JP6632303B2 - 画像処理装置、及び、画像処理方法 - Google Patents
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Description
一般に、スキャナなどの画像入力装置又は複写装置の処理として、入力した画像データを画像種類ごとに分類し、処理すべき原稿画像の性質に適したフィルタ処理及びガンマ補正(ヒストグラム適正化)等を実行して、画像品質を向上させることが行われている。 フィルタ処理は画像の局所的な特徴を強調、もしくは改善して原稿画像の画質を改善するものであり、ノイズ感を軽減する積分フィルタや画像内のエッジを強調してメリハリ感をつける微分フィルタ等がある。もう一つの処理として挙げたガンマ補正は、画像濃度の階調補正を行う処理である。濃度の階調補正の例としては、濃度値の取り得る範囲を一様に引き伸ばしたり縮めたりする処理、特定の濃度領域を他の部分より伸長または圧縮する非線形変換等がある。
また、その画像処理装置は、原稿の画像を光学的に読取ることによって取得した画像データを処理する画像処理装置であって、副走査方向に移動しながら、前記原稿の画像を前記副走査方向に予め定められた量ずつ読取って画像データを取得する読取手段と、前記読取手段による前記予め定められた量の画像の読取りに応じて前記取得された画像データを解析する解析手段と、前記原稿の全面に対する画像読取が完了するまでに前記解析手段は解析を開始し、前記読取手段による読取動作と前記解析手段による解析とを並行して実行するよう制御する制御手段と、前記解析手段により解析された結果に基づいて、前記画像データに補正を施す補正手段と、前記制御手段の制御による前記読取手段の画像読取が予め定められた読取割合に達した場合に、前記解析手段による解析を継続するかどうかを判断する判断手段と、を有し、前記判断手段による判断のために画像の種別に応じて判定の条件が定められ、前記制御手段は、前記判断手段が前記判定の条件を満たしたと判断する場合には、前記解析手段による解析を中断すると判断し、前記制御手段は、ユーザが指定する画像読取モードに従って、前記予め定められた読取割合を変更することを特徴としても良い。
また、その画像処理方法は、原稿の画像を光学的に読取ることによって取得した画像データを処理する画像処理装置の画像処理方法であって、読取手段を副走査方向に移動させながら、前記原稿の画像を前記副走査方向に予め定められた量ずつ読取って画像データを取得する読取工程と、前記読取工程における前記予め定められた量の画像の読取りに応じて前記取得された画像データを解析する解析工程と、前記原稿の全面に対する画像読取が完了するまでに前記解析工程は解析を開始し、前記読取工程における読取動作と前記解析工程における解析とを並行して実行するよう制御する制御工程と、前記解析工程により解析された結果に基づいて、前記画像データに補正を施す補正工程と、前記制御工程の制御による前記読取手段の画像読取が予め定められた読取割合に達した場合に、前記解析工程における解析を継続するかどうかを判断する判断工程と、を有し、前記判断工程における判断のために画像の種別に応じて判定の条件が定められ、前記制御工程では、前記判断工程が前記判定の条件を満たしたと判断する場合には、前記解析工程における解析を中断すると判断し、前記制御工程では、ユーザが指定する画像読取モードに従って、前記予め定められた読取割合を変更することを特徴としても良い。
図1は本発明の代表的な実施例である多機能プリンタ装置(MFP)の概観斜視図である。
図3は実施例1に従う原稿の画像読取処理の概要を示すフローチャートである。
ここでは、解析処理の一例として原稿種類の判別処理について説明する。
また、図7は写真と文字とが混在する画像を読取って解析して得た度数分布において、R色成分データのX方向の隣接画素との輝度差の度数分布から特徴量KRXを演算する手順を示した図である。
RX(d)=KRX*d+BRX …………(1)
を最小自乗法を用いて算出する。
同様にして、画像原稿の縦方向(Y方向)の濃度差度数分布、あるいはG色成分、B色成分の輝度差度数分布を用いて各輝度差度数分布の特徴を表す一次関数を演算して、その傾き係数{KRX、KGX、KBX、KRY、KGY、KBY}を得る。
以上の手順で算出された特徴量パラメータ(傾き係数)を使用し、ステップS203では、所与の複数の判定基準に照らし合わせて原稿種類の判定を行う。
判定基準1:
もし、{KRX<Tp1}かつ{KGX<Tp1}かつ{KBX<Tp1}かつ
{KRY<Tp1}かつ{KGY<Tp1}かつ{KBY<Tp1}ならば、
写真原稿である。
もし、{KRX>Tt1}かつ{KGX>Tt1}かつ{KBX>Tt1}かつ
{KRY>Tt1}かつ{KGY>Tt1}かつ{KBY>Tt1}ならば、
テキスト原稿である。
もし、{{{KRX>Tt1}かつ{KRY>Tt1}}または{{KGX>Tt1}
かつ{KGY>Tt1}}または{{KBX>Tt1}かつ{KBY>Tt1}}}
かつ{{KRX>Tp2}かつ{KGX>Tp2}かつ{KBX>Tp2}
かつ{KRY>Tp2}かつ{KGY>Tp2}かつ{KBY>Tp2}ならば、
テキスト原稿である。
具体的には、ステップS402で原稿の画像を読取って得られた画像データを各種画像(文字原稿、写真、図表、絵柄など)のいずれかに分類し、各画像に適合した濃度特性に変換する。その補正については、例えば、特開2003−051938号公報が提案する方法に従えば、テキスト画像又は写真画像に好適な濃度変換テーブル(γテーブル)を作成し、各種画像に好適な補正が可能である。
実施例1では、原稿の画像読取により得られた輝度データに関し、隣接画素との輝度差の度数分布の対数を求め、これを一次関数で近似し、その傾きを特微量として検出し、その特徴量を閾値と比較することによって、画像の種別を判定した。例えば、写真原稿の条件である判定条件1及びテキスト原稿の条件である判定条件2については、原稿全面を読みとる前に条件が確定し、写真原稿かテキスト原稿を判定できる場合がある。その場合、解析処理を停止しても良い。
実施例2では、解析処理の継続判定を一定の読取割合で実行するので、画像データが同じであれば、その読取割合に達するまでの解析処理に要する時間は変わらない。このため、この実施例では、画像読取が速度優先処理であるか、標準処理であるか、あるいは画質優先処理であるかに従って、解析処理の継続判定を開始する読取割合を切り替える。これにより、速度優先処理では解析処理の中断するタイミングがより早くなり、これにより全体の処理時間をより一層、短縮することができる。
204 表示パネル、205 操作パネル、206 カードスロット、
207 カメラポート、208 読取センサ、301 CPU、302 ROM、
303 RAM、304 不揮発メモリ、305 操作部、306 表示部、
307 センサ部、308 記録部、309 画像処理部、310 読取部、
311 PC I/F、312 カードI/F、313 カメラI/F、
314 駆動部、315 システムバス
Claims (9)
- 原稿の画像を光学的に読取ることによって取得した画像データを処理する画像処理装置であって、
副走査方向に移動しながら、前記原稿の画像を前記副走査方向に予め定められた量ずつ読取って画像データを取得する読取手段と、
前記読取手段による前記予め定められた量の画像の読取りに応じて前記取得された画像データを解析する解析手段と、
前記原稿の全面に対する画像読取が完了するまでに前記解析手段は解析を開始し、前記読取手段による読取動作と前記解析手段による解析とを並行して実行するよう制御する制御手段と、
前記解析手段により解析された結果に基づいて、前記画像データに補正を施す補正手段と、
前記制御手段の制御による前記読取手段の画像読取が予め定められた読取割合に達した場合に、前記解析手段による解析を継続するかどうかを判断する判断手段と、を有し、
前記判断手段による判断のために画像の種別に応じて判定の条件が定められ、
前記判定の条件は前記予め定められた読取割合に応じて定められることを特徴とする画像処理装置。 - 前記解析手段は、前記読取手段により読取られた画像の特徴を示す特徴量を求め、前記特徴量と予め定められた閾値とを比較することにより、前記読取られた画像の種別を判別する判別手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記特徴量は、前記読取手段により取得された各色成分の輝度データに関し、前記原稿の画像の縦方向と横方向における輝度値の分布から取得される、前記縦方向と前記横方向それぞれにおいて隣接する画素間での輝度差の度数分布の対数をとり、該度数分布の対数を一次関数で近似した場合の傾きであり、
前記傾きは、前記各色成分に関し、前記縦方向と前記横方向に関し取得されることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記制御手段は、前記判断手段が前記判定の条件を満たしたと判断する場合には、前記解析手段による解析を中断すると判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 原稿の画像を光学的に読取ることによって取得した画像データを処理する画像処理装置であって、
副走査方向に移動しながら、前記原稿の画像を前記副走査方向に予め定められた量ずつ読取って画像データを取得する読取手段と、
前記読取手段による前記予め定められた量の画像の読取りに応じて前記取得された画像データを解析する解析手段と、
前記原稿の全面に対する画像読取が完了するまでに前記解析手段は解析を開始し、前記読取手段による読取動作と前記解析手段による解析とを並行して実行するよう制御する制御手段と、
前記解析手段により解析された結果に基づいて、前記画像データに補正を施す補正手段と、
前記制御手段の制御による前記読取手段の画像読取が予め定められた読取割合に達した場合に、前記解析手段による解析を継続するかどうかを判断する判断手段と、を有し、
前記判断手段による判断のために画像の種別に応じて判定の条件が定められ、
前記制御手段は、前記判断手段が前記判定の条件を満たしたと判断する場合には、前記解析手段による解析を中断すると判断し、
前記制御手段は、ユーザが指定する画像読取モードに従って、前記予め定められた読取割合を変更することを特徴とする画像処理装置。 - 前記制御手段はさらに、前記判断手段が前記判定の条件を満たしたと判断する場合には、前記原稿の全面に対する画像読取が完了する前でも前記補正手段による補正を開始するよう制御することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記画像処理装置は、前記読取手段により原稿の画像を読取ることにより取得された画像データ、又は、ホスト装置により生成された画像データ、又は、メモリカードに格納された画像データに基づいて、記録媒体に画像を記録する記録装置に含まれることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 原稿の画像を光学的に読取ることによって取得した画像データを処理する画像処理装置の画像処理方法であって、
読取手段を副走査方向に移動させながら、前記原稿の画像を前記副走査方向に予め定められた量ずつ読取って画像データを取得する読取工程と、
前記読取工程における前記予め定められた量の画像の読取りに応じて前記取得された画像データを解析する解析工程と、
前記原稿の全面に対する画像読取が完了するまでに前記解析工程は解析を開始し、前記読取工程における読取動作と前記解析工程における解析とを並行して実行するよう制御する制御工程と、
前記解析工程により解析された結果に基づいて、前記画像データに補正を施す補正工程と、
前記制御工程の制御による前記読取手段の画像読取が予め定められた読取割合に達した場合に、前記解析工程における解析を継続するかどうかを判断する判断工程と、を有し、
前記判断工程における判断のために画像の種別に応じて判定の条件が定められ、
前記判定の条件は前記予め定められた読取割合に応じて定められることを特徴とする画像処理方法。 - 原稿の画像を光学的に読取ることによって取得した画像データを処理する画像処理装置の画像処理方法であって、
読取手段を副走査方向に移動させながら、前記原稿の画像を前記副走査方向に予め定められた量ずつ読取って画像データを取得する読取工程と、
前記読取工程における前記予め定められた量の画像の読取りに応じて前記取得された画像データを解析する解析工程と、
前記原稿の全面に対する画像読取が完了するまでに前記解析工程は解析を開始し、前記読取工程における読取動作と前記解析工程における解析とを並行して実行するよう制御する制御工程と、
前記解析工程により解析された結果に基づいて、前記画像データに補正を施す補正工程と、
前記制御工程の制御による前記読取手段の画像読取が予め定められた読取割合に達した場合に、前記解析工程における解析を継続するかどうかを判断する判断工程と、を有し、
前記判断工程における判断のために画像の種別に応じて判定の条件が定められ、
前記制御工程では、前記判断工程が前記判定の条件を満たしたと判断する場合には、前記解析工程における解析を中断すると判断し、
前記制御工程では、ユーザが指定する画像読取モードに従って、前記予め定められた読取割合を変更することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015200468A JP6632303B2 (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 画像処理装置、及び、画像処理方法 |
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JP2017073703A JP2017073703A (ja) | 2017-04-13 |
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