JPH09238251A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH09238251A
JPH09238251A JP8338400A JP33840096A JPH09238251A JP H09238251 A JPH09238251 A JP H09238251A JP 8338400 A JP8338400 A JP 8338400A JP 33840096 A JP33840096 A JP 33840096A JP H09238251 A JPH09238251 A JP H09238251A
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JP8338400A
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Masami Amamiya
正己 雨宮
Masashi Shimizu
昌志 清水
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェアによる高速な画枠付加処理にお
いて、不適切な画枠付加処理が行われてまうことを回避
する。 【解決手段】 原稿画像外形検知部300において、原
稿画像読み取り部100で読み取った原稿画像の外形形
状が矩形であるか否かを判定し、矩形でなければ画枠処
理部400において適切な画枠付加処理ができないた
め、例外処理部700へ異形検知信号310を送出す
る。例外処理部700では、ホストコンピュータ600
へ不適切な画枠付加が施された画像が送信されないよう
に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば、原稿画像を電気的に読取って画
像処理を施し、外部装置に出力する画像処理装置及びそ
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿画像を電気的に読み取って画
像信号を生成する画像読取り装置として、所謂スキャナ
が実用化されている。従来の白黒スキャナにおいては、
一般的に原稿読取部の背景となる押さえ板は白板が用い
られていた。ここで、スキャナで読取って出力された原
稿画像を次段の画像処理装置(例えばホストコンピュー
タ等)で受信して表示したり、あるいは一旦外部記憶装
置内に蓄積記憶した後に、再生表示あるいはプリント出
力する場合について考える。この場合、原稿画像の大き
さがホストコンピュータ側における表示器の表示画面や
プリント出力用の記録媒体等のサイズに比べて小さい
と、例えば図2の(d)に示す様に、原稿画像と背景と
の境界を認識することができず、従って正確な原稿サイ
ズが分からないという不具合が生じることがあった。原
稿の背景色と押え板が共に白色であるからである。ま
た、原稿画像内の文字画像等が背景に対して宙に浮いた
様になり、画像位置が判断できず、画像情報が見づらく
なってしまっていた。
【0003】このような不具合を解決するために、従来
のスキャナにおいては、原稿読取り部の背景を黒色に
し、図2の(a)に示す様に、原稿画像201の周囲に
黒色の背景202を付加して読み取る方式が提案されて
いる。この方式によれば、読取り時に原稿画像のサイズ
情報を付与することが可能となり、先の問題点を解決す
るためには有効な手段である。
【0004】しかしながらこの場合、上述した様にホス
トコンピュータの表示器に原稿画像を表示する場合には
特に問題はないが、これをプリント出力しようとした場
合に、以下に示す問題が生じる。即ち、原稿画像の周辺
に付加されたベタ黒の部分をそのままプリント出力して
まうため、プリンタ装置のインクあるいはトナー等の記
録剤を大量に消費してしまうこととなり、同時に、装置
内部における無用のインクあるいはトナーの飛散が多発
し、各部材の汚損が著しく多くなるという新たな問題が
発生してしまう。
【0005】この新たに生じた欠点を解決するために、
ホストコンピュータ側のソフトウェアにより、スキャナ
によって読み込んだ画像をプリント出力する際に、原稿
画像と周辺の黒色背景部分の境界線部分を検出して、そ
の外周部分の細線部分以外を、原稿の下地色に一致させ
る様に変換する方法(画枠付加処理)が提案されてい
る。これにより、原稿サイズ情報のみを画枠として細線
で残した後の画像を、プリンタ装置に出力することが可
能となった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のスキャナにおける画枠付加処理は、ソフトウェアによ
て実現される処理であったため、一般的にかなり低速な
処理となり、プリント出力に要する時間が長くなってし
まっていた。また、ホストコンピュータ上で稼動する、
スキャナを使用する全てのアプリケーション・ソフトウ
ェアが、必ずしも上記の画枠付加機能をサポートするも
のではないため、該画枠付加処理は全てのスキャナを使
用するアプリケーションにおいて汎用的に適用できるも
のではなかった。
【0007】従って、従来のスキャナにおいて上述した
欠点を解決するためには、スキャナ側で原稿画像の読取
りに同期して、即ち画素データの転送クロックに同期し
て、逐次処理にて、上記ソフトウェアによる処理と同等
のハードウェアによる画枠付加手段を設けることが有効
である。
【0008】ここで、スキャナ側に高速逐次処理可能な
画枠付加回路を設け、該回路を常時作用させた場合につ
いて考える。そして、例えば図3の(a)において30
1に示す様な、原稿画像の周辺部分(黒色領域)302
に接する部分に中間調(たとえば赤色等)の下地部分3
03を持つ原稿画像を処理するとする。すると、前記画
枠付加回路により、前記原稿画像の周辺部分に接する中
間調領域(赤色領域)303が背景部分302として誤
認識されてしまっていた。その結果、プリント出力の際
に該中間調領域は白色に誤変換されてしまい、図3の
(c)及び(d)に示す様な、原稿画像301とは異な
る奇異な画像が、ホストコンピュータ側に送信されてし
まうという不都合が生じていた。
【0009】この不都合を回避するために、マニュアル
で画枠処理機能をバイパスする手段をスキャナに設ける
ことは、もちろん可能である。この場合、操作者が原稿
画像を確認して、上記の様な原稿画像を読取る場合に
は、予め画枠処理機能を使用しないように設定すれば良
い。
【0010】しかしながらマニュアルで画枠処理機能を
バイパスする方法は、操作者がスキャナに対して原稿画
像を1枚づつセットした後に、読取り動作を開始させる
ことが可能な平床式スキャナについては有効である。し
かし、平床式スキャナにADF(オート・ドキュメント
・フィーダ)ユニットを付加した場合、あるいは複数枚
の原稿画像を積み重ねておき、それらを分離して1枚づ
つ連続搬送して読み取るシートスルー(原稿搬送型)ス
キャナ等については、操作者による個々枚の原稿画像の
確認が困難であるため、有効な解決策とは成り得なかっ
た。
【0011】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、高速かつ正確な画枠付加処理を可能
とする画像処理装置及びその方法を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明に係る画像処理装置は以下
の構成を備える。
【0013】即ち、原稿画像を読み取る読み取り手段
と、前記原稿画像に画枠を付加する画枠付加手段と、前
記原稿画像の外形形状を検知する検知手段と、前記検知
手段による外形形状の検知結果に応じて、前記画枠付加
手段における画枠付加を行なわないように制御する制御
手段とを有することを特徴とする。
【0014】例えば、前記読み取り手段は、前記原稿画
像を該原稿画像の下地色と異なる色の背景と共に読み取
ることを特徴とする。
【0015】例えば、前記画枠付加手段は、前記原稿画
像と前記背景との境界に画枠を付加することを特徴とす
る。
【0016】例えば、前記検知手段は、前記原稿画像の
外形形状が所定の形状であるか否かを検知することを特
徴とする。
【0017】例えば、前記検知手段は、前記原稿画像の
外形形状が前記画枠付加手段における画枠付加処理に不
適当であるか否かを検知することを特徴とする。
【0018】例えば、前記検知手段は、前記原稿画像の
外形形状が矩形であるか否かを検知することを特徴とす
る。
【0019】例えば、前記検知手段は、前記読み取り手
段における前記原稿画像の読み取りに応じて、該原稿画
像の外形形状を逐次検知することを特徴とする。
【0020】例えば、前記制御手段は、前記検知手段に
よる外形形状の検知結果に応じて、前記読み取り手段に
おける読み取りを中止することを特徴とする。
【0021】例えば、前記制御手段は、前記検知手段に
よる外形形状の検知結果に応じた報知を行うことを特徴
とする。
【0022】更に、前記画枠付加手段により画枠が付加
された原稿画像を外部装置に送信する送信手段を有し、
前記制御手段は、前記検知手段による外形形状の検知結
果に応じて、前記送信手段による送信処理を中止するこ
とを特徴とする。
【0023】例えば、前記制御手段は、前記検知手段に
よる外形形状の検知結果を前記外部装置に報知すること
を特徴とする。
【0024】更に、前記外部装置から画枠処理種別を指
定する信号を受信する受信手段を有し、前記画枠付加手
段は、前記受信手段により受信した信号に従って画枠付
加処理を施すことを特徴とする。
【0025】また、原稿画像を読み取る読み取り手段
と、前記原稿画像を保持する保持手段と、前記原稿画像
に第1の画枠付加処理を施す第1の画枠付加手段と、前
記第1の画枠付加手段により画枠が付加された原稿画像
を外部装置に送信する送信手段と、前記原稿画像の外形
形状を検知する検知手段と、前記検知手段による外形形
状の検知結果に応じて、前記送信手段による前記第1の
画枠付加処理が施された原稿画像の送信を行なわないよ
うに制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0026】例えば、前記制御手段は、前記送信手段に
よる前記第1の画枠付加処理が施された原稿画像の送信
を行なわない場合に、前記保持手段に保持された原稿画
像を送信することを特徴とする。
【0027】例えば、前記制御手段は、前記送信手段に
よる前記第1の画枠付加処理が施された原稿画像の送信
を行なわない場合に、前記保持手段に保持された原稿画
像に対して第2の画枠付加処理を施してから、前記外部
装置に送信することを特徴とする。
【0028】例えば、前記第1の画枠付加処理は、前記
読み取り手段における前記原稿画像の読み取りに応じ
て、逐次画枠を付加する処理であり、前記第2の画枠付
加処理は、前記読み取り手段で読み取られた原稿画像を
一括処理して画枠を付加する処理であることを特徴とす
る。
【0029】例えば、前記第1の画枠付加処理はハード
ウェアによる処理であり、前記第2の画枠付加処理はソ
フトウェアによる処理であることを特徴とする。
【0030】また、原稿画像を読み取る読み取り手段
と、前記原稿画像の先端及び後端を検出する原稿端検出
手段と、記原稿画像に画枠を付加する画枠付加手段と、
前記画枠付加手段により画枠が付加された原稿画像を外
部装置に送信する送信手段と、前記画像端検出手段によ
る検出結果に応じて、前前記原稿画像の外形形状を検知
する外形検知手段と、前記外形検知手段による検知結果
に応じて、前記送信手段による送信を行なわないように
制御する制御手段とを有することを特徴とする。また、
上述した目的を達成するための一手法として、本発明に
係る画像処理方法は以下の工程を備える。
【0031】即ち、原稿画像を読み取る読み取り工程
と、前記原稿画像に画枠を付加する画枠付加工程と、前
記原稿画像の外形形状を検知する検知工程とを有し、前
記検知工程による外形形状の検知結果に応じて、前記画
枠付加工程における画枠付加を行なわないことを特徴と
する。
【0032】また、原稿画像を読み取る読み取り工程
と、前記原稿画像を保持する保持工程と、前記原稿画像
に画枠を付加する画枠付加工程と、前記画枠付加工程に
より画枠が付加された原稿画像を外部装置に送信する送
信工程と、前記原稿画像の外形形状を検知する検知工程
とを有し、前記検知工程による外形形状の検知結果に応
じて、前記送信工程による送信を行なわないことを特徴
とする。
【0033】また、原稿画像を読み取る読み取り工程
と、前記原稿画像の先端及び後端を検出する原稿端検出
工程と、記原稿画像に画枠を付加する画枠付加工程と、
前記画枠付加工程により画枠が付加された原稿画像を外
部装置に送信する送信工程と、前記画像端検出工程によ
る検出結果に応じて、前前記原稿画像の外形形状を検知
する外形検知工程とを有し、前記外形検知工程による検
知結果に応じて、前記送信手段による送信を行なわない
ことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0035】<第1実施形態>図1に、本実施形態に係
る画像処理装置であるスキャナ800の基本ブロック構
成を示す。図1において、800がスキャナであり、外
部のホストコンピュータ600との通信が可能となるよ
うに所定のインタフェースで接続されており、スキャナ
800で原稿画像信号を読み取ってホストコンピュータ
600で処理する構成になっている。スキャナ800に
おいて、100は被写体である原稿画像を原稿の下地色
と異なる色の背景と共に読取る原稿画像読取り部であ
り、200は原稿画像読取り部100で読取った画像情
報110をデジタルコンパレータ等を用いて白黒2レベ
ルの画素信号に変換する画像2値化部である。300は
画像2値化部200により2値化された画素信号210
を用いて、原稿内の下地色(白色)と原稿外の背景色
(黒色)とが異なることを利用して、原稿画像の外形形
状を検知する原稿画像外形検知部であり、外形形状が異
形である場合に、例外処理部700に異形検知信号31
0を出力する。400は同じく2値化された画素信号2
10を用いて、同様に背景色が異なることを利用して、
原稿画像に画枠を付加あるいは消去する画枠処理を施す
画枠処理部である。500は画枠処理を施した2値化画
素信号を外部装置に送信したり、接続された次段装置
(本実施形態ではホストコンピュータ600)より、ま
たは次段装置へのコマンド/ステータス・データ等を送
受信するための画像/データ送受信部である。また、7
00は原稿画像外形検知部300により、現在読取りを
行なっている原稿(対象原稿画像)の外形形状が異形で
あると判断された場合に、異形検知信号310を受けて
動作する例外処理部である。また、900はMPUであ
り、ROM910に格納されている制御プログラムに従
って、スキャナ800の各構成を統括的に制御する。9
20はRAMであり、MPU900の作業領域として使
用される。930は各種指示を与えるためのボタン及び
メッセージを表示する表示部を有する操作部である。
【0036】本実施形態のスキャナは上述した構成及び
画像データの流れを有するが、本実施形態においては、
特に原稿画像外形検知部300をその特徴的な構成とす
る。原稿画像外形検知部300においては処理中の原稿
自身の形状が異形であるか否かを検出するため、もちろ
んこのような原稿画像を排除することを目的として使用
することもできるが、本実施形態では、原稿画像外形検
知部300における判定を画枠処理部400の誤動作を
検知する目的で作用させる点を特徴とする。
【0037】ここで、図2を参照して、画枠処理部40
0が正常に作用した例について説明する。図2の(a)
は、原稿画像読取り部100において背景付きで読取ら
れた原稿画像の一例であり、本実施形態においては、白
色の下地を持つ原稿201が黒色の背景202を付加し
て読取られる。図2の(b)は更に画像2値化部200
において2値化された原稿画像を示し、原稿画像の下地
203は「0」、黒色背景204は「1」に2値化され
る。後段の原稿画像外形検知部300及び画枠処理部4
00では、この2値化信号210に基づいて処理を行
う。そして、図2の(c),(d)は各々画枠処理手段
400によって処理された出力画像410であり、前者
が黒色の下地を原稿の周囲に細線として残した画枠付け
画像であり、後者が黒色の下地部を全て白色に変換した
画枠なし画像である。即ち、図2の(c)において、画
枠である細線206は「1」,その他の下地及び背景2
05は「0」に変換される。また、図2の(d)におい
て下地及び背景207は全て「0」である。
【0038】以上は画枠処理が正常に行われた例である
が、次に図3を参照して、画枠処理部400が正常に作
用しなかった場合、即ち、不具合が発生する場合につい
て説明する。
【0039】図3の(a)〜(d)は、各々図2の
(a)〜(d)に対応する各状態の画像を示すが、読取
られるオリジナル原稿画像の一部分に赤色の下地部分が
あることを特徴とする。即ち、図3の(a)において、
301は白い原稿下地、302は黒色の背景、303は
赤い原稿下地である。この原稿に対する2値化処理の結
果、赤い原稿下地303は、図3の(b)において30
5で示す様に、黒色背景と同様に「1」レベルに2値化
される。従って、図3の(b)において赤い原稿下地と
黒色背景とは「1」レベルで連続した地続き状態とな
る。
【0040】ここで、図3の(b)に示す様に2値化さ
れた画像に対して、画枠処理部400において画枠処理
を施す場合、詳細は後述するが、主走査及び副走査方向
に逐次処理を行うため、適切に画枠を判定することがで
きない。従って、図3の(c),(d)に示す様な、奇
異な画像が生成されてしまう。尚、図3の(c)におい
て306が「0」、307が「1」に変換され、図3の
(d)において308が「0」、309が「1」に変換
されている。
【0041】本実施形態では、図3に示すような不具合
を回避するために、原稿画像外形検知部300におい
て、図3に示すような変換がなされる恐れのある原稿画
像を検知する。
【0042】ここで、図4を参照して、原稿画像外形検
知部300における原稿画像外形形状の判定方法につい
て説明する。図4の(a)及び(b)は、それぞれ図2
の(a)及び図3の(a)と同様の原稿画像であり、図
4の(b)に示す605が赤い下地領域である。これら
の原稿画像を、原稿画像外形検知部300において評価
した場合、それぞれ図4の(c),(d)に示す外形形
状606,607として認識される。図示されるよう
に、評価後のそれぞれの外形形状606,607は、画
枠付け処理後の画像における最外周と等価となる。従っ
て、画枠処理部400における画枠処理が正常に終了し
た場合には、その画枠形状が図4の(c)において60
6で示される様に「矩形」となる。一方、画枠処理が正
常に終了しなかった場合、即ち不具合が発生した場合に
は、その画枠形状が図4の(d)において607で示さ
れる様に凹凸を含み、矩形でない、即ち「異形」とな
る。
【0043】原稿画像外形検知部300においては、上
述した様に外形形状が矩形であるか否かに応じて、異形
を検知する。そして異形を検知した場合には、異形検知
信号310をアクティブ状態にし、例外処理部700に
トリガーをかける。
【0044】例外処理部700では、原稿画像外形検知
部300からの異形検知信号310によるトリガーを受
けて、以下の(1)〜(3)に示す例外処理のいずれ
か、または複数個の組合わせを実行する。 (1)原稿の搬送を停止し、原稿画像の読取りを中止
し、画像データの転送を中止する。 (2)スキャナ800の操作部930の表示部等で原稿
形状エラー表示を行なう等、画枠処理が正常に行なえな
いことを直接操作者に通知する。 (3)ホストコンピュータ600に対して原稿読取りエ
ラーが発生した旨通知する。
【0045】例えば、例外処理部700において上記
(1)、(2)、(3)の全ての例外処理の組み合わ
せ、即ち、原稿の読取りを中止し、スキャナ800上で
原稿形状エラーを表示し、ホストコンピュータ600に
原稿読取りエラーを通知する、という処理を例外処理手
段として設定すると、読取った原稿画像に対する画枠処
理は、スキャナ800が単独で制御することが可能とな
る。これは、ホストコンピュータ600側のアプリケー
ション・ソフトが画枠処理に関与していない場合等に有
効である。このような例外処理が発生した場合、ホスト
コンピュータ600側には例えばジャム(読取り原稿紙
づまり)と等価の扱い(一時停止)を行なわせ、スキャ
ナ800においてその原因を表示することで、操作者に
エラー原因を通知することが可能となる。
【0046】尚、原稿外形検知部300が異形検出信号
を出力した際の例外処理部700が行なう上記4つのい
ずれか、或いはいずれの組み合わせを行なうかは、スキ
ャナ装置本体に設けられた操作パネルから設定しても良
いし、例えばホストコンピュータと双方向通信可能に接
続されている場合には、ホストコンピュータが読み取り
指示する際に、異形を掲出した際の4つのエラー処理の
いずれか、或いはどの組み合わせを行なうのかを示すコ
マンドを送出するようにしても良い。
【0047】いずれの場合であっても、設定された情報
はRAM920の所定エリアに記憶保持されている。但
し、ディップスイッチ等で設定する場合には、この限り
ではない。
【0048】次に、画枠処理部400の詳細回路構成を
図5に示し、説明する。
【0049】まず、図5に示す画枠処理部400におけ
る画枠処理の概要について、図6を参照して説明する。
本実施形態の画枠処理においては図6に示す様に、現主
走査ラインに対して有効画素区間を表わす有効画素区間
信号を逐次作成する。この時、該有効画素区間信号を主
走査方向において原稿の左端の直前位置で有効とし、原
稿の右端の直後の位置を無効(無効区間では画像信号を
強制的に白レベルに変更する)とすることで、原稿の左
右端に、画枠幅に相当する数ドット幅分の背景の黒色を
残すことができる。即ち、該黒色により画枠を構成す
る。
【0050】また、主走査ライン中における評価だけで
は原稿の上下辺の画枠を付加することができない。従っ
て本実施形態では、図7に示す画枠処理評価テンプレー
トをFIFO(ファースト・イン・ファースト・アウ
ト)メモリを用いて作成することで、左右辺のみならず
上下辺の画枠を付加することを可能とした。図7におい
て、注目画素(現出力中画素)Pの位置の周囲4隅に配
した、●(黒丸)印を付した各4画素をそれぞれ1つの
評価ポイントとする。即ち、注目画素Pに対して41,
42,43,44の4つの評価ポイントが存在する。そ
して、各評価ポイント毎に、その4画素全てが白(また
は黒)である場合に、各ポイントに対して「白」(また
は「黒」)の評価値を与える。
【0051】この評価テンプレートを用いて画枠付加処
理を行なう場合には、上記4ヶ所の評価ポイント41〜
44のいずれかに「白」の評価が与えられた場合に、前
記注目画素Pに対する有効画素区間信号を有効とし、4
ヶ所の評価ポイント41〜44全てに「黒」の評価が与
えられた場合に、該有効画素区間信号を無効とする。こ
れにより、原稿画像の周囲に、上下2ドット幅、左右に
3ドット幅の黒枠が画枠として残される。
【0052】一方、画枠なし処理を行なう場合には、4
ヶ所の評価ポイント41〜44の全てに「白」の評価が
与えられた場合に有効画素区間信号を有効とし、4ヶ所
の評価ポイント41〜44のいずれかに「黒」の評価が
与えられた場合に、有効画素区間信号を無効とする。こ
れにより、原稿画像から上下2ドット幅、左右3ドット
幅を除いた範囲が有効画素区間となる。従って、結果的
に周囲の黒色の背景が完全に消去される(白に変換され
る)ことになる。
【0053】以下、図5に示した画枠処理部400にお
ける具体的な動作について説明する。
【0054】16ビットカウンタ501は原稿画像の主
走査の1ラインのスタートパルスである水平(ライン)
同期パルス(/HSYNC)によりクリアされ、一方、
クロック入力として画素クロック(CLK)が印加され
ているので、カウンタ501のカウント出力値として、
1ラインのカレントデータ位置を常にインクリメントし
て示している。
【0055】一方、ラッチ回路であるSRラッチ502
の出力は、黒ドット群センス信号(/SNSBK)によ
り「0」となり、白ドット群センス信号(/SNSW
T)により「1」となる。
【0056】ここで、黒ドット群センス信号とは、図7
に示す評価テンプレートにおいて「黒」の評価を得たこ
とを示す信号である。画枠付加処理を行う場合(A)に
おいては、評価ポイント41〜44の全てが「黒」と評
価された場合にイネーブルとなる。一方、画枠なし処理
を行う場合(B)においては、評価ポイント41〜44
のいずれかが「黒」と評価された場合にイネーブルとな
る。
【0057】同様に、白ドット群センス信号とは評価テ
ンプレートにおいて「白」の評価を得たことを示す信号
である。画枠付加処理を行う場合(A)においては、評
価ポイント41〜44のいずれかが「白」と評価された
場合にイネーブルとなる。一方、画枠なし処理を行う場
合(B)においては、評価ポイント41〜44が全て
「白」と評価された場合にイネーブルとなる。
【0058】尚、本実施形態において画枠付加処理を行
うか否か、即ち、上述した(A)及び(B)の場合分け
は、もちろんスキャナ800における操作部930から
指定することにより行なっても良いが、画枠付加後の画
像を実際に受け取るホストコンピュータ600側におい
て指示を行い、インタフェースを介して該指示をスキャ
ナ800で受信することにより、判定を行なっても良
い。
【0059】SRラッチ502の出力はDタイプフリッ
プフロップ回路であるD−FF503により画素クロッ
ク(CLK)に再同期され、16ビットラッチ504の
ラッチイネーブル(LE)端子に入力される。他方、1
6ビットラッチ504のサンプリングデータ([D])
端子には、上記の常時インクリメントされているカレン
トデータ位置の値が16ビットカウンタ501より入力
されているので、ラッチ504の出力には、カレントラ
インの最終白位置のカウント値(16ビット)が記憶さ
れることになる。
【0060】更に、次段の16ビットラッチ505のラ
ッチイネーブル(LE)端子には、正論理の水平(ライ
ン)同期パルス(HSYNC)が入力されているので、
次のラインの先頭で、16ビットラッチ505の出力
([Q])端子には前ラインの最終白位置のカウント値
が記憶される。
【0061】次ラインにおいては、その最初の白ドット
群センス信号(/SNSWT)の出力により、SRラッ
チ507およびD−FF508で作成される1ライン開
始遅延出力信号は、すでに前ライン中に有効状態(0レ
ベル)になっている。従って、有効画素区間開始信号
(/IDOPN)が有効となり、SRラッチ509の出
力は、上記の最初の白ドット群のセンス信号(/SNS
WT)により有効状態(0レベル)となる。
【0062】その一方で、16ビットコンパレータ50
6の入力端子([Q])には、常時インクリメントされ
ているカレントデータ位置が入力されており、同コンパ
レータ506の他方の入力端子[P]には、上記前ライ
ンの最終白位置のカウント値が入力されている。従っ
て、カレントデータ位置がインクリメント更新され、最
終白位置のカウント値と一致した時に、同コンパレータ
506の一致出力(/P=Q)として0レベルが、有効
画素区間終了を示す信号(/IDCLS)として出力さ
れる。
【0063】これにより、SRラッチ509の出力が無
効状態(1レベル)に戻る。即ち、SRラッチ509の
出力は、そのラインの最初の白ドット群のセンスにより
有効状態(0レベル)になり、前ラインの最終の白ドッ
ト群のセンス位置にくると無効状態(1レベル)に戻
る。従って、SRラッチ509の出力は、上述した1走
査ライン内の画枠処理における有効画素区間信号を構成
することになる。
【0064】この有効画素区間信号と注目画素データ
(CURID)について、フィルタゲート510により
負論理のAND(論理積)演算を取ることにより有効画
素データが生成され、上述した画枠処理が実現される。
【0065】次に、原稿画像外形検知部300の詳細回
路構成を図8に示し、説明する。
【0066】まず、図8に示す原稿画像外形検知部30
0における検知処理の概要について説明する。原稿画像
外形検知部300においては、各主走査ライン毎に、最
初の白画素が検知された位置(原稿画像の左端に相当)
および最後の白画素が検知された位置(原稿画像の右端
に相当)を更新していき、MPU900がそれを適当な
タイミングで連続して読出すことで、原稿画像の形状を
検知する。そして、その過程で原稿画像の形状が矩形で
ないと判定された場合には、例外処理部700に対して
異形検知信号310を送出し、必要な例外処理が行われ
る。
【0067】以下、図8に示した原稿画像外形検知部3
00における具体的な動作について説明する。
【0068】16ビットカウンタ801,SRフリップ
フロップ(SR−FF)802,Dフリップフロップ
(D−FF)803,16ビットD−FF804,16
ビットD−FF805には、上述した図5の501〜5
05と同様に、前ラインの最終白画素位置が記憶され
る。また、SRーFF806は、ラインの先頭で水平
(ライン)同期パルス(/HSYNC)によりリセット
されて出力が「0」となり、最初の白ドット群センス
(/SNSWT)によりセットされて「1」となる。即
ち、最初の白位置で立ち上るパルス信号を生成する。
【0069】16ビットD−FF807のサンプリング
データ([D])端子には、16ビットカウンタ801
により画素毎にインクリメントされているカレントデー
タ位置の値が入力されており、また、そのクロック(C
K)端子には、上述した最初の白位置で立ち上るパルス
信号が入力されているので、D−FF807の出力には
現ラインの最初の白画素位置が記憶される。これら左右
の位置情報は、MPUデータバス808を介して、MP
U900が任意のタイミングでメモリーマップド入力ポ
ートとして読出すことができる。
【0070】本実施形態では、以上説明した手段により
原稿画像外形を検知することができる。そして、検知し
た原稿画像外形が異形であるか否かを判定する必要があ
るが、これはソフトウェアによって実現される。従っ
て、種々のアルゴリズムが考えられるが、中でも比較的
簡便に実現可能な方法としては、上述した回路にて読取
った原稿画像と背景部間の左右の境界位置を適当なライ
ン毎にサンプリングし、直前のサンプリングタイミング
からの該境界位置の移動量が所定値よりも大きい場合
に、対象原稿画像が異形である(矩形でない)と判断し
て、例外処理を行なう方法等がある。
【0071】ここで、図9を参照して、図4の(d)に
示すように検出された外形形状を異形であると判別する
アルゴリズムについて説明する。
【0072】図9において原稿画像左右辺上に示す各点
は、原稿画像と背景との境界点のサンプリングが行われ
るタイミング位置を示す。そして、各サンプリング点に
おいて、同じ辺に属する直前のタイミングにおけるサン
プリング点との距離が、予め設定された距離よりも長け
れば、その時点でこの原稿の外形形状は矩形でないと判
断される。図9においては、例えばA点及びB点のサン
プリング点間の距離が予め指定された距離よりも長いた
め、矩形ではなく異形であると判断される。
【0073】MPU900としては、MPUバス808
を介してD−FF805及び807にラッチされた原稿
の左右端の白画素位置を読み取り、前回読込んだ左右の
白画素位置と比較し、その比較によって異形かどうかを
判断することになる。
【0074】具体的なMPU900の処理の一例を図1
5に従って説明する。なお、同図のフローチャートは、
原稿画像読み取り部100が1主走査ラインを読み取る
ごとに発生するHSYNC信号を受信したときの割り込
み処理を示している。また、同フローチャートに対応す
るプログラムはROM910に格納されているものであ
り、以下に説明するフラグは1枚の原稿を読み取りを開
始するときにOFFにリセットされているものである。
フラグの状態の意味は以下の説明から明らかになるが、
原稿を読み取っている最中はONに、原稿の上辺に到達
する以前及び原稿の下辺を越えたときにはOFFになる
ものである。
【0075】HSYNC信号を受けると、先ず、ステッ
プS1でフラグがONであるかどうかを判断する。初期
状態ではフラグはOFFであるので、処理はステップS
2に進み、注目ライン(図8の構成によれば直前に読み
取られたラインである)中に左右端の白画素を示すデー
タが存在するか否かを判断する。これはD−FF805
及びD−FF807にラッチされているデータが共に
「0」であるかどうか、或いはその値が同じであるかど
うかで判断できる。
【0076】白画素が存在しないと判断した場合には、
原稿の上辺に未だ到達していないと判断し、この割り込
み処理を終える。
【0077】こうして、原稿の上辺の読み取りが行われ
ると、ステップS2で白画素が存在すると判断できるの
で、ステップS3に進み、フラグをONにし、ステップ
S4で読み取った左右端の白画素位置をLw0、Rw0とし
てRAM920の所定領域に格納し、本処理を終える。
【0078】この結果、次回の1ラインの読み取りが行
われると、ステップS1の判断はYESとなるので、処
理はステップS5に進み、注目ライン中に白画素が存在
するか否かを判断する。存在すると判断した場合には、
まさに「原稿」を読み取り中であることを示すから、処
理はステップS6に進み、D−FF805及びD−FF
807から読出した左右端の白画素位置をLw1、Rw1と
して設定する。そして、ステップS7に進み、RAM9
20に格納されたLw0と今回入力されたLw1との差の絶
対値が所定値εより小さいか否か、ステップS8でRw
0、Rw1との差の絶対値がεより小さいか否かを判断す
る。
【0079】これら両方の条件が満たされる場合には、
原稿の左右端の白画素の位置に実質的に変化がないこと
になるので、ステップS9で今回読込んだLw1、Rw1を
RAM920に書き込み、これらの値をLw0、Rw0とし
て更新する。
【0080】こうして、「原稿」を読み取っている最中
は、フラグがONになり、通常の原稿を読み取っている
場合にはいつかは白画素が存在していないことを検出す
る。つまり、原稿の下端より下方向の読み取りが行われ
ることになる。この場合には、ステップS5での判断が
NOになるので、処理はステップS10に進み、フラグ
をOFFにリセットすることになる。
【0081】さて、フラグがONの場合において得られ
た原稿の左右端の白画素位置Lw1、Rw1が、直前の主走
査ライン中の白画素に対して適当な距離(図示ではε)
以上離れていると判断された場合(ステップS7或いは
ステップS8でNOと判断された場合)、処理はステッ
プS11に進み、読み取り中の原稿は異形であるとして
エラー処理を行なうことになる。
【0082】以上説明した様に本実施形態によれば、中
間調の下地を有する原稿等、適切な画枠付加処理が行な
えない原稿画像を判別し、不適切な画枠付加を行うこと
を回避することができる。
【0083】尚、本実施形態においては、説明の便宣
上、画枠処理部400と原稿画像外形検知部300とを
独立した構成として説明を行ったが、両者には共通する
構成も多いため、実際にはひとつの回路ブロックとして
まとめて構成することにより、更なる効率化を図ること
ができる。
【0084】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0085】図10に、第2実施形態におけるスキャナ
801の基本ブロック構成を示す。図10に示す各構成
要素のうち、図1と同一の機能を実現する構成について
は同一番号を付し、説明を省略する。
【0086】図10では、図1の構成に対し、新たに2
値化画像一時記憶部800を備えたことを特徴とする。
第2実施形態においては、全体の動作の流れは上述した
第1実施形態とほぼ同一であるが、画像2値化部200
により2値化した画像データ210を画枠処理してホス
トコンピュータ600に順次送信していく動作と並行し
て、該画像データ210を2値化画像一時記憶部800
に一時的に記憶していくことを特徴とする。
【0087】尚、2値化画像一時記憶部800は、例え
ば、スキャナ801側に読取り画像のモニタ表示用の表
示器等が独立して備えられている場合には、その表示用
のビデオRAMと兼用しても良い。
【0088】以上の構成要素を加えたことで第2実施形
態においては、原稿画像の異形を検知した後、例外処理
手段701で行なうことができる例外処理として、第1
実施形態で(1)〜(3)に示した項目に追加して、更
に以下に示す例外処理(4)〜(6)が可能となる。
【0089】(4)ホストコンピュータ600に対し
て、2値化画像一時記憶部800内に一時的に蓄えられ
ている2値化画像データをそのまま再送信する。即ち、
画枠処理しない画像を送信する。
【0090】(5)2値化画像一時記憶部800内に一
時的に蓄えられている2値化画像データに対して、MP
U900によりソフトウェア処理による画枠処理を施し
て、ホストコンピュータ600に再送信する。これによ
り、処理時間は増大してしまうものの、確実な画枠付加
処理を施した画像を送信することができる。尚、この場
合のソフトウェア処理を行うための処理プログラムは、
ROM910に保持されている。
【0091】(6)必要に応じて画枠処理機能をキャン
セルし、画枠処理を施さないで画像データを送信した
旨、ホストコンピュータ600に通知する。
【0092】以上説明した様に第2実施形態によれば、
2値化画像を一時記憶可能としたことにより、適切な画
枠処理が行なえない場合でも、より効果的な例外処理を
行うことが可能となる。例えば例外処理として、2値画
像のままの画像や、また、ソフトウェアにより画枠付加
を施した画像等をホストコンピュータに送信することが
できる。
【0093】なお、異形判断した際に上記(4)〜
(6)のいずれを行なうかの設定は、操作部930より
の設定条件に従う。また、場合によっては、ホストコン
ピュータ側が、スキャナに対して原稿読み取り指示を発
する際に、いずれを行なうかを設定するようにしてもよ
い。
【0094】いずれにせよ、異形判断した場合の処理
は、図15に示すフローチャート中のエラー処理(ステ
ップS11)において行なう。例えば、異形であると判
断した場合、上記(4)の処理を行なうように設定され
ている場合には、2値化画像一時記憶部800に記憶さ
れた2値化画像データをMPU900が読出し、画像/
データ送受信部500を介してホストコンピュータに転
送する処理を行なう。なお、本第2の実施形態における
スキャナ装置が接続するホストコンピュータ上では、上
記の如く対応する処理を行なう必要がある。
【0095】例えば、上記(4)の処理を行なう場合に
は、ホストコンピュータ上で動作するイメージスキャナ
用のドライバソフトウェアは、ホストコンピュータ上で
動作しているアプリケーションから読み取り指示を受け
た場合、例えば図16に示す手順で処理する。
【0096】先ず、ステップS21で画像読み取りを指
示し、ステップS22で転送されてくるイメージデータ
を受信する。このデータ受信において、正常に受信でき
たと判断したら(ステップS23)、本処理を読出した
アプリケーションに対して受信したイメージデータを渡
し、本処理を終える。一方、エラー報知を受けたと判断
したら、処理はステップS24に進み、エラー報知は異
形判定のものであるかを判断する。異形判定以外(例え
ば原稿搬送のジャム等)の場合には、ステップS26に
進んで対応するエラー処理を行なう。
【0097】一方、異形であるとの報知であった場合に
は、再送指示を与え、ステップS22に戻ってイメージ
データを採草する。
【0098】このとき、スキャナ装置側で、異形判定の
際の処置として2値化画像一時記憶部800に記憶され
た2値化画像データをそのまま転送するよう指示されて
いれば、その原稿画像の2値化済みのデータ、すなわ
ち、画枠処理をしていない画像データをそのまま転送す
ることになる。
【0099】なお、ホストコンピュータ上の画面には、
画枠処理が失敗したので、画枠処理をしていない2値画
像の転送を行なっている旨のメッセージを表示し、ユー
ザが混乱を招かないようにする。
【0100】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
【0101】上述した第1実施形態においては、例え
ば、原稿画像外形検知部320で原稿画像の外形形状を
検知する際に、原稿画像の単位副走査進行当たりの、主
走査方向における原稿画像と背景部の左右の境界位置の
移動量が一定量(m)より大きい場合(即ち、原稿画像
の傾き量が大きい場合)に、異形(矩形でない)と判定
する機能を付加する事も可能である。これにより、更に
きめの細かい外形形状の検出が可能となる。
【0102】ここで、例えば図11に示すように、原稿
台上に原稿が傾いて載置されたまま搬送(斜行)され、
読み取りを行なった場合について考えると、前記一定量
mを調整することにより、多少の傾きに対しては正常に
形状検知を行うことができるが、特に図中aで示される
原稿の前後の領域においては、原稿画像と背景部の左右
の境界位置の移動量が著しく大きい、即ち、原稿画像の
傾きが著しく大きいと判定される。従って、この原稿の
外形形状は異形であると判定されてしまう。これでは、
原稿を多少でも傾けて載置した場合には、正確な外形形
状検知を行うことができない。
【0103】従って、このように原稿前後の斜行による
傾きが著しく大きくなる上下辺部分については、上記判
定処理を行なわない様にすれば良い。このために、上下
辺部分を無視して処理を行なおうとすると、判定のため
のサンプリング間隔を大きくする、または/および、移
動量が大きい境界が所定回数以上連続した場合に、異形
との判断を下す等の方法が考えられる。しかしながら、
いずれにしても異形形状の検出能力の低下を招いてしま
う。
【0104】第3実施形態においては、上述した問題を
解決することを目的とする。
【0105】図12に、第3実施形態におけるスキャナ
802の基本ブロック構成を示す。図12に示す各構成
要素のうち、図1と同一の機能を実現する構成について
は同一番号を付し、説明を省略する。
【0106】図12では、斜行原稿検知部330を備え
たことを特徴とする。第3実施形態においては、斜行原
稿検知部330により出力された外形検知開始信号33
6、及び外形検知終了信号337に応じて、原稿画像外
形検知部320における外形検知処理を制御することを
特徴とする。
【0107】以下、図13に斜行原稿検知部330の詳
細ブロック構成を示し、説明する。
【0108】図13において、331は原稿端検知セン
サである。図14に、原稿端検知センサ331の設置位
置を示す。図14は、スキャナ802の原稿台の概要構
成を示す図である。原稿台1401上に原稿1402を
載置し、原稿台1401上をCCD等の読取りセンサ1
403が副走査方向に移動することにより、原稿140
2及び原稿台1401の反射光が画像信号として読み取
られる。原稿端検知センサ331は、読み取りセンサ1
403の副走査方向に対して距離bだけ前方位置に配設
され、読み取りセンサ1403と共に移動する。
【0109】このように配設された原稿端検知センサ3
31は、原稿1402の先端位置を検出したことを示す
原稿先端検知信号334と、原稿1402の後端位置を
検出したことを示す原稿後端検知信号335とを出力す
る。信号遅延部332は、原稿先端検知信号334を入
力し、距離に換算してb+xだけ遅延して、外形検知開
始信号336を出力する。ここで、xは所定の距離であ
る。
【0110】一方、信号遅延部333は、原稿後端検知
信号335を入力し、距離に換算してb−xだけ遅延し
て、外形検知終了信号337を出力する。
【0111】このようにして斜行原稿検知部330から
出力された外形検知開始信号336及び外形検知終了信
号337が、原稿画像外形検知部320へ入力される。
【0112】従って、斜行原稿検知部330において、
各信号遅延部332,333における所定長xの距離
分、画像読み取りにおいて原稿の天地辺からの副走査距
離をマスクする、即ち、異形判定を行なわないように制
御することができる。
【0113】例えば、上述した図11に示す斜行原稿の
例においては、aを所定長xとして設定することによ
り、aで示す範囲は異形判定処理をマスクすることが可
能となる。従って、外形形状判定において異形と判定さ
れる誤動作を防止することができ、信頼性を向上させる
ことができる。
【0114】尚、第3実施形態において図12に示した
スキャナ802の構成に対して、上述した第2実施形態
と同様に2値化画像を一時記憶するための記憶部を備え
る事ももちろん可能である。これにより、第2実施形態
で示した例外処理を更に付加することができる。
【0115】また、本発明は、ホストコンピュータ、イ
ンタフェース、スキャナ等の複数の機器から構成される
システムに適用しても、複写機等の1つの機器からなる
装置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装
置にプログラムを供給することによって達成される場合
にも適用できることはいうまでもない。この場合、本発
明を達成するためのソフトウェアによって表されるプロ
グラムを格納した記憶媒体から、該プログラムを該シス
テム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或
は装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
キャナ内で読取った原稿画像に対して画枠処理を施す際
に、中間調の下地を有する原稿等、適切な画枠付加処理
が行なえない原稿画像を判別し、不適切な画枠付加を行
うことを回避することができる。従って、特に通信回線
を介してホストコンピュータ等に画枠付加後の画像を送
信する場合等において、不適切な画枠付加による奇異な
画像を送信することを避けられるため、伝送コストの無
駄を削減することができる。
【0117】更に、画枠付加前の画像を一時記憶するこ
とにより、適切な画枠処理が行なえない場合でも、より
効果的な例外処理を行うことが可能となる。例えば例外
処理として、画枠未付加の画像や、また、ソフトウェア
により画枠付加を施した画像等をホストコンピュータ等
に送信することができる。
【0118】更に、原稿読み取り時に原稿が傾いて載置
されていた場合においても、簡単なアルゴリズムで誤動
作のない原稿画像形状検知を実現することができる。
【0119】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のスキャナの基本構成
を示すブロック図である。
【図2】本実施形態において画枠処理部の正常動作を説
明するための図である。
【図3】本実施形態において画枠処理部の誤動作を説明
するための図である。
【図4】本実施形態において外形形状を検知した例を示
す図である。
【図5】本実施形態における画枠処理部の回路構成を示
す図である。
【図6】本実施形態の画枠付加処理における有効画素区
間を示す図である。
【図7】本実施形態において画枠処理評価を行う評価テ
ンプレートを示す図である。
【図8】本実施形態における原稿画像外形検知部の回路
構成を示す図である。
【図9】本実施形態における異形検出の例を示す図であ
る。
【図10】本発明に係る第2実施形態のスキャナの基本
構成を示すブロック図である。
【図11】傾いて搬送された斜行原稿を示す図である。
【図12】本発明に係る第3実施形態のスキャナの基本
構成を示すブロック図である。
【図13】第3実施形態における斜行原稿検知部の詳細
構成を示すブロック図である。
【図14】第3実施形態における原稿端検知センサの配
設位置を示す図である。
【図15】第1から第3の実施形態におけるMPU90
0の処理の一部を示すフローチャートである。
【図16】第2の実施形態におけるホストコンピュータ
上で動作するスキャナドライバの処理内容を示すフロー
チャートである。
【図17】第4の実施形態におけるシステム構成ブロッ
ク図である。
【図18】第5の実施形態における原稿画像の外形推定
処理の概要を説明するための図である。
【図19】第5の実施形態における画枠処理内容を示す
フローチャートである。
【図20】第8の実施形態における画像再生装置の基本
構成を示すブロック図である。
【図21】第8の実施形態に係る画像再生装置の動作を
示すフローチャートである。
【図22】第8の実施形態における画枠処理の自動選択
機能の説明図である。
【図23】評価テンプレートを用いて画枠処理を行った
場合の具体例を示す図である。
【図24】原稿幅検知回路の構成を示す回路図である。
【図25】原稿長検知回路の構成を示す回路図である。
【図26】原稿の最大原稿幅を求める場合を示した概念
図である。
【図27】第9の実施形態に係る画像再生装置の動作を
示すフローチャートである。
【図28】第10の実施形態に係る画像再生装置の動作
を示すフローチャートである。
【図29】画枠付加処理の不都合例を示す図である。
【符号の説明】
100 原稿画像読み取り部 200 画像2値化部 300,320 原稿画像外形検知部 400 画枠処理部 500 画像/データ送受信部 600 ホストコンピュータ 700,701 例外処理部 800 2値化画像一次記憶部 330 斜行原稿検知部 331 原稿端検知センサ 332 信号遅延手段(1) 333 信号遅延手段(2) 900 MPU 910 ROM 920 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 106 G06F 15/70 330L

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読み取り手段と、 前記原稿画像に画枠を付加する画枠付加手段と、 前記原稿画像の外形形状を検知する検知手段と、 前記検知手段による外形形状の検知結果に応じて、前記
    画枠付加手段における画枠付加を行なわないように制御
    する制御手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記読み取り手段は、前記原稿画像を該
    原稿画像の下地色と異なる色の背景と共に読み取ること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画枠付加手段は、前記原稿画像と前
    記背景との境界に画枠を付加することを特徴とする請求
    項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、前記原稿画像の外形形
    状が所定の形状であるか否かを検知することを特徴とす
    る請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は、前記原稿画像の外形形
    状が前記画枠付加手段における画枠付加処理に不適当で
    あるか否かを検知することを特徴とする請求項3記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段は、前記原稿画像の外形形
    状が矩形であるか否かを検知することを特徴とする請求
    項4又は5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段は、前記読み取り手段にお
    ける前記原稿画像の読み取りに応じて、該原稿画像の外
    形形状を逐次検知することを特徴とする請求項6記載の
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記検知手段による外
    形形状の検知結果に応じて、前記読み取り手段における
    読み取りを中止することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記検知手段による外
    形形状の検知結果に応じた報知を行うことを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 更に、前記画枠付加手段により画枠が
    付加された原稿画像を外部装置に送信する送信手段を有
    し、 前記制御手段は、前記検知手段による外形形状の検知結
    果に応じて、前記送信手段による送信処理を中止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記検知手段による
    外形形状の検知結果を前記外部装置に報知することを特
    徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 更に、前記外部装置から画枠処理種別
    を指定する信号を受信する受信手段を有し、 前記画枠付加手段は、前記受信手段により受信した信号
    に従って画枠付加処理を施すことを特徴とする請求項1
    0記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 原稿画像を読み取る読み取り手段と、 前記原稿画像を保持する保持手段と、 前記原稿画像に第1の画枠付加処理を施す第1の画枠付
    加手段と、 前記第1の画枠付加手段により画枠が付加された原稿画
    像を外部装置に送信する送信手段と、 前記原稿画像の外形形状を検知する検知手段と、 前記検知手段による外形形状の検知結果に応じて、前記
    送信手段による前記第1の画枠付加処理が施された原稿
    画像の送信を行なわないように制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記送信手段による
    前記第1の画枠付加処理が施された原稿画像の送信を行
    なわない場合に、前記保持手段に保持された原稿画像を
    送信することを特徴とする請求項13記載の画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記送信手段による
    前記第1の画枠付加処理が施された原稿画像の送信を行
    なわない場合に、前記保持手段に保持された原稿画像に
    対して第2の画枠付加処理を施してから、前記外部装置
    に送信することを特徴とする請求項13記載の画像処理
    装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の画枠付加処理は、前記読み
    取り手段における前記原稿画像の読み取りに応じて、逐
    次画枠を付加する処理であり、 前記第2の画枠付加処理は、前記読み取り手段で読み取
    られた原稿画像を一括処理して画枠を付加する処理であ
    ることを特徴とする請求項15記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】前記第1の画枠付加処理はハードウェア
    による処理であり、前記第2の画枠付加処理はソフトウ
    ェアによる処理であることを特徴とする請求項16記載
    の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 原稿画像を読み取る読み取り手段と、 前記原稿画像の先端及び後端を検出する原稿端検出手段
    と、 記原稿画像に画枠を付加する画枠付加手段と、 前記画枠付加手段により画枠が付加された原稿画像を外
    部装置に送信する送信手段と、 前記画像端検出手段による検出結果に応じて、前前記原
    稿画像の外形形状を検知する外形検知手段と、 前記外形検知手段による検知結果に応じて、前記送信手
    段による送信を行なわないように制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  19. 【請求項19】 原稿画像を読み取る読み取り工程と、 前記原稿画像に画枠を付加する画枠付加工程と、 前記原稿画像の外形形状を検知する検知工程とを有し、 前記検知工程による外形形状の検知結果に応じて、前記
    画枠付加工程における画枠付加を行なわないことを特徴
    とする画像処理方法。
  20. 【請求項20】 原稿画像を読み取る読み取り工程と、 前記原稿画像を保持する保持工程と、 前記原稿画像に画枠を付加する画枠付加工程と、 前記画枠付加工程により画枠が付加された原稿画像を外
    部装置に送信する送信工程と、 前記原稿画像の外形形状を検知する検知工程とを有し、 前記検知工程による外形形状の検知結果に応じて、前記
    送信工程による送信を行なわないことを特徴とする画像
    処理方法。
  21. 【請求項21】 原稿画像を読み取る読み取り工程と、 前記原稿画像の先端及び後端を検出する原稿端検出工程
    と、 記原稿画像に画枠を付加する画枠付加工程と、 前記画枠付加工程により画枠が付加された原稿画像を外
    部装置に送信する送信工程と、 前記画像端検出工程による検出結果に応じて、前前記原
    稿画像の外形形状を検知する外形検知工程とを有し、 前記外形検知工程による検知結果に応じて、前記送信手
    段による送信を行なわないことを特徴とする画像処理方
    法。
  22. 【請求項22】 原稿画像を読み取り手段で読み取り、
    上位装置に出力する画像処理装置であって、 読み取った原稿画像に対して枠を付与する画枠付加手段
    と、 読み取った原稿画像の外形を検出する検出手段と、 該検出手段で検出した原稿画像の外形が所定の形状にあ
    るか否かを判断する判断手段と、 該判断手段の判断結果に応じて、前記画枠付与手段によ
    る画枠付与済みの画像データ、或いは前記読み取り手段
    で画枠付与成無しの画像データのいずれか一方を選択す
    る選択手段と、 該選択手段で選択された画像データを読み取り画像とし
    て上位装置に出力する出力手段とを備えることを特徴と
    する画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7262870B1 (en) 1999-04-06 2007-08-28 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method for use in printer driver
US7623269B2 (en) 2004-12-17 2009-11-24 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, image processing apparatus and image forming/processing apparatus
JP2011029997A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Brother Industries Ltd 画像読取装置

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