JPH02501829A - インターロイキン‐1の活性を抑制する方法 - Google Patents

インターロイキン‐1の活性を抑制する方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インターロイキン−1の活性を抑制する方法本発明はヒトおよび哺乳動物におけ るインターロイキン−1の抑制に関する。更に詳しく言えば、本発明はある種の 疾患および炎症状態を阻止あるいは緩和するためにインターロイキン−1の活性 を抑制する方法を提供する。
背景に関する論議 インターロイキン−1は大食細胞によって哺乳動物体内につくり出される生物学 的物質である。この物質は、多種多様の細胞および組織に容器内および生体内の 両方で影響を及ぼすことが確かめられた。インターロイキン−1(IL−1)は 多種多様の炎症状態および諸疾患における重要な、かつ決定的でもある媒介物質 であることが研究により実証された。これら諸症状の多くを抑制、軽減および緩 和する点でIL−1の抑制は明らかに有利である。
IL−1活性の検出およびその抑制は、多形核ニューロフィルの行動の容器内分 析により比較的容易に実証できる。IL−1に帰因する他の作用には白血球粘着 の増進およびニューロフィル化学走性の抑制があり、両方とも直接病気および炎 症症候群の一因となる。
しかも、IL−1活性を抑制することは明らかに望ましいことであり、そして容 器内実験でその抑制を容易に検出できるにも拘らず、現在まで生体内投与に容認 できるI L−1抑制剤は知られていない。
発明の要約 本発明の一つの目的は先行技術の上記要望を満足させることにある。
本発明のもう一つの目的はIL−1活性の抑制法を提供することにある。
本発明の更にもう一つの目的は、IL−1により起こる、あるいはIL−1によ り媒介される諸症状の緩和に順調に使用できる一群の化合物を確認することにあ る。
これらの目的ならびに以下の説明から明らかにされる他の目的は一群の化合物に より達成される。これらの化合物にはペントキシフィリンおよび関連化合物が包 含され、このものが低濃度においても既知のIL−1活性の顕著な抑制を示すこ とは前記の証明容易な容器内試験で実証される通りである。
本発明に係るIL−1抑制剤は一般式■:[式中、RおよびR3の少なくとも一 つは、(イ)式:H 素原子を有するアルキル基を表わし、nは2から5の整数を表わす)を有する第 3級アルコール官能基をもつ分枝ヒドロキシアルキル基で、任意に存在しつる他 のR1またはR3基は水素原子または6炭素原子までを有する脂肪族炭化水素基 R5を表わし、そしてこの炭素鎖は2個までの酸素原子により中断されることが あり、あるいはヒドロキシまたはオキソ基で置換されることもあり、あるいは( o) R又はR3の少なくとも一つは式:キルであり、p=2,3または4であ る)で表わされるオキソアリル基で、他のRまたはR3は前に定義した通りであ り、そしてR2は1から4炭素原子を有するアルキル基を表わす]を有する化合 物である。
前記一般式に包含され、効果的なIL−1抑制剤として確立された適例は公知の 市販医薬品ペントキシフィリンである。この化合物はある時期に医薬品(197 1年に臨床試行)として使用されたことがあるが、IL−1抑制剤として有効で あると報告されたことはない。このものは白血球の配向移動を増進することが実 証された。
R’=Raに対するそれぞれの基の種類により確定されす る他の関連化合物は後に示す。
IL−1はこのような多種多様の哺乳動物の健康状態とかかわりをもっているの で、本発明は同様に広い適用範囲をもつことになる。IL−1の抑制により治療 あるいは緩和できる症状は次の通りである:敗血症、敗血症性ショック、内毒素 性ショック、グラム陰性敗血症、毒素ショック症候群、成人呼吸器病、感染によ る発熱および筋肉痛(即ち、インフルエンザ)、悪性感染に二次的な悪液質、エ イズに二次的な悪液質、リウマチ性関節炎、痛風性関節炎、骨粗穀症、ケロイド 形成、廠痕形成、食欲減退、限局性回腸炎(クローン病)、潰瘍性大腸炎、中枢 神経系出血による発熱、糸球体腎炎、多発性硬化症、クロイツフエルドーヤコブ 病、透析に対する逆反応など。
病状の特定原因に関しては、もつと一般的な用語「外傷」を用いることがある。
用語「外傷」は広くは異物による細胞攻撃および細胞の物理的傷害を指す。異物 には微生物、微粒子体、化学薬剤などが含まれる。物理的傷害には機械的傷害、 例えば擦過傷、裂傷、挫傷、切傷など、過度の熱あるいは寒冷から生ずる熱的傷 害、電気的傷害、例えば電源との接触により起こる傷害、および、例えば赤外線 、紫外線あるいはイオン化放射線に長時間広汎に暴露されることにより起こる放 射線傷害が包含される。
微生物は杆菌、真菌および酵母、ウィルス、寄生虫などからなる。代表的杆菌に は次のものがある:a、 Actinomyces種; b、 Bxcte+oidts種; c、 Cu7nebacjerium種;d、Enterobmcteriac ex;e、Enterococcus; f 、 Haemophilull ;g、 M:crocotcvs種; h、Nelssers種; i、Hiph71ococcus xureut;j、5Hepjococcu @pneumoniae;1、 Clostridium種; m、5Htptococcus Bxlactise;n、Bxcillus種 ; o、H9in目1101!Me; p、 Moraxella種; q、 M7cobmcletia種; r、 Ptelodomouts tcτBino&m;S、Vibrio種; および t、 u7cop+asma。
代表的な真菌および酵母は次の通りである:a、 Microspu+um; b、 Bll$1Off17Ce$; c、 Hisloplisma; d、Aspe+gillus; e、Cryplococcus; f、 CandidB g、 Coccidioides;およびり、 Candida albica ns。
代表的なウィルスには次のものがある:a、 Rh1noyirus; b、Pariinlluenxa; c、Enlerovi+us; d、1nfluenxB e、 Chlam7diae; f、 Sm1llpox および yaccinia;g、Hcrpes si mplex; h、 Melsles; t、 Rubella; j、 A+bovi+us (Wesletn、 EasternおよびVen ezuelan equine encephalilis、およびCa1if ornia encephalHis);に、 Rubies; 1、 Co1orado tick 1ever;m、 Yellow 1ev er; n、Dcng口e; o、 Virus B (HB Ax);およびp、Virus A (BAV ) 。
代表的な寄生虫には次のものがある; a、 Tr7panotomi cruzi;b、Entamoebm his lo17jica;c、 Leishmanii brasiliensis; d、 Leisbmanix +ropici;e、 Leishminia  donovani;f、 Toxiplasmx gondii;g、 Plx smodium fxlcipraum;h、 T+7panosoma rh odesiense;i、 Lia loa; j、 T+ichomongs hominis;に、Schislosoma  jxponicum;1、Schisjosoma mxnsoni;および m、 Fgsciola hepNica。
微粒子体にはシリカ、アスベスト、尿酸−ナトリウム、綿繊維、石炭粉、ベリリ ウムなどが包含される。
゛ 化学薬剤には重金属、例えば鉛、クロム、水銀、ヒ素など、有機溶媒、例え ばトリクロロエチレンなど、除草剤、例えばトリクロロフェノキシ酢酸など、お よび有害生物防除剤、例えばマイレックスなどが包含される。更に、IL−1の 抑制は保存血および血液製剤の食細胞活性を高めるであろう。
特に適当な具体例の記述 I L−1活性の抑制は式■: の化合物を処置すべき宿主あるいは患者に投与することにより達成できる。これ ら化合物の中に市販のペントキシフィリンが含まれることは前記の通りである。
一般式Iに包含される大多数のものは、IL−1抑制活性を明らかに示すことが 確認された。これら化合物のうちR置換基によって構造が確定するものを以下に 示す。
3 0M3−C−(CF!2) 4−−CH3−CH2−CH2−0−CH3H 3 4−CH2−0−(CH2) 2−0−CH。
5 −R 9−CH2−0M3−CH2−0−CH2−CH3II CH2−0−CH2− CH3 IL−1を加えた多形核ニューロフィル(PMN)のインキュベーション中に導 入するか、あるいはリポ多糖で刺激した単核白血球調整借地中でインキュベーシ ョンしたとき、本発明に係る化合物は、比較的低濃度においても(数マイクログ ラム/ mlの10分の1) 、PMN付着を減少させた。
同様にして、本発明に係る化合物の存在はPMNの配向移動を促進した(この移 動はI L−1の存在により抑制される)。言うまでもなく、これら化合物によ り明らかに示されたIL−1抑制は、前記の明確にされた領域および他の症状に おける臨床効果について可能性を期待させるものである。適量は症状ならびに個 人の状態により変化するであろう。
化合物の製造 前記の通り本発明に包含される化合物の中にペントキシフィリン(トレンタール )がある。他の化合物は米国特許第3.737.433号およびベルギー特許第 831.051号明細書(この場合R1/R3はオキソアリルである)の開示に 従って製造できる。R1/R3の少な(とも一つが第3級アルコールである場合 については、1985年7月8日のドイツ優先権を主張する国際特許願PCT− EP−86−00401,1986年7月8日を引用せねばならないだろう。こ の特許願は、本発明に包含されるキサンチン類に対する合成経路の種々な具体例 をその発明として扱っている。
一つの具体例の一例は、 (式中、R3は4炭素原子までを有するアルキルを表わす)で表わされる3−ア ルキルキサンチンを、式■:H なるべくは塩素、臭素、またはヨウ素、あるいはスルホン酸エステル基あるいは リン酸エステル基を表わし、R4およびnは上記の意味をもつ)のアルキル化剤 と反応させることにより、R3の位置に第3級ヒドロキシアルキル基をモしてR 1の位置に水素をもつ式Ib=で表わされる化合物を得、そして at) この化合物を式■の同しか異なるアルキル化剤でアルキル化することに より、R1およびR3の位置に二つの同一のあるいは異なる第3級ヒドロキシア ルキル基を有する式Ic: の本発明に準じる化合物を得、あるいはa )この化合物を式R5−X (IV ) (式中、Xは式■で示した意味をもち、R5は前記の意味をもつ)の化合物 によって式Id: の化合物に変換することからなる。すべての場合、塩基性媒質の存在下で操作す るか、あるいはキサンチン類を塩の形で使用するのがよい。
具体例の他の形式b)は式V: で表わされる1、3−ジアルキル化キサンチンを、なるべくは塩基性媒質の存在 下であるいはこれら塩の形で式■の化合物との一段階反応によりその7位で置換 を行なって式Idの化合物を得ることからなる。
具体例のもう一つの形式C)は、最初に式■の3−アルキルキサンチンを、同様 になるべくは塩基性媒質の存在下であるいはその塩の形で、式R15−X (r Va)(式中、R15はR5に対して記述した意味をもち、あるいはベンジルま たはジフェニルメチルを表わす)の化合物と反応させることにより式■: で表わされる3、7−ジ置換キサンチンを形成せしめ、そして次にこれら化合物 を、この場合もまたなるべくは塩基性媒質存在下で、あるいはこれらの塩の形で 式■の化合物によりその1位で置換を行なわせて式■e:の化合物を得、式Ie 中のR15がベンジルまたはジフェニルメチル基を表わすか、またはアルコキシ メチルまたはアルコキシアルコキシメチル基を表わす場合には、式Ieの化合物 を還元または加水分解条件下で式If:の本発明に係る化合物に変換し、次に後 者の化合物を再び必要に応じて式■または■の化合物と反応させることにより式 IcあるいはIeで表わされる本発明化合物を得ることからなる。
具体例のもう一つの形式d)は、本発明に係る式IdまたはIe(式中、Rまた はR15はオ゛キソアルキル基を表わす)の化合物を、ケト基に対する通常の還 元剤で還元して本発明に係る対応するヒドロキシアルキル化キサンチンを得るこ とからなる。
出発原料として用いられる式■またはVの3−アルキル−あるいは1.3−ジア ルキルキサンチンならびに式■、■、およびIVaの「アルキル化剤」は大抵は 公知であり、あるいは文献に開示された方法によって容易につくることができる 。従って、例えば式■の第3級アルコールは、式: Ha I (CH2) n COCHa(■a)を有する立体障害のないハロケトンを、いわゆるカルボニル 基の還元的アルキル化による合成反応で、とりわけマグネシウム、亜鉛、または リチウムのアルキル金属化合物R’−M、例えばハロゲン化アルキルマグネシウ ムR’ −MgHal (グリニヤール化合物)あるいはアルキルリチウム化合 物R’−LiO形の化合物と通常の条件下で反応させることにより有機金属合成 によって得られる[例えば、Houben−We71. Vl/ 1 a巻、2 部(1980)、928〜40頁、とりわけ1021fl。
および1104〜1112頁参照]。同様にして、式HaI−(CH) −Co −R’を有するハロケトンn とハロゲン化メチルマグネシウムあるいは同様にメチルリチウムとの反応によっ ても目標の生成物が得られる。
式■aおよび■bに相当するヒドロキシケトンも、常法によりアルキル金属化合 物と直接反応させるか、あるいは、例えば5.6−シヒドロー4H−ビランとの アセタール形成によってヒドロキシ基を一時的に封鎖して反応させることにより 円滑にジオールに変換できる[例えば、Houben−We21. Vl/ 1  a巻、2部(1980)、1113〜1124頁参照]。このジオールからス ルホニルまたはリン酸ハロゲン化物あるいは無水物で、好ましくは塩基性媒質存 在下に末端第1級ヒドロキシル基を選択的にエステル化することにより式■の化 合物が形成される。
式■の第3級アルコール誘導体を合成するための他の可能な方法は、ω−クロロ −1−ブロモアルカリ土類金属化によってω−クロロアルキル金属化合物を得[ Honben−We71. XI/ 2 a巻(1973)、102および31 9頁]、その後ケトンR−Co−CH3との反応を、中間体として生成するアル カル−トからの副生成物の形成(金属塩の脱離により閉環する傾向があるので) が適当な温度調節により最小となるように行なうか、あるいは出発原料としてω −ハロー1−アルカノールを使用して、これを常法によりなるべ(はテトラヒド ロピラニル−(2)エーテルの形で、あるいは望むアルキル金属化合物を用いて ヒドロキシ基のアルカル−ト生成[MO(CH2) n Ha/]後に金属化し [例えば、Bouben−Weyl、 XI/ 2 a巻(1973)113頁 コ、次に後者をケトンR−Co−CH3と反応させて上記バラゲラフチ述べたジ オールを得[Houben−Weyl、 VI/ l a巻。
2部(1980)、1029頁]、その後第1級ヒドロキシ基を適当なスルホン 酸あるいはリン酸誘導体で選択的にエステル化することからなる。
R4がメチル基を表わす式■の化合物を得る一つの便利な方法は、ω−ハロアル カン酸アルキルエステル[Ha l(CH2) n−C0O−アルキル]と2当 量のメチル金属化合物との反応により得られる。前記エステルはケトンを経て反 応して2個のメチル基の導入により第3級アルコールを生ずる[)Iouben −We71. Vl/ 1 a巻。
2部(1980)、1171〜1174頁]。同様にして、ω−ヒドロキシカル ボン酸エステルから、そのヒドロキシ基を、例えばテトラヒドロピラニル−(2 )エーテルかメトキシメチルエーテルの形で保護して、あるいは保護せずに、あ るいは環状エステルとしてラクトンの形としてジオールに変換し[例えば、Bo uben−We71. Vl/1a巻、2部(1980)、1174〜1179 頁]、次にこのジオールからスルホン酸またはリン酸ハロゲン化物または無水物 でその第1級ヒドロキシル基を選択的にエステル化することにより式■の活性ア ルキル化剤を得ることができる。
従って、前記方法により製造できる式■の適当な化合物は[(ω−1)−ヒドロ キシ−(ω−1)−メチルコブチル、−ペンチル、−ヘキシル、および−ヘプチ ル、[(ω−2)−ヒドロキシ=(ω−2)−メチル]ペンチル、−ヘキシル、 −へブチル、および−オクチル、および[(ω−3)−ヒドロキシ−(ω−3) −メチル]ヘキシル、−ヘプチル、−オクチル、および−ノニルクロリド、プロ ミド、ヨーシト、スルホネート、およびホスフェートである。
キサンチン骨格の1位または7位にR5を導入、また7位にR15を導入するた めに適した式R5−X (rV)またはR15−X(IVa)の化合物のうち、 アルコキシメチルおよびアルコキシアルコキシメチル誘導体が特別な位置を占め る。それはこれらのハロゲン化合物は実際に反応体として順調に使用できるが、 少なくとも大規模な使用の場合には毒性の問題を生じうるからである。この理由 のため、特別な場合として相当するスルホネートを用いるのがよく、そしてスル ホネートは、例えば脂肪族カルボン酸および脂肪族または芳香族スルホン酸の混 合無水物[M、 H9Kxrge+等、J、Org、Chem、36 (197 1) 。
528〜531頁]を、ホルムアルデヒドジアルキルアセタールあるいはジアル コキシアルキルアセタールと円滑なかつ殆ど定量的な反応で反応させることによ り[M。
R,Kxrger等、J、Ame+、Chem、Soc、 91 (1969)  、566315665頁]容易に入手できる。
この反応式中、R7は脂肪族基、例えばメチル、エチル、またはトリフルオロメ チル、あるいは芳香族基、例えばフェニル、4−トリル、または4−ブロモフェ ニルを表わすが、なるべくはメチルまたは4−トリルがよく、RはRまたはR1 5の定義の中に包含されるアルキルまたはアルコキシアルキル基を表わす。
この反応は溶媒を用いずに、あるいは反応体に対して不活性な無水非プロトン溶 媒中、−20°から+40℃、なるべくは0°から20℃の温度で行なわれる。
加水分解に対して敏感で熱に不安定な高度に反応性に富むスルホネートの中間的 な単離は必要でない。これらは粗製生成物のまま、キサンチンの窒素上の置換反 応に直ちに使用するのがよく、通常の塩基性縮合剤の添加は不必要である。
モノ−またはジ置換キサンチン誘導体Ib、If、n、vlおよび■と式■また は■またはIVaで表わされるアルキル化剤との反応は、反応体に対して不活性 な分散剤あるいは溶媒中で行なうのが普通である。実際の代表例は、とりわけ双 極性、非プロトン性溶媒、例えばホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチ ルアセトアミド、N−メチルピロリドン、テトラメチル尿素、ヘキサメチルーリ ン酸トリアミド、ジメチルスルホキシド、アセトン、またはブタノンであるが、 しかしアルコール類、例えばメタノール、エチレングリコール、およびこれらの モノ−またはジアルキルエーテル(1から4炭素原子を有するアルキル基とのエ ーテルで、両者を合わせて最大5炭素原子を有する)、エタノール、プロパツー ル、イソプロパツール、および各種ブタノール類;炭化水素、例えばベンゼン、 トルエン、またはキシレン類、ハロゲン化炭化水素、例えばジクロロメタンまた はクロロホルム、ピリジン、および記載の溶媒類の混合物あるいはこれらの水と の混合物も使用できる。
「アルキル化反応」は塩基性縮合剤存在下で行なうのが適している。この縮合剤 として適した材料の例は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物、炭酸 塩、水素化物、アルコレート、および有機塩基、例えばトリアルキルアミン(例 えば、トリエチルまたはトリブチルアミン)、第4級アンモニウムまたはホスホ ニウム水酸化物、および任意に置換された固定アンモニウムまたはホスホニウム 塩を有する架橋樹脂である。モノ−およびジ置換キサンチン誘導体はまた前記無 機縮合剤存在下、あるいはそれらのアルカリ金属またはアルカリ土類塩の形で、 いわゆる相間移動触媒、例えば第3級アミン、第4級アンモニウム、またはホス ホニウム塩あるいはクラウンエーテルの助けをかりて、なるべくは相間移動触媒 作用の条件下で2相系でアルキル化することもできる。
一般に市販品として入手できる適当な相間移動触媒には、テトラ(C,〜C4) アルキル−およびメチルトリメチルアンモニウムおよび−ホスホニウム塩、メチ ル−、ミリスチル−、フェニル−1およびベンジルトリ(01〜C4)アルキル −およびセチルトリメチルアンモニウムならびに(01〜Cl2)アルキル−お よびベンジルトリフェニルホスホニウム塩があり、より大きくより対称的な構造 をした陽イオンをもつ化合物が一般に一層効果的であることが分かつている。
前記手順による基Ia、R、およびR15の導入は、一般に0℃から用いた個々 の反応媒質の沸点まで、なるべくは20°から130℃の反応温度で、任意に圧 力を高めるか低下させるかして行なわれ、反応時間は1時間未満あるいは数時間 まで達することがある。
式Icを有する本発明化合物をつくる3−アルキルキサンチン■の反応は2個の 第3級ヒドロキシアルキル基の導入を必要とする。同一のあるいは異なる置換基 を順次キサンチン骨格に結合させることができるが、あるいは2個の同一ヒドロ キシアルキル基を単一容器反応で中間体を単離せずに結合させることもできる。
式Ieの化合物からベンジルおよびジフェニルメチル基を還元開裂して7位に水 素原子をもつキサンチンをつくる反応は、アルカロイドおよびペプチド合成にお ける保護基技術構成で特に開発された標準条件下で行なわれるので、広く知られ ている反応とみられる。特に液体アンモニア中でナトリウムを用いるベンジル化 合物の化学的還元[Houben−Weyl、 XI/ 1巻(1957)、9 74〜975頁]のほかに、貴金属触媒を使用する接触水素化分解による二つの 前記アルキル基の除去もとりわけ実用的である[Houben−Weyl、 X I/ 1巻(1957)、968〜971頁およびTV/Ic巻、I部(198 0)、400〜404頁]。この反応には反応媒質として低級アルコール(任意 にギ酸またはアンモニアを添加)、あるいは非プロトン溶媒、例えばジメチルホ ルムアミドあるいは特に氷酢酸が普通使用されるが、これらと水との混合物も使 用できる。特に適当な水素化触媒はパラジウム黒および活性炭あるいは硫酸バリ ウム上パラジウムであるが、これに対し他の貴金属、例えば白金、ロジウム、お よびルテニウムは、競争的環水素化のためしばしば副反応を起こすので条件付き でのみ使用できる。水素化分解は20℃から100℃の温度において大気圧で行 なうのがよく、あるいは約10バールまでの幾分過剰の圧力が好ましく、一般に 数分から数時間の反応時間が必要である。
R15の位置にアルコキシメチルまたはアルコキシアルコキシメチル基を有する 式Ieの1.3.7−)り置換キサンチンはO,N−アセタールに相当する。従 って、7位の置換基は通常の酸加水分解条件下で切り離すことができ[Houb en−Weyl、 Vl/ I b巻(1984) 、741〜745頁参照コ 、式Ifの7H化合物が同様に形成される。加水分解で除去できる特に適当な基 の例はメトキシ、エトキシおよびプロポキシメチル基ならびにメトキシエトキシ −およびエトキシエトキシメチル基である。
反応は希鉱酸、例えば塩酸または硫酸中で加熱することにより、また任意に溶解 促進剤として氷酢酸、ジオキサン、テトラヒドロフラン、あるいは低級アルコー ルを添加して行なうのが有利である。また触媒量の鉱酸と組合わせた過塩素酸あ るいは有機酸、例えばトリフルオロ酢酸、ギ酸、および酢酸も有用である。特に アルコキシアルコキシメチル化合物は、無水媒質中、なるべくはジクロロメタン かクロロホルム中臭化亜鉛および四塩化チタンといったルイス酸を用いることに よっても開裂させることができる。この場合、中間体として生成する7−ブロモ メチルまたは7−ブロモ亜鉛誘導体は水性条件で処理する間に自然に加水分解さ れる。鉱酸溶液中での開裂の際の反応温度は、1位の第3級ヒドロキシアルキル 基の有意な脱水を起こさないように選ばねばならず、従って原則として100℃ 以下とすべきである。
R5またはR15の位置にオキソアルキル基をもつ式IdおよびIeのキサンチ ンを対応するヒドロキシアルキル化合物に還元する反応は、実際に原理上卑金属 を用いるか接触水素化によるかのいずれでも行ないうるが、選び抜かれた方法は 、単純金属水素化物(MHn)、複合金属水素化物(M’ [M2Hn] )  、あるいは有機金属水素化物を用い非常に温和な条件下で高収量で起こる反応か らなる[Houben−Weyl、 rv、’ I d巻(1981)。
267〜282頁およびVI/Ib巻(1984)、141〜155頁コ。ケト ンの還元に使用できる多数の複合金属水素化物のうち、最も頻繁に使用される試 薬として、例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素リチウム、そして 特に水素化ホウ素ナトリウムが挙げられる。
後者は反応性が低いので取り扱い易く、中でもアルコール性、アルコール水性、 および純水性の溶液または懸濁液中で処理できる点がよい。更にまた慣用的不活 性溶媒、例えばエーテル類(例えば、ジエチルエーテル、デトラヒドロフラン、 1.2−ジメトキシエタン)、炭化水素およびピリジン、ニトリル類、例えばア セトニトリルも反応媒質として使用できる。水素化は0℃から特定の溶媒の沸点 までの温度、なるべくは室温で行なうのが適当であり、一般に迅速に起こり数分 から数時間以内に終る。
式Iの第3級ヒドロキシアルキルキサンチンはまたe)式■: [RおよびR10の位置に式 %式% −(CH2) n−Co−R’ (IXb)の二つの同一の基あるいは異なる基 を含むか、または式IXaまたはIXbの唯一っの置換基および水素を含むが、 または基R5またはRを含むコを有する置換キサンチンを(C,=C3)アルキ ル−あるいはメチル金属化合物と反応させることによりカルボニル基の還元的「 アルキル化」を行なって式IbおよびIfで表わされる本発明キサンチン類を得 るか、あるいは f) 式−(CH2) n−Had (X)CHalは塩素または臭素を表わす のがよい)を有する二つの同−基または異なる基を有するか、あるいはこのよう な基唯−つと水素を、あるいは他の位置に置換基RまたはR15を有する式■の キサンチンを末端位置で金属化し、次にこれらを式R−Co−CH3(XI)の ケトンと反応させてカルボニル基の還元的アルキル化を行なうことにより本発明 に係る式1bからIfのキサンチンを得るか、あるいは g) Rおよび(または)R10の位置に基−(CH) −〇〇〇−(C,=C 4)アルキルn (xi)を有し、任意に他の位置に水素または基R5またはR15を有する式■ のキサンチンを、アルコキシカルボニル基1個当り2当量のメチル金属化合物を 用いて式IbからIf(式中、R4はメチルを表わす)のキサンチンに変換する か、あるいは h) RおよびR10の位置に式: %式%() を有する二つの同一の基または異なる基をもつか、またはこのような基一つと水 素または基RまたはR15をもつ式■のキサンチン(基X■はC=C二重結合を 分枝した炭素原子上に位置異性配列で、例えば−C=CH2としても含みうる) を、Mxrkownikol+則に従う酸触媒水和により本発明に係る式Ibか らIfのキサンチンに変換し、次に必要に応じ、方法e)からh)により得た本 発明に係る式1b’ およびIfの第3級ヒドロキシアルキルキサンチン(1位 または7位に水素原子をもつ)を、任意に塩基性媒質の存在下あるいはこれらの 塩の形で、式■または■またはIVaのアルキル化剤との反応により式Icまた はIdまたはIe(上記式中、R2、R4、R5,R15、およびnは前記の意 味をもつ)の三置換化合物に変換することによっても製造できる。
この製造に出発原料として必要とされる3〜アルキル化モノ−またはジオキソア ルキル(■a)、−(ω−ハロアルキル)(■b)、−(ω−アルコキシカルボ ニルアルキル)−(■C)、およびアルケニルキサンチン(■d)は既知化合物 のこともあるし、あるいは例えば3−アルキル−キサンチン■およびスルホニル オキシ−あるいはハロケトン■aおよび■b、ω−ハロアルキルスルホネート、 あるいは1.ω−ジハロアルカン[例えば、 V、B、Kalcheva等、J oornal Iu+ prakLchemie327(1985)165〜1 68頁参照コ、式xmに相当するω−スルホニルオキシ−あるいはω−ハロカル ボン酸アルキルエステルあるいはスルホニルオキシあるいはハロアルケンから、 式■および■の化合物によるモノ−およびジ置換キサンチン類のアルキル化に対 して前に詳細に記述した反応条件下で容易に製造できる。R9およびR10基を 官能基化したキサンチン■aおよび■Cの有機金属反応において、その手順はア ルキル化剤として用いた式■の第3級アルコールの製造に対して記述したものと 原理上同じである。このようにして、ケトン■aおよびエステル■Cの還元的ア ルキル化は、例えばアルキルカリウム、−ナトリウム、−リチウム、−マグネシ ウム、−亜鉛、−カドミウム、−アルミニウム、および−スズ化合物を用いて行 ないつる。最近推奨されたアルキルチタンおよび−ジルコニウム化合物[D、  5Bbach等。
Agnew、Cbem、95 (1983) 、12〜26頁]も使用できる。
しかし、ナトリウムおよびカリウムのアルキル金属化合物は高反応性のために副 反応を起こす傾向があり、また亜鉛およびカドミウムのそれは比較的反応が遅い ので、アルキルリチウムおよび−マグネシウム(グリニヤール)化合物が通常好 ましい。
強い核的有機金属化合物は加水分解および酸化に対し非常に敏感である。それ故 に、これらの安全な取扱いは通常不活性ガス雰囲気下無水媒質中での操作を必要 とする。通常の溶媒あるいは分散剤は主としてアルキル金属化合物の調製にも適 するものである。実際の例は、とりわけ1個以上のエーテル酸素原子を有するエ ーテル類、例えばジエチル、ジプロピル、ジブチル、またはジイソアミルエーテ ル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、テトラヒド ロビラン、フランおよびアニソール、および脂肪族または芳香族炭化水素、例え ば石油エーテル、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン類、ジエチル ベンゼン、およびテトラヒドロナフタレンであるが、しかし第3級アミン、例え ばトリエチルアミン、あるいは双極性非プロトン溶媒、例えばヘキサメチルリン 酸トリアミド、ならびに前記溶媒の混合物も順調に使用できる。カルボニル化合 物■aおよび■Cと式R’ −MgHalのグリニヤール化合物との反応も、有 機金属化合物をエーテル中に入れ、ケトンまたはエステルをジクロロメタンか1 ,2−ジクロロエタン中の溶液として滴加することにより行なうのが有利である 。臭化マグネシウムの添加がしばしば好ましく、このものは複合環状遷移状態に 関与するので有機金属化合物の核性を増すことができる。
ケトンまたはエステルおよび有機金属化合物は一般に一20℃および100℃、 なるべくは0℃から60℃の温度で、あるいは外部冷却なしに室温で合わせ、ア ルカリ金属化合物を通常は幾分過剰に使用する。このようにして反応は短時間の 還流加熱によって終了するのが普通であり、数分から数時間の時間が一般に十分 である。生じたアルカル−トは塩化アンモニウム水溶液または希酢酸で分解する のがよい。
金属マグネシウムおよびリチウムが主としてω−ハロアルキルキサンチン■bの 金属化に適する。他方、ハロゲン原子のリチウムによる置換は有機リチウム試薬 を用いても可能であり、一般に1−ブチル−12−ブチル−1t−ブチル−1あ るいはフェニルリチウムは従属的役割を演じる。しかし、とりわけ、キサンチン ■aおよび■Cとアルキル金属化合物との反応に対して特に適するものとして掲 げたエーテル類、炭化水素、第3級アミン、または非プロトン溶媒の中でつくる ことによりグリニヤール試薬を25°から125℃、なるべくは100℃以下の 温度で使用する。もし、金属化反応を炭化水素中で行なうならば、エーテル、例 えばテトラヒドロフラン、あるいは第3級アミン、例えばトリエチルアミンを化 学量論的量で添加するとしばしば有用なことが分かつている。触媒、例えばブタ ノール、塩化アルミニウム、四塩化ケイ素、テトラクロロメタン、およびアルミ ニウムまたはマグネシウムアルコラードも有用である。ハロゲン−金属交換で、 塩化物は通常対応する臭化物およびヨウ化物よりゆっくり反応するが、一般にこ れらは好収量で有機金属化合物を与える。反応開始を早めるために、若干の臭化 マグネシウム、数粒のヨウ素、あるいは数滴の臭素、テトラクロロメタン、また はヨウ化メチルを幾分加熱しながら加えるのがしばしば推奨される。得られたグ リニヤール化合物は普通は単離せず、キサンチン■aおよび■Cの還元的アルキ ル化に対して記述した反応条件下で式XIのケトンと直ちに反応させる。
式X■の構造要素をもつアルケニルキサンチン■dのC=C二重結合への水の付 加は、Ma+kownikof1則に従ってヒドロキシ基がより少ない水素をも つ炭素原子に付加して第3級アルコールを形成するが、これは通常水溶液または 懸濁液中で硫酸、硝酸、またはリン酸のような強酸の存在で起こる。ハロゲン化 水素、およびスルホン酸、例えばトリフルオロメタンスルホン酸、酸性イオン交 換樹脂、三フッ化ホウ素、錯体、あるいはシュウ酸も触媒として使用できる。し かし、硫酸中で操作するのが好ましく、一般に50から65%の酸濃度と0°か ら10℃の温度で十分である。しかし、時にはもつと低いか高い酸濃度および( または)反応温度も使用できる。いずれの場合でも、反応温度はできる限り低く 保つべきである。
それはおよそ60℃以上では逆反応のオレフィンへの脱水が重要な意味をもつ程 の妨害となりうるからである。
酸に対し不活性な溶媒、例えば1,4−ジオキサン、ベンゼン、またはトルエン の添加も時には有利となる。
酸触媒水和においては、特に高い酸濃度を用いるときには、中間体としてエステ ルが生成しうるので、エステル加水分解の目的で酸作用後に反応バッチを短時間 加熱しなから大量の水で処理するか、あるいは混合物をアルカリ性の範囲で処理 するのがよい。
本発明に係る1−および7H−化合物IbまたはIfを、化合物■あるいは■あ るいはIVaでN−アルキル化することによる式1cまたはIdまたはIeの三 置換キサンチンへの任意変換に対する実験条件は既に詳しく前で述べた。
アルキル基Rの鎖長(少なくともC2)および(または)置換基R5の構造(例 えば、2−ヒドロキシプロピル)によって、式Iの第3級ヒドロキシアルキルキ サンチンは1個か2個の不斉炭素原子をもっことができ、従って立体異性体形で 存在しうる。それ故に本発明は純粋な立体異性体化合物およびそれらの混合物の 両方に関するものである。
抑制の例 本発明化合物の有効性を実証するため、一般式Iの化合物を、容器内で発生させ たヒトIL−1および精製ヒトIL−1両方の活性の抑制を実証する試験を行な った。
一般式Iに包含される種々な化合物は、前述した特に適当な化合物を含めてIL −1の活性を効果的に抑制することが示されたが、これらを本発明の特に適当な 形式としてペントキシフィリンの性能に関して下に例示することにする。
精製ヒトIL−1はC15jton Technolog7.パインプルツク、 ニューシャーシー州から得た。公知のように、大食細胞あるいは循環単球からの IL−1の産生は、細菌リポ多糖類の存在により刺激されうる。31i1eS等 。
Ba5ic and C11nical Immunolog7.87頁(19 84)。
従って、容器内発生I L−1は単核白血球のインキュベーションにより得られ た。フィコール−ハイベーク分離から得た単核白血球(3X 106/ml)を 10%の新鮮な自己由来血清を含有する培地199(M2O3)中リポ多糖5n g/mlを添加あるいは添加せずに、あるいはC,albicans培養からの 上澄を添加あるいは添加せずに、LAB−TEK小型フラスコ(Miles I nc、、 ネイパービル、イリノイ州)中で37℃で18時間(10%C02) インキュベーションした。浮遊液を遠心しく150gX10分)、上澄を濾過し く0.45ミクロン4)、凍結させた(−70℃)。
下に報告したように、IL−1により起こる多形核ニューロフィル(PMN)の 粘着が一般式Iの化合物により抑制されるだけでなく、IL−1により起こるP MNの正常な化学走性の抑制も一般式Iの化合物の存在により減少した。PMN 化学走性はNclson、 QuieおよびSimmonsの方法によりアガロ ース下で検定した。ニューロフィルを3−ウェル板の中央ウェルに入れ、化学誘 引物質(〆MLP10’M)を一つの外側ウェルに入れ、M2O3を反対側ウェ ルに入れた。37℃で2時間のインキュベーション後、プレートを固定し、染色 し、移動域を測定した。配向移動はPMNの先導前端が化学誘引物質に向かって 動いた距離(■で表わす)とした。
a)PMNの粘着および b)PMNの化学走性に関してI L−1の効果の抑 制の定量的実証を下に述べる。
A、LPS刺激単核白血球調整培地のPMN粘着に及ぼす効果:ペントキシフィ リンがこの効果を如何に変調するか 精製PMN (5X 106/ml)をM2O3゜rNONEJ 、LPS ( lng/ml)、rLPsJ 、単核白血球調整培地、rcONT KINES J、あるいはLPS刺激単核白血球調整培地、rLPS KINESJ中37℃ で30分間インキュベーションした。
ナイロン繊維カラムの頂部に1 mlをピペットで移し、37℃で30分間イン キュベーションした。流出試料中のPMNを数え、カラム上のPMN粘着パーセ ントを決定した。
ペントキシフィリン(50マイクログラム/ ml )は四つのすべての実験条 件下でPMN粘着を減少させた。
シフイリンが如何にこの効果を変調するか精製PMN (I X 107/ml ) 0. 2mlをM2O3゜「対照」、またはIL−1(800単位/m1) を含むM2O3,rlL−IJ、あるいはLPS刺激単核白血球調整培地、rL PS KINEJ中ペントキシフィリンを添加(0,1または50マイクログラ ム/ ml )または添加せずに37℃で30分間インキュベーションした。
インキュベーション後、試料をM2O3(2%血清)で5X10’/mlの最終 濃度に希釈した。1 mlをナイロン繊維カラムの頂部に置き、37℃で30分 インキュベーションした。流出試料中のPMNを数え、ナイロンカラム上へのP MN粘着パーセントを計算した。
ペントキシフィリン0.1および50マイクログラム/m1両方とも三つの実験 条件下でのPMHのナイロン粘着を減少させた。(図B)。
C,LPS刺激単核白血球調整培地のPMN配向移動に及ぼす効果:ペントキシ フィリンによるこの効果の変調 純粋なPMN (5X 106/ml)をペントキシフィリン(0,1または5 0マイクログラム/ ml )と共に、あるいはペントキシフィリンを添加せず にM2O32%血清、rNOADDJ 、LPS (lng/ml)を含むM2 O32%血清、rLPSJ、単核白血球調整M1992%血清、rcONT K INEJ、あるいはLPS刺激単核白血球調整M199 2%血清、rLPS  KINEJ中37℃で30分インキュベーションした。アガロース下の化学走性 検定に適用する前にPMNを10倍濃縮した。
ペントキシフィリン(50および0.1マイクログラム/m1)はrLPS K INEJにより抑制された配向移動を増加させた。(図C)。
D、 C1albicans刺激単核白血球調整培地のPMN配向移動に及ぼす 効果:ペント キシフィリンによるこの効果の変調 純粋なPMN (5x 106/ml)をペントキシフィリン(0,1または5 0マイクログラム/m1)と共に、あるいはペントキシフィリン無しで、M2O 35%血清。
「No ADDJ C,xlbicxns培養から得た上澄を含むM2O35% 血清、I”C,ALBJ、単核白血球調整M199 5%血清、rcONT K INEJ、あるいはC1albicans刺激単核白血球調整M199 5%血 清。
rC,ALB KINEJ中37℃で30分インキュベーションした。PMNを アガロース下の化学走性検定に適用する前に10倍濃縮した。ペントキシフィリ ン(50マイクログラム/ml)はrC,ALB KINEJおよびrcONT  KINEJにより抑制された配向移動を増加させた。(図D)。
純粋なPMN (5X 106/mりをペントキシフィリン(0,1または50 マイクログラム/ml)と共にあるいはペントキシフィリン無しで、最小必須培 地(M E M)またはIL−1(Oから80単位/ ml )を含むMEM中 37℃で30分インキュベーションした。PMNをアガロース下の化学走性検定 に適用する前に10倍濃縮した。
ペントキシフィリン(0,1または50マイクロモル/ml)はインターロイキ ン−1により抑制された配向移動を増加させた。(図E)。
投薬量は緩和すべき特定の病状により変化するが、式Iのキサンチンを、治療を 要する患者に体重1kg当り0.10から25.0■7日の有効経口、非経口あ るいは静脈内用量で投与すると好結果が得られる。特に適当な有効量は体重1k g当り約1.0■/日である。一般に1日の薬用量は10〜1000■、なるべ くは100〜600■/日を変化するであろう。しかし、どの特定の患者に対し ても、特定の薬用量規制は個々の要求に応じてまた前記化合物を投与する人のあ るいは投与を指示する人の専門的判断に従って調節すべきである。更にまたここ に示した薬用量は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲あるいは実施を少しも制限 しないことを理解すべきである。
本キサンチン類の有効量は各種方法のいずれか一つによって、例えばカプセルま たは錠剤として経口的に、あるいは無菌溶液の形で非経口的に患者に投与できる 。本キサンチン類はそれ自身効果的ではあるが、安定化、結晶化の便利さ、溶解 性の増加などの目的で製薬上容認しうる付加塩の形で製剤化し投与することがで きる。
特に適当な製薬上容認しうる付加塩には、鉱酸、例えば塩酸、硫酸、硝酸などの 塩、−塩基性カルボン酸、例えば酢酸、プロピオン酸などの塩、二塩基性カルボ ン酸、例えばマレイン酸、フマル酸、シュウ酸などの塩、三塩基性カルボン酸、 例えばカルボキシコハク酸、クエン酸などの塩が包含される。
キサンチン類は、例えば不活性希釈剤と共にあるいは可食担体と共に経口投与で きる。これらはゼラチンカプセルに封入してもよいし圧縮して錠剤にしてもよい 。経口治療投与の目的に対しては、上記化合物に賦形薬を添加して錠剤、トロー チ、カプセル、エリキシル、懸濁液、シロップ、ウエファース、チューイングガ ムなどの形で使用できる。これら製剤は少なくとも0.5%の活性化合物を含む べきであるが、個々の剤形によって変化しうる。このような組成物中のキサンチ ンの量は適当な投薬量が得られるようなものとする。本発明に係る特に適当な組 成物および製剤は経口単位剤形が1.0〜300■の活性化合物を含むようにつ くる。
錠剤、火剤、カプセル、トローチなどは下記成分を含みうる:結合剤、例えば、 ミクロクリスタリンセルロース、トラガカントガムまたはゼラチン;および賦形 剤、例えばデンプンまたは乳糖、崩壊剤、例えばアルギン酸、Primogel 、とうもろこしデンゾなど;潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウムあるいは He+oles ;グライダント、例えばコロイド状二酸化ケイ素;および甘味 剤、例えばショ糖またはサッカリンあるいはフレーバ剤、例えばペパーミント、 サリチル酸メチル、あるいはオレンジフレーバを添加できる。単位剤形がカプセ ルであるとき、このものは上記型の物質に加えて液体担体、例えば脂肪油を含み うる。他の単位剤形は、その投与単位の物理的形態を修飾する他の各種材料、例 えば被覆物を含みうる。
このようにして錠剤あるいは丸薬は糖、セラック、または他の腸溶性被覆剤で被 覆できる。シロップは活性化合物に加えて、甘味剤としてのショ糖、および幾つ かの防腐剤、染料、および着色料およびフレーバ類を含みうる。
これら各種組成物の調製に用いられる材料は製薬的に純粋であり、かつ使用量で 無毒性でなければならない。
非経口治療投与の目的に対しては、本キサンチン類を溶液または懸濁液中に添加 できる。これら製剤は少なくとも0.1%の上記化合物を含まねばならないが、 その重量の0.5%から約50%を変化しうる。このような組成物中の活性化合 物の量は適当な薬用量が得られるようなものとする。本発明に係る特に適当な組 成物および製剤は非経口投与単位が0.5から100■の活性化合物を含むよう につ(る。
これら溶液または懸濁液は次の成分も含有しうる:無菌希釈剤、例えば注射用水 、食塩溶液、不揮発性油、ポリエチレングリコール、グリセリン、プロピレング リコールまたは他の合成溶媒;抗菌剤、例えばベンジルアルコールまたはメチル パラベン;酸化防止剤、例えばアスコルビン酸または重亜硫酸ナトリウム;キレ ート剤、例えばエチレンジアミン四酢酸;緩衝剤、例えば酢酸塩、クエン酸塩ま たはリン酸塩、および張力調節用の薬剤、例えば塩化ナトリウムまたはブドウ糖 。非経口製剤はアンプル、使い捨て注射器、あるいはガラスまたはプラスチック 製多数回分量のびんに封入できる。
上記の教示に照らして多数の修飾および変法が可能なことは明らかである。それ 故に本明細書中に特定的に記述したちの以外を請求の範囲内で実施できることを 理解すべきである。
FIG、A 、ρMN岩石羞バ及は°fヤントキンフイソンつlh、本、FIG、B PMNナイ「メ息署:ILどよゲ°イン)−モンフイソン[へ・ンIF−ヤシフ ィ9ンJ F/θC イL’Fzt4’JニーLPSJ’J #rsv動q曾−Z’)し”/フJL/ 茹→0 FIG、 D PMNイb3.走2)生J−万しし1“すへ′ントNンフイソンつ効釆−F/θ E IL−1あJt晴へ°ントN/フィリンbす4〆つ乙4弓季り劾[IL−11 国際調査報告

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳動物におけるインターロイキン−1活性を抑制する方法において、イン ターロイキン−1活性の抑制に有効な量の一般式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1およびR3の少なくとも 一つは(イ)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R4は1から3炭素原子をもつアルキル基を表わし、nは2から5の整 数を表わす)を有する分枝ヒドロキシアルキル基で、任意に存在しうる他のR1 またはR3基は水素原子または6炭素原子までを有する脂肪族炭化水素基R5を 表わし、そしてこの炭素鎖は2個までの酸素原子によつて中断されてもよくある いはヒドロキシまたはオキソ基で置換されてもよく、あるいは(ロ)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R6はC1〜C6であり、pは2,3または4である)を有するオキソ アリル基で残りのR1またはR3は前に定義した通りであり、R2はC1〜C4 のアルキル基である]で表わされる少なくとも1種の化合物を前記哺乳動物に投 与することからなる上記方法。
  2. 2.哺乳動物がヒトである、請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.化合物はペントキシフイリンである、請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.インターロイキン−1により媒介された哺乳動物における症状を緩和する方 法において、一般式I:▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1 およびR3の少なくとも一つは、(イ)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R4は1から3炭素原子をもつアルキル基を表わし、nは2から5の整 数を表わす)を有する分枝ヒドロキシアルキル基で、任意に存在しうる他のR1 またはR3基は水素原子または6炭素原子までを有する脂肪族炭化水素基R5を 表わし、そしてこの炭素鎖は2個までの酸素原子によつて中断されることがあり 、あるいはヒドロキシまたはオキソ基で置換されてもよく、あるいは(ロ)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R6はC1〜C6であり、Pは2、3または4である)を有するオキソ アリル基で残りのR1またはR3は前に定義した通りであり、R2はC1〜C4 のアルキル基である]で表わされる化合物を、症状が緩和されるようにインター ロイキン−1活性を抑制するのに有効な量で前記哺乳動物に投与することからな る上記方法。
  5. 5.哺乳動物がヒトである、請求の範囲第4項記載の方法。
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