JP2552002B2 - 電子楽器の音色設定方式 - Google Patents

電子楽器の音色設定方式

Info

Publication number
JP2552002B2
JP2552002B2 JP1249776A JP24977689A JP2552002B2 JP 2552002 B2 JP2552002 B2 JP 2552002B2 JP 1249776 A JP1249776 A JP 1249776A JP 24977689 A JP24977689 A JP 24977689A JP 2552002 B2 JP2552002 B2 JP 2552002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tone color
setting
tone
switches
color setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1249776A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03110598A (ja
Inventor
郁夫 小林
稔秀 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1249776A priority Critical patent/JP2552002B2/ja
Publication of JPH03110598A publication Critical patent/JPH03110598A/ja
Priority to US07/997,626 priority patent/US5292994A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2552002B2 publication Critical patent/JP2552002B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はより少ない操作により電子楽器の音色を設定
する方式に関する。
[従来の技術] 従来の電子ピアノまたは電子オルガンにおいて、音色
を所定のものに設定するとき下記のように実行してい
た。第1の手段は、或る音色設定を対応する一つの設定
用スイッチのオン操作によって行うことで、第2の手段
は設定用スイッチを所定の音色設定が得られるまで複数
回の操作を繰り返すことである。
第1の手段は、第5図に電子ピアノ・パネルの一部を
示すように、音色設定用スイッチと設定表示用発光ダイ
オードを組合せたことである。第5図において、1−1
〜1−8は各音色設定用スイッチ、2−1〜2−8は対
応する発光ダイオードを示す。音色としてピアノ1を設
定するときはスイッチ1−1をオン操作すれば良く、操
作が終わると対応する発光ダイオード2−1が点灯す
る。音色としてハープシコード1を設定するときはスイ
ッチ1−6をオン操作する。実際はオン操作され音色設
定スイッチに対応した出力が、図示しないトーンジェネ
レータ(音色信号発生器)に印加され、所定の音色の信
号を発生する。
第2の手段は第6図に示すように、単一の音色設定用
スイッチに複数の音色スイッチを割当てることである。
第6図において、1−9〜1−13は音色設定用スイッ
チ、2−9〜2−12は発光ダイオードを示す。第6図に
おいて、例えばスイッチ1−9を最初に押すと、発光ダ
イオード20が点灯し、「弦楽器」を設定したことを示
す。スイッチ1−9を押したとき発生するパルスの数を
計数するパルス計数器を具備し、1回押されたとき1個
のパルスを計数したことの計数器出力をトーンジェネレ
ータに印加する。続けてスイッチ1−9を押すと発光ダ
イオード2−9は消灯し、2−10が点灯して「フルー
ト」を設定したことを示す。パルス計数器は2個のパル
スを計数したことをトーンジェネレータに印加する。同
様にスイッチ1−13を最初に押したときは、ダイオード
2−9が点灯し、「ギター」を設定したことを示す。ス
イッチ1−13に対応するパルス計数器が1個パルスを計
数したとき、出力の一つはトーンジェネレータへ、他の
一つは前述のスイッチ1−9に対応するパルス計数器に
印加され、その計数器をリセットする。したがって第6
図では所定の音色が得られるまでスイッチを何回も繰り
返して操作する。パルス計数器は5個目のパルスにより
リセットされて新たに1を計数する。
なお第5図,第6図におけるスイッチの操作または操
作回数の検出、ダイオードの点灯・滅灯の指示、トーン
ジェネレータへの出力の印加は、全てマイクロプロセッ
サのソフトウェアで処理することが可能である。
[発明が解決しようとする課題] 従来の電子楽器における音色設定は少数種類の設定の
ときには、特に問題はないが、最近の楽器は極めて多数
の種類の音色設定をすることが要望されて来た。第5図
に手段では、音色を100種類設定するとき100個のスイッ
チを並べる必要があり、所要のパネル面積が極めて膨大
となり、他のスイッチ類を設ける場所が不足するように
なった。また第6図の手段によるときは12個のスイッチ
を8回切換えるような方法が取れるが、音色の設定を直
前の種類に切換えるようなとき、8回の設定を繰り返す
など実用的ではない。若し、パネル面積の都合で横並び
のスイッチ数を少なくすると切換回数が12段階のように
多くなり、益々使い難くなった。
本発明の目的は前述の欠点を改善し、複数の音色設定
スイッチについて、その操作順序に対応した複数種類の
音色を簡易に且つ早急に設定でき、なおその設定に誤り
があれば直ぐ報知がなされる方式を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理構成を示す図である。第1図に
おいて、11−1〜11−4…は音色設定用スイッチ、12は
検出手段、13は動作制御手段、14は判定手段、15はフレ
ーズ発生手段を示す。
本発明は前述の目的を達成するため、下記の構成とし
ている。即ち、 複数の音色設定用スイッチ11−1〜11−4…と、音色
設定のため操作された前記複数のスイッチの操作順序と
操作回数とを検出する検出手段12と、該検出手段12の検
出した操作回数に基づき音色設定が完了したか否かを判
定する判定手段14と、該判定手段14にて音色設定が完了
したとき前記操作したスイッチの操作順序に対応する音
色の有無をチェックし、対応する音色があればその音色
に応じたフレーズを、なければエラーフレーズを発生す
るエラーフレーズ発生手段15と、前記検出手段12・判定
手段14・フレーズ発生手段15の動作を制御する動作制御
手段13とを具備することである。
[作用] 第1図に示す音色設定用スイッチ11−1〜11−4…に
ついて、同一スイッチを繰り返し操作することを含め、
音色設定のため操作するスイッチ数を「4」のように予
め定めておく。音色設定用スイッチ11−1〜11−4につ
いて例えばA,B,C,Dと符号付けをしたとき、BABAの順序
で操作すればそれを動作制御手段13により制御された検
出手段12により検出する。これが例えば「オーボエ」の
音色を指定することであれば、デコードした信号を動作
制御手段13の制御により判定手段14に印加する。
判定手段14において音色の設定が完了したと判定した
とき、その旨の信号をフレーズ発生手段15に知らせる。
フレーズ発生手段15においては操作したスイッチの操作
順序に対応する音色の有無をチェックし、対応する音色
があれば前記の場合「オーボエ」の音色に応じたフレー
ズを発生する。前記対応する音色がなければエラーフレ
ーズを発生する。
第1図において音色設定用スイッチが例えば4個あっ
て、操作数が4であれば、設定の種類総数は4×4×4
×4=256となる。
[実施例] 第1図における検出回路12の処理は動作制御装置13が
具備するソフトウェアによって、全て実行することが出
来る。第2図は本発明の実施例として、全体のフローチ
ャートを示す。第3図は第2図中ステップの処理につ
いての詳細なフローチャート、即ち「パッドスイッチが
押された場合の処理」を示す。第4図は第2図中ステッ
プの中で音色設定に関係しないキャンセル処理につい
ての詳細なフローチャート、即ち「鍵盤が押された場合
の処理」を示す。
第2図のフローチャートにおいて、ステップ13からス
テップ24までは高速で繰り返し回っている。そして第1
のパッドスイッチを押してから、次のパッドスイッチを
押すまでに、フローチャートの前記メインループは何回
も回っているから、「パッドスイッチ」カウンタと「過
去4回のパッドスイッチの情報」を格納するレジスタと
を準備しておき、前者でパッドスイッチを操作した回数
を計数し、後者でどのスイッチを操作したかの情報を更
新・格納する。このとき操作したパッドスイッチを識別
するため、例えばパッドAは「0」、パッドBは
「1」、パッドCは「2」、パッドDは「3」のように
番号数字を与えておき、情報を格納するレジスタは8ビ
ット幅とする。そのため第3図に示すように以前に操作
したパッドについてのレジスタにおいての古い情報は、
新規な操作がされるとオーバフローのため消え去るか
ら、4回分の新しい情報のみが更新格納される。またパ
ッドを4回操作すると「パッドスイッチ」カウンタの増
加処理により「4」を指示するため、そのとき所望の音
色設定ができると判断する。したがって新規な「過去4
回のパッドスイッチ情報」を音色設定番号として音色信
号発生器に設定し、「パッドスイッチ」カウンタの値を
「0」とする。このとき設定された音色番号が、予め定
めておいた音色リストに載っていると、音色に合致した
自己紹介のフレーズが流され、また拍手が鳴るように処
理する。若し、音色リストに載ってない音色を決定した
とき、または途中で設定をキャンセルするときは、エラ
ーフレーズ(またはブーイング)が鳴るように処理す
る。
上述の第2図・第3図の動作を行うためには、第1図
に示す検出回路12と音色信号発生回路13にそれぞれ所定
の発生回路を具備すれば良い。即ち、第7図に示す実施
例のように「検出回路12には音色の設定処理完了を示す
信号の発生回路12−1を、音色信号発生回路13にはフレ
ーズの発生回路13−1を、それぞれ具備し、前者の発生
回路12−1の出力は後者の発生回路13−1に直接印加す
る構成とする。ここで「フレーズ」とは楽句の意味で2
〜4小節ぐらいの曲の一部をいう。」 第4図に示すように、音色設定中に鍵盤が押される
と、「パッドスイッチカウンタ」が0以外の値を示して
いる事のため、それは音色選択をキャンセルしたことと
なり、エラーフレーズが鳴る。
更に前述のように、パッドスイッチ4個準備している
とき、256種類の設定が可能となるから、音色設定とす
ることに余りが生じたときは、何種類かをリズム設定の
ため使用することが出来る。リズム設定を行った時は自
己紹介のフレーズとして、設定されたリズムのエンディ
ング・パターンを流すと良い。
[発明の効果] このようにして本発明によると、比較的少数のスイッ
チを使用するのみで、多数種類の音色設定を素早く行う
ことが可能となり、電子楽器のパネル面を有効利用する
ことも出来る。また少数回の操作で設定することが出
来、正常な設定がなされたことを短いフレーズ演奏によ
り確認できるため、容易に且つ早急に操作ができる。即
ち、類似した音色に対し、対応するフレーズを別種類の
ものとすれば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成を示す図、 第2図は本発明の実施例として、動作制御装置が動作す
るときの全体フローチャート、 第3図・第4図は第2図の部分フローチャート、 第5図・第6図は従来の電子ピアノ・パネルの一部を示
す図、 第7図は本発明の実施例の回路構成を示す図である。 11−1〜11−4……音色設定用スイッチ 12……検出回路 13……動作制御装置 14……音色信号発生器 15……音響システム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の音色設定用スイッチと、 音色設定のため操作された前記複数のスイッチの操作順
    序と操作回数とを検出する検出手段と、 該検出手段の検出した操作回数に基づき音色設定が完了
    したか否かを判定する判定手段と、 該判定手段にて音色設定が完了したと判定したとき前記
    操作したスイッチの操作順序に対応する音色の有無をチ
    ェックし、対応する音色があればその音色に応じたフレ
    ーズを、なければエラーフレーズを発生するフレーズ発
    生手段と、 前記検出手段・判定手段・フレーズ発生手段の動作を制
    御する動作制御手段と、 を具備すること を特徴とする電子楽器の音色設定方式。
JP1249776A 1989-09-26 1989-09-26 電子楽器の音色設定方式 Expired - Lifetime JP2552002B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1249776A JP2552002B2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 電子楽器の音色設定方式
US07/997,626 US5292994A (en) 1989-09-26 1992-12-28 Tone setting system for electronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1249776A JP2552002B2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 電子楽器の音色設定方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03110598A JPH03110598A (ja) 1991-05-10
JP2552002B2 true JP2552002B2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=17198057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1249776A Expired - Lifetime JP2552002B2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 電子楽器の音色設定方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2552002B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001238996A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Samii Kk スロットマシン
JP4582801B2 (ja) * 2006-03-13 2010-11-17 サミー株式会社 スロットマシン

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51138477A (en) * 1975-05-26 1976-11-30 Citizen Watch Co Ltd Electronic watch
JPS5924434A (ja) * 1982-07-30 1984-02-08 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録体
JPS59189391A (ja) * 1983-04-13 1984-10-26 カシオ計算機株式会社 自動演奏装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03110598A (ja) 1991-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7521567B2 (ja) 電子楽器、電子楽器の発音方法、及びプログラム
US4294155A (en) Electronic musical instrument
JP2552002B2 (ja) 電子楽器の音色設定方式
JP2629891B2 (ja) 楽音信号発生装置
JPH05188956A (ja) 自動演奏機能付電子楽器
JP2587737B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH0769698B2 (ja) 自動伴奏装置
JP2958487B2 (ja) クリツク音による設定状態告知機能を備えた電子楽器
JP3620366B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JPH0313994A (ja) 電子楽器
JP2513014B2 (ja) 電子楽器の自動演奏装置
JP3120487B2 (ja) 自動伴奏機能付電子楽器
JP2526032Y2 (ja) 電子楽器
JP3345453B2 (ja) 自動演奏装置
JPS62135894A (ja) 自動伴奏装置
JP3099388B2 (ja) 自動伴奏装置
JP2636393B2 (ja) 自動演奏装置
JP3082294B2 (ja) 伴奏音信号形成装置
JP2518340B2 (ja) 自動演奏装置
JP2972364B2 (ja) 音楽的情報処理装置及び音楽的情報処理方法
JPH0515279B2 (ja)
JPS63264795A (ja) 自動リズム演奏装置
JP2510085Y2 (ja) 電子楽器
JPH0535268A (ja) 自動演奏装置
JP2621371B2 (ja) 自動演奏装置