JPH09107469A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09107469A
JPH09107469A JP7290432A JP29043295A JPH09107469A JP H09107469 A JPH09107469 A JP H09107469A JP 7290432 A JP7290432 A JP 7290432A JP 29043295 A JP29043295 A JP 29043295A JP H09107469 A JPH09107469 A JP H09107469A
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JP
Japan
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image
image forming
mode
character
original
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Application number
JP7290432A
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English (en)
Inventor
Takeshi Endo
剛 遠藤
Tetsuya Kimura
鉄也 木村
Kazuyoshi Matsumoto
和悦 松本
Hisao Konno
久郎 近野
Anki You
安麒 葉
Ryuji Fukui
竜司 福井
Minoru Saito
穣 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の画像の状態にきめ細かな対応を可能と
する画像形成装置を得る。 【解決手段】 鉛筆モードの場合に(S10)、対象と
しているドットが文字領域であり(S12)、文字の大
きさが定数Kpmnで示される文字サイズよりも小さい時
(S13)、カウンタに1を加算する(S14)。対象
としているドットが画像後端(S16)に達した時点
で、カウンタの値と定数Kdfnとの比較を行う(S1
7)。カウンタの値が定数Kdfnよりも大きければ(S
17)、プリント動作を中断し(S19)、操作部に警
告メッセージを表示する(S20)。原稿の状態に応じ
てきめ細かな画像補正処理を施すと共に、画像データに
異常を検知した場合には画像形成動作を中断し、操作者
の確認後に画像形成動作を再開させ、不良画像の形成を
未然に防止する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像補正機能を有
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の複写機・プリンタ等の画像形成装
置は、多機能化の傾向にある。例えば、用紙サイズおよ
び縦横用紙方向の自動選択、OCRによる文字認識、文
字と絵柄の分離等の各種の機能である。このような傾向
において、最新の画像形成装置が装備する機能は、さら
に高度化・鮮鋭化の傾向にある。例えば、複写機の複写
原稿モードにおいて、画像濃度データを補正し、画像を
細線化する。また、鉛筆原稿モードにおいては、MTF
補正フィルタを強くかけ、文字モードよりも白黒を顕在
化させる。さらに、文字写真モードでは、エッジ分離に
より文字/絵柄の分離を行い文字のエッジををはっきり
させ、絵柄はディザ処理、リニアなガンマ特性により滑
らかな画質にする、等々である。
【0003】他の従来例の特開平5−143055号
「画像加工処理装置」では、文字と絵柄とが混在する画
像をコピーする際に、文字だけを斜体化処理した画像を
出力している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の複写機において、原稿の状態によりオペレーターに
警告を与えるのは、原稿の用紙サイズや方向についての
みである。また、現在のデジタル複写機では、鉛筆原稿
モード・複写原稿モード等、原稿の種類により異なる画
像補正をする機能が存在するが、その機能がどのような
原稿まで有効であるかを示す閾値が存在しない。原稿の
文字領域により画像状態を判断し、不明瞭な原稿や操作
設定ミスなどによる無駄なコピーの発生の防止が可能
な、画像補正機能を有する画像形成装置が求められてい
る。
【0005】本発明は、原稿の画像の状態にきめ細かな
対応を可能とする画像補正機能を有する画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、画像を読み取る画像読み
取り手段と、この画像読み取り手段が読み取った画像デ
ータから文字領域を抽出する文字領域抽出手段と、画像
データに所定の画像補正処理の実行を指定する画像補正
処理指定手段と、文字領域から抽出された画像データの
形態により、画像形成動作を一時中断する中断手段とを
有し、所定の原稿モードの選択時に画像の形態により画
像形成動作を一時中断し、操作者の確認後に画像形成動
作を再開することにより画像補正機能を有することを特
徴としている。
【0007】また、上記の所定のモードは、鉛筆原稿モ
ード、複写原稿モード、文字原稿モードまたは写真原稿
モードの何れかの原稿モードとするとよい。
【0008】したがって、本発明の画像形成装置によれ
ば、画像を読み取り、読み取った画像データから文字領
域を抽出し、画像データに所定の画像補正処理の実行を
指定する。この画像補正処理において、文字領域から抽
出された画像データの形態により、画像形成動作を一時
中断する。中断は、所定の原稿モードの選択時に画像の
形態により、操作者の確認後に画像形成動作を再開する
ために行う。
【0009】よって、画像の形態、例えば、鉛筆モード
時の薄い原稿、複写モード時の文字サイズの大きな原
稿、文字モード時の文字領域の著しく少ない原稿、写真
モード時の文字領域が著しく多い原稿等においては、画
像形成動作を一時中断させることができる。
【0010】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による画像形
成装置の実施例を詳細に説明する。図1〜図6を参照す
ると本発明の画像補正機能を有する画像形成装置の実施
例が示されている。本実施例は、本発明を複写機に適用
した場合を示している。
【0011】図1は複写機の構成例を示し、スキャナー
1、メイン2、および操作部3により構成される。各モ
ジュールの構成の説明を以下に示す。
【0012】スキャナー1の各構成要素は、バスライン
101により接続され、スキャナーCPU10により制
御される。ROM11は、スキャナー制御プログラムを
もつ。RAM12は、スキャナー制御の際のデータを格
納する。スキャナードライバー13は、スキャナーモー
ターの駆動、露光ランプの点灯/消灯等を行う。IPU
14は、スキャン部にあるCCD15からの画像データ
を随時受け取り、画像処理を行う。ビデオI/F16
は、IPU14から得た画像データをビデオ信号として
他のモジュールへ送る。パラレルI/F17は、スキャ
ナー1とメイン2との通信を行う。
【0013】メイン2の各構成要素は、バスライン10
2により接続され、メインCPU20により制御され
る。ROM21は、メイン制御プログラムをもつ。RA
M22は、メイン制御の際のデータ等を格納する。GA
PD23は、数十個のゲートアレイにより構成され、メ
イン2と他のモジュールとの通信を行う。ビデオ制御2
4は、メインCPU20により制御され、IPU、プロ
ッター、アプリ間のビデオ信号の流れを切り替える。
【0014】操作部3の各構成要素は、バスライン10
3により接続され、操作部CPU30により制御され
る。ROM31は、操作部制御プログラム、LCD表示
用フォント、LCD表示アイコン等をもつ。RAM32
は、操作部制御の際のデータ等を格納する。LED制御
33は、出力ポートと操作パネル上のLEDとからな
り、LEDの点灯/消灯を行う。タッチセンサーコント
ローラ34は、LCD上にマトリクス状に存在するタッ
チセンサー35からの信号を受け、押下されたタッチセ
ンサーエリアの座標を返す。LCDC36は、LCD3
7の表示制御を行う。アービタ38は、画像データを扱
うVRAM39が操作部CPU30とLCDC36との
どちらがアクセスしているかを見て、VRAM39の調
停を行う。パラレルI/F40は、操作部3とメイン2
との通信を行う。
【0015】図2に複写機のスキャナー部のCCD15
およびIPU14周りの構成図を示す。CCD15およ
びIPU14による画像の読み取りは、5,000画素
のCCD15で原稿の反射光を光電変換し、出力信号を
増幅している。
【0016】IPU14ではCCD15から受け取った
画像データに次のような処理を行う。シェーディング補
正141では、シェーディングデータ(基準白板読み取
りデータ)を使い、画像補正を行う。MTF補正142
ではフィルター係数を用い、画像データの中間域を補正
し、白黒をはっきりさせる。エッジ分離143では、画
像データの急激な変化を抽出し、エッジ候補とする。地
肌分離144では、画素ブロックごとに白地検出パター
ンとパターンマッチングを行い、画素ブロック全てが白
画素である部分を抽出し白地候補とする。
【0017】領域判定145では、エッジ分離143、
地肌分離144の結果から文字領域、絵柄領域を決定す
る。ここで言う文字領域とは、エッジかつ白地であり、
絵柄領域とは非エッジかつ白地、または非白地とする。
行間判定146では、文字領域と判定されたところのエ
ッジ分離143、地肌分離144から、行間領域を決定
する。文字間判定147では、文字領域で非行間領域と
判定されたところのエッジ分離143、地肌分離144
から文字間領域を決定する。ガンマ補正148では、ガ
ンマ特性により画像補正を行う。ガンマ特性は、スキャ
ナー1、プロッタの特性、およびノッチによる濃度調整
から求める。階調処理149では、プロッタの特性によ
り誤差拡散法、ディザ法などの階調補正を選択し行う。
階調補正された画像データはプロッター40に送られ
る。
【0018】図3のフローチャートに基づき動作例1を
説明する。動作例1では、原稿を読み取った際の文字サ
イズに着目し、文字サイズが著しく小さい場合は、文字
がかすれた原稿とみなし、鉛筆原稿モードによる画像補
正処理でも良好な画像が得られないとされた時に、警告
を与える。定数Kpmnは、原稿上の文字での許容される
フォントサイズの最小値とし、カウンタで許容値以下の
文字の個数を数える。定数Kdfnは、カウンタの値と比
較して警告を与えるか否かの判断をするための閾値とす
る。
【0019】図3に示す関数に入ると、原稿の種類が鉛
筆原稿モードになっているかの判断を行う(S10)。
鉛筆原稿モードになっていなければ(S10/no)、こ
の関数を抜ける。鉛筆原稿モードになっていれば(S1
0/yes)、カウンタをクリアし(S11)、対象とし
ているドットが文字領域であるかの判断を行う(S1
2)。対象としているドットが文字領域であれば(S1
2/yes)、文字の大きさが定数Kpmnで示される文字サ
イズよりも小さいかの判断を行う(S13)。定数Kpm
nよりも小さいと判断されれば(S13/yes)、カウン
タに1を加算し(S14)、それ以外ではカウンタの値
は変化させない(S12/no、S13/no)。
【0020】判定対象となるドットを進め(S15)、
画像後端でなければ(S16/no)、文字領域であるか
の判断を行う(S12)。対象としているドットが画像
後端であれば(S16/yes)、カウンタの値と定数Kd
fnとの比較を行う(S17)。カウンタの値が定数Kdf
nよりも小さいか若しくは同じであれば(S17/n
o)、プリント動作を開始し(S18)、この関数を抜
ける。カウンタの値が定数Kdfnよりも大きければ(S
17/yes)、プリント動作を中断し(S19)、操作
部に警告メッセージを表示する(S20)。スタートキ
ーのLEDを緑に点灯させ(S21)、待機状態へ遷移
させ(S22)、この関数を抜ける。
【0021】再度スタートキーが押下されれば、警告は
無視されたものとみなし、プリント動作を再開する。そ
のとき警告メッセージは消すものとする。
【0022】動作例1の画像補正処理(鉛筆原稿モー
ド)が選択されていて、原稿の文字サイズが著しく小さ
く画像補正処理が保証できない場合に、コピー動作を一
時中断し、オペレーターに警告を与え、文字のかすれた
原稿のコピーを取ることを防止する。
【0023】図4のフローチャートに基づき動作例2を
説明する。動作例2では、原稿を読み取った際の文字サ
イズに着目し、文字サイズが著しく大きい場合は、過度
のジェネレーション原稿とみなし、複写原稿モードによ
る画像補正処理でも良好な画像が得られないとされた時
に、警告を与えるというものである。見出しなどに用い
られる大きな文字は、絵柄と判断されることが多いの
で、ここでは特に言及しない。定数Kpmxは、原稿上の
文字での許容されるファントサイズの最大値とし、カウ
ンタで許容値以上の文字の個数を数える。定数Kdfn
は、カウンタの値と比較して警告を与えるか否かの判断
をするための閾値とする。
【0024】図4に示す関数に入ると、原稿の種類が複
写原稿モードになっているかの判断を行う(S30)。
複写原稿モードになっていなければ(S30/no)、こ
の関数を抜ける。複写原稿モードになっていれば(S3
0/yes)、カウンタをクリアし(S31)、対象とし
ているドットが文字領域であるかの判断を行う(S3
2)。対象としているドットが文字領域であれば(S3
2/yes)、文字の大きさが定数Kpmxで示される文字サ
イズよりも大きいかの判断を行う(S33)。定数Kpm
xよりも大きいと判断されれば(S33/yes)、カウン
タに1を加算し(S34)、それ以外ではカウンタの値
は変化させない(S32/no、S33/no)。
【0025】判定対象となるドットを進め(S35)、
画像後端でなければ(S36/no)、文字領域であるか
の判断を行う(S32)。対象としているドットが画像
後端であれば(S36/yes)、カウンタの値と定数Kd
fnとの比較を行う(S37)。カウンタの値が定数Kdf
nよりも小さいか若しくは同じであれば(S37/n
o)、プリント動作を開始し(S38)、この関数を抜
ける。カウンタの値が定数Kdfnよりも大きければ(S
37/yes)、プリント動作を中断し(S39)、操作
部に警告メッセージを表示する(S40)。スタートキ
ーのLEDを緑に点灯させ(S41)、待機状態へ遷移
させ(S42)、この関数を抜ける。
【0026】再度スタートキーが押下されれば、警告は
無視されたものとみなし、プリント動作を再開する。そ
のとき警告メッセージは消すものとする。
【0027】動作例2の画像補正処理(複写原稿モー
ド)が選択されていて、原稿の文字サイズが著しく大き
く画像補正処理が保証できない場合に、コピー動作を一
時中断し、オペレーターに警告を与え、過度のジェネレ
ーション原稿のコピーを取ることを防止する。
【0028】図5のフローチャートに基づき動作例3を
説明する。動作例3では、文字モードが選択されてい
て、原稿を読み取った際の文字領域に着目し、文字領域
が著しく少ない場合は、スキュー原稿、モード設定の間
違いとみなし警告を与える。カウンタは文字領域を数え
るためのカウンタであり、定数Kminは原稿1枚当たり
に許される文字数の最小値とする。
【0029】図5に示す関数に入ると、原稿の種類が文
字原稿モードになっているかの判断を行う(S50)。
文字原稿モードになっていなければ(S50/no)、こ
の関数を抜ける。文字原稿モードになっていれば(S5
0/yes)、カウンタをクリアし(S51)、対象とし
ているドットが文字領域であるかの判断を行う(S5
2)。対象としているドットが文字領域であれば(S5
2/yes)、カウンタに1を加算し(S53)、文字領
域で無ければ(S52/no)カウンタの値は変化させな
い。
【0030】判定対象となるドットを進め(S54)、
画像後端で無ければ(S55/no)、文字領域であるか
の判断を行う(S52)。対象としているドットが画像
後端であれば(S55/yes)、カウンタの値と定数Km
inとの比較を行う(S56)。カウンタの値が定数Kmi
nよりも大きいか若しくは同じであれば(S56/n
o)、プリント動作を開始し(S57)、この関数を抜
ける。カウンタの値が定数Kminよりも小さければ(S
56/yes)、プリント動作を中断し(S58)、操作
部に警告メッセージを表示する(S59)。さらに、ス
タートキーのLEDを緑に点灯させ(S60)、待機状
態へ遷移させ(S61)、この関数を抜ける。
【0031】再度スタートキーが押下されれば、警告は
無視されたものとみなし、プリント動作を再開する。そ
のとき警告メッセージは消すものとする。
【0032】動作例3の画像補正処理(文字モード)が
選択されていて、文字領域が著しく少ない場合、コピー
動作を一時中断し、オペレーターに警告を与え、モード
設定の誤操作や原稿セット不良のコピーを防止する。
【0033】図6のフローチャートに基づき動作例4を
説明する。動作例4では、写真モードが選択されてい
て、原稿を読み取った際の文字領域に着目し、文字領域
が著しく多い場合は、モード設定の間違いとみなし、警
告を与える。カウンタは文字領域を数えるためのカウン
タであり、定数Kmaxは原稿1枚当たりに許される文字
数の最大値とする。
【0034】図6に示す関数に入ると、原稿の種類が写
真原稿モードになっているかの判断を行う(S70)。
写真原稿モードになっていなければ(S70/no)、こ
の関数を抜ける。写真原稿モードになっていれば(S7
0/yes)、カウンタをクリアし(S71)、対象とし
ているドットが文字領域であるかの判断を行う(S7
2)。対象としているドットが文字領域であれば(S7
2/yes)、カウンタに1を加算し(S73)、文字領
域でなければ(S72/no)カウンタの値は変化させな
い。
【0035】判定対象となるドットを進め(S74)、
画像後端でなければ(S75/no)、文字領域であるか
の判断を行う(S72)。対象としているドットが画像
後端であれば(S75/yes)、カウンタの値と定数Km
axとの比較を行う(S76)。カウンタの値が定数Kma
xよりも小さいか若しくは同じであれば(S76/n
o)、プリント動作を開始し(S77)、この関数を抜
ける。カウンタの値が定数Kmaxよりも多きければ(s
76/yes)、プリント動作を中断し(S78)、操作
部に警告メッセージを表示する(S79)。スタートキ
ーのLEDを緑に点灯させ(S80)、待機状態へ遷移
させ(S81)、この関数を抜ける。
【0036】再度スタートキーが押下されれば、警告は
無視されたものとみなし、プリント動作を再開する。そ
のとき警告メッセージは消すものとする。
【0037】動作例4の画像補正処理(写真モード)が
選択されていて、文字領域が著しく多い場合、コピー動
作を一時中断し、オペレーターに警告を与え、モード設
定の誤操作を防止する。
【0038】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例であるが、これに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能
である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
画像形成装置は、画像を読み取り、読み取った画像デー
タから文字領域を抽出し、画像データに所定の画像補正
処理の実行を指定する。この画像補正処理において、文
字領域から抽出された画像データの形態により画像形成
動作を一時中断し、操作者の確認後に再開する。よっ
て、画像の形態、例えば、鉛筆モード時の薄い原稿、複
写モード時の文字サイズの大きな原稿、文字モード時の
文字領域の著しく少ない原稿、写真モード時の文字領域
が著しく多い原稿等においては、操作者の確認後に画像
形成動作を再開させ、不良画像の形成を未然に防止する
ことができる。
【0040】請求項2では、画像補正処理(鉛筆原稿モ
ード)が選択されていて、原稿の文字サイズが著しく小
さく画像補正処理が保証できない場合に、コピー動作を
一時中断し、オペレーターに警告を与えるため、文字の
かすれた原稿のコピーを取ることを防止することができ
る。
【0041】また、請求項3では、複写原稿モードが選
択されていて原稿の文字サイズが著しく大きく画像補正
処理が保証できない場合、文字モードが選択されていて
文字領域が著しく少ない場合、写真モードが選択されて
いて文字領域が著しく多い場合、等においては画像形成
動を一時中断させ、オペレーターに警告を与える。この
ため、過度のジェネレーション原稿、モード設定の誤操
作および原稿セット不良等による不良画像形成を未然に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像補正機能を有する画像形成装置の
実施例である複写機の回路構成ブロック図である。
【図2】図1のCCDおよびIPU周りの構成例を示す
回路ブロック図である。
【図3】動作例1を示すフローチャートである。
【図4】動作例2を示すフローチャートである。
【図5】動作例3を示すフローチャートである。
【図6】動作例4を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナー 2 メイン 3 操作部 10 スキャナーCPU 11、21、31 ROM 12、22、32 RAM 13 スキャナードライバー 14 IPU 15 CCD 16 ビデオI/F 17 パラレルI/F 20 メインCPU 23 GAPD 24 ビデオ制御 30 操作部CPU 33 LED制御 34 タッチセンサーコントローラ 35 タッチセンサー 36 LCDC 37 LCD 38 アービタ 39 VRAM 40 パラレルI/F 101、102、103 バスライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近野 久郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 葉 安麒 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 福井 竜司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 斉藤 穣 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読み取る画像読み取り手段と、 該画像読み取り手段が読み取った画像データから文字領
    域を抽出する文字領域抽出手段と、 前記画像データに所定の画像補正処理の実行を指定する
    画像補正処理指定手段と、 前記文字領域から抽出された画像データの形態により、
    画像形成動作を一時中断する中断手段とを有し、 所定の原稿モードの選択時に画像の形態により画像形成
    動作を一時中断し、操作者の確認後に画像形成動作を再
    開することにより、画像補正機能を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿モードは、鉛筆原稿モードであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿モードは、複写原稿モードであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿モードは、文字原稿モードであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記原稿モードは、写真原稿モードであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP7290432A 1995-10-12 1995-10-12 画像形成装置 Pending JPH09107469A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8085415B2 (en) 2007-03-27 2011-12-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer, control program and printing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8085415B2 (en) 2007-03-27 2011-12-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer, control program and printing device

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