JPH02501400A - カーボンフイルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カーボンフィルタ 本発明は請求項１の上位概念の特徴を有するカーボンフィルタに関する。

ＨｔｌｒＤｅｒ　Ｎａｃｈｖｅｒ’ｋｔｅｈｒＪＭ　４巻、１９８６７：：は見 出し　ｒ　Ｗｉｃｋｅｌｒｕβｆｉｌｔｅｒ　ｆｉｉｒ　Ｓｔａｄｔｏｍｎｉｂ ｕｓｓｅｓ　ｉｎ　ｄｅｒＥｒｐｒｏｂｕｎｇ　ｉｍ　Ｖｅｒｋｅｈｒｓｂｅｔ ｒｉｅＪのもとて前述のタイプのカーボンフィルタが記載されている。カーボン フィルタはケーシング内に多数の管を有し、鉄管の一端は閉じられ、他端は孔あ き板に気密に溶接されている。該孔あき板はカーボンフィルタのケーシング内に シールされて配置されている。管は外周面に孔があけられ、セラミックヤーンの 保持体として用いられる。セラミックヤーンは円筒形の綾巻き体として管の上に 巻付けられている。ディーゼルモータから来る排ガスはセラミックヤーンから成 る巻体が配置されているために該巻体を流過させられる。この場合、排ガス内に 含まれたカーボン粒子は巻体のセラミックヤーンに付着する。

比較的に高い圧力ピークで発生する排ガス流が巻体における巻条をずらさないよ うにするためには巻体は比較的に固く巻かれなければならない。しかしながらこ の結果としては、セラミックヤーンの、カーボン粒子を受け取るためＩ：有効な 表面が減少させられる。何故ならばカーボンをろ過するためには、排ガス流と直 接的を二接触する範囲しか有効ではないからである。ヤーン表面の隣接する層Ｊ 二より覆われた区分は有効ではない。

公知のカーボンフィルタにおいて表面の近くにある層にあるヤーンに糸切れが生 じると、巻体は内部の安５０失い、排ガス流によって弛緩させられる。この場合 には巻体のセラミックヤーンは場合によっては管から外され、カーボンフィルタ の他の範囲に送り込まれ、そこで排ガスの流路を移動させる。弛緩しｔ；巻体の ヤーン材料Ｉ：より覆われた弛緩した巻体範囲は流動抵抗が増すことにより排ガ ス浄化には次第に役立たなくなるので、大きな部分はカーボンフィルタのフィル タ材料のなくなっＩ；管を流過する。何故ならば前記管は流動抵抗が最低である からである。この欠陥が生じるとカーボンフィルタは寅質的に効果がなくなる。

フィルタ材料の公知の配置では外層における糸切れは少なくはない。すなわち外 層は著しく断続的に流れる排ガスにより振動させられ、しかも巻体の内部には大 きな応力が発生させられる。該応力はフィルタ材料の温度変化によって発生させ られる。巻体に内部の安定を与えるために必要な比較的に固い巻きのために、温 度変化に基づ〈長さ変化は補償されず、ヤーンは次第に引張負荷に曝される。

公知のカーボンフィルタの５１１の問題点は、絶えず加熱されかつ冷万されるこ とにより、巻体が解れ、フィルタ材料内に通路が形成され、該通路を介して排気 ガスがフィルタ材料とさほど接触することなしに流過することである。

これから出発して、本発明の課題は効率が改善されかつより高い機能性を有する カーボンフィルタを提供することである。

この課題は本発明によれば請求項１の特徴によって解決された。メツシュ製品を フィルタ材料として使用することにより繊維及びヤーン区分は外部からの付加的 な作用なしで保持される。１つのメツシュのヤーンが切れた場合ですら、メツシ ュ材料の内部の安定性は変化せず、破壊したメツシュの範囲に発生した自由なり −ン端部は隣接する完全なメツシュにより保持される。最悪の場合にはメツシュ が走ることがあるが、これが編物又は組物を著しく妨げることはない。ヤーンが メ７ンユを成して結合していることにより、組織が完全に破壊されることはない 。しかし巻体の場合には外層に８いて糸が切れると組織が完全に破損させられる ことになる。したがって零発１ｊＪＪＪ二よるカーボンフィルタにおいては、フ ィルタ材料から成る、適当な形の与えられた物体の内部の安定を得る！こめに、 フィルタ材料のヤーンに所定のプレロードをかけておく必要もなくなる。内部応 力が存在せず、隣接するヤーン区分によりヤーンが覆われる７アクタが小さいた めに、より大きなフィルタ有効面が生じる。最後に編物又は組物はその固有弾性 に基づき、温度変化による応力の発生を阻止することができる。

メツシュ製品として構成されているために浄化作用は排ガスがフィルタ材料を層 に対して横方向に流過した場合にも、排ガスが層の間を層に対してほぼ平行に流 過した場合にも生じる。セラミックヤーンをメツシュに結合することで可能にな る弛いパックに基づき、前述の流通が可能になる。

良好な浄化作用を達成するため！＝は簡単ｌこ複数の層を直接相上下して配置す ることができる。しかしながら層の間に、織成された又は織成されていない繊維 材料としてのセラミック繊維、例えば不整列繊維フリース、スライバ又はロビン 織布を配設することもできる。両側にあるメツシュ製品は層の間にある、はぼル ーズな繊維を固定的に保持する。この場合には同時にパックが弛いので良好な流 通性が保たれる。このような配置はフィルタのためのコストを下げない場合に有 利である。何故ならば不整列繊維フリースは同じ量のメツシュ製品よりも安く製 造することができるからである。

メツシュ製品の特別に簡単な固定は、メツシュ製品をホース製品として製造する ことにより達成される。

何故ならばこの場合には特別な固定ステップなしで、周方向に閉じられた組織体 が形成され、これによって縁における固定が不要になるからである。さらにこの 場合には互いに突き合わされるかオーバラップさせられる縁部に肉厚部が形成さ れず、メツシュ製品を端面側の端部で管状の保持体に固定するだけで十分である 。この場合、固定に課される要求は高くない。製造を高価にする予防手段がとら れていないと、どの開いた製品縁もメッシュが走る危険をもっているので、安定 した多層なフィルタは簡単に、製品ホースを多層を成すようＪこぞれ自体の上ｌ 部所り返さすことにより製造される。メツシュ製品の周方向の伸縮性は前述の如 き方法を簡単に可能にする。これによって２つの開いた製品縁しか生じない層の 構造体が得られるようになる。

この場合にはメツシュ製品は長手断面で見てジグザグ状に多層を形成している。

２つの製品メツシュを内外に引込み、製品メツシュが互いに間隔をおいて走るよ うにするＩ；めには、これは一方の製品メツシュが一方の端部から又は両方の端 から丸められ、簡単な形式で空いた容積が形成され、その中に繊維材料が詰めら れる。しかも製品メツシュを丸めることは開いｔ；製品縁のメツシュの走りを比 較的に効果的に防止する簡単な手段である。

２層のエンドレスな構造体は適当な長さを有する一方の製品ホースの端面側の端 部が互いに結合されることによって達成することもできる。これによって２層の リング状の構造体が形成され、該構造体の直径は編物又は組物の弾性ｌ：基づき 種々異なる保持体直径に適合させることができる。

カーボンフィルタ内の種々異なる個所の圧力状態を考慮するｔ；めには、メツシ ュ幅の異なるメツシュ製品を使用し、メツシュ幅の大きな製品がフィルタの堰止 め圧の低い個所に位置するのに対し、メツシュ幅の小さいフィルタ材料がフィル タの堰止め圧が高い個所に配置することができる。このような形式でフィルタ材 料はフィルタ内の流れ状態に相応して種々異なる流動状態を有するようになる。

メツシュ製品のろ過に有効な表面はメツシュ製品がパイル製品として編成され、 しかもループパイル製品として又はカットパイル製品として製造されることによ り拡大される。第１の実施例の利点としては２面の製品の切り開く付加的な作業 工程が不要になり、かつ繊維が解れる惧れのある自由なり−ン端部が形成されな いことを挙げることができる。しかしながら他面ｌ；おいてはカットパイルの自 由端部におけるヤーンの制限された解れはろ過作用を有する面を拡大し、自由端 部は隣接する層に引掛かりやすく、メツシュ製品から成るフィルタ体の安定度を 増大させる。

メツシュ製品に加工されたヤーンは隣接するヤーン区分と交差する前に比較的に 短い距離しか露出していないので、メツシュ製品を製造するためには撚られてい ない糸、仮り撚りされｔ；糸又は撚られた糸を使用する二とができる。いずれの 場合にも繊維はメツシュにより固定される。これは撚られていない糸の場合には 特に重要であるが、他面においてはきわめて大きなろ過面をもたらす。

既に述べたようにホース製品として製造されたフィルタ材料は困難を伴うことな しに、管壁に孔のあけられた管状の保持体の上に固定することができる。この場 合には有利な形式で、フィルタ材料を流過する排ガスがフィルタ材料を支持する 管にフィルタ材料を圧着する外側流れ及び（又は）内側流れを使用することがで きる。

次に図面について本発明を説明する： 第１図は本発明のカーボンフィルタの概略的な縦断面図。

第２図は第１図のカーボンフィルタの支持管の概略。

的な縦断面図。

第３図は第１図のカーボンフィルタに使用されるメツシュ製品の部分図。

第４図から第１１図までは支持管に対するメツシュ製品の種々異なる取付は方法 を示しｔ；図。

第１図においては圧縮型燃焼機関、特にディーゼル機関のためのカーボンフィル タが概略的に示されている。このカーボンフィルタは機関の排ガス流に配置され 、排ガスからカーボン粒子を除去する。カーボンフィルタはｌは容器状の、あら ゆる側で閉じられたケーシング２を有している。該ケーシング２の一面には流入 接続部３が配置され、他面には流出接続部４が配置されている。ケーシング２内 には流出接続部４の近くには等間隔で孔又は開口６を有する孔あき板５が配置さ れている。各開口６には管７が差込まれ、鉄管７は孔あき板５から流入接続部３ に向かって延び、孔あき板５とは反対側の端部８において閉じられている。管７ は孔あき板５に溶接又はそれに類似したもので固定されかつシールされている。

管７の壁は第２図に示すように多数の小さな流過開口９を備えている。該流過開 口９は管７の全＝に等間隔をおいて分配され、互いに小さな空間的間隔を有して いる。

管７はケーシング２の内部をほぼ円筒状のケーシング２の縦軸線に対して平行に 延びている。管７はフィルタ材料の支持体又は保持体として役立つ。フィルタ材 料は単数又は複数の層を成して管７を取囲んでいるフィルタ材料１１は編成され ｔ；又は組まれたメツシュ製品１２かも成っている。このメツシュ製品の一部は 第３＠に示されている。メツシュ製品１２は直径が約１ｍ＋ｉであるセラミック ヤーン１３から丸編みされた単数又は複数のホースから成っている。セラミック ヤーン１３は有利には繊維糸であるがマルチフィラメント糸であってもよい。使 用目的と強度に対する要求に応じて撚られた糸であっても撚られていない糸であ ってもよい。撚られた糸は仮り撚りされた糸でも本撚りされた糸でもよい。ヤー ン１３の糸又は繊維が成る材料は６２重量パーセントの酸化アルミニュームＣＡ Ｑ２０３）、１４重量パーセントの酸化はう素（Ｂ２０３）と２４重量パーセン トの酸化けい素（５ｉＯ２）から成るはうけい酸アルミニュームから製造されて いる。

第３図に示された組織は比較的に横弾性の低い、つまり縦に伸びると横方向に収 縮するリンクス・レヒト編み組織である。

これまで記述したカーボンフィルタｌの製造のためには、適当な機械でセラミッ クヤーンＪ３からエンドレスな製品ホースが編まれ、これから適当な長さの区分 が切断される。この切断された区分は靴下と同じように管７に被せられ、しかも 完成したフィルタが容管７の上で有していなければならない層の数に相応する数 で被せられる。第２図においては簡明を期して２つの層しか示されていない。

しかしながら実際に構成されｔ；カーボンフィルタｌにおいては層の数は著しく 多く、ｌＯから１５である。新型される層１４．１５の数に相応して十分な製品 ホースが容管７の上に被せられると、被せられた製品ホースは孔あき板５の近く で図示されていない耐温性のシェルで管７の外周に固定されるのに対し、閉じら れた側に位置する上端は同じ材料のヤーンで結合される。結合される前ｌこ個々 の製品ホースは管の上でわずかに長さ方向ｔこ引張られるので、発生する横収縮 作用は大き過ぎる応力を惹起することなしに個々の層１４．１５を緊密に互いに 接触させる。全部の管７に相応に製品ホースが装着されたあとで、このように準 備された孔あき板５はケーシング２内に組込まれ、ケーシング２が閉じられる。

流入接続部３を介して流入する排ガス（矢印１６）はカーボンフィルタｌを流過 するためにはフィルタ材料、しかもメツシュ製品１２のメツシュ及び孔９を通っ て管７の内部に流入し、矢印１７で示すように流出接続部４かも流出する。フィ ルタ材料の流通は矢印１８で概略的に示しｔ；外側及び（又は）内側流である。

このようにして製作されたフィルタにおいては各層１４．１５におけるフィルタ 材料は管７の外周面に接触する。この場合には各層１４．１５においてはメツシ ュ製品がホース状に製作されているために周方向に閉じられた層が形成される。

この層は特別な処置で纒めて保持する必要はないので肉厚部が生じることはない 。

メツシュ製品において個々のメツシュのヤーンが切れたとしても当該管７の上に 被せられたホース状のメツシュ製品から成る層に１４．１５は内部の安定を維持 する。何故ならば切れたヤーン部分の端部はそれと結合されｔ；隣接するメツシ ュにより確実に保持されるからである。このような糸切れはセラミック材料から 成るヤーンが比較的に脆く、流過する排ガスｌ；より振動させられ、継続的に振 動が作用したときに材料の破損を惹起するので回避することはできない。

しかも、フィルタ材料として編成されｌ；製品を製造することは、フィルタ材料 を弛く配設した場合にも、流過する排ガスがフィルタ材料に通路を形成し、その 部分の流れ抵抗を著しく低下させるが、このような通路の範囲において有効なフ ィルタ表面積を著しく減少させることを回避するという利点をもたらす。メツシ ュにより小さな間隔で固定されたヤーンの位置はガス流によってずれにくく、フ ィルタ材料１１が内部応力なしで管に保持されている場合ですらずれない。巻付 けられたフィルタ材料１１の場合ｌ二必要であるような付加的な応力は糸切れの 危険を増大させる。

メツシュ製品の有利なｌ実施例においてはメツシュ輻は５ｍｓで、ピッチは６で ある。フィルタ材料１１においてより大きな有効面を得るためにはメツシュ製品 １２は単個パイルを有するパイル地として編成することも、カッティングパイル 地を形成するために切り開かれる２面製品として編成することもできる。

これまで説明した実施例では個々の製品ホースは簡単に同軸的に内外に差嵌める ことができ、互いに平行な円筒形の層が形成するのに対し、第４図と第５図に示 された５ｉ！施例においては一番内側の層を形成する製品ホース１４は外側の端 部からそれ自身の上に巻上げられるので、２つの周方向に閉じられたリング２１ ゜２２が生じる製品ホース１４を巻込むことにより、製品ホース１４の上方の製 品縁は特別な処置なしで、解離することが防止される。さらに隆起部又は巻上げ 部２１．２２はその上に被せられｌ；他の製品ホース１５のスペーサを形成する ので、第４図に示すように両方の巻上げ部又は隆起ｉ＄２１．２２が軸方向の間 隔を管７Ｊ：関して有していると中空室２３が生じる。この中空室２３は弛く、 製織されｔ；又は製織されていない繊維材料２４で弛く充たされる。繊維材料２ ４はどのような形で存在しているとは無関係ｊ：　７＋！５方の製品ホース１４ と１５の間に包まれ、排ガス流により吹き出されることはない。

しかし、莢５図１二示されているようｊ二製品ホース１４は両方の隆起部２１と ２２とが互いに直接的に接し、１つの製品ホースがすでに多層の構造体を形成し 、この＃ｌ構造体排ガスが流過するようにする部上もできる。両図においては一 部しか図示されておらず、同図に示された配置は管７の全長に互って繰返される ことは言うまでもない。この場合には外側の製品ホース１５だけが前記配置状態 を維持するために全長に互って延在している。

第６（！ｌの配置では流通孔９を有する萱７の上にある第１の製品ホース２６は 一方の端部において、周方向に延びる閉じられたロール２７を形成してそれ自体 の上に巻上げられている。このロール２７は管７の、保存板５とは反対側の端部 の近くにある。そこから製品ホース２６はまず管７の周面に直接的に接触して、 ホース状の構造物として図示の保持板５に向かって延びる。この場合には製品ホ ースは管７の上に、管７を周面に沿ってあらゆる側から取囲む層２８を形成する 。

保持板５の近くで製品ホース２６は１８０’外方へ折返され、保持板５からロー ル２７の方向に戻される。

この場合、製品ホースは別の層２９を形成する。内側の層２８には隣り合って別 の製品ホース３１が位置している。これらの製品ホース３１はそれぞれ端部から ロール３２と３３を形成してそれ自体の上に、しかも製品ホース３１の両方のロ ール３２．３３が互いに緊密ｌ；接触しあうまで巻上げられている。第６図に示 されているように、複数のこのような製品ホース３１は製品ホース２６のローラ ２７の間に保持板５まで隣り合って、しかも緊密！＝接し合って配置されている 。第６図に示されｔ：、個々のロール２７，３２．３３の間の楔形の中間充は概 略的な図示のために示されている。冥際の構成でｌま側々のロール３２．３３は 正確な円形の姿を失いかつ第６図のように横断面で示した場合に識別できないよ うに互いに隣り合って緊密に接触し合うように位置している。このような形式で 製品ホース２６によって形成される両方の層２８．２９の間の中間基全体は別の 巻上げられＩ；製品ホース３１により充たされる。これらの製品ホース３１はそ れぞれ周方向に、管７に関して、閉じられたエンドレスな構造物を成す。これら の製品ホース３１は製品ホース２６によりあらゆる側から取囲まれる。

製品ホース２６は最後に符号３４で示されたところで製品ホース２６自体により 形成されたロール２７も取囲んでいる。製品ホース２６のまだ自由である端部３ ５は最終的に管の内部に一部分だけ延び込んでいる。この状態は著しく概略化し て示しである。保持板５とは反対側の端部の近くで一部分だけ製品ホース２６に より被われている管の残った開口は最後には図示されていない栓体で閉じられる 。この栓体により一方では管７に必要な端面側のシールが与えられ、他方では端 部３５が固定される。

この実施例においては前述の実施例と同様に排ガスは外側及び（又は）内側流と してフィルタ材料１１と管７とを流過するので、排ガス流における返し波を除い ても、フィルタ材料は十分に管７の外壁に押し付けられ、この外壁により支えら れる。したがって第６図の管７に使用されｔ；栓体が押し出されないようにする ために大きな保持力は必要ではなくなる。

第７図と第８図に示された実施例においては、管７の上に、第１図との関連で説 明しＩ；ような内側の製品ホース１４が被せられている。内側の製品ホース１４ の上には周方向で、管７に関連して、別のメツシュ製品３６が巻付けられている 。このメツシュ製品３６は長いストライプの形で存在し、その幅は管７の長さに 相応している（第７図においては見やすくするために短縮して概略的に示されて いる）。このストライプ形のメツシュ製品３６は内側の製品ホース１４の上に、 第８図に示されているように、符号３７で示されｔ；個所から始まり、符号３８ で示された個所で終る巻体又は包帯を形成している。横断面で見てメツシュ製品 ３６は必要数の層を生ぜしめるｔ：めに多条のら旋を形成する。最後に、包帯状 に巻付けられたメツシュ製品３６の上に外側の製品ホース１５が被せられている 。この外側の製品ホース１５はメツシュ製品３６の外側の縁３８を確保する。メ ツシュ製品３６により形成された巻体は、第７図に示された実施例では２つの内 外に差嵌められた製品ホース、つまり製品ホース１４．１５により包囲され、解 れないようになっている。外側の製品ホース１５は第１図と同じ形式で固定され かつ閉じられている。

内外に差嵌められた製品ホース１４と１５もしくは別の製品ホースを互いに間隔 をおいて保つｔ；めには第９図と第１０図に示された実施例が使用される。この 場合には管７の上に直接的に接している内側の製品ホース１４は線材から編まれ た製品ホース３８である。

この製品ホース３８からは両側に、つまり半径方向外方と半径方向内方にパイル ループ３９．４１が突出している。°半径方向内方へ突出するパイルループ４１ で線材編物３８はセラミックｉｍａから成る内側の製品ホース１４に支えられて いるのに対し、線材編物３８から半径方向外方へ突出するパイルループ３９は半 径方向で見てさらに外側にある、セラミック材料から成る製品ホース１５の支持 面１５を形成している。両方の図示の製品ホース１４．１５は、線材から編まれ 、そのために形状安定の製品ホースにより、互いに半径方向に所定の間隔に保持 される。

第２図と第７図から第１０図までの実施例においてはろ過作用を有するメツシュ 製品の流通は製品に対してほぼ横方向に行なわれるが、第４図から８ｇ６図まで の実施例では隣接した層の間を延びる流過方向を有している。実地においては互 いに緊密にバックされているロールの範囲においては、フィルタ材料１１かも形 成されたメツシュ製品がほぼ半径平面内を延び、半径方向の外側及び（又は）内 側の流れとして生じる流れが必然的にメツシュ製品の隣接した層の間を通って流 れなければならない巻体の範囲が生じる。

第１１図に示されたカーボンフィルタｌの実施例においては円筒形の管状のケー シング４５が設けられている。管状のケーシング４５は両方の端面で閉じられ、 流入もしくは流出接続部を備えている。ケーシング４５内に保持されたフィルタ 材料１１は、既に述べたように、第３図に示されたメツシュ製品から成っている 。このメツシュ製品は第１１図に示されているよう！＝ら旋状ｌ；ロールに巻上 げられている。この場合、ロールの外径はケーシング４５の内径に相応している 。

ロールの長さは、ケーシング４５内に問題なく配置できるように選択されている 。

この実施例においてはろ過しようとする排ガスはら旋状に巻かれｌ；メツシュ製 品を、はぼ同心的に内外に位置する層に対して平行に流過する。この場合にはメ ツシュ製品から成るロールの内室も完全に充填されている。したがって、この場 合には周囲よりも流動抵抗の小さい範囲は発生しない。

国際調査報告 国際調査報告 ＤＥ８εＯＯ５ε６ Ｓ＾　２４２４１ 第」頁の続き ［相］Ｉｎｔ、　Ｃ１，’　識別記号　庁内整理番号ＦＯＩＮ　３１０２　３０ １　Ｂ　７９１０−３Ｇ＠出　願　人　フレンツエリートーヴエルケ　ドイツ連 邦共和国ゲゼルシャフト　ミツト　ベシ　−　（番地なし）ユレンクテル　ハフ ラング　ウ ント　コンパニー　コマンデイ ートゲゼルシャフト １ｌＤ−８５８２パート　ベルネック／フランクハマ

Claims (26)

【特許請求の範囲】
1. １．内燃機関、特に空気圧縮式内燃機関の排ガス流内に配置されたカーボンフイ ルタ（１）であって、排ガスのための流入及び流出管片（３，４）を有するケー シング（２）を有し、該ケーシング内に鉱繊維から成るフィルタ材料が配置され ている形式のものにおいてフィルタ材料（１１）が少な＜とも部分的にメッシュ 製品（１２）から成っていることを特徴とする、カーボンフィルタ。
2. ２．メッシュ製品（１２）が少なくとも１つの層（１４，１５，３６）を形成し てケーシング（２）内を延びるように配置されケーシング（２）における排ガス 案内がフィルタ材料（１１）から成る層（１４１５）を排ガスが横方向に流過す るように構成されている、請求項１記載のカーボンフイルタ。
3. ３．ケーシング（２）内のメッシュ製品（１２）が複数の層（２１，２２，２７ ，３１，３２）を形成するように配置され、ケーシング（２）内の排ガス案内が 、フィルタ材料（１１）内を排ガスが層（２１，２２，２７，３１，３２）に対 して平行に流れるように構成されている、請求項１記載のカーボンフィルタ。
4. ４．ケーシング（２）におけるメッシュ製品（１２）が少なくとも２の層を形成 するように配置され、両方の層（１４，１５）が直接的に相接触し合っている、 請求項１記載のカーボンフイルタ。
5. ５．少なくとも２つの層（１４，１５）が互いに間隔をおいて延び、これらの層 （１４，１５）で制限された中間室（２３）が製織されているか又けされていな い繊維材料（２４）を有している、請求項１から４までのいずれか１項記載のカ ーボンフィルタ。
6. ６．単層又は複層（１４，１５）が円筒面の形状を有している、請求項１から５ までのいずれか１項記載のカーボンフイルタ。
7. ７．メッシュ製品（１２）が丸編製品である、請求項１記載のカーボンフィルタ 。
8. ８．２つの層を形成するために製品ホース（１４，１５，３１）がそれ自体の上 に折返されている、請求項７記載のカーボンフィルタ。
9. ９．製品ホース（１４）が数回もそれ自身の上に折返されており、この場合、偏 向個所が互いに軸方向の間隔をおいて、メッシュ製品（１２）が偏向個所の間で ほぼ管状又は円筒状に延びている、請求項７記載のカーボンフィルタ。
10. １０．製品ホース（１４，３１）が少なくとも一方の端部からそれ自体の上に巻 上げられている、請求項７記載のカーボンフイルク。
11. １１．１つの製品ホース（１４，３１）が両端からそれ自体の上に巻上げられ、 外周に沿って延びる２つの隆起部（２１，２２，３２，３３）を形成している、 請求項７記載のカーボンフイルク。
12. １２．両方の隆起部（２１，２２，３２，３３）が互いに接触し合っている、請 求項１１記載のカーボンフイルク。
13. １３．両方の隆起部（２１，２２）が軸方向の間隔を相互に有している、請求項 １１記載のカーボンフイルク。
14. １４．メッシュ製品から成る別の製品ホース（１５）が第１の隆起部（２１，２ ２）を形成する製品ホース（１４）の上に被せられている、請求項１０記載のカ ーボンフィルタ。
15. １５．少なくとも１つの製品ホース（１４）の両端が互いに結合され、エンドレ スなホース状のリングを形成している、請求項７記載のカーボンフイルタ。
16. １６．メツシュ製品（１２）が異なるメッシュ幅を有している、請求項１記載の カーボンフイルタ。
17. １７．フィルタ材料（１１）を形成するメッシュ製品（１２）の少なくとも１部 がパイル製品である、請求項１記載のカーボンフィルタ。
18. １８．メッシュ製品（１２）がセラミック繊維から成る、請求項１記載のカーボ ンフイルタ。
19. １９．メッシュ製品（１２）のヤーン（１３）が撚られていない糸又は仮撚りさ れた糸又は撚られた糸である、請求項１記載のカーボンフィルタ。
20. ２０．少なくとも１つの管状の部分（７）を有する保持体（５，７）を備え、管 状の部分（７）が一端で閉じられかつ管壁に多数の孔（９）を有し、該孔（９） を介して排ガスがカーボンフィルタ（１）を流過するときに流れる、請求項１記 載のカーボンフィルタ。
21. ２１．保持体（５，７）の管状の部分（７）の内側及び（又は）外側がメツシュ 製品（１２）で被覆され、該メッシュ製品（１２）が少なくとも孔（９）を備え た範囲に亙って延在している、請求項２０記載のカーボンフィルタ。
22. ２２．メッシュ製品（１２）が排ガス流で保持体（５，７）に押し付けられてい る、請求項１記載のカーボンフイルク。
23. ２３．メツシュ製品（１２）の少なくとも２つの層（１４，１５）がほぼ円筒形 の形態を有し、互いに半径方向の間隔をおいて延在し、両方の層（１４，１５） の間に生じる中間室に、両方の層（１４，１５）を間隔をおいて保つスペーサ（ ３８）が配置されている、請求項１記数のカーボンフイルク。
24. ２４．スペーサ（３８）が線材から編まれたホース製品であって、このホース製 品から半径方向で内方及び外方へパイルルーブ又は立毛（３９，４１）が突出し ている、請求項２３記載のカーボンフィルタ。
25. ２５．ほぼ円筒形の形態を有し、ほぼ同軸的に延在する少なくとも２つの層（１ ４，１５）がメッシュ製品（３６）を内包しており、該メッシュ製品が、内外に 位置する層（１４，１５）に関して、周方向に巻かれて構成されている、請求項 １記載のカーボンフイルタ。
26. ２６．メッシュ製品（１２）が保持体又は類似したものなしでケーシング（４５ ）内に直接的に配置されている、請求項１記載のカーボンフイルク。