JPH02504285A - 1,1‐ジオキソ‐セフェム‐4‐チオール酸誘導体 - Google Patents

1,1‐ジオキソ‐セフェム‐4‐チオール酸誘導体

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JPH02504285A
JPH02504285A JP1505447A JP50544789A JPH02504285A JP H02504285 A JPH02504285 A JP H02504285A JP 1505447 A JP1505447 A JP 1505447A JP 50544789 A JP50544789 A JP 50544789A JP H02504285 A JPH02504285 A JP H02504285A
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ビツソリーノ,ピエルルイジ
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デイ・マツテオ,フランセスコ
オレツツイ,ピエルジユゼツペ
カツシネツリ,ジユゼツペ
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フアルミタリア・カルロ・エルバ・エツセ・エルレ・エルレ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、1−ジオキソ−セフェム−4−チオール酸誘導体a1JLl屋」」1服 本発明は8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4.2.0]オクト−2− エン−5,5−ジオキシド−2−チオール酸、その製造方法並びにそれを含有す る薬剤及び動物用薬剤に関する。本発明による化合物はプロテアーゼ阻害剤、特 にヒト白血球エラスターゼ(HLE)阻害剤として有用であり、蛋白分解酵素に 起因する炎症性及び変性疾患、特に気腫、成人呼吸困難症候群、慢性関節リウマ チ、変形性関節炎、感染性関節炎、リウマチ熱、を椎炎、iffl,狼癒及び乾 象の予防、管理及び治療上有用である。
本明細書中、下記の略号を使用する。
AC       アセチル、 Boc      t−ブトキシカルボニル、Cbz      ベンズオキシ カルボニル、3uc      3−カルボキシプロピオニル、Glu       4−カルボキシブチリル、及びNPG      上記から選択するアミノ 保護基。
本発明は一般式(I) の化合物を提供する。上記式中、 Aは (a)  水素原子、 (b)1〜20個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基、 (C)2〜10個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルケニル基、 (d)2〜10個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキニル基、 (e)6〜10個の炭素原子を有するアリール基、(f)  単環、二環又は架 橋環形であって3〜10個の炭素原子を有するシクロアルキル基、 (g)5〜8個の炭素原子を有するシクロアルケニル基、(h)  アリール部 分が前記(e)の定義と同じで、アルキル部分が前記(b)の定義と同じである アラルキル基、(j)  アリール部分が前記(e)の定義と同じで、アルケニ ル部分が前記(C)の定義と同じであるアラルケニル基、(k)  アリール部 分が前記(e)の定義と同じで、アルキニル部分が前記(d)の定義と同じであ るアラルキル基、(1)シクロアルキル部分が前記(f)の定義と同じで、アル キル部分が前記(b)の定義と同じであるシクロアルキルアルキル基、 (If)  その少なくとも1個が酸素、硫黄若しくは窯素原子である環原子を 5〜6個有する飽和若しくは不飽和の複素環基であって、場合により同一か又は 異なってもよい別の同様な複素環基又は前記(f)に定義したシクロアルキル基 と縮合してもよい複素環基、 (n)  複素環部分が前記(+11)の定義と同じで、アルキル部分が前記( b)の定義と同じである複素環アルキル基、(0)複素環部分が前記(II)の 定義と同じであり、アルケニル部分が前記(C)の定義と同じである複素環アル ケニル基、又は (p)  複素環部分が前記(In)の定義と同じであり、アルキニル部分が前 記(d)の定義と同じである複素環アルキニル基、であって、前記(b)〜(p )の定義の基はそれぞれ未置換でありても (+>ハロゲン原子、 (ii)ニトロ、アジド、ジアゾ、アミノ若しくはグアニジノ基、又は式NHR 8、NR,R,、NHCORClNHCOOR若しくはNH302R8(式中R a及びR5はそれぞれ独立に1〜7個の炭素原子を有し、場合によりカルボキシ 基で置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基、フェニル基又はベ ンジル基を表わし、Rcは2−カルボキシエチル 基又はR で表わすことができるいずれかの基を表わす)を有する基、 ( iii ) t−ブチルジフェニルシリルオキシ基、又は式ORd。
OCOR, 、OCOOR,若しく ハO C O N H R d(式中Rd は水素原子、2−カルボキシ−2−アミノエチル若しくはジフェニルメチル基又 はR。で表わすことができるいずれかの基を表わす)を有する基、 ( iv)メルカプト若しくはスルホ基、又は式SR,、SORa若しくはSO □Ra (式中R,は前記と同じ定義)を有する基、 (V)シアノ若しくはトリフルオロアセチル基、又は式若しくはCONHR   (式中R,は前記と同じ定義)を有する基、又は (vi)環置換基としてのみ、それぞれが4個までの炭素原子を有し、場合によ りカルボキシ基により置換されていることもある直鎖若しくは分枝鎖のアルキル 、アルケニル若しくはアルキニル基、又は3〜6個の炭素原子を有するシクロア ルキル基、 の中の1つ以上により置換されていてもよい;R1は (1)弗素、塩素、臭素若しくは沃素原子、(2)  前記に定義の基A1 (3)  基OA(式中Aは前記と同じ定義)、(4)WSA,SOAiL<は so2A (式中Aは前記と同じ定fi)、 (5)  基OCOA (式中Aは前記と同じ定義)、(6)MOSo2A(式 中Aは前記と同じ定義)、又は(7)基NHCOA若しくはNHz (式中Aは 前記と同じ定義であり、ZはAla,Gly,Val、Leu,Ile、Phe 及びProから選択したD若しくはL−α−アミノ酸によって構成されたモノ− 、ジー若しくはトリーペプチドを表わし、その末端アミノ基は遊離であっても基 COR若しくはC00RC(式中RCは前記と同じ定義)により保護されていて もよい) を表わし: R2は水素、弗素、塩素若しくは臭素原子、1〜4個の炭素原子を有する直鎖若 しくは分枝鎖のアルキル基、ホルミルオキシ基又は2〜5個の炭素原子を有する アルカノイルオキシ基を表わし: R3は水素原子、1〜4個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基 、ベンジル基、又は式−〇HRe (式中R8は水素原子、1〜4個の炭素、原 子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基、フェニル若しくはカルボキシ基、 1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ若しくはアルコキシカルボニル基又はベ ンジルオキシカルボニル基を表わす)を有する基を表わし:R4は (1)前記に定義の基A1 (2)弗素若しくは塩素原子、 (3)基OA(式中Aは前記と同じ定義)、(4)  基5A18OA若しくは 5o2A(式中Aは前記ト同シ定義)、 (5)基COA若しくはGOOA (式中Aは前記と同じ定義)、(6)基CH 20A(式中Aは前記と同じ定義)、(7)基CH25A、CHSoA若しくは CH25O2A(式中Aは前記と同じ定義)、 (8)基CH2oCOA若しくはCH2oz(式中A 及ヒZ t;tは前記と 同じ定義)、 (9)基CH5−COA(式中Aは前記と同じ定義)、(10)基0H2NAA ’  (式中Aは前記と同じ定義であり、A′はAとは無関係にAで表わすこと ができる(Xずれ力翫の基を表わすか、又はNAA’ は複素環基を表わす)( 11)基OHN”AA’A″ (式中A及びA’ Gま前記と同じ定義であり、 A“はAと無関係にAで表わすことができるいずれかの基を表わすか、又はNA ’A“は前記に定義の基A若しくはカルバモイル基により置換した芳香族複素環 基を表わす)、又は (12)Ic82NHCOA若しくはCl−12NH2(式中A及びZは前記と 同じ定義) を表わす。
一般式1の化合物は1個以上のイオン性の又はイオン化し得る基を含み得る。従 って、本発明には前記化合物と薬学的に許容される陰イオン若しくは陽イオンと の塩も包含される。
本発明は、一般式1の化合物のあらゆる立体異性体、並びにそれらのラセミ若し くは光学活性混合物をすべて網羅する。しかしながら、一般式1aで表わされる 立体配置は特に好ましい。
Aは下記を表わすのが好ましい。
(ao)水素原子、 (b’)  C−Cアルキル若しくはC−C6アルキルのような、1〜20個の 炭素原子を有する直鎮若しくは分枝鎖のアルキル基、 (eo)フェニル又はナフチル基、 (fo)単環03〜C7シクロアルキル、たとえばC3、C5、C若しくはC7 シクロアルキルのような、単環、二環又は架橋環形であって3〜10個の炭素原 子を有するシフロア(h゛)アルキル部分が前記(bo)の定義と同じであるス エニルアルキル若しくはナフチルアルキル基、 (ビ)シクロアルキル部分が前記(fo)の定義と同じで、アルキル部分が前記 (bo)の定義と同じであるシクロアルキルアルキル基、 (mo)その少なくとも1個が酸素、硫黄若しくは窒素原子である環原子を5〜 6個有する飽和又は不飽和の複素環基、又は (no)複素環部分が前記(I゛)の定義と同じで、アルキル部分が前記(bo )の定義と同じである複素環アルキル基。
前記(bo)〜(no)に定義の基は好ましくはそれぞれ未置換であっても下記 の1個以上により置換されていてもよい。
(じ)ハロゲン原子、 (iじ)ニトロ、アミノ若しくはグアニジノ基、又は弐NHRe。
NReR,、NHCOR、NHCOOR,若しくはNH3O2Re (式中R8 及びRfはそれぞれ独立に3〜7個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のア ルキル基、フェニル基又はベンジル基を表わし、Roは2−カルボキシエチル若 しくは3−カルボキシプロピル基、又はR8で表わすことができるいずれかの基 を表わす)を有する基、(iii’)i−ブチルジフェニルシリルオキシ基、又 は式ORd。
0COR,,0COOR,若L<は0cONHR,(式中R0は水素原子、2− カルボキシ−2−アミノエチル若しくはジフェニルメチル基又はRcで表わすこ とができるいずれかの基を表わt)を有する基、 (iv’)式SR3,5oR8若しくは5O2Ra (式中R8は前記と同じ定 I!)を有する基、 (Vo)シアノ若しくはトリフルオロアセチル基、又は式若しくはC0NHR, (式中Rdは前記と同じ定義)を有する基、又は (vi’)環置換基としてのみ、1〜4個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝 鎖のアルキル基。
Aは最も好ましくは、水素原子、又はメチル、エチル、プロピル、イソブOビル 、ブチル、S−ブチル、t−ブチル、ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、シク ロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、アダマンチル、フェニル、ベン ジル、ナフチル、〇−トリル、0.0−キシリル、ジフェニルメチル、トリチル 、1−フェニル−2−プロピル、1−フェニルエチル、フェネチル、4−カルボ キシベンジル、3−カルボキシベンジル、カルボキシメチJし、1−力Jレボキ シエチル、2−カルボキシプロピルシフェニル、とドロキシエチル、2−(t− ブトキシ)−エチル、2−ピバロイルオキシエチル、2−アセトキシエチル、2 −ピリジニウムエチル、4−メトキシフェニル、2−ピリジル、2−(3−カル ボキシプロピオニルオキシ)−エチル、2−カルボキシメトキシ−エチル、2− (カルボキシエチルカルバモイルオキシ)−エチル、2−(3−カルボキシ−3 −アミノプロピオニルオキシ)−エチル、2−カルボキシ−2−アミノエチル、 3−カルボキシ−3−アミノプロピル、2−カルボキシ−2−アミノ−1−メチ ルエチル、4−(t−ブトキシカルボニル)−ベンジ1ル、t−ブチルジフェニ ルシリルオキシエチル、ミノ)−エチル、2−(t−ブトキシカルボニルアミノ )−2−カルボキシエチル、t−ブトキシカルボニルメチル、ジフェニルメトキ シカルボニルオキシエチル、2−t−ブトキシカルボニルベンジルオキシ−2− (t−ブトキシカルボニルアミノ)−エチル、2−カルボキシベンジルオキシ− 2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−エチル又は2−(t−ブトキシカルボ ニルアミノ)−2−t−ブトキシカルボニル−エチル基である。
R1は下記を表わすのが好ましい。
(1°)弗素、塩素若しくは臭素原子、(2°)水素原子、1〜4個の炭素原子 を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基、又は1−ヒドロキシエチル、1−ベ ンゾキシエチル、1−ペンゾキシカルポニルオキシエチlし、1−フェニルアセ トキシエチル、2−フルオO−1−ヒドロキシエチル、フェニル若しくはベンジ ル基・ (3°)メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、フェノキシ若しくはベンゾキシ 基、 (4°)メチルチオ基、 (5゛)ホルミルオキシ、アセトキシ若しくはフェニルアセトキシ基、 (6°)メシル若しくはトシルオキシ基、又は(7°)ホルムアミド、アセトア ミド、フルオロアセトアミド、トリフルオロアセトアミド若しくはクロロアセト アミド基、又は遊離か又はAc,Boc1Cbz若しくはSuc基により保護さ れた末端アミン基を有する基NH−Ala。
NH−Va l 、NH−Pro−Va I 、NH−Lys若しくはNH−P ro−A I a−A l a。
R1は最も好ましくは (1#)弗素、塩素若しくは臭素原子、(2’ )メチル、エチル、1−ヒドロ キシエチル、1−ベンゾキシエチル、1−ベンゾキシカルボニルオキシエチル若 しくは1−7エ二ルアセトキシエチル基、 (3“)メトキシ基、又は (7“)ホルムアミド、アセトアミド若しくはトリフルオロアセトアミド基、又 はNH−A l a, NH.−A I a <Ac)、NH−Va l (S ue) 、NH−L−Pro−L−Va I、NH−Lys (Suc) 、N H−Pro−A l a−A l a若しくはNH−Pro−A I a−A  I a (AC)基、を表わす。
R2は好ましくは水素、弗素若しくは塩素原子、最も好ましくは水素原子を表わ す。
R3は水素原子又はメチル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニルメチレン若し くはカルボキシメチレン基、最も好ましくは水素原子又はメチル基を表わす。
R4は下記を表わすのが好ましい。
(1°) 水素原子又はメチル、り00メチル、ブロモメチル若しはベンジル基 、 (2°) 塩素原子、 (3°) メトキシ若しくはベンゾキシ基(4°) メチルチオ基、 (5°)ホルミル、アセチル、バンゾイル、カルボキシ、メトキシカルボニル、 エトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル若しくはベンゾキシカルボニル基 、 (6°) メトキシメチル、エトキシメチル若しくはイシプロボキシメチル基: 又はベンゾキシメチル、フェノキシメチル若しくは3−ピリジルオキシメチル基 であって、それぞれの環は未置換であってもヒドロキシ、カルボキシ及びアミノ 基並びに2〜5個の炭素原子を有するアルフキジカルボニル基から選択される1 〜2個の同等又は異なる基により置換されていてもよい、 (7”) メチルチオメチル、フェニルチオメチル、メチルスルホニルメチル、 フェニルスルホニルメチル若しくはフェニルスルフィニルメチル基、又は2−ア ミノ−2−カルボキシエチルチオメチル基であって、そのアミン基は遊離か又は AC。
3oc若しくはCbz基により保護されており、そのカルボキシ基は遊離か又は エチル、t−ブチル、ベンジル、メチル若しくはジフェニルメチル基により保護 されている:又はCH25Het基(式中Hetは任意的に置換されていること もある複素環基、特に下記式の一つを表わす)、0OH (8′)ベンゾイルオキシメチル若しくはフェニルアセトキシメル基又は3〜1 0個の炭素原子を有するアルカノイルオキシメチル基であって、それぞれ未置換 であってもカルボキシ、ヒドロキシ及びアミノ基がら選択される1〜2個の同等 又は異なる基により置換されていてもよく、アミノ基は遊離か又はNPGにより 保護されている基、又はアミノ基が遊離かAC,30G若しくはCbz基により 保護されているCH2−0−Pro−Va +基、 (9°)アセチルチオメチル基、 (10°)アミノメチル基若しくはCHNHR,塁(式中R5は1〜4個の炭素 原子を有し、未置換か又はカルボキシ基に−A I a 、  CH2−G I  V若しくは一〇H2−Va I基、(11°)CH2N+RIRoRo基(式 中R,、Ro及びR8はそれぞれ独立に前記定義のR5のいずれかの意味を有す る):式 (式中Aは前記定義と同じ)を有する基:4−カルバモイルピリジニウムメチル 基:又は場合により前記定義のIA若しくはカルバモイル基により置換されてい てもよいキヌクヌクリジニウムメチル基、 (12°)アセチルアミノメチル若しくはベンゾイルアミノメチル基、又はアミ ン基が遊離か又はNPGにより保護されているCH−NH−A ! alCH− NH−Va l 、CH2−NH−Pro、CH−NH−Phe、0H2−NH −Pro−Va l 、CH2−NH−A l a−A I a若しくはCH2 −NH−Pro−A I a基。
R4は最も好ましくはメチル、ブロモメチル、アセトキシメチル、ヒドロキシメ チル、カルバモイルオキシメチルシメチル、フェノキシメチル、アミノメチル、 ピリジニウムメチル、4−カルボキシメチルピリジニウムメチル、ベンゾイルオ キシメチル、ベンゾキシメチル、3−ピリジルオキシメチル、フエナセトキシメ チル、メチルスルホニルメチル、フェニルスルフィニルメチル、3−カルボキシ プロピオニルオキシメチル、4−カルボキシベンゾイルオキシメチル、4−(t −ブトキシカルボニル)−ベンゾイルオキシメチル、ト(カルボキシメチル)− 力ルバモイルオキシメチル若しくは(1−カルボキシ−2−メチル−プロピルア ミノ)メチル基: C H 2 N H  V a !基:CH2ーO  Va t、CH2−O  Ala,CH2  0  aly若しくはCH2−0−Pr o−Va I基又ハコのような基+7)AC。
BOC若しくはCbz保護誘導体:CH20Ala−(Glu)基;CH2−0 CONH−CH(R,’)COOH基(式中Rclは3〜7個の炭素原子を有す る直鎖又は分枝鎖のアルキル基又はフェニル基を表わす):下記の基:告 (式中Wは水素原子、メチル又は(CH2)nC02H基(nは前記と同じ定義 )を表わし、Yはメチル、カルボキシメチルチオ若しくはカルボキシメチル基を 表わし、W′は水素原子若H2 若しくはそのAC,Boc若しくはCbz保護誘導体及び/又はそのメチル、エ チル、t−ブチル、ベンジル若しくはジフェニルメチルエステルを表わす。
本発明の特に好ましい化合物を以下に゛例示する:18   シフ01じビ、V 26   0−い11し 27     2.6−六シリル/ 58  t−C4m(、C1HCH。
65    ”           =CH−Co2H”66    ″       0CR31’      C)!20COCH370Cool NEICQOiコ 本発明は更に、一般式■ (式中R、R2,R3,R4は前記と同じ定義)の化合物がら一般式1の化合物 を製造する方法を提供する。その方法はセフェム核の4位のカルボキシ基を式− 〇 (−0) SA (式中Aは前記と同じ定n>の基に変換するステップ及び セフェム核の1位の硫黄原子をスルホンの酸化度まで酸化するステップより成り 、これらのステップをいずれかの順序で行なう。
変換ステップでは、酸を一般式■ X−5−A            (II[>(式中Aは前記の定義と同じで あり、Xは水素原子、金属、好ましくはタリウム(工)、銅(I)、銀、ナトリ ウム若しくはリチウム又はボリル、スタンニル若しくはスルフェニル残基を表わ す)を有するメルカプタン若しくはその誘導体と反応させてチオエステルに変換 させる。
この反応では、カルボン酸の事前又は即時の活性化が必要とされるか、あるいは 望まれる。事前の活性化では、例えばカルボン酸をカルボン酸の酸塩化物、酸無 水物、又はカルボン酸との混合無水物(たとえば塩化ピバロイルとの反応による )、炭酸誘導体(たとえばクロ0ギ酸エチルのようなへロギ酸エステルとの反応 による)、スルホンR(メシルクロリド又はトシルクロリドとの反応による)、 及びホスホンMW導体(たとえばジフェニルクロロホスフェート、ジエチルクロ ロホスフェート、フェニルジクロロホスフェート、N、トジメチルアミドリン酸 ジクロリド、ジエチルホスホリルシアニド又はジフェニルホスホニルアジドとの 反応による)に変換する。即時(in 5itu)活性化では、例えば反応混合 物中に約1モル当量のカルボジイミド(たとえばジシクロへキシルカルボジイミ ド)又は1−ヒドロキシベンゾトリアゾールとジシクロへキシルカルボジイミド とを存在させるか、又は大過剰のポリリン酸エステル(PPE、  If。
Po11g+an、 G、5chraa++e、 BiochetBiophy s、Acta  80.1  (t964)に従って製造)を存在させる。これ らの活性化/変換の一般的な条件は公知であり、たとえば、E、 Haslam 、 [RecentDevelopments in  Methods fo r the  Esterification  andProtection  of the Carboxyl Groups J  、 Tetrahe dron 36゜2409 (1980)を参照されたい。適当な溶媒は極性又 は無極性の非プロトン性有機溶媒、たとえばジクロロメタン、クロロホルム、テ トラヒドロフラン、アセトニトリル、ジエチルエーテル、ベンゼン、ジメチルホ ルムアミド、ジメチルスルホキシド、ピリジン及び酢酸エチルであり、適当な反 応温度は一78℃〜+80℃の範囲にあり、好ましくは一30℃から!温までで ある。
一般式■の試薬においてXがボリル残基である場合は、(活性化していない)カ ルボン酸を「トリスアルキルチオボラン」(■′) (A−8)28−3−A        (I[I’ )(式中Aは前記と同じ 定義)として一般的に公知の試薬とベンゼン又はジエチルエーテルのような不活 性有機溶媒中で簡単な還流により反応させて、対応のチオエステルを形成する。
一般式■の試薬においてXがスタンニル残塁である場合は、カルボン酸を対応の 酸塩化物に事前に活性化した後、「有機錫メルカプチドJ(I[[’) <Alk) 3Sn−5−A        (DI“)(式中Aは前記の定義 と同じであり、Alkはアルキル残基、好ましくはn−ブチルである)として一 般的に公知の試薬とクロロホルムのような有機溶媒中、約り℃〜約80℃の温度 で反応させる。
一般式■の試薬においてXがスルフェニル残基であルjJI 合ハ、(活性化し ていない)カルボン酸を「二硫化物J(I[[”)AS−3−A           (I[l” )(式中Aは前記と同じ定義)として一般的に公知の試薬と 約1モル当量のトリフェニルホスフィンの存在下で反応させる。Aが前記の定義 のようなアリール若しくは複素環残基である場合には、この反応をベンゼン、ク ロロホルム又はアセトンのような有機溶媒中、約り0℃〜約90℃の温度で進め るのが有利である。
前記のチオエステルを生成するための方法についての一般的な説明は文献に記載 されているので、たとえばJ、Cheln、SOC,。
Chen、Co1ff1un、1969.435(トリスアルキルチオボランの 反応ニツイr ) : Terahedron Lett、31.1979.2 853 (有機錫メルカプチドの反応について) : Bull、Chem、S oc、Jap、43.1970.2632 (二硫化物の反応について)を参照 されたい。
酸化ステップでは、化合物を対応のスルホンに酸化する。好ましい酸化剤は不活 性有機溶媒中又は水と有機溶媒との混合物中の過酸である。適当な過酸はたとえ ば過酢酸、m−クロロ過安息香酸(MCPBA)及びモノ過フタル酸である。、 ′A当な溶媒はクロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン及びエタノ ールである。
前記方法において、所要又は所望により、いずれの8官能基も慣用の方法により マスキングし、最後に又は便宜の時に脱マスキングすることができることが当然 理解される。同様に、基R4も、所望により前記方法の終後又はいずれかの段階 で慣用方法で前に定義した範囲に包含される別のR4基に変換することができる ことも理解される。保護基の変換又はマスキング/脱マスキング方法はセフェム ■についてよく知られている。
化合物■及び■は公知化合物であるかあるいは公知化合物から公知方法によって 製造できる。
結合組織の破壊に起因する病状の治療におけるプロテアーゼ阻害剤の有効性につ いて近頃特に関心が注がれている。肺気腫の主要な破壊因子でありかつ慢性関節 リウマチに関与しているであろうヒト白血球エラスターゼ(HLE)の阻害剤の 探求に多大の努力が払われて来た( J、 C,Power、 Am、 Rev 、 Re5p、 D i 5eases6、1987; H,Velvart、 Rheymatol、 Int、、  1.121.1981)。低分子量阻害 剤には植物又は動物起源の天然の高分子量プロテアーゼ阻害剤にまさる多くの利 点があると見られる。即ち1)多量に得られる、2)合理的に設計し最適化する ことができる、3)抗原性でない、4)経口的に又はエアゾル剤で使用できる。
これまで発見された多数の低分子量エラスターゼ阻害剤は反応性官能基(クロロ メチルケトン、イソシアネート等)を含んでいるので、蛋白の官能基と反応し、 従って極めて有毒であり得る。この点で、セリンプロテアーゼに対して反応性で ありながら、周知の通り非常に高い濃度では無毒性であるβ−ラクタム化合物は 特に興味深いものである。
本発明の化合物はHLEに対して高い明言活性を有する。特に、生成速度(ko n)、平衡定数(ko、f/koo)、及び定常状態におけるHLE−阻害剤複 合体の見かけ解離定数<K、”)■ の点でもっとも活性なセファロスポラン酸エステル及びアミド(Nature  1986.332.192)と比較して明らかである。この点を説明するため、 本発明の若干の化合物について測定した前記各速度論的パラメーターを、)le rck S & OL−659,286のセファロスポラン系化合物と比較して 第工表に示す。この比較化合物は現在前臨床試験を進行中であると報じられてい る( Am、 Rev。
Repir、Dis、1988. 137. 204.  Agents an d Actions、1988. 25゜60)。
第   1   表 a)構造を同定する化合物番号は好ましい化合物の表に示したもので、実施例で は化学名の後に括弧で示した。
b) L−659,286、即ち 7α−メトキシ−8−オキソ−3−[[1,2,5,6−テトラヒドロ−2−メ チル−5,6−シオキソー1.2.4−トリアジン−3−イル]チオ]メチルー 5−チア−1−アザ−6R−ビシクo [4,2,Olオクト−2−エン−2− ビOリジンカルボキサミド−5,5−ジオキシドは本発明者らの実験室で7−ア ミノ−3−デスアセトキシセファ0スボラン酸から合成した。
C) HL E (Calbiochem社、Oット702038)阻害につい ての速度論的パラメーターは37℃、0.027M l)87.4燐酸塩緩衝剤 、1%DMS0,1%MeCN、NaCj (I−0,15)で、基質のN−メ トキシスクシニル−アラニル−プロリル−バリル−7−アミド−4−メチルクマ リンからの7−アミノ−4−メチルクマリンの放出(蛍光検出)をモニタリング することにより、下記の式に従って算定した:に 式中、[P]、 [I]、 [S] =生成物、阻害剤及び基質の濃度v、=定 常状態の速度 ■2==ゼロ時速度(zero ti+ne rate)Vo−[1]=Oにお ける速度 Kfll=醇素−基質対のミハリエス定数(同じ実験条件の下で独立に測定)。
本発明の化合物は高度のエラスターゼ阻害活性及びほとんど無視し得る毒性によ り、肺及び結合組織の蛋白分解性劣化により生ずる疾患の進行を予防又は停止し 、炎症及び発熱を抑え、苦痛から軽減するのに有用な薬物を作るために使用する ことができる。この種の疾患は気腫、急性呼吸困難症候群、気管支炎、慢性関節 リウマチ、変形性関節症、感染性関節炎、リウマチ熱、を椎炎、痛風、狼揖及び 乾宮を含む。
従って、本発明は薬学的に許容される希釈剤又はキャリヤーと混和して一般式1 の化合物を含む医薬又は動物用薬剤組成物を提供する。本発明による医薬又は動 物用薬剤組成物は慣用方法によりいろいろの投与方法に適した多様な剤形に製造 することができる。特に、本発明による組成物は以下のようにして投与できる。
a)経口的には、たとえば、錠剤、トローチ、薬用ドロップ、水性若しくは油性 懸濁剤、飛散性散剤若しくは顆粒剤、乳剤、硬若しくは軟カプセル剤、又はシロ ップ剤若しくはエリキシル剤として。経口用組成物は医薬組成物の製造のための 当業者に公知の方法に従って製造することができ、この積の組成物は服薬しやす い製剤を提供するため甘味剤、着香剤、着色剤及び保存剤より成るグループから 選択する1種以上の添加剤を含んでもよい。
錠剤は錠剤の製造に適する医薬上許容される無毒性の賦形剤と混和して有効成分 を含む。これらの賦形剤は、たとえば、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、乳糖 、燐酸カルシウム若しくは燐酸ナトリウムのような不活性な希釈剤、顆粒化剤及 び崩壊剤、たとえばトウモロコシ澱粉、又はアルギン酸、結着剤、たとえば澱粉 、ゼラチン又はアラビアゴム、及び滑沢剤、たとえばステアリン酸マグネシウム 、ステアリン酸又はタルクであり得る。錠剤は剤皮がなくてもよく、あるいは胃 腸・管内での崩壊及び吸収を遅延することによって一層長時間にわたり持続した 作用を提供するために公知の技法によりコーティングしてもよい。たとえば、グ リセリルモノステアラード若しくはグリセリルジステアラードのような作用遅延 (ttw+e delay)物質を使用することができる。
経口投与用薬剤は、有効成分を不活性の固体希釈剤、たとえば炭酸カルシウム、 燐酸カルシウム若しくはカオリンと混合した硬ゼラチンカプセル剤であっても、 有効成分を水又は油性媒質、たとえば落花生油、流動パラフィン若しくはオリー ブ油と混合した軟ゼラチンカプセル剤であってもよい。
水性懸濁剤は水性懸濁剤の製造に適する賦形剤と混和して有効成分を含む。この 種の賦形剤は懸濁化剤、たとえばカルボキシメチルセルロースナトリウム、メチ ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、 ポリビニルピロリドン、トラガントゴム及びアラビアゴムであり、分散又は湿潤 剤は天然産の燐脂質(たとえばレシチン)、又はアルキレンオキシドと脂肪酸と の縮合生成物(たとえばポリオキシエチレンステアラート)、エチレンオキシド と長鎖脂肪族アルコールとの縮合生成物(たとえばヘブタデ力エチレンオキシセ タノール)、エチレンオキシドと脂肪酸及びヘキシトールから誘導される部分エ ステルとの縮合生成物(たとえばポリオキシエチレンソルピトールモノオレアー ト)若しくはエチレンオキシドと脂肪酸及びヘキシトール無水物から誘導される 部分エステルとの縮合生成物(たとえばポリオキシエチレンソルピタンモノオレ アート)であり得る。前記の水性懸濁剤は、1種以上の保存剤、たとえば叶ヒド ロキシ安息香酸エチル若しくはn−プロピル、1種以上の着色剤、1種以上の看 香剤、及び白糖又はサッカリンのような1種以上の甘味剤を含んでもよい。
油性懸濁剤は落花生油、オリーブ油、胡麻油若しくは椰子油のような植物油、又 は流動パラフィンのような鉱油中に有効成分を懸濁することにより製剤化するこ とができる。油性懸濁剤は濃稠化剤、たとえば蜜蝋、重質パラフィン又はセチル アルコールを含んでもよい。前記に挙げたような甘味剤、並びに看香剤を服薬し やすい経口製剤を提供するため添加してもよい。これらの条件はアスコルビン酸 のような酸化防止剤を添加することもできる。
水の添加により水性懸濁剤の調製に適する飛散性散剤及び顆粒剤は分散若しくは 湿潤剤、懸濁化剤及び1種以上の保存剤と混和した有効成分を含む。適当な分散 若しくは湿潤剤及び懸濁化剤は上に例示されている。追加の賦形剤、たとえば甘 味剤、看香剤及び着色剤を存在させてもよい。
本発明の医薬組成物は水中油型乳剤の形態でもあり得る。油性相は植物油、たと えばオリーブ油若しくは落花生油、又は鉱油、たとえば流動パラフィン又はこれ らの混合物であり得る。
適当な乳化剤は天然産のゴム、たとえばアラビアコム若しくはトラガントゴム、 天然産の燐脂質、たとえば大豆レシチン、並びに脂肪酸とへキシトール無水物か ら誘導されるエステル若しくは部分エステル、たとえばソルビタンモノオレアー ト、及び前記の部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物、たとえばポリ オキシエチレンソルビタンモノオレアートであり得る。
乳剤は甘味剤及び看香剤も含んでもよい。
シロップ剤及びエリキシル剤は甘味剤、たとえばグリセロール、ソルビトール又 は蔗糖を用いて製剤化される。この種の製剤には粘滑薬、保存剤、着香剤及び着 色剤も含んでよい。
b)11旦丘ヌ旦、皮下、静脈内、筋肉内、胸骨内又は注入により、滅菌した水 性若しくは油性懸濁注射剤の形として。医薬組成物は注射可能な滅菌した水性又 は油性の懸濁剤である。この懸濁剤は前記したような適当な分散若しくは湿潤剤 及び懸濁化剤を使用する公知技術に従って製剤化できる。滅菌した注射剤は、無 毒性の非経口的に許容される希釈剤若しくは溶剤中の滅菌注射用水剤若しくは懸 濁剤であって、たとえば1,3−ブタンジオール中の溶液であり得る。許容され るビヒクル及び溶媒の中には水、リンガ−液及び生理食塩水である。更に、滅菌 した不揮発油も溶媒又は懸濁化媒質として慣用的に使用されている。
この目的には無刺激の不揮発油であれば合成のモノ−若しくはジ−グリセリドを 含めて使用できる。更にオレイン酸のような脂肪酸は注射剤の調製に使用される 。
C)吸入の場合には、エアゾル剤又はネブライザー用液剤の形として。
d)!  1417)  @上、常温では固体であるが直m’aでは液体であり 、従って直謁内で融解して薬物を放出する適当な非刺激性賦形剤と薬物を混合す ることによりinされる主剤の形である。この種の物質はカカオ脂及びポリエチ レングリコールである。
e)外用には、クリーム剤、軟膏剤、シェリー剤、水剤又は懸濁剤の形として。
日用量は化合物の活性、治療を受ける患者の年齢、重量及び病症、疾患の種類及 び重篤度、並びに投与回数及び投与経路に応じて体重Kg当り約0.5〜約11 0ORの範囲である。好ましくは、ヒトに対する日用量は50jly〜2gの範 囲である。キャリヤー物質と併用して単独の剤形をとり得る有効成分の量は患者 (hosttreated)並びに投薬の様式に応じて異なる。たとえば、ヒト に対する経口投与を目的とする製剤では、5η〜2gの有効成分を組成物の約5 〜95%の適切な量のキャリヤー物質と混和して含む。単位剤形では一般には約 25η〜約500ηの有効成分を含有することになろう。
以下、本発明の実施例を示す。
実施例1 t−ブチル3−アセトキシメチル−78−クロロ−8−オキソ−5−チア−1− アザビシクo [4,2,Olオクト−2−エン−5,5−ジオキシド−2−チ オレート(化合物3) ジクロロメタン45d及びエタノール15d中に(7α)−クロロセファロスボ ラン酸59を含む溶液を−クロロペルオキシ安息香1a89と一緒に5〜10℃ で一晩攪拌した。反応混合物を重亜硫酸ナトリウム水溶液を用いて洗浄し、有様 層から溶媒を真空下で除去した。残渣をジエチルエーテル40Idに溶解し、− 晩装置して結晶化させた。2−カルボキシ−3−アセトキシメチル−7S−クロ 0−8−オキソ−5−チア−1−7ザピシクロ(4,2,03オクト−2−エン −5,5−ジオキシドを白色粉末として得た(2.8g)。
この物質323SF (1mmol)を−20℃にてピリジン0.6d、 t− ブチルメルカプタン テル(PPE :製造にライてはW.Pol1w+ann, G.Schram o+, Bioche+I。
Biophys. Acta 、 80. 1(1964)を参照されたい>   4rdを用いて順次処理した。
反応混合物を0℃で5時間保存した。酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液の混 合物に注ぎ、激しく攪拌した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空下 で濃縮した。残漬をシリカゲルを用いてクロマトグラフィー(溶離液としてn− ヘキサン−酢酸エチル混合物)にかけると、標記化合物が白色粉末として得られ た(  29011g)。
IR(にBr) ニジwax 1790、 1735, 1665. 1650cm −’NMR (90 M Hz, CD(j!3 ) :δ(apH.60(9H, S) 2、11(3H, s) 3、92(2H, ABq, J−18Hz)4、81(2H, ABq, J −14Hz)4、85(IH, d, J蓼2Hz)5、37(IH, d,  J−2Hz)実施例2 n−ブチル3−アセトキシメチル−7S−クロロ−8−オキソ−5−チア−1− アザビシクロ[4,2,Olオクト−2−エン−5.5−ジオキシド−2−チオ レート(化合物2) ジクロロメタン12d中に2−カルボキシ−3−アセトキシメチル−7S−クロ ロ−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[ 4,2.0]オクト−2−エ ン−5.5−ジオキシド(実施例1参照)  323R11を含む攪拌溶液に、 n−ブタンチオール0.107a!+及びジシクロヘキシルカルボジイミド20 6りを空温で添加した。10分後、溶媒を真空下で除去し、残渣をシリカゲルを 用いてフラッシュクロマトグラフィー(溶離液としてn−ヘキサン−酢酸エチル 混合物)にかけて精製した。標記化合物がワックス状固体として得られた(90 1812、 1735. 16503 −1HMR (90 )4Hz, CD α3):δ(aplo、93(3H, t, J−6.2Hz)1、t−2.0 (4H, i) 2、11(3M, S) 3、08(2N, d, J−6.3Hz)3、92(2H, ABq, J− 17.5Hz)a.83(IH, d, J−1.8Hz)4、84(2H,  ABQ. J−14.5Hz)5、34(IH, d, J−1.8Hz)MS  (FD) :395m/z  (M” )実施例3 p−メトキシフェニル3−アセトキシメチル−7S−りロロー8ーオキソー5ー チアー1ーアザビシクロ[4,2.0]オクト−2−エン−5.5−ジオキシド −2−チオレート(化合物1) n−ブタンチオールに代えてp−メトキシチオフェノールを使用する以外は実施 例2と同様の手順で、標記化合物を白色粉末として得た(収率25%)。
IR(KBr)ニジwax 1815、 1740, 1670α−1HMR (90 MHz, CDα3 ) :δ(pp+e)4、02(2H, ABQ, J−18Hz)4、82( 2H, ABQ, J−14.5Hz)4、93(IH,  d,  J<2H z)5、41(IH,  d,  J<2Hz)7、02(2H, d, J− 8Hz)7、45(2H, d, J−8Hz)MS  <FD)  :  4 45m/Z   (M”  )実施例4 【−ブチルメルカプタンを適当なメルカプタンに代える以外は実施例1と同様の 手順で、下記の化合物を得た。
イソ ロピル3−アセトキシメチル−78−クロロ−8−オキソ−5−ツー1− アザビシク042,0オクト−2−エン−5,5−ジオキシ゛−2−チオレート (化合物4) IR(にar) ニジwax 1805、1735.1650.1620α−1HMR(908H2,CDα3 ):δ(apl)1.41(6H,d、 J−6,5Hz)2.10(3H,s ) 3.7−4.0(IN、 go) 3.93(2H,ABQ、 J−17,8H2)4.83(IH,d、 J−1 ,6H2)4.85(2M、 ABQ、 J−14,3H2)t−ブチルジフェ ニルシリルオキシエチル3−アセトキシメチル−7S−クロロ−8−オキソ−5 −チア−1−アザビシクロ[4,2,Olオクト−2−エン−5,5−ジオキシ ド−2−チオレート(化合物55)IR(KBr)ニジmaX 1810、1740.1660c111−’NMR(908H2,CDα3): δ(pp+e)1.07(9H,s) 2.05(3H,S) 3.28(2H,t、J−6Hz) 3.88(2H,t、J−6H2) 3.95(2H,ABQ、J−18H2)4.83(2H,ABq、J=14. 2Hz)4.86(IH,d、J−1,7)12)5.38(IH,d、J−1 ,7Hz)7.3−7.6(10H,輸) ベンジル3−アセトキシメチル−7S−クロロ−8−オキソ−5−チア−1−ア ザビシクロ[4,2,0オクト−2−エン−5,5−ジオキシド−2−1812 、1738,1655aR−’NMR<90 MHz、 CDC1!3) :δ (ppm)2.07(3H,s) 3.96(2H,AB(1,J−18,5H2)4.32(2H,S) 4.86(2H,ABQ、 J=13.5H2)4.87(IH,d、 J−1 ,8Hz)5.35(IH,d、 J=1.8Hz)7.37(5H,S) ジフェニルメトキシカルボニルメチル3−アセトキシメチル−7S−クロD−8 −オキソー5−チア−1−アザビシクロ[4,2,Olオクト−2−エン−5, 5−ジオキシド−2−チオレート(化合物56)IR(KBr)ニジmax 1808、1740.1665α−1 HMR(90MHz、 CDG3 ) : 6 (DpI )2.07(3H, S) 3.93(2H,ABq、 J−18H2)3.97(2H,S) 4.80(2H,ABQ、 J−14,5H2)4.80(IH,d、 J−1 ,7Hz)5.34(IN、 d、 J−1,7H2)6.93(IH,s) 7.39(10M、 5) IR(にB「)ニジ1aX 1807、1738.1710(br)、 1660(Sh)1:II−’NM R<200MHz、 CDC1!3 ) :δ<ppm>1.41(9H,S) 2.08(3H,s) 3.38(IH,dd、 J−5,5及び14.1H2)3.73(1M、d、 J−18,2Hz)3.86(IH,dd、  J−4,3及び14.1H2) 4.00(1H,d、J−18,2Hz)4.54(IH,d、J−14,0H 2)5.03(IH,d、J−14,0Hz)5.33(IH,d、J−1,7 Hz)6.90(IH,s) 7.33(IOH,S) 実施例5 2−ヒドロキシエチル3−アセトキシメチル−73−クロロ−8−オキソ−5− チア−1−アザビシクロ 4,2.0オクト−2−エン−5,5−ジオキシド− 2−チオレート(化合物19)乾燥テトラヒドロフラン6d中に2−t−ブチル −ジフェニルシリルオキシメチル3−7セトキシメチルー78−クロロ−8−オ キソ−5−チア−1−アザビシクロ[4,2,0]オクト−2−エン−5,5− ジオキシド−2−チオレート60■を含む攪拌溶液に、酢酸300Id及びフッ 化テトラブチルアンモニウム3水和物25011rgを室温で順次添加した。得 られた溶液を20時間保存した。溶媒を除去し、残渣をフラッシュクロマドグラ フイーにかけると、標記生成物(25η)が得られた。
N M R(90MHz、 CD C1s ) :δ(ppil)2.10(3 H,s) 3.27(2H,II) 3.85(2H,園) 3.91(2H,ABq、 J−18Hz)4.81(2H,ABQ、 J=1 4H7)4.87(IN、 d、 J−1,6Hz)5.36(1H,d、 J −1,6H2)友i■ヱ 2−アミノ−2−カルボキシエチル3−アセトキシメチル−7S−クロロ−8− オキソ−5−チア−1−アザビシクロ 4,2.0]オクト−2−エン−5,5 −ジオキシド−2−チオレート(化合物34)ジクロロメタン8m及びアニソー ルIae中に2−ジフェニルメトキシカルボニル−2−(t−ブトキシカルボニ ルアミノ)エチル−7S−クロロ−8−オキソ−5−チア−1−7ザピシクロ[ 4,2,01オクト−2−エン−5,5−ジオキシド−2−チオレート120■ を含む溶液をトリフルオロ酸′ea11dを用いて処理し、5時間保存した。溶 媒を除去し、残渣をジクロロメタン15d及びジイソプロピルエーテル5dで処 理し、v温で10分間攪拌した。懸濁液を遠心分離すると、白色粉末(42W! I)が得られた。
IR(にBr) ニジ□8 1808、1742.1670.1620cIR”NMR(200MHz、 D MSO−020) :δ(ppm)5.92(IH,d、 J−1,6H2)5 .66(iH,d、 J−1,6H2)4.70(2H,ABq、 J−13, 6Hz)3.74(18,l) 3.66(2H,s、 obscured))3.52(IH,dd、 J=5 .2及び13.8Hz)3.35(IH,dd、 J−6,6及び13.8Hz )カルボキシメチル3−アセトキシメチル−7S−りno−8−オキソ−5−チ ア−1−アザビシクロ[4,2,0]オクト−2−エン−5,5−ジオキシド− 2−チオレート(化合物22) ジフェニルメトキシカルボニルメチル3−アセトキシメチル−7S−クロロ−8 −オキソ−5−チア−1−7ザビシクロ[4,2,O]オクト−2−エン−5, 5−ジオキシド−2−チオレート 180ηをジクロロメタン−アニソール−ト リフルオロ酸I!(容量比8:1:1)混合物25d l、、溶解し、V温で2 .5時間放置した。溶媒を除去後、残渣をシリカゲルを用いてクロマトグラフィ ー(溶離液としてn−ヘキサン−酢酸エチル混合物)にかけた。標記化合物が白 色粉末として得られた(105■)。
IR(KBr)ニジ1.1ax 1810−1815 、1720−1740 、1655(21−1HMR(2 00HH2,DMSO) :δ(ppm)2.03(38,S) 3.88(2H,s) 4.42(2H,ABQ、 J−18,0H2)4.70(2H,ABQ、 J −13,51(z)5.72(IH,d、 J−1,5Hz)5.96(IH, d、  J−1,5H2)実施例8 2−フェニルエチル3−アセトキシメチル−7S−クロロ−8−オキソ−5−チ ア−1−アザビシクロ[4,2,03オクト−2−エン−55−ジオキシド−2 −チオレート(化合物15) ジクロロメタン4d中に3−アセトキシメチル−2−カルボキシ−78−クロロ −8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4,2,Olオクト−2−エン− 5,5−ジオキシド0.3239を含む溶液に、ピリジン0.6d及び2−フェ ニルエチルメルカプタンo、14jIl+!を添加した。
次いで、ポリリン酸エステル(PPE) 4 dを一10℃で添加し、反応混合 物を一10℃で6時間攪拌した。
酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液とに分配後、有機相を集め、無水1iA酸 ナトリウムを用いて乾燥し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィ ー(溶離液としてn−ヘキサン−酢酸エチル)にかけ、初期に流出される(fa ster−running)生成物を集めた。この物質0.13gをジクロロメ タン20dに溶解し、−40℃にて70%−一りロOペルオキシ安息香酸0.1 19で処理した。
混合物を一10℃で1時間攪拌後、亜硫M塩水溶液及び重炭酸塩水溶液で順次洗 浄した。
有機相を乾燥し、真空sl!iした。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n −ヘキサン−酢酸エチル)にかけると、標記化合物が白色固体として得られた( 80η)。
融点:133〜135℃ IR(KBr)ニジIaX 1815.1730.1640CIR−1MMR(90MHz、 CDO!3)  : 6 (ppm )2.10(3H,s) 3.0及ヒ3.30(4H,各々d、 J−7Hz)3.75及ヒ4.05(2 H,各々d、 J−18)1z)4.65及び4.97(2H,各々d、 J− 14)12)4.81(IH,d、  J−1,8Hz)5.35(IH,d、   J−1,8H2)MS (FD) : 443(M” ) 、 384(− CH3002) ra/z実施例9 t−ブチル7S−り0ロー3−メチル−8−オキソ−5−チア−1−アザビシク ロ[4,2,0]オクト−2−エン−55−ジオキシド−2−チオルー! 上(化合物58) メタノール:水(1: 1 )  800ae中に7α−クロロデスアセトキシ セファ0スボラン53209を含む溶液をペルオキシモノ硫酸カリウム(Oxo ne、 Aldrich−Chemie GmbH) 909”E:用イテ処理 した。55℃で105分後、反応混合物を冷却し、EtOAc不溶性物質から戸 別した。P液をEtOAC−水に分配し、有機相を集め、水200dで洗浄し、 乾燥後濃縮すると、粗な2−カルボキシ−73−クロロ−3−メチル−8−オキ ソ−5−チア−1−アザビシクロ[4,2゜0]オクト−2−エン−5,5−ジ オキシドが黄色油として得られた(15g)。
この物質の一部(3,29)をジクロロメタン40Il!e中に含む溶液を、実 施例1に記載した手順に従ってt−ブチルメルカプタン1.35〆及びP P  E 40−で処理すると、標記化合物が白色粉末として得られた(1.77)。
NMR(90MHz、 CDα3) :δ(ppm1.55(9H,S) 2.07(3H,s) 3.77(2H,ABQ、 J−18H2)4.73(IH,d、 J−1,5 H2)5.32(IH,d、 J−1,5Hz)MS (FD) : 337  (M” ) 、 280(−04H9) 。
248(5c4H9)  m/z チオレート(化合物59) メタノール110ai!及び水50Id中に粗な7α−クロロセファ0スボラン M109を含む溶液を、重炭酸ナトリウム水溶液(120d中に2.79)で処 理した。塩化カルシウム187gを添加し、反応混合物を70℃で1.5時間加 熱した。
10℃に冷却後、濃塩酸7dを添加し、溶液を酢酸エチル(2x 350d)で 抽出した。抽出物を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥し、真空濃縮し た。残漬をエチルエーテル15〇−に取り、30分間攪拌した。不溶性物質、主 として7α−クロロセファ0スボラン酸ラクトンを捨てた。溶液を濃′縮すると 、2−カルボキシ−3−メトキシメチル−78−クロロ−8−オキソ−5−チア −1−アザビシクロ[4,2,Olオクト−2−エンが黄色油として得られた(  4g)。
この物質の一部(3,5g>を50%水性メタノール(120aり中に含む溶液 を、ペルオキシモノ硫酸カリウム14gを用いて60℃で90分間処理した。
真空濃縮後、反応混合物を酢酸エチル−水に分配した。有機抽出物から溶媒を蒸 発させると、粗な2−カルボキシ−3−メトキシメチル−78−りDO−8−オ キソ−5−チア−1−アザビシクロ[4゜2.0]オクト−2−エン−5,5− ジオキシドが泡として得られた(3g)。この物質の一部(2951119)を t−ブチルメルカプタン及びPPEを用いて実施例1の手順に従って処理すると 、標記化合物が白色粉末として得られた(  120Rg)。
NMR(90MHz、  CDCl!3 )  :δ(ppm3.96(2H, ABQ、 J−16,5H2)4.17(2H,s) 4.80(1M、 d、 J−1,8Hz)5.34(IH,d、 J−1,8 H2)実施例11 t−ブチル7S−クロロ−3−(1−メチル−1,2,3,4−テトラ1−ルー アセトニトリル15mに7α−クロロセファロスポラン酸スルホン400Rgを 含む溶液を、5−メルカプト−1−メチル−1,2,3,4−テトラゾール20 0η及び三フフ化ホウ素エーテレート0.5dで処理した。50℃で6時間後、 反応混合物を真空蒸発すると、粗な2−カルボキシ−78−クロロ−3−(1− メチル−1,2,3,4−テトラゾール−5−イル)チオメチル−8−オキソ− 5−チア−1−アザビシクロ[4,2゜0]オクト−2−エン−5,5−ジオキ シドが非晶質の固体として得られた。
この物質をt−ブチルメルカプタン及びPPEを用いて実施例1の手順に従って 処理すると、標記化合物が非晶質の固体として得られた(  11l10l11 ゜ NMR(90MHz、  CDCe3 )  :δ(ppm)1.55(9H, s) 3.98(3H,S) 4.1−4.5(4H,2つのAB(1)4.87(IH,J=1.7Hz) 5.35(1)1. J−1,7)12)MS (FD) :  451 (M ” ) 、 394(−048g )  m/z実施例12 t−ブチル3−(1−メチル−1,2,3,4−テトラゾール−5−イル)チオ メチル−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4,2,03オクト−2− エン−5,5−ジオキシド−2−チオレート(化合物62)メタノール1.21 中に7−アミツデスアセトキシセフアロスポランM (7−ADCA)42.9 9を含む溶液を一15℃の内部温度にて48%HBr水溶液70m、70%Hc j!04水溶液115m1!!及び亜硝酸ナトリウム水溶液(100Id中35 g)を用いて順次処理した。
混合物を35分間激しく攪拌した。この間に内ms度は一15℃から+20℃に 上昇した。水1.51及びエチルエーテル0,81を添加し、有機相を分離し、 塩水(0,1)で洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥し、真空濃縮すると、狙 な7S−ブロモ−2−カルボキシ−3−メチル−8−オキソ−5,−チア−1− アザビシクロ[4,2,0]オクト−2−エンが黄色シロップとして得られた。
この物質をペルオキシモノ硫酸カリウム(1,7モル当量)を用いて実施例9の 手順に従って酸化した。得られた粗な物質をジクロロメタン200d及び酢酸2 0dに溶解し、攪拌しながら亜鉛末309を少しづつ用いて1時間処理した。反 応混合物を濾過し、ジクロロメタン−水に分配した。水性相をRmRを用いて酸 性にし、Naαを用いて飽和し、酢酸エチルで抽出した。溶媒を蒸発すると、黄 色固体が残った。これをエチルエーテルに取り、濾過した。集めた生成物をエタ ノールを含まないジクロロメタンに溶解し、塩化オキサリル4.6厩を用いてD MF触媒(0,05d ”)の存在下、0℃にて2時間処理した。
反応混合物を高真空下で蒸発し、再びジクロロメタンに取った。tert、−ブ タノール30dを添加し、次いでトリエチルアミン4dを添加した。15分後、 溶液を重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムを用いて乾 燥し、溶媒を真空除去した。シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エ チル混合物)にかけると、t−ブチル7S−メトキシ−8−オキソ−5−チア− 1−アザビシクロ[4,2,03オクト−2−エン−5,5−ジオキシド−2− カルボキシレート(0,759>及びt−ブチル3−メチル−8−オキソ−5− チア−1−7ザピシクロ[4,2,Olオクト−2−エン−5,5−ジオキシド −2−カルボキシレート(9,29)が順次得られた。
後者の化合物の一部(0,79)を四塩化炭素50d中に含む溶液をN−ブロモ スクシンイミド0.869及びアゾ−ビス−イソブチロニトリル(AIBN)1 5ayとともに4時間速流加熱した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽 和重亜硫酸ナトリウム溶液と一緒に15分間激しく攪拌した。
有機層を集め、塩化カルシウムを用いて乾燥後濃縮した。シリカゲルクロマトグ ラフィーにかけると、t−ブチル3−ブロモメチル−8−オキソ−5−チア−1 −アザピシクo [4,2,0]オクト−2−エン−5,5−ジオキシド−2− カルボキシレートが得られた( 0.553)。この化合物をアセトニトリルに 溶解し、5−メルカプト−1−メチル−1,2,3,4−テトラゾール0.19 9で処理した。10分後、溶媒を真空除去した。シリカゲルクロマトグラフィー にかけると、t−ブチル3−(1−メチル−1,2,3,4−テトラゾール−5 −イル)チオメチル−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4,2,Ol オクト−2−エン−5,5−ジオキシド−2−カルボキシレートが白色固体とし て得られた(400■)。この化合物をトリフルオロ酢酸、ジクロロメタン及び アニソールの混合物(1: 1.: 0.5 )に溶解した。
30分後、溶液を1!縮し、残渣をジクDOメ多ン5Idに取った。
−20℃に冷却後、ピリジン0.7a!!、t−ブチルメルカプタン0.16d 及びPPE51dを添加した。混合物を0℃で5時間放置した。
実施例1と同様に処理し、クロマトグラフィーにかけると、標記化合物が黄色粉 末として得られた(  12Qay) 。
NMR(9014Hz、 CDCe3) : 6 (ppm )1.53(9H ,S) 3.48及び3.55(IH,各々d、 J−4,9Hz)3.59及び3.6 7(1H,各/?d、 J−2,5H2)3.93(3H,s) 3.98(IH,d、J−17Hz) 4.24(IH,dd、 J−17及び0.9H2)4.02及び4.33(2 H,各々d、 J−14Hz)4.76(IH,i) 合物61) 四塩化炭素10〇−中にt−ブチル7S−メトキシー−3−メチル8−オキソー 5−チア−1−アザビシクロ[4,2,0]オクト−2−エン−5゜5−ジオキ シド−2−カルボキシレート800R9を含む溶液をNBS500Rg及びAI BN50#?!Fで処理し、次いで還流温度で3時間加熱した。反応混合物を真 空濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにかけると、t−ブチル−3− ブロモメチル−78−メトキシ−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4 ,2,Olオクト−2−エン−5,5−ジオキシド−2−カルボキシレートがシ ロップとして得られた(700■)。
この物質をアセトニトリル20Iug及びDMFSd中に溶解した。
5−メルカプト−1−メチル−1,2,3,4−テトラゾール500mgを添加 後、混合物を10分間攪拌し、大部分の溶媒を真空下で除去し、残渣を酢酸エチ ル−水に分配した。有機層を硫酸ナトリウムを用いて乾燥し、濃縮し、残漬をシ リカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、t−ブチル7S−メトキシ−3 −(1−メチル−1゜2.3.4−テトラゾール−5−イル)チオメチル−8− オキソ−5−チア−1−7ザピシクロ[4,2,0]オクト−2−エン−5,5 −ジオキシド−2−チオレートが固体として得られたく605η)。
MS <FD)  :  431(M” )  rs/zこの化合物をトリフル オロ酢酸、ジクロロメタン及びアニソールの混合物(1: 1 :0.5 >に 溶解した。30分後、溶液を真空濃縮し、残渣をエチルエーテルを用いてすり砕 いた。次いで濾過すると、2−カルボキシ−78−メトキシ−3−(1−メチル −1,2゜3.4−テトラゾール−5−イル)チオメチル−8−オキソ−5−チ ア−1−アザビシクロ[4,2,Olオクト−2−エン−5,5−ジオキシドが 淡褐色粉末として得られた( 400Itg)。
この物質をジクロロメタンに溶解し、−20℃でピリジン0.5d1t−7チJ Ltメルカプタン0.135a!!及びPPE3.5ai!で処理し、0℃で5 時間反応させた。実施例1と同様に処理し、クロマトグラフィーにかけると、標 記化合物が得られた(250ay)。
IR(CHce3)ニジ1aX 1800、1650α−1 NMR(908H2,CD(j3) :δ(pp■)1.55(9)1. S) 3.58(3H,S) 3.88(1H,a、 J−17,5Hz)3.93(38,s) 4.04及び4.38(2M、各々d、 J−14112)4.27(IH,d d、 J−17,5及び1.1H2)4.63(1M、 dd、 J−1,7及 び1.1H2)5.13(IH,d、 J−1,7Hz)実施例14 2−ジフェニルメトキシカルボニル−2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)エ チル7S−メトキシ−3−(1−メチル−1,2,3,4−テトラゾール−5− イル)チオメチル−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4,2,0]オ クト−2−エン−5,5−ジオキシド−2−チオレート(化合物105) 実施例13と同様にして製造した2−カルボキシ−78−メトキシ−3−(1− メチル−1,2,3,4−テトラゾール−5−イル)チオメチル−8−オキソ− 5−チア−1−アザビシクロ[4,2,0]オクト−2−エン−5,5−ジオキ シドを含むジクロロメタン溶液を、実施例1に記載した一般的な実験条件に従っ てピリジン、N−tert−ブトキシカルボニル−[−システィンベンズヒドリ ルエステル及びPPEと反応させた。
次いでシリカゲルクロマトグラフィーにかけると、標記化合物が黄色の油として 得られたく収率75%)。
IR(CHce3)ニジmax 1800、1735.1705.1665cJR−’NMR(200HH2,C DG3) :δ(ppm)1.39(9H,S) 3.36(IH,dd、  J−6,8及び14.1H2)3.87(IH,d d、 J−4,1及び14.1H2)3.90(IH,d、 J−17,2Hz )3.94(IH,d、 J−14,5H2)4.23(1H,d、 J−17 ,2H2)4.53(IH,br、 H6) 4.59(IH,d、 J−14,5Hz)4.7(1N、■、システィンCa ) 5゜13(1M、 d、 J−1,6H2)5.75(IN、 d、 J−8, IHl、 eXclI D20)6.90(1)1.  S) 7.27−7.35(1ON、  *)国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式I ▲数式、化学式、表等があります▼I の化合物、又は薬学的に許容されるその塩。上記式中、Aは (a)水素原子、 (b)1〜20個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基、 (c)2〜10個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルケニル基、 (d)2〜10個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキニル基、 (e)6〜10個の炭素原子を有するアリール基、(f)単環、二環又は架橋環 形であって3〜10個の炭素原子を有するシクロアルキル基、 (g)5〜8個の炭素原子を有するシクロアルケニル基、(h)アリール部分が 前記(e)の定義と同じで、アルキル部分が前記(b)の定義と同じであるアラ ルキル基、(j)アリール部分が前記(e)の定義と同じで、アルケニル部分が 前記(c)の定義と同じであるアラルケニル基、(k)アリール部分が前記(e )の定義と同じで、アルキニル部分が前記(d)の定義と同じであるアラルケニ ル基、(l)シクロアルキル部分が前記(f)の定義と同じで、アルキル部分が 前記(b)の定義と同じであるシクロアルキルアルキル基、 (m)その少なくとも1個が酸素、硫黄若しくは窒素原子である環原子を5〜6 個有する飽和若しくは不飽和の複素環基であって、場合により同一か又は異なっ てもよい別の同様な複素環基又は前記(f)に定義したシクロアルキル基と縮合 してもよい複素環基、 (n)複素環部分が前記(m)の定義と同じで、アルキル部分が前記(b)の定 義と同じである複素環アルキル基、(o)複素環部分が前記(m)の定義と同じ であり、アルケニル部分が前記(c)の定義と同じである複素環アルケニル基、 又は (p)複素環部分が前記(m)の定義と同じであり、アルキニル部分が前記(d )の定義と同じである複素環アルキニル基、であって、前記(b)〜(p)の定 義の基はそれぞれ未置換であっても (i)ハロゲン原子、 (ii)ニトロ、アジド、ジアゾ、アミノ若しくはグアニジノ基、又は式NHR a、NRaRb、NHCORc、NHCOORc若しくはNHSO2Ra(式中 Ra及びRbはそれぞれ独立に1〜7個の炭素原子を有し、場合によりカルボキ シ基で置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基、フェニル基又は ベンジル基を表わし、Rcは2−カルボキシエチル若しくは3−カルボキシプロ ピル基又はRaで表わすことができるいずれかの基を表わす)を有する基、 (iii)t−ブチルジフェニルシリルオキシ基、又は式ORd、OCORd、 OCOORd若しくはOCONHRd(式中Rdは水素原子、2−カルボキシ− 2−アミノエチル若しくはジフェニルメチル基又はRcで表わすことができるい ずれかの基を表わす)を有する基、 (iv)メルカプト若しくはスルホ基、又は式SRa、SORa若しくはSO2 Ra(式中Raは前記と同じ定義)を有する基、 (V)シアノ若しくはトリフルオロアセチル基、又は式CORd、COORd、 ▲数式、化学式、表等があります▼若しくはCONHRd(式中Rdは前記と同 じ定義)を有する基、又は (vi)環置換基としてのみ、それぞれが4個までの炭素原子を有し、場合によ りカルボキシ基により置換されていることもある直鎖若しくは分校鎖のアルキル 、アルケニル若しくはアルキニル基、又は3〜6個の炭素原子を有するシクロア ルキル基、 の中の1つ以上により置換されていてもよい:R1は (1)弗素、塩素、臭素若しくは沃素原子、(2)前記に定義の基A、 (3)基OA(式中Aは前記と同じ定義)、(4)基SA、SOA若しくはSO 2A(式中Aは前記と同じ定義)、 (5)基OCOA(式中Aは前記と同じ定義)、(6)基OSO2A(式中Aは 前記と同じ定義)、又は(7)基NHCOA若しくはNHZ(式中Aは前記と同 じ定義であり、ZはAla、Gly、Val、Leu、Ile、Phe及びPr oから選択したD若しくはL−α−アミノ酸によって構成されたモノ−、ジ−若 しくはトリーぺプチドを表わし、その末端アミノ基は遊離であっても基CORc 若しくはCOORc(式中Rcは前記と同じ定義)により保護されていてもよい ) を表わし; R2は水素、弗素、塩素若しくは臭素原子、1〜4個の炭素原子を有する直鎖若 しくは分枝鎖のアルキル基、ホルミルオキシ基又は2〜5個の炭素原子を有する アルカノイルオキシ基を表わし; R3は水素原子、1〜4個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基 、ベンジル基、又は式=CHRe(式中Reは水素原子、1〜4個の炭素原子を 有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基、フェニル若しくはカルボキシ基、又は 1〜5個の炭素原子を有するアルコキシカルボニル若しくはアルコキシ基又はベ ンジルオキシカルボニル基を表わす)を有する基を表わし; R4は (1)前記に定義の基A、 (2)弗素若しくは塩素原子、 (3)基OA(式中Aは前記と同じ定義)、(4)基SA、SOA若しくはSO 2A(式中Aは前記と同じ定義)、 (5)基COA若しくはCOOA(式中Aは前記と同じ定義)、(6)基CH2 OA(式中Aは前記と同じ定義)、(7)基CH2SA、CH2SOA若しくは CH2SO2A(式中Aは前記と同じ定義)、 (8)基CH2OCOA若しくはCH2OZ(式中A及びZはは前記と同じ定義 )、 (9)基CH2S・COA(式中Aは前記と同じ定義)、(10)基CH2NA A′(式中Aは前記と同じ定義であり、A′はAとは無関係にAで表わすことが できるいずれかの基を表わすか、又はNAA′は複素環基を表わす)(11)基 CH2N+AA′A′′(式中A及びA′は前記と同じ定義であり、A′′はA と無関係にAで表わすことができるいずれかの基を表わすか、又はNA′A′′ は前記に定義の基A若しくはカルバモイル基により置換した芳香族複素環基を表 わす)、又は (12)基CH2NHCOA若しくはCH2NHZ(式中A及びZは前記と同じ 定義) を表わす。 2.Aが下記を表わす請求項1に記載の化合物。 (a′)水素原子、 (b′)1〜20個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基、 (e′)フェニル又はナフチル基、 (f′)単環、二環又は架橋環形であって3〜10個の炭素原子を有するシクロ アルキル基、 (h′)アルキル部分が前記(b′)の定義と同じであるフェニルアルキル若し くはナフチルアルキル基、 (I′)シクロアルキル部分が前記(f′)の定義と同じで、アルキル部分が前 記(b′)の定義と同じであるシクロアルキルアルキル基、 (m′)その少なくとも1個が酸素、硫黄若しくは窒素原子である環原子を5〜 6個有する飽和又は不飽和の複素環基、又は (n′)複素環部分が前記(m′)の定義と同じで、アルキル部分が前記(b′ )の定義と同じである複素環アルキル基であって、前記(b′)〜(n′)に定 義の基はそれぞれ未置換であっても下記の1個以上により置換されていてもよい ;(i′)ハロゲン原子、 (ii′)ニトロ、アミノ若しくはグアニジノ基、又は式NHRe、NReRf 、NHCORg、NHCOORg若しくはNHSO2Re(式中Re及びRfは それぞれ独立に3〜7個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基、 フェニル基又はベンジル基を表わし、Rgは2−カルボキシエチル若しくは3− カルボキシプロピル基、又はReで表わすことができるいずれかの基を表わす) を有する基、(iii′)t−ブチルジフェニルシリルオキシ基、又は式ORd 、OCORd、OCOORd若しくはOCONHRd(式中Rdは水素原子、2 −カルボキシ−2−アミノエチル若しくはジフェニルメチル基又はRcで表わす ことができるいずれかの基を表わす)を有する基、 (iv′)式SRa、SORa若しくはSO2Ra(式中Raは前記と同じ定義 )を有する基、 (V′)シアノ若しくはトリフルオロアセチル基、又は式CORd、COORd 、▲数式、化学式、表等があります▼若しくはCONHRd(式中Rdは前記と 同じ定義)を有する基、又は (vi)環置換基としてのみ、1〜4個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖 のアルキル基。 3.Aが水素原子、又はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、s −ブチル、t−ブチル、ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、シクロプロピル、 シクロペンチル、シクロヘキシル、アダマンチル、フェニル、ベンジル、ナフチ ル、o−トリル、o,o−キシリル、ジフェニルメチル、トリチル、1−フェニ ル−2−プロピル、1−フェニルエチル、フェネチル、4−カルボキシベンジル 、3−カルボキシベンジル、カルボキシメチル、1−カルボキシエチル、2−カ ルボキシプロピル、4−カルボキシフェニル、ヒドロキシエチル、2−(t−ブ トキシ)−エチル、2−ピバロイルオキシエチル、2−アセトキシエチル、2− ピリジニウムエチル、4−メトキシフェニル、2−ピリジル、2−(3−カルボ キシプロピオニルオキシ)−エチル、2−カルボキシメトキシ−エチル、2−( カルボキシエチルカルバモイルオキシ)−エチル、2−(3−カルボキシ−3− アミノプロピオニルオキシ)−エチル、2−カルボキシ−2−アミノエチル、3 −カルボキシ−3−アミノプロピル、2−カルボキシ−2−アミノ−1−メチル エチル、4−(t−ブトキシカルボニル)−ベンジル、t−ブチルジフェニルシ リルオキシエチル、2−ジフェニルメトキシカルボニル−2−(t−ブトキシカ ルボニルアミノ)−エチル、2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−2−カル ボキシエチル、t−ブトキシカルボニルメチル、ジフェニルメトキシカルボニル オキシエチル、2−t−ブトキシカルボニルベンジル−2−(t−ブトキシカル ボニルアミノ)−エチル、2−カルボキシベンジルオキシ−2−(t−ブトキシ カルボニルアミノ)−エチル又は2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−2− t−ブトキシカルボニル−エチル基を表わす請求項1に記載の化合物。 4.R1が弗素、塩素若しくは臭素原子、メチル、エチル、1−ヒドロキシエチ ル、1−ベンゾキシエチル、1−ベンゾキシカルボニルオキシエチル、1−フェ ニルアセトキシエチル、メトキシ、ホルムアミド、アセトアミド若しくはトリフ ルオロアセトアミド基、又はNH−Ala、NH−Ala(アセチル)、NH− Val(3−カルボキシプロピオニル)、NH−L−PrO−L−Val、NH −Lys(3−カルボキシプロピオニル)、NH−PrO−Ala−Ala若し くはNH−PrO−Ala−Ala(アセチル)基を表わす請求項1に記載の化 合物。 5.R2が水素原子を表わす請求項1に記載の化合物。 6.R3が水素原子又はメチル基を表わす請求項1に記載の化合物。 7.R4がメチル、ブロモメチル、アセトキシメチル、ヒドロキシメチル、カル バモイルオキシメチル、メトキシメチル、フェノキシメチル、アミノメチル、ピ リジニウムメチル、4−カルボキシメチルピリジニウムメチル、ベンゾイルオキ シメチル、ベンゾキシメチル、3−ピリシルオキシメチル、フェナセトキシメチ ル、メチルスルホニルメチル、フェニルスルフィニルメチル、3−カルボキシプ ロピオニルオキシメチル、4−カルボキシベンゾイルオキシメチル、4−(t− ブトキシカルボニル)−ベンゾイルオキシメチル、N−(カルボキシメチル)− カルバモイルオキシメチル若しくは(1−カルボキシ−2−メチル−プロピルア ミノ)メチル基;CH2NH−Val基;CH2−O−Val、CH2−O−A la、CH2−O−Gly若しくはCH2−O−PrO−Val基又はこのよう な基のAc、BOc若しくはCbz保護誘導体:CH2−O−Ala(Glu) 基;CH2−OCONH−CH(Rp)COOH基(式中RPは3〜7個の炭素 原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基又はフェニル基を表わす);下記の基 : ▲数式、化学式、表等があります▼;▲数式、化学式、表等があります▼▲数式 、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼(式中Wは水素 原子、メチル又は(CH2)nCO2H基(nは1〜3である)を表わし、Yは メチル、カルボキシメチルチオ若しくはカルボキシメチル基を表わし、W′は水 素原子若しくはカルボキシ基を表わす);又は▲数式、化学式、表等があります ▼基若しくはそのAc、Boc若しくはCbz保護誘導体及び/又はそのメチル 、エチル、t−ブチル、ベンジル若しくはジフェニルメチルエステルを表わす請 求項1に記載の化合物。 8.請求項1に記載の一般式Iの化合物又は薬学的に許容されるその塩の製造方 法であって、該方法は(i)一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中R1、R2、R3、R4は前 記と同じ定義)の化合物から出発し、任意の順序でセフェム核の4位のカルボキ シ基を式−C(=O)SA(式中Aは前記と同じ定義)の基に変換すること、並 びにセフェム核の1位の硫黄原子をスルホンの酸化度まで酸化すること、 (ii)所望により、得られた一般式Iの化合物を薬学的に許容されるその塩に 変換すること、 より成る。 9.薬学的に許容される希釈剤又はキャリヤーと混和して、請求項1に記載の一 般式Iの化合物又は薬学的に許容されるその塩を含む医薬又は動物用薬剤組成物 。 10.肺及び結合組織の蛋白分解性劣化により生ずる疾患、炎症、発熱又は疼痛 の治療に使用する、請求項1に記載の一般式Iの化合物又は薬学的に許容される その塩。
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