JPH0248106B2 - Reezaayoheibaninsatsuhan - Google Patents

Reezaayoheibaninsatsuhan

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JPH0248106B2
JPH0248106B2 JP3697084A JP3697084A JPH0248106B2 JP H0248106 B2 JPH0248106 B2 JP H0248106B2 JP 3697084 A JP3697084 A JP 3697084A JP 3697084 A JP3697084 A JP 3697084A JP H0248106 B2 JPH0248106 B2 JP H0248106B2
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Masahiko Saikawa
Eiji Kaneda
Kazuchika Endo
Akira Tanaka
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/06Silver salts
    • G03F7/07Silver salts used for diffusion transfer

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はレーザー光走査露光方式、特に514.5n
m、488.0nm、および476.5nmに主たる発光波長
のピークを有するアルゴンレーザー光を光源とす
る走査露光方式によつて製版されるのに適した銀
錯塩拡散転写法を利用する平版印刷版に関する。 近年、画像を迅速に伝達、記録する手段として
レーザー光を使用したシステムがさまざまな分野
で使われている。すなわち新聞印刷を例にとれ
ば、文字原稿の印刷組版を迅速に行なうための高
速写真植字システム、写真原稿の網点分解用の電
子網分解機、またそれらの画像情報を迅速に遠隔
地に伝達するためのフアクシミリシステム等が知
られており、それらのシステムの仕様や目的に応
じて、リスフイルム、フアクシミリフイルム、写
植フイルム、写植印画紙等が使用されている。 グラフイツク・アーツの分野においてもレーザ
ースキヤナーを用いる色分解がその分解品質の優
秀さと迅速さとによつてカラー印刷の主流を占め
るようになつてきており、各種のスキヤナーフイ
ルムスキヤナーペーパー等が使用されている。 上に述べた様な各種レーザー用感光材料として
従来から知られている感光材料は、その大部分が
PS版等の印刷版を作成するための前工程におい
て、版下材料として使用されており、印刷版への
焼きつけ工程が省力化と製版時間の短縮化を遅ら
せているのが現状である。 上述した様なシステムにおいて版下材料を前工
程として介することなくレーザー光を用いて直接
印刷版を作成すること、すなわちダイレクト製版
によつて製版工程の省力化、省資源化、製版時間
の短縮化、製版コストの低減など多くのメリツト
が得られる。 レーザー光、とくにアルコンレーザー光を光源
としダイレクト製版により印刷版を作成するシス
テムとしてエルフアゾール(Elfazol)システム、
エオコム(Eocom)システム等が知られている。
(例えば、画像電子学会誌、79〜92(1980))こ
れらのシステムはアルゴンレーザー光の紫外光
(363.8及び351.1nm)または可視光(460〜515n
m)を光源とし電子写真方式を用いて製版される
が、いずれもその解像力が100線/インチ程度で
あるため、漢字等の画数の多い文字や高解像力を
必要とする写真原稿を網点分解するには十分なも
のとは言えないものである。また感度についても
レーザー用リスフイルム等と比較してかなり低い
レベルであるため比較的高出力のレーザー光を光
源として用いる必要がある。アルゴンレーザー光
を光源として用いる高感度、高コントラストで高
耐刷力の性能を有する印刷版は依然として実用化
されていないのが現状である。 上記の目的を可能にする方法として銀錯塩拡散
転写法を利用した平版印刷版を用いる方法が考え
られる。銀錯塩拡散転写法によつて得られる転写
銀画像に直ちにインキ受理性として利用すること
ができる平版印刷版は既に特公昭48−30562、特
開昭53−21602、同昭54−103104、同昭56−9750
等に記載され、よく知られている。 係る平版印刷版の製版法に適した銀錯塩拡散転
写法の代表的な実施法によれば、支持体およびそ
の上にハレーシヨン防止をかねた下引層、ハロゲ
ン化銀乳剤層、物理現像核層からなる感光材料を
画像露光し現像処理を行うと潜像が形成されてい
るハロゲン化銀は乳剤層中で黒化銀となる。同時
に潜像が形成されていないハロゲン化銀は現像処
理液中に含まれるハロゲン化銀錯化剤の作用で溶
解し、感光材料の表面に拡散してくる。 溶解し拡散してきた銀錯塩が表面層の物理現像
核の上に現像主薬の還元作用によつて銀画像とし
て析出する。得られた銀画像のインキ受理性を強
化させるために現像処理に続いて必要ならば感脂
性処理が施された後、オフセツト印刷機にセツト
され印刷物へとインキ画像が転写される。 ここでレーザー光による走査露光方式を用いた
印刷版に要求されるコントラストは通常のレーザ
ー用リスフイルム等の版下レーザー感光材料が修
正可能であるのに対して、それ自身修正不可能で
あり、かつ高耐刷力の秀れた印刷性能を有してい
ることが要求されるために、さらに厳しいものに
なつている点について以下に説明する。 画像電子学会誌、、178〜188(1979)等に記
載されているように感光材料をレーザー光により
走査露光した際に隣接した走査線の重なり部にお
いて多重露光を受けること及びレーザー露光装置
稼動時には消光比が光変調素子単体で得られる消
光比に比べてかなり低下する。 そのため記録中は常にまわり込んだ光にさらさ
れた状態となり記録画像には、これら露光履歴の
相加された結果が現れ履歴の相加特性の差により
小さい網点や細線などの画像再現性に差があるこ
とが知られている。本発明の平版印刷版において
コントラストが低いと露光履歴により画像再現性
が低下するばかりではなく見掛け上画像再現性が
保たれている場合でさえもまわり込んだ光によつ
て物理現像された銀画像の下に表面からは見えな
い黒化銀がわずかでも形成されると、その部分の
物理現像銀の強度が低下し、耐刷力が著しく低下
するばかりではなくインキ乗りむらが生じたり
し、高品質の印刷画像を得ることが出来なくな
る。レーザー走査露光銀錯塩拡散転写印刷版にお
いてコントラストの低下がいかに印刷版として致
命的な品質の低下をもたらすものであるか理解さ
れよう。 アルゴンレーザーを光源とする走査露光方式を
用いる銀錯塩拡散転写平版印刷版として十分に高
感度・高コントラストで高解像力、高シヤープネ
ス、高耐刷力を得るために、アルゴンレーザー光
に適した増感色素として488.0nm付近に高い分光
感度を有する一連の増感色素を用いた試験を行な
つた。 その結果、殆んどの増感色素は本発明の平版印
刷版において相反則不軌のために著しいコントラ
ストの低下が起こる結果、解像力、シヤープネ
ス、耐刷力等の点で平版印刷版として十分に実用
に耐えるものとは言えないものであり、本発明に
記載されている増感色素によつてのみ相反則不軌
によつてコントラストが低下することなく高解像
力・高シヤープネス、高耐刷力等の平版印刷版と
して優れた性能が得られることが分かつた。 後述する比較色素のいくつかは通常の銀塩感光
材料において高照度相反則不軌防止に秀れた効果
を示すことが特開昭51−106423、同昭51−139323
等において知られているが、これらの増感色素の
殆んどが、本発明の塩化銀を主体としたハロゲン
化銀を用いる銀錯塩拡散転写印刷版においては相
反則不軌のために著しくコントラストを低下させ
ることは全く予想すらできないことであつた。さ
らに銀錯塩拡散転写印刷版における相反則不軌が
増感色素の種類に強く依存し、本発明の増感色素
を用いることによつて係る相反則不軌が著しく改
善されることは驚くべき事である。 本発明の目的は、アルゴンレーザー光を光源と
し、高感度、高コントラスト、高シヤープネス、
高解像力で高耐刷力の特性を長期間安定して有す
ることができダイレクト製版によつて高品質のカ
ラー印刷も簡便に行なうことができ、また新聞印
刷も迅速に行なうことが可能である銀錯塩拡散転
写法を使用する平版印刷版を提供することであ
る。 上記の目的は、当該平版印刷版の塩化銀を少く
とも70モル%含むハロゲン化銀乳化層にスルホア
ニオン若しくはスルホベタイン型のモノメチンシ
アニン色素であつて、少くとも1つのβ−ナフト
チアゾール核を有する増感色素を用いることによ
り達成された。 好ましい増感色素は、次の一般式によつて表わ
される。 一般式 式中、Z1は5位又は6位に置換基として例えば
アルキル基(例えば、メチル、エチル等)、アル
コキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ等)、ア
リール基(例えばフエニル、P−メトキシフエニ
ル等)、シアノ基、チエニル基、ハロゲン等を有
しているベンゾチアゾール核、ベンゾセレナゾー
ル核を完成するのに必要な原子群を表わし、Z2
β−ナフトチアゾール核を完成するに必要な原子
群を表わす。R1及びR2はアルキル基又はスルホ
アルキル基であり、R1及びR2の少くとも1つは
スルホアルキル基であることを表わす。 Xは水素、アルカリ金属、アンモニウム等のカ
チオンを表わす。mは1又は0を表わす。 次に本発明に使用される代表的な増感色素を例
示する。 比較に用いた色素を下記に示している。 本発明に用いられる増感色素は、当業者に公知
の方法で合成することができる。ハロゲン化銀乳
剤に添加する時期は、乳剤の塗布するまでの任意
の時期であることができる。添加量は、広範囲に
変化することができるが、良好な結果は、ハロゲ
ン化銀1モル当り1×10-5〜1×10-2モルの範囲
である。最適添加量は、ハロゲン化銀乳剤の条
件、例えばハロゲン組成、ハロゲン化銀粒子の平
均粒径、晶癖などによつて変化する。 本発明の平版印刷版のハロゲン化銀乳剤は塩化
銀が70モル%以下のハロゲン化銀である。これら
のハロゲン化銀粒子の平均粒径は、好ましくは
0.2〜0.8ミクロンの範囲であるが、これ以外の範
囲でも使用することができる。さらにハロゲン化
銀は全粒子数の90パーセント以上が平均粒径の±
30%以内の粒径を有しているモノデイスパーズド
の乳剤であることが好ましい。また、ハロゲン化
銀は実質的に立方体ないし14面体の粒子が好まし
いがそれ以外の晶癖のハロゲン化銀も使用するこ
とができる。 本発明の平版印刷版のハロゲン化銀乳剤に用い
られる結合剤は、通常ゼラチンであるが、ゼラチ
ンは、その一部をデンプン、アルブミン、アルギ
ン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、
アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポ
リアクリルアミド、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、ポリビニルメチルエーテル−無水マレイ
ン酸共重合体等の親水性高分子結合剤の一種また
は2種以上で置換することもできる。さらにビニ
ル重合体水性分散物(ラテツクス)を用いること
もできる。 ハロゲン化銀乳剤はそれが製造されるとき又は
塗布されるときに種々な方法で増感されることが
できる。例えばチオ硫酸ナトリウム、アルキルチ
オ尿素によつて、または金化合物例えばロダン
金、塩化金によつて、またはこれらの両者の併用
など当該技術分野においてよく知られた方法で化
学的に増感されることが好ましい。また、ハロゲ
ン化銀乳剤を製造する任意の時期に周期律表の第
族に属する金属の化合物、例えばコバルト、ニ
ツケル、ロジウム、パラジウム、イリジウム、白
金などの塩を使用することによつて、特に高感度
で高シヤープネス、高解像力のダイレクト製版用
印刷版にとつて好ましい特性を得ることができ
る。添加量は、ハロゲン化銀1モル当り10-8
10-3モルの範囲である。ハロゲン化銀乳剤層に
は、その他の添加剤、例えば塗布助剤、カブリ防
止剤、マツト剤(保水化剤)、現像主薬など通常
の添加剤を含むことができる。 ハロゲン化銀乳剤層の下側(支持体側)には接
着改良用下引層及び又はハレーシヨン防止等の目
的で下塗層を設けることもでき、この層には現像
剤やマツト剤などを含むことも出来る。 本発明の平版印刷版は、物理現像核を含む受像
層を有している。物理現像核としては、アンチモ
ン、ビスマス、カドミウム、コバルト、パラジウ
ム、ニツケル、銀、鉛、亜鉛などの金属およびそ
れらの硫化物など公知のものが使用しうる。受像
層には、親水性コロイドを含んでいなくてもよ
く、ゼラチン、カルボキシメチルセルロース、ア
ラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシ
エチル澱粉、デキストリン、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリスチレンスルホン酸、ビニルイミ
ダゾールとアクリルアミドの共重合体、ポリビニ
ルアルコール等の親水性コロイドを1平方メート
ル当り、好ましくは0.1グラム以下の量で含むこ
とができる。 受像層中には、吸湿性物質、例えばソルビトー
ル、グリセロールなどの湿潤剤を存在させてもよ
い。さらに、受像層中には、硫酸バリウム、二酸
化チタン、チヤイナクレーおよび銀などのスカミ
ング防止のための顔料、ハイドロキノンの如き現
像主薬およびホルムアルデヒドの如き硬化剤も含
有しうる。 支持体は、例えば紙、フイルム、例えば酢酸セ
ルロースフイルム、ポリビニルアセタールフイル
ム、ポリスチレンフイルム、ポリプロピレンフイ
ルム、ポリエチレンテレフタレートフイルム、あ
るいはポリエステル、ポリプロピレンまたはポリ
スチレンフイルム等をポリエチレンフイルムで被
覆した複合フイルム、金属、金属化紙または金
属/紙積層体の支持体であることができる。片面
または両面をα−オレフイン重合体、例えばポリ
エチレンで被覆した紙支持体も有効である。これ
ら支持体には、ハレーシヨン防止染料または顔料
を混入していてもよい。 本発明で使用するDTR処理液には、アルカリ
性物質、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、第三燐酸ナトリウム等、保
恒剤としての亜硫酸塩、ハロゲン化銀溶剤、例え
ばチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、環状イミド、チ
オサリチル酸、アミン等、粘稠剤、例えばヒドロ
キシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、かぶり防止剤、例えば臭化カリウム、1−
フエニル−5−メルカプトテトラゾール、特開昭
47−26201に記載の化合物、現像剤、例えばハイ
ドロキノン、1−フエニル−3−ピラゾリドン、
現像変性剤例えばポリオキシアルキレン化合物、
オニウム化合物等を含むことができる。 銀錯塩拡散転写法を実施するに当つては、例え
ば英国特許第1000115号、第1012476号、第
1017273号、第1042477号等の明細書に記載されて
いる如く、ハロゲン化銀乳剤層および/または受
像層またはそれに隣接する値の水透過性層中に現
像剤を混入することが行われている。従つて、こ
のような材料に於いては、現像段階で使用される
処理液は、現像剤を含まぬ所謂「アルカリ性活性
化液」を使用しうる。 本発明により製造された平版印刷版は、例えば
特公昭48−29723、米国特許第3721539号等明細書
に記載されている如き化合物でインキ受理性に変
換ないしは増強しうる。 印刷方法あるいは使用する不感脂化液、給湿液
などは普通によく知られた方法によることができ
る。 以下に本発明を実施例により説明するが、勿
論、これだけに限定されるものではない。 実施例 下引処理したポリエステルフイルム支持体の片
面に平均粒子サイズ5μのシリカ粒子を含有する
マツト化層を設け、反対側の面にカーボンブラツ
クを含み、写真用ゼラチンに対して20重量%の平
均粒子7μmのシリカ粉末を含むハレーシヨン防
止用下塗層(PH4.0に調整)と、金化合物で化学
増感された後に平均粒径7μmのシリカ粉末を写
真用ゼラチンに対して5重量%の割合で含むスペ
クトル増感された高感度塩化銀乳剤層(PH4.0に
調整)とを設けた。下塗層のゼラチンは3.0g/
m2、乳剤層のゼラチンは1.0g/m2、硝酸銀に換
算したハロゲン化銀1.0g/m2の割合で塗布され
た。この下塗層と乳剤層は硬化剤としてホルマリ
ンをゼラチンに対して5.0mg/gゼラチンの量で
含んでいる。乾燥後40℃で14日間加温した後、こ
の乳剤層の上に、特開昭53−21602の実施例2に
記載の核塗液(ポリマーは、No.3のアクリルアマ
イドとイミダゾールとの共重合体、ハイドロキノ
ンは、0.8g/m2の割合で含む)を塗布、乾燥し、
平版印刷版を製造する。ハロゲン化銀乳剤は、物
理熱成時にハロゲン化銀1モル当り5×10-6モル
の塩化ロジウムを添加したものであり、平均粒径
0.3ミクロンで、平均粒径の±30%の範囲に全粒
子数の90%以上が分布している、実質的に立方体
の結晶であつた。 ハロゲン化銀乳剤に用いる増感色素として下記
第1表に示した色素をハロゲン化銀1モル当り3
×10-4モル添加する以外は、上述の方法と全く同
様にして17種類の平版印刷版を製造した。 得られた17種類の試料を下記に示す2つの方法
で露光した。 露光方法1 感光計(同潤光機株式会社製、感光計型、タ
ングステン光源2666〓)に青緑色光を透過する干
渉フイルター(透過率極大波長488nm半値幅12n
m)を付け中性灰色ウエツジを通して1秒間露光
した。 露光方法2 アルゴンレーザー発振装置(大日本スクリーン
株式会社ダイレクトスキヤナグラフSG−808)を
使用し488.0nmのアルゴンレーザー光を10-7秒間
の閃光露光時間に相当する走査露光を行なつた。 露光後、下記の拡散転写現像液で現像した。 <転写現像液> 水 700ml 水酸化カリウム 20g 無水亜硫酸ナトリウム 50g 2−メルカプト安息香酸 1.5g 2−メチルアミノエタノール 15g 水で1とする。 現像処理後、該原版を2本の絞りローラー間を
通し、余分の現像液を除去し、直ちに下記組成を
有する中和液で25℃、20秒間処理し、絞りローラ
ーで余分の液を除去し、室温で乾燥した。 <中和液> 水 600ml クエン酸 10g クエン酸ナトリウム 35g コロイダルシリカ(20%液) 5ml エチレングリコール 5ml 水を加えて全量を1とする。 2つの露光方法による各平版印刷版の感度とコ
ントラストを第1表に示している。感度は、転写
析出銀を形成しなくなるに要した相対露光量の逆
数で示し、増感色素1を1.0とする相対値で表わ
した。 各平版印刷版の解像力及び耐刷力を第2表に示
している。解像力は露光方法2においてドツトジ
ユネレータ(電子的網点発生機)により、100、
133、150、175および200線/インチの網点を発生
させ、微小網点(5%ドツト)がしつかりと鮮明
に再現できた網点線数によつて評価1(100線/イ
ンチ)〜評価5(200線/インチ)の5段数で表わ
した。
【表】
【表】
【表】 第2表の解像力評価を示している網点線数で製
版した各平版印刷版をオフセツト印刷機に装着し
て下記不感脂化液を版面にくまなく与え、下記給
湿液を用いて印刷を行なつた。 <不感脂化液> 水 600ml イソプロピルアルコール 400ml エチレングリコール 50g 3−メルカプト−4−アセトアミド−5−n−
ヘプチル−1,2,4−トリアゾール 1g <給湿液> O−リン酸 10g 硝酸ニツケル 5g 亜硫酸ナトリウム 5g エチレングリコール 100g コロイダルシリカ(20%液) 28g 水を加えて2とする。 印刷機は、エー・ビー・デイツク350CD(A・
B・Dick社製オフセツト印刷機の商標)を使用
した。地汚れの発生あるいは銀の飛びによつて印
刷が不可となつた枚数による耐刷力を下記の基準
で評価し、第1表の右欄に示している。 1 4000枚以下 2 4000〜6000枚 3 6000〜8000枚 4 8000〜10000枚 5 10000枚以上 本発明の平版印刷版は、微小網点を有している
にも拘らず、高耐刷力であることが判る。また、
本発明の平版印刷版は、長期保存しても特性を損
なわない安定したものであることも確認された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩化銀を少なくとも70モル%含むハロゲン化
    銀乳剤層にスルホアニオン若しくはスルホベタイ
    ン型のモノメチンシアニン色素であつて、少なく
    とも1つのβ−ナフトチアゾール核を有する増感
    色素を用いたアルゴンレーザーを光源とする走査
    露光方式に用いる銀錯塩拡散転写平版印刷版。
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DE69523816T2 (de) * 1994-05-18 2002-08-14 Eastman Kodak Co Blau-sensiblisierende Farbstoffe mit heterozyklischen Substituenten
DE19745886A1 (de) * 1997-10-17 1999-04-22 Agfa Gevaert Ag Farbfotografisches Silberhalogenidmaterial

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