JPH0248415A - 新規な形態学的特徴を有する希土類元素三ふっ化物及びその製造方法 - Google Patents

新規な形態学的特徴を有する希土類元素三ふっ化物及びその製造方法

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JPH0248415A
JPH0248415A JP1167180A JP16718089A JPH0248415A JP H0248415 A JPH0248415 A JP H0248415A JP 1167180 A JP1167180 A JP 1167180A JP 16718089 A JP16718089 A JP 16718089A JP H0248415 A JPH0248415 A JP H0248415A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規な形態学的特徴を有する希土類元素三ふっ
化物に関する。また、本発明は、このふつ化物の製造方
法に関する。さらに詳しくは、本発明は、制御された粒
度を有する希土類元素三ふっ化物の製造を目的とする。
[従来の技術と問題点] 希土類元素ふつ化物を得るための各種の方法がある。
希土類元素の塩、例えば希土類元素の炭酸塩又はしゅう
酸塩の溶液にふつ化水素酸溶液を作用させるか又は希土
類元素硝酸溶液にふつ化ナトリウム水溶液を作用させる
ことによって希土類元素ふつ化物を製造することが知ら
れている。
しかし、希土類元素三ふつ化物の製造に使用される上記
のような合成法は、大きな粒子寸法を示す生成物を与え
、したがってこれを粉砕操作に付しても、1ミクロンよ
りも小さい粒子寸法を得ることができない。
[発明が解決しようとする課題] したがって、本発明の目的の一つは、微細な粒度を示す
希土類元素ふっ化物を提供することである。
他の目的は、微細でかつ平均直径附近に集約した(バラ
ツキの少ない)粒度を示す希土類元素ふつ化物を提供す
ることである。
さらに、本発明の目的は、このようなふっ化物を容易に
得るのを可能にさせる方法を提供することである。
[課題を解決するための手段] ここに、平均直径が1.00μm未満好ましくは0.1
0〜0.50μmである凝結体として存在しかつ単分散
であって集約された粒度分布を有することを特徴とする
特別の粒度特性を有する希土類元素三ふっ化物が見出さ
れた。
ここで、平均直径とは、凝結体の50重量%がその平均
直径より大きいか又は小さい直径を有するような直径で
あるとして定義される。
本発明の希土類元素三ふっ化物は微細な粒度を示す。凝
結体の平均直径は1.OOum未満であり、有利にはO
,lOum 〜0.50um、好ましくは0.15μm
〜0.30umである。
凝結体の平均直径はしばしば希土類元素の種類によって
左右され、特に希土類原子の大きさ及び(又は)その塩
の溶解度は凝結体の平均直径に影響するものと思われる
。しかし、この点は単に例示にすぎず、本発明に何ら制
約を加えるものではない。
しかして、例えば、三ふつ化物セリウムについいては凝
結体の平均直径は0.10μm〜0.50μmの間であ
る。
本明細書で示す粒度分析の結果のいずれも以下に記載の
沈降法により決定する。
凝結体の大きさの分布の単分散特性は次の比dma−d
ts ds− により定義される分散指数によって明らかにされる。
この指数は有利には約0.8以下、好ましくは0.3〜
0.6、さらに好ましくは0.3〜0845である。
微細でかつ単分散の希土類元素三ふっ化物を得ることに
注目すべきである。
X線回折による分析では、ランタンとネオジムとの間の
希土類元素について得られた希土類元素ふり化物は結晶
化した生成物であって、ふつ化セリウムの場合にはa=
0.711nm及びC=0.728nmの間隔パラメー
タを有する六方晶系の結晶相を示す。これは良好に結晶
化した生成物である。例示として、結晶化した部分にお
いて、400℃で処理した後に得られたふっ化セリウム
の微結晶の大きさは50nm以上であることが明らかに
される。
本発明の希土類元素ふつ化物の凝結体の大きさは有利に
は約0.05μm〜2.0μmの間にある。
本発明の好ましい実施態様においては、1μm以上の粒
度の分率が10重量%未満であり、また2μm以上の粒
度の分率が0.5重量%未満である。
本発明に従って使用される表現「希土類元素(TR)J
とは、原子番号が39のイツトリウムを含めて57〜7
1の原子番号を有するランタニドと称される希土類元素
を意味する。さらに、「セリウム族希土類元素」とは、
ランタンから始って原子番号に従ってサマリウムまでの
最も軽い元素を、そして「イツトリウム族希土類元素」
とはユーロピウムから始ってルテチウムで終る最も重い
元素及びイツトリウムを意味する。
セリウム、ランタン、ニオジム及びジスプロシウムのふ
つ化物が最も実用されている化合物である。
走査及び透過型電子顕微鏡によれば、凝結体であり、そ
れらが1〜数個(しばしば4個未満である)の基本微結
晶から構成されることが証明される。
本発明の他の目的は、希土類元素の塩の水溶液をふっ化
アンモニウム溶液と反応させ、生成した沈殿を分離し、
これを熱処理に付すことを特徴とする希土類元素ふり化
物の製造方法である。
本発明の方法に従って使用される希土類元素の塩は、本
発明の条件下で可溶性である希土類元素の塩のいずれで
あってもよい。
また、希土類元素の塩の混合物も使用することができる
使用できる希土類元素の塩の例としては、固体状又は水
溶液状の硝酸塩、塩化物及び(又は)硫酸塩があげられ
る。
好ましくは希土類元素硝酸塩が使用される。
希土類元素の塩は、最終生成物中に入り得る不純物を含
まないように選ばれる。99%以上の純度を示す希土類
元素の塩を使用するのが有益である。
希土類元素の塩の溶液の濃度は本発明では重要な因子で
はなく、広い範囲で変動してよい、金属陽イオンとして
表わして0.1〜3モル/βの濃度が好ましい。
ふっ素化剤については、固体状又は水溶液状のふっ化ア
ンモニウムが使用される。
また、これは99%程度以上の高純度のものである。
このものは1〜5モル/lの水溶液として使用すること
ができる。
ふつ化アンモニウムの使用量は、希土類元素の塩1モル
につき約3モルである。しかし、本発明から離れること
なく、化学量論的量よりも少なく又はそれよりも多い量
を使用することができる。
好ましくは、少なくとも化学量論的量の、さらにはわず
かに過剰量のみフ化アンモニウムが使用される。しかし
て、NH4F/希土類元素塩のモル比は3.0〜3,6
であってよい。
反応は20〜90℃の温度で行うことができる。有利に
は、60℃〜90℃の間で選ばれた温度では得られる粒
度を完全に制御することができる。
本発明の実施態様の一つは、希土類元素の塩の溶液中に
ふっ化アンモニウム溶液を漸増的に添加し又はその逆を
行うことからなる。
この添加時間は好ましくは30分間〜2時間であってよ
い。
また、予め反応温度にもたらした希土類元素の塩の溶液
にふっ化アンモニウム溶液を漸増的に添加し又はその逆
を行うこともできる。
また、希土類元素の塩の溶液中にふっ化アンモニウム溶
液を冷間で漸増的に添加し又はその逆を行い、次いでこ
の混合物を選定された反応温度にもたらすことができる
沈殿工程は、生じた沈殿の熟成を行うことによって完了
させることができる。この操作は強制的ではない。この
熟成を行うためには、反応媒体が攪拌下に選定された反
応温度に維持される。熟成時間は広く変えることができ
る。一般に、この時間は2時間以内であり、好ましくは
30分〜1時間である。
水洗の第二工程は、得られた沈殿を乾燥することからな
る。生成した沈殿は、慣用の固液分離技術、即ちデカン
テーション、濾過、乾燥、遠心分離などによって分離す
ることができる。
本発明方法の最後の工程で希土類元素塩ふっ化物が回収
される。
第一の変法は、沈殿を洗浄操作、次いで乾燥工程に付す
ことからなる。
過剰のふつ化アンモニウムと原料の希土類元素塩に由来
する陰イオンから生成したアンモニウム塩とを除去する
ため沈殿の洗浄、好ましくは水洗が行われる。
次いで、沈殿は、含浸した水を除去するように乾燥され
る。乾燥は空気で又は10−2〜100mm1−1g 
(1,33〜1.33 X 10’ P a)程度の減
圧下で行うことができる。
乾燥温度は周囲温度(多くの場合15℃〜25℃)から
250℃の間であってよい。
乾燥時間は温度に依存する。これは臨界的ではなく、3
0分間〜24時間であってよいが、好ましくは2時間〜
8時間の間で退ばれる。
本発明の他の変法は、分離された沈殿から、含浸用の塩
を直接除去するように沈殿を250℃以上の温度での熱
処理に付すことからなる。この操作は、約250℃〜7
00℃、好ましくは400℃〜500℃の間の温度で行
われる。
この熱処理時間は臨界的ではなく、多くの場合30分間
〜6時間の間で選ばれる。
また、この熱処理は、前記のような乾燥操作によって進
めることもできる。
ある場合には、特に熱処理温度が120℃以上であると
きは、希土類元素ふつ化物の凝結体をばらばらにするよ
うに離解操作を行うことが望ましい。
この操作は、好ましくは、エアジェツト式微粉砕機で行
われるが、ボールミル又はビレットその他の環状体を媒
体とするミル型の典型的な粉砕機で行うこともできる。
この操作は、エアジェツト式粉砕機型の連続粉砕機で行
う場合には非常に短くてよく、典型的粉砕機における物
質の通し時間即ち30分間にもなる時間に相当する。
本発明の方法によれば、微細で集約した(バラツキの少
ない)粒度な示す希土類元素ふつ化物が得られる。
この粒度がふっ素化工程で得られた沈殿の粒度に関連し
ておりかつまたこの沈殿が以下に示す比較試験A −C
で証明されるようにある種の典型的な沈殿法により得ら
れる沈殿とは明らかに異なって微細な粒度な示すという
ことは驚くべきことである。
本発明の希土類元素三ふつ化物は、その制御された形態
学的特性の故に、特に冶金及び潤滑の分野で使用するの
に適しているコ [実施例] 以下の実施例は本発明を例示するもので、これを何ら限
定するものではない。
実施例において示した%は重量で表わす。
実施例を詳述する前に、粒度分析が装置5EDIGRA
P)I 5000 Dによって行われたことを明らかに
する。
この装置は、懸濁粒子の沈降率を測定するもので、これ
らの結果をストークスの法則に基いて球状等価直径の関
数として累積%で表わした分布を自動的に示す。
この装置は、微細X線束によって、時間の関数として異
なった沈降高さで懸濁状に保持された粒子の濃度を決定
する。X線の強度の対数が電子的に生じ、記録され、次
いでXY記録計のY軸上に「累積%」 (より小さい)
として線状に表わされる。分析に要する時間を制限する
ために、沈降セルは、そのセルの深さが時間と反比例す
るように連続的に運動している。このセルの運動は、所
定の沈降深さで流れ出る時間に相当する球状等価直径を
直接指示するため記録計のX軸と同期され、粒度の情報
が3デケードの対数紙上に表わされる。
希土類元素三ふっ化物の各粉末について、d So、 
d +a及びda4が計算され、これにより前記の分散
指数を計算することができる。
例」。
反応体導入系及び攪拌装置を備えた、80℃に温度調節
した水を循環させである二重ジャケット付きの29.の
反応器に、CeO□として表わして220g/42の濃
度を有する硝酸第一セリウム水溶液1000 cm3を
導入する。
溶液が80℃の温度になったときに、攪拌しながら、1
50 g/QのNH4Fを含有するふつ化アンモニウム
溶液1067cm’を533.5 am’/hrの流量
で導入する。
沈殿期間中ずっと200 rpmの攪拌を維持する。
沈殿が終了したら3Nアンモニア水溶液によりpHを4
に調節する。
反応媒体を80℃に攪拌しながら30分間保持する。
沈殿をブフナー漏斗で分離し、フィルターケークをよく
乾燥する。
乾燥物として表わして70重量%のふつ化セリウムを含
有する湿った希土類元素ふつ化物沈殿360gが得られ
た。
このものは、0.12μmの凝結体平均直径及び0.5
%未満の1μm以上の直径を持つ凝結体を示す。
次いで、この沈殿を450℃で2時間の熱処理に付す。
冷却した後、これを100mmの直径を持つエアジェツ
ト式微粉砕装置で200g / h rの流量及び5バ
ール(10’Pa)の空気圧で凝結体の離解操作に付す
下記の形態学的特徴 凝結体の平均直径: 0.18μm 1μm以上の平均直径の凝結体の割合(%):4%分散
指数二0.45 を有する三ふっ化セリウム252gが集められた。
例」≧ヱj。
以下の一連の試験では、処理温度を120℃〜450℃
の間としたことを除いて、例1を繰り返す。さらに、凝
結体の難解処理も省く。
得られた結果を下記の表1に記載する。
表  I これらの結果は、三ふっ化セリウムでは処理温度が高く
なると凝結体の平均直径が大きくなりかつ1μm以上の
凝結体の割合が高くなることが認められる。
凱」− 熱処理後に回収された沈殿をエアジェツト微粉砕装置で
凝結体の難解操作に付すことを除いて、例5を繰り返す
下記の形態学的特性 凝結体の平均直径:0.28μm 1μm以上の平均直径の凝結体の割合(%):〈0.5
 % 分散指数:0.30 を有する三ふっ化セリウムが得られた。
九エニ土工 希土類元素硝酸塩の水溶液として、硝酸ジスプロシウム
、ランタン及びネオジムの水溶液を使用することを除い
て、例1を繰り返す。
得られた結果を以下の表にまとめる。
以下では、三ふっ化セリウムの典型的な製造法が微細で
かつ集約した粒度を持つ生成物を生じないことを証明す
る三つの比較試験を示す。
左1八二工 試験A 2℃のポリテトラフルオルエチレン製のビーカーに40
重量%ふっ化水素酸水溶液285CIT13と脱イオン
水193 cm”を装入する。
580gの炭酸セリウムを含有し、濃度がCe O2で
表わして55.2%である炭酸セリウム水滴液1120
cm”をかきまぜながら30分間で導入する。
反応媒体を30分間かきまぜ続ける。
沈殿をブフナー漏斗で分離し、フィルターケークをよく
乾燥する。
平均直径が0.27umでありかつ凝結体の35%が1
μm以上の直径を有する凝結体を与える沈殿が得られた
次いでこの沈殿を450℃で2時間の熱処理に付す。
冷却した後、これを凝結体の離解操作に付す。
下記の形態学的特性 凝結体の平均直径:0.74μm 1μm以上の平均直径の凝結体の割合(%):40% 分散指数:1.3 を有する三ふっ化セリウム366gが得られた。
故笠1 例1に記載のような反応器に、257.5 gのNaF
を含有するふっ化ナトリウム水滴液455can3を装
入する。
溶液が70℃の温度になったときに、Ce 02として
表わして505 g/βの濃度を有する硝酸第一セリウ
ム水溶液633 am”を撹拌しながら導入する。
反応媒体を30分間撹拌し続ける。
沈殿をブフナー漏斗で分離し、フィルターケークをよく
乾燥する。
平均直径が1.1μmでありかつ凝結体の53%がlu
m以上の直径を有する凝結体を与える沈殿が得られた。
次いでこの沈殿を450℃で2時間の熱処理に付す。
冷却した後、これを凝結体の難解操作に付す。
下記の特性 凝結体の平均直径:1.1μm 1μm以上の平均直径の凝結体の割合(%):52% 分散指数:1.05 を有する三ふっ化セリウム366gが得られた。
筬翌工 2f2のポリテトラフルオルエチレン製のビーカーに4
0重量%ふっ化水素酸水溶液285 cm”及び脱イオ
ン水193 cm’を装入する。
次いで、576gのしゆう酸セリウムを含有し、濃度が
Ce O*として表わして55.5%であるしゅう酸セ
リウム水性懸濁液1120cm”を撹拌しながら30分
間で導入する。
反応媒体を30分間撹拌し続ける。
沈殿をブフナー漏斗で分離し、フィルターケクをよく乾
燥する。
平均直径が0.15μmでありかつ凝結体の28%が1
μm以上の直径を有する凝結体を与える沈殿が得られた
次いでこの沈殿を450℃で2時間の熱処理に付す。
冷却した後、これを凝結体の離解操作に付す。
下記の特性 凝結体の平均直径=1.3μm 1μm以上の平均直径の凝結体の割合(%)=55% 分散指数:1.2 を有する三ふっ化セリウム366gが得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)平均直径が1μm未満である凝結体として存在しか
    つ単分散であって集約された粒度を有することを特徴と
    する希土類元素三ふっ化物。 2)凝結体の平均直径が0.10μm〜0.50μm、
    好ましくは0.15μm〜0.35μmであることを特
    徴とする請求項1記載の希土類元素三ふっ化物。 3)凝結体の大きさが0.05μmから2.0μmまで
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の希土類元
    素三ふっ化物。 4)1μm以上の粒度の分率が10重量%未満であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の希土類
    元素三ふっ化物。 5)2μm以上の粒度の分率が0.5重量%未満である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の希土
    類元素三ふっ化物。 6)分散指数が0.8以下であることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の希土類元素三ふっ化物。 7)分散指数が0.3〜0.60であることを特徴とす
    る請求項6のいずれかに記載の希土類元素三ふっ化物。 8)三ふっ化セリウム、三ふっ化ランタン、三ふっ化ネ
    オジム又は三ふっ化ジスプロシウムであることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかに記載の希土類元素三ふっ
    化物。 9)希土類元素(III)の塩の水溶液をふっ化アンモニ
    ウム溶液と反応させ、生成した沈殿を分離し、これを熱
    処理に付すことからなることを特徴とする請求項1〜8
    のいずれかに記載のような希土類元素三ふっ化物の製造
    方法。 10)希土類元素(III)の塩が硝酸塩、塩化物及び(
    又は)硫酸塩であることを特徴とする請求項9記載の方
    法。 11)希土類元素の塩が硝酸塩であることを特徴とする
    請求項10記載の方法。 12)希土類元素の塩の溶液の濃度が金属陽イオンとし
    て表わして0.1〜3モル/lであることを特徴とする
    請求項9〜11のいずれかに記載の方法。 13)ふっ化アンモニウム溶液の濃度が1〜5モル/l
    であることを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記
    載の方法。 14)NH_4F/希土類元素塩のモル比が3.0〜3
    .6であることを特徴とする請求項9〜13のいずれか
    に記載の方法。 15)反応温度が20〜90℃であることを特徴とする
    請求項9〜14のいずれかに記載の方法。 16)反応温度が60〜80℃であることを特徴とする
    請求項15記載の方法。 17)予め反応温度にもたらした希土類元素の塩の溶液
    中にふっ化アンモニウム溶液を漸増的に添加し又はその
    逆を行うことを特徴とする請求項9〜16のいずれかに
    記載の方法。 18)希土類元素の塩の溶液中にふっ化アンモニウム溶
    液を漸増的に添加し又はその逆を行い、次いでこの混合
    物を反応温度にもたらすことを特徴とする請求項9〜1
    6のいずれかに記載の方法。 19)ふっ化アンモニウム溶液の添加時間が30分間〜
    2時間であることを特徴とする請求項9〜18のいずれ
    かに記載の方法。 20)反応媒体を攪拌しながら所定の温度に保持するこ
    とによって沈殿の熟成を実施することを特徴とする請求
    項9〜19のいずれかに記載の方法。 21)分離した沈殿を水洗操作に付し、次いで乾燥操作
    に付すことを特徴とする請求項9〜20のいずれかに記
    載の方法。 22)乾燥温度が周囲温度から250℃の間であること
    を特徴とする請求項21記載の方法。 23)分離した沈殿を250℃〜700℃の温度で行う
    熱処理に付すことを特徴とする請求項9〜20のいずれ
    かに記載の方法。 24)温度が400℃〜500℃であることを特徴とす
    る請求項23記載の方法。 25)予め沈殿を周囲温度から250℃の間の温度で乾
    燥操作に付すことを特徴とする請求項23又は24記載
    の方法。 26)分離し、120℃以上の温度の熱処理に付した沈
    殿を凝結体の離解操作に付すことを特徴とする請求項9
    〜25のいずれかに記載の方法。 27)操作をエアジェット式微粉砕機で行うことを特徴
    とする請求項26記載の方法。
JP1167180A 1988-07-01 1989-06-30 新規な形態学的特徴を有する希土類元素三ふっ化物及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0669892B2 (ja)

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FR88/08909 1988-07-01
FR8808909A FR2633603B1 (fr) 1988-07-01 1988-07-01 Trifluorure de cerium a nouvelles caracteristiques morphologiques et son procede d'obtention

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JPH0669892B2 JPH0669892B2 (ja) 1994-09-07

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