JPH01283098A - ステッピングモータ制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はステッピングモータ制御回路に関する。

［従来の技術］ 従来、この種の制御回路は、例えばプリンタにおけるキ
ャリッジ駆動用のステッピングモータに適用され、その
回路構成は第３図に示される。

第３図において、１は電源、３はステッピングモータの
巻線、５は逆起電力を吸収するためのツェナーダイオー
ド、６はフライバックダイオード、７は巻線駆動用トラ
ンジスタ、７肩ま巻線３の各々に対応したモータ駆動パ
ルス入力端子である。この構成により駆動パルス入力端
子７八に駆動パルスが印加されると、この印加に応じて
巻線３に電流が流れステッピングモータが駆動される。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述した従来制御回路では以下に示すよ
うな問題点があった。すなわち、−１ｆｆＱにプリンタ
における記録のためのキャリッジ動作は、キャリッジを
加速して定速状態とし、この定速状態にて記録を行い、
記録終了後減速して停止するものである。しかし、記録
を行う定速時の速度が実際には、一定速度になっていな
いために、すなわち速度が若干変動しているために記録
がずれてしまい、記録０画像の品位が低下してしまうと
いう問題点があった。

本発明は上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは速度変動の無い定速駆動
が可能なステッピングモータ制御回路を提供することに
ある。

［課題を解決するための手段］ そのために、本発明ではステッピグモータの速度を検出
する速度検出手段と、ステッピングモータ駆動のための
駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、速度検出手段
が検出する速度と、！１ｖ勅信分光生手段が発生する駆
動信号とを比較する比較手段と、比較手段の比較結果に
応じてステッピングモータの駆動電流を制御する電流制
御手段とを具えたことを特徴とする。

［作　用］ 以上の構成によれば、ステッピングモータの実際の速度
と、ステッピングモータを駆動して得ようとする速度と
が比較され、これら速度を一致させようとする制御がな
される。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すステッピングモータ制
御回路の構成を示す回路図であり、第３図に示したのと
同様の要素には同一の符号を付してその説明は省略する
。

第１図において、２はモータ巻線３への電力の供給を０
Ｎ１０ＦＦするための電流制御用トランジスタ、４はフ
ライホイールダイオードである。９は後述される２つの
人力を比較し、比較に応じた信号を電流制御用トランジ
スタ２へ出力する才へアンプ、１０はステッピングモー
タの回転速度を検出し、その値をオペアンプ９へ入力す
るＤＣタコジェネレータ、１１はモータ駆動パルスとモ
ータ回転情報信号を入力とするアンド回路、１２はクロ
ックパルスＩＢを計数するカウンタ、１３はカウンタ１
２の値をラッチするラッチ回路、１４はラッチ回路１３
がラッチした値に対して所定の電圧値を出力する変換器
、１５はモータ定速時にＨ”　レベルとなるモータ回転
情報信号、１７および１８はモータ駆動パルス入力端子
である。

ところで、ステッピングモータの回転軸には、ＤＣタコ
ジェネレータ１０が取り付けられており、モータが回転
し始めると、その出力電圧は上昇し、定速状態になると
一定の値となる。さらに減速すると出力電力は低下し、
また停止するとゼロになる。しかし、前述したようにス
テッピングモータは実際には、完全な定速とならないた
めにその出力波形は一定値とはならない。

このため本実施例では、第１図に示した回路構成によっ
て、第２図の信号タイミングチャートに示すような制御
を行う、すなわち、ステッピングモータの定速駆動を行
おうとする場合、図中Ａに示すようにモータ回転情報信
号１５をＨレベルとする。このとき、モータ回転情報信
号１５のＨレベルである期間と図中ＢまたはＣに示ずよ
うにモータ駆動パルス信号がＨレベルである期間とのア
ンド回路１１の出力信号がカウンタ１２に人力される。

カウンタ１２では、図中矢印りで示すアンド回路１１出
力の立ち上がりでカウントを開始し、図中矢印Ｅで示す
アンド回路１１出力の立ち下がりでカウントを終了する
と同時にその立ち下がりでカウント１２の値をラッチ回
路１３にラッチし、変換器１４に人力する。変換器１４
では、ラッチした値に応じて所定の関係に基づいた電圧
値を出力する。すなわち、図中Ｂに示すようにモータ駆
動パルス信号が長ければ、すなわち速度が遅ければ図中
Ｆに示すように低く、図中Ｃに示すように短ければ、す
なわち速度が速ければ、図中Ｇのように高い電圧を出力
する。

この出力はオペアンプ９に入力され、ステッピングモー
タの実際の速度であるＤＣタコジェネレータＩＯの出力
電圧と比較され、ＤＣタコジェネレータ１０の電圧の方
が変換器１４の出力より高ければ実際の速度が駆動パル
ス信号よりも速いということとなり、これに応じたオペ
アンプ９の出力によフて電流制御トランジスタ２をオフ
とし、巻線３に流す電流を減少させることによって速度
を遅らせる。また、逆にＤＣタコジェネレータ１０の電
圧が変換器１４の出力より低ければ速度が遅いというこ
とになり、電流制御トランジスタ２をオンすることによ
って電流を増し、速度を増加させることができる。

このような構成の回路を用いることにより、ステッピン
グモータを駆動して得ようとする速度に一致するよう自
動的にモータの駆動電流が制御される。また、モータ速
度を変化させても、変化した速度に一致するように電流
が制御される。

この結果、定速駆動中の速度が変動しても、タコジェネ
レータによって検出された実際の速度を、得ようとする
速度の値に一致させるような構成となっているので、キ
ャリッジの定速時における速度は安定し、記録品位の低
下を防止できるという効果が得られた。

［発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明によればステッ
ピングモータの実際の速度と、ステッピングモータを駆
動して得ようとする速度とが比較され、これら速度を一
致させようとする制御がなされる。

この結果、例えば上記ステッピングモータを記録装置に
おけるキャリッジモータとして用いた場合、キャリッジ
の速度変動による記録ずれが防止され、記録画像が高品
位に保たれるという効果が得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すステッピングモータ制
御回路の回路ブロック図、 第２図は第１図に示した回路における各信号のタイミン
グチャート、 第３図は従来のステッピングモータ制御回路の回路ブロ
ック図である。 ９・・・オペアンプ、 １０・・・タコジェネレータ、 １１・・・アンンド回路、 １２・・・カウンタ、 １３・・・ラッチ回路、 １４・・・変換器、 １５・・・モータ回転情報信号。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　ステッピグモータの速度を検出する速度検出手段
   と、 前記ステッピングモータ駆動のための駆動信号を発生す
   る駆動信号発生手段と、 前記速度検出手段が検出する速度と、前記駆動信号発生
   手段が発生する駆動信号とを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に応じて前記ステッピングモータ
   の駆動電流を制御する電流制御手段とを具えたことを特
   徴とするステッピングモータ制御回路。