JPH02504125A - 水湿潤ポリカーボネート膜の乾燥方法 - Google Patents
水湿潤ポリカーボネート膜の乾燥方法Info
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- JPH02504125A JPH02504125A JP1508503A JP50850389A JPH02504125A JP H02504125 A JPH02504125 A JP H02504125A JP 1508503 A JP1508503 A JP 1508503A JP 50850389 A JP50850389 A JP 50850389A JP H02504125 A JPH02504125 A JP H02504125A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
水湿潤ポリカーボネート族の乾燥方法
本発明は水温−ポリカーボネート膜の乾燥方法に関する。
ガス分離にポリマー膜を使用することは周知でおる。
セルロースエステル、ポリアミド、ポリイミド、および411オレフインを包含
する広範なS類のポリマーがガス分離用膜に使用された。特に関心のおる用途は
空気からのm!素とisの膜分離である。たとえば、空気からえられる窒素に富
む流れは可燃性流体の不活性/4ツドに又は食品貯薫用に使用される。空気から
見られる配素に富む流れは燃焼性増大のために又は醗酵法の効率増大のために使
用することができる。
ガス分離に使用される膜は最大効率の膜分離性能が得られるように一般に乾燥状
態にある。然しなから、多くの膜はポリマー溶液、溶媒および任意成分としての
非溶媒がキヤスチングまたは押出され、溶媒および非溶t/Xが任意に蒸発せし
められ、次いで凝固浴(多くの場合に水)中に浸漬される、湿式法によって製造
される。従って湿式法によって生成した膜は液体で湿潤しており、ガス分離用に
使用する前に乾燥するのが好ましい。従来技術は、膜の物理的構造を保つために
乾燥プロセス中に注意を払わなければならないことを教えている。孔のつぶれ又
はひび入シのような構造変化Fi膜の性能に悪影響を及ぼすからである。従来技
彼は膜の物理的構造を保存するように水湿潤セルロースエステル膜を乾燥するた
めのいくつかの技術管開示している。このような技術の1つは凍結乾燥でおる。
別の方法としてセルロース・エステル膜を極性溶媒および非極性溶媒に逐次に接
触させる方法がある。逐次溶媒法の目的は水を非極性溶媒でt11!lすること
によってポリマーと水の相互作用を減少させ、表面張力を低下させて膜の構造に
悪い衝撃を与えることなしに膜を乾燥しうるようにすることである。問題はこの
ような技術が高価であり、時間がかかり、そして大容量の溶媒の廃棄を生ずるこ
とである。その上、このような技術は多くの場合に膜性能の変化原因をもたらす
。
特にポリカーボネート膜は酸素と窒素の良好な分離性を亀りことが見出された。
湿式法によって製造されたポリカーボネートMは押出し又はキャスチングの条件
によシ多孔性または非対称でおる。多孔性膜鉱複合ガス分離すの支持体として使
用することができる。複合膜扛異なった材料の多孔性構造物上に支持された薄い
、密な弁別層をもつ。非対称腋は同一材料の多孔性構造物上に支持された薄い、
密な弁別層をもつ。弁別層は膜にガス分離性能を与える。弁の弁別層は好ましく
はできるだけ薄く、然も最高に可能な膜中ガス・7ラツクスが達成されるように
ガス分離能力が保持されるものでおるのが望ましい。
POWADIR膜も湿式法によって製造することができる。
POWADIR膜はガス含分離しうる1m以上の弁別区域と1′s、以上の多孔
性区域をもつ。非対称性膜の1つはPOWADIR膜でらるが、POWADIR
膜は必ずしも非対称とは限らない。
湿式法によって製造されるポリカーボネート膜は空気中で直接に乾燥させること
ができる。然し・ながら、このようなポリカーボネートSは一般に浸出およびア
ンニーリングの後においてさえ少量の残存溶媒および非溶媒を含み、これらが乾
燥膜の性能に悪影響を及ぼす。乾燥膜中に残存する溶媒および非溶媒の少量の存
在でさえ、減少したガス@7ラツクス、減少した分離係数(選択率)。
および増大した圧m率をもたらすことがおる。乾燥前に残存する溶媒と非溶Sを
除去することにより分離係数を増大させるポリカーボネート膜の安価で時宜をえ
た再現性のおる乾燥法が必要とされる。更に、湿式法によって製造したポリカー
ボネート膜はその膜の形態構造の顕微儒的欠陥のために最適よシ低いガス選択率
をもつことがある。たとえば、弁別層はその層の連続性を中断させる顕微・的欠
陥を含み最適よシ低いガス選択′14をもたらすことがわり、おるいはまた弁別
層は十分に「密」ではないこと、たとえば弁別層中の孔は弁別層がガスを効率的
に分離しうるほど十分に小さくはないことがありうる。
それ故、膜を通るガス・フラックスの着るしい減少なしに、弁別層を「緊密」に
することによる膜の形態の変性によって増大したガス選択率をもたらす方法が必
要となる。残存する溶媒および非溶媒の除去と膜の形態構造の変性の双方をもた
らす単一の方法が特に有利でありうる。
本発明は次の(1)および(2)の工程を含む水湿潤ボリカーボネー)膜の乾燥
方法である。
(1) !IIの少なくとも一面を少なくとも13の01〜4 アルコールを
含む予備処理流体と接触させ、該アルコールによって腰の形態構造を変性させそ
れによって膜のガス選択率を増大させ、そして
(2)上記の膜を該層の少なくとも一面を空気または不活性ガスと接触させるこ
とによって乾燥してアルコールおよび/または水の実質的すべて會該層から蒸発
させる。
本発明の方法は、乾燥前に予備処理なしで1接に乾燥させたポリカーボネート膜
と比べて、増大したフラックスおよび/または分離係数をもつポリカーボネート
#を生成する。
本発明は、実質量の水を含むポリカーボネート膜の乾燥方法である。たとえば、
製造後に、水湿潤ポリカーボネート膜は一般に約30重量%よシ多い水を含む。
この水湿潤WtXFi約70重約70程責チでの水を含むことができる。本発明
の乾燥方法に膜中に存在する水の濃度を1.01量チ以下に、更に好ましくは0
.3重量−以下に減少させる。最も好ましくは本発明の乾燥方法は膜中に存在す
る水のf#度を周囲空気中に存在する水の濃度に減少させる。
本発明の乾燥方法は、ポリカーボネート膜に、特にポリカーボネートがビスフェ
ノールから誘導される膜に、使用することができる。この乾燥方法は、ボリカー
ボネ−トの製造に使用したビスフェノールのかなシの部分がフェノール環上に置
換基を有するポリカーボネート族について好ましく使用される。好ましくは、ポ
リマー骨格中のビスフェノールの少なくとも25チはフェノール環上に置換基を
有する。好ましくは、ポリカーボネートの製造するビスフェノールはテトラ置換
されたものである。
これらの置換基は好ましくはフェノール環上の&5−位に配置される。
本発明に有用なポリカーボネートは好ましくは、次式Iに相当する骨格単位をも
つポリマー金倉む;上記式中、Rはそれぞれの場合に独立に −CO+。
−5−1−so、+、−0−5C】〜・の2価炭化水素基、不活性置換C1〜炭
化水素基%またはC1〜6295八ロ炭素基でろシ:Xはそれぞれの場合に独立
にH%C1,Br。
1%C1〜4アルキル、またはC1〜4ハロアルキルでhシ;そしてnFi約2
0また線それ以上の正の実数である。
Rは好ましくは01〜62価炭化水素基、更に好ましくはC1〜フルキリデン基
、最も好ましくはインプロピリデン基でおる。Xは好ましくはH,C1,Brs
F、またはメチルでおる。nB好ましくは約35またはそれ以上の正の実数で
るる。本発明に有用な式1f)%に好ましいビスフェノールuz2− ビス(λ
5−プロ七−4−ヒドロキシフェニル)フロパンでアル。
このようなポリカーボネートの合成法は画業技術において周知である。下記の米
国特許を参照されたい;&03&874: &119,787; &15&
008:3.24 &366 : λ334.154: &409.704
:&829,266:&912.687;および441亀103゜次の刊行物も
参照されたい’、 Eneyelopedia ofPolytoer 5c
ienc@、 (米iEl二3−−4−り用品3.− ii −りのジョン・
ワイリーアンドーサンズのインターサイエンス・ディビジョン1969年刊行)
第10巻、第714〜725員。
本発明の方法によって乾燥させうる水湿潤ポリカーボネート膜は画業技術によっ
て知られている方法によって製造することができる。このような膜は平らなシー
ト。
中空管、または中空繊維の形体で製造することができる。
このような膜の1つの好ましい製造方法はポリマー、溶媒および非溶媒のポリマ
ー・ブレンドを押出すことでらる。好ましい溶媒の例はN−メチルピロリドンで
おる。
好ましい非溶媒の例はトリエチレングリコールでろるウボリマー・ブレンドは好
ましくは30〜6011t%リポリマーを含む。好ましい溶媒/非溶媒の比はL
7〜5.1の範囲におる。ポリマー・ブレンドは押出され、水急冷浴中に浸漬さ
れ、次いで任意に水中に浸漬されアンニーリングされる。好ましい溶媒および非
溶媒を含めて好ましい押出し法の記述は米国特許第477λ392号に含まれて
いる。
製造後に、ポリカーボネート膜は残存する溶媒と非溶媒を含むのが普通でおる。
たとえば、米国特許第4,77λ392号に記載の方法によって製造されるポリ
カーボネート膜は押出された状態で0.5〜3.0重量%の残存する溶媒と非溶
媒を一般に含んでいる。膜中の残存溶媒と非溶媒は膜の性能に悪影響を及ぼす。
それ故、残存溶媒と非溶媒は乾燥前に除去すゐのが好ましい。ポリカーボネ−)
jlFi任意にまず水と、好ましくは30〜60℃の温度で、十分か時間接続さ
せて、押出し後の膜中に残存する溶媒と非溶媒の少なくとも一部を除去すること
ができる。ポリカーボネート膜は次いで好ましくは予備処理流体と接触させて残
存溶媒と非溶媒の実質的すべて金除去することができる。予備処理流体との接触
後に、ポリカーボネート膜は好ましくは0.5重量−未満、更に好ましくは0.
1重量チ未潰、最も好ましくは0.05重量−未満の溶媒と非溶媒を含む。ポリ
カーボネート膜中に残存する溶媒と非溶媒の量は内部および外部標準付きの火炎
イオン化検出器を使用して通常のガス・クロマトグラフによって容易に決定され
る。残存する溶媒と非溶媒の5!質的すべてを除去した後に、膜のガス会7シツ
クスは好ましくは少なくとも10チだけ、更に好ましくは少なくとも25チだけ
、最も好ましくは50チだけ、増大する。
予備処理流体は好ましくは膜の弁別層を緊密化し、それによってガス−72ツク
スの着るしい減少なしにガス選択率を改良する。予備処理流体による膜の処理F
i膜のガス・?択富を好ましくは少なくとも3チ、更に好ましくは少なくとも5
チ増大させる。予備処理流体は好ましくは残存する溶媒と非溶媒の除去と膜の弁
別層の緊密化の双方を行ない。増大したガス・フラッシュとガス選択率をもたら
す。
膜と予備処理流体との接触は、たとえば膜を予備処理流体中に浸漬することによ
って、バッチ法または連続法として行なうことができる。あるいはまた、膜は予
備処理流体でフラッシュすることもできる。中空締維の場合。
予備処理流体は中空−給の外側の上を及び/又は中空給維の孔を下降して通すこ
とができる。
勝からの溶媒と非溶媒の除去は、予備処理流体に使用する溶媒、予備処理流体の
容積、予備処理流体の温度、および予備処理流体との接触時間、を包含する多数
の因子に依存する。
予備処理流体はポリカーボネート膜を溶解させてはならず、好ましくtit残存
する溶媒と非溶媒の溶媒でらシ、好甘しくに膜の弁別層を緊密にし、そして予備
処理後の腹から容易に蒸発しうるように十分に高い蒸気圧をもたなければならな
い。低分子量アルコールを予備処理流体中の成分として使用するのが好ましい。
予備処理流体中に使用する好ましい低分子量アルコールは01−4アルコールで
たにそれらの混合物である。更に好ましいアルコ−A−にメタノール、エタノー
ル、またはそれらの混合物である。
膜の少なくとも一面を予備処理流体と接触させる。予備処理流体は好ましくは気
体または液体であり、更に好ましくは液体でろる。予備処理流体中のアルコール
濃度はかなり変えることができる。100容量チアルコールの予備処理流体が操
作可能である。好ましい温度は、たとえば膜の性能、溶媒と非溶媒を抽出する予
備処理流体の能力、膜の弁別層をIli密にする予備処理流体の能力、コスト、
火炎性、および使用する流体の廃棄の容易さ、などの諸因子の組合せに依存する
。予備処理用流体が液体である好ましい態様において、アルコール溶液は好まし
くFis〜50容量チ、更に好ましくFll 0〜25容量チの水中アルコール
を含む。
予備処理流体が液体である好ましい態様において、使用する抽出用流体の容ta
、予備処理流体中の溶媒と非溶媒の濃度が溶媒と非溶媒の抽出を目立って阻止す
るに十分な高い水準に到達しないようにめるべきである。連続フラッシュ法はパ
ッチ法よシも少ない予備処理流体を使用する。ノ〈フチ法においては、停滞した
境界層が抽出を阻止する高水準の残存溶媒と非溶媒を含むことがあるからでめる
。予備処理用流体が液体である好ましい態様におVて、使用するアルコール溶液
の容量は好ましくは少なくとも2m!/c!!p膜表面積、更に好ましくは少な
くとも5鴫4−膜表面積である。
予備処理流体の最高温には膜の一体性に悪影響を及ぼす温度よシ低い。予備処理
流体の最高温度は好ましくは60℃未満、更に好ましくは50℃未渉でおる。予
備処理流体の最低温度は好ましくは5C以上、更に好ましくe−115℃以上で
ろる。室温での膜と予備処理流体との接触が多くの場合便利である。
予備処理時間は残存する溶媒と非溶媒の笑質的なすべてを除去し及び/又は膜の
弁別Ii!を十分に緊密にし、てガス選択率を改良にするに十分な温度でろる。
予備処理時間F125℃において好ましくは0.5〜24時間更に好ましくは1
〜6時間でおる。
予備処理流体との接触後に、膜t−乾燥する。膜は膜の少なくとも一面を空気ま
たは不活性ガス(たとえにヘリウム%9素、またはアルゴン)と、残存アルコー
ルお=び/または水の莢質的すべてを条件下で接触させることによって乾燥する
。Iliを乾燥させるに使用するガスは−から水とフルー−ルft除去させるよ
うに十分にアルコールと水のないものであるべきでるる。膜は乾燥用ガスに膜を
さらすことによって、tたは乾燥用ガスを膜の表面に吹きつけることによって乾
燥することができる。中空繊維膜の場合には、乾燥用ガスを中空*1#の外側上
を通過させ及び/又に中空p維の孔を下降させることができる。好ましくは、乾
燥は膜面に乾燥用ガスを吹きつけることによって行なわれる。このような技術F
i乾燥を阻止する、膜面に近い乾燥ガスの境界層中の水とアルコールの濃尻の蓄
積を防ぐからでるる。膜の乾燥にバッチ法または連続法によって行なうことがで
きる。膜の乾燥はまた膜モジュールが製造されつ\あるときに行なうこともでき
る。中空使維膜モジュールの場合、これは乾燥用ガスを膜モジュールのコアに下
降させて膜の束中に乾燥用ガスに半径方向に分布することによって、又は乾燥用
ガスをモジュールのシェル側に導入することによって達成される。
最高乾燥温度は膜の一体性に悪影響を及ぼす温度より低い。Mは好ましくは80
℃未満、更に好ましくはSOt未満の温度で乾燥される。最低の乾燥温度は乾燥
(すなわち水とアルコールの蒸発)が合理的速度で起る最低温度である。最低乾
燥温度は好ましくFiS℃以上、更に好ましくは15℃以上である。室温の乾燥
が多くの場合に便利であるう
乾燥は膜を乾燥用ガスに露出することによって行なわれる。乾燥は好ましくは乾
燥用ガスt−g表面に吹き付けることによって行なわれる。このような態様にお
いて。
gを乾燥させるに使用するガスの最小流量Fi乾燥用ガス中のアルコールおよび
/または水が膜の乾燥管顕著に阻止するに十分な高水準に到達しないような流量
でおる。
腹を乾燥するのに使用する流量に好ましくは少なくとも約1標準立方フイート/
平万フイート膜/時(0,3048標準立方メートル/平方メートル/時J、更
に好ましくは少なくとも31!′!s立方フイー)/平方フィート膜/時(0,
9144標準立方メートル/千万メートル/時)であるつ乾燥用ガスの最大流量
は実用上達成される最大流量である。膜が乾燥用ガスを中空繊維膜の孔に吹付け
ることによって乾燥される態様において、膜の長さにそった圧力低下は乾燥用ガ
ス流量の実用上の限界を示す。
乾燥時間は膜がらアルコールおよび/または水の寮質的すべて1に除去するに十
分な時間である。乾燥時間は25℃のm度において好ましくは1〜10時間、更
に好ましくは2〜6時間でおる。
本発明の方法によってt燥された膜はガス状混合物からガスを分離または回収す
るのに使用される。膜によって分離された2つの区域t−提供するようにガス分
離装置中に取付けたとき、膜の一面は加圧下の供給ガス混合物に接触させるが、
差圧が膜を横切って保たれる。ガス混合物中の諸成分の少なくとも1成分が他の
成分より迅速に膜中を選択的に浸透する。少なくとも1種の速い浸透性成分に富
む流れが膜の低圧側に見られる。浸透したガスFi膜の低圧(下流@)から除か
れる。少なくともiffの速い浸透性成分の枯渇した流れは膜の高圧(上流)I
liかう抜出される。これらの膜は空気からの酸素と窒素の分離に特に有用であ
る。このような態様において、酸素は窒素よりも迅速に膜中を選択的に浸透する
。
ガス浸透裏pは次のように定義される。
標準の浸透率単位はパラ−(Barr@r )でちり、これは次の値に等しい。
ただしSTPは標準の温度と圧力を表わす。上記の式と略記される。
ガス・フラックスは(浸透率)(膜の厚さ)と定義される。標準7ラツクスは
(センナメートル)”(STr)
(センナメートル)l (秒)(センナメートルHり)と略記される。
ガス分離係数(ガス選択率)aは速い浸透性ガスの浸透率またはフラックスと遅
い浸透性ガスの浸透率またはフラックスとの比である。
散票を窒素から分離する態様において、本発明の方法によって乾燥したポリカー
ボネート膜は少なくとも6、更に好ましくは少なくとも70醒素/窒素分離係数
をもつ。25℃における酸素の浸透率は少なくとも0.9パーラ−1更に好まし
くは少なくとも2パーラ−である。
25℃における酸素の7シツクスは好ましくけ少なくとも
更に好ましくは少なくとも
この実施例は本発明の実施例ではなくて膜の性能に及ぼす残存溶媒の負の効果を
説明するためのものである。
膜の性能に及ぼす残存溶媒の効果を決定するために、テトラブロモビスフェノー
ル人ポリカーボネート(2,2−ビス(&5−ジブロモー4−ヒドロキシフェニ
ル)−−/ロバン〕のフィルムを種々の濃度のN−メチルピロリドンを含むメチ
レンクロライド溶液からキヤステングする。
これらのフィルムをガラス板上にキャスチングしてから第2のガラス板で覆って
溶媒の蒸発速度を減少させる。
次いでこれらのフィルムをガラス板から除き、空気中で一夜乾燥し、真空オープ
ン中に約1ボンド/平方インチ絶対圧(6,89kpc)の圧力、約60℃の温
度に貴き、メチレンクロライドを除く。5.9重量%メチルピロリドンのフィル
ムの場合、キャスチングしカバーしたフィルムを窒素/モージ乾燥ボックス中に
置く。赤外線ランプ金使用して試料を約54℃に加熱し、過剰N−メチルピロリ
ドンの揮発を助ける。これらのフィルムの厚さは1.3〜1.6ミル(3&0〜
40.6ミクロン)である。
酸素および窒素の浸透寛を、約50pmig (446kPa絶対圧)の圧力お
よび約25℃の温度のパージ・ガスを供給物として使用して、恒容gk/可変圧
力法によって測定する。没透藁測定法の更に具体的記述はMethods of
Experimsntl14 Physie* [アカデミツク−プレス−イン
コーホレーテッド、1890年刊行〕第16C巻、第315〜377頁;および
Pye、 1Hoshn、 and Panar。
−Mssnurvment of Gas Psrmeabillty of
Polymers。
L P@rm@abilities in C0n1tar、t Volume
/VariablePr@sst+re Apparatus、 ’ Jour
n瓢1 of AppHedPolyrn@r 5elenee、 You、
20.1976、pp 1921−1931 に見出される。
膜中の残存N−メチルピロリドン11度は内部および外部標準付きの火炎イオン
化検出器を使用するガス・クロマトグラフによって決定する。J、N、W、サイ
エンテイフイツクーインニーボレーテツドからDBSなる商品名で入手される溶
融毛管カラムを使用する。注入試料はメチレンクロ2イド中に膜の一部を溶解さ
せることによって製造する。生成溶液中のポリマーは試料をガス・クロマトグラ
フに注入する前に任意にアルコールにより溶液から沈殿させてカラムの汚れを防
ぐ。
第1表
残存可塑剤 O雪/N鵞 0:浸透率(重量%) 分離係数
(バール)5、9 5.9 0.681、0
0.90 8、4 1.0残存N−メチ
ルピロリドンの存在は明らかにガス浸透率と酸素/窒素分離係数の双方を減少さ
せる。
実施例2〜11
実施例2〜11において、次の方法を使用して中空緘維膜の性能を検査する。
繊維を乾燥させた後に、繊維の浸透性を試験する。試験装置は4つの口、2つの
管板口、1つの供給口(そとf通って圧縮ガスが容器に入る)、および出口もし
くはパーシロ(そこを通って圧縮ガスが容器から/暑−ジされる)を備える圧力
容器でおる。210本の繊維を管板の一方から入れ他方に出して31.551の
長さの繊維を試験装置内に収容させる。2つの管板口中にエポキシ管板を生成さ
せ、繊維と2つの管板口との間に洩れのない結合を与える。次いで、出口を閉じ
たま\圧縮空気を供給口から試験装置に入れることによって試験装置を窒素で5
0psig (446kPa)に加圧する。次いで出口を2分間開放して容器
の空気をパージし、次いで純窒素を容器に残して閉じる。出口を閉じ供給口t−
あけると、試験装置内Ktまれるガスは圧力駆動力によって中空繊維の壁中を浸
透してゆ維の内腔を通過して管板口から出るので、管板口で流tを気泡または物
質流の計器によって測定する。管板を出るガスの背圧は無視しうる。窒素で試験
した後、供給ガスを′@素に変え、容器を約2分間/毫−ジして試験装置中に5
0psSg (446kPa)の純■素管与える。、繊!I壁中に浸透する酸素
の量は2つの管板口からの流出量を合計することによって測定される。これらの
流量測定から、ガス浸透率および分離係数は次式を便用して計算することができ
る。
単位は−” (S’rP)/(α3secσI(f )でおる。
測定流量=標準口S/分
繊維の器面積=414X外径(3)×長さX繊維の本数圧力(cmHf) =
pat X 76 / 14.711皇ユ
、 の に及ぼ アルコール予備処理の4効果
520重量−のテトラブロモビスフェノール人ポリカーボネート、3処5重量%
のN−メチルピロリドン(溶[)、および1処5重貴−のトリエチレングリコー
ル(非溶媒)のブレンドを押出すことによって中空繊維膜を製造する。この締維
奢約75〜約85℃で押出し、約5℃末端の水浴中で急冷し、約90℃の水中で
浸出およびアンニーリングを行なう。これらの繊維は90X140ミクロンの公
称寸法上もつ。
これらの掃維tそれぞれ約25.50.75、および100容量チ濃度のメタノ
ール中に室温で約1〜3時間浸漬する。比較のために、追加の繊維を空気中での
乾燥前に水中にのみ室温で1日〜40日間浸漬する。次いでこれらの繊維を約4
0〜約60 scfm (1,13〜L70 m”7分)の流量で吹く室温の空
気で約2時間7−ド中で乾燥する。種々の試料中の残存溶媒濃度を実施例1のよ
うにガス・クロマトグラフによって決定する。試験装置lを組立て、酸素フラッ
クス、窒素フラックスを測定し、分離係数を計算する。これらのデータを第■表
に示す。
第Ti表
残存溶媒濃度と膜性能とに及ぼすアルコール予備処理効果H,O/1日
6.4 5.9 1.78H,0724日 6.7 1
0.0 0.2025チメタノール 6.9 9.9
0.0650チメタノール 7.1 &9 0.0
275チメタノール 7.2 6.2 <0.01100チメ
タノール6.9 3.0 <Q、Q1メタノール溶液は残存N−メ
チルピロリドンを非常に低水準にまで除去し、これに対応して分離係数を1日の
水浸漬をした試料に比べて増大させる。25.50および75容景チのメタノー
ル処理試料の酸素7ラツクスは1日の水浸漬試料の酸素フラックスよシも高い。
実施例3
′skの!1度の残存溶媒を始めに含む膜の膜性能に及ぼすアルコール予備処理
の効果
中空炉維膜を実施例2に述べたのと同様にして製造する。1p維試料を水中に1
日、2日および60日間浸漬して種々の濃度の残存溶媒を含む*m′t−製造す
る。これらの水浸漬繊維のし′2を室温の空気中で約2時間7−ド中して対照標
本試料とする。水浸PI!縦維の他方のし2を約25容f#チのメタノールを含
む溶液中に掌理で約1時間浸漬する。これらの試料を次いで室温の9気中約2時
間乾燥する。試験装置t−p立て、ガス・フラックスを測定し、分離係aを計算
する。残存溶媒5FijLを実施例1に述べたようにして決定する。これらのデ
ータを第m表に示す。
第N表
に及ぼすアル;−ル予備処理の効果
り対照標準 120 6.6 12処 理 0.36
6.8 a。
2 対照標迩 1.98 6.4 18処 理 0.48
&8 7.93、対照標準 178 6.4
5.9処 理 104 a5 &94、対R標
準 0.20 6.7 10.0処 理 0.06
6.9 9.9アルコール処理試料は対WAi準試料よりも高い選択
嵩とガス・フラックスを有する。
実於例4
種々のアルコールによる 、理の
中空II維rt−実於例2に述べたのと同様にして製造する。これらの#維の試
料をメタノール、エタノール、インプロピルアルコール、はメタノールおよびヘ
キサノールのうちの18をそれぞれ約25チ含む溶液中に室温で約2時間浸漬す
る。次いで、これらの試料を約40〜約6 Q sefmの速度で吹く室温の空
気を有する7−ド中で約2時間乾燥する。1つの試料はまた同じ条件下で然し予
備処理なしに空気中で直接に乾燥して対照標準とする。
*素フクックスおよび窒素7ラツクスt−50pmig(4+skpm)の膜横
断差圧で25℃において決定するつ艷1/9素の分l#l!係数を酸素スラック
ス/窒素7ラツクスの比として計算する。これらのデータを第■表に示す。
0寥/N雪 酸素フラックス
空気乾燥のみ 6.8 9.4メタノール
6.8 10.2エタノ−/I/7.5 7.8イ
ンプロピルアル:2− /L−6,443インタノール 5.2
Z 3へキサノー# 4. I
L 11!F素フラックスFs、甚分子量ア/l−;−ルへの露出につれて減少
する。
実施例5
中空繊維の試料を実施例2に述べたのと同様にして製造する。それぞれの試料を
約25.50、および100容量−のメタノールおよびエタノールを含む溶液中
に室温で1時間浸漬する。次いで、これらの試料を約40〜約605efn+
(Lm 3〜1.70m”7分)の流量で吹く室温の空気を有するフード中で2
時間乾燥する。また1つの試料を同様にし1然し67′ルコール溶液中での予備
処理なしに空気乾燥して対照ll準とする。試験装fを組立て、酸素7乏ツクス
および窒素7シツクスを測定し、酸素/窒素の分離係数を計算する。これらのデ
ータをHvA表空気乾燥のみ 6.89.0 0.81メタノール2
5チ 6.7 11.8 0.2650% 7.0
8.7 0.06100% 7.0 44 0
.09エタノール25チ 6.8 11.2 0.2350
チ 7.4 7.3 (112100% 7.3
Z8 0.09分離係係数的50重量%までのアルー−ル濃度の増大
につれて増大するようにみえる。酸素7ラツクスはアルコール濃度の増大につれ
て減少する。
追加の中空帖維試料を約5容量チのイノプロピルアル;−ル、n−ブタノール、
、71 + dブタノール、および約10容量チのメタノール、エタノール、イ
ソプロピルアル;−ル、n−ブタノール、n−ペンタノールをそれぞれ含む溶液
中に室温で約1時間浸漬する。次いでこれらの試料を室温で2時間空気中で乾燥
する。水中に57日間貯蔵した対照標準試料も同じ条件下で乾燥するっ実施例2
に述べたようにして試験装置を組立て、ガスーフシックスを測定し、分離係数を
計算する。これらのデータを第VB表に示す。
空気乾燥のみ 6.9 10.45s イソプロピルアル
コール 6.9 16.4n−ブタノール 6.8
6.2コ−gンタノール l 5 0.710
チ メタノ−/I/7.0 1&?エタノール ?
、0 15.4インプロピルアルコール 7.0 13.
1メタノール、エタノール、およびインプロピルアルコールで処理した試料は対
照標準試料よシ′45憂い選択率と7ラツクスをもつ。
実施例6
アルコール混合物による予備処理の効果中空繊維の試料を実施例2と同様にして
製造する。これらの試料をメタノールとエタノールとの種々の混合物を含む溶液
中に室温で約1時間浸漬する。次いでこれらの試料を室温の空気中で約2時間乾
燥する。対照標準試料を水中に約24時間浸漬し次いで室温の空気中で約2時間
乾燥する。試験装置を組立て、ガス浸透率を試験する。これらのデータを第■表
に示す。
空気乾燥のみ 6.4 7.1メタノール 15’%/エ
タノール225チ 7.4 6.2メタノール 5 チ/エタノール
45 チ 7.4 3.3メタノール10 チ/エタノール90 チ
7.6 4.7メタノ一ル225%/エタノール Z5%
6.4 9.4メタノール45 チ/エタノール 5 チ 7.0
&0メタノール90 チ/エタノール10’チ 6.9’−3,
5アルコール処理試料は未処理の対照標準試料に等しいか又はこれより大きい酸
素/窒素の選択率を有する。
実施例7
アルコール予備処理時間の効果
中空繊維の試料を実施例2と同様にして製造する。これらの試料を約25および
50容量チのメタノール溶液中にそれぞれ0,5.1および24時間室温で浸漬
する。
次いで、これらの試料を室温の空気中で約2時間乾燥する。また試料を予備処理
なしに同様に空気中で直接に乾燥して対照標準とする。試験装置管組立て、酸真
フ2ツクスおよび9!素フラツクスを測定し、分離係数を計算する。これらのデ
ータを第■夛に示す。
25チ 0.5 6.3 9.61
a 4 9.524 a5
9.450チ 0.5 6.7
9.41〜. 、 6.5 9.024
6.6 &5分離係数社時間にわたって比較的一定
を保ち、酸素フラックスには対応する僅かな減少がおる。
中空綾維を実施例2と同様にして製造する。これらの試料を下記のアルコールと
それぞれ約20℃および約40、℃で約1時間接触させる:50容量チメタノー
ル。
50容貴チエタノール、25容量チメタノールと25容量チエタノールとの混合
物。これらの試料を室温の空気中で約2時間乾燥する。対照m準試料を室温の水
中に約24時間貯蔵し、約40℃の水中で浸出し、そして室温の空気中約2時間
乾燥する。試験装置でガス浸透率を検査し、これらのデータを第1表に示す。
空気乾燥のみ 40℃ 6.4 10.350チ メタノール
20℃ 6.9 9.21 40℃ 7.
08.4
50チ エタノール 20℃ ?、 2 6.1!
40℃ 7.2 5.625チメタノ−yhyt s外エ
タノール20℃ 7.2 7.7140℃ 7.2
6.8
40℃でのアルコール処理は20℃でのアルコール処理に比べて減少したガス争
7ラツクスをもたらす。
中空線at−実施例2と同様にして製造する。これらの試料を約15容量チのエ
タノール溶液と室温で約3時間接触させる。エタノール溶液は約0.1.5.Z
5、および&6t/分の割合で循環させる。次いで、これらの試料を約6 se
fmの空り流量で室温において約6.5時間空気乾燥する。試験装置t−作シ、
酸素フラックスおよび窒素フラックスを測定し、分離係数を計算する。これらの
結果を第■表に示す。
第■表
0 5、7 & 01、5
6.7 8.62、5
6.2 9.0λ6
6.9 9.0抽出用溶液の循環は抽出用溶液との静的接
触よりも改良された膜性能をもたらす。これは膵夛面の境界層の溶媒と非溶媒の
#度の減少が膜からの溶旗と非溶媒の更に有効な除法をもたらすことによるもの
と信じられる。
中空繊維P!’!−笑施例2実施様にして製造する。ただし紡糸ブレンドを種々
の非溶媒から作る。2種の異なった紡糸ブレンド組成物を使用する:(1)54
.0重tSのテトラブロモビスフェノール人ポリカーボネート、35.8重量−
〇N−メチルピロリドン(溶媒)、および10.2重tチのエチレングリコール
(非溶#):ならびに(2)52重量%のテトラブロモビスフェノール人ポリカ
ーボネート、25重量%のN−メチルピロリドン(溶媒)、および23重量%の
エチレンカーボネート(非溶媒)。これらの試料を予備処理なしに空気中で直接
に乾燥し、そして追加試料を約25容t*のメタノール中に室温で約2時間浸漬
し1次いで約40〜約60 sefmの空気流量のフード中で室温で約2時間空
気乾燥する。膜の性能を検査するための装置を組立てる。酵素フラックスおよび
窒素フラックスを測定し、分離係数を計算する。これらのデータを第X表に示す
。
エチレングリコール
空気乾燥のみ 7.8 0.425チメタノール
5.1 i、 5エチレンカーホネート
空り′IF、燥のみ 6.8 0.0825%メタノール
8.7 0.16メタノール溶液へのμ出4フラックス
を著るしく増大させる。
中空lImを実施例2に述べたようにして製造する。これらの試料を約5.25
.50および100容量−のメタノールおよびエタノール中にそれぞれ室温で約
1時間浸漬し2次いで室温の空気中で約2時間乾燥する。湿潤S!維をまた室温
で2時間!lL燥しながら、それぞれ100容tチのメタノール蒸気およびエタ
ノール蒸気に露出させる。追かの試料を予備処理なしで直接に空気中で乾燥し、
次いでこれらの繊維の若干をそれぞれ100容11のメタノール蒸気およびエタ
ノール蒸気に室温で約2時間露出させる。試駆装置を組立て、ガス浸透率を検査
する。これらの結果を第X表に示す。
空気乾燥のみ a7 6.6 0.15チメタノール液
6.9 7.2 0.4525チメタノール液
6.9 7.5 0.18りOSメタノール液
7.0 6.2 0.07100チメタノール液
6.9. 18 0.0525チエタノール液 7
.1 5.8 0.09sosz夕z−ル’i
7.3 46 0.09100チエタノール液 ?
、6 4.I Q、Q5手続補補正
子成2年1月31日
特許庁長官 吉 1)文 毅 殿
1、事件の表示
PCT/US 89101911
、発明の名称
水湿潤ポリカーボネート膜の乾燥方法
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
名称 ザ ダウ ケミカル カンパニー4、代理人
国際調査報告
Claims (10)
- 1.次のAおよびBの工程すなわち A.膜の少なくとも一面をを少なくとも1種のC1〜4アルコールを含む予備処 理流体と接触させ、該アルコールによって膜り形態構造を蛮性させて膜のガス選 択率をそれによつて増大させる工程、およびB.上記の膜を該膜の少なくとも一 面を空気または不活性ガスと接触させることによって乾燥してアルコールおよび /または水の実質的にナベてを該膜から蒸発させる工程 を含むことを特徴とする水湿潤ポリカーボネート膜の乾燥方法。
- 2.予備処理流体が液体であり、膜の少なくとも一面を、実質的にすべての残存 する溶媒と非溶媒を該アルコールによつて除去する条件下に、該予備処理流体と 接触させて膜のガス・フラックス(流束密度)をそれによつて増大させる請求項 1記載の方法。
- 3.ポリカーボネート膜が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上記式中、Rはそれれの場合独に−CO−、−S−、−SO2−、−O−、C 1〜6の価炭化水素基、不活性置換C1〜6炭化水素基、またはC1〜6の2価 ハロ炭素基であり;Xはそれぞれの場合に独立にH、Cl、Br、F、C1〜4 アルキル、またはC1〜4ハロアルキルであり、そしてnは20またはそれ以上 の正の実数である。 に相当する骨格単位をもつポリマーから製造される請宗項2配記載方法。
- 4.RがC1〜6の2価炭化水素基であり、XがH、Cl、Br、F、またはメ チルである請求項3記載の方法。
- 5.ポリカーボネート膜が非対称膜であるか、または中空繊維の形体にある請求 項4記載の方法。
- 6.ポリカーボネート膜が22−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフエ ニル)プロパンから製造される請末求5記載の方法。
- 7.少なくとも1種のC1〜4アルコールがメタノール、エタノール、またはそ れらの混合物である請求項5記載の方法。
- 8.アルコールが膜中の溶媒と非溶媒を0.1重量%未満の水準にまで除去した 請求項7記載の方法。
- 9.予備処理溶液中のアルコール濃度が5〜50容量%である請求項8記載の方 法。
- 10.乾燥した膜が少なくとも6の酸素/窒素の分離係数および少なくとも約0 .9バラーの酸素浸透率をもつ請求項9記載の方法。
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