JPH05194233A - マイクロペレットおよびそれらの製造方法 - Google Patents

マイクロペレットおよびそれらの製造方法

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JPH05194233A
JPH05194233A JP14927492A JP14927492A JPH05194233A JP H05194233 A JPH05194233 A JP H05194233A JP 14927492 A JP14927492 A JP 14927492A JP 14927492 A JP14927492 A JP 14927492A JP H05194233 A JPH05194233 A JP H05194233A
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JP
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micropellets
granules
group
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drug
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JP14927492A
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English (en)
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Joseph Urban
ジヨゼフ・アーバン
Norman Henderson
ノーマン・ヘンダーソン
Alan Wood
アラン・ウツド
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Aventis Pharmaceuticals Inc
Original Assignee
Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc
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    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
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    • A61K31/519Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim ortho- or peri-condensed with heterocyclic rings
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
    • A61K9/5073Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 医薬、結合剤および多数の不連続コーテイ
ング層より成るマイクロペレットおよびその調製方法。
医薬が特に一般式(I)の水溶性医薬であるのマイ
クロペレットおよびその調製方法。 [R,R,Rは以下の組合せの何れかで示され
る:(i)R,RはC2〜6アルキル基等、R
−A−COCH(但し、AはC1〜4アルキレン基
等);(ii)R,R,Rのうち少くとも一つは−
(CH−C(R)(OH)−CH(但し、n
=2〜5,R=C1〜3アルキル基)で残りは水素原
子あるいはC1〜6の脂肪族炭化水素基である;又は少
くとも一つが−(CH−CO−R(但し,p=
2,3,4;R=C1〜6アルキル基)であり、R
はC1〜4アルキル基であり;残りは水素原子あるいは
1〜6の脂肪族炭化水素基である]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はマイクロペレットに関する。より
詳細には、本発明は医薬、結合剤、および薬学的投与剤
形中の不連続コーティング層数により決定される医薬の
制御放出を示す多数の不連続層より成るマイクロペレッ
トおよびその調製方法に関する。
【0002】保護コーティングにより包囲された医薬を
含むビードレット形態のいくつかの薬学的調製物が従来
より知られている。例えば1957年10月29日に付
与されたJ.P. Aternoらの米国特許2,811,483
は、それ自体として、または食品へのふりかけ(スプリ
ンクル)として容易に投与されるシーリング材料に被包
されたビタミンおよび/またはミネラル被覆シードのビ
ードレットを記載しており、1986年5月6日に付与
されたC.H. Hsiaoの米国特許4,587,118は、徐放
性組成物を提供するためにエチルセルロースおよびヒド
ロキシプロピルセルロースのコートにより保護されたテ
オフィリンおよびポリビニルピロリドンで被覆された内
側シードにより形成されたテオフィリンのマイクロペレ
ットを開示し、また1974年9月10日に付与された
W. FulberthおよびE. Neitzerの米国特許3,835,2
21は医薬で被覆され、そして連続的有効成分放出速度
を有するポリビニルアセテートおよびエチルセルロース
の放出遅延化コーティングで重層された糖グロビュール
(sugar globule)またはノンパレーユ(nonpariel)よ
り成る遅延作用投与剤形を論じている。
【0003】1958年9月23日に付与されたH. Low
eyの米国特許2,853,420は、予め定められた作用
遅延または作用持続効果を有するビード(bead)を提供
するためにセルロース化合物含有医薬の連続層で被覆さ
れた顆粒状担体を記載している。
【0004】今般、医薬の顆粒を、好ましくは水溶性医
薬、および結合剤を放出遅延化コーティング例えばセル
ロース誘導体で連続コーティングを施すことにより不連
続コーティング層の数により決定自在の制御放出特性を
有するマイクロペレットが得られることを見出した。そ
れらマイクロペレットは、容器例えばカプセルブリスタ
ーまたは食品ふりかけ用パケット(packett)内の薬学
的単位投与剤形として組成でき、それによって錠剤のみ
込みを一般的に極めて困難とする患者に対し単位用量の
医薬を投与する手段が提供される。さらにこれらの特性
は、顆粒をふるいにかけ、規定された顆粒を集め、ふる
いにかけた顆粒を被覆しそして連続コーティングの間に
前記のふるいにかける手順と集める手順を行うことによ
り高めかつ決定できることも見出した。
【0005】本発明のマイクロペレットは、医薬および
結合体の微粒状コアにより成り、そして得られる顆粒は
放出遅延化コーティングに被包される。マイクロペレッ
トの微粒状コアとして適切な医薬としては、鎮静剤例え
ばフルラゼパム(flurazepam)、抗潰瘍性化合物例えばラ
ニチジン(ranitidine)、抗炎症剤例えばナプロキセン(n
aproxen)、抗感染剤例えばドキシサイクリン、中枢神経
系刺激剤例えばアンフェタミン、抗ヒスタミン剤例えば
ジフェンヒドラミン、抗不整脈剤例えばニフェジピン(n
ifedipine)、抗高血圧剤例えばラミプリル(ramipril)、
抗てんかん剤例えばバルプロエ酸(valproic acid)、骨
格筋弛緩剤例えばシクロベンザプリン(cyclobenzaprin
e)、抗糖尿病剤例えばトルブタミド(tolbutamide)、利
尿剤例えばフロセミド(furosemide)、気管支拡張剤例え
ばサルブタノール(salbutanol)、去痰剤例えばアルブテ
ロール、鎮咳剤例えばデキストロメトルファン(dextrom
ethorphan)、うっ血除去剤例えばプソイドエフェドリン
(pseudoephedrine)および血管拡張剤例えば式
【0006】
【化4】 (式中、R1およびR2は同一かまたは異なり、そして2
〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキ
ル基、シクロヘキシル、直鎖状または分枝鎖状アルコキ
シアルキル、およびヒドロキシアルキル基より成る群よ
り独立的に選択され;そしてAはメチル基により置換さ
れていてもよい4個までの炭素原子を有する炭化水素基
である)、および
【0007】
【化5】 (式中、R1およびR3の少なくとも一方は、(a)第三ア
ルコール官能基を有する式
【0008】
【化6】 (式中、R4は1〜3個の炭素原子を有するアルキル基
を表わしそしてnは2〜5の整数を表わす)で示される
分枝状ヒドロキシアルキル基であるか(その場合所望に
より存在してもよい他方のR1またはR3は水素原子を表
わすかまたはその炭素鎖が2個までの酸素原子により中
断されていてもよいあるいはヒドロキシまたはオキソ基
により置換されていてもよい6個までの炭素原子を有す
る脂肪族炭化水素基R5を表わす)、または、(b) 式 R6−CO−(CH2)p− (式中R6はC1〜Cアルキルでありそしてpは2、3
または4である)で示されるオキソアルキル基であり
(その場合の他方のRまたはR基は前記定義どおり
である)、そしてRは1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基を表わす)で示されるキサンチン類が挙げられ
る。
【0009】式
【化7】 (式中、R1、R2およびAは前記のとおりである)で示
される血管拡張性キサンチン類が好ましい。ペントキシ
フィリン(pentoxifylline)、すなわち式においてR1
CH3CO(CH2)4でありそしてR2およびR3がメチル
であるキサンチンが特に好ましい。
【0010】本発明を実施する上で水溶性医薬が好まし
い。非水溶性医薬はそれらの水溶性誘導体例えば塩基性
および酸性医薬の塩、すなわち、例えば各々アミノまた
はカルボン酸を有する医薬のハロゲン化水素酸塩(臭化
水素酸塩、塩酸塩など)およびアルカリ金属塩(ナトリ
ウム、カリウム塩など)などの形態で用いることができ
る。
【0011】適切な結合剤にはポリマー、例えばスター
チ例えば予めゼラチン化された(pregelatinized)スタ
ーチ、セルロース例えばエチルセルロースおよびセルロ
ースアセテート、およびオリゴサッカライド例えばスク
ロース、およびポリビニルピロリドンが包含される。ポ
リビニルピロリドンは好ましい結合剤である。約28,
000〜90,000の範囲の分子量を有するポリビニ
ルピロリドンが最も好ましいが、約90,000の分子
量を有するポリビニルピロリドンが特に好ましい。
【0012】適切なコーティングはポリマー、すなわち
合成ポリマー例えばアルキルセルロース例えばメチルセ
ルロース、エチルセルロースなどより成る。エチルセル
ロースが好ましい。
【0013】最適には、結合剤およびコーティングのほ
かに、一次可塑剤、二次可塑剤、コーティング処理助剤
および溶媒をマイクロピペットのケーシングに取り込ん
でもよい。好ましい一次および二次可塑剤はそれぞれジ
ブチルセバケートおよびオレイン酸であり、コーティン
グ処理助剤はフュームド・シリカ(fumed silica)であ
り、溶媒は水性アンモニアであるが、これはエチルセル
ロースと共にペンシルバニア州ウエストポイント(West
Point)のBerwind Pharmaceutical ServicesのDivisio
nであるColorconからSureleaseの名称でエチルセルロー
スの水中可塑化分散液として入手できる。結合剤とコー
ティング、特にエチルセルロース、より成るマイクロペ
レットは有用なマイクロペレットを与えるが、可塑剤、
コーティング、処理助剤および溶媒を取り込むのが望ま
しいが、商業的に入手できるSureleaseの成分を取り込
むのが最も望ましい。
【0014】食品物質に添加するためのスプリンクルと
して用いるための容器内マイクロペレットを組成するに
は、ペレットのサイズを約0.42〜約3.36ミリメー
トル、好ましくは約0.42〜約1.19ミリメートルの
範囲とすべきである。これらの範囲にあるマイクロペレ
ットは食品上に見やすく、のみ込みやすく、また患者が
容易にあけられる容器、例えばカプセル、ブリスターま
たはパケットなどに入れるのが便利である。
【0015】最終のマイクロペレットのサイズは慣用の
ふるい分け技術により規定される。すなわち、例えば、
0.42〜1.19ミリメートル、例えば0.59ミリメ
ートル、のサイズを有するマイクロピペットを得るに
は、順次小さくなる一連のふるいを通して(1.19ミ
リメートルのふるいから始めて最後には0.42ミリメ
ートルのふるいを用いる)サンプルを機械的に振盪す
る。所望の最終的マイクロピペットのサイズは適当なふ
るいを用いてコーティングの間で順次ふるい分けを行う
ことによっても得ることができる。後述の如く、マイク
ロペレットからの医薬放出速度は、顆粒に対し順次に適
用されるコーティング層の数だけでなく、被覆されたペ
レットのサイズにも依存する。ペレットのサイズとコー
ティング層の数とを適正に調節することによって医薬放
出速度を制御することができる。
【0016】各マイクロペレット中の医薬量は、所要用
量および容器あたりのペレット数により決められる。典
型的には、都合のよいサイズの容器内に所望の用量を得
るための各ペレット中の医薬重量%はペレット重量の約
52%〜約92%、好ましくは約72%である。
【0017】結合剤のペレットに対する重量%は厳密に
臨界的というわけではないが、各ペレットについて約1
%〜約6%の結合剤を用いるのがペレット安定上望まし
い。約3%という重量%の結合剤が所望の安定性を得る
のに好ましい。
【0018】マイクロペレットからの医薬放出速度はコ
ーティング層数(およびペレットのサイズ)によって決
まるが、医薬の所望血中レベルを得るための医薬の制御
放出は、マイクロピペット重量に対し全部で約7%〜約
46%のコーティングを用いることにより得られる。
【0019】本発明のマイクロペレットは製薬技術にお
いて慣用される操作より成る方法によって組成される。
典型的方法においては、ポリマーの溶液を医薬に噴霧
し、そして顆粒をふるい分けし乾燥しそして被覆し、そ
の乾燥および被覆ステップを少なくとももう一回、ある
いは所望の放出速度を得るのに必要なだけの回数繰り返
す。あるいはまた、大きすぎるふるい分けされた顆粒を
粉砕し、ふるい分けし、そして前述の如く被覆し乾燥す
ることができる。
【0020】本発明によるマイクロペレットの有利な調
製方法は、医薬と結合剤の混合物を顆粒化し、乾燥し、
ふるい分けし、そしてその顆粒を被覆し、そしてその乾
燥、ふるい分けおよび被覆ステップを繰り返しそして所
望により顆粒を粉砕することより成る。
【0021】マイクロペレットのもう一つの調製方法は
次のステップより成る: (a) 医薬とポリマーの混合物を顆粒化する; (b) ステップ(a)の顆粒を乾燥する; (c) ステップ(b)の乾燥顆粒をふるい分けする; (d) ステップ(c)のふるい分け顆粒を集める; (e) ステップ(d)の集めた顆粒を被覆する; (f) ステップ(e)の被覆顆粒を乾燥する; (g) ステップ(f)の被覆顆粒を被覆する; (h) 所望により、ステップ(f)および(g)を繰り返
す。
【0022】マイクロペレットのもう一つの調製方法は
次のステップより成る: (a) 医薬とポリマーの混合物を顆粒化する; (b) ステップ(a)の顆粒を乾燥する; (c) ステップ(b)の乾燥顆粒をふるい分けする; (d) ステップ(c)のふるい分け顆粒を集める; (e) ステップ(d)の集めた顆粒を粉砕する; (f) ステップ(e)の粉砕顆粒を集める; (g) ステップ(f)の粉砕顆粒を被覆する; (h) ステップ(g)の被覆顆粒を乾燥する; (i) ステップ(h)の被覆顆粒を再被覆する; (j) 所望により、ステップ(h)および(i)を繰り返
す。
【0023】マイクロペレットのもう一つの調製方法は
次のステップより成る: (a) 医薬とポリマーの混合物を顆粒化する; (b) ステップ(a)の顆粒を乾燥する; (c) ステップ(b)の乾燥顆粒を粉砕する; (d) ステップ(c)の粉砕顆粒を分離する; (e) ステップ(d)の分離顆粒を被覆する; (f) ステップ(e)の被覆顆粒を乾燥する; (g) ステップ(f)の分離顆粒を再被覆する; (h) 所望により、ステップ(f)および(g)を繰り返
す。
【0024】マイクロペレットのもう一つの調製方法は
次のステップより成る: (a) 医薬とポリマーの混合物を顆粒化する; (b) ステップ(a)の顆粒を乾燥する; (c) ステップ(b)の乾燥顆粒をふるい分けする; (d) ステップ(c)のふるい分け顆粒を集める; (e) ステップ(d)の分離顆粒を被覆する; (f) ステップ(e)の被覆顆粒を乾燥する; (g) ステップ(f)の被覆顆粒を再被覆する; (h) 所望により、ステップ(f)および(g)を繰り返
す。
【0025】一般に、ポリマー、例えばポリビニルピロ
リドン、好ましくは約28,000〜約90,000の分
子量、最も好ましくは約90,000の分子量、を有す
るポリビニルピロリドンを適当な容器内で溶媒、好まし
くは水、最も好ましくは精製水、と混合しそして溶解ま
たは分散が完了するまで撹拌する。そのポリマー溶液を
医薬、好ましくは次式で示されるキサンチンに噴霧す
る:
【0026】
【化8】 (式中、R1、R2およびAは前述のとおりである。最も
好ましくはペントキシフィリン、すなわち、R1および
2が同一かまたは異なり、そして2〜6個の炭素原子
を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル基、シクロヘキ
シル、直鎖状または分枝鎖状アルコキシアルキルおよび
ヒドロキシアルキル基より成る群より独立的に選択され
そしてAがメチル基により置換されていてもよい4個以
下の炭素原子を有する炭化水素基である化合物)、
【0027】
【化9】 (式中、R1およびR3の少なくとも一方は(a)第三級ア
ルコール官能基を有する式
【化10】 (式中、R4は1〜3個の炭素原子を有するアルキル基
を表わしそしてnは2〜5の整数を表わす)で示される
分枝状ヒドロキシアルキル基であるか(その場合所望に
より存在してもよい他方のR1またはR3は水素原子を表
わすかまたはその炭素鎖が2個以下の酸素原子により中
断されていてもよいあるいはヒドロキシまたはオキソ基
により置換されていてもよい6個以下の炭素原子を有す
る脂肪族炭化水素基R5を表わす)、または、(b)式 R6−CO−(CH2)p− (式中R6はC1〜C6アルキルであり、そしてpは2、
3または4である)で示されるオキソアルキルであり
(その場合の他方のR1またはR3基は前記定義どおりで
ある)、そしてR2は1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル基を表わす)、および
【0028】
【化11】 (式中、R1、R2およびAは前述のとおりである)。
【0029】最も好ましくはペントキシフィリン、すな
わちR1がCH3CO(CH2)4でありそしてR2およびR3
がメチルである化合物。それを流動床顆粒化装置(約6
0%〜約70%の入力空気速度、好ましくは約60〜約
65%の空気速度、および約3.0〜約6.0バール、好
ましくは約4〜約5バールの空気圧)において約50℃
〜約90℃、好ましくは約70°〜80℃の入室温度の
空気により懸濁する。顆粒化は、最も好ましくは、約7
5℃からの入室空気温度、約62%の空気速度、および
約4.5バールの噴霧化空気圧、約2〜約3リットル/
分の溶液噴霧速度および約50〜約60分の顆粒化時間
で、乾燥を伴って行われ、それによって乾燥顆粒が得ら
れる。その乾燥顆粒を順次小さくなる一連のふるいを通
して振盪し、そして所望の放出速度を与える一連のコー
ティング層の数とコンパチブルなマイクロメッシュサイ
ズを有する部分を選別することによりふるい分けする。
約0.42ミリメートル〜約3.36ミリメートルのサイ
ズを有する顆粒が好ましく、そして約0.59ミリメー
トル〜約2.0ミリメートルのサイズを有するものが最
も好ましい。
【0030】乾燥しふるい分けされた顆粒へのコーティ
ングの適用は、最初の顆粒化ステップで用いたのと同様
の条件下に流動床顆粒化装置で、放出遅延剤好ましくは
セルロース、例えばエチルセルロースを溶媒例えば水好
ましくは精製水中の溶液をその乾燥しふるい分けされた
顆粒に噴霧することによって行われる。このコーティン
グ手順の好ましい条件は、(a)約50°〜約80℃の入
室空気温度、好ましくは約60°〜約70℃の空気温
度、(b)約50〜約75%、好ましくは約60〜約65
%の空気速度、(c)約3〜約6バール、好ましくは約4
〜約5バールの噴霧化、(d)約1〜約4リットル/分の
溶液供給速度、好ましくは約3リットル/分の供給速度
および(e)約40〜約70分の顆粒化時間、好ましくは
約50〜約60分間の時間であり、乾燥を伴う。乾燥し
た被覆マイクロペレットを、この手順を少なくとももう
1回、あるいは目的とする放出速度が測定されるまで、
繰り返すことにより再被覆しそして乾燥する。
【0031】本発明マイクロペレットの組成における代
替粉砕ステップは、医薬とポリマーの乾燥顆粒を前述の
如くふるい分けしそして大きすぎる顆粒を所望のサイズ
のふるいを通過するまで粉砕・切断しそして分離した顆
粒を被覆ステップに用いることより成る。
【0032】コーティング層の数は約2〜約25であ
る。
【0033】前述の如く調製されたマイクロペレットは
医薬投与用の食品に対するスプリンクルとして用いるこ
とができるが、ポリエチレングリコール、ベンジルアル
コールおよび精製水より成る溶媒中のセルロース、例え
ばヒドロキシプロピルメチルセルロースの付加的コーテ
ィングを用いてもよい。
【0034】容易に開放自在の容器内に、医薬、結合剤
および不連続コーティング層数より成る複数のマイクロ
ペレットを収めることにより医薬投与のための制御され
た決定自在な投与量単位が得られる。投与量単位の医薬
を投与するには、容器をあけ、そしてマイクロペレット
を固体または液状の食品物質にふりかける。マイクロペ
レットを食品物質から区別するために、マイクロペレッ
トを見分けがつくように十分大きくしておくべきであ
る。またそれらペレットはのみ込みやすいように十分し
ておくべきである。これらの基準を満たすためには、マ
イクロペレットのサイズを約0.42〜約3.36ミリメ
ートルとするのが好ましく、0.59〜2.0ミリメート
ルとするのが最も好ましい。
【0035】本発明ペレットの意図された用途に適した
用量を与えるのに必要な医薬の量は、各容器に含まれる
マイクロペレット数に依存する。一容器あたりのマイク
ロペレット数は厳密に臨界的というわけではないが、一
カプセルあたり約2,300個のマイクロペレットが最
適である。最適数のマイクロペレットの場合、各ペレッ
トは所望用量の約0.43%を含有する。
【0036】溶解速度の測定 溶解 :次の条件を用いて6個のサンプルパケットについ
てテストを行う:装置 :USP(米国局方)Apparatus 2(パドル)条件 : 溶解媒質:ヘリウムと共に脱気した蒸留水 媒質温度:37±0.5℃ 媒質容量:900ml パドル速度:100rpm サンプリング間隔:顆粒:1、4、8および12時間標準調製 :標準(Standard)およびチェック標準(Chec
k Standard)を重複して(in duplicate)調製する。ペ
ントキシフィリンRS(約75mg)を100ml容量フラ
スコに正確に秤量しそして水に溶解し水で容量まで希釈
する。その水性溶液(4.0ml)をピペットで200ml
容量フラスコに入れそして水で容量まで希釈する。ペン
トキシフィリン濃度は約0.015mg/mlである。
【0037】サンプル調製:一つのパケットの内容物を
六個の溶解容器のうちの一つになるべく速やかに移す
(すなわち一つの溶解容器あたり一つのパケット)。パ
ケットに付着している可能性のあるすべてのビードをス
パーテルまたはブラシを用いて移す。
【0038】手順: 白色顆粒:アリコート(10.0ml)を示された時点で
溶解媒質から取り出しそして濾過または遠心分離する。
その澄明溶液(5.0ml)をピペットで100ml容量フラ
スコに入れそして水で容量まで希釈する。
【0039】あるいはまた、SMI−自動化希釈装置を
用いそして澄明溶液(500μl)を9,500μlの水
で希釈する。
【0040】橙色顆粒:アリコート(10.0ml)を示
された時点で溶解媒質から取り出しそして濾過または遠
心分離する。その澄明溶液(8.0ml)をピペットで50
0ml容量フラスコに入れそして水で容量まで希釈する
(サンプル溶液)。
【0041】あるいはまたSMI−自動化希釈装置を用
いそして溶液を2倍希釈する: i. 澄明溶液(500μl)を9,500μlの水で希釈
する;または ii. この溶液(3,300μl)を6,667μlの水で
希釈する(サンプル溶液)。
【0042】測定:適当な分光光度計を用い、そして水
でブランクとして用いて、サンプルおよび標準溶液の吸
光度を1cmセル内で274nmにて測定する。
【0043】%標準チェックは次式によって計算され
る:
【数1】 (式中、AstdおよびAchstdはそれぞれ標準およびチェッ
ク標準の吸光度に等しい。WstdおよびWchstdはそれぞれ
標準およびチェック標準の重量に等しい)。
【0044】%チェック標準は100.0±2.0に等し
く、あるいは第三標準を同様に調製しそして分析して既
に調製された標準のうちのいずれが許容し得たものかを
判定する。
【0045】計算: a) コンピューター計算:イン・ハウス(in-house)
溶解プログラム(W.P.Rogers バージョン 84.2)を
用いたThe Apple IIE パソコンを用いる。
【0046】b) マニュアル計算: 1時間サンプルの顆粒:
【数2】 (式中、AsplおよびAstdはそれぞれサンプルおよび標準
の吸光度であり;Cstdは標準の濃度であり;Dは希釈フ
ァクターであり;Vは溶解媒質の量であり;そしてLは
ラベルクレーム(label claim)である)。
【0047】溶解測定用マイクロペレットは下記の如く
調製する。溶解速度測定用マイクロペレットの調製 ポリビニルピロリドンと精製水の懸濁液(約2.5〜4.
0%ポリビニルピロリドン固形分)を空気懸濁式コータ
ー・ドライヤーにおいてペントキシフィリンに噴霧す
る。顆粒を乾燥しそしてふるい分けする。0.42〜1.
19ミリメートルのサイズを有する粒子を集める。1.
19ミリメートルより大きいものを粉砕し(0.8mm)
そしてふるい分けし、再び0.42〜1.19ミリメート
ル粒子を集める。これらの粒子をSurelease(精製水中
にエチルセルロース(15%固形分)を含む混合物)で
被覆しそして周囲温度で乾燥する。それら乾燥粒子をSu
releaseで再被覆しそして乾燥する。第一および第二コ
ーティングについて1時間および4時間目に測定した溶
解率(%)をSurelease量(%固体分)の関数として表
1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】さらに、Sureleaseをそれぞれ5%、10
%、15%、20%および27.5%の5回、および2
2.5%および27.5%の2回、全量で27.5%固形
分となるよう適用して医薬のペントキシフィリン溶解率
(%)をいくつかの時間間隔(単位:時間)をおいて測
定した。いくつかの時間間隔における溶解率(%)を表
2に示す。
【0050】
【表2】
【0051】表1および表2に示された結果は、顆粒被
覆に用いる不連続コーティング数と(固形分としての)
コーティング量との間の関係をはっきり示している。す
なわち、顆粒を二つの別個のステップで、15%および
2.5%固形分を用いて被覆して17.5%Surelease固
形分で被覆された顆粒としまた22.5%および5%固
形分を用いて被覆して27.5%固形分で被覆された顆
粒とした場合に、1時間目の溶解率は24.2%および
25.7%となって実験誤差の範囲内で同一である。さ
らに、2.5%Surelease固形分を15%の初期コーティ
ングを有する顆粒に適用すると、5.0%Surelease固形
分を22.5%Surelease固形分で初期被覆された顆粒に
適用した場合とほぼ同じ溶解率低下を来たす(すなわち
それぞれ1時間目および4時間目で5%と9%、および
7%と10%の低下を来たす)。
【0052】さらに、表2に示された結果は、医薬の溶
解率がコーティング総量からは独立しており、その代り
に適用された個別コーティング層の数の関数であること
を示している。すなわち、医薬の溶解率は、ある固形分
総量についてコーティングを5層または2層として適用
するとすべての時間間隔において著しく異なり、そして
多重層を適用すると溶解は相当に遅くなる。
【0053】実施例 ペントキシフィリンマイクロペレットの調製 ポリビニルピロリドン(Povidone,USP)(6.18kg)およ
び精製水(82.1kg)を25℃で60分間混合する。ペ
ントキシフィリン(200kg)を流動床顆粒化装置に仕
込み、そして70℃の入室空気、60〜65%、4バー
ルでの噴霧化、および30.0〜31.5℃の排出空気と
して懸濁する。前記ポリビニルピロリドン溶液を、70
℃の入室空気温度、65%の空気速度、4バールでの噴
霧化、41℃の排出空気、1.3リットル/分の溶液供
給速度、60分の顆粒化時間および60秒(噴霧)−1
5秒(振盪)サイクルとして、前記流動床顆粒化装置内
に噴霧する。
【0054】顆粒化物を集めそしてSweco、Model LS-18
533シフター(sifter)を通してふるい分けする。0.42
〜1.19ミリメートルカット(cut)を集め、そして大き
すぎる顆粒を粉砕しそしてGlatt Quick Sieveでふるい
分けし、0.42〜1.19ミリメートルカットを集める
と51.4kgの微粉体(fines)を有する125.1kgの顆
粒が得られる。
【0055】0.42〜1.19ミリメートル顆粒を流動
床顆粒化装置に仕込み、そして室温で少なくとも15分
間混合した25%Surelease(183kg)と精製水(U
SP)の均一懸濁液を用いて、70℃の入室空気温度、
68%の空気速度、4バールの噴霧化空気、40℃の排
出空気温度、1.3リットル/分の溶液供給速度および
8時間の総顆粒化時間で噴霧して100リットルの五ス
トップに154.18kgの被覆マイクロペレットを得
る。
【0056】ヒドロキシプロピルメチルセルロース(Ty
pe E-5)(3.727kg)、ポリエチレングリコール(6
000〜8000)NF(0.207kg)、ベンジルア
ルコールNF(0.466kg)および精製水(USP)
(35.587kg)の溶液を流動床顆粒化装置内の被覆顆
粒に、70℃の入室空気温度、65%の空気速度、4バ
ールの噴霧化空気、40℃の排出空気温度、1.3リッ
トル/分の溶液供給速度で噴霧して154.413kgの
被覆されシールされたマイクロペレットを得る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】式
【化7】 (式中、R1、R2およびAは前記のとおりである)で示
される血管拡張性キサンチン類が好ましい。またペント
キシフィリン(pentoxifylline)、すなわち上掲の式にお
いてR1がCH3CO(CH2)4でありそしてR 2およびR3
がメチルであるキサンチンが特に好ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】最適には、結合剤およびコーティングのほ
かに、一次可塑剤、二次可塑剤、コーティング処理助剤
および溶媒をマイクロピペットのケーシングに取り込ん
でもよい。好ましい一次および二次可塑剤はそれぞれジ
ブチルセバケートおよびオレイン酸であり、コーティン
グ処理助剤はフュームド・シリカ(fumed silica)であ
り、溶媒は水性アンモニアであるが、これはエチルセル
ロースと共にペンシルバニア州ウエストポイント(West
Point)のBerwind Pharmaceutical ServicesのDivisio
nであるColorconからSureleaseの名称でエチルセルロー
スの水中可塑化分散液として入手できる。結合剤とコー
ティング、特にエチルセルロース、より成るマイクロペ
レットは有用なマイクロペレットを与えるが、可塑剤、
コーティング処理助剤および溶媒を取り込むのが望まし
いが、商業的に入手できるSureleaseの成分を取り込む
のが最も望ましい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【化8】 (式中、R 1および 2は同一かまたは異なり、そして2
〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキ
ル基、シクロヘキシル、直鎖状または分枝鎖状アルコキ
シアルキルおよびヒドロキシアルキル基より成る群より
独立的に選択されそしてAがメチル基により置換されて
いてもよい4個以下の炭素原子を有する炭化水素基であ
る化合物)、
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【化9】 (式中、R1およびR3の少なくとも一方は(a)第三級ア
ルコール官能基を有する式
【化10】 (式中、R4は1〜3個の炭素原子を有するアルキル基
を表わしそしてnは2〜5の整数を表わす)で示される
分枝状ヒドロキシアルキル基であるか(その場合所望に
より存在してもよい他方のR1またはR3は水素原子を表
わすかまたはその炭素鎖が2個以下の酸素原子により中
断されていてもよいあるいはヒドロキシまたはオキソ基
により置換されていてもよい6個以下の炭素原子を有す
る脂肪族炭化水素基R5を表わす)、または、(b)式 R6−CO−(CH2)p− (式中R6はC1〜C6アルキルであり、そしてpは2、
3または4である)で示されるオキソアルキルであり
(その場合の他方のR1またはR3基は前記定義どおりで
ある)、そしてR2は1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル基を表わす)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】乾燥しふるい分けされた顆粒へのコーティ
ングの適用は、最初の顆粒化ステップで用いたのと同様
の条件下に流動床顆粒化装置で、放出遅延剤好ましくは
セルロース、例えばエチルセルロースを溶媒例えば水好
ましくは精製水中の溶液をその乾燥しふるい分けされた
顆粒に噴霧することによって行われる。このコーティン
グ手順の好ましい条件は、(a)約50°〜約80℃の入
室空気温度、好ましくは約60°〜約70℃の空気温
度、(b)約50〜約75%、好ましくは約60〜約65
%の空気速度、(c)約3〜約6バール、好ましくは約4
〜約5バールの噴霧化空気圧力、(d)約1〜約4リット
ル/分の溶液供給速度、好ましくは約3リットル/分の
供給速度および(e)約40〜約70分の顆粒化時間、好
ましくは約50〜約60分間の時間であり、乾燥を伴
う。乾燥した被覆マイクロペレットを、この手順を少な
くとももう1回、あるいは目的とする放出速度が測定さ
れるまで、繰り返すことにより再被覆しそして乾燥す
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】実施例 ペントキシフィリンマイクロペレットの調製 ポリビニルピロリドン(Povidone,USP)(6.18kg)およ
び精製水(82.1kg)を25℃で60分間混合する。ペ
ントキシフィリン(200kg)を流動床顆粒化装置に仕
込み、そして70℃の入室空気、60〜65%の空気速
度、4バールの噴霧化空気圧力、および30.0〜31.
5℃の排出空気として懸濁する。前記ポリビニルピロリ
ドン溶液を、70℃の入室空気温度、65%の空気速
度、4バールの噴霧化空気圧力、41℃の排出空気、
1.3リットル/分の溶液供給速度、60分の顆粒化時
間および60秒(噴霧)−15秒(振盪)サイクルとし
て、前記流動床顆粒化装置内に噴霧する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】0.42〜1.19ミリメートル顆粒を流動
床顆粒化装置に仕込み、そして室温で少なくとも15分
間混合した25%Surelease(183kg)と精製水(U
SP)の均一懸濁液を用いて、70℃の入室空気温度、
68%の空気速度、4バールの噴霧化空気圧力、40℃
の排出空気温度、1.3リットル/分の溶液供給速度お
よび8時間の総顆粒化時間で噴霧して100リットルの
五ストップに154.18kgの被覆マイクロペレットを
得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/36 B 7433−4C 47/38 B 7433−4C (72)発明者 ノーマン・ヘンダーソン アメリカ合衆国ニユージヤージー州07934. グラツドストーン.ペイトリオトロード6 (72)発明者 アラン・ウツド アメリカ合衆国ニユージヤージー州08873. サマセツト.ノリツジプレイス9

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医薬、結合剤および多数の不連続コーテ
    ィング層より成るマイクロペレット。
  2. 【請求項2】 医薬が水溶性医薬である請求項1記載の
    マイクロペレット。
  3. 【請求項3】 水溶性医薬が式 【化1】 (式中、R1およびR2は同一かまたは異なり、そして2
    〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキ
    ル基、シクロヘキシル、直鎖状または分枝鎖状アルコキ
    シアルキルおよびヒドロキシアルキル基より成る群より
    独立的に選択され、そしてAはメチル基により置換され
    ていてもよい4個までの炭素原子を有する炭化水素基で
    ある)、および 【化2】 (式中、R1およびR3の少なくとも一方は、(a)第三ア
    ルコール官能基を有する式 【化3】 (式中、R4は1〜3個の炭素原子を有するアルキル基
    を表わしそしてnは2〜5の整数を表わす)で示される
    分枝状ヒドロキシアルキル基であるか(その場合所望に
    より存在してもよい他方のR1またはR3は水素原子を表
    わすかまたはその炭素鎖が2個までの酸素原子により中
    断されていてもよいあるいはヒドロキシまたはオキソ基
    により置換されていてもよい6個までの炭素原子を有す
    る脂肪族炭化水素基R5を表わす)、または、(b) 式 R6−CO−(CH2)p− (式中RはC1〜C6アルキルであり、そしてpは2、
    3または4である)で示されるオキソアルキル基であり
    (その場合の他方のRまたはRは前記定義どおりで
    ある)、そしてRは1〜4個の炭素原子を有するアル
    キル基を表わす)で示される化合物である請求項1また
    は2記載のマイクロペレット。
  4. 【請求項4】 化合物がペントキシフィリンである請求
    項3記載のマイクロペレット。
  5. 【請求項5】 結合剤がポリビニルピロリドン、スター
    チ、セルロースおよびオリゴサッカライドより成る群よ
    り選択されるポリマーである請求項1〜4のいずれかに
    記載のマイクロペレット。
  6. 【請求項6】 不連続コーティング層数が約2〜約25
    である請求項1〜5のいずれかに記載のマイクロペレッ
    ト。
  7. 【請求項7】 約0.42ミリメートル〜約3.36ミリ
    メートルのペレットサイズを有する請求項1〜6のいず
    れかに記載のマイクロペレット。
  8. 【請求項8】 医薬の重量がマイクロペレットの重量の
    約52%〜約92%である請求項1〜7のいずれかに記
    載のマイクロペレット。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の複数の
    マイクロペレットを含む開放自在容器より成り、該カプ
    セル内マイクロペレットが投与量単位を構成して成る放
    出が制御され決定自在な用量組成物。
  10. 【請求項10】 医薬と結合剤の混合物を顆粒化し、そ
    の顆粒をふるい分けしそして被覆するステップ、そして
    顆粒を乾燥し、ふるい分けし、そして被覆し、そして所
    望により顆粒を粉砕するステップを繰り返すことから成
    る請求項1〜9のいずれかに記載のマイクロペレットの
    製造方法。
JP14927492A 1991-06-10 1992-06-09 マイクロペレットおよびそれらの製造方法 Pending JPH05194233A (ja)

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