JPH024997B2 - - Google Patents

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JPH024997B2
JPH024997B2 JP57219681A JP21968182A JPH024997B2 JP H024997 B2 JPH024997 B2 JP H024997B2 JP 57219681 A JP57219681 A JP 57219681A JP 21968182 A JP21968182 A JP 21968182A JP H024997 B2 JPH024997 B2 JP H024997B2
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JP
Japan
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sleeve
cylindrical
shell
coaxial connector
shell body
Prior art date
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JP57219681A
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JPS59111287A (ja
Inventor
Yoshio Sakamoto
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MUSASHI DENSHI KK
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MUSASHI DENSHI KK
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Publication date
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Publication of JPS59111287A publication Critical patent/JPS59111287A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はビデオ、オーデイオ等の各種電子機器
に於ける高周波信号伝送用の同軸ケーブル接続用
の同軸コネクタに関する。
<背景技術とその問題点> 従来の同軸コネクタの一例として、第1図に示
す如き構造のものが知られている。なお、この例
はジヤツク側同軸コネクタを示すのである。この
同軸コネクタ1に於いて、円筒状のシエル2に設
けられた軸方向貫通穴2Aの図中半内部、すなわ
ち後述するスリーブ部9の内部には、絶縁物3を
充填介在させて、コンタクト4が該シエル2と同
軸状に保持されている。また上記シエル2の外周
壁中途部にはフランジ部5が形成されている。上
記シエル2の外周壁には、上記フランジ部5と隣
接してネジ部6が形成されている。上記同軸コネ
クタ1は上記ネジ部6に螺着される取付ナツト7
と上記フランジ部との間に電子機器の取付パネル
P1を挾支するようにして該取付パネルP1に固定
し得るように構成されている。なお上記フランジ
部5のネジ部側壁面は上記シエル2を上記取付パ
ネルP1に装着する際、位置極め規制するための
突起段部8が形成されている。この突起段部8は
例えば上記同軸コネクタ1の径方向に非真円状に
形成されており、これと同形状に上記取付けパネ
ルP1に形成された取付け穴に嵌合することによ
り上記同軸コネクタを位置決め規制するようにな
つている。また、上記同軸コネクタ1の上記フラ
ンジ部5を境として一端側は図示しないプラグ側
同軸コネクタとの嵌合接続部となつている。この
嵌合続部は上記プラグ側同軸コネクタの外部導体
と嵌合する上記シエル2の一端側円筒部2Bと、
上記プラグ側同軸コネクタの内部導体と嵌合する
上記コンタクト4の一端円筒部4Aとから構成さ
れている。また、上記シエル2の上記フランジ部
5を境として他端側は、上記絶縁物3が充填介在
させて上記コンタクト4を保持した、簿肉円筒状
のスリーブ部9となつている。上記スリーブ部9
の終端9Aには一対の脚部9B及び9Cが軸方向
に突設され、上記コンタクト4の他端4Bととも
に電子機器内に配設されたプリント基板P2に直
接配装され、接続し得るようになつている。従つ
て上記スリーブ9は各種電子機器の上記取付パネ
ルP1と上記プリント基板P2との間隔に応じた長
さに形成されている。
ところで、上記シエル2は全体を丸棒等の材料
に施削及び中ぐり等の切削加工を施すことによ
り、上記軸方向貫通穴2A、フランジ部5、ネジ
部6、突起段部8、スリーブ部9及び各脚部9
B,9C等を有する複雑な形状に成形されてい
る。従つて加工工程も煩雑となり、歩留りも非常
に悪いものとなつていた。また上述したジヤツク
側同軸コネクタ1では、該同軸コネクタ1が取付
けられる各種電子機器の取付パネルP1とプリン
ト基板P2との間隔lに応じた長さ寸法のスリー
ブ部9を各々形成しておく必要があり、大量生産
によるコストダウンを図ることが困難であつた。
<発明の目的> 本発明は、上述した如き従来の欠点に鑑み、上
記シエルの形状を改善し、低コストの同軸コネク
タを提供するものである。すなわち、本発明は上
記シエルの他方のコネクタとの嵌合接続部となる
一端部分と、スリーブ部とを別設することにより
加工工程の簡略化を図り、また上記スリーブ部は
各種長さ寸法に予め既製したものを組付けること
により各種態様のコネクタに適用し得るようする
ことを目的とするものである。
<発明の概要> 本発明の同軸コネクタは他方のコネクタとの嵌
合部を有するとともに取付基板への取付固定部を
有する円筒状シエル本体と、このシエル本体に嵌
合組付けられる円筒状スリーブとからなり、上記
シエル本体は円筒部一端にカシメ付け部を有する
とともに内径中途部に上記スリーブの嵌合係止段
部を設け、上記スリーブには絞り加工等の塑性加
工により、円筒状に形成された一端に上記係止段
部と係合する係合フランジ部を有するとともに他
端に接続用脚部を有し、さらに該スリーブ内に絶
縁物を充填介在させてコンタクトを固定支持し上
記カシメ付け部を内径方向に折曲させることによ
り、上記円筒内部において、上記シエルと上記ス
リーブを一体固定するようにしたことを特徴とす
る。
<実施例> 以下、本発明をジヤツク側同軸コネクタに適用
した一実施例を第2図乃至第6図に従つて説明す
る。
先ず、この実施例における同軸コネクタ10
は、第2図に示すように別設したシエル本体11
とスリーブ12を備え上記シエル本体11の内部
に上記スリーブ12を第3図に示す如く嵌合装着
することにより構成されている。
円筒状の上記シエル本体11の軸方向中途部に
位置する外周壁にはフランジ部13が形成されて
いる。上記シエル本体11には上記フランジ部1
3を境として一端側は図示しないプラグ側コネク
タを接続するための嵌合接続部11Aとなつてい
る。また上記シエル本体11の他端側は上記スリ
ーブ12との嵌合係止部11Bとなつている。上
記嵌合係止部11Bの終端縁にはカシメ付け部1
1Cが稍々肉簿状に形成されている。また上記シ
エル本体11の内周壁14は上記嵌合接続部11
Aに於いて太径穴部14Aとなり、同じく上記嵌
合係止部11Bに於いて細径穴部14Bとなつて
いる。上記太径穴部14Aと細径穴部14Bとの
境界には段部14Cが形成されている。なお、上
記細径穴部14Bは上記スリーブ12の後述する
円筒部外壁との嵌合部となつており、上記段部1
4Cは上記スリーブ12の後述する係合フランジ
部との係合部となつている。また上記嵌合係止部
11Bの外周壁にはネジ部15が形成されてい
る。上記ネジ部15に螺着した取付けナツト16
と上記フランジ部13との間に電子機器の取付け
パネルP3を挾支することにより、上記シエル本
体11は電子機器の取付けパネルP3に固定され
るようになつている。なお上記フランジ部13の
ネジ部15側の側壁面には上記取付けパネルP3
に上記シエル本体11を位置極め規制するための
突起段部13Aが形成されている。上記突起段部
13Aは例えば上記シエル本体11の径方向に対
し非真円状に形成され、上記取付けパネルP3
形成された同径状の穴に嵌合することにより、上
記同軸コネクタ10を位置決め規制するものであ
る。
次に円筒状のスリーブ12に於いて、軸方向一
端縁には、上記段部14Cと係合するように外側
に折曲された係合フランジ部12Aが形成されて
いる。また上記スリーブ12の他端には、一つ又
は複数の脚部17が軸方向に突設され電子機器内
に配設されたプリント基板P4に挿入され回路パ
ターンP5に接続し得るようになつている。また
上記スリーブ12の円筒内には絶縁物18が充填
されている。上記絶縁物18には該絶縁物18を
軸方向に貫通するようにして上記スリーブ12と
同軸状にコンタクト19が保持されている。上記
コンタクト19の一端は上記絶縁物18の一端側
より突出し、上記シエル本体11の嵌合接続部1
1Aの上記太径穴部14Aに位置し、上記プラグ
側コネクタとの接合部となつている。なお、上記
コンタクト19の一端には軸方向に嵌合穴19A
が穿設されており、図示しない、プラグ側同軸コ
ネクタの端子ピンを挿入嵌合し得るようになつて
いる。また上記コンタクト19の他端は上記絶縁
物18の他端側より突出し上記プリント基板P4
に圧入され、回路パターンP5に接続し得るよう
になつている。ここで、上記同軸コネクタ10は
上記シエル本体11の嵌合接続部11A側の開口
より上記係合フランジ部12Aと段部14Cが係
合する位置まで上記スリーブ12を挿入する。す
ると上記スリーブ12の円筒外周壁の図中上半部
分が上記シエル本体11の細径穴部14B内に密
接嵌合状態におかれる。さらに上記カシメ付け部
11Cを内径側に縮径するように折曲して、上記
スリーブ12の円筒中途部をカシメ付け、上記ス
リーブ12を上記シエル本体11に固着する。こ
のとき、上記カシメ付け部11Cに対応するスリ
ーブ12の円筒部分も内径側に凹状に一体折曲さ
れることとなる。こように上記シエル本体11と
上記スリーブ12は、上記シエル本体11の嵌合
接続部内において、上述した嵌合部と係合部さら
に上記カシメ付け部によつて接合されることによ
り、良好な導通常態を形成するものである。
次に、上記スリーブ12の製造方法を第4図乃
至第6図に従つて説明する。すなわち上記スリー
ブ12は下記の如く塑性加工及び打ち抜き加工に
より得られるのである。
先ず第4図に示すように導体材料よりなる簿板
に例えば図示しないダイス及びポンチ等による深
絞り加工を施し、円筒容器20を得る。上記円筒
容器20の円筒部21の開口端には上記深絞り加
工の際に縁部22が形成される。そこで、この縁
部22を上記シエル本体11の太径穴部14Aに
挿入可能な形状に加工することにより、上記係合
フランジ部12Aを形成することとなる。また、
上記円筒容器20の円筒部21は上記スリーブ1
2の円筒部を形成することとなる。次に第5図に
示す如く上記円筒容器20の低面部23を上述し
た脚部17となる切り残し部24を図示の例では
2つ残すようにして破線aで示す部分を打ち抜き
加工により削除する。さらに第6図に示す如く、
上記切残し部24を上記円筒容器20の円筒部2
1の軸方向に突出するように矢線A,Bで示す方
向に起立させる。
このようにして上記スリーブ12を得ることが
できる。なお、上述のようにして製成されたスリ
ーブ12は深絞り加工に依るため、その円筒部1
2Bは若干のテーパをもつておりその内径は係合
フランジ部12A側から脚部17の配設側に向い
徐々に小さくなつている。従つて上述した如く、
上記シエル本体11に上記スリーブ12を挿入接
合する際、非常に都合が良い。なおかつ、上記ス
リーブ12の円筒部12Bの上記係合フランジ部
12Aの付近の外壁は上記シエル本体11の太径
穴部14A内壁に強力に圧接されることとなり、
上述したシエル本体11とスリーブ12との導通
状態をさらに良好なものとする。また前記第5図
に説明した上記切残し部24を起させた時、この
切残し部24の基端24Aの折曲部は上記円筒部
21の内径側に向けて稍々折曲膨出する。この折
曲膨出部は上記絶縁物18を係止する作用をもつ
ことになる。
なお、この実施例ではジヤツク側同軸コネクタ
に関し述べたものであるが、本発明はプラグ側同
軸コネクタにも応用することが出来ることは言う
までもない。
<発明の効果> 上述の如く本発明の同軸コネクタはスリーブが
塑性加工で製作されている。従つて切削加工では
大変手間をかけて形成していたスリーブの簿肉状
の円筒部が非常に簡単に形成することができる。
また、深絞り加工によつて得られた円筒容器の底
壁部から打抜き加工等から脚部を形成すること
も、切削加工に依る場合と比較して非常に簡単な
ものとなる。また、塑性加工で形成するため切り
くず等を少なくなり、したがつてまた歩留まりも
向上する、さらに上記シエル本体とスリーブを別
設したことにより、該スリーブのみを各種電子機
器の取付けパネルとプリント基板との間隔に応じ
て製作すると、比較的複雑な形状のシエル本体を
別途に一貫大量生産することができる。上述のよ
うなことから、上記同軸コネクタはその製造工程
が非簡略化され従来のものと比較し非常に低コス
トのものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のジヤツク側同軸コネクタを示す
一部切欠断面図、第2図は本発明の同軸コネクタ
においてシエル本体とスリーブが別設されたとこ
ろを示す概略要部分解斜視図、第3図は上記シエ
ル本体とスリーブを嵌合固定してなる同軸コネク
タを電子機器のパネル及びプリント基板等に装着
したところを示す一部切欠断図、第4図乃至第5
図はスリーブの製造工程を示すものであり、第4
図は簿板に深絞り加工を施すことにより得られた
円筒容器を示す一部初欠断面図、第5図は円筒容
器の底面図、第6図は円筒容器より作製されたス
リーブを示す一部切欠断面図である。 10……ジヤツク側同軸コネクタ、11……シ
エル本体、12……スリーブ、16……絶縁物、
17……コンタクト、18……脚部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 他方のコネクタとの嵌合部を有するとともに
    取付基板への取付固定部を有する円筒状シエル本
    体と、このシエル本体に嵌合取付けられる円筒状
    スリーブとからなり、上記シエル本体は円筒部一
    端にカシメ付け部を有するとともに内径中途部に
    上記スリーブの嵌合係止段部を設け、上記スリー
    ブには絞り加工等の塑性加工により、円筒状に形
    成された一端に上記係止段部と係止する係合フラ
    ンジ部を有するとともに他端に接続用脚部を有
    し、さらに該スリーブ内に絶縁物を充填介在させ
    てコンタクトを固定支持し、上記カシメ付け部を
    内径方向に折曲させることにより、上記円筒内部
    において上記シエルと上記スリーブを一体固定す
    るようにしたことを特徴とする同軸コネクタ。
JP57219681A 1982-12-15 1982-12-15 同軸コネクタ Granted JPS59111287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57219681A JPS59111287A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 同軸コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP57219681A JPS59111287A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 同軸コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS59111287A JPS59111287A (ja) 1984-06-27
JPH024997B2 true JPH024997B2 (ja) 1990-01-31

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ID=16739301

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57219681A Granted JPS59111287A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 同軸コネクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6423890U (ja) * 1987-07-31 1989-02-08

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JPS59111287A (ja) 1984-06-27

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