JPH05187894A - ペン書き記録計のペン制御装置 - Google Patents

ペン書き記録計のペン制御装置

Info

Publication number
JPH05187894A
JPH05187894A JP2457092A JP2457092A JPH05187894A JP H05187894 A JPH05187894 A JP H05187894A JP 2457092 A JP2457092 A JP 2457092A JP 2457092 A JP2457092 A JP 2457092A JP H05187894 A JPH05187894 A JP H05187894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
drive
stepping motor
driving
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2457092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3136184B2 (ja
Inventor
Hideo Sawada
秀雄 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2457092A priority Critical patent/JP3136184B2/ja
Publication of JPH05187894A publication Critical patent/JPH05187894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3136184B2 publication Critical patent/JP3136184B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Measured Values (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音や脱調を招くことなく、ステッピングモ
ータをペン移動用のサーボ機構に用いるようにする。 【構成】 メモリ30に、ペン7の目標位置までのパル
ス数とステッピングモータ50の駆動周波数(PPS)
の現在値に対応して、駆動周期の間にとるべきモータの
駆動PPS値が記憶されている。CPU21で、ポテン
ショメータ40からのペン現在位置と計測信号に基づく
目標位置との偏差がパルス数として演算される。このパ
ルス数に基づいてメモリ30から駆動データが引き出さ
れ、そのPPS値が分周器42に書き込まれる。カウン
タ43に書き込まれた目標位置までのステップ数が0に
なるまで、駆動周期毎に分周器42からセットされたP
PSで駆動パルスがモータへ出力される。メモリ30の
駆動データは駆動限界を考慮して設定されるから、共振
や脱調が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録紙上に計測信号入力
に追従した波形をペンで記録するペン書き記録計のペン
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種ペン書き記録計のペンの駆動
制御には、DCあるいはACサーボモータによるサーボ
機構が多く用いられている。ただサーボモータは比較的
高価であることと、駆動回路も複雑であることから、近
時プリンタやプロッタに用いられるステッピングモータ
の利用が試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステッ
ピングモータはプリンタやプロッタのように定速で動作
する位置制御には使い易いが、追従制御が要求されるサ
ーボ制御用として用いたとき、共振周波数での騒音がと
くに大きいことや、そのトルクやイナーシャにより加速
度上の限界を越えると脱調する恐れがあり、これらを避
けながら精度良く追従駆動するにはモーター駆動回路の
CPUの負担も大きくなるなどの問題があった。したが
って本発明は、上記の騒音や脱調を招くことなく、ステ
ッピングモータをサーボ機構に用いるようにしたペン書
き記録計のペン制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため請求項1に記載
の発明は、図1に示されるように、ペンに連結されたス
テッピングモータ5と、計測信号入力手段1と、前記ペ
ンの現在位置を検出するペン位置検出手段6と、計測信
号に対応する目標位置とペンの現在位置との偏差に対応
する前記ステッピングモータ5における目標ステップ数
を演算する目標ステップ数演算手段2と、所定の駆動周
期で前記ステッピングモータ5を駆動する駆動制御手段
4と、前記ステッピングモータの目標ステップ数と駆動
周波数の現在値とに対応して前記駆動周期内での駆動周
波数が予め設定記憶されたメモリ3とを備え、前記駆動
制御手段4は前記目標ステップ数と現在の駆動周波数に
基づいて前記メモリ3から引き出した駆動周波数により
前記ステッピングモータ5を駆動するものとした。
【0005】また請求項2に記載の発明は、メモリにさ
らに駆動周期内での駆動電圧値が予め記憶され、駆動制
御手段が目標ステップ数と現在の駆動周波数に基づいて
メモリから引き出した駆動周波数および駆動電圧値によ
りステッピングモータを駆動するようにした。
【0006】
【作用】請求項1に記載の発明では、目標ステップ数と
現在の駆動周波数に基づいて、メモリから予め設定され
ている駆動周期内での駆動周波数を引き出してステッピ
ングモータを駆動するから、共振や脱調を起こすことな
く、制御処理が迅速に行なわれる。また、請求項2のも
のでは、さらに駆動電圧値をメモリに記憶させてあるか
ら、騒音や追従性を考慮した最適な電圧でステッピング
モータを駆動することができる。
【0007】
【実施例】図2は本発明の実施例の構成を示す。アナロ
グの計測信号が100mSECの駆動周期でA/D変換
器11を介してCPU21に入力される。CPU21に
は予め設定された駆動データが記憶されているメモリ3
0が接続しているとともに、さらにペン7位置を検出す
るポテンショメータ40からのフィードバック信号が入
力される。CPU21には分周器42とカウンタ43が
接続され、分周器42の出力がペン移動用ステッピング
モータ50のドライバ45に入力している。なお、ドラ
イバ45の正転/逆転入力は、外部I/Oポートから設
定されるようになっている。ここで分周器42にはイン
テル製82C54がモード1(レートジェネレータモー
ド)で用いられ、そのクロック入力には614.4KH
zが供給される。カウンタ43には82C54がモード
0(カウント終了時での割り込みモード)で用いられて
いる。また、ドライバ45には東芝製TD62803を
使用することができる。
【0008】分周器42の出力は、さらにNAND回路
47を介してカウンタ43に入力している。NAND回
路47には、他方の入力としてCPU21からのスター
ト信号が入力する。カウンタ43の出力は、インバータ
48を介して分周器42のゲートに接続されている。分
周器42には、CPU21によってメモリ30から引き
出された駆動データが書き込まれ、カウンタ43には目
標ステップ数が書き込まれるようになっている。
【0009】駆動データは図3に示されるように、ペン
7の現在位置から目標位置までのパルス数とステッピン
グモータ50の駆動周波数(PPS)の現在値とから、
駆動周期の間にとるべきモータの駆動PPS値がメモリ
30に記憶されている。この例では、駆動周波数最大値
を400PPS、その最大変化幅を300PPSとした
場合を示す。このようにこれらのデータは、ステッピン
グモータ50の駆動限界を基に、共振周波数となるのを
避け、また加速度(PPS/S)が過大とならないよう
に予め計算して設定される。またこの際、割り込み周期
に対してパルスの端数が発生しないように分周器42に
おける分周値を設定するのが望ましい。
【0010】以上のように構成された実施例装置におい
ては、駆動周期毎に、計測信号がA/D変換器11でデ
ィジタル値に変換され、CPU21に読み込まれる。C
PU21では、ポテンショメータ40からのフィードバ
ック信号によるペン7の現在位置と、A/D変換された
計測信号に基づいて計算された目標位置との偏差がパル
ス数として演算される。この目標位置までのパルス数に
基づいてメモリ30から駆動データが引き出され、駆動
データの内のPPS値が分周器42に書き込まれ、目標
ステップ数が設定値としてカウンタ43に書き込まれ
る。
【0011】駆動データが書き込まれるとカウンタ43
の出力がLOWになり、分周器42のゲートが開かれ分
周動作が開始される。この分周出力が出る際にCPU2
1から分周出力と同方向のスタートパルスがNAND回
路47に送られ、カウントに加えられる。スタートパル
スは、これがないとステッピングモータ50がカウンタ
43の設定値よりも1ステップ多く回転することになる
ため挿入されるものである。これによりステップモータ
50はカウンタ43に書き込まれた設定値(目標値)に
合致するステップ数だけ回転することになる。カウンタ
43が設定値に達すると、その出力がHIGHになり分
周器42のゲートが閉じられてドライバ45へのパルス
出力が停止され、ステップモータ50の回転が止まる。
設定値に達する前に駆動周期が終了した場合には、次の
割り込み周期で目標位置までの新たな設定値がカウンタ
43に書き込まれ、上記の流れを繰り返しながら、計測
信号に対応する目標位置に向け制御駆動される。
【0012】この実施例によれば、モータの駆動限界内
で設定された駆動周波数でステッピングモータ50が制
御駆動されるから、高価なサーボモータに代えて安価な
ステッピングモータを使用して、脱調の発生なく、ペン
の円滑なサーボ制御が確保されるという効果がある。ま
たモータの駆動回路もより簡単なものとなる利点があ
る。さらに、駆動データを得るのに、駆動周期の都度駆
動限界を演算から求める必要がなく、単にメモリから引
き出すだけで済むからCPUの負荷も小さく、処理速度
が高められるという効果を有する。
【0013】なお、上記実施例ではA/D変換と駆動デ
ータ書き込み〜ステッピングモータ駆動とが同一の駆動
周期で同期して行なわれる例を示したが、これに限定さ
れず、駆動データ書き込み周期をA/D変換周期の分数
値あるいは倍数値とした一定周期の割り込み処理とする
こともできる。
【0014】次に図4は第2の実施例を示し、前実施例
の構成に加え、ペン移動用ステッピングモータ50にさ
らにパワー制御回路46が接続されたものである。ステ
ッピングモータは低速回転時のトルクが大きく、高速回
転時にはこの逆となるが、高速追従性のためには高速回
転時のトルクが大きいことが望ましく、また低速時必要
以上のトルクは騒音の原因となる。
【0015】このため、CPU21’に接続されたメモ
リ30’には、ペン7の現在位置から目標位置までのパ
ルス数とステッピングモータ50の駆動周波数(PP
S)の現在値とに対して、モータの駆動PPS値に加え
て、ステッピングモータ50の駆動電圧値が一緒に設定
され記憶される。CPU21’は駆動周期毎にこの駆動
電圧値をパワー制御回路46に指令として送り、ステッ
ピングモータ50は高PPS時に高い駆動電圧で駆動さ
れる。これにより、ステッピングモータ50の駆動周波
数に合わせ最適な駆動電圧が設定されるから、高速追従
性や低速時の騒音がより一層改善されるという効果があ
る。
【0016】
【発明の効果】以上のとおり、本発明はペン移動用のス
テッピングモータの目標ステップ数と駆動周波数の現在
値とに対応して駆動周期内での駆動周波数の駆動データ
が予め設定記憶されたメモリを備え、これを引き出して
ステッピングモータを制御駆動するようにしたから、ス
テッピングモータを使用しても脱調の発生なく、ペンの
円滑なサーボ制御が行なわれる。また、安価なステッピ
ングモータが使えるうえに、駆動回路もサーボモータに
比べより簡単なものとなる。さらに、制御駆動手段では
駆動データをメモリから引き出すだけで済むから、駆動
限界を駆動周期毎に演算で求めるなどの必要がなく、負
担が軽くなり処理速度も向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】発明の実施例を示す図である。
【図3】メモリに記憶される駆動データの例を示す図で
ある。
【図4】他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 計測信号入力手段 2 目標ステップ数演算手段 3 メモリ 4 駆動制御手段 5 ステッピングモータ 6 ペン位置検出手段 11 A/D変換器 21、21’ CPU 30、30’ メモリ 42 分周器 43 カウンタ 45 ドライバ 46 パワー制御回路 47 NAND回路 48 インバータ 50 ステッピングモータ 60 ポテンショメータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペンに連結されたステッピングモータ
    と、計測信号入力手段と、前記ペンの現在位置を検出す
    るペン位置検出手段と、計測信号に対応する目標位置と
    ペンの現在位置との偏差に対応する前記ステッピングモ
    ータにおける目標ステップ数を演算する目標ステップ数
    演算手段と、所定の駆動周期で前記ステッピングモータ
    を駆動する駆動制御手段と、前記ステッピングモータの
    目標ステップ数と駆動周波数の現在値とに対応して前記
    駆動周期内での駆動周波数が予め設定記憶されたメモリ
    とを備え、前記駆動制御手段は前記目標ステップ数と現
    在の駆動周波数に基づいて前記メモリから引き出した駆
    動周波数により前記ステッピングモータを駆動すること
    を特徴とするペン書き記録計のペン制御装置。
  2. 【請求項2】 ペンに連結されたステッピングモータ
    と、計測信号入力手段と、前記ペンの現在位置を検出す
    るペン位置検出手段と、計測信号に対応する目標位置と
    ペンの現在位置との偏差に対応する前記ステッピングモ
    ータにおける目標ステップ数を演算する目標ステップ数
    演算手段と、所定の駆動周期で前記ステッピングモータ
    を駆動する駆動制御手段と、前記ステッピングモータの
    目標ステップ数と駆動周波数の現在値とに対応して前記
    駆動周期内での駆動周波数および駆動電圧値が予め設定
    記憶されたメモリとを備え、前記駆動制御手段は前記目
    標ステップ数と現在の駆動周波数に基づいて前記メモリ
    から引き出した駆動周波数および駆動電圧値により前記
    ステッピングモータを駆動することを特徴とするペン書
    き記録計のペン制御装置。
JP2457092A 1992-01-14 1992-01-14 ペン書き記録計のペン制御装置 Expired - Fee Related JP3136184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2457092A JP3136184B2 (ja) 1992-01-14 1992-01-14 ペン書き記録計のペン制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2457092A JP3136184B2 (ja) 1992-01-14 1992-01-14 ペン書き記録計のペン制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05187894A true JPH05187894A (ja) 1993-07-27
JP3136184B2 JP3136184B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=12141825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2457092A Expired - Fee Related JP3136184B2 (ja) 1992-01-14 1992-01-14 ペン書き記録計のペン制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3136184B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129597A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Konica Minolta Photo Imaging Inc 駆動方法、駆動機構及び撮像装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129597A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Konica Minolta Photo Imaging Inc 駆動方法、駆動機構及び撮像装置
JP4736399B2 (ja) * 2004-10-28 2011-07-27 コニカミノルタオプト株式会社 駆動機構及び撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3136184B2 (ja) 2001-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0022457B1 (en) Method of, and circuit for, controlling the detenting of multiphase stepper motors
US4851755A (en) Low power stepper motor drive system and method
JPS62140863A (ja) プリント・ヘツド制御システム
JPH07102722B2 (ja) 印刷ヘッド・モータ制御システム
US4477757A (en) Phase commutator for closed loop control of a stepping motor
JPS585600B2 (ja) ステツプモ−タの速度制御方法及び装置
US5327059A (en) Tape drive capstan motor servo system with static friction compensation
JPH05187894A (ja) ペン書き記録計のペン制御装置
JP2948830B2 (ja) スピンドルモータの制御方法
EP0099977B1 (en) Digital servo system for motor control
JPS6129003B2 (ja)
JPS62100196A (ja) ステツピングモ−タ駆動回路
JP2674407B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS60120080A (ja) キャリッジ駆動制御装置
JP2600398B2 (ja) ドットレコーダ
JPH07163173A (ja) 回転体の回転制御回路
JP2803416B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6156713B2 (ja)
JPH01283098A (ja) ステッピングモータ制御回路
SU970614A1 (ru) Способ управлени электроприводом посто нного тока
JPS6380782A (ja) モ−タ駆動制御装置
JPH0343869B2 (ja)
JPH01298566A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0556679A (ja) サーボモータ制御装置
JPS6025272B2 (ja) 印字方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001114

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees