JP2600398B2 - ドットレコーダ - Google Patents

ドットレコーダ

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JP2600398B2
JP2600398B2 JP27220489A JP27220489A JP2600398B2 JP 2600398 B2 JP2600398 B2 JP 2600398B2 JP 27220489 A JP27220489 A JP 27220489A JP 27220489 A JP27220489 A JP 27220489A JP 2600398 B2 JP2600398 B2 JP 2600398B2
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則幸 佐久間
仁志 湯原
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宏幸 高橋
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、サーマルヘッドやワイヤドットヘッドなど
のドット記録を行う記録ヘッドを用いたドットレコーダ
に関するものであり、詳しくは、記録分解能の改善に関
するものである。
<従来の技術> レコーダの一種に、サーマルヘッドやワイヤドットヘ
ッドなどのドット記録を行う記録ヘッドを用いたドット
レコーダがある。
第2図は、従来のこのようなレコーダの一例を示すブ
ロック図である。図において、入力端子1に入力される
アナログ入力信号は入力部2でデジタル信号に変換され
たのちマイクロプロセッサ3に加えられ、記録位置デー
タとして内部のメモリに一時記憶される。マイクロプロ
セッサ3は、I/Oポート4を介してモータドライバ5を
制御してパルスモータ6を回転駆動させることにより記
録ヘッド7が搭載されたキャリッジ8を一端の基準位置
から他端の基準位置および他端の基準位置から一端の基
準位置の一定方向にラスタスキャンさせるとともに、I/
Oポート4を介して記録ヘッドドライバ9を制御して記
録ヘッド(例えばワイヤドットヘッド)7を選択的に駆
動する。基準位置検出器10はキャリッジ8が一端の基準
位置に到達を検出して検出信号をI/Oポート4を介して
マイクロプロセッサ3に入力する。
このように構成されたレコーダの動作を説明する。
モータドライバ5は、マイクロプロセッサ3の制御に
従って、第3図に示すような4相の駆動パルスA〜Dの
組合せよりなる複数の励磁パターンをパルスモータ6に
出力して1−2相励磁駆動を行う。マイクロプロセッサ
3は、基準位置検出器10の検出位置を基準にして、パル
スモータ6への励磁パターンの送出数からキャリッジ8
の現在位置を管理する。そして、内部のメモリに一時記
憶されている記録位置データと比較して両者が一致した
時点で記録ヘッド7を選択的に駆動し、ドット記録を行
わせる。
ところで、このような構成におけるドット記録の最小
分解能は、パルスモータ6に加える1励磁パターン当た
りのキャリッジ8の移動量で決まることになる。
すなわち、パルスモータ6の出力プーリーの径を小さ
くするのに従って1励磁パターン当たりのキャリッジ8
の移動量は小さくなるが、キャリッジ8の移動速度は低
下してしまう。移動速度を高めるためには駆動パルスの
周波数を高くしなければならないが、駆動パルスの周波
数を高くするだけではトルクが低下することから、駆動
パルスの振幅も大きくする必要がある。
このように、ドット記録の最小分解能を小さくするた
めには、周波数が高く振幅の大きい駆動パルスで駆動さ
れるパルスモータを用い、出力プーリーの径を小さくし
なければならない。
<発明が解決しようとする課題> しかし、このような高速回転で高トルク出力が得られ
るパルスモータは形状が比較的大きくなることからレコ
ーダ全体の小形化が困難になり、消費電力も増加すると
いう欠点がある。
本発明は、このような点に着目したものであり、その
目的は、分解能の高いドット記録が得られる比較的小形
で消費電力の少ないドットレコーダを提供することにあ
る。
<課題を解決するための手段> 本発明のドットレコーダは、 ドット記録を行う記録ヘッドと、 この記録ヘッドを選択的に駆動する記録ヘッドドライ
バと、 前記記録ヘッドが搭載されたキャリッジをラスタスキ
ャンさせる直流サーボモータと、 この直流サーボモータの回転角度に対応したパルスを
出力するエンコーダと、 前記直流サーボモータを駆動するモータドライバと、 このエンコーダから出力されるパルスをカウントする
第1のアップダウンカウンタと、 前記エンコーダから出力されるパルスをカウントし、
一定数をカウントする毎にマイクロプロセッサに割込を
かけるリロードカウンタと、 このリロードカウンタによるマイクロプロセッサへの
割込回数をカウントする第2のアップダウンカウンタ
と、 一定時間毎にマイクロプロセッサに割込をかけるタイ
マと、 ドット記録すべき記録位置データおよびキャリッジの
現在位置データを一時記憶するメモリと、 キャリッジが基準位置に到達したことを検出してマイ
クロプロセッサに割込をかける基準位置検出器と、 前記タイマによる割込毎に前記第1のアップダウンカ
ウンタのカウントデータを読み取ってキャリッジの現在
位置データとして前記メモリに一時記憶させるとともに
前回の割込時に一時記憶されたカウントデータとの差か
らキャリッジの移動速度を求めて各位置に応じた速度に
なるように前記モータドライバに速度制御信号を出力
し、前記第2のアップダウンカウンタのカウントデータ
からキャリッジの現在位置を求めて前記メモリに一時記
憶されている記録位置データと一致した時点で前記記録
ヘッドドライバに記録制御信号を出力するマイクロプロ
セッサ、 を設けたことを特徴とする。
<作用> キャリッジの移動速度は、タイマによる一定時間毎の
割込および第1のアップダウンカウンタのカウントデー
タに基づいて制御される。
一方、ドット記録動作は、第2のアップダウンカウン
タのカウントデータ,すなわちキャリッジの移動量に基
づいてキャリッジの移動速度に依存することなく制御さ
れる。
<実施例> 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
第2図と同一部分には同一符号を付けている。図におい
て、11は記録ヘッド7が搭載されたキャリッジ8をラス
タスキャンさせる直流サーボモータであり、モータドラ
イバ12で駆動制御される。この直流サーボモータ11には
回転角度に対応したパルスを出力するエンコーダ13が結
合されている。このエンコーダ13から出力されるパルス
は、第1のアップダウンカウンタ14でカウントされると
ともに、一定数をカウントする毎にマイクロプロセッサ
19に割込をかけるリロードカウンタ15でもカウントされ
る。このリロードカウンタ15によるマイクロプロセッサ
19への割込回数は第2のアップダウンカウンタ16でカウ
ントされる。17は一定時間毎にマイクロプロセッサ19に
割込をかけるタイマである。18はドット記録すべき記録
位置データおよびキャリッジ8の現在位置データを一時
記憶するメモリ(RAM)である。基準位置検出器10はキ
ャリッジ8が基準位置に到達したことを検出してマイク
ロプロセッサ19に割込をかける。マイクロプロセッサ19
は、その第1の機能として、タイマ17による割込毎に前
記第1のアップダウンカウンタ14のカウントデータを読
み取り、キャリッジ8の現在位置データとしてメモリ17
に一時記憶させるとともに前回の割込時に一時記憶され
たカウントデータとの差からキャリッジ8の移動速度を
求めて各位置に応じた速度になるようにモータドライバ
12に速度制御信号を出力する。そして、第2の機能とし
て、第2のアップダウンカウンタ16のカウントデータか
らキャリッジ8の現在位置を求め、メモリ18に一時記憶
されている記録位置データと一致した時点で記録ヘッド
ドライバ9に記録制御信号を出力する。
このように構成された装置の具体的な動作を説明す
る。
まず、直流サーボモータ11の制御について説明する。
直流サーボモータ11は、キャリッジ8の位置に応じて
速度制御または位置制御される。すなわち、キャリッジ
8を台形の速度パターンで駆動するものとすると、立ち
上がり区間および立ち上がり区間に続く一定速度区間は
速度制御を行い、立ち下がり区間は位置制御を行う。
キャリッジ8の現在位置は、第1のアップダウンカウ
ンタ14のカウントデータから求めることができる。キャ
リッジ8の移動速度は、タイマ17のマイクロプロセッサ
19への割込により規定される一定時間におけるキャリッ
ジ8の移動量から求めることができる。マイクロプロセ
ッサ19は、タイマ17による例えば1ms毎の割込後に第1
のアップダウンカウンタ14のカウントデータを読み取
り、現在のキャリッジ8の位置を求めてその値P1をメモ
リ18に一時記憶する。そして、次の割込後に第1のアッ
プダウンカウンタ14のカウントデータを読み取り現在の
キャリッジ8の位置を求めてその値P2をメモリ18に一時
記憶するとともに、前回の割込後にメモリ18に一時記憶
されている第1のアップダウンカウンタ14のカウントデ
ータP1との差P2−P1を求める。これにより、キャリッジ
8の移動速度が求められる。マイクロプロセッサ19は、
このようにして求めた速度が予め設定されている速度パ
ターンのキャリッジ8の現在位置の速度に合致するよう
に演算を行ってモータドライバ12に出力する。
次に、記録ヘッド7の制御について説明する。
リロードカウンタ15は、エンコーダ13から出力される
パルスを一定数カウントする毎にマイクロプロセッサ19
に割込をかける。ここで、エンコーダ13は直流サーボモ
ータ11に連結されているので、実質的にキャリッジ8が
一定距離移動する毎にマイクロプロセッサ19に割込がか
かることになる。具体的には、直流サーボモータ11の出
力プーリーの径を8.59mmとすると、キャリッジ8は直流
サーボモータ11が1回転することによって26.97mm移動
する。一方、エンコーダ13から1回転当たり1600パルス
が出力されるものとすると、1パルス当たりのキャリッ
ジ8の移動量は16.86μmになる。従って、リロードカ
ウンタ15がエンコーダ13から出力されるパルスを6個カ
ウントする毎にマイクロプロセッサ19に割込をかけるよ
うにすることにより、 16.86μm×6=101.16μm になり、ほぼ0.1mm毎にマイクロプロセッサ19に割込が
かかることになる。このような割込の回数を第2のアッ
プダウンカウンタ16でカウントすることにより、移動速
度の影響を受けることなくキャリッジ8の現在位置およ
び記録ヘッド7による記録位置を求めることができる。
キャリッジ8の基準位置の初期化にあたっては、直流
サーボモータ11を回転駆動してキャリッジ8を基準位置
検出器10の方向に移動させ、基準位置検出器10がキャリ
ッジ8を検出することによって第2のアップダウンカウ
ンタ16をリセットするとともにリロードカウンタ15に6
カウントを設定する。
通常の記録動作において、マイクロプロセッサ19は、
リロードカウンタ15からの割込発生時にメモリ18に一時
記憶されている記録ヘッド7の記録位置データと第2の
アップダウンカウンタ16のキャリッジ8の現在位置デー
タとを比較し、両データが一致した場合に記録ヘッド7
を選択的に駆動してドット記録を行うように制御する。
このように、キャリッジ8の速度は第1のアップダウ
ンカウンタ14で制御され、記録ヘッド7の記録位置は第
2のアップダウンカウンタ16のカウントデータで表され
る記録ヘッド7の移動量に基づいて制御されるので、従
来よりも高分解能でドット記録が行える。
また、キャリッジ8を移動させるモータとして直流サ
ーボモータ11を用いているので、従来のようなパルスモ
ータを用いる構成に比べてキャリッジ8を少ない消費電
力で高速に移動させることができ、高速記録が実現でき
る。
なお、速度制御の分解能はエンコーダ13の出力パルス
数を増減させることにより設定でき、記録分解能はリロ
ードカウンタ15の設定データを増減させることにより任
意に設定できる。
また、上記実施例では記録ヘッド7としてワイヤドッ
トヘッドを用いる例を示したが、サーマルヘッドやイン
クジェットヘッドなどであってもよい。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、分解能の高い
ドット記録が得られる比較的小形で消費電力の少ないド
ットレコーダが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来の装置の一例を示すブロック図、第3図は第2図の
モータを駆動するパルスの説明図である。 4……I/Oポート、7……記録ヘッド、8……キャリッ
ジ、……記録ヘッドドライバ、10……基準位置検出器、
11……直流サーボモータ、12……モータドライバ、13…
…エンコーダ、14……第1アップダウンカウンタ、15…
…リロードカウンタ、16……第2アップダウンカウン
タ、17……タイマ、18……メモリ、19……マイクロプロ
セッサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドット記録を行う記録ヘッドと、 この記録ヘッドを選択的に駆動する記録ヘッドドライバ
    と、 前記記録ヘッドが搭載されたキャリッジをラスタスキャ
    ンさせる直流サーボモータと、 この直流サーボモータの回転角度に対応したパルスを出
    力するエンコーダと、 前記直流サーボモータを駆動するモータドライバと、 このエンコーダから出力されるパルスをカウントする第
    1のアップダウンカウンタと、 前記エンコーダから出力されるパルスをカウントし、一
    定数をカウントする毎にマイクロプロセッサに割込をか
    けるリロードカウンタと、 このリロードカウンタによるマイクロプロセッサへの割
    込回数をカウントする第2のアップダウンカウンタと、 一定時間毎にマイクロプロセッサに割込をかけるタイマ
    と、 ドット記録すべき記録位置データおよびキャリッジの現
    在位置データを一時記憶するメモリと、 キャリッジが基準位置に到達したことを検出してマイク
    ロプロセッサに割込をかける基準位置検出器と、 前記タイマによる割込毎に前記第1のアップダウンカウ
    ンタのカウントデータを読み取ってキャリッジの現在位
    置データとして前記メモリに一時記憶させるとともに前
    回の割込時に一時記憶されたカウントデータとの差から
    キャリッジの移動速度を求めて各位置に応じた速度にな
    るように前記モータドライバに速度制御信号を出力し、
    前記第2のアップダウンカウンタのカウントデータから
    キャリッジの現在位置を求めて前記メモリに一時記憶さ
    れている記録位置データと一致した時点で前記記録ヘッ
    ドドライバに記録制御信号を出力するマイクロプロセッ
    サ、 を設けたことを特徴とするドットレコーダ。
JP27220489A 1989-10-19 1989-10-19 ドットレコーダ Expired - Lifetime JP2600398B2 (ja)

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JPH03134516A JPH03134516A (ja) 1991-06-07
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