミリ情報と判別した時はステッ
プＳ５で中継依頼ファクシミリ８における読取濃度を判
別する。ＯＣＲシートの濃度マークＤ、Ｅは夫々所定濃
度で印刷されているが、中継依頼ファクシミリ８におけ
る読取濃度の状態によって受信ファクシミリ情報中の濃
度マークＤ、　Ｈの濃度は変化する。例えば中継依頼フ
ァクシミリ８が°１スライスレベルによる単純な２値濃
度情報を出力するものであるとすると、その読取スライ
スレベルが正常（濃度マークＤ、Ｈの中間）にある時は
濃度マークＤは全部黒になり、濃度マークＥは全部白に
なる。しかし読取スライスレベルが正常より低くなると
濃度マークＤは全部黒になり、濃度マークＥは部分的に
黒が表われる傾向にある。また逆に読取スライスレベル
が正常より高くなると濃度マークＤは部分的に黒くなる
傾向にあり、濃度マークＥは全部白くなる。そこで中継
装置側ではファクシミリ受信情報中の濃度マークＤ、Ｈ
の黒画素数をカウントする。例えば濃度適正時の画素数
をＮ（濃度マーク１個分）とすると例えばＮ−βからＮ
十ｋ　（β、には所定値）の中間が濃度の規定範囲内で
ある。

尚、ファクシミリ情報が中間調を表わす多値情報である
ときは、例えば当該多値情報について直接濃度を調べ、
又は多値情報をデイザ変換してその画素数を調べれば良
い。

ステップＳ６では濃度が規定範囲内か否かを判別する。

規定範囲内ならステップＳ７で画像メモリ５のＯＣＲＣ
−シー像の傾きを検出し、必要なら傾きを補正する。ス
テップＳ８ではＯＣＲ文字を認識する。ステップＳ９で
はＯＣＲ認識した例えば宛先ファクシミリ９にファクシ
ミリ情報を中継する。ステップＳ１０では正常に中継し
た旨をレポート情報エリアにストアする。ステップＳ１
１ではレポート情報を中継依頼ファクシミリ８に送信す
る。またステップＳ４の判別でＯＣＲシートでない時は
ステップＳ１２で宛先不明（ＯＣＲシート無し）の旨を
レポート情報エリアにストアし、ステップＳｌｌで当該
レポート情報を中継依頼ファクシミリ８に送信する。ま
たステップＳ６の判別で濃度が規定範囲内でない時はス
テップＳ１３で濃度不適正の旨をレポート情報エリアに
ストアし、ステップＳｌｌで当該レポート情報を中継依
頼ファクシミリ８に送信する。

［他の実施例］ 尚、上述実施例では中継依頼ファクシミリ８からの全原
稿情報を蓄積後に○ＣＲシート解析を行なったがこれに
限らない。例えば１ページ目のファクシミリ情報を受信
した後直ちにＯＣＲシート解析を行い、当該１ページ目
がＯＣＲシートか否か、かつＯＣＲシートなら濃度適正
か否かを判別して無駄な原稿情報通信を避けることも可
能である。

また上述実施例では濃度マークＤ、Ｅは夫々−定濃度と
したがこれに限らない０例えば相対的に高い濃度から相
対的に低い濃度まで連続的に濃度変化するような１つの
濃度マークでも良い。

また上述実施例のような濃度マークを特別に用いずに、
例えばＯＣＲマークＡのような既存のマークを濃度判定
用に使用しても良い。

［発明の効果］ 以上述べた如く本発明によれば、種々の中継依頼ファク
シミリから送信されたきた原稿情報を誤認識によって誤
った中継宛先に送信することを未然に防止できる。

また中継依頼ファクシミリ側でも中継ができなかった理
由を知ることができ、オペレーターがすぐ対応できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例のファクシミリ蓄積中継装置のプロ（ン
ク構成図、 第２図は実施例のファクシミリ蓄積中継処理手順のフロ
ーチャ゛−ト、 第３図は実施例で使用するＯＣＲシートの一例を示す図
、 第４図は従来のＯＣＲシートの一例を示す図である。 図中、１・・・ＣＰＵ、２・・・ＲＯＭ、３・・・ＲＡ
Ｍ、４・・・補助記憶装置、５・・・画像メモリ、６・
・・通信制御装置（ＣＣＵ）　、７・・・回線網、８・
・・中継依頼ファクシミリ、９・・・宛先ファクシミリ
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　ＯＣＲシートのファクシミリ受信情報を認識して対応
   するファクシミリ蓄積中継処理を行うファクシミリ蓄積
   中継装置において、 ＯＣＲシートのファクシミリ受信情報中の所定マーク画
   像の濃度を判別する判別手段と、 前記判別した濃度が所定範囲外であることによりその旨
   を当該中継依頼ファクシミリに知らせる応答手段を備え
   ることを特徴とするファクシミリ蓄積中継装置。