JPH0250195A - 発音制御装置 - Google Patents

発音制御装置

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JPH0250195A
JPH0250195A JP63153652A JP15365288A JPH0250195A JP H0250195 A JPH0250195 A JP H0250195A JP 63153652 A JP63153652 A JP 63153652A JP 15365288 A JP15365288 A JP 15365288A JP H0250195 A JPH0250195 A JP H0250195A
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musical
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
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    • G10H1/053Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、少なくとも1個の、鍵盤装置、シーケンサな
どの演奏情報発生装置と、複数個の音源装置とを有する
とともに、前記演奏情報発生装置からの演奏制御情報を
共通に前記音源装置それぞれに入力して楽音発生を行な
う電子楽器システムに関するものである。より詳しくは
、各音源装置を順次、に発音させる技術、さらにはその
際に一旦ノートオフ(鍵盤装置における離鍵)されたノ
ート(鍵盤装置における鍵)のノートオン(11!盤装
置における押鍵)情報に対応する発音にその発音が重な
るように再度同一ノートのノートオン情報が入力される
ような同一ノートの連打を処理する技術に関するもので
ある。
(従来の技術) 最近の電子楽器の発音数は限られているものが多くて(
例えば16個)、こうした電子楽器においては、例えば
ホールドペダルを踏みながら多くの音を演奏すると発音
数が不足し、発音されない音があったり必要な音が途中
で消えてしまったりするという問題があった。
一方、最近では、電子楽器における単位機能間の演奏制
御情報の通信を行なういわゆるMIDI (ミュージカ
ル・インストゥルメント・ディジタル・インターフェー
ス)の普及にともない、電子楽器を演奏情報発生装置と
音源装置とに分離して、これらの演奏情報発生装置と音
源装置との間を旧DIで接続する電子楽器システムが採
用されるようになってきている。この場合において、発
音数が不足する場合には、MIDIにより演奏情報発生
装置に接続される音源装置だけを増設して発音数を補う
手段が採られている。
ところで、従来においては、1台の鍵盤装置に対して2
台の音源装置A、B夫々が旧DIによって接続され、音
源装置Aは入力されたノート番号のうちの奇数のノート
番号のみを、音源装置Bは偶数のノート番号のみを受信
するような電子楽器システムが提案されている。このよ
うな電子、楽器システムによれば、通常鍵盤装置におい
ては奇数あるいは偶数のノート番号のみが演奏されるこ
とはないために、演奏制御情報がノート番号により各音
源装置A、 Bに振分けられるようになって実質的に発
音数が増加する効果が期待される。なお、これら音源装
置A、Bで生成される楽音信号は共通の増巾器およびス
ピーカを介して出力される。
また、このような音源装置においては、同一ノートに関
して再度新たにノートオン情報が入力されるような連打
の場合には、その新たなノートオン情報に対して単に再
度楽音を割当てるだけの処理が行なわれている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述されたものにおいては、実際には演
奏される偶数のノート番号の数と奇数のノート番号の数
とは通常どちらかが多いために、この場合に片方の音源
装置のみ多く発音することになり、発音数が片寄って全
ての音源装置を平均化して発音させることができないと
いう問題点がある。
また、減衰音系の楽器においては発音体(弦、膜等)を
打撃することなどにより発音させているために、発音中
の発音体を再度発音させると、従前の発音は再度発音体
が打撃された際に減じられるとともに、新たな発音が付
加されることになる。
例えば、ピアノを例にとると、連打する場合には先の押
鍵によって振動している弦を再度ハンマーで打つために
、先の押鍵による振動はハンマーの接触によって一部制
動され減衰するとともに、新たな押鍵によるエネルギー
が付加されることになる。
したがって、従来の技術のように単に再度楽音を割当て
るだけの処理によると、連打の際に発音量がいたずらに
増加するという問題点がある。
(課題を解決するための手段) 前述された課題を解決するために、木筆1の発明による
電子楽器システムの構成上の特徴は、第1A図に示され
るように、前記音源装置それぞれが、(a)  これら
複数個の音源装置において入力される前記演奏制御情報
を巡回的に取込む優先を定める個有の優先順位を記録す
る記録手段(1)、ω)この記録手段(1)に記録され
る優先順位にしたがって順次に入力される前記演奏制御
情報を取拾選択して取込な選択手段(2)および (c)  この選択手段(2)により取込まれた前記演
奏制御情報により楽音を発生させる楽音発生手段(3)
を具えることである。
また、木筆2の発明による電子楽器システムの構成上の
特徴は、第1B図に示されるように前記音源装置それぞ
れが、 (a)  これら複数個の音源装置において入力される
前記演奏制御情報を巡回的に取込む優先を定める個有の
優先順位を記録する記録手段(1′)(b)  この記
録手段(1′)に記録される優先順位にしたがって順次
に入力される前記演奏制御情報を取拾選択して取込む選
択手段(2′)、(c)  複数個の楽音発生チャネル
を有するとともに、前記選択手段(2′)により取込ま
れた前記演奏制御情報により所定の前記楽音発生チャネ
ルに楽音を発生させる楽音発生手段(3′)、(d) 
 前記順次に入力される演奏制御情報のうちの新たなノ
ートオン情報が入力された場合に、このノートオン情報
と同一のノートの楽音が先のノートオン情報により既に
自己の前記楽音発生手段(3′)における楽音発生チャ
ネルに割当ててられているか否かを検出する連打検出手
段(4)、 (e)  前記先のノートオン情報によって既に前記自
己の楽音発生手段(3′)における楽音発生チャネルに
割当てられた同一のノートによる、前記新たなノートオ
ン情報により発音されるべき時点に対応する楽音の発音
量またはその発音量に相当する値を検知する検知手段(
5)およびげ)この検知手段(5)により検知された前
記発音量またはその発音量に相当する値にもとづき残存
発音量または残存発音量に相当する値を演算して、前記
連打検出手段(4)により連打が検出される場合に前記
先のノートオン情報による前記自己の楽音発生手段(3
′)における楽音発生チャネルの発音量または発音量に
相当する値を前記残存発音量または残存発音量に相当す
る値に変更する変更手段(6) を具えることである。
(作 用) 木筆1の発明によれば、巡回的な優先を定める個有の優
先順位にしたがって順次に入力される演奏制御情報を取
拾選択して取込んで楽音を発生させるように構成したた
めに、それぞれの音源装置が順番に発音するようになり
発音数が片方の音源装置に1片寄らずに平均化され、全
ての音源装置が発音される。
また、木筆2の発明によれば、加えて同一ノートの連打
時においては、先のノートオンによる発音量が変更され
て先のノートオンの連打による減衰による音量の変化が
再現されるようになる。
(発明の効果) したがって、木筆1の発明によれば、どのようなノート
番号を受は取った場合でも併設した音源装置の合計発音
数まで発音できるので、発音数を増やす効果が充分に得
られる。
また、木筆2の発明によれば、加えて連打時にいたずら
に発音量が増大するようなこと、さらには急に音が小さ
くなることなどがなく、連打時に発音中の音と新しい音
とが自然な感じで無理なくつながる。したがって、新た
なノートオンによる連打の発音量のシミュレーションが
極めて忠実にできる。
(実施例) 次に、本発明による電子楽器システムの具体的実施例に
つき、図面を参照しつつ説明する。
第1実施例= (第1の発明) 第2図には、1個の演奏情報発生装置の一例である鍵盤
装置11に対して旧Dr 12によりそれぞれが接続さ
れた複数個の音源装置Sによって生成される各楽音信号
が加算され、増巾器13を介してスピーカ14より楽音
として出力される電子楽器システムの全体概略が示され
ている。また、第3図には、この電子楽器システムに用
いられる音源装置Sの1個が概略的に示されている。こ
の第3図において、MIDI規格に適合された入力イン
ターフェース20から入力された本発明における演奏制
御情報であるデータは受信検出回路21によって検出さ
れ、この受信検出回路21により入力されたデータのう
ちの音源装置Sに必要なデータが選択されて、第4図に
示されているように3バイト(1ハイド目5TAT、2
バイト目DATI、3バイト目DAT2とする。)を1
組とする受信データRCVDとしてその受信検出回路2
1に内蔵されているバッファに蓄積される。
この蓄積された受信データRCVDはマイコン22の制
御のも、とに、受信データRCVDの組の総数BSTN
とともにバス23を介してそのマイコン22に供給され
る。
なお、必要なデータとは、第4図に示されているように
押鍵・離鍵データおよび楽音の減衰を早めるダンプ処理
を踏込み操作により禁止して減衰時間を長くするダンパ
ーデータである。また、必要ならば、アフタータッチデ
ータ、プログラムチェンジデータ、コントロールチェン
ジデータ、モードメツセージデータあるいはシステムエ
クスクル−シブデータなどのデータを選択して、前記バ
ッファに蓄積するのも良い。さらに、第4図には押鍵・
離鍵データ、およびダンパーデータの値が2進表示によ
り示しである。各データの1バイト目5TATの下位4
ピツ) nnnnは受信チャネル番号n、2バイト目D
ATIの下位7ビノトkkkkkkkはキーコードに対
応するノート番号、3バイト目DAT2の下位7ビツト
vvvvvvvはベロシティ−を表わす。
(以後において10進表示ではそれぞれn、に、vそれ
ぞれで表わし、nは0〜15、k、vそれぞれは0−1
27の値を採ることができる。)。また、受信チャネル
番号nは4ビツトであるためにnは0〜15までの値を
採ることができるが、音源装置Sの受信検出回路21は
説明の便宜上受信チャネル番号0〜7を受信し、受信チ
ャネル番号8〜15は受信できないものとする。そして
、受信チャネル番号0〜7に対応して、例えばピアノ、
ハープシコードなど8種類の音色が割当てられているも
のとする。
また、使用者があらかじめ設定しておく、併設状態設定
スイッチ24を構成“・rる併設総数スイッチTOTL
SW24^および優先順位スインチPRIO3讐24B
の設定状態がスイッチ検出回路25に検出されて、併設
総数TOTL、優先順位の初期値PRIOとして同様に
マイコン22に供給される。使用者は併設総数スイッチ
TOTLSW24Aにより併設総数TOTLの値を音源
装置Sの合計総数に、優先順位スイッチPRIOSW2
4Bにより優先順位の初期値PRIOの値を°′1”よ
り併設総数TOTLO値まで重複がないように各音源装
置Sに順番に割当てて設定すれば良い。
さらには、このマイコン22には、各音色およびその発
まされる各音量等を切換えもしくは調節する操作子群2
6の操作状態が操作子検出回路27に検出されて操作子
データMNPhとして供給される。これら併設総数TO
TL、優先順位の初期値PRIOおよび操作子データM
Nr’hなどは、マイコン22の制御におけるそのマイ
コン22への供給時点での操作状態を表わしている。
前記マイコン22は、所定プログラムを実行する中央処
理装置(cPU) 22Aと、このプログラムを記憶す
る読出し専用メモリ(ROM) 22Bと、このプログ
ラムを実行するのに必要なワーキングメモリとして、ま
た前述された受信データRCVD、併設総数TOTL、
優先順位の初期値PRIO1および操作子データMNP
hなどを記憶するのに割当てられる各種レジスタとして
の書込み可能メモリ(RAM) 22Cと、このプログ
ラム中で各種の時間を計測するタイマ群を含むタイマ回
路22Dとより構成されている。そして、前述された受
信データRCVD 、併設総数TOTL、優先順位の初
期値PRIOおよび操作子データMNPhなどにもとづ
き前記プログラムを実行することにより、本第1実施例
においては16個の楽音発生チャネルを有する楽音発生
回路28を制御して、所定の割当てられた楽音発生チャ
ネルにより所望の楽音信号を生成し出力させている。
次に、前述のように構成された音源装置Sの基本的動作
について、第5図のマイコンの基本プログラムのフロー
チャートにもとづき各ステップ毎に詳述する。
A 電源の投入により所定のプログラムの実行を開始す
る。まず各種レジスタとして割り当てられるなどのマイ
コン22におけるRAM22Cの内容をクリヤするとと
もに、受信検出回路21、スイッチ検出回路25および
操作子検出回路27に対して初期設定を指令する。
B 操作子検出回路27から操作子データMNPhを読
込み、この操作子データMNPhによりROM22Bに
記憶されている所定のテーブルから前述した8種類の音
色に対応するパラメータを読出して各音色の楽音発生に
関するパラメータ群GTEm (0)〜GTEm (7
)に変換し、この変換されたパラメータ群GTEm (
0) 〜GTEm (7)を所定のレジスタGTEm(
0)R〜GTEm(7)Rに書込む。
なお、パラメータ群GTEm (n)は受信チャネル番
号nに対応する音色のパラメータ群を指す。
前述のように、受信データRCVDには受信チャネル番
号nが含まれており、後述されるように発音時に、受信
チャネル番号nに対応するパラメータ群GTEm (n
)を使って楽音発生を行ない、対応する音色を発生する
。このようにして受信チャネル番号nにより1台の音源
装置Sで異なる音色を発生させることができる。
Cスイッチ検出回路25から併設総数TOTLおよび優
先順位の初期値PRIOを読込み、レジスタTOTLR
PRIORに書込まれている古い併設総数TOTLおよ
び優先順位の所期値PRIOの値と新しく読込んだ併設
総数TOTLおよび優先順位の所期値PRIOの値とを
比較して異なっている場合には新しい値をレジスタTO
TLR,PRIORに書込むとともに、レジスタPRI
Rに優先順位データとして優先順位の初期値PRIOを
セットする。電源投入時にはRAM22Cがクリアされ
、レジスタTOTLR,PRIOR,PRIRもクリア
されていることにより、レジスタPRIRに書込まれる
優先順位データPRIは読込まれた優先順位の初期値P
RIOに初期設定されることになる。
D 受信検出回路21より1バイト目5TAT、 2バ
イト目DATI、3バイト目DAT2の組である受信デ
ータRCVDを読込み、レジスタRCVDRの対応する
領域に生起した時間順序にしたがって書込む。また、受
信データRCVDの総数BSTNを読込み、レジスタ5
TNHに新たな処理待ちデータの数STNとして書込む
E レジスタ5TNRに書込まれている処理待ちデータ
の数STNが0”であるか否かによって受信データRC
VDの処理が終了したか否かを判断する。
処理待ちデータの数STNが“1”′以上で受信データ
RCVDの処理が終了していない場合にはステップGに
行く。
F ステップ已における判断において処理待ちデータの
数STNが“0”で受信データRCVDの処理が柊、了
している場合には、各楽音発生チャネルに対応する各エ
ンベロープ波形生成チャネルにおいて、順次に次のよう
に所定のエンベロープの処理を行なう。
1 )  ROM22Bに記憶されたエンベロープ波形
の所定テーブルを読出し、各楽音発生チャネルに対応す
るレジスタnRに書込まれている受信チャネル番号nに
対応するレジスタGTt!m (n) Rに書込まれて
いる楽音発生に関するパラメータ群GTEm (n)、
さらには後述されるレジスタKYCR,KTDRに書込
まれているキーコードKYCおよびタッチレスポンスデ
ータKTDにもとづいて、所定時間当りのエンベロープ
の変化値(エンベロープの増感および減衰に応じて正負
を含む。)を、示すレートRTおよび累算されるそのレ
ー)RT値が変わるエンベロープの傾きの変化点を示す
ブレークポイントレベルLBPのそれぞれより構成され
るレートR73群およびブレークポイントレベルLBP
j群を演算生成する。さらに、第6図に示されているタ
ッチレスポンスデータKTD  −アタックレベルLA
TK変換グラフに対応してROM22Bに前もって記憶
されているその変換テーブルによりアタックレベルLA
TKを生成する(以後においてはレートR73群、ブレ
ークポイントレベルLBPj群およびアタックレベルL
ATKを「エンベロープパラメータjと称する。)。
■)算出された所定のレートR73群およびブレークポ
イントレベルLBPj群にもとづきエンベロープレベル
LEV ヲ演算、言い換えればエンベロープ波形を演算
する(このエンベロープレベルLEVの演算は、次のよ
うにして行なう。、レジスタLBPj Rに書込まれて
いるブレークポイントレベルLBPj群のうちのレジス
タjRに書込まれているエンベロープステップjに対応
した部分をレジスタLBPRに書込むとともに、レジス
タRTjRに書込まれているレートR73群のうちのレ
ジスタjRに書込まれているエンベロープステップjに
対応した部分をレジスタRTRに書込む。次に、エンベ
ロープレベルLEVにレジスタRTHに書込まれている
レートRTを累算して、この累算値がレジスタLBPR
に書込まれているブレークポイントレベルLBPに到達
したならばエンベロープステップ゛jに1を加算して、
この加算後の数を新たなエンベロープステップjとして
レジスタjRに書込むなどを繰り返すことによって行な
う。)。
■)前項のようにして生成されるエンベロープ波形にお
いて、第7図に示されるようにいわゆるADSR表現に
おけるアタック部Aを終了(アタック部Aの終了に対応
するブレークポイントレベルLBPat (アタックレ
ベルLATKと同じである。)にエンベロープレベルL
EVが到達したか否かによって判断)するとアタック終
了フラグEV−ATを“Onに設定し、またリリース部
Rを終了(リリース部Rの終了に対応するブレークポイ
ントレベルLBPendにエンベロープレベルLEVが
到達したか否かによって判断)するとエンベロープ終了
フラグEV−ENDを“OIIに設定する。このエンベ
ロープ終了フラグCV−ENDの“0”によって対応す
る楽音発生チャネルが解放される。
(これらレーhRTj 群、ブレークポイントレベルL
BPj群、アタックレベルLATK、演算対象のレート
RT、 7’レークポイントレベルLBP 、エンベロ
ープレベルLEV 、エンベロープステップjおよび各
種フラグEV−AT、 EV−ENDは各エンベロープ
波形生成チャネル毎に対応して設定される。
したがって、これらのデータを書込みおよび/または読
出すレジスタRTjR,LBPjR,RTR,LBPR
LEVR,jR,EV−ATR,EV−ENDRも各エ
ンベロープ波形生成チャネル毎に設けられている。そし
て、これらは各エンベロープ波形生成チャネル毎に一群
を構成し、−群として取り扱われる。)レジスタRKO
FRに書込まれる離鍵エンベロープの処理中フラグRK
OFが“1゛に設定されて後述される離鍵の処理(ステ
ップM)が開始される場合に、各楽音発生チャネルの受
信チャネル番号nに対応するレジスタFCDS (n)
 Rに書込まれているダンパー状態フラグFCDS (
n)がダンパーペダルの踏込み状態にない“°0”を示
している場合には、対応するレジスタEV−ATRに書
込まれているアタック終了フラグEV−ATがアタック
部Aの終了“0”を示した後において、離鍵エンベロー
プ処理中フラグRKOFを°“0”に設定し直してエン
ベロープ波形を所定の離鍵エンベロープに変更する。離
鍵エンベロープの生成方法は前述された生成方法に準じ
ている。
エンベロープ処理後はステップBに戻る。
G ステップ已における判断において処理待ちデータの
数STNが“1”以上で鍵操作の処理が終了していない
場合には、まず処理待ちデータの数STNから“1”を
減算して、この減算後の数を新たな処理待ちデータの数
STNとしてレジスタ5TNRに書込む。次に、レジス
タRCVDRに書込まれている受信データRCVDのう
ちの最も古い受信データRCVDを読出して(先入先出
法)、この受信データRCVDに含まれる1バイト目5
TATの下位4ビツトの値が示す受信チャネル番号nを
受信チャネルバッファBnRに1込む。さらに、この1
バイト目5TATの上位4ビツトの値が“B「”(Hは
16進数を示す)でかつ2バイト目DATIO値が“4
0■”であるか否かによってダンパーデータであるか否
かを判断する。1バイト目5TATの上位4ビツトの値
が“B「゛でなく、または2バイト目DATIO値が“
40H“でなく、この受信データRCVDがダンパーデ
ータでない場合にはステップIに行く。
HステップGにおける判断において受信データRCVD
に含まれる1バイト目5TATの上位4ビツトの値が“
Bll” (Hは16進数を示す。)でかつ2バイト目
DATIO値が40H”を示して、この受信データRC
VDがダンパーデータである場合には、ステップHのダ
ンパー処理ルーチンに行く。詳しくは第8図に示されて
いるフローチャートにより後述する。このルーチンを終
えるとステップ已に戻る。
■ ステップGにおける判断において受信データRCV
Dがダンパーデータでない場合には、まずレジスタBK
YCRニ受信データRCVD(7) 2 ハイド目DA
TIO値kをキーコードBKVCとして書込み、レジス
タBKTDRに受信データRCVDの3バイト目DAT
2の値VをタッチレスポンスデータBKTDとして書込
む。次に、受信データRCVDに含まれる1バイト目5
TATの上位4ビツトの値が8H’“であるか否かによ
って、この受信データRCVDがM鍵データであるか否
かを判断する。1バイト目5TATの上位4ビツトの値
が8H’“を示して、この受信データRCVDが離鍵デ
ータであればステップMに行く。
J ステップIにおける判断において受信データRCV
Dに含まれる1バイト目5TATの上位°4ビットの値
が“8H”でない場合には、3バイト目DAT2の値が
“008”である否かによって、この受信データRCV
Dが離鍵データであるか否かを判断する。3バイト目D
AT2の値が“0011”を示し、この受信データRC
VDが離鍵データの場合にはステップMに行く。
K ステップJにおける判断において受信データRCV
Dに含まれる3バイト目DAT2の値が“OOH”でな
く受信データRCVDが押鍵データである場合には、レ
ジスタPRIRに記憶されている優先順位データPRI
O値が“1”であるか否かを判断する。優先順位データ
PRIO値が“1°°でない場合にはステップNに行く
。このステップKにおける判断は、優先順位データPR
IO値が“l”でない場合には、この押鍵データによる
楽音の発音は行なわれないようにするものである。
L ステップKにおける判断において優先順位゛データ
PRIの値が°l”の場合には、次のように押鍵処理を
する。
(楽音の割当ては、各楽音発生チャネルそれぞれに対応
させて設けられている楽音割当チャネル毎に設定される
キー状態フラグKYS 、キーコードKYC、タッチレ
スポンスデータKTD 、ピッチデータFQYおよび音
色パラメータ群TNpに所定のデータを書込むことで行
なわれる。言い換えれば、レジスタにYSRにキー状態
フラグKYSの押鍵状態を示す“′1”を書込み、レジ
スタKYCRにレジスタBKYCRO値をキーコードK
YCとして書込み、レジスタKTDHにレジスタBKT
DRO値をタッチレスポンスデータKTDとして書込み
、さらにレジスタFQYRへ受信チャネルバッファBn
Rに書込まれている受信チャネル番号nに対応するレジ
スタGTEm (n) Rに書込まれている楽音発生に
関するパラメータ群GTEm (n) とレジスタKY
CHに書込まれているキーコードKYCとにより演算生
成されたピッチデータPQYを書込むことで行なわれ、
また前記楽音発生に関するパラメータGTEm (n)
より音色パラメータ群TNpを演算生成してその音色パ
ラメータ群TNpを音色パラメータレジスタ群TNpR
に書込むことで行なわれる。
これにより、受信チャネル番号nに対応する音色が楽音
割当てチャネルに設定される。さらに、対応するエンベ
ロープ波形生成チャネルに対応して、離鍵エンベロープ
処理中ソラグI?KOFを“0”に設定し直してレジス
タRKOFRに書込み、エンベロープステップjが書込
まれるレジスタjRおよびエンベロープレベルLEVが
書込まれるレジスタLEVRをクリヤすることで行なわ
れる。
また、前述されたレジスタRTjR,LBPjR,LA
TKRに、レートR73群、ブレイクポイントLBPj
群、第1変更レートRTS、第2変更レートRT^、ア
タックレベルLATKを書込み、レジスタEV−ATR
EV−ENDRおよび各種フラグを“1°“に設定する
ことで行なわれる。) 楽音発生チャネルへの割当て、言い換えれば楽音割当チ
ャネルへの割当ては、次のように行なう。
■)各楽音割当チャネルのレジスタKYSRに書込まれ
ているキー状態フラグKYSおよび各エンベロープ波形
生成チャネルのレジスタEV−[ENDRに書込まれて
いるエンベロープ終了フラグEV−ENDにより発音を
終了し解放されている楽音発生チャネルを検出し、前述
のように割当て、発音の開始を指示してステップNに行
く。
■)解放されている楽音発生チャネルが検出されなかっ
た場合には、エンベロープ波形生成チャネルのレジスタ
LEVR,EV−ATRそれぞれに書込まれているエン
ベロープレベルLEVおよびアタック終了フラグEV−
ATにもとづき発音中でアタック部Aを終了してそのエ
ンベロープレベルLEVの最、も小さい楽音発生チャネ
ルを検出する。そして、前述のように割当て、発音の開
始を指示してステップNに行く。なお、この場合にはレ
ジスタLEVRをリセットして発音を停止する処理を行
なったが、急速減衰処理を施すのが望ましい。
M ステップ■における判断において受信データRCV
Dに含まれる1バイト目εTATの上位4ビツトの値が
8H゛°の場合およびステップJにおける判断において
3バイト目DAT2の値が“OOH”である場合には、
この受信データRCVDは離鍵データであるので次のよ
うに離鍵処理を行なう。
レジスタBKYRに書込まれているキーデータBKVD
に含まれるキーコードBKYCおよび受信チャネルバッ
ファBmRに書込まれている受信チャネル番号nにより
、各楽音割当チャネルにおけるレジスタKYCR,KY
SR,nRそれぞれに書込まれているキーコードKYC
、キー状態フラグKYSおよび受信チャネル番号nにお
いてキーコードIIKYC,KYCが同じでキー状態フ
ラグKYSが押鍵状態の1′を示して、受信チャネル番
号nが一致する楽音割当チャネルを検出して、離鍵エン
ヘロープ処理中フラグRKOFを離鍵エンベロープ処理
中を示す“1゛に設定するとともに、キー状態フラグK
YSを離鍵状態を示す“0゛に変更して、離鍵処理の開
始を指示してステップEに戻る。
前述のような楽音発生チャネルが検出されない場合には
、そのままステップEに戻る。
N 優先順位変更ルーチン。詳しくは第9図に示されて
いるフローチャートにより後述する。このルーチンを終
えるとステップ已にもどる。
次に、ダンパー処理ルーチン(ステップH)について、
第8図を参照しつつステップ毎に詳述する。
)(−1レジスタRCVDHに書込まれている受信デー
タRCVDに含まれる3バイト目DAT2の値が“40
H′未満であるかどうか全判断する。3バイト目DAT
2の値が“4011”未満である場合にはステップH−
3に行く。
H−2ステップH−1における判断において、3ベイト
目DAT2の値が“40H”未満でなくて受信データR
CVDがダンパーON (ダンパーペダルを踏込んだ状
態)である場合には、受信チャネルバッファBnRに書
込まれている受信チャネル番号nに対応するレジスタF
COS (n) Rにダンパー状態フラグFCDS (
n)のダンパーペダルの踏込み状態を示す′1”を書込
み、ルーチンを終了する。
H−3ステップH−1における判断において、3バイト
目DAT2の値が“4011”未満で受信データI?C
VDがダンパーOFF  (ダンパーペダルを離した状
態)である場合には、受信チャネル番号nに対応するレ
ジスタFCDS(r+)Rにダンパー状態フラグFCD
S (n)のダンパーペダルの踏込み状態を示さない“
0゛°を書込み、ルーチンを終了する。
次に、優先順位変更ルーチン(ステップN)について、
第9図を参照しつつステップ毎に詳述する。
N−1優先順位データPRIO値に°“1″゛を加算し
て、この加算後の数を新しい優先順位データPRIO値
としてレジスタPRIRに書込む。
N−2レジスタPRIRに書込まれている優先順位デー
タPRIの値がレジスタTOTLRに書込まれている併
設総数TOTLO値を超えているか否かを判断する。優
先順位データPRIの値が併設総数TOTLO値を超え
ていない場合にはルーチンを終了する。
N−3ステップN−2における判断において優先順位デ
ータPRIの値が併設総数TOTLの値を超えている場
合には、優先順位データPRIO値を1”に戻してレジ
スタPRIRにその°“1”を書込み、ルーチンを終了
する。
以上のルーチンは要するに、押鍵データが受信される毎
に優先順位データPRIを増加させ、併設総数の値TO
TLまで達したらまた“1 ++に戻すことを行なって
いる。したがって、例えば本第1実施例の音源装置Sを
3台併設した場合には、第10図に示すように押鍵デー
タが受信される毎に併設した各音源装置Sの受信チャネ
ル番号nに対応する優先順位データPRIの値が順番に
変化し、優先順位データPRIの値が“°1°゛を示し
ている音源装置Sのみが受信した押鍵データを有効であ
ると判断し発音することにより、併設した音源装置Sが
順番に発音することになり、発音が一つの音源装置Sに
片寄らず、各音源装置Sを平均化して発音させることが
できる。これにより、どのようなキーコードが受信され
た場合でも併設した音源装置Sの合計発音数まで発音で
きるので、発音数を増やす効果が充分に得られる。
また、全ての鍵力< Alt鍵された場合には、レジス
タPRIRに優先順位データPRI として優先順位の
初期値PRIOをセットし直すようにすれば、万一演奏
中に使用者が併設総数TOTLや優先順位の初期値PI
?IOの値を変更するなどして優先順位が狂っても正常
に戻すことができる。また、併設総数TOTLおよび優
先順位の初期値PRIOの設定は併設状態設定スイッチ
24によって設定するのみならず、入力インターフェー
ス20より設定データを入力しマイコン22に記憶させ
ても良い。さらに、旧DIにより併設した音源装置Sの
中で相互通信が可能なようにいわゆるデイジ−チエイン
を組めば、接続に関するデータを接続された各音源装置
Sに次々に送信し、併設総数TOTLを自動的に検出し
て併設総数TOTLと優先順位の初期値PRIOとを自
動設定することもできる。
本第1実施例においては、音色に対応する受信チャネル
番号nはあらかじめ定めてあったが、音色に対応して受
信チャネル番号nを設定できるようにするのも良い。こ
のような音源装置Sを本第1実施例のように複数個併設
して使用する場合には、各音源装置Sの同一の各音色に
対応する受信チャネルを同一に設定しておけば良い。な
お、本第1実施例においては8種類の音色があらかじめ
設定されていたが、その数を変更するのも良い。
本第1実施例においては、押鍵の毎に優先順位データP
Rrの値を変化させ、優先順位データPRIO値が“l
”である音源装置Sが発音するように構成したが、優先
順位データPRIO値と使用者によって設定された優先
順位の初期値PRIOとを比較し、一致した音源装置が
発音するようにするのも良い。この場合には、電源投入
時や、全ての鍵が離鍵さ5れた時、全ての音源装置の優
先順位データPR■がクリアされるように初期設定され
るようにする。さらに、この場合優先順位の初期値PR
IOはRAM22Cに記憶設定されるものではなく、ロ
ータリースインチなどによりハード的に設定されても良
い なお、本第1実施例においては、受信チャネル0〜7を
受信し、8〜15は受信しない音源装置Sのみを組合せ
たシステムとしたが、例えば、受信チャネル0〜7を受
信する音源装置Sを3台、受信チャネル8〜I5を受信
する音源装置S′を3台、計6台の音源装置s、s’を
組合せるようにするのも良い。この場合には、前者3台
をグループA2後者3台をグループBとすると、グルー
プAの音源装ffsに対して併設総数TOTLを“3″
′に、また優先順位の初期値PRIOを各音源装置Sに
順番に“1”“2”3゛と設定し、グループBの音源装
置S′に対しても併設総数TOTLと優先順位の初期値
PRIOとを同様に設定することにより、受信チャネル
O〜7のノートオン情報によってはグループAの音源装
置Sが順番に発音し、受信チャネル8〜15のノートオ
ン情報によってはグループBの音源装置S′が発音する
ことになる。
なお、本第1実施例においては、楽音発生回路を含む音
源装置Sについて木筆1の発明を適用したが、演奏制御
情報を選択して外部の楽音発生回路に供給するようなシ
ステムにするのも良い。
第2実施例: (第1および第2の発明)次に、発音数
を増やすために前記第1実施例のような音源装置sが複
数個併設して用いられる場合において、さらに−旦離鍵
された鍵の押鍵データに対応する発音にその発音が重な
るように再度同一鍵の押鍵データが入力されるような同
一鍵の連打を処理する場合について説明する。なお、前
記第1実施例と同一符号は同一内容を示すとともに、特
にその第1実施例と異なる部分についてのみ説明して重
複する部分などの説明などは省略す葛。また、本第2実
施例は、減衰音系(パーカッシブ系)の楽音を発生する
音源装置Sに関したものである。
木筆、2実施例における音源装置Sの概略図は第1実施
例と同様に第2図に示されている通りである。第1実施
例と異なる点は楽音発生回路28が32個の楽音発生チ
ャネルを有する点である。
なお、本第2実施例においては、発音される楽音がピア
ノ音のように、a)ハンマー音と打鍵直後の高調波成分
の多い打弦音とより成る初期部分(第7図に示されてい
る、ADSR表現におけるアタック部分Aおよびデイケ
イ部分D)を主として構成する第1構成音Aと、b)こ
の初期部分に続く高調波成分の少ない音色変化の少ない
弦音より成る持続部分(サスティン部Sおよびリリース
部R)を主として構成して音量感を与える第2構成音B
とより構成されているとする。また、本第2実施例にお
いては、楽音信号の生成が第1構成音Aおよび第2構成
音Bそれぞれが別個の楽音発生チャネルによって行なわ
れるとする。言い換えれば、楽音発生回路28の第1番
目から第32番目までの32個の楽音発生チャネルは、
第1番目と第2番目、第3番目と第4番目、−m−、第
31番目と第32番目それぞれが所望の楽音を発生する
ように組分けられている。そして、偶数番目の楽音発生
チャネルには第1構成音Aが、奇数番目の楽音発生チャ
ネルには第2構成音Bが割当てられて楽音信号を生成す
る。
次に、前述のように構成された本第2実施例の音源装置
Sの基本的動作について、第11図のマイコンの基本プ
ログラムのフローチャートにもとづき各ステップの第1
実施例と異なる点を詳述する。
A′〜E′は第1実施例におけるステップA−Eと同一
である。
F′ステップFの■)に加えてさらに、楽音発生に関す
るパラメータ群GTEm (n)からエンベロープの変
更に際しての所定時間当りの負の変化値を示す第1変更
レートRTSを演算生成する点が異なる。この第1変更
レートRTS もエンベロープパラメータであり、各エ
ンベロープ波形生成チャネル毎に対応して設定される。
したがって、この第1変更レートRTSを書込みおよび
/または読出すレジスタRTSRは各エンベロープ波形
生成チャネル毎に設けられるようになる。
なお、アタックレベルLATKの生成は第6図に替えて
第12図に示されているタッチレスポンスデータKTD
  −アタックレベルLATK変換グラフに対応してR
OM22Bに前もって記憶されている変換テーブルによ
り行なう。
G′〜J′は第1実施例におけるステップG−Jと同一
である。
K′はステップKにおける判断の前に、レジスタBCI
IRをクリアして割当て済みチャネル番号BCI+を割
当てのない状態にする点においてステンプにと異なる。
L′ステップLと異なる点は次の通りである。
楽音発生チャネルへの割当て、言い換えれば楽音割当チ
ャネルへの割当ては、前述された楽音発生チャネルに関
するように第1番目と第2番目、第3番目と第4番目、
−〜−1第31番目と第32番目それぞれに分けられた
組単位に行なうとともに、楽音の割当てはステップLの
内容に加えてレジスタRTSRに第1変更レートRTS
を書込むことである。そして、楽音を楽音発生チャネル
の組に割当てて発音の開始を指示し、割当チャネルのう
ちの第2構成音Bを割当てたチャネル番号を割当て済み
チャネル番号BCHとしてレジスタBCHHに占込むこ
とである。さらに、楽音割当チャネルに対応してタイマ
回路221)内にそれぞれ設けられているレジスタTS
TRに書込まれる、楽音割当てよりカウントする時間タ
イマTSTをリセットしてステップN′に行くことであ
る。
M′は第1実施例のステップMと同一である。
N′ステップNの優先順位変更ルーチンと同一であるが
、このステップN′を終えるとステップ0に行く点が異
なる。
0 連打検出ルーチン。連打が検出された場合には、レ
ジスタDMPPRに変更処理開始フラグDJ’lPFの
変更処理開始を示す“1”を書込む。詳細は第13図に
示されているフローチャートにより後述する。
P レジスタDMPFRに書込まれている変更処理開始
フラグDMPFが変更処理開始を示す“′1°゛である
か否かを判断して連打を判断する。変更処理開始フラグ
DMPFが“0”で変更処理開始が示されておらず連打
でない場合にはステップE′に戻る。
Q ステップPにおける判断において変更処理開始フラ
グDMPFが“1″′で変更処理開始が示されて連打で
ある場合には、連打処理ルーチンに入る。この連打処理
ルーチンの詳細は、第14図に示されているフローチャ
ートにより後述する。
なお、この連打処理ルーチンが終了すればステップE′
に戻る。
次に、連打検出ルーチン(ステップO)について、第1
3図を参照しつつステップ毎に詳述する。
なお、連打検出は、第2構成音Bにもとづき同一鍵の有
効発音中の楽音発生チャネルを検索することにより行な
う。
0−1 レジスタiRに書込まれるループ数iを“ビ°
に、またレジスタDMPPRに書込まれる連打検出フラ
グDMPFを連打検出されていない状態を示す“0”に
、さらにレジスタeRに書込まれる連打処理の対象とな
る旧押鍵の総数eをパ0″にして初期設定する。
0−2 レジスタBKYCHに書込まれている適切な連
打関係にある新たに押鍵された同一鍵の新押鍵(以後に
おいては「新押鍵」と称する。)のキーコードBKVC
と、レジスタiRに書込まれているループ数iに対応す
るチャネル番号の楽音発生チャネルのレジスタKYCH
に書込まれているキーコードKYCとが一致し、かつ受
信チャネルバッファBnRに書込まれている受信チャネ
ル番号nとループ数iに対応するチャネル番号の楽音発
生チャネルのレジスタnRに書込まれている受信チャネ
ル番号nとが同一であるか、つまり同じ音色であるか否
かを判断する。新押鍵のキーコードBKYCとキーコー
ドKYCとが一致し、受信チャネル番号nが同一である
場合には、ステップ0−5に行く。
0−3 ステップO−2における判断において新押鍵の
キーコードBKYCとキーコードKYCが一致しない、
または受信チャネル番号nが同一でない場合には、ルー
プ数iに“′2”を加算して、この加算後の数を新たな
ループ数iとしてレジスタiRに書込む。
0−4 レジスタiRに書込まれているループ数iがR
OM22Bに記憶されている本第2実施例においては3
2の楽音発生チャネル数Nを超えているか否かを判断す
る。ループ数iが楽音発生チャネル数Nを超えていない
場合にはステップO−2に戻って繰り返し、またループ
数iが楽音発生チャネル数Nを超えている場合には全て
の楽音発生チャネルに対応する連打光の検出が終了した
ことによりルーチンを終了する。
0−5 ステップO−2における判断において新押鍵の
キーコードBKVCとキーコードKYCとが一致し、受
信チャネル番号nが同一である場合には、ループ数iと
レジスタBCHRに書込まれている割当て済みチャネル
番号BC11とが一致しているか否かを判断する。ルー
プ数iと割当て済みチャネル番号BCHとが一致する場
合にはそのループ数iに対応するチャネル番号の前記楽
音発生チャネルは既にステップL′で割当てが済んでい
る連打検出された自体のものであるので、検出対象から
はずしてステップO−3に行く。
なお、ステップL′の押鍵の処理における楽音発生チャ
ネルへの割当てにおいて■)の象、速減衰処理をする場
合に、急速減衰処理中である場合には同様に連打の検出
対象からはずす。
0−6 ステップO−5における判断においてループ数
iとレジスタBCHRに書込まれている割当て済みチャ
ネル番号BCHとが一致していない場合には、まず旧押
鍵の総数eに°“1″°を加算して、この加算後の数を
新たな旧押鍵の総数eとしてレジスタeRに書込む。次
に、適切な連打関係にある先に押鍵された同一鍵の旧押
鍵(以後においては「旧押鍵」と称する。)としてその
旧押鍵のチャネル番号を表わすループ数iを旧押鍵のチ
ャネル番号へ〇CI(e)としてレジスタAOCH(e
) Rに書込む。このeはルーチンを終了した時には連
打として検出された旧押鍵の総数を示すが、ルーチン内
では連打として検出された旧押鍵が割当てられている複
数個の楽音発生チャネルのうちのe番目の楽音発生チャ
ネルを示す。また、連打検出フラグDMPFを連打検出
状態を示す°l”に設定して、レジスタ DMPPRに
書込む。ステップO−6を終えるとステップ03に行く
以上の連打検出ルーチンは、要するに全ての楽音発生チ
ャネルのうち、第2構成音Bにもとづいて同じ受信チャ
ネルに対応する同じ音色の同一鍵が既に割当てられてい
る楽音発生チャネルで、かつ有効発音中の楽音発生チャ
ネルを検索して、この楽音発生チャネルのチャネル番号
を旧押鍵のチャネル番号AOCII(e)としてレジス
タ八〇CFI (e) Hに書込み、連打検出フラグD
MPFを連打検出状態を示す“l”に設定することであ
る。したがって、同二鍵であっても発音継続時間の短い
、連打処理において既に急速減衰処理の開始が指示され
た楽音発生チャネルは除かれる。
次に、連打処理ルーチン(ステップQ)について、第1
4図を参照しつつステップ毎に詳述する。
なお、この連打処理ルーチン(ステップQ)において処
理対象となる旧押鍵の第2構成音Bの割当てられている
楽音発生チャネルは、連打検出ルーチン(ステップ0)
において検出され、レジスタAOCH(e) Rに書込
まれている旧押鍵のチャネル番号AOCH(e)の楽音
発生チャネルである。言い換えれば、次の処理において
用いる旧押鍵の第2構成音Bに関連するレジスタなどは
、レジスタAOCH(e) Rに書込まれている旧押鍵
のチャネル番号AOCH(e)の楽音発生チャネルに対
応するレジスタなどである。
Q−1レジスタiRに書込まれるループ数iを“1 t
+にして初期設定するとともに、処理対象となる旧押鍵
の第2構成音Bの割当てられている楽音発生チャネルを
、レジスタAOCHI?に書込まれている旧押鍵のチャ
ネル番号AOCHの楽音発生チャネルに代えてレジスタ
AOCI+ (1) I? (八〇CII(i)R。
1=1)に書込まれている旧押鍵のチャネル番号AOC
)l(1)の楽音発生チャネルに割当てる。
Q−2旧押鍵のチャネル番号AOCII(i)に対応す
る楽音発生チャネルのレジスタKYSRに書込まれてい
るキー状態フラグKYSが離鍵状態を示す“0°′であ
っても押鍵状態を示す“1”に変更して、レジスタKY
SRに書込む。この処理は、第15図に示されているよ
うに、ダンパーペダルが踏まれた状態で同一鍵を2回連
打して押鍵したままダンパーペダルを離す場合には(第
15図(1)および(2)に示されている。)、1回目
の押鍵により発音した音源装置Sは2回目の押鍵では発
音しないために1回目の押鍵に対応する楽音は離鍵状態
になっており、この楽音は押鍵されているにもかかわら
ず象、速に減衰してしまい不自然になる(第15図(3
)の1白目の楽音のエンベロープ波形の破線に示されて
いる。)のを避ける処理である。したがって、連打検出
時に離鍵状態にある楽音発生チャネルがある場合には、
この楽音発生チャネルを押鍵状態に戻しておくことによ
り、ダンパーペダルが離されても急速に減衰することが
避けられる。
Q−3受信チャネルバッファBnRに書込まれている受
信チャネル番号nに対応するレジスタFCDS(n)R
に書込まれている。ダンパー状態フラグFCDS(n)
により、離鍵されてもダンパーペダルが踏込まれてダン
プ処理が禁止されているか否かを判断する。ダンパーペ
ダルが踏込み状態にあり(ダンパーON)ダンパー状態
フラグFCO5(n)が“1″を示してダンプ処理が禁
止されている場合には、ステップQ−8に行く。
Q−4ステップQ−3における判断においてダンパー状
態フラグFCOS (n)が“′0”を示してダンパー
ペダルが踏込み状態になく(ダンパーOFF ) 、ダ
ンプ処理が禁止されていない場合には、レジスタjRに
アタックレベルLATKと等しい所定のブレークポイン
トレベルLBPjに対応シたアタック部Aの最終エンベ
ロープステップjを書込む。
Q−5レジスタAOCH(i)Rに書込まれている旧押
鍵のチャネル番号AOCH(i)に対応する楽音発生チ
ャネルのレジスタLEVRから読出される旧押鍵の第、
2構成音BのエンベロープレベルLEVが、レジスタj
Rに書込まれているエンベロープステップjに対応する
レジスタLBPj Rに書込まれている所定のブレーク
ポイントレベルLBPjを超えているか否かを判断する
。エンベロープレベルしEVがブレークポイントレベル
LBPjを超えている場合には、ステップQ−7に行く
Q−6ステップQ−5における判断において旧押鍵の第
2構成音BのエンベロープレベルLEVがエンベロープ
ステップjに対応する所定のブレークポイントレベルL
BPjを超えていない場合には、エンベロープステップ
jに“1”を加算して、この加算後の数を新たなエンベ
ロープステップjとしてレジスタjRに書込み、ステッ
プQ−5に戻る。
Q−7ステップQ−5における判断において旧押鍵の第
2構成音BのエンベロープレベルLEVがエンベロープ
ステップjに対応する所定のブレークポイントレベルL
BPjを超えている場合には、このブレークポイントレ
ベルLBPjをレジスタLBPI?に、またレートRT
j をレートI?TとしてレジスタRTRに書込み、ス
テップQ−20に行く。
これらステップQ−4〜Q−7の処理により、リリース
状態にある楽音のエンベロープが現在到達しているエン
ベロープレベルLEVをもとに、サスティン状態のエン
ベロープに変更される。
これは、旧押鍵が離鍵により減衰終了してしまわないう
ちに新押鍵があると、この新押鍵によって弦のダンパー
が離れるために再び長い減衰状態になるのをシミュレー
トするもので、例えば第16図に示すように、強い押鍵
の直後に同一鍵を弱く連打した場合に、急に楽音が小さ
くなってしまう不自然さを避けるためである。
Q−8ステップQ−3における判断においてダンパー状
態フラグFCDS (n)  が“1”を示してダンパ
ーペダルが踏込み状態にあり(ダンパーON)、ダンプ
処理が禁止されている場合には、新押鍵を発音したと仮
定して第2構成音Bのエンベロープ波形をシミュレート
し、次のように旧押鍵の第2構成音Bの発音1iWOL
を演算し、また第2構成音Bの残存発音IJIWELを
演算する。
なお、エンベロープ波形のシミュレートは、ROM22
BのテーブルからキーコードBKYC(KYC)、タッ
チレスポンスデータBKTO(KTD)および、この第
2構成音Bに対応するレジスタnRに書込まれている受
信チャネル番号nに対応する楽音発生に関するパラメー
タ群GTEta (n)にもとづき、所定のエンベロー
プ波形の生成に必要なエンベロープパラメータを演算生
成し、エンベロープ波形の生成動作を高速にシミュレー
トすることで行なう。
1) 旧押鍵の発音されるべき第2構成音Bのエンベロ
ープ波形をシミュレートして、新押鍵の第2構成音Bの
エンベロープ波形がアタック部Aを終了した時点t=T
I+T2における旧押鍵の第2構成音B、言い換えれば
レジスタAOCH(i) Hに書込まれている旧押鍵の
チャネル番号AOCH(i)ノ楽音発生チャネルのエン
ベロープレベルLEV (t)ヲ求め、このエンベロー
プレベルLEV(t)をレジスターOLRに旧押鍵の第
2構成音Bの発音量WOLとして書込む。
WOL =LEV(t)、  t =TI+T2なお、
近似処理としてエンベロープレベルLEV(t)に代え
てレジスタL E V Rに書込まれている旧押鍵の第
2構成音BのエンベロープレベルLEVの現在値を用い
ても良い。この場合において、旧押鍵の第2構成音Bの
エンベロープ波形がアタック部Aを終了していない場合
には、エンベロープレベルLEV(t)に代えてその第
2構成音BのアタックレベルLATKを用いる。
なお、 T1:新押鍵の楽音割当てからその第2構成音Bのエン
ベロープ波形がアタック部Aを終了するまでの時間 T2:旧押鍵の楽音割当てから新押鍵を楽音割当てする
までの時間 (時間T1は第2構成音Bのエンベロープ波形をシミュ
レートして求め、時間T2は旧押鍵の楽音割当てよりの
経過時間を示す対応するレジスタTSTRニ書込まれて
いる、楽音割当てよりカウント、シた時間タイマTST
の現在値を読取ることにより得る。) 2) 旧押鍵の第2構成音Bの残存発音1WEL旧押鍵
のエネルギーは新押鍵時に一部失われるために新押鍵時
以降の旧押鍵の第2構成音Bの発音if(残存発音11
WEL )は旧押鍵の第2構成音Bの発音IWOLに残
存係数KOを乗じた値まで減少する。
WEL = WOL X KD なお、残存係数KOは、発音体をどのように打撃するか
、発音体の制動のされやすさ、打撃の強さ等、すなわち
キーコードBKYC(KYC) 、タッチレスポンスデ
ータBKTD (KTD)および操作子データMNPh
によって異なる。例えば、ピアノの場合に、強押鍵時に
はハンマーが弦に強く押しつけられ、弱押鍵時には弱く
触れるのでタッチ(打鍵)の強弱によって残存係数KD
は異なる。
また、高音の弦と低音の弦とでは制動のされやすさが異
なる。言い換えれば、音高によっても異なるが、発音の
濁りを防止するためにハンマーと弦との接触時間が必要
以上に長くならないヨウに、高音部のハンマーは低音部
のハンマーに比して頭部の丸みを小さくし、またハンマ
ーの頭部を覆っているフェルトも高音部は低音部よりも
薄くするなどの工夫がされているので、残存係数KDの
変化は少なくはなっている。さらに、低域ではハンマー
の動きに対して弦の振動状態が無視できず弦の動きを相
殺するようないわゆる迎え打ちも起きるので音高と押鍵
間隔とにより変化させても良いし、簡単にするためにラ
ンダムな要素を付加しても良い。また、高調波の次数に
よって受ける影響も異なるので多くの構成音で構成する
場合には構成音毎に変更しても良い。
本第2実施例では処理を簡単にするために固定的に10
%減少するものとして、 KO=0.9   とする。
Q−9変更後の旧押鍵の第2構成音Bのエンベロープレ
ベルWLEVを演算して°レジスタWLEVRに書込む
。変更後の旧押鍵の第2構成音Bのエンベロープレベル
WLEVは旧押鍵の第2構成音Bの残存発音量WELに
等しいとする。
WLEV=WEL Q−10レジスタWLEVRに書込まれている変更後の
旧押鍵の第2構成音BのエンベロープレベルWL[!V
がレジスタLEVRに書込まれている旧押鍵の第2構成
音Bの現在のエンベロープレベルLEVを超えているか
否かを判断する。変更後の旧押鍵の第2構成音Bのエン
ベロープレベルが現在のエンベロープレベルLEVを超
えていない場合には、ステップQ−15に行く。
Q−11ステップQ−10の判断において変更後の旧押
鍵の第2構成音BのエンベロープレベルWLBVが旧押
鍵の第2構成音Bの現在の工、ンベロープレベルLEV
を超えている場合には、旧押鍵の構成音Bのエンベロー
プはアタック部Aを終了していないので、この第2構成
音Bのエンベロープを第2構成音Bの残存発音量WEL
に対応させるために、第2構成音Bのエンベロープパラ
メータの演算を、次のように変更後の旧押鍵の第2構成
音BのタッチレスポンスデータWKTDにもとづいて行
なう。
1)変更後の旧押鍵の第2構成音BのアタックレベルW
ATKは第2構成音Bの残存発音IWELに等しいとす
る。
讐ATK = WEL なお、新押鍵の第2構成音BのアタックレベルWATX
がアタックレベルの最大値LATKmax ヲ超える場
合には、 WAtK = LATlmax    とする。
2)変更後の新押鍵の第2構成音Bのタッチレスポンス
データWKTD 変更後の新押鍵の第2構成音Bのタッチレスポンスデー
タWKTDは、変更後の旧押鍵の第2構成音Bのアタッ
クレベル−ATKをタッチレスポンスデータKTD−ア
タックレベルLATに変換グラフに対応して、前もって
ROM22Bに記憶されているその逆変換テーブルによ
って変換することにより得る。そして、このタッチレス
ポンスデーターKTDにもとづきエンベロープパラメー
タを演算生成する。
さらに、エンベロープステップjが書込まれるレジスタ
jRをクリヤする。
Q−12レジスタ八〇〇)l(i)Rに書込まれている
旧押鍵のチャネル番号AOCH(i)に対応する楽音発
生チャネルのレジスタLEVRから読出される旧押鍵の
i2構成音BのエンベロープレベルLEV カ、レジス
タjRに書込まれているエンベロープステップjに対応
するレジスタLBPj Rに書込まれている所定のブレ
ークポイントレベルLBPjを超えているか否かを判断
する。旧押鍵の第2構成音BのエンベロープレベルLE
Vがエンベロープステップjに対応する所定のブレーク
ポイントレベルLBPjを超えていない場合には、ステ
ップQ−14に行く。
Q−13ステップQ−12における判断において旧押鍵
の第2構成音BのエンベロープレベルLEvがエンベロ
ープステップjに対応するブレークポイントレベルLB
Pjを超えている場合には、エンベロープステップjに
′1゛′を加算して、この加算後の数を新たなエンベロ
ープステップjとしてレジスタjRに書込み、ステップ
Q−12に戻る。
Q−14ステップQ−12における判断において旧F[
Wの第2構成音BのエンベロープレベルIJVがエンベ
ロープステップjに対応する所定のブレークポイントレ
ベルL B P jを超えていない場合には、このブレ
ークポイントレベルLBPjをレジスタLBPI?に、
対応するレートRTj をレジスタRTRに設定してレ
ジスタEV−ATRに書込み、ステップQ−20に行く
Q−15ステップQ−10における判断において変更後
の旧押鍵の第2構成音Bのエンベロープレベル−LEV
が現在のエンベロープレベルLIEVを超えていない場
合には、レジスタRTRに負の値をもつ第1変更レー)
 RTSをレー)RTとして書込むとともに、アタック
終了フラグEV−ATをアタック状態を示さない“0”
に設定してレジスタEV−ATRに書込む。
Q−16レジスタjRにアク・ンクレベルLATKと等
しい所定のブレークポイントレベルLBPjに対応した
アタック部Aの最終エンベロープステップjを書込む。
Q−17レジスタWLBVRに書込まれている変更後の
旧押鍵の第2構成音BのエンベロープレベルWLEVが
、レジスタjRに書込まれているエンベロープステップ
jに対応するレジスタLBPj Rに書込まれている所
定のブレークポイントレベルLBPjを超えているか否
かを判断する。変更後の旧押鍵の第2構成音Bのエンベ
ロープレベル−LEVがエンベロープステップjに対応
する所定のブレークポイントレベルLBPjを超えてい
る場合には、ステップQ−19に行く。
Q−18ステップQ−17における判断において変更後
の旧押鍵の第2構成音Bのエンベロープレベル−LEV
がエンベロープステップjに対応する所定のブレークポ
イントレベルLBPjを超えていない場合には、エンベ
ロープステップjに1”を加算して、この加算後の数を
新たなエンベロープステップjとしてレジスタjRに書
込み、ステンブQ−17に戻る。
Q−19ステップQ−17における判断において変更後
の旧押鍵のエンベロープレベルWLEVがエンベロープ
ステップjに対応する所定のブレークポイントレベルL
BPjを超えている場合には、エンベロープステップj
より“1′”を減算して、この減算後の数を新たなエン
ベロープステップjとしてレジスタjRに書込むととも
に、レジスタLBr’Rに変更後の旧押鍵の第2構成音
Bのエンベロープレベル−LEVヲ1込ム。
Q−20レジスタiRに書込まれて、旧押鍵が割当てら
れている複数個の楽音発生チャネルのうちにおいて第何
番目の楽音発生チャネルに割当てられている旧押鍵かを
示す数iに1゛°を加算し、この加算後の数を新たな第
何番目の楽音発生チャネルに割当てられている旧押鍵か
を示す数iとしてレジスタiRに書込むとともに、処理
対象となる旧押鍵の第2構成音Bが割当てられている楽
音発生チャネルを、第何番目の楽音発生チャネルに割当
てられている旧押鍵かを示す数iに対応するレジスタ八
〇CH(i)Rに書込まれている旧押鍵のチャネル番号
AOCH(i)の楽音発生チャネルに割当る。
Q−21レジスタiRに書込まれて、旧押鍵が割当てら
れている複数個の楽音発生チャネルのうちにおいて第何
番目の楽音発生チャネルに割当てられている旧押鍵かを
示す数iがレジスタeRに書込まれている旧押鍵の総数
eを超えているか否かを判断する。第何番目の楽音発生
チャネルに割当てられている旧押鍵かを示す数iが旧押
鍵の総数eを超えていない場合にはステップQ−2に戻
るとともに1.超えている場合はルーチンを終了する。
以上の連打処理ルーチンは、旧押鍵の第2構成音Bのエ
ンベロープ波形をシミュレートし、旧押鍵の第2構成音
Bの残存発音量−OLを演算し、第2構成音Bのエンベ
ロープを残存発1iiiiWOLに対応して変更するも
のである。
したがって、要するに基本的には、第2構成音Bにもと
づいて、同一鍵の有効発音中の楽音発生チャネルを検索
することにより連打検出を行ない、エンベロープの変更
処理を行なうことにある。
なお、本第2実施例では説明が煩雑になるのを避けるた
めに第1変更レートRTSは前もって設定した値を用い
たが、エンベロープがTl後(ステップQ−8を参照)
に、次のブレークポイントしBPに到達するように演算
設定するのが望ましい。
本第2実施例によれば、変更後の旧押鍵の第2構成音B
のエンベロープレベルWLEVが現在のエンベロープレ
ベルLEVを超えていない場合には、第17図に示され
るように発音され、また変更、後の旧押鍵の第2構成音
BのエンベロープレヘルWLEVが現在のエンベロープ
レベルLEVを超えている場合には、第18図に示され
るように発音される。なお、第17図および第18図に
おける新押鍵の発音は組合された音源装置Sのうち旧押
鍵を発音した音源装置Sとは別の音源装置Sによって発
音されるものを示している。また、第18図においては
図面が繁雑になるのを避けるために新押鍵の第2構成音
Bは明示していない。さらに、第17図および第18図
それぞ2れの下部に示されている矩形波形は同一鍵に対
する旧押鍵および新押鍵の押鍵・離鍵状態を示している
また、処理を簡単にするために、ステップQ3における
判断においてダンパー状態フラグFCDS(n)が“0
゛を示してダンパーペダルが踏込み状態になく(ダンパ
ーOFF ) 、ダンプ処理が禁止されていない場合の
処理を省略しても良い。言い換えれば、ステップQ−4
〜Q−7の処理を行なわずにステップQ−20に行って
も良い。また、より正確に処理するには、ダンパーペダ
ルの状態にかかわらず残存発音lの変更処理を行なうと
良い。
すなわち、ステップQ−2からステップQ−8に行くよ
うにして、ステップQ−3からステップQ−7へは行か
ないようにすれば良い。
なお、付言すれば、発音される楽音のエンベロープ波形
は、第19図のエンベロープ波形図において示されてい
るように、第1構成音Aのエンベロープ波形と第2構成
音Bのエンベロープ波形との合成波形になる。これらエ
ンベロープ波形それぞれを対数表現で表わした第20図
から明らかなように、第2構成音Bに関して言えば、デ
イケイ部り以降のエンベロープ波形における所定時間当
りのエンベロープの変化値はほぼ同じとなり、同一鍵に
おいては第2構成音Bのデイケイ部り以降のエンベロー
プ波形は相似形状であると見做される。
本第2実施例においては、楽音発生チャネルを組に形成
して、この組の楽音発生チャネルに第1構成音Aおよび
第2構成音Bを割当てたが、第1構成音Aが割当てられ
た楽音発生チャネルは第20図から明らかなように第2
構成音Bが割当てられた楽音発生チャネルより早く解放
されるために、組を形成せずに個別に割当て処理などを
行なえば楽音発生チャネルを有効に利用できる。
なお、木筆1および第2実施例においては、受信チャネ
ル毎に異なる音色を発音させているが、音色は1音色で
あっても良い。この場合には、各音源装置SをMIDI
規格でいうオムニ・モード・オンにしておいて受信チャ
ネル情報を無視して全てのデータ(演奏制御情報)を取
込むとともに、全ての押、鍵で順次発音し、優先順位を
変更するようにするのも良い。また、所定の受信チャネ
ルのデータのみを受信し、そのデータを受信チャネルを
含まないようなデータに変換して各音源装置Sに送出す
るような変換装置を用いて、各音源装置Sでは受信チャ
ネルを含まないデータによって発音制御をするようにす
るのも良い。
次に、本第2実施例の変形例を説明する。
−変形例1− 発音される楽音の持続部分の音色変化をさらに豊かにす
るために、複数個の第2構成音Bにより持続部分を構成
する場合に、例えば第21図に示されているように強打
断時の持続部分の高調波成分が多くエンベロープの比較
的短い音の第2構成音B1と、弱打断時の持続部分の高
調波成分が少なくエンベロープの比較的長い音の第2構
成音B2とより構成される場合の変形例について説明す
る。
本変形例1においては、楽音発生回路28は第1番目か
ら第48番目までの48個の楽音発生チャネルから構成
され、第1番目から第3番目まで、第4番目から第6番
目まで、−m−、第46番目から第48番目までそれぞ
れが所望の楽音を発音する組を形成する。また、第1計
目、第4番目、−m−には第2構成音B2が、第2番目
、第5番目、−m−には第2構成音B1が、第3番目、
第6番目、−m−には第1構成音Aが割当てられて楽音
信号を生成する。
こうして、このエンベロープの比較的長い音の第2構成
音B2にもとづいて、同一鍵の有効発音中の楽音発生チ
ャネルを検索することにより連打検出を行ない、またエ
ンベロープの変更を第2構成音B1および第2構成音B
2の発音量の和にもとづいて行なう。また、連打検出ル
ーチンのステップ0−3においてループ数iに“2°゛
を加算するのに代えて“3”を加算することである。他
に基本的には前述した本第2実施例と同様である。
変形例2− 発音される楽音を前述のように第1構成音Aと、第2構
成音Bとに分けずに合成した1つの楽音として、1つの
楽音発生チャネルより発生する場合について説明する。
第19図のエンベロープ波形図において、発音される楽
音のエンベロープ波形は、第1構成音へのエンベロープ
波形と第2構成音Bのエンベロープ波形との合成波形に
なる。
本第2実施例との異なる点は、連打検出ルーチンのステ
ップ0−3においてループ数iに“2゛、を加算するの
に代えて“°1”°を加算することである。
また、連打処理ルーチンのステップQ−8において、旧
押鍵の発音されるべき第2構成音Bの発音IWOLを、
第゛19図のエンベロープ波形図に対応した変換テーブ
ル等によって発音される楽音(合成音)のエンベロープ
レベルLEVから求めた第1構成音Aのエンベロープレ
ベルと、同様に第12図のエンベロープ波形図に対応し
た変換テーブル等によって発音される楽音(合成音)の
エンベロープレベルLEVから求めた第2構成音Bのエ
ンベロープレベルに残存係数KDを乗じた値とを加算し
て得ることである。
なお、簡易な処理として旧押鍵の発音されるべき第2構
成音Bの発音IWOLを発音される楽音(合成音)のエ
ンベロープレベルLEVで代えても良い。
一変形例3 持続部分の音色変化が得られるように、また構成音数を
少なくするために、発音される楽音が前述されたような
第1構成音Aおよび第2構成音Bで構成されるのではな
くて、第1構成音Aおよび第2構成音Bにおいて初期部
分の音と持続部分の音とが異なる割合で含まれる変形例
について説明する。
第22図に示されているように発音される楽音は、タッ
チの強弱によってあまり音質が変わらなく、高調波成分
の少ない丸い惑じの弱い押鍵の初期部分を主として構成
する第1構成音A′と、強いタッチの時により多(発音
され、ピアノの場合には高調波成分を多く含んだ固い感
じの強い押鍵の持続部分を主として構成する第2構成音
B′とよりなる。ところで、前述した第12図に相当す
るタッチレスポンスデータKTDとアタックレベルLA
TKとの関係を示すタッチレスポンスデータKTO−ア
タックレ、ベルLATK変換テーブルは第23図に示さ
れるようになる。したがって、弱押断時には第2構成音
B′は発音されずに第1構成音A′に支配されることに
なる。
本第2実施例と異なる点は、連打処理ルーチンのステッ
プQ−8において、旧押鍵の発音されるべき発音量WO
Lを、第1構成音A′および第2構成音B’それぞれに
ついて変形例2と同様にして求めた発音量を加算して得
ることである。
なお、変形例2および変形例3においては構成音の比率
が代わるので音色を変更しても良い。
本第2実施例における減衰音系の楽音には、鍵盤楽器以
外の減衰音系の他の楽器、例えば同一発音体(膜、打面
等)を連打するドラム音なども含まれることはいうまで
もない。
各実施例では、音響システム(増幅器13、スピーカ1
4)は併設した音源装置s、s’の音響出力を加算し1
つの音1システムで放音しているように説明しているが
、付随的な効果として、その音ツ出力を異なる音響シス
テムで放音してスピーカを空間的に離された位置に設置
すると、押鍵するたびに発音される位置が変化して音が
空間的に飛びかうといった特殊効果を演出することもで
きる。
この場合は、優先順位データは各受信チャネル毎にすな
わち各音色毎に設けると良い。
また、各実施例では鍵盤部を有さない音源装置になって
いるが、鍵盤部を有する音源装置であっても良い。この
場合、鍵盤部で演奏された演奏情報を外部の音源装置に
送信して、外部の音源装置と内部の音源を使用して発音
数を増加させるように動作させても良い。
なお、各実施例等中に用いられている全てのレジスタは
前述されたようにマイコン22のRAM22Cに仮想的
に割当てられた領域によって設けられている。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図はそれぞれ特許請求の範囲に記
載した木筆1の発明および第2の発明の構成に対応する
ブロック図であるとともに、第2図乃至第10図は第1
の発明に対応する本発明による電子楽器システムの第1
実施例を説明するための図面であって、 第2図は全体概略図、 第3図は音源装置の概略図、 第4図は受信検出回路より供給される受信データの値を
2進表示した説明図、 第5図、第8図および第9図はそれぞれマイコンで実行
される本第1実施例のプログラムの基本ルーチン、ダン
パー処理ルーチンおよび優先順位変更ルーチンのフロー
チャート図、 第6図は本第1実施例に関するタッチレスポンスデータ
ーアタックレベル変換グラフ図、第7図は本第1実施例
の楽音のエンベロープ波形におけるADSR表現の波形
図、 第10図は本第1実施例の音源装置を3台併設した場合
に、押鍵データが受信されるたびに優先順位データが順
番に変っていく様子を示す説明図、第11図乃至第23
図は第1および第2の発明′に対応する本発明による電
子楽器シテスムの第2実施例を説明するための図面であ
って、 第11図、第13図および第14図はそれぞれマイコン
で実行される本第2実施例のプログラムの基本ルーチン
、連打検出処理ルーチンおよび連打処理ルーチンのフロ
ーチャート図、 第12図は本第2実施例に関するタッチレスポンスデー
ターアタックレベル変換グラフ図、第15図はダンパー
ペダルが踏まれた状態で同一鍵を2回連打し押鍵したま
まダンパーペダルを離した時の楽音のエンベロープ波形
図、 第16図はダンパーペダルがFJされた状態で、旧押鍵
の離鍵による減衰が終了しないうちに、同一鍵の新押鍵
が連打された時の楽音のエンベロープ波形図、 第17図および第18図はそれぞれは第11図、第13
図および第14図のフローチャートにもとづいて処理さ
れた楽音の発音のエンベロープを示す波形図、第19図
および第20図それぞれは本第2実施例に関するエンベ
ロープ波形図、 第21図は本第2実施例の変形例1に関する第1構成音
A、第2構成音B1および第2構成音B2のエンベロ、
−プ波形図、 第22図および第23図はそれぞれ本第2実施例の変形
例3における第1構成音A′および第2構成音B′のエ
ンベロープ波形、並びに第12図に対応するタッチレス
ポンスデーターアタックレベル変換グラフ図である。 11・・・鍵盤装置       12・・・旧D11
3・・・増幅器        14・・・スピーカ2
0・・・入力インターフェース 21・・・受信検出回
路22・・・マイコン       22A・・・中央
処理装置22B・・・読出し専用メモリ  22C・・
・書込み可能メモリ22D・・・カウンタ 24・・・併設状態設定スイッチ 24B・・・優先順位スイッチ 26・・・操作子群 28・・・楽音発生回路 23・・・バス 24A・・・併設総数スイッチ 25・・・スイッチ検出回路 27・・・操作子検出回路 第1A図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1個の演奏情報発生装置と、複数個の音
    源装置とを有するとともに、前記演奏情報発生装置から
    の演奏制御情報を共通に前記音源装置それぞれに入力し
    て楽音発生を行なう電子楽器システムにおいて、 前記音源装置それぞれは、 (a)これら複数個の音源装置において入力される前記
    演奏制御情報を巡回的に取込む優 先を定める個有の優先順位を記録する記録 手段、 (b)この記録手段に記録される優先順位にしたがって
    順次に入力される前記演奏制御情 報を取拾選択して取込む選択手段および (c)この選択手段により取込まれた前記演奏制御情報
    により楽音を発生させる楽音発生 手段 を具えることを特徴とする電子楽器システム。 2、少なくとも1個の演奏情報発生装置と、複数個の音
    源装置とを有するとともに、前記演奏情報発生装置から
    の演奏制御情報を共通に前記音源装置それぞれに入力し
    て楽音発生を行なう電子楽器システムにおいて、 前記音源装置それぞれは、 (a)これら複数個の音源装置において入力される前記
    演奏制御情報を巡回的に取込む優 先を定める個有の優先順位を記録する記録 段、 (b)この記録手段に記録される優先順位にしたがって
    順次に入力される前記演奏制御情 報を取拾選択して取込む選択手段、 (c)複数個の楽音発生チャネルを有するとともに、前
    記選択手段により取込まれた前記 演奏制御情報により所定の前記楽音発生チ ャネルに楽音を発生させる楽音発生手段、 (d)前記順次に入力される演奏制御情報のうちの新た
    なノートオン情報が入力された場 合に、このノートオン情報と同一のノート の楽音が先のノートオン情報により既に自 己の前記楽音発生手段における楽音発生チ ャネルに割当てられているか否かを検出す る連打検出手段、 (e)前記先のノートオン情報によって既に前記自己の
    楽音発生手段における楽音発生チ ャネルに割当てられた同一のノートによる、前記新たな
    ノートオン情報により発音され るべき時点に対応する楽音の発音量または その発音量に相当する値を検知する検知手 段および (f)この検知手段により検知された前記発音量または
    その発音量に相当する値にもとづ き残存発音量または残存発音量に相当する 値を演算して、前記連打検出手段により連 打が検出される場合に前記先のノートオン 情報による前記自己の楽音発生手段におけ る楽音発生チャネルの発音量または発音量 に相当する値を前記残存発音量または残存 発音量に相当する値に変更する変更手段 を具えることを特徴とする電子楽器システム。
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