JPH0248579Y2 - - Google Patents

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JPH0248579Y2
JPH0248579Y2 JP2508083U JP2508083U JPH0248579Y2 JP H0248579 Y2 JPH0248579 Y2 JP H0248579Y2 JP 2508083 U JP2508083 U JP 2508083U JP 2508083 U JP2508083 U JP 2508083U JP H0248579 Y2 JPH0248579 Y2 JP H0248579Y2
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JP
Japan
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lock
piece
operating rod
locking
lock piece
Prior art date
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JP2508083U
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JPS59131460U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天窓の開閉装置に関し、特に操作が楽
で、しかも装置構成部材を効率的に連係させてコ
ンパクトな錠機構を得ることができる天窓の開閉
装置を提案することを目的とする。
以下、図面により、本考案の一実施態様につい
て説明する。
図において、符号Aは天窓を示す。この天窓A
は建築躯体の屋根開口部10に窓台11を設ける
とともに、該窓台11上に天窓用枠体1を固定
し、さらに該枠体1上に二重の透光板を備える窓
体2を開閉自在に枢着したものである。枠体1は
アルミニウム又はその合金製型材から成る外側部
材1aと内側部材1bとを合成樹脂製断熱材12
を介して一体結合して成り、外側上端部にはヒン
ジ受け部13が形成され、下端には下方に水切り
縁14が垂設され、且つ内側方に取付縁15が形
成されている。そして、上記窓台11には上記取
付縁15を止着することにより固定されている。
なお、枠体1の上端部には遮蔽部材18が係着さ
れ、またこの遮蔽部材18には気密部材19が嵌
着されている。次に、開閉窓体2は、二重の透光
板を備え、一端において枠体1に枢着され、該枢
着部を中心に回動して開閉される構成となつてい
る。すなわち、窓体2は上部透光板20を保持す
る保持枠2aの下部嵌合凹部21に気密材22を
介して下部透光板23を保持する保持枠2bを止
着固定して成り、またこの窓体2の下面の一側に
はヒンジ素子25が形成され、窓体2はヒンジ素
子25を枠体1のヒンジ受け部13に嵌合枢着す
ることにより、該枢着部を中心に回動して開閉自
在に構成されている。なお、27はガススプリン
グであつて、窓体2はこのガススプリング27の
伸長力によつて、開き状態を保持される。また、
上記枠体1には、上記窓体2の下方に防虫用網体
28が装着されている。
次に、上記構成の天窓Aに開閉装置が装着さ
れ、窓体2は開閉の際、この開閉装置により枠体
1に施錠、解錠される。
上記開閉装置は、窓体2に固定された錠本体3
と枠体1に固定された係止部材4とから構成さ
れ、錠本体3と係止部材4との係脱により、施
錠、解錠が行なわれる。
まず、錠本体3は、錠ケース5に操作杆6及び
錠片7を同軸8上に枢着するとともに、それぞれ
この回動軸8を中心として施錠方向に、錠片7は
操作杆6に対して一定の可動角でバネ付勢され、
操作杆6は錠ケース5に対し一定の可動角でバネ
付勢され、施錠位置で操作杆6及び錠片7の回動
を規制するものである。すなわち、窓体2のヒン
ジ側とは反対側の框30の下部に固定された取付
け部材31の一端に錠ケース取付け部32が突出
形成され、この取付け部32の下面に錠ケース5
が止着されている。錠ケース5は、平行な一対の
側片33,34を連結片35で連結するととも
に、上記各側片33,34の基部から取付け片3
6,36を張出し形成し、且つ上記操作杆6及び
錠片7の軸孔37,37を設け、また一方の側片
34に切起しによりバネ係合片38を形成してな
るもので、上記取付け片36,36を取付け部3
2に止着することにより、窓体2に固定されてい
る。操作杆6は、杆体40の両側端から杆側片4
1を直角に突出したもので、この杆側片41の基
端には軸孔42aが形成され、他端にはバネ係合
42bが形成されている。さらに錠片7は、係止
孔45を設けた係止部46の基端に軸孔47,4
7を設けるとともに、他端にバネ受け突部48を
形成し、且つ上記係止孔45に対し所定の角度で
突出する突片49,49の端部に係合突部50,
50を屈曲形成したものである。この係合突部5
0,50は上記軸孔47,47の近傍に設けられ
ている。なお、上記係止部46の先端には案内面
46aが形成されている。
上記錠ケース5の内側には、一方の開口側から
操作杆6の杆側片41が装入され、他方の開口側
から錠片7の突片49,49が装入されて、錠ケ
ース5の軸孔37,37に操作杆6及び錠片7の
軸孔42a,47,47を合致させて同一の回動
軸8上に軸着されている。このとき、錠片7の係
合突部50,50は杆側片41と係合可能に配置
されている。
次に、杆側片41のバネ係合孔42bにはコイ
ルバネ51の一端が係合されている一方、該バネ
51の他端は錠ケース5の連結片35に係合され
ている。また、錠ケース5の一側片34のバネ係
合片38には別のコイルバネ53の一端が係合さ
れ、該バネ53の他端は錠片7のバネ受け突部4
8に係合されている。
これにより、操作杆6は、コイルバネ51によ
り引つ張られて施錠方向に付勢され、また錠片7
はコイルバネ53に押圧されて、同様に施錠方向
に付勢されるとともに、操作杆6及び錠片7は同
一の回動軸8を中心に回動することができる。そ
の可動範囲は、上記操作杆6においては、杆体4
0が錠ケース5の側片33の端面33aに係合し
てから杆側片41、詳しくは杆側片41に係合し
た錠片7の係合突部50,50が錠ケース取付け
部32の基面に係合するまで回動可能であり、こ
れに対し錠片7は、その係合突部50,50が杆
側片41に係合するまで回動することができる。
そして、操作杆6及び錠片7は、杆体40が錠ケ
ース5の側片33の端面33aに係合し且つ錠片
7の係合突部50,50が杆側片41に係合する
位置で、その回動を規制されるとともに、錠本体
3が枠体1の係止部材4に係止するように設定さ
れている。
枠体1の係止部材4は、基片55から三角形状
の係止部56を突出形成してなるもので、枠体1
の内側面に設けられ、錠本体3の係止部46に対
応する位置に止着固定されている。57はねじ受
け材である。
次に、上記構成の開閉装置の作動について説明
する。
まず、天窓Aを閉じるときは、操作杆6を下方
に引く。このとき、操作杆6は錠ケース5の側片
33に係合しているので、それ以上回動すること
はない。窓体2が充分に下ると、錠片7の先端の
案内面46aが枠体1の係止部材4の係止部56
に当接し、さらに窓体2を引下げると、錠片7は
係止部56に押し戻され、コイルバネ53のバネ
力に抗して回動軸8を中心にして、いつたん施錠
方向と反対方向に回動する。そして、窓体2の下
面が枠体1の上面に当接して天窓Aが完全に閉じ
たときに、係止部材4の係止部56の先端も錠片
7の係止孔45に達し、係止部56は錠片7に対
する当接面を失う。錠片7はコイルバネ53によ
り、施錠方向に付勢されているから、錠片7は施
錠方向に回動し、その係止孔45は係止部材4の
係止部56に係止される。同時に錠片7の係合突
部50,50は杆側片41に係合し、この位置で
錠片7の回動は規制される。
次に、天窓Aを開くときは、操作杆6を上方に
押上げる。このとき、操作杆6の杆側片41はコ
イルバネ51のバネ力に抗して回動軸8を中心に
施錠方向と反対方向に回動する。杆側片41がこ
のように回動すると、錠片7の係合突部50,5
0は既に杆側片41に係合してそれ以上の回動を
規制されているから、錠片7も杆側片41の回動
に伴なつて施錠方向と反対向きに回動し、このた
め錠片7と係止部材4との係止脱れて解錠され、
窓体2を開くことができる。解錠後、操作杆6に
加えた力を解除すると、操作杆6はコイルバネ5
1のバネ力によつて再び施錠方向に付勢され、錠
ケース5に当接する位置に保持される。
以上詳しく説明したように、本考案に係る天窓
の開閉装置によれば、錠本体は、操作杆と錠片と
を錠ケース内に同軸上に一定の範囲で回動自在に
枢着し、且つこれら操作杆及び錠片を施錠方向に
バネ付勢するとともに、操作杆の回動を錠ケース
によつて規制し、錠片の回動を操作杆によつて規
制するものであるから、各構成部材を無駄なく、
効率的に連係することができるから、非常にコン
パクトな装置構成を達成することができる。ま
た、天窓を開くときは、窓体を上方に押上げ、閉
じるときは、下方に引くが、上記開閉装置の操作
にあたつても、天窓を開く方向に操作杆を押上げ
れば解錠され、閉じる方向に操作杆を引下げれば
施錠されるので、天窓の開閉操作と施錠、解錠操
作とが一致する。このため、取扱いが非常に楽で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る開閉装置を備えた天窓の
縦断面図、第2図a及びbは上記開閉装置の錠本
体の分解斜視図であり、第3図は操作杆と錠片と
の回動状態を示す説明図である。符号A……天
窓、1……枠体、2……窓体、3……錠本体、4
……係止部材、5……錠ケース、6……操作杆、
7……錠片、8……回動軸、33,34……側
片、35……連結片、40……杆体、41……杆
側片、51,53……コイルバネ、56……係止
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根開口部に設けた枠体の一端に窓体の一端を
    開閉自在に枢着し、上記窓体の他端に錠本体を固
    定する一方、枠体の上記錠本体に対応する位置に
    係止部材を固定した天窓の開閉装置において、上
    記錠本体は、上記窓体に固定された錠ケースに操
    作杆と上記枠体の係止部材に係止する錠片とを同
    軸上に回動自在に軸着し、且つ上記操作杆と錠片
    とをそれぞれ施錠方向にバネ付勢するとともに、
    錠片が操作杆に回動軸の近傍で係合し、さらに操
    作杆を錠ケースに係合して錠片が上記係止部材に
    係止する施錠位置で操作杆及び錠片の施錠方向の
    回動を規制して成るものであることを特徴とする
    天窓の開閉装置。
JP2508083U 1983-02-24 1983-02-24 天窓の開閉装置 Granted JPS59131460U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2508083U JPS59131460U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 天窓の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2508083U JPS59131460U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 天窓の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59131460U JPS59131460U (ja) 1984-09-03
JPH0248579Y2 true JPH0248579Y2 (ja) 1990-12-20

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ID=30156084

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2508083U Granted JPS59131460U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 天窓の開閉装置

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JP (1) JPS59131460U (ja)

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JPS59131460U (ja) 1984-09-03

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