JPH0249801A - 道路橋継目部の堅型伸縮装置及びその接合構造 - Google Patents

道路橋継目部の堅型伸縮装置及びその接合構造

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JPH0249801A
JPH0249801A JP20139188A JP20139188A JPH0249801A JP H0249801 A JPH0249801 A JP H0249801A JP 20139188 A JP20139188 A JP 20139188A JP 20139188 A JP20139188 A JP 20139188A JP H0249801 A JPH0249801 A JP H0249801A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、橋梁、高架道路等の道路橋の継目部に設置さ
れる伸縮装置、特に、所定の遊隙を介して対向する一対
の端面板の対向面に弾性シート材よりなる伸縮部材を接
着することにより形成した堅型伸縮装置及びその接合構
造に関する。
(従来の技術) 上記の堅型伸縮装置を道路橋に設置する場合には、通常
、道路橋の幅員よりも短い長さのものを複数個準備し、
その端面同志を突き合せるようにして接合した後道路橋
の床版の端部に取付ける。
しかる後、第7図に示すように、隣接する堅型伸縮装置
同志の伸縮部材alt82の内面に別体のシート状の継
手部材すを貼着することにより伸縮部材alt82同志
を接合している。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のようにして堅型伸縮装置を接合すると
、伸縮部材aと継手部材すとは現場で接着せざるを得な
いので充分な接着強度が得られない。しかも、この接着
部分には床版の伸縮に伴って接着個所を剥す方向の力が
働くので伸縮部材aと継手部材すとが剥離し易く、両者
が剥離するとその間から水が浸透し、漏水のおそれがあ
る。
また、伸縮部材aの内部に石等の硬い異物が侵入すると
道路橋の継目部の伸縮性が阻害されるので、予め伸縮部
材aの内部に鉱滓を砕いたブラックサンドCを配設する
ことが多いが、このブラックサンドCが雨等によって勾
配の低い方へ流されてしまったり、また、代わりに液状
シール材を充填する場合にも充填時に低い方へ流れてし
まうという問題もある。
上記に鑑みて本発明は、接合部から漏水のおそれがなく
、かつ、伸縮部材内部のブラックサンドやシール材等の
充填物が流れることがない道路橋継目部の堅型伸縮装置
及びその接合構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため請求項(1)及び(aの発明
は、道路橋継目部の堅型伸縮装置の道路幅員方向の各端
部に充填物流出防止壁を兼ねる接合部を予め設けておき
、この接合部同志を道路幅員方向で接合するものである
具体的に請求項(1)の発明の講じた解決手段は、所定
の遊隙を介して対向する一対の端面板の対向面間に、弾
性シート材よりなる伸縮部材を介装接着することにより
構成される道路橋継目部の堅型伸縮装置であって、前記
伸縮装置は、その道路幅員方向一端部に外方へ突出する
凸状の壁体よりなる凸状接合部を、道路幅員方向他端部
に前記凸状接合部の前記壁体と密嵌可能な凹状の壁体よ
りなる凹状接合部をそれぞれ有する構成としたものであ
る。
また、請求項(2)の発明の講じた解決手段は、所定の
遊隙を介して対向する一対の端面板の対向面間に弾性シ
ート材よりなる伸縮部材を介装接着することにより構成
される道路継目部の堅型伸縮装置を道路幅員方向に接合
する接合構造であって、一方の堅型伸縮装置の伸縮部材
における道路幅員方向の端部に外方へ突出する凸状の壁
体よりなる凸状接合部が設けられ、他方の堅型伸縮装置
の伸縮部材における道路幅員方向の端部に前記凸状接合
部の前記壁体と密嵌可能な凹状の壁体よりなる凹状接合
部が設けられ、前記凸状接合部と凹状接合部とが密嵌合
されて両堅型伸縮装置が接合される構成としたものであ
る。
(作用) 請求項(1)及び(2)の構成により、道路橋継目部の
堅型伸縮装置を道路橋に設置する前に、予め凸状接合部
及び凹状接合部が伸縮部材の道路幅員方向の各端部に設
けられており、設置後は床版の伸縮によっては剥離され
難い方向、すなわち道路の幅員方向に凸状接合部と凹状
接合部とを接合するだけでよい。また、この接合は凸状
の壁体をこの壁体と密嵌可能な凹状の壁体に密嵌合する
ものであるから接着強度の向上が図れる。
さらに、この凸状接合部及び凹状接合部は壁体により構
成されており、この壁体は伸縮部材の内部の充填物が伸
縮部材外へ流出することを阻止する。
(実施例) 第1図〜第3図は本発明に係る堅型伸縮装置Aの一実施
例を示し、道路橋の橋長方向の所定の遊隙1を介して一
対の端面板2,2が対向している。
この端面板2は道路の幅員方向及び斜め方向に順次屈折
した歯形状であって、橋長方向に突出した凸部21とそ
の方向に窪んだ凹部22とが交互に形成され、対向する
端面板2同志の凸部21と凹部22とが対応している。
また、端面板2の道路幅員方向の両端部には橋長方向へ
突出したプレート23が取付けられており、設置時に隣
接する端面板2のプレート23をボルトにより連結する
ことによって幅員方向に配置された端面板2同志が接合
される。
対向する端面板2.2の間にはゴムや合成樹脂などの弾
性を有するシート材により形成された断面U字状の伸縮
部材3が取付けられている。この伸縮部材3は、遊隙1
を介して対向する端面板2に接着された直線状の取付部
31とこれらの取付部31の下端を一体に連結する円弧
状の伸縮部32とからなり、道路橋本体の伸縮に伴う対
向する端面板2同志の接近、離反をこの伸縮部32が変
形することにより吸収する。
伸縮部材3の道路幅員方向の一端(第1図における右端
)における取付部31の対向面に、道路幅員方向へU字
状に突出する壁体41の両端部がそれぞれ接着されてい
ると共に、この壁体41の下端は伸縮部32が壁体41
の突出方向へ延伸してなる底部42に接続されている。
この壁体41は伸縮部材3と同じ弾性シート状材料によ
り形成されており、この壁体41と底部42とによって
凸状接合部4が構成されている。
伸縮部材3の他端(第1図における左端)における取付
部31及び伸縮部32は若干切欠され、これらの切欠端
面に伸縮部材3と同じ弾性シート状材料よりなるU字状
の壁体51の両端部が接着されている。この壁体51は
その内面が凸状接合部4の壁体41と密嵌可能な形状に
窪んでおり、この壁体51により凹状接合部5が構成さ
れている。
このような凸状接合部4及び凹状接合部5を伸縮部材3
の両端に設けるには、これらを同時に成形し得る金型、
すなわち、伸縮部材3の一端に凸状接合部4の壁体41
と底部42とが連設され、他端に凹状接合部5の壁体5
1が設けられている形状の金型を準備し、1回の成形に
より両方の接合部を同時に形成してもよ、いし、または
、予め取付部31と伸縮部32とからなる伸縮部材3を
金型により成形し、この伸縮部材3の一端に凸状接合部
4の壁体41、他端に凹状接合部5の壁体51をそれぞ
れ接着してもよい。
以上のような構造の堅型伸縮装置A同志を接合するには
、第2図の矢印に示すように、凹状接合部5の壁体51
の内部に凸状接合部4の壁体41を嵌入し、壁体51の
内面と壁体41の外面とを密接させて凹状接合部5と凸
状接合部4とを密嵌合する。その後、第3図に示すよう
にプレート23同志をボルトで連結して長尺状になった
堅型伸縮装置Aを道路橋の床版の端部に取付ける。
第4図は凹状接合部5の変更例を示す。この変形例では
前記実施例と異なり伸縮部材3の伸縮部32のみが切欠
され、取付部31の内面には前記実施例よりも薄い弾性
シート状材料よりなる壁体51の両端部が接着されてい
る。この場合において凸状接合部4の壁体41が凹状接
合部5の壁体51にスムーズに嵌入できるように、壁体
51の両端部は取付部31の端面よりも若干後退してい
る。
第5図(イ)および(ロ)は他の変更例を示し、第7図
に示すような従来の堅型伸縮装置に凸状接合部4及び凹
状接合部5を新たに取付けたものである。つまり、伸縮
部材3の取付部31の内面及び伸縮部32の上面におい
て、一端部では壁体41と底部42とからなる凸状接合
部4が接着され、他端部では薄い弾性シート材をU字状
に曲げた壁体51よりなる凹状接合部5が接着されてい
る。
第6図(イ)及び(ロ)も他の変更例を示し、凸状接合
部4は、伸縮部材3の取付部31の両端が延伸してなる
U字状の壁体41と、伸縮部32が延伸してなる底部4
2とにより構成されており、凹状接合部5は、端面板2
の端部より若干内方へ後退した個所において取付部31
に連続して設けられた壁体51により構成されている。
なお、前記実施例及び変更例においては凸状接合部4は
壁体41と底部42とによって構成されていたが、これ
に代えて、壁体41を逆円錐状に形成してその下端を直
接伸縮部材3の伸縮部32に接着し、凸状接合部4を壁
体41のみによって構成してもよい。この場合には凹状
接合部5の壁体51を壁体41と密嵌可能にするべく円
錐状に形成する。
また、前記実施例及び変更例においては、堅型伸縮装置
Aの一端に凸状接合部4が、他端に凹状接合部5がそれ
ぞれ設けられていたが、これに代えて、両端に凸状接合
部4が設けられた堅型伸縮装置Aと、両端に凹状接合部
5が設けられた堅型伸縮装置Bとを適宜組合わせて接合
してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように請求項(1)及び(′2Jの発明に
よると、予め設けられた凸状接合部と凹状接合部とを剥
離され難い道路幅員方向に接合するものであり、しかも
凸状の壁体と凹状の壁体とを密嵌合するものであるから
、伸縮部材同志の接合が強固となって伸縮部材同志の接
合部から漏水するおそれがなくなる。
また、凸状接合部及び四部接合部の壁体が伸縮部材内の
ブラックサンドやシール材等の充填物の流出を阻止する
ので、これら充填物が勾配の低い方へ流れてしまうとい
うおそれもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は請求項(1)及び(2)の発明に係る
道路橋継目部の堅型伸縮装置及びその接合構造の一実施
例を示し、第1図は上記堅型伸縮装置の斜視図、第2図
は凸状接合部と凹状接合部とを密嵌合する前の状態を示
す斜視図、第3図はそれらを密嵌合した状態を示す斜視
図、第4図〜第6図は上記道路橋継目部の堅型伸縮装置
及びその接合構造の各変更例を示す平面図、第7図は従
来の道路橋継目部の堅型伸縮装置の斜視図である。 A・・・道路橋継目部の堅型伸縮装置、1・・・遊隙、
2・・・端面板、3・・・伸縮部材、4・・・凸状接合
部、5・・・凹状接合部、41・・・壁体、42・・・
底部、51・・・壁体。 ほか2名 第30 (イ) 第 図 第 図 (イ) (ロ) (ロ) (ロ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の遊隙を介して対向する一対の端面板の対向
    面間に、弾性シート材よりなる伸縮部材を介装接着する
    ことにより構成される道路橋継目部の堅型伸縮装置であ
    って、前記伸縮装置は、その道路幅員方向一端部に外方
    へ突出する凸状の壁体よりなる凸状接合部を、道路幅員
    方向他端部に前記凸状接合部の前記壁体と密嵌可能な凹
    状の壁体よりなる凹状接合部をそれぞれ有することを特
    徴とする道路継目部の堅型伸縮装置。
  2. (2)所定の遊隙を介して対向する一対の端面板の対向
    面間に弾性シート材よりなる伸縮部材を介装接着するこ
    とにより構成される道路継目部の堅型伸縮装置を道路幅
    員方向に接合する接合構造であって、一方の堅型伸縮装
    置の伸縮部材における道路幅員方向の端部に外方へ突出
    する凸状の壁体よりなる凸状接合部が設けられ、他方の
    堅型伸縮装置の伸縮部材における道路幅員方向の端部に
    前記凸状接合部の前記壁体と密嵌可能な凹状の壁体より
    なる凹状接合部が設けられ、前記凸状接合部と凹状接合
    部とが密嵌合されて両堅型伸縮装置が接合されることを
    特徴とする道路継目部の堅型伸縮装置の接合構造。
JP20139188A 1988-08-11 1988-08-11 道路橋継目部の堅型伸縮装置及びその接合構造 Expired - Fee Related JPH0657923B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5326935A (en) * 1992-08-12 1994-07-05 Totoku Electric Co., Ltd. Multi-layered insulated wire for high frequency transformer winding
JP2009180012A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Nitta Ind Corp 橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置

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