JP2002032762A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2002032762A
JP2002032762A JP2000214852A JP2000214852A JP2002032762A JP 2002032762 A JP2002032762 A JP 2002032762A JP 2000214852 A JP2000214852 A JP 2000214852A JP 2000214852 A JP2000214852 A JP 2000214852A JP 2002032762 A JP2002032762 A JP 2002032762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
original
image
image processing
character
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000214852A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Morishita
忠夫 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000214852A priority Critical patent/JP2002032762A/ja
Publication of JP2002032762A publication Critical patent/JP2002032762A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿面の裏側に原稿とは関係ない内容が印刷さ
れた複数の原稿の裏面を入力部で読み取っても、原稿の
表裏判定ができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】入力部2で読み取った原稿画像を、画像処
理部3で文字領域及び非文字領域に分離して各領域に適
した画像量処理を施し、制御部5で文字領域のレイアウ
トの特徴を検出し、複数枚の原稿画像に対してレイアウ
トの特徴を比較して、比較結果が同じであると原稿面と
判定し、比較結果が異なると非原稿面と判定する。原稿
のレイアウトの特徴としては、原稿の余白幅、文字領域
における文字の大きさ及び行間のピッチ、原稿のページ
番号及びページ番号の変化量を検出して、自動原稿送り
部21にセットされた原稿の表裏を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿面の裏側に、
原稿面の内容とは無関係な内容が印刷されている複数枚
の原稿の裏面を入力部で読み取ると、その旨をユーザに
報知したり原稿の表裏を反転したりする画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿の画像を読み取る画像読
取装置、原稿の画像を読み取って画像処理を行う画像処
理装置などを用いて、画像の保存、複製及び加工などの
作業が行われてきた。画像読取装置や画像処理装置とし
ては、スキャナ、ファクシミリ装置、複写機などがあ
る。これらの装置では、例えば、自動原稿送り装置(A
DF)を備えた装置の場合、原稿面を下側にセットして
原稿画像を読み取らせるものと、原稿面を上側にセット
して原稿画像を読み取らせるものと、がある。そのた
め、ユーザは、使用する装置に応じて原稿面を正しくセ
ットしなければならない。
【0003】例えば、読取面を下側にセットして原稿画
像を読み取らせるファクシミリ装置に対して、原稿の読
取面を上側にセットした場合、正しくその画像を読み取
らせることができずに、無意味な画像情報を送信先に送
信してしまうという問題があった。
【0004】そこで、原稿の表裏が逆にセットされたこ
とを検出して、所定のエラー処理を行う技術が、各種提
案されている。これら従来技術においては、原稿を読み
取って得た画像情報中の黒画素数を検出して、原稿が表
裏逆にセットされたことを検知し、所定のエラー処理を
行っている。
【0005】しかしながら、従来技術においては、原稿
の表裏が逆にセットされたと判断するための基準となる
所定の閾値が固定的であった。そのため、原稿の材質や
印刷内容によっては、表裏が逆にセットされていないに
も係わらず、表裏逆であると判定してしまうという問題
があった。
【0006】この問題に対して、特開平11−1127
27号公報に開示された画像読取装置及びファクシミリ
装置においては、原稿が表裏逆であると判定する際の基
準となる所定の閾値は、閾値書換手段によって、閾値入
力手段から入力された値に書き換え可能である。そのた
め、実際に読み取る原稿に応じてユーザが閾値入力手段
により適切な閾値を入力することで、多様な読取原稿の
光学的性質の差に十分対応できる。また、原稿が表裏逆
にセットされていないのに、表裏逆にセットしていると
判定するという問題を解決することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、資源の有効利用
の観点から印刷用紙節約の意識が高まる中、不要になっ
た片面だけ印刷を行った原稿の裏側に印刷を行うこと
で、印刷用紙の再利用を行うということが多くなってき
ている。画像読取装置や画像処理装置でこのような原稿
の内容を読み取らせる際に、複数の原稿のうち何枚かを
表裏逆にセットしてしまうことは、従来と同様に有り得
ることである。しかしながら、従来の画像読取装置及び
画像処理装置、並びに特開平11−112727号公報
に開示された画像読取装置及びファクシミリ装置では、
原稿の裏側は白紙という前提で原稿の表裏判定を行って
いるので、このような表裏共に印刷された原稿の内容を
読み取らせる場合、原稿の表裏判定を行うことができな
いという問題を有している。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたものであり、その目的は、原稿面の裏側に原稿と
は関係ない内容が印刷された複数の原稿の裏面を入力部
で読み取っても、原稿の表裏判定ができる画像処理装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0010】(1) 原稿画像を読み取る入力部と、読み取
った原稿画像から少なくとも文字領域を分離する画像処
理部と、を含む画像処理装置において、該画像処理部で
分離した文字領域のレイアウトの特徴を検出し、複数枚
の原稿画像に対して該レイアウトの特徴を比較して、比
較結果が略同じであると原稿面と判定し、比較結果が異
なると非原稿面と判定する制御部を備えたことを特徴と
する。
【0011】この構成においては、画像処理部で、入力
部で読み取った原稿画像の文字領域を少なくとも分離
し、制御部で文字領域のレイアウトの特徴を検出し、複
数枚の原稿画像に対してレイアウトの特徴を比較して、
比較結果が同じであると原稿面と判定し、比較結果が異
なると非原稿面と判定する。したがって、原稿の裏面に
印刷された原稿でも、容易に原稿の表裏を検出すること
が可能となる。
【0012】(2) 前記制御部は、レイアウトの特徴とし
て、文字領域の端部余白幅を検出することを特徴とす
る。
【0013】この構成においては、画像処理部で検出し
た文字領域のレイアウトの特徴として、文字領域の端部
余白部分の幅を制御部は検出する。したがって、原稿の
余白幅の違いにより表裏を検出することができるので、
裏面に原稿画像が斜めに印刷されたミスコピーの場合
や、裏面に原稿面と異なる余白幅の原稿が印刷されてい
た場合に、容易に原稿の表裏を検出することが可能とな
る。
【0014】(3) 前記制御部は、レイアウトの特徴とし
て、文字領域における文字の大きさ及び行間のピッチを
検出することを特徴とする。
【0015】この構成においては、画像処理部で検出し
た文字領域のレイアウトの特徴として、文字領域におけ
る文字の大きさ及び行間のピッチを制御部が検出する。
したがって、一連の原稿において、通常、原稿の文字の
大きさや行間のピッチは略一定であるので、容易に原稿
の表裏を検出することが可能となる。
【0016】(4) 前記制御部はレイアウトの特徴とし
て、文字領域の上端部または下端部を文字認識し、該文
字領域からページ番号の有無を検出することを特徴とす
る。
【0017】この構成においては、画像処理部で検出し
た文字領域のレイアウトの特徴として、画像処理部で分
離された文字領域のうち上端部または下端部の文字領域
を文字認識して、文字領域からページ番号の有無を制御
部は検出する。したがって、一連の原稿においてページ
番号が付加されている場合、ページ番号が無い原稿は裏
面側であると容易に判断することが可能となる。
【0018】(5) 前記制御部は、読み取った原稿画像か
ら検出したページ番号と、直前に読み取った原稿画像か
ら検出したページ番号と、の変化量を検出し、該変化量
が一定であると原稿面と判定することを特徴とする。
【0019】この構成においては、画像処理装置の制御
部は、文字領域のレイアウトの特徴としてページ番号の
有無を検出した場合に、読み取った原稿画像から検出し
たページ番号と、直前に読み取った原稿画像から検出し
たページ番号と、の変化量を検出して、この変化量が一
定であると原稿面であると判定する。したがって、一連
の原稿においては、通常、ページ番号は連続した番号と
なるため、ページ番号の変化量が異なると、容易に原稿
が裏面であるということを検出することが可能となる。
【0020】(6) 前記入力部は、表裏反転機能付き自動
原稿送り手段を備え、前記制御部が一方の面の原稿画像
は非原稿面であると判定すると、該自動原稿送り手段で
原稿の表裏を反転して、他方の面の原稿画像を読み取る
ことを特徴とする。
【0021】この構成においては、原稿画像を読み取る
入力部は、表裏反転機能付き自動原稿送り手段を備え、
原稿の一方の面が非原稿面であると制御部が判定する
と、入力部は自動原稿送り手段で原稿の表裏を反転して
他方の面の原稿画像を読み取る。したがって、表裏反転
機能付き自動原稿送り手段によって、自動的に原稿の表
裏を反転することができるので、原稿の表裏を逆にセッ
トしていても、自動的に正しい原稿面を検出することが
可能となる。
【0022】(7) 前記制御部が原稿画像は非原稿面であ
ると判定すると、その旨を報知する報知手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0023】この構成においては、原稿画像が非原稿面
であると制御部が判定すると、報知手段は原稿画像が非
原稿面であることを報知する。したがって、一連の原稿
の中に非原稿面がセットされていると、画像処理装置の
報知手段が報知してくれるので、ユーザは容易に原稿の
状態を確認することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る画像処理
装置の構成について、図1に基づいて説明する。図1
は、画像処理装置の概略の構成を示すブロック図であ
る。画像処理装置1は、原稿の画像を入力する入力部
2、入力された画像の処理を行う画像処理部3、画像処
理を行った画像を記録材に印刷出力する出力部4、画像
処理装置1の各部を制御する制御部5、入力された画像
の内容やレイアウトの特徴を記憶する記憶部6、及びユ
ーザに報知を行う報知部7を備えている。
【0025】入力部2は、自動原稿送り部21、原稿反
転部22及び画像読取部23を備えている。自動原稿送
り部21は、載置された原稿を画像読取部23で読み取
ることができるように自動的に用紙送りするものであ
る。原稿反転部22は、自動原稿送り部21にセットさ
れた原稿の表裏を反転するものである。画像読取部23
は、原稿の画像を読み取るものである。
【0026】画像処理部3は、画像読取部23で読み取
った画像に対して、文字領域及び非文字領域に分離する
領域分離、色補正、フィルタ処理、中間調処理、及び黒
生成処理などを行うものである。
【0027】出力部4は、画像形成部41を備えてい
る。画像形成部41は、画像処理部3で処理された画像
を記録材に記録し、画像処理装置1の外部に出力するも
のである。
【0028】制御部5は、余白検出部51、文字サイズ
検出部52、行間ピッチ検出部53、文字認識部54、
ページ番号変化量検出部55及びラインカウンタ56を
備えている。余白検出部51は、画像読取部23で読み
取った画像の文字領域以外の部分である余白部分を検出
して、余白の幅を検出するものである。文字サイズ検出
部52は、画像処理部3で分離された文字領域における
文字サイズを検出するものである。行間ピッチ検出部5
3は、画像処理部3で分離された文字領域における文字
行と文字行とのピッチを検出するものである。文字認識
部54は、画像処理部3で分離された文字領域の特に上
端部や下端部の文字認識を行って、原稿の上端部または
下端部に印刷されたページ番号を検出するものである。
ページ番号変化量検出部55は、文字認識部54で検出
したページ番号の変化量を検出するものである。ライン
カウンタ56は、画像処理部3で分離された文字領域の
行や行間ピッチを、1ライン毎にカウントするためのカ
ウンタである。
【0029】記憶部6は、制御部5の余白検出部51で
検出された余白の幅、文字サイズ検出部52で検出され
た文字サイズ、行間ピッチ検出部53で検出された行間
ピッチ、及び文字認識部54で検出されたページ番号な
どを記憶するものである。また、記憶部6は、画像処理
部3で領域分離された文字領域及び非文字領域の画像を
記憶する。
【0030】報知部7は、表示部71及びスピーカ72
を備えている。表示部71は、画像処理装置の現在の状
態や、ユーザに伝達したい情報などを表示するものであ
る。スピーカ72は、ユーザに伝達したい情報や警告な
どを音声によってユーザに伝えるものである。
【0031】本発明の実施形態に係る画像処理装置1
は、原稿のレイアウトの特徴として、文字領域の端部余
白幅、文字領域における文字の大きさ及び行間のピッ
チ、原稿のページ番号及びページ番号の変化量のうち少
なくともいずれか1つを検出して、自動原稿送り部21
にセットされた原稿の表裏を判定する。
【0032】まず、文字領域の端部余白幅を検出する方
法について説明する。図2は、原稿の例を示す図であ
る。図2(A)、(B)に示した原稿は、一連の原稿で
ある。また、図2(C)はコピーを失敗した原稿(ミス
コピー)である。この原稿の裏面に原稿面が印刷されて
おり、図2(C)に示した面は非原稿面である。図2
(D)は、図2(A)、(B)に示した原稿とは異なる
原稿である。この原稿は、不要になった原稿を再利用し
たものであり、この原稿の裏面に原稿面が印刷されてい
る。なお、図2(A)、(B)に示した原稿の裏面に
は、図2(C)、(D)に示したような原稿が印刷され
ている。
【0033】図2(A)、(B)のように一連の原稿の
場合、画像に非文字領域が含まれていたとしても、原稿
の左端の余白部分や上端の余白部分は、通常、略同じ幅
である場合が多い。これに対して、図2(C)に示した
ミスコピーの場合は、原稿画像は斜めに印刷されてお
り、左端部の余白は無く、上端部の余白幅は一連の原稿
とは異なっている。また、図2(D)に示した原稿で
は、原稿の左端部余白幅及び上端部余白幅が一連の原稿
と異なっている。
【0034】このように、原稿の種類や内容によって、
文字領域の余白幅が異なるため、本発明の画像処理装置
では、文字領域の端部余白幅として、原稿の左端部余白
幅及び上端部余白幅を検出することで原稿の表裏判定を
行う。
【0035】次に、本発明の画像処理装置における余白
幅検出による原稿の表裏判定の手順を、図4及び図5に
基づいて説明する。図4は、画像処理装置における原稿
の表裏判定手順を説明するためのフローチャートであ
る。図5は、レイアウトの特徴検出処理ルーチンであ
る、余白の検出処理手順を説明するためのフローチャー
トである。なお、図5において、スキャンしたラインに
おける原稿の左端から最左端の画素までの距離をAとす
る。また、左端部余白幅をML、上端部余白幅をMTと
する。
【0036】画像処理装置1の制御部5は、まず、入力
部2の画像読取り部23に、自動原稿送り部21にセッ
トされた複数の原稿のうち1枚目を読み取らせて、画像
処理部3で画像の領域分離を行わせる。そして、領域分
離された画像を記憶部6に格納する(ステップ10
1)。この時、制御部5は、原稿の両面共レイアウトの
類似性を確認したか否かを確認する(ステップ10
2)。この時点では、1枚目の原稿に対して、両面共レ
イアウトの類似性を確認していないので、次にレイアウ
トの特徴検出処理を行う(ステップ103)。
【0037】制御部5は、図5に示したように、レイア
ウトの特徴検出処理として、文字領域における上端部余
白幅及び左端部余白幅を検出するために、ライン毎に画
像を検出して文字の開始位置を検知する。
【0038】制御部5の余白検出部51は、まず、現在
のライン値CLを0、上端部余白幅MTをMTmax、
左端部余白幅MLをMLmaxとして、各値を初期化す
る(ステップ201)。なお、MTmaxは原稿の縦方
向の全長または全長よりも十分大きい値とし、MLma
xは原稿の全幅または全幅よりも十分大きい値とする。
【0039】制御部5の余白検出部51は、記憶部6に
記憶させている領域分離した文字領域の原稿画像におけ
る例えば上端の1ラインをスキャンする(ステップ20
2)。そして、現在のライン値CLの値を1だけカウン
トアップする(ステップ203)。この時、スキャンし
た1ラインの全ての画素が、無地か否かを判定する(ス
テップ204)。つまり、スキャンしたラインが文字
行、行間または余白のいずれであるかを判定する。
【0040】全画素が無地の場合は行間または余白であ
るため、スキャンした1ラインが最終ラインか否かの判
定を行う(ステップ205)。次のラインが有る場合
は、ステップ202の処理を行う。一方、最終ラインの
場合は、特徴検出処理ルーチンを終了する。
【0041】ステップ204において前画素が無地でな
い場合は文字行であるため、上端部余白幅MTがMTm
axか否かを判定する。上端部余白幅MTがMTmax
の場合は、制御部5は、現在のライン値CLを1だけカ
ウントダウンした値を上端部余白幅MTとして代入する
(ステップ213)。
【0042】一方、ステップ211において、上端部余
白幅MTがMTmaxでない場合は、現在設定されてい
る左端部余白幅MLと、ステップ202においてスキャ
ンしたラインにおける原稿の左端から最も左の画素まで
の間の距離Aと、のうち、小さい方の値を左端部余白幅
MLに代入する(ステップ212)。そして、ステップ
205の処理を行い、最終ラインのスキャンが完了する
まで、ラインカウンタ56でラインをカウントしなが
ら、ステップ202からステップ205までの処理を行
い、上端部余白幅及び左端部余白幅の値を検出する。
【0043】レイアウトの特徴検出処理のルーチンが終
了したら、制御部5は1枚目の原稿における上端部余白
幅及び左端部余白幅を記憶部6に記憶させる(ステップ
104)。そして、原稿が1枚目か否かの判定を行う
(ステップ105)。原稿が1枚目の場合は、原稿の読
取面の印刷を行う(ステップ108)。そして、次の原
稿が有るか否かを判定する(ステップ109)。次の原
稿が無い場合は、処理を終了する。次の原稿がある場合
は、再度ステップ101以降の処理を行う。
【0044】ステップ105において、制御部5は、原
稿が2枚目以降の場合は、前に読み取った原稿のレイア
ウトと類似性が有るか否か判定を行う(ステップ10
6)。即ち、制御部5は、上端部余白幅及び左端部余白
幅が前に読み取った原稿と略同じか否かを比較判定す
る。上端部余白幅及び左端部余白幅が前に読み取った原
稿と略同じである場合は、レイアウトに類似性が有り、
読み取った原稿面は正規の面であるとして、制御部5は
画像形成部41で記録材に画像データの印刷を行わせる
(ステップ108)。
【0045】一方、上端部余白幅及び左端部余白幅の少
なくとも一方が、前に読み取った原稿と異なる場合は、
前に読み取った原稿のレイアウトと類似性が無いとし
て、制御部5は入力部2の原稿反転部22で原稿の反転
を行い(ステップ107)、原稿の他方の面を画像読取
部23に読み取りさせる(ステップ101)。そして、
ステップ102からステップ106の処理を行い、反転
して読み取った原稿の他方の面において、前に読み取っ
た原稿のレイアウトと類似性が有る場合は、原稿の他方
の面が正規の面であるとして、読み取った面の印刷を行
う(ステップ108)。
【0046】しかしながら、ステップ106において、
原稿の他方の面も前に読み取った原稿のレイアウトと類
似性が無い場合は、制御部5は原稿他方の面は非原稿面
であり、最初に読み取った面が原稿面であるとして、原
稿反転部22で再度原稿を反転して(ステップ10
7)、画像読取部23で原稿の読み取りを行わせる(ス
テップ101)。
【0047】そして、制御部5は原稿の両面共レイアウ
トの類似性を確認しているので(ステップ102)、画
像形成部41で原稿の読み取った面の印刷を行わせる
(ステップ108)。そして、次の原稿が有るか否かを
判定し(ステップ109)、次の原稿が有れば、ステッ
プ101からステップ107の処理を繰り返す。一方、
次の原稿が無ければ、処理を終了する。
【0048】なお、ステップ107において原稿を反転
する際に、報知部7でユーザに原稿を反転する旨を報知
し、ユーザが原稿の確認を行ってから、原稿反転部22
で原稿を反転するようにしてもよい。また、画像処理装
置1が原稿反転部22を備えていない場合は、報知部7
でユーザに原稿を反転する旨を報知し、ユーザが原稿の
反転を行うまで待機し、原稿が反転されるとステップ1
01からの処理を行うようにするとよい。
【0049】次に、文字領域における文字の大きさ及び
行間のピッチを検出する方法を説明する。図3は、原稿
画像の一例及び文字の大きさ及び行間ピッチのヒストグ
ラムを示す図である。
【0050】通常、一連の複数枚の原稿において、文字
の大きさ及び行間ピッチは、略等しく設定される。した
がって、文字の大きさ及び行間ピッチを検出することで
原稿の表裏を容易に検出することができる。
【0051】本発明の画像処理装置1においては、図3
(B)に示したように、文字の大きさ及び行間ピッチを
検出する際に所定の閾値を設け、閾値より大きい場合に
文字行と判定する。
【0052】次に、図4、図6を用いて文字サイズ及び
行間ピッチの検出方法を説明する。図6は、原稿画像の
レイアウトの特徴である文字サイズ及び行間ピッチの検
出方法の手順を説明するためのフローチャートである。
なお、図6において、ヒストグラム上の注目点をX、ヒ
ストグラム上の注目点Xにおけるヒストグラムの値をY
(X)、文字行と判断する閾値をTh、文字サイズをS
IZE、行間ピッチをPITCH及びフラグをFとす
る。またフラグFには0,P,Sのいずれかが代入され
るものとする。
【0053】まず図4において、制御部5は、入力部2
の自動原稿送り部21にセットされた原稿の画像を画像
読取り部23で読み取らせて、画像処理部3で読み取っ
た画像を文字領域と非文字領域とに分離させて、記憶部
6に格納する(ステップ101)。そして、原稿の両面
共レイアウトの類似性を確認済みか否かの判定を行う
(ステップ102)。制御部5は、レイアウトの類似性
を確認済の場合、読み取った原稿の画像を画像形成部4
1で印刷させる(ステップ108)。
【0054】一方、レイアウトの類似性の確認を行って
いない場合は、次にレイアウトの特徴検出処理として、
制御部5の文字サイズ検出部52と行間ピッチ検出部5
3とで、文字サイズ及び行間ピッチの比較を行う(ステ
ップ103)。
【0055】すなわち、制御部5は、まず図6に示した
ように、ヒストグラム上の注目点Xを0、フラグFを0
として、各値を初期化する(ステップ301)。そし
て、文字領域における走査を行って、例えば、図3
(A)に示した原稿画像を、図3(B)に示したヒスト
グラムに、1ライン毎に変換する(ステップ302)。
この時、制御部5はヒストグラムの注目点Xにおけるヒ
ストグラムの値Y(X)が、行と判断する閾値Thより
大きいか否かを判定する(ステップ303)。
【0056】注目点Xにおけるヒストグラムの値Y
(X)が閾値Thより小さい場合、制御部5は文字行で
は無いとして、行間ピッチ検出部53はフラグFの値が
何であるかを判定する(ステップ311)。一方、注目
点Xにおけるヒストグラムの値Y(X)が閾値Thより
大きい場合、文字行で有るとして、文字サイズ検出部5
2はフラグFの値が何であるかを判定する(ステップ3
04)。
【0057】ステップ311においてフラグFの値が0
の場合、行間ピッチ検出部53は、注目点Xの値を1だ
けカウントアップする(ステップ308)。
【0058】また、ステップ311においてフラグFの
値がPの場合、行間ピッチ検出部53は、行間ピッチP
ITCHの値を1だけカウントアップする。そして、ス
テップ308の処理を行う。
【0059】さらに、ステップ311においてフラグF
の値がSの場合、文字サイズ検出部52は、文字サイズ
SIZEの値を記憶部6に格納する(ステップ31
2)。また、行間ピッチ検出部53は、行間ピッチPI
TCHに1を代入する(ステップ313)。そして、フ
ラグFにPを代入して(ステップ314)、ステップ3
08の処理を行う。
【0060】一方、ステップ304においてフラグFの
値が0の場合、文字サイズ検出部52は、文字サイズS
IZEに1を代入する(ステップ306)。そして、フ
ラグFにSを代入して(ステップ307)、ステップ3
08の処理を行う。
【0061】また、ステップ304においてフラグFの
値がPの場合、行間ピッチ検出部53は、行間ピッチP
ITCHの値を記憶部6に格納する(ステップ30
5)。そして、文字サイズ検出部52は、ステップ30
6及びステップ307の処理を行ってからステップ30
8の処理を行う。
【0062】さらに、ステップ304においてフラグF
の値がSの場合、文字サイズ検出部52は文字サイズS
IZEの値を1だけカウントアップする(ステップ31
0)。そして、ステップ308の処理を行う。
【0063】制御部5の文字サイズ検出部52または行
間ピッチ検出部53は、ステップ308で注目点Xの値
を1だけカウントアップしたら、最終ラインか否かを判
定する(ステップ309)。
【0064】最終ラインの場合は、レイアウトの特徴検
出処理である文字サイズ、行間ピッチの検出処理を終了
する。一方、最終ラインでない場合は、再度注目点Xに
おけるY(X)が閾値Thより大きいか否かを判定し、
ステップ303からステップ309の処理を行う。
【0065】次に、図4に示したように、制御部5は上
記文字サイズ及び行間ピッチの代表値(例えば中央値)
を記憶部6に格納し(ステップ104)、原稿は1枚目
か否かを判定する(ステップ105)。この時、原稿が
1枚目であれば、制御部5は、画像形成部41に、記録
材に原稿画像の印刷を行わせる(ステップ108)。そ
して、次の原稿が有るか否かを判定し(ステップ10
9)、原稿が有る場合は、入力部2で原稿の読み取りを
行わせて(ステップ101)、両面共レイアウト確認済
みか否かを判定し(ステップ102)、ステップ10
3、104の処理を行い、原稿が1枚目か否かの判定を
行う(ステップ105)。この時、原稿は2枚目以降で
あれば、レイアウトに類似性が有るか否かの判定を行う
(ステップ106)。
【0066】レイアウトに類似性が有る場合は、画像形
成部41に印刷を行わせ(ステップ108)、一方、レ
イアウトに類似性が無い場合は、原稿の反転を行い(ス
テップ107)、原稿の他方の面を読み取りさせる(ス
テップ101)。両面共レイアウトの確認を行っていな
いため(ステップ102)、ステップ103からステッ
プ105の処理を行い、レイアウトに類似性があるか否
かを判定する(ステップ106)。レイアウトに類似性
がない場合は、最初に読み取った原稿面が正規の面であ
るとして原稿の反転を行い(ステップ107)、原稿の
読み取りを行う(ステップ101)。
【0067】そして、両面共レイアウトの類似性の確認
が完了したため(ステップ102)、画像形成部4で原
稿の印刷を行わせる(ステップ108)。そして、次の
原稿が有る場合は(ステップ109)、さらにステップ
101から108の処理を実行する。一方、次の原稿が
無い場合は処理を終了する。
【0068】なお、文字領域の余白幅を検出する場合と
同様に、ステップ107において原稿を反転する際に、
報知部7でユーザに原稿を反転する旨を報知し、ユーザ
が原稿の確認を行ってから、原稿反転部22で原稿を反
転するようにしてもよい。また、画像処理装置1が原稿
反転部22を備えていない場合は、報知部7でユーザに
原稿を反転する旨を報知し、ユーザが原稿の反転を行う
まで待機し、原稿が反転されるとステップ101からの
処理を行うようにするとよい。
【0069】次に、ページ番号を検出して、原稿の表裏
判定を行う方法を説明する。図3(A)に示した原稿の
ように、通常、文字領域の上端部または下端部にページ
番号が付記される。このページ番号を検出することで、
原稿の裏面側に印刷された原稿と無関係な内容の原稿に
ページ番号が付記されていない場合は、容易に原稿の表
裏を判定することができる。
【0070】しかしながら、原稿の裏面側に印刷された
表面の原稿と無関係な原稿にもページ番号が付記されて
いることが有り、この場合はページ番号の有無だけの検
出では、原稿の裏面と表面とを誤って判定してしまう可
能性がある。
【0071】一連の原稿の画像を、画像処理装置に読み
取らせる場合、ユーザは、普通ページ番号が順不同では
無く、連続した番号として並んだ原稿をセットする。そ
こで、一連の原稿において、ページ番号の変化量を検出
し、この変化量が一定であるか否かを判定することで、
原稿の表裏面を容易に検出することができる。
【0072】以下に、ページ番号を検出するとともに、
ページ番号の変化量を判定して原稿の表裏を検出する方
法を、図7を用いて説明する。図7は、ページ番号の変
化量を検出して原稿の表裏を検出するための手順を説明
するためのフローチャートである。
【0073】なお、図7において、N(i)は読み取っ
た画像の文字認識を行った際に認識したページ番号であ
り、N(i−1)は前回読み取った画像の文字認識を行
った際に認識したページ番号である。また、S(i)は
今回のページ番号の変化量であり、S(i−1)は前回
のページ番号の変化量である。さらに、ページ番号を付
記された複数の原稿は、ページ番号が昇順となるように
並べられる場合と、ページ番号が降順となるように並べ
られる場合と、があるため、S(i)は負数の場合もあ
る。
【0074】図7において、制御部5は、まず入力部2
に原稿の読み取りを行わせて(ステップ401)、次に
原稿の両面共文字領域の確認済みか否かを判定する(ス
テップ402)。文字領域の確認は両面共行っていない
ので、画像処理部3で領域分離を行い(ステップ40
3)、文字領域の上端または下端にページ番号が付記さ
れた文字領域が有るか否かを判定する(ステップ40
4)。ページ番号が付記された文字領域が無い場合は、
制御部5は原稿の反転を原稿反転部22に実行させる
(ステップ412)。
【0075】一方、文字領域の上端または下端にページ
番号が付記された文字領域が有る場合は、制御部5の文
字認識部54は、文字認識を行う(ステップ405)。
そして、文字認識結果が数字か否かを判定し(ステップ
406)、数字でない場合は、ステップ412の処理を
行う。また、認識した文字が数字の場合、ページ番号変
化量検出部55はページ番号であるとして、この数字を
N(i)として記憶部6に格納する。
【0076】次に、制御部5は、原稿が1枚目か否かを
判定し(ステップ408)、原稿が1枚目の場合は画像
形成部41に、記録材上に印刷を行わせる(ステップ4
21)。一方、原稿が1枚目でない場合は、前回に認識
したページ番号と今回認識したページ番号との差を、ペ
ージ番号の変化量S(i)として、記憶部6に格納する
(ステップ409)。そして、原稿が3枚目以上で有る
か否かを判定し(ステップ410)、3枚目以上でない
場合、ステップ421を実行する。
【0077】一方、原稿が3枚目以上の場合、ページ番
号変化量検出部55は、前回のページ番号の変化量S
(i−1)と今回のページ番号の変化量S(i)との比
較を行う。この時、ページ番号の変化量が同じ場合は、
ステップ421の処理を行う。一方、ページ番号の変化
量が異なる場合は、原稿は裏面であるとして、原稿の反
転を行う(ステップ412)。そして、再度原稿の読み
取りを行う(ステップ401)。このようにしてステッ
プ401からステップ412の処理を行い、両面共文字
領域の確認を行ったにも係わらずページ番号が無い場合
は、報知部7でユーザに、原稿の両面ともページ番号が
無いこと報知して(ステップ423)、処理を終了す
る。
【0078】また、制御部5は、ステップ411におい
て、今回のページ番号の変化量S(i)と前回のページ
番号の変化量S(i−1)とが一致した場合は、画像形
成部41に印刷を行わせる。そして、次の原稿が有るか
否かを判定し、次の原稿が有る場合は、ステップ401
からの処理を実行し、次の原稿が無い場合は、処理を終
了する。
【0079】このように、ページ番号の文字認識を行っ
て、ページ番号の変化量を検出することで、原稿の表裏
判定を行うことができる。
【0080】なお、上記の原稿の表裏判定方法は、各々
単独で行っても効果があるが、各方法を組み合わせて実
施することで、より確実に原稿の表裏を判定することが
できる。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0082】(1) 画像処理部で、入力部で読み取った原
稿画像の文字領域を少なくとも分離し、制御部で文字領
域のレイアウトの特徴を検出し、複数枚の原稿画像に対
してレイアウトの特徴を比較して、比較結果が同じであ
ると原稿面と判定し、比較結果が異なると非原稿面と判
定するので、原稿の裏面に印刷された原稿でも、容易に
原稿の表裏を検出することができる。
【0083】(2) 画像処理部で検出した文字領域のレイ
アウトの特徴として、文字領域の端部余白部分の幅を制
御部は検出するため、原稿の余白幅の違いにより表裏を
検出することができるので、裏面に原稿画像が斜めに印
刷されたミスコピーの場合や、裏面に原稿面と異なる余
白幅の原稿が印刷されていた場合に、容易に原稿の表裏
を検出できる。
【0084】(3) 画像処理部で検出した文字領域のレイ
アウトの特徴として、文字領域における文字の大きさ及
び行間のピッチを制御部が検出するため、一連の原稿に
おいて、通常、原稿の文字の大きさや行間のピッチは略
一定であるので、容易に原稿の表裏を検出することがで
きる。
【0085】(4) 画像処理部で検出した文字領域のレイ
アウトの特徴として、画像処理部で分離された文字領域
のうち上端部または下端部の文字領域を文字認識して、
文字領域からページ番号の有無を制御部は検出するの
で、一連の原稿においてページ番号が付加されている場
合、ページ番号が無い原稿は裏面側であると容易に判断
できる。
【0086】(5) 画像処理装置の制御部は、文字領域の
レイアウトの特徴としてページ番号の有無を検出した場
合に、読み取った原稿画像から検出したページ番号と、
直前に読み取った原稿画像から検出したページ番号と、
の変化量を検出して、この変化量が一定であると原稿面
であると判定するので、通常、一連の原稿においては、
ページ番号は連続した番号となるため、ページ番号の変
化量が異なると、容易に原稿が裏面であるということを
検出できる。
【0087】(6) 原稿画像を読み取る入力部は、表裏反
転機能付き自動原稿送り手段を備え、原稿の一方の面が
非原稿面であると制御部が判定すると、入力部は自動原
稿送り手段で原稿の表裏を反転して他方の面の原稿画像
を読み取るため、表裏反転機能付き自動原稿送り手段に
よって、自動的に原稿の表裏を反転することができるの
で、原稿の表裏を逆にセットしていても、自動的に正し
い原稿面を検出することができる。
【0088】(7) 原稿画像が非原稿面であると制御部が
判定すると、報知手段は原稿画像が非原稿面であること
を報知するため、ユーザは容易に原稿の状態を確認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、画像処理装置の概略の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図2は、原稿の例を示す図である。
【図3】図3は、原稿画像の一例及び文字の大きさ及び
行間ピッチのヒストグラムを示す図である。
【図4】図4は、画像処理装置における原稿の表裏判定
手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】図5は、レイアウトの特徴検出処理ルーチンで
ある、余白の検出処理手順を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】図6は、原稿画像のレイアウトの特徴である文
字サイズ及び行間ピッチの検出方法の手順を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】図7は、ページ番号の変化量を検出して原稿の
表裏を検出する手順を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1−画像処理装置 2−入力部 3−画像処理部 4−出力部 5−制御部 6−記憶部 21−自動原稿送り部 22−原稿反転部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る入力部と、読み取っ
    た原稿画像から少なくとも文字領域を分離する画像処理
    部と、を含む画像処理装置において、 該画像処理部で分離した文字領域のレイアウトの特徴を
    検出し、複数枚の原稿画像に対して該レイアウトの特徴
    を比較して、比較結果が略同じであると原稿面と判定
    し、比較結果が異なると非原稿面と判定する制御部を備
    えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、レイアウトの特徴とし
    て、文字領域の端部余白幅を検出することを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、レイアウトの特徴とし
    て、文字領域における文字の大きさ及び行間のピッチを
    検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、レイアウトの特徴とし
    て、文字領域の上端部または下端部を文字認識し、該文
    字領域からページ番号の有無を検出することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、読み取った原稿画像から
    検出したページ番号と、直前に読み取った原稿画像から
    検出したページ番号と、の変化量を検出し、該変化量が
    一定であると原稿面と判定することを特徴とする請求項
    4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記入力部は、表裏反転機能付き自動原
    稿送り手段を備え、前記制御部が一方の面の原稿画像は
    非原稿面であると判定すると、該表裏反転機能付き自動
    原稿送り手段で原稿の表裏を反転して、他方の面の原稿
    画像を読み取ることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部が原稿画像は非原稿面である
    と判定すると、その旨を報知する報知手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像処
    理装置。
JP2000214852A 2000-07-14 2000-07-14 画像処理装置 Pending JP2002032762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000214852A JP2002032762A (ja) 2000-07-14 2000-07-14 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000214852A JP2002032762A (ja) 2000-07-14 2000-07-14 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002032762A true JP2002032762A (ja) 2002-01-31

Family

ID=18710364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000214852A Pending JP2002032762A (ja) 2000-07-14 2000-07-14 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002032762A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195427A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ブラザー工業株式会社 画像処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195427A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ブラザー工業株式会社 画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1628240B1 (en) Outlier detection during scanning
US6798905B1 (en) Document orientation recognizing device which recognizes orientation of document image
JP3695163B2 (ja) 画像形成装置
JP4343820B2 (ja) 画像処理装置
US8285043B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP3807891B2 (ja) 画像情報の領域判別方法および装置
JP2018056783A (ja) 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法及び画像読取プログラム
JP3671682B2 (ja) 画像認識装置
US11290609B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2002032762A (ja) 画像処理装置
JP4396710B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラム
US11328425B2 (en) Image processing apparatus and non-transitory computer readable medium
JP2018133693A (ja) 原稿搬送装置および画像形成装置
JP3629959B2 (ja) 画像認識装置
JP3629969B2 (ja) 画像認識装置
US10334132B2 (en) Image reading device for rotating read image in accordance with orientation of face image, image forming apparatus, and image reading method
US11521403B2 (en) Image processing device for a read image of an original
JP7259635B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置及びプログラム
JP7283145B2 (ja) 情報処理装置および情報処理プログラム
JP7183820B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP3675181B2 (ja) 画像認識装置
JP2002112010A (ja) デジタル複写装置
JP2008141440A (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JPH09307675A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の画像処理方法
JPH09107469A (ja) 画像形成装置